JP2005322873A - 塗布膜形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 膜形成処理のスループットを向上させると共に各被処理基板に処理液を均一に塗布できる塗布膜形成装置を提供する。
【解決手段】 被処理基板Gの表面に処理液Rを塗布し膜を形成する塗布膜形成装置23aにおいて、被処理基板を夫々載置する第一のステージ50、および第二のステージ59と、被処理基板の幅方向に延びるスリット状の吐出口を有する一つの処理液供給ノズル51と、前記供給ノズル51を移動するノズル移動手段86と、前記吐出口からの処理液を回転自在に形成されたローラ52の周面に吐出させ、前記ローラ52を回転させることによって前記吐出口に付着する処理液を均一化処理するプライミング処理手段とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、処理液を被処理基板に塗布し膜を形成する際に、膜形成処理のスループットが向上すると共に、被処理基板に処理液を均一に塗布できる塗布膜形成装置に関する。
例えばLCDの製造においては、被処理基板であるLCD基板に所定の膜を成膜した後、フォトレジスト液を塗布してレジスト膜を形成し、回路パターンに対応してレジスト膜を露光し、これを現像処理するという、いわゆるフォトリソグラフィ技術により回路パターンを形成する。このフォトリソグラフィ技術では、被処理基板であるLCD基板は、主な工程として、洗浄処理→脱水ベーク→アドヒージョン(疎水化)処理→レジスト塗布→プリベーク→露光→現像→ポストベークという一連の処理を経てレジスト層に所定の回路パターンを形成する。
従来、このような処理においては、各処理を行う処理ユニットが、搬送路の両側に処理順を意識した形態で配置されている。そして、各処理ユニットへのLCD基板の搬入出は、搬送路を走行可能な中央搬送装置により行われている。このような処理システムは、基本的にランダムアクセスであるから処理の自由度が極めて高い。
このような処理システムにおいて、LCD基板にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成する方法として、レジスト液を帯状に塗布するレジスト供給ノズルとLCD基板とを、ノズル吐出口の長手方向と直交する方向に相対的に移動させて塗布する方法がある。この場合、レジスト供給ノズルには、基板の幅方向に延びる微小隙間を有するスリット状吐出口が設けられ、このスリット状吐出口から帯状に吐出されるレジスト液を基板の表面全体に供給することによりレジスト膜を形成する。
この方法によれば、基板一辺から他辺にわたってレジスト液を帯状に吐出(供給)するため、レジスト液を無駄にすることなく、角型の基板の全面にレジスト膜を形成することができる。なお、このような塗布膜形成方法を採用した塗布膜形成装置については特許文献1(特開平10−156255)に開示されている。
特開平10−156255号公報(第3頁右欄第5行乃至第4頁左欄第6行、第1図)
ところで前述の塗布膜形成方法による塗布膜形成装置において、単に膜形成処理のスループットを向上させるには、図15に示すように、基板Gを載置するステージ200と、レジスト供給ノズル201と、ノズル201先端に付着するレジスト液の状態を整えるノズル待機部202とからなる装置を2つ設ければよい。このようにすれば、夫々のステージ200において、基板に対する膜形成処理を並行して行うことができる。
しかしながら、この場合、フットプリント並びに装置のコストが増大するという技術的課題があった。
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、フットプリント及び装置のコスト増大を極力抑制しつつ、処理液を被処理基板に塗布し膜形成する際に、膜形成処理のスループットを向上させると共に各被処理基板に処理液を均一に塗布できる塗布膜形成装置を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために、本発明に係る塗布膜形成装置は、被処理基板の表面に処理液を塗布し膜を形成する塗布膜形成装置において、並べて配置され、被処理基板を夫々載置する第一のステージおよび第二のステージと、被処理基板の幅方向に延びるスリット状の吐出口を有する一つの処理液供給ノズルと、前記処理液供給ノズルを移動するノズル移動手段と、前記処理液供給ノズルに対して処理液を供給する処理液供給手段と、前記吐出口からの処理液を回転自在に形成されたローラの周面に吐出させ、前記ローラを回転させることによって前記吐出口に付着する処理液を均一化処理するプライミング処理手段とを備え、前記処理液供給ノズルによって、第一のステージおよび第二のステージに載置された被処理基板の表面に処理液を塗布することに特徴を有する。
このように、2つのステージを並べて配置することにより、夫々のステージに載置される被処理基板に対して効率的に塗布処理を行うことができる。すなわち、一方のステージでの塗布処理中に他方のステージでの搬入出作業を行うことができるため、従来の単一のステージの場合よりも、基板搬入出に要する時間を省くことができ、スループットを向上することができる。
また、前記プライミング処理手段は、前記第一のステージと第二のステージとの間に設置されることが望ましい。
また、前記被処理基板に対する塗布処理の前に、前記ノズル移動手段が、前記処理液供給ノズルの吐出口を前記ローラの周面に近接させ、前記吐出口に付着する処理液を均一化処理することが望ましい。
このように構成することにより、いずれのステージに載置された基板に対しても、処理液供給ノズルの吐出口に付着する処理液の均一化処理後に、すぐに塗布処理を行うことができる。したがって、いずれのステージで処理される基板に対しても、膜厚が均一となる塗布処理を行うことができ、且つスループットを向上することができる。
また、前記プライミング処理手段は、前記ローラの回転を制御するローラ回転制御手段を備え、前記吐出口に付着する処理液を均一化処理する際に、前記ローラ回転制御手段は、該均一化処理後の塗布処理が前記第一のステージまたは前記第二のステージのいずれで行われるかにより前記ローラの回転方向を決定することが望ましい。
このように構成すれば、ノズル先端部において、吐出口を境に、ノズル進行方向と反対側に多く処理液が付着するよう制御することができる。すなわち、ノズル先端部において、吐出口を境に、ノズル進行方向と反対側に多く処理液が付着する状態であれば、塗布開始時において塗布膜の不均一による箒スジ等の発生を抑制することができる。
また、前記プライミング処理手段には、前記処理液供給ノズルの先端の乾燥を抑制する保湿手段が設けられていることが望ましい。
このように保湿手段を設けることにより、待機時においてノズル先端の乾燥を抑制することができる。
また、前記プライミング手段として、第一のプライミング処理手段および第二のプライミング処理手段とを備え、前記第一のプライミング処理手段および第二のプライミング処理手段は、それぞれ前記第一のステージおよび第二のステージの右側または左側に配置されることが望ましい。
また、前記第一のステージに載置される被処理基板に対する塗布処理の前に、前記ノズル移動手段が前記処理液供給ノズルの吐出口を前記ローラの周面に近接させ、前記第一のプライミング処理手段が前記吐出口に付着する処理液を均一化処理し、且つ、前記第二のステージに載置される被処理基板に対する塗布処理の前に、前記ノズル移動手段が前記処理液供給ノズルの吐出口を前記ローラの周面に近接させ、前記第二のプライミング処理手段が前記吐出口に付着する処理液を均一化処理することが望ましい。
このように、2つのステージを並べて配置することにより、夫々のステージに載置される被処理基板に対して効率的に塗布処理を行うことができる。すなわち、一方のステージでの塗布処理中に他方のステージでの搬入出作業を行うことができるため、従来の単一のステージの場合よりも、基板搬入出に要する時間を省くことができ、スループットを向上することができる。
また、各ステージに対応したローラを夫々配置するため、いずれのステージに載置された基板に対しても、処理液供給ノズルの吐出口に付着する処理液の均一化処理後に、すぐに塗布処理を行うことができる。したがって、いずれのステージで処理される基板に対しても、膜厚が均一となる塗布処理を行うことができ、且つスループットを向上することができる。
また、前記第一および第二のプライミング手段は、前記ローラの回転を制御するローラ回転制御手段を備え、前記第一のプライミング処理手段のローラと、前記第二のプライミング処理手段のローラの回転方向が同一方向であることが望ましい。
このように構成すれば、ノズル先端部において、吐出口を境に、ノズル進行方向と反対側に多く処理液が付着するように制御することができる。すなわち、ノズル先端部において、吐出口を境に、ノズル進行方向と反対側に多く処理液が付着する状態であれば、塗布開始時において塗布膜の不均一による箒スジ等の発生を抑制することができる。
なお、前記第一のプライミング処理手段または前記第二のプライミング処理手段には、前記処理液供給ノズルの先端の乾燥を抑制する保湿手段が設けられていることが望ましい。
このように保湿手段を設けることにより、待機時においてノズル先端の乾燥を抑制することができる。
本発明によれば、フットプリント及び装置のコスト増大を極力抑制しつつ、処理液を被処理基板に塗布し膜形成する際に、膜形成処理のスループットを向上させると共に各被処理基板に処理液を均一に塗布できる塗布膜形成装置を提供することができる。
以下、本発明にかかる第一の実施の形態につき、図に基づいて説明する。図1は、本発明に係る塗布膜形成装置(レジスト塗布装置)を備えるレジスト塗布現像処理装置の全体構成を示す平面図である。
このレジスト塗布現像処理装置100は、被処理基板である複数のLCD基板G(以下、基板Gと呼ぶ)を収容する複数のカセットCを載置するカセットステーション1と、基板Gに処理液であるレジスト液の塗布および現像を含む一連の処理を施すための複数の処理ユニットを備えた処理ステーション2と、露光装置4との間で基板Gの受け渡しを行うためのインタフェイスステーション3とを備えている。
なお、前記処理ステーション2の両端に、前記カセットステーション1およびインタフェイスステーション3が夫々配置されている。また、図1において、レジスト塗布現像処理装置100の長手方向をX方向、平面上においてX方向と直交する方向をY方向とする。
カセットステーション1は、カセットCと処理ステーション2との間で基板Gの搬入出を行うための搬送装置11を備えている。この搬送装置11は搬送アーム11aを有し、カセットCの配列方向であるY方向に沿って設けられた搬送路10上を移動可能であり、搬送アーム11aによってカセットCと処理ステーション2との間で基板Gの搬入出が行われる。
処理ステーション2は、X方向に伸びる基板G搬送用の平行な2列の搬送ラインA、Bを有しており、搬送ラインAに沿ってカセットステーション1側からインタフェイスステーション3に向けてスクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21、第1の熱処理ユニットセクション26、レジスト処理ユニット23および第2の熱処理ユニットセクション27の一部が配列されている。
なお、スクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21の上の一部にはエキシマUV照射ユニット(e−UV)22が設けられている。
また、搬送ラインBに沿ってインタフェイスステーション3側からカセットステーション1に向けて第2の熱処理ユニットセクション27の一部、現像処理ユニット(DEV)24、i線UV照射ユニット(i−UV)25および第3の熱処理ユニット28が配列されている。
また、処理ステーション2では、前記2列の搬送ラインA,Bを構成するように、且つ基本的に処理の順になるように各処理ユニットおよび搬送装置が配置されており、これら搬送ラインA、Bの間には、空間部40が設けられている。そして、この空間部40を往復移動可能にシャトル41が設けられている。このシャトル41は基板Gを保持可能に構成されており、搬送ラインA、Bとの間で基板Gが受け渡し可能となっている。
また、インタフェイスステーション3は、処理ステーション2と露光装置4との間での間で基板Gの搬入出を行う搬送装置42と、バッファカセットを配置するバッファステージ(BUF)43と、冷却機能を備えた基板受け渡し部であるエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)44とを有しており、タイトラ(TITLER)と周辺露光装置(EE)とが上下に積層された外部装置ブロック45が搬送装置42に隣接して設けられている。なお、搬送装置42は搬送アーム42aを備え、この搬送アーム42aにより処理ステーション2と露光装置4との間で基板Gの搬入出が行われる。
このように構成されたレジスト塗布現像装置100においては、まず、カセットステーション1に配置されたカセットC内の基板Gが、搬送装置11により処理ステーション2に搬入された後、先ず、エキシマUV照射ユニット(e―UV)22によるスクラブ前処理、スクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21によるスクラブ洗浄処理が行なわれる。
次いで、基板Gは、第1の熱処理ユニットセクション26に属する熱処理ユニットブロック(TB)31、32に搬入され、一連の熱処理(脱水ベーク処理、疎水化処理等)が行われる。なお、第1の熱処理ユニットセクション26内における基板搬送は搬送装置33により行われる。
その後、基板Gはレジスト塗布処理ユニット23に搬入され、レジスト液の膜形成処理が施される。このレジスト塗布処理ユニット23では、先ずレジスト塗布装置(CT)23aにおいて基板Gにレジスト液が塗布され、次いで減圧乾燥ユニット(VD)23bにおいて減圧乾燥処理がなされる。
なお、このレジスト塗布処理ユニット23は、本発明に係る塗布膜形成装置としてのレジスト塗布装置(CT)23aを含むユニットであり、詳細に後述する。
前記レジスト塗布処理ユニット23でのレジスト成膜処理後、基板Gは、第2の熱処理ユニットセクション27に属する熱処理ユニットブロック(TB)34、35に搬入され、一連の熱処理(プリベーク処理等)が行われる。なお、第2の熱処理ユニットセクション27内における基板搬送は搬送装置36により行われる。
次いで、基板Gは搬送装置36によりインタフェイスステーション3のエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)44へ搬送され、搬送装置42により外部装置ブロック45の周辺露光装置(EE)に搬送される。そこで基板Gに対し、周辺レジスト除去のための露光が行われ、次いで搬送装置42により露光装置4に搬送され、基板G上のレジスト膜が露光されて所定のパターンが形成される。なお、場合によってはバッファステージ(BUF)43上のバッファカセットに基板Gを収容してから露光装置4に搬送される。
露光終了後、基板Gはインタフェイスステーション3の搬送装置42により外部装置ブロック45の上段のタイトラ(TITLER)に搬送されて基板Gに所定の情報が記される。その後、基板Gはエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)44に載置され、そこから再び処理ステーション2に搬送される。そして例えばコロ搬送機構により基板Gが現像処理ユニット(DEV)24へ搬送され、そこで現像処理が施される。
現像処理終了後、基板Gは現像処理ユニット(DEV)24からi線UV照射ユニット(i−UV)25に搬入され、基板Gに対して脱色処理が施される。その後、基板Gは第3の熱処理ユニットセクション28に搬入され、熱処理ユニットブロック(TB)37、38において一連の熱処理(ポストベーク処理等)が施される。なお、第3の熱処理ユニットセクション28内における基板搬送は搬送装置39によって行われる。
そして基板Gは、第3の熱処理ユニットセクション28において所定温度に冷却された後、カセットステーション1の搬送装置11によって所定のカセットCに収容される。
次に、レジスト塗布処理ユニット23について図2および図3に基づき説明する。図2は、レジスト塗布処理ユニット23を構成するレジスト塗布装置(CT)23a、および減圧乾燥ユニット(VD)23bの平面図である。図3は、図2のレジスト塗布処理ユニット23の側面図である。
図示するように、レジスト塗布装置(CT)23aおよび減圧乾燥ユニット(VD)23bは、支持台60の上に処理工程の順序に従い横一列に配置されている。支持台60の両側には一対のガイドレール62が敷設され、このガイドレール62に沿って平行移動する一組または複数組の搬送アーム64により、ユニット間で基板Gを直接やりとりできるようになっている。
減圧乾燥ユニット(VD)23bは、上面が開口しているトレーまたは底浅容器型の下部チャンバ66と、この下部チャンバ66の上面に気密に密着または嵌合可能に構成された蓋状の上部チャンバ67とを有している。下部チャンバ66は略四角形で、中心部には基板Gを水平に載置して支持するためのステージ70が配置され、底面の二箇所には排気口72が設けられている。また、各排気口72に接続された排気管73は真空ポンプ(図示せず)に通じている。そして、下部チャンバ66に前記上部チャンバ67を被せた状態で、両チャンバ内の処理空間を該真空ポンプにより所定の真空度まで減圧できるようになっている。
このように構成された減圧乾燥ユニット(VD)23bにおいては、レジスト塗布装置(CT)23aにおいてレジスト液が塗布された基板Gに対し、加熱に依らない減圧乾燥が施される。すなわち、減圧乾燥にあっては、レジスト中の溶剤が徐々に放出され、加熱して乾燥する場合のような急激な乾燥が生じないため、この減圧乾燥ユニット(VD)23bでは、レジストに悪影響を与えることなくレジストの乾燥が促進される。
更に、レジスト塗布装置(CT)23aについて図2乃至図4に基づき説明する。図4は、レジスト塗布装置(CT)23aの外観を示す斜視図である。図示するように、このレジスト塗布装置(CT)23aは、基板Gを水平に保持するステージ50(第一のステージ)およびステージ59(第二のステージ)と、これらステージの上方に配設されるレジスト供給ノズル(処理液供給ノズル)51と、このレジスト供給ノズル51(以下、ノズル51と呼ぶ)を移動させるノズル移動手段86とを具備している。この構成において、ノズル51をノズル移動手段86によって水平移動することにより、ステージ50、59上の基板G(G1、G2)とノズル51とを相対的に水平移動し得るようになされている。
なお、図3に示すように、前記ステージ50およびステージ59は、昇降可能な吸着機構を有する基板保持部50a、59aを夫々備えており、搬入された基板Gを前記基板保持部50a、59aにより受け取り、保持するようになされている。
また、図4に示すように前記ノズル51は、基板G1、G2の幅方向に延びるスリット状の吐出口51aと、この吐出口51aに連通するレジスト液収容室(図示せず)とを有しており、このレジスト液収容室に接続するレジスト液供給チューブ57を介してレジスト液供給源95(処理液供給手段)が接続されている。
なお、ノズル51の先端部は、図5の拡大断面図に示すように、その短手側から見てテーパ状とされ、ノズル短手方向に沿って吐出口51aの前後には、下端面51bおよび傾斜面51cが夫々形成されている。また、このノズル51は、塗布処理時の進行方向に方向性を有している。すなわち、図5に示すようにノズル進行方向と反対側の下端部51bは、ノズル短手方向の長さが幅広に形成されている。このようにすることによって、吐出されるレジスト液Rが下端部51bの面により基板表面へ押し付けられ、塗布処理が安定するようになされている。
また、図2乃至図4に示すように、ステージ50とステージ59との間には、ノズル待機部55(プライミング処理手段)が設けられる。このノズル待機部55は、待機時にノズル51の先端に付着したレジスト液を均一化する(プライミング処理と呼ぶ)ための回転自在なプライミングローラ52(ローラ)と、このプライミングローラ52を洗浄するためシンナーに浸漬する容器53と、ノズル51先端の乾燥を抑制するための保湿部(保湿手段)54とを備える。
なお、基板への塗布処理前のプライミング処理においては、図6に示すようにプライミングローラ52の周面にノズル51の先端が近接して配置される。そして、吐出口51aからレジスト液Rを吐出する一方で、ローラ回転制御手段65によりプライミングローラ52を回転させ、ノズル51先端に付着したレジスト液Rの均一化処理が行われる。
また、図6に示すように、吐出口51aから吐出されるレジスト液Rはローラ52の回転方向に流される。したがって、プライミング処理後において、ノズル51先端の一方の側には、ローラ52の回転方向に沿って、他方よりも多くのレジスト液が付着した状態となる。なお、塗布処理時においては、吐出口51aを境にレジスト液Rが少なく付着した側が進行方向となるようにノズル51の移動方向が制御される。このようにすることによって、塗布開始時における箒スジ等の発生が抑制され、塗布膜がより均一になるようにされている。
また、図6に示すように、プライミングローラ52の途中には、ワイパ91が設けられている。このワイパ91は、耐薬品性の樹脂から成り、先端がプライミングローラ52の周面に摺接して周面上の不要な前回の回り込みレジスト液やシンナー89を除去できるようにされている。
なお、ワイパ91の先端形状は、このレジスト液除去機能が発揮できるものであれば良く、この例で用いている楔形の断面の他、矩形断面や二股状の断面形状といった任意の形状を採用することができる。
また、このワイパ91は、エアシリンダ90によりプライミングローラ52周面に接触する下位置とプライミングローラ52周面から離れた上位置との間を昇降可能に構成されており、必要に応じて、その位置を変更可能になされている。
また、図4に示すように、吐出口51aの長手方向の両側には、この吐出口51aから吐出されるレジスト液Rの吐出圧を低減する膜厚制御手段80が設けられている。この膜厚制御手段80は、吐出口51aの長手方向の両側に連通する連通路81にそれぞれ接続する吸引管82と、吸引管82に設けられた例えばダイヤフラムポンプのような吸引ポンプ83とで構成されており、吸引ポンプ83の駆動によって吐出口51aの両側の吐出圧が低減されるように構成されている。なお、吸引管82における吸引ポンプ83の吸引側すなわちノズル51側には開閉弁84が介設されている。
続いて、前記構成のレジスト塗布装置(CT)23aの動作態様について説明する。最初に図4に示すように、例えばステージ50に載置された基板G1に対し、レジスト液Rを塗布する場合の動作について説明する。
まず、ノズル51をノズル待機部55に配置する一方、搬送アーム64によって搬送された基板G1をステージ50上に吸着保持する。このとき、ステージ50に設けられた基板保持部50aによって基板G1が吸着される。そして、レジスト液供給源95からレジスト液Rをノズル51内のレジスト液収容室に供給すると共に、ノズル移動手段86によってノズル51をノズル待機部55からステージ50の左側端部上方に移動する。
次いで、ノズル51は、吐出口51aからレジスト液Rを吐出しながら、基板G1上を右方向へ移動する。なお、吐出口51aと基板Gとの距離は、40〜150μmの程度に設置され、好ましくは60μmに設定される。
また、この際、吸引ポンプ83を駆動して吐出口51aの長手方向の両側を吸引することにより、吐出口51aの両側におけるレジスト液Rの吐出圧が減少され、吐出口51aの中央部側の吐出圧と両側の吐出圧がほぼ等しくなった状態、すなわちレジスト液Rの液厚が等しくなった状態で基板G上に帯状に吐出(供給)される。したがって、基板Gとノズル51が相対的に水平移動することによって基板Gの表面にレジスト液Rが帯状に供給され、基板Gの表面全体に均一な膜厚のレジスト膜が形成される。
このようにして、基板G表面にレジスト膜を形成した後、レジスト液Rの供給が停止されると共に、ノズル51を待機位置に移動し、ノズル51の吐出口51aをノズル待機部55内のプライミングローラ52に近接して、次の塗布処理に備える。また、レジスト膜が形成された基板Gは、搬送アーム64によって載置台50から減圧乾燥ユニット(VD)23bに搬送される。
次に、レジスト塗布装置(CT)23aにおいて、複数の基板に対し連続して塗布処理を行う際のノズル51の動作について図7および図8に基づき説明する。図7はノズル51の移動方向を示す模式図である。図8はノズル51の動作制御工程を示すフローである。
まず、ノズル51をノズル待機部55のプライミングローラ52に近接させ、ノズル51先端のプライミング処理を行う(図8のステップS1)。ステージ50上に、未塗布処理状態の基板G1が搬送された場合(図8のステップS2)、ノズル51はステージ50の左側端部上に移動し、基板G1へのレジスト液Rの塗布処理を行う(図8のステップS3)。なお、このとき、図7の矢印に示す方向にノズル51が移動し、塗布処理が行われる。
次いで、ノズル51は、ノズル待機部55に移動し、ノズル51先端のプライミング処理を行う(図8のステップS4)。ステージ59上に、未塗布処理状態の基板G2が搬送された場合(図8のステップS5)、ノズル51はステージ59の右側端部上に移動し、基板G2へのレジスト液Rの塗布処理を行う(図8のステップS6)。なお、このとき、図7の矢印に示す方向にノズル51が移動し、塗布処理が行われる。
次いで、図8のステップS1の処理に戻り、その後、未塗布処理状態の基板が連続して各ステージに搬送された場合には、前記したフローに従い、基板への塗布処理を行う。
また、前記ステップS2あるいはステップS5において、ステージ上に基板が搬送されていない場合には、ノズル51はプライミング処理後に保湿部54に移動し、ノズル51先端が乾燥しない状態で待機する(図8のステップS7)。
なお、前記したようにノズル51は塗布処理時における進行方向に方向性を有している。このため、塗布処理時において、基板G1、G2に対しては、図7の矢印に示すように、同一方向にノズル51が基板上を移動するようにノズル移動手段86によって移動の動作が制御される。
以上説明した第一の実施の形態によれば、2つのステージ50、59を並べて配置することにより、夫々のステージに載置される基板Gに対して効率的に塗布処理を行うことができる。すなわち、一方のステージでの塗布処理中に他方のステージでの搬入出作業を行うことができるため、従来の単一のステージの場合よりも、基板搬入出に要する時間を省くことができ、スループットを向上することができる。
また、2つのステージ50、59間にノズル待機部55を配置するため、いずれのステージに載置された基板Gに対しても、ノズル51へのプライミング処理後に、すぐに塗布処理を行うことができる。このため、いずれのステージに載置された基板Gに対しても、膜厚が均一となる塗布処理を行うことができる。
また、図15に示した、ステージと、ノズルと、ノズル待機部とからなる装置を2つ具備する場合にくらべ、フットプリントを縮小でき、また、装置コストを低減することができる。
さらに、前記実施の形態に示した構成によれば、ステージ50またはステージ59のいずれか一方で搬送アーム64や基板保持部50a、59a等の故障により塗布処理が出来ない状態になっても、図8に示したフローとは別フローを動作させることによって、他方のステージでの塗布処理を行うことができる。すなわち、ステージ50側に故障が生じた場合には、ノズル51先端のプライミング処理および、ステージ59上の未処理の基板G2に対する塗布処理を順に繰り返し行うよう動作させる。一方、ステージ59側に故障が生じた場合には、ノズル51先端のプライミング処理および、ステージ50上の未処理の基板G1に対する塗布処理を順に繰り返し行うよう動作させる。したがって、前記故障によるレジスト塗布現像処理装置100の運転中断を回避することができる。
続いて、図9乃至図11に基づき本発明に係る塗布膜形成装置(レジスト塗布装置)の第二の実施形態について説明する。なお、第二の実施の形態においては、前記した第一の実施の形態と、レジスト塗布装置23aの構成及びその動作制御のみが異なるため、その他の共通する構成については詳細な説明を省略する。
図9は、第二の実施形態におけるレジスト塗布装置を模式的に示す側面図である。図10は、図9のレジスト塗布装置の有するレジスト供給ノズルによる塗布処理を説明するための図である。図11は、図9のレジスト塗布装置の有するレジスト供給ノズルのプライミング処理を説明するための図である。
この第二の実施の形態にあっては、図9に示すように、ノズル51は、ノズル移動手段86による動作制御により、塗布処理時の移動方向をステージ50側あるいはステージ59側に変更可能になされる。
また、図10に示すように、ノズル51の先端部は、吐出口51aを挟んで相対する下端部51bが共に幅広に形成される。このようにすることによって、ノズル51の進行方向が矢印に示す、いずれの方向であっても、吐出されるレジスト液Rが下端部51bの面により基板表面へ押さえつけられ、安定して塗布されるようになされている。
また、図11に示すプライミング処理において、ローラ回転制御手段65は、ローラ52の回転方向を、次の塗布処理がステージ50またはステージ59のいずれで行われるかにより決定する。すなわち、ノズル51先端において、吐出口51aを境に、次の塗布処理におけるノズル進行方向の反対側にレジスト液Rが多く付着するように、ローラ52の回転方向が決められる。
また、図示するように、ノズル51を挟んでローラ52の左右には、ワイパ91が夫々設置され、ローラ52の回転方向によって、いずれかのワイパ91がローラ52の周面に摺接するよう制御される。すなわち、ローラ52の回転方向によって、いずれかのエアシリンダ90が駆動され、ワイパ91の昇降動作が制御される。
このように本発明に係る第二の実施の形態によれば、ステージ50に載置された基板G1あるいはステージ59に載置された基板G2のいずれに対しても、プライミング処理後に直ちに処理する基板方向にノズル51を移動させ、そのまま塗布処理を行うことができる。すなわち、ノズル51の進行方向に方向性を持たせた構成よりもノズル51の移動動作に無駄がないため、よりスループットを向上させることができ、また、ノズル51先端の乾燥を抑制することができる。
したがって、本実施の形態によれば、図9に示すレジスト塗布装置23aの構成とすることにより、前記第一の実施の形態の場合よりも、略同じフットプリントで、よりスループットを向上させる構成とすることができる。
続いて、図12に基づき本発明に係る塗布膜形成装置(レジスト塗布装置)の第三の実施形態について説明する。なお、第三の実施の形態においては、前記した第一の実施の形態と、レジスト塗布装置23aの構成及びその動作制御のみが異なるため、その他の共通する構成については詳細な説明を省略する。
図12は、第三の実施形態におけるレジスト塗布装置を模式的に示す側面図である。図12に示すように、基板G1、G2を夫々載置するステージ50およびステージ59が横並びに配置され、ステージ59とは反対側のステージ50の隣にノズル待機部55(プライミング処理手段)が設置される。
このレジスト塗布装置23aにおいては、ノズル待機部55から移動したノズル51は先ずステージ50上の基板G1を塗布処理し、次いでステージ59上の基板G2を塗布処理して、再びノズル待機部55に戻るようになされる。
このように本発明に係る第三の実施の形態によれば、ステージ50およびステージ59上に夫々載置された基板G1、G2に対し連続して塗布処理を行うことができるため、単位時間当たりの処理枚数を増やすことができる。
ところで、前記第三の実施形態にあっては、基板G1への塗布処理後において、塗布処理中に乾燥固化したレジスト液がスリット状の吐出口周辺に付着する。そのため、その状態で次の基板G2への塗布処理を行うと、吐出口からのレジスト液の吐出が乱れ、基板面に対して均一な塗布処理ができない虞があるという技術的課題があった。
そこで、前記技術的課題を解決する実施形態として、図13に基づき、本発明に係る塗布膜形成装置(レジスト塗布装置)の第四の実施形態について説明する。なお、第四の実施の形態においては、前記した第一の実施の形態と、レジスト塗布装置23aの構成及びその動作制御のみが異なるため、その他の共通する構成については詳細な説明を省略する。
図13は、第四の実施形態におけるレジスト塗布装置を模式的に示す側面図である。図13に示すように、ローラ52(第一のプライミング処理手段)および保湿部54をステージ50の左側に配置し、ローラ63(第二のプライミング処理手段)をステージ59の左側に配置する構成とする。すなわち、ローラ63はステージ52とステージ63との間に配置される。なお、保湿部54はローラ63の隣に配置してもよい。また、図示しないが、ローラ52および保湿部54をステージ50の右側に配置し、ローラ63をステージ59の右側に配置してもよい。また、その場合には、保湿部54をローラ59の隣に配置してもよい。尚、前記ローラ52とローラ63は同一方向に回転する。
このような構成とすれば、先ず、ローラ52によるプライミング処理後にステージ50での基板G1への塗布処理を行い、次いでローラ63によるプライミング処理後にステージ59での基板G2への塗布処理を行うことができる。
このように本発明に係る第四の実施の形態によれば、ステージ50とステージ59にそれぞれ載置された基板G1および基板G2のいずれに対しても、塗布処理前にプライミング処理を行うため、第三の実施形態での技術的課題を解決することができる。
また、第一の実施の形態において図4に示したレジスト塗布装置23aの構成よりもフットプリントおよび装置コストは増大するが、第二の実施形態において図9に示したレジスト塗布装置と同等のスループットを得ることができる。
なお、前記第一乃至第四の実施形態において図1に示した、本発明に係る塗布膜形成装置(レジスト塗布装置)を備えるレジスト塗布現像処理装置の全体構成(レイアウト)は一例であって、それに限定されるものではない。図14に、他の形態の全体構成(レイアウト)を示す。
ここで、図14に示すレジスト塗布現像処理装置101のレイアウトについて簡単に説明する。なお、図1で示した構成と同一のものについては、同じ符号で示し、その詳細な説明は省略する。
レジスト塗布現像処理装置101は、図1のレジスト塗布現像処理装置100と同様に、図のX軸方向に沿って、カセットステーション1と、処理ステーション2と、インタフェイスステーション3とを備える。レジスト塗布現像処理装置101の構成において、図1のレジスト塗布現像処理装置100と明らかに異なるのは、シャトル41、搬送装置33、36、39等を廃し、各処理ユニットにおける基板Gの搬送に、垂直搬送ユニット(S/A)を用いる点である。
この垂直搬送ユニット(S/A)は、基板Gを搬送するための搬送アーム(図示省略)を有し、その搬送アームは、X,Y及びZ軸方向に移動可能とされ、かつ水平方向に回動可能となされている。
この構成の垂直搬送ユニット(S/A)13、14、15、12は、第1の熱処理ユニットセクション26、第2の熱処理ユニットセクション27、第3の熱処理ユニットセクション28、さらには、レジスト塗布処理ユニット23にそれぞれ隣接して配置される。
なお、レジスト塗布処理ユニット23に隣接して配置される垂直搬送ユニット(S/A)14については、ユニット自体が、レジスト塗布装置(CT)23aの長手方向(X方向)に沿って大きく移動可能になされている。すなわち、レジスト塗布装置(CT)23aのステージ50およびステージ59にそれぞれ載置される基板Gに対し、一搬送ユニットで対応可能になされている。
以上の構成におけるレジスト塗布現像処理装置101の処理工程について簡単に説明する。
まず、カセットステーション1に配置されたカセットC内の基板Gが、搬送装置11により処理ステーション2に搬入された後、先ず、エキシマUV照射ユニット(e―UV)22によるスクラブ前処理、スクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21によるスクラブ洗浄処理が行なわれる。
次いで、基板Gは、第1の熱処理ユニットセクション26に属する熱処理ユニットブロック(TB)31、32に搬入され、一連の熱処理(脱水ベーク処理、疎水化処理等)が行われる。なお、第1の熱処理ユニットセクション26内における基板搬送は垂直搬送ユニット(S/A)13により行われる。
その後、基板Gはレジスト塗布処理ユニット23に搬入され、レジスト液の膜形成処理が施される。このレジスト塗布処理ユニット23では、前記第一乃至第四の実施形態で説明したように、レジスト塗布装置(CT)23aにおいて基板Gにレジスト液が塗布され、次いで減圧乾燥ユニット(VD)23bにおいて減圧乾燥処理がなされる。
なお、このレイアウトにおいては、減圧乾燥ユニット(VD)は、2段に構成され、2枚の基板Gに対する並列処理が可能に構成されている(図2、図3の例とはレイアウトが異なる。)。すなわち、レジスト塗布装置(CT)23aにおいて、連続して効率的にレジスト塗布された複数の基板Gに対し並列して減圧乾燥処理することで、スループットを向上するようになされている。
また、レジスト塗布装置(CT)23a及び減圧乾燥ユニット(VD)23bに対する基板Gの搬入、搬出は、すべて垂直搬送ユニット(S/A)14により行われる。
前記レジスト塗布処理ユニット23でのレジスト成膜処理後、基板Gは、第2の熱処理ユニットセクション27に属する熱処理ユニットブロック(TB)33に搬入され、一連の熱処理(プリベーク処理等)が行われる。なお、第2の熱処理ユニットセクション27内における基板搬送は垂直搬送ユニット(S/A)15により行われる。
次いで、基板Gはインタフェイスステーション3における外部装置ブロック45の周辺露光装置(EE)に搬送される。そこで基板Gに対し、周辺レジスト除去のための露光が行われる。次いで、基板Gは垂直搬送ユニット(S/A)と同一の構成を有するインタフェイスユニット(I/F)20により露光装置4に搬送され、基板G上のレジスト膜が露光されて所定のパターンが形成される。なお、場合によっては、バッファステージ(BUF)43上のバッファカセットに基板Gを収容してから露光装置4に搬送される。
露光終了後、基板Gはインタフェイスユニット(I/F)20により外部装置ブロック45の上段のタイトラ(TITLER)に搬送されて基板Gに所定の情報が記される。なお、場合によっては、露光終了後、バッファステージ(BUF)43上のバッファカセットに基板Gを収容してから外部装置ブロック45の上段のタイトラ(TITLER)に搬送される。
その後、基板Gは再び処理ステーション2に搬送され、第2の熱処理ユニットセクション27に属する熱処理ユニットブロック(HP)35において、一連の熱処理(ポストエクスポージャベーク等)が行なわれる。
そして例えばコロ搬送機構により基板Gが現像処理ユニット(DEV)24へ搬送され、そこで現像処理が施される。
現像処理終了後、基板Gは現像処理ユニット(DEV)24からi線UV照射ユニット(i−UV)25に搬入され、基板Gに対して脱色処理が施される。その後、基板Gは第3の熱処理ユニットセクション28に搬入され、熱処理ユニットブロック(TB)37において一連の熱処理(ポストベーク処理等)が施され、熱処理ユニットブロック(TB)38において所定温度に冷却される。なお、第3の熱処理ユニットセクション28内における基板搬送は垂直搬送ユニット(S/A)12によって行われる。
その後、基板Gはコンベア搬送によりカセットステーション1に搬送され、搬送装置11によって所定のカセットCに収容される。
以上説明した、レジスト塗布現像処理装置101の構成においては、図示するように、垂直搬送ユニット(S/A)12の周りに第3の熱処理ユニットセクション28が配置され、垂直搬送ユニット(S/A)13の周りに第1の熱処理ユニットセクション26が配置される。さらに、垂直搬送ユニット(S/A)14の周りにレジスト塗布処理ユニット23が配置され、垂直搬送ユニット(S/A)15の周りに第2の熱処理ユニットセクション27が配置される。
このため、効率的に基板搬送処理を行うことが可能となり、さらには、各熱処理ユニットセクション26、27、28やレジスト塗布処理ユニット23が、一方向に並設されることを回避して、レジスト塗布現像処理装置の小型化を図ることができる。
また、このようにレイアウトされたレジスト塗布現像処理装置101においても、本発明に係る塗布膜形成装置を有効に配置することができる。
なお、前記すべての実施の形態においては、LCD基板にレジスト膜を塗布形成する場合を例としたが、これに限らず処理液を被処理基板上に供給する任意の塗布膜形成装置に適用可能である。本発明における処理液としては、レジスト液以外にも、例えば層間絶縁材料、誘電体材料、配線材料等の液体も可能である。また、本発明における被処理基板は、LCD基板に限らず、半導体ウエハ、CD基板、ガラス基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。
本発明は、LCD基板や半導体ウエハ等に処理液を成膜する塗布膜形成装置に適用でき、半導体製造業界、電子デバイス製造業界等において好適に用いることができる。
図1は、本発明に係る塗布膜形成装置(レジスト塗布装置)を備えるレジスト塗布現像処理装置の全体構成を示す平面図である。 図2は、図1のレジスト塗布現像処理装置が備えるレジスト塗布処理ユニットの第一の実施形態を示す平面図である。 図3は、図2のレジスト塗布処理ユニットの側面図である。 図4は、図2のレジスト塗布処理ユニットを構成するレジスト塗布装置の外観を示す斜視図である。 図5は、図4のレジスト塗布装置が備えるレジスト供給ノズルの先端拡大断面図である。 図6は、図4のレジスト塗布装置が備えるレジスト供給ノズルの吐出口付近のレジスト液均一化処理を説明するための図である。 図7は、図4のレジスト塗布装置が備えるレジスト供給ノズルの移動方向を示す模式図である。 図8は、図4のレジスト塗布装置が備えるレジスト供給ノズルの動作制御工程を示すフローである。 図9は、本発明に係る塗布膜形成装置(レジスト塗布装置)の第二の実施形態を模式的に示す側面図である。 図10は、図9のレジスト塗布装置の有するレジスト供給ノズルによる塗布処理を説明するための図である。 図11は、図9のレジスト塗布装置の有するレジスト供給ノズルのプライミング処理を説明するための図である。 図12は、本発明に係る塗布膜形成装置(レジスト塗布装置)の第三の実施形態を模式的に示す側面図である。 図13は、本発明に係る塗布膜形成装置(レジスト塗布装置)の第四の実施形態を模式的に示す側面図である。 図14は、本発明に係る塗布膜形成装置(レジスト塗布装置)を備えるレジスト塗布現像処理装置の他の全体構成(レイアウト)例を示す平面図である。 図15は、従来の塗布膜形成装置を2台具備する場合のレジスト供給ノズルの動作を示す図である。
符号の説明
23 レジスト塗布処理ユニット
23a レジスト塗布装置(塗布膜形成装置)
50 ステージ(第一のステージ)
51 レジスト供給ノズル(処理液供給ノズル)
51a 吐出口
51b 下端面
51c 傾斜面
52 プライミングローラ(第一のプライミング手段)
55 ノズル待機部(プライミング処理手段)
59 ステージ(第二のステージ)
86 ノズル移動手段
63 プライミングローラ(第二のプライミング手段)
65 ローラ回転制御手段
95 レジスト液供給源(処理液供給手段)
100 レジスト塗布現像処理装置
101 レジスト塗布現像処理装置
G LCD基板(被処理基板)
G1 LCD基板(被処理基板)
G2 LCD基板(被処理基板)
R レジスト液(処理液)

Claims (9)

  1. 被処理基板の表面に処理液を塗布し膜を形成する塗布膜形成装置において、
    並べて配置され、被処理基板を夫々載置する第一のステージおよび第二のステージと、被処理基板の幅方向に延びるスリット状の吐出口を有する一つの処理液供給ノズルと、前記処理液供給ノズルを移動するノズル移動手段と、前記処理液供給ノズルに対して処理液を供給する処理液供給手段と、前記吐出口からの処理液を回転自在に形成されたローラの周面に吐出させ、前記ローラを回転させることによって前記吐出口に付着する処理液を均一化処理するプライミング処理手段とを備え、
    前記処理液供給ノズルによって、第一のステージおよび第二のステージに載置された被処理基板の表面に処理液を塗布することを特徴とする塗布膜形成装置。
  2. 前記プライミング処理手段は、前記第一のステージと第二のステージとの間に設置されることを特徴とする請求項1に記載された塗布膜形成装置。
  3. 前記被処理基板に対する塗布処理の前に、前記ノズル移動手段が、前記処理液供給ノズルの吐出口を前記ローラの周面に近接させ、前記吐出口に付着する処理液を均一化処理することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された塗布膜形成装置。
  4. 前記プライミング処理手段は、前記ローラの回転を制御するローラ回転制御手段を備え、
    前記吐出口に付着する処理液を均一化処理する際に、前記ローラ回転制御手段は、該均一化処理後の塗布処理が前記第一のステージまたは前記第二のステージのいずれで行われるかにより前記ローラの回転方向を決定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された塗布膜形成装置。
  5. 前記プライミング処理手段には、前記処理液供給ノズルの先端の乾燥を抑制する保湿手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された塗布膜形成装置。
  6. 前記プライミング手段として、第一のプライミング処理手段および第二のプライミング処理手段とを備え、
    前記第一のプライミング処理手段および第二のプライミング処理手段は、それぞれ前記第一のステージおよび第二のステージの右側または左側に配置されることを特徴とする請求項1に記載された塗布膜形成装置。
  7. 前記第一のステージに載置される被処理基板に対する塗布処理の前に、前記ノズル移動手段が前記処理液供給ノズルの吐出口を前記ローラの周面に近接させ、前記第一のプライミング処理手段が前記吐出口に付着する処理液を均一化処理し、
    且つ、前記第二のステージに載置される被処理基板に対する塗布処理の前に、前記ノズル移動手段が前記処理液供給ノズルの吐出口を前記ローラの周面に近接させ、前記第二のプライミング処理手段が前記吐出口に付着する処理液を均一化処理することを特徴とする請求項6に記載された塗布膜形成装置。
  8. 前記第一および第二のプライミング手段は、前記ローラの回転を制御するローラ回転制御手段を備え、前記第一のプライミング処理手段のローラと、前記第二のプライミング処理手段のローラの回転方向が同一方向であることを特徴とする請求項6または請求項7に記載された塗布膜形成装置。
  9. 前記第一のプライミング処理手段または前記第二のプライミング処理手段には、前記処理液供給ノズルの先端の乾燥を抑制する保湿手段が設けられていることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載された塗布膜形成装置。
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