JP2005314947A - 避難部屋に備える建具の構造 - Google Patents
避難部屋に備える建具の構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005314947A JP2005314947A JP2004133551A JP2004133551A JP2005314947A JP 2005314947 A JP2005314947 A JP 2005314947A JP 2004133551 A JP2004133551 A JP 2004133551A JP 2004133551 A JP2004133551 A JP 2004133551A JP 2005314947 A JP2005314947 A JP 2005314947A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joinery
- room
- door
- evacuation room
- intruder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Abstract
【解決手段】避難部屋10の出入開口部に備える建具(戸11)を、部屋の外側に対して凸である平面視円弧状に形成し、ポリカーボネートで構成した。出入開口部が閉じられた状態において、該建具(戸11)の移動方向及び外れる方向の動きを規制する部材(ハンドル14)と、建具の振れを防止する部材(防振金具16)とを設けた。
【選択図】図1
Description
上記従来技術では、逃げ込むための部屋の出入開口部に備える建具を、鉄板で覆った頑丈なものとしているが、侵入者が建具に対して体当たりするなどして衝撃を与え、建具を外したり開けたりして、部屋内に破り入る可能性も否定できない。
そこで、本発明では、侵入者が合った際に、住居人が逃げ込むための部屋の出入開口部に備える建具であって、体当たり等の強い衝撃にも耐えて、侵入者の部屋への侵入を防ぎ、住居人の身体の安全を確保することのできるものの構造を提案する。
図1は本発明の実施例に係る避難部屋に備える戸の閉めた状態を示す図、図2は避難部屋に備える戸の開けた状態を示す図、図3は避難部屋に備える戸の構造を示す平面図、図4は避難部屋の外側からみた避難部屋に備える戸の状態を示す図である。
図5はロック機構を示す図である。
図6は防振機構を示す側面図、図7は誘引具を示す平面図、図8は防振金具を示す平面図、図9は防振金具を示す側面断面図である。
避難部屋10は、住宅等に侵入者があった際に、住居人の身の安全を守るために逃げ込む部屋である。
本実施例では、避難部屋10として、寝室の近傍に設けられたウォークインクローゼットを設けている。避難部屋10を寝室近傍に配置することで、夜間就寝中に侵入者があり、それに気付いた場合でも速やかに避難部屋10に移動することができるという利点がある。また、避難部屋10として別途特別な部屋を設ける必要が無く、通常は、ウォークインクローゼットとして使用することができるので、日常の生活空間を縮小することなく避難部屋10を設けることができる。
また、監視装置12には、警察や警備会社等の外部へ通報することのできる通報手段を備えており、これにより、避難部屋10に避難した住居人は、通報して助けを求めることができる。
さらに、周囲に非常事態を知らせる非常ベル等を監視装置12に備えることもできる。
また、戸11を平面視略円弧状とすることで、戸11に意匠性を持たせることができる。
下部レール13が取り付けられる床は、戸11が面方向の衝撃を受けても十分に抗することができるように、下地補強をして他の部分よりも強固にすることが好ましい。
これにより、避難部屋10の外側から、侵入者が戸11を破ろうとして戸11に体当たりしたり、戸11を摺動させようとしたりしても、戸11は動くことなく、また、外れることなく、従って、侵入者は避難部屋10内部へ侵入することはできない。
ハンドル14は、その基部が壁(または柱等)に取り付けられており、略90度回動可能に構成されている。そして、ロック解除時にはハンドル14を略垂直方向に延在した状態とし、ロック時にはハンドル14を略水平方向に延在した状態とする。
ハンドル14には、図5にも示す如く、面方向規制部14aと、該面方向規制部14aと略直交する方向に突出した摺動方向規制部14bとが、一体的に形成されている。
また、ロック解除は、略水平方向に延在した状態にあるハンドル14を略90度上方へ回転させて略垂直方向に延在した状態とする操作にて、行われる。
また、ハンドル14・14にて、戸11の左右両側から戸11をブロックしてその動きを規制することで、強固に戸11をロックすることができる。但し、戸11の状態に応じて規制部材としてのハンドル14を戸11の左右いずれか一方に設けるものとすることもできる。
防振機構は、戸11の下辺部に設けられた誘引具35と、床に設けられ、避難部屋10側から戸11の下辺部に当接する防振金具16と、で構成されている。本実施例には、誘引具35及び防振金具16がそれぞれ三カ所に設けられている。
なお、保持プレート24の厚さは、日常の生活時において防振金具16にて躓くことのないように、床面から3mm以内とされている。
そして、戸11を閉じたときに、床に固設された防振金具16の上方に誘引具35が位置するように、防振金具16及び誘引具35の配置が決定される。
起立した当接片21は、戸11を摺動させて、防振金具16の上方から誘引具35が移動すると、誘引具35の磁石34による磁力が弱まって、自重により軸22を中心として下方へ回動して伏臥した状態となり、保持プレート24の嵌合凹部24bに格納される。
11 戸
12 監視装置
13 下部レール
14 ハンドル
15 上部レール
16 防振金具
35 誘引具
Claims (6)
- 建具にて出入開口部が閉じられた状態において、建具の移動方向の動きと建具が外れる方向の動きとを規制する部材を設ける、
ことを特徴とする避難部屋に備える建具の構造。 - 建具の移動方向の動きを規制する部分と、建具が外れる方向の動きを規制する部分とを一体的に形成した、規制部材を、
建具にて出入開口部が閉じられた状態において、建具の左右両側又は左右いずれか一方に設け、
該規制部材の回転操作にて、建具の移動の規制及び規制解除操作を行う、
ことを特徴とする避難部屋に備える建具の構造。 - 建具にて出入開口部が閉じられた状態においてのみ機能する、建具の振れを防止する部材を設ける、
ことを特徴とする避難部屋に備える建具の構造。 - 建具の下部に、磁石または磁性体を備えた上側部材を設け、
出入開口部が建具で閉じられた状態における前記上側部材下方の床に、起立した状態と伏臥した状態とに形態を変更可能な磁性体または磁石を備えた下側部材を設けた、
ことを特徴とする避難部屋に備える建具の構造。 - 建具が配置される部屋の外側に対して凸である平面視円弧状に形成する、
避難部屋に備える建具の構造。 - 前記建具をポリカーボネートで構成する、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の避難部屋に備える建具の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004133551A JP4185885B2 (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | 避難部屋に備える建具の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004133551A JP4185885B2 (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | 避難部屋に備える建具の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005314947A true JP2005314947A (ja) | 2005-11-10 |
JP4185885B2 JP4185885B2 (ja) | 2008-11-26 |
Family
ID=35442659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004133551A Expired - Fee Related JP4185885B2 (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | 避難部屋に備える建具の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4185885B2 (ja) |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6048573U (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-05 | 渋谷金属産業株式会社 | カムラツチ |
JPS60176083U (ja) * | 1984-04-28 | 1985-11-21 | タキゲン製造株式会社 | 冷蔵庫扉等の自重密閉装置 |
JPS61113982A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-05-31 | ジヤミソン ドア カンパニ− | 摺動ドア組立体 |
JPS62189473U (ja) * | 1986-05-23 | 1987-12-02 | ||
JPH0594483U (ja) * | 1992-05-26 | 1993-12-24 | 松下電工株式会社 | 吊戸の構造 |
JPH0918433A (ja) * | 1995-06-29 | 1997-01-17 | Fujitsu Ten Ltd | マルチキャリア変調送信方法およびマルチキャリア変調送信機ならびに受信機 |
JP2002080248A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-19 | Central Glass Co Ltd | 含水ゲル入り防火ガラス |
JP2003049574A (ja) * | 2001-08-07 | 2003-02-21 | Nakao Seisakusho:Kk | 扉位置決め装置 |
JP2003328614A (ja) * | 2002-05-09 | 2003-11-19 | Fanosu:Kk | 建物内防護ドアと防護建物 |
JP2003328627A (ja) * | 2002-05-09 | 2003-11-19 | Yagi:Kk | 戸当り |
-
2004
- 2004-04-28 JP JP2004133551A patent/JP4185885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6048573U (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-05 | 渋谷金属産業株式会社 | カムラツチ |
JPS60176083U (ja) * | 1984-04-28 | 1985-11-21 | タキゲン製造株式会社 | 冷蔵庫扉等の自重密閉装置 |
JPS61113982A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-05-31 | ジヤミソン ドア カンパニ− | 摺動ドア組立体 |
JPS62189473U (ja) * | 1986-05-23 | 1987-12-02 | ||
JPH0594483U (ja) * | 1992-05-26 | 1993-12-24 | 松下電工株式会社 | 吊戸の構造 |
JPH0918433A (ja) * | 1995-06-29 | 1997-01-17 | Fujitsu Ten Ltd | マルチキャリア変調送信方法およびマルチキャリア変調送信機ならびに受信機 |
JP2002080248A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-19 | Central Glass Co Ltd | 含水ゲル入り防火ガラス |
JP2003049574A (ja) * | 2001-08-07 | 2003-02-21 | Nakao Seisakusho:Kk | 扉位置決め装置 |
JP2003328614A (ja) * | 2002-05-09 | 2003-11-19 | Fanosu:Kk | 建物内防護ドアと防護建物 |
JP2003328627A (ja) * | 2002-05-09 | 2003-11-19 | Yagi:Kk | 戸当り |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4185885B2 (ja) | 2008-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3408482B1 (en) | Door barricade | |
KR200443972Y1 (ko) | 개폐식 방범창 | |
JP4185885B2 (ja) | 避難部屋に備える建具の構造 | |
JP4215271B1 (ja) | 室内緊急避難装置 | |
JP2004068254A (ja) | 耐震ドア | |
US5893235A (en) | Removable security apparatus for building openings | |
JP5352362B2 (ja) | 建物 | |
JP3222799B2 (ja) | ドア自動開放システム | |
GB2449287A (en) | Security apparatus using a padlock | |
KR101733112B1 (ko) | 현관문용 힌지장치 | |
JP2005080793A (ja) | 避難用ボックス | |
JP2020056150A (ja) | 災害対策ドア | |
KR102622641B1 (ko) | 잠금 은폐형 방충망 구조체 | |
JP2004245041A (ja) | 電磁石錠装置 | |
JP2001355361A (ja) | 警備装置 | |
JP2010265585A (ja) | 建物出入口の開閉装置 | |
JP2010090545A (ja) | 避難扉付扉装置 | |
JP4394473B2 (ja) | 移動式壁 | |
JP2003239593A (ja) | 防犯用枠付扉 | |
JP2517232Y2 (ja) | 可動面格子 | |
JP3198498U (ja) | 防犯補助具、および、それを用いた扉システム | |
JP5547788B2 (ja) | 地震時貫抜自動開放システム | |
JP2003166387A (ja) | シャッタ装置 | |
JP3119829U (ja) | 本考案は強盗犯罪及び窃盗犯罪の犯人捕捉と防犯を目的とする落とし穴装置。 | |
JP2009263968A (ja) | ドアシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080701 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080731 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080902 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080908 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |