JP2005309682A - ネットワーク逆オークションの制御方法、制御プログラムおよびサーバ装置 - Google Patents

ネットワーク逆オークションの制御方法、制御プログラムおよびサーバ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
参加バイヤの調達規模及び逆オークション前の実績価格のいずれか又は両方を反映して参加バイヤ毎の落札価格(あるいは落札単価)を決定する。
【解決手段】
少なくとも実績価格情報及び購入予定規模情報を含むバイヤの購入希望条件をバイヤ端末2から受信し、受信した前記購入希望条件に購入希望条件IDを対応付けて購入希望条件記憶手段に記憶するステップと、共同購買の候補とする購入希望条件を選出し、選出した購入希望条件の購入希望条件IDを共同購買案件IDに対応付けて共同購買案件記憶手段に記憶するステップと、購入希望条件に基づいて、逆オークションの開始条件を決定するステップと、開始条件に基づいて逆オークションを開催し、落札サプライヤと落札価格を決定するステップと、購入希望条件に含まれる実績価格情報及び購入予定規模情報に基づいて、バイヤ毎の落札価格を算出するステップを含む逆オークションの制御方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信ネットワーク上での逆オークションシステムに関し、特に、複数のバイヤの購入希望を集約した購入希望条件に基づいて逆オークションを実施して落札サプライヤを決定する、共同購買型の逆オークションシステムに関するものである。
インターネット上で商品・役務を調達する電子購買サービスが普及してきており、一般消費者を対象とするBtoC型のサービスだけでなく、企業間取引を対象としたBtoB型サービスの利用が活発となっている。このような電子購買サービスの1つに逆オークションサービスがある。
逆オークションサービスとは、始めにバイヤ側が購入を希望する商品または役務の仕様、価格、数量、さらには納期、納入場所といった購入希望条件を提示し、オークションの過程では、バイヤの購入希望条件を満足できるサプライヤが納入価格を指定して入札を行うものである。サプライヤによって提示された品目を購入するためにバイヤが入札を行う通常のオークション(フォワードオークション)と比較して、サプライヤとバイヤの立場が逆転していることから、逆オークション(リバースオークション)と呼ばれている。企業間の取引では、個々のバイヤによって商品・役務に対する要求仕様、納期、納入方法等の条件が異なっている場合が多いため、逆オークションは、このような企業間取引に適した取引方法であると言える。
さらに、逆オークションサービスにおいては、バイヤ1者の購入希望をもとに逆オークションを実施して落札サプライヤ1者を決定する1対1の逆オークションだけでなく、複数のバイヤの購入希望を集約した総調達量に対して逆オークションを実施して落札サプライヤを決定する共同購買型の逆オークション(以下、共同購買逆オークション)も行われている(例えば特許文献1又は特許文献2参照)。共同購買逆オークションには、個別の案件毎の調達量あるいは調達額が少ない場合でも、それらを集約することで大量購入による値引き(いわゆるボリュームメリット)を得られるといった利点がある。
共同購買逆オークションサービスの実施は一般的に次のよう行われる。まず、参加バイヤの収集と参加サプライヤの収集を行う。次に、参加バイヤが購入を希望する商品・役務の数量、価格等から逆オークションの開始価格を決定する。続いて、逆オークションが実施されて、最低価格を入札したサプライヤを落札者に決定する。逆オークションにおけるサプライヤの入札は、全ての参加バイヤの購入希望を集約した総額に対して行われるのが一般的である。この後、得られた落札価格に基づいて、参加バイヤ毎の落札価格を決定して逆オークションを終了する。
特開2001−319098号公報 特開2002−109286号公報
上述した共同購買逆オークションにおいて参加バイヤ毎の落札価格を決定する際には、逆オークションによって削減された金額(以下、削減金額)を、参加バイヤに適切に振り分けなければならない。
従来から行われている参加バイヤ毎の落札価格決定方法は次のようになる。話を簡単にするため、全てのバイヤの調達商品は同一とし、サプライヤによる入札は参加バイヤの調達数量を合計した総調達額に対して行われて落札サプライヤが決定したとする。従来の落札価格決定方法の1つは、総額に対する落札価格を全調達数量で割った金額を、全参加バイヤ共通の単価とするというものである。この方法では、逆オークション実施前における参加バイヤの調達商品の購入単価(以下、実績単価)が大きく異なっている場合に、実績単価が低価格であった参加バイヤの共同購買逆オークションによる価格低減効果が相対的に小さくなってしまう。このため、参加バイヤ間で実績単価が大きく異なっているような場合に、この落札価格決定方法では、共同購買案件として逆オークションを実施することが難しくなる。
また、上述した従来の落札価格決定方法においては、共同購買で商品を一括調達することによって得られるボリュームメリットは、サプライヤの入札価格の低下という形で暗に取り込まれていることになる。しかしながら、調達数量の大きなバイヤに削減額を優先的に割り当てることで、ボリュームメリットを明確に取り込むことが必要となる場合がある。特に、参加バイヤ間で購入数量が大きく異なっている場合、ボリュームの大きなバイヤによって得られた削減金額を他のバイヤが享受する構図が顕著となり、購入数量の大きなバイヤに不公平感が生ずるばかりか、共同購買案件として実施することが困難となるためである。
つまり、参加バイヤの購入数量に大きな差があり、購入数量の大きな特定の参加バイヤの効果によって落札価格が低減されたと想定される場合には、逆オークションによって得られた削減額を購入数量が大きいバイヤに優先的に割り振ることが望ましいと考えられる。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたものであって、本発明の目的は、参加バイヤの調達総額に対して落札価格を決定する共同購買型の逆オークションにおいて、バイヤの調達規模及び逆オークション前の実績価格のいずれか又は両方を反映してバイヤ毎の落札価格(あるいは落札単価)を決定することが可能な逆オークション方法、それをコンピュータに実行させるためのプログラム及びサーバ装置を提供することである。
本発明にかかる逆オークションの制御方法は、複数のバイヤ端末及び複数のサプライヤ端末にネットワークを介して接続されたサーバ装置による共同購買型の逆オークションの制御方法であって、前記サーバ装置が、少なくとも実績価格情報及び購入予定規模情報を含むバイヤの購入希望条件を、前記バイヤ端末から受信し、受信した前記購入希望条件を購入希望条件IDと対応付けて購入希望条件記憶手段に記憶する第1のステップと、前記サーバ装置が、前記購入希望条件記憶手段に記憶された複数の購入希望条件から、共同購買の候補とする購入希望条件を選出し、選出した購入希望条件の購入希望条件IDを共同購買案件IDに対応付けて共同購買案件記憶手段に記憶する第2のステップと、前記サーバ装置が、共同購買案件IDに対応付けられた購入希望条件IDによって特定した前記購入希望条件に基づいて、逆オークションの開始条件を決定する第3のステップと、前記サーバ装置が、前記開始条件に基づいて逆オークションを開催し、前記サプライヤ端末から入札情報を受信するとともに、受信した複数の入札情報を比較して落札サプライヤと落札価格を決定する第4のステップと、前記サーバ装置が、前記購入希望条件に含まれる前記実績価格情報及び前記購入予定規模情報に基づいて、前記落札価格からバイヤ毎の落札価格を算出する第5のステップとを含むものである。このような方法により、バイヤの購入規模と実績価格をバイヤ毎の落札価格決定の際に取り込むことかできるため、バイヤの調達規模及び逆オークション前の実績価格のいずれか又は両方を反映してバイヤ毎の落札価格(あるいは落札単価)を決定することができる。
ここで、前記第5のステップは、逆オークション実施前の実績価格が低いバイヤほど落札価格が低くなるよう、あるいは購入数量が多いバイヤほど落札価格が低くなるよう、前記バイヤ毎の落札価格の算出を行うことが望ましい。これにより、実績価格の低いバイヤあるいは購入数量の多いバイヤに、逆オークションで得られた価格低減効果を優先的に割り当てることができる。
また、本発明にかかるコンピュータプログラムは、複数のバイヤ端末及び複数のサプライヤ端末にネットワークを介して接続されたコンピュータに、共同購買型の逆オークションの制御処理を実行させるコンピュータプログラムであって、前記処理は、少なくとも実績価格情報及び購入予定規模情報を含むバイヤの購入希望条件を、前記バイヤ端末から受信し、受信した前記購入希望条件を購入希望条件IDと対応付けて購入希望条件記憶手段に記憶する第1のステップと前記購入希望条件記憶手段に記憶された複数の購入希望条件から、共同購買の候補とする購入希望条件を選出し、選出した購入希望条件の購入希望条件IDを共同購買案件IDに対応付けて共同購買案件記憶手段に記憶する第2のステップと、共同購買案件IDに対応付けられた購入希望条件IDによって特定した前記購入希望条件に基づいて、逆オークションの開始条件を決定する第3のステップと、前記開始条件に基づいて逆オークションを開催して、前記サプライヤ端末から入札情報を受信するとともに、受信した複数の入札情報を比較して落札サプライヤと落札価格を決定する第4のステップと、前記購入希望条件に含まれる前記実績価格情報及び前記購入予定規模情報に基づいて、前記落札価格からバイヤ毎の落札価格を算出する第5のステップとを含むものである。これにより、バイヤの購入予定規模と実績価格をバイヤ毎の落札価格決定の際に取り込むことかできるため、バイヤの調達規模及び逆オークション前の実績価格のいずれか又は両方を反映してバイヤ毎の落札価格(あるいは落札単価)を決定することができる。
さらに、本発明にかかるサーバ装置は、複数のバイヤ端末及び複数のサプライヤ端末にネットワークを介して接続され、共同購買型の逆オークションの制御を行うサーバ装置であって、少なくとも実績価格情報及び購入予定規模情報を含むバイヤの購入希望条件を、前記バイヤ端末から受信し、受信した前記購入希望条件を購入希望条件IDと対応付けて購入希望条件記憶手段に記憶する手段と、前記購入希望条件記憶手段に記憶された複数の購入希望条件から、共同購買の候補とする購入希望条件を選出し、選出した購入希望条件の購入希望条件IDを共同購買案件IDに対応付けて共同購買案件記憶手段に記憶する手段と、共同購買案件IDに対応付けられた購入希望条件IDによって特定した前記購入希望条件に基づいて、逆オークションの開始条件を決定する手段と、前記開始条件に基づいて逆オークションを開催し、前記サプライヤ端末から入札情報を受信するとともに、受信した複数の入札情報を比較して落札サプライヤと落札価格を決定する手段と、前記購入希望条件に含まれる前記実績価格情報及び前記購入予定規模情報に基づいて、前記落札価格からバイヤ毎の落札価格を算出する手段とを含むものである。このような構成により、バイヤの購入予定規模と実績価格をバイヤ毎の落札価格決定の際に取り込むことかできるため、バイヤの調達規模及び逆オークション前の実績価格のいずれか又は両方を反映してバイヤ毎の落札価格(あるいは落札単価)を決定することができる。
ここで、前記バイヤ毎の落札価格を算出する手段は、逆オークション実施前の実績価格が低いバイヤほど落札価格が低くなり、さらに購入予定規模が大きいバイヤほど落札価格が低くなるよう、前記バイヤ毎の落札価格の算出を行うことが望ましい。これにより、実績価格の低いバイヤほど、また購入予定規模の大きいバイヤほど、逆オークションで得られた価格低減効果を優先的に割り当てることができる。
本発明により、バイヤの調達総額に対して落札価格を決定する共同購買型の逆オークションにおいて、バイヤの調達規模及び逆オークション前の実績価格のいずれか又は両方を反映して参加バイヤ毎の落札価格(あるいは落札単価)を決定することが可能な逆オークション方法、それをコンピュータに実行させるためのプログラム及びサーバ装置を提供することができる。
発明の実施の形態1.
図1は、本実施の形態にかかる逆オークションシステムの全体構成図である。図1に示すように、本システムは、サーバ装置1と1台以上のバイヤ端末2および1台以上のサプライヤ端末3を備えており、これらがネットワーク4を介して接続されたシステムである。
サーバ装置1は、バイヤ端末2から送られてくる参加希望や購入希望条件、サプライヤ端末3から送られてくる入札情報等を収集・管理して逆オークションを実施する装置である。バイヤ端末2は、逆オークションサービスの利用者であるバイヤが使用する端末である。他方、サプライヤ端末3は、逆オークションサービスの利用者であるサプライヤが使用する端末である。ここでバイヤとは、逆オークションサービスを利用して商品・役務の調達を望む買い手であり、サプライヤとは、逆オークションサービスを利用して商品・役務等の提供を望む売り手である。
図1を用いて本実施の形態にかかる逆オークションシステムの動作の概要を説明する。本システムではまず、サーバ装置1が複数のバイヤ端末2からサーバ装置1に対して、逆オークションでの調達を希望する商品・役務に関する購入希望条件が送信される。購入希望条件は、調達を希望する希望商品または役務の名称、購入予定規模、実績単価及び希望単価等を含む情報である。ここで、購入予定規模とは、調達対象商品または役務の価格決定要素となるボリュームに関する情報である。調達対象が商品であれば、例えば調達数量である。一方、調達対象が役務である場合は、その役務の規模を決める数値であって、例えば人材派遣ではれば時間数、翻訳ではれば単語数、清掃サービスであれば清掃フロア面積等である。また、実績単価とは、逆オークションを実施する以前に、バイヤが商品あるいは役務を購入する際に用いていた単価であって、逆オークションによる価格低減効果を測る際の基準となる価格である。
次に、サーバ装置1は、複数のバイヤ端末2から受信した購入希望条件を集約して、共同購買案件の実施に必要な条件を決定する。共同購買案件の実施に必要な条件とは、参加バイヤ、参加サプライヤ、共同購買逆オークションの開始価格、共同購買逆オークションの開催日時といった条件である。サーバ装置は、この決定した共同購買案件の条件をもとに共同購買逆オークションを開催する。共同購買逆オークションでは、サプライヤ端末3がサプライヤから受け付けた入札情報をサーバ装置1に送信し、サーバ装置1は受信した入札情報を比較して、落札サプライヤと落札価格を決定する。
最後に、サーバ装置1は、参加バイヤ全体の購入額に対して決定した落札価格に基づき、各参加バイヤの購入規模及び実績単価を反映して参加バイヤ毎の落札価格を決定し、この参加バイヤ毎の落札価格を各参加バイヤのバイヤ端末2に送信する。本システムは、このような処理手順によって、参加バイヤの調達数量を反映して参加バイヤ毎の落札価格(あるいは落札単価)を決定する逆オークションを行うものである。続いて、本実施の形態にかかる逆オークションシステムを構成する装置、プログラム及び本実施の形態にかかる逆オークション実施フローについて説明する。なお以下の説明は、共同購買での調達対象が商品の場合を例にとって説明を行う。
サーバ装置1のハードウェア構成を図2に示す。サーバ装置1には典型的なコンピュータ・システムが利用可能であり、例えば図に示すように、キーボード、マウス等の入力装置11、モニタ、プリンタ等の出力装置12、これらの入出力を制御する入出力インタフェース13、LAN、電話網、パケット交換網等のネットワークと接続してデータの送受信を行う通信インタフェース14を備えている。さらに、演算処理を実行するCPU15、内部メモリ16及び外部記憶装置17を備えている。外部記憶装置17としては、例えば、ハードディスク装置を使用することができる。
CPU15は、制御プログラムに基づいて、サーバ装置1内の各種処理を実行する中央制御装置である。ここで、制御プログラムとは、サーバ装置1に関する処理をCPU15により実行させるためのプログラムであり、内部メモリ16又は外部記憶装置17に格納されている。これらのプログラムは、遠隔に設けられた記憶手段から通信網を介して取得するようにしてもよい。
外部記憶装置17には、逆オークション実行プログラム171が格納されており、バイヤ情報テーブル172、サプライヤ情報テーブル173、購入希望条件テーブル174及び共同購買案件テーブル175が記憶される。
ここで、逆オークション実行プログラム171は、コンピュータ・システムに本発明にかかる逆オークション制御を実行させるためのプログラムであり、内部メモリ16上に読み出され、CPU15上で実行される。CPU15が逆オークション実行プログラム171に従って動作することによって、コンピュータ・システムが、本実施の形態にかかるサーバ装置1として動作することができる。
バイヤ情報テーブル172には、逆オークションサービスの利用者であるバイヤに関する情報が記憶される。バイヤ情報テーブル172の一例を図3に示す。図のように、具体的には、各バイヤの名称、バイヤ毎に割り当てられるバイヤID、バイヤの連絡先を含む情報が記憶されている。バイヤ情報は、例えば、入力装置11を介して操作者により入力され、入出力インタフェース13を介して内部メモリ16もしくは外部記憶装置17に保存される。なお、バイヤ情報は、遠隔に設けられた記憶手段から通信インタフェース14を介して取得してもよいし、バイヤ端末2においてバイヤ自身によって入力されたデータを通信インタフェース14経由で受信して取得してもよい。
サプライヤ情報テーブル173には、逆オークションサービスの利用者であるサプライヤに関する情報が記憶される。サプライヤ情報テーブル173の一例を図4に示す。図のように、具体的には、各サプライヤの名称、サプライヤ毎に割り当てられるサプライヤID、サプライヤの連絡先を含む情報が記憶されている。サプライヤ情報は、例えば、入力装置11を介して操作者により入力され、入出力インタフェース13を介して内部メモリ16もしくは外部記憶装置17に保存される。なお、サプライヤ情報は、遠隔に設けられた記憶手段から通信インタフェース14を介して取得してもよし、サプライヤ端末3においてサプライヤ自身によって入力されたデータを通信インタフェース14経由で受信して取得してもよい。
購入希望条件テーブル174には、バイヤ端末2から送信された購入希望条件に含まれる情報と共同購買逆オークション開催後の落札価格に関する情報が記憶される。電子購買サービス利用情報テーブル174の一例を図5に示す。図のように、具体的には、購入希望条件毎に付与される購入希望条件IDに対して、調達を希望するバイヤのバイヤID、調達希望商品の商品名、実績単価、希望数量、希望単価といった購入希望条件に含まれる情報と、共同購買逆オークション終了後に決定される落札単価を含む情報が対応付けて記憶されている。購入希望条件は、例えば、調達を希望するバイヤによってバイヤ端末2から入力されたものがバイヤ端末2によってサーバ装置1に対して送信され、通信インタフェース14を経由で受信して外部記憶装置17に保存される。
共同購買案件テーブル175には、共同購買逆オークションの実施に必要となる情報と共同購買逆オークション実施後の情報とが関連付けて記憶される。共同購買案件テーブル175の一例を図6に示す。図のように、具体的には、共同購買案件毎に付与される共同購買案件IDに対して、それぞれの共同購買案件を構成している購入希望条件の購入希望条件ID、参加サプライヤのサプライヤID、逆オークションの開始価格といった逆オークションの実施に必要な情報と、落札サプライヤのサプライヤID、落札価格といった逆―クションの実施によって決定する情報が対応付けて記憶されている。なお、ここでの実績価格は、参加バイヤ毎の実績価格を合計したものであり、開始価格は参加バイヤの購入総額に対して決定された開始価格である。同様に落札価格は、参加バイヤの購入総額に対して確定した落札価格である。
バイヤ端末2は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)であり、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、ディスプレイ、キーボード、マウス等を有している。サーバ装置1とのデータ送受信は、例えば、ハードディスクに格納されたWebブラウザプログラムを実行することにより、TCP/IP、HTTPプロトコルを利用して行えばよい。
サプライヤ端末3は、バイヤ端末2と同様に、例えばパーソナルコンピュータ(PC)であり、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、ディスプレイ、キーボード、マウス等を有し、サーバ装置1とのデータ送受信は、例えば、ハードディスクに格納されたWebブラウザプログラムを実行することによって行うことができる。
最後にネットワーク4は、インターネット、公衆網、専用線、移動体通信網等の通信網である。
続いて、本実施の形態にかかる逆オークションの制御フローについて図7を用いて説明する。なお、ここで説明するサーバ装置1の処理は逆オークション実行プログラム171に従って、CPU15が他のハードウェア構成と共同で動作することによって実行されるものである。
まずバイヤ端末2がバイヤによる購入希望条件の入力を受け付けて、購入希望条件をサーバ装置1に対して送信する(ステップS701)。図11にバイヤ端末2に表示される購入希望条件の受け付け画面例を示す。この例では商品「ハロゲンランプ」に対する購入希望条件が入力されている。ここで、「実績数量」及び「実績単価」は、バイヤのこれまでの購入実績の情報であり、逆オークションの開始条件の決定等に使用される。「希望数量」は逆オークションによって購入を希望する商品数量、「希望単価」は逆オークションでの購入希望単価である。「開催希望日」は逆オークションの開催を希望する期間である。その他に、共同購買の希望有無や、共同購買時に他のバイヤに公開する情報の範囲等の入力を受け付けることとしてもよい。次にステップS702では、サーバ装置1がバイヤ端末2から送信された購入希望条件を通信インタフェース13にて受信し、外部記憶装置17の購入希望条件テーブル174に記憶する。なお、バイヤに過去の購入実績がない場合は、ステップS701での「実績数量」及び「実績単価」の入力は空白として受け付け、後のステップで必要になる当該バイヤに対する実績単価は、共同購買に参加するバイヤの平均額あるいは最高額とみなすよう、ステップS702又は後に説明するステップS703にて置き換えることとすればよい。
続くステップS703では、サーバ装置1が、購入希望条件テーブル174に保存された購入希望条件を参照して、共同購買案件として集約する購入希望条件を決定する。この決定は、例えば、購入希望商品が共通であり、さらに、逆オークションの開催希望日が共通するものを選別することにより行えばよい。この選別された購入希望条件は、共同購買案件テーブル175に関連する購入希望条件IDとして保存され、あわせて、実績価格、開始価格等も保存する。開始価格は、例えば、実績価格そのものでもよいし、参加バイヤの実績単価のうち最小のものに購入数量をかけて決定することとしてもよい。
次に、共同購買逆オークションへの参加募集通知をサプライヤ端末3に送信する(ステップS704)。このとき、共同購買案件テーブル175及び購入希望条件テーブル174に記憶されている希望商品、詳細要件、希望数量、逆オークション開催希望期間、逆オークション開始価格等の逆オークション案件に関する情報を参加募集通知とあわせてサプライヤ端末3に送信する。なお、これらの逆オークション案件に関する情報は、参加募集通知を確認したサプライヤが、サプライヤ端末3を介してサーバ装置1にアクセスし、閲覧することとしてもよい。サプライヤ端末3は、受信した参加募集通知をディスプレイ等に表示して(ステップS705)、サプライヤの参加希望応答を受け付けてサーバ装置1に対して送信し(ステップS706)、サーバ装置1は参加希望応答をサプライヤ端末3から受信する(ステップS707)。ここで、参加応答を受信したサプライヤのサプライヤIDを共同購買案件テーブル175に共同購買案件IDと関連付けて記憶するとよい。
次のステップS708では、前ステップまでに得た参加バイヤ、参加サプライヤの情報によって共同購買案件の開始条件を確定し、確認のために、参加バイヤのバイヤ端末2、参加サプライヤのサプライヤ端末3に開始条件を送信する。バイヤ端末2及びサプライヤ端末3は受信した開始条件を参加バイヤあるいは参加サプライヤに対して表示する(ステップS709)。
続いてサーバ装置1は、共同購買逆オークションを開催する(ステップS710)。サプライヤ端末3はサプライヤから入札を受け付けて、その情報をサーバ装置1に送信し(ステップS711)、サーバ装置1は、複数のサプライヤ端末3から受信した入札情報を比較して、最低価格を提示したサプライヤを落札サプライヤに決定する(ステップS713)。この間、バイヤ端末2およびサプライヤ端末3に、共同購買逆オークションの経過情報を表示するとよい(ステップS712)。バイヤ端末2に対しては、例えば現在価格、参加サプライヤの入札状況、終了までの残り時間等を、サプライヤ端末3に対しては、例えば現在価格、終了までの残り時間等を表示するとよい。
落札サプライヤ及び落札価格の決定後、サーバ装置1は、参加バイヤ毎の落札価格、落札単価を決定する(ステップS714)。この落札単価の決定手順の一例を図8に示す。まず、ステップS801では、参加バイヤの購入数量を、購入希望条件テーブル174から読み出し、この購入数量を用いて共同購買逆オークションによる削減額の割り当てに必要な要素を算出する。具体的には、全ての参加バイヤについてのVilogVi及び、これを全参加バイヤで合計した和(ΣVilogVi)を算出する。ここで、Viはi番目の参加バイヤの購入予定規模を表す数値であり、本実施の形態では希望数量である。この算出結果を用いて、ステップS802に示す算出式によって、参加バイヤ毎の削減額Riを算出する。なお、図中では、参加バイヤの総数をnとしている。ステップS803では、参加バイヤの実績単価から、単価辺りの削減額Ri/viを引いて、参加バイヤ毎の落札単価Piを決定する。落札単価は、全参加バイヤに対して算出されて、購入希望条件テーブル174に記憶される。
図9及び図10は、図8に示した手順によって得られる購入数量と落札単価の削減率の関係の一例を示したものである。図9は、参加バイヤが5者の場合に、全ての参加バイヤの実績単価を一律650円とし、購入数量をそれぞれ5000、10000、15000、20000、25000として、共同購買逆オークションによって得られた全調達量に対する落札価格の実績価格からの削減率が60%である場合について、本実施の形態によって得られる参加バイヤ毎の購入数量と落札単価及び削減率の関係を示したグラフである。図において、実践は落札単価を、破線は削減率を表している。この場合、総額に対する落札価格を全調達数量で割った金額を落札単価とする従来の方法では、落札単価の実績単価からの削減率は全ての参加バイヤで一定(60%)となり、落札単価も一定となる。しかしながら、本実施の形態によれば、購入数量の大きい参加バイヤほど削減率が大きくなることが分かる。つまり、購入数量の大きい参加バイヤほど落札単価を小さくすることができる。具体的には、購入数量が5000から25000までの参加バイヤに対する削減率はそれぞれ、53.57%、57.93%、60.48%、62.29%、63.69%となり、このときの落札単価は、302円、273円、257円、245、236円となる。
他方、図10は、参加バイヤが5者の場合に、全ての参加バイヤの購入数量を一律15000とし、実績単価をそれぞれ750円、700円、650円、600円、550円として、共同購買逆オークションによって得られた落札価格の実績価格からの削減率が60%である場合について、本実施の形態によって得られる参加バイヤ毎の実績単価と落札単価及び削減率の関係を示したグラフである。図において、実践は落札単価を、破線は削減率を表している。この場合にも、総額に対する落札価格を全調達数量で割った金額を落札単価とする従来の方法では、落札単価は全ての参加バイヤで一定となるのに対し、本実施の形態では、参加バイヤ毎の実績単価の違いを落札単価の違いとして取り込むことができ、実績単価が750円から550円までの参加バイヤに対する落札単価は、それぞれ360円、310円、260円、210円、160円となる。なお、このときの削減率はそれぞれ、52.00%、55.71%、60.00%、65.00%、70.91%となる。
このような方法によって、共同購買逆オークションによる削減額を配分して参加バイヤ毎の落札単価の決定する際に、参加バイヤの購入数量と実績価格を反映することができ、購入数量の大きい参加バイヤの価格削減率が大きくなるよう参加バイヤ毎の落札単価を決定することができる。
図7に戻ってステップS715では、落札サプライヤのサプライヤ端末3に対して、前ステップで決定した参加サプライヤ毎の落札単価を通知する。サプライヤ端末3は落札単価を落札サプライヤに対して表示し(ステップS716)、落札サプライヤによる承認又は変更を受け付けて、サーバ装置1に送信する(ステップS717)。なお、落札単価の承認又は変更は、サーバ装置1より通知された落札単価を確認した落札サプライヤが、サプライヤ端末3を介してサーバ装置1にアクセスして行うこととしてもよい。サーバ装置1は、サプライヤ端末3から落札価格の承認又は変更を受信して、変更があった場合は、購入希望条件テーブル174の落札単価を修正し、落札単価を確定する(ステップS718)。
最後に、サーバ装置1は、確定した落札単価を含む逆オークション結果の情報を参加バイヤのバイヤ端末2に対して送信し(ステップS719)、バイヤ端末2は参加バイヤに対して受信した逆オークション結果を表示する(ステップS720)。
以上に説明した制御フローにしたがって、サーバ装置1、バイヤ端末2、サプライヤ端末3が動作することによって、参加バイヤの総調達額に対して落札価格を決定する共同購買型の逆オークションにおいて、参加バイヤの調達数量及び実績価格を反映した参加バイヤ毎の落札単価を決定することができる。
なお、以上の説明では調達対象が同一商品である場合を例として説明したが、調達対象が役務である場合にも適用可能であるし、調達対象が異なる商品又は役務である場合にも適用可能である。これらの場合には、図8を用いて説明した落札単価算出ルーチンにけるバイヤの購入予定規模Viを、希望数量に代えて、調達対象が役務であれば調達する役務の規模とすればよく、調達対象が異なる商品又は役務であれば想定価格(調達規模と実績単価の積)とすればよい。
また、上述した制御フローは一例であり、バイヤの購入希望条件と参加サプライヤをマッチングして共同購買逆オークションを実施する他の様々な制御方法においても、参加バイヤの調達規模及び実績価格を反映して参加バイヤ毎の落札価格・落札単価を決定する本発明に係る処理は適用可能である。
さらに、本実施の形態では、逆オークション実行プログラム171がハードディスク等の外部記憶装置17に格納される例を示したが、当該プログラムは、様々な種類の記憶媒体に格納することが可能であり、また、通信媒体を介して伝達されることが可能である。ここで、記憶媒体には、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。また、通信媒体には、電話回線等の有線通信媒体、マイクロ波回線等の無線通信媒体等を含み、インターネットも含まれる。
発明の実施の形態1にかかる逆オークションシステムの全体構成図である。 サーバ装置1の構成図である。 バイヤ情報テーブル172の一例である。 サプライヤ情報テーブル173の一例である。 購入希望条件テーブル174の一例である。 共同購買案件テーブル175の一例である。 発明の実施の形態1にかかる逆オークションシステムの処理フロー図である。 発明の実施の形態1にかかる落札単価算出ルーチンの処理フロー図である。 発明の実施の形態1にかかる落札単価算出結果の一例を示すグラフである。 発明の実施の形態1にかかる落札単価算出結果の一例を示すグラフである。 購入希望条件受け付け画面の一例である。
符号の説明
1 サーバ装置
2 バイヤ端末
3 サプライヤ端末
4 ネットワーク
14 通信インタフェース
17 外部記憶装置
171 逆オークション実行プログラム
174 購入希望条件テーブル
175 共同購買案件テーブル

Claims (12)

  1. 複数のバイヤ端末及び複数のサプライヤ端末にネットワークを介して接続されたサーバ装置による共同購買型の逆オークションの制御方法であって、
    前記サーバ装置が、少なくとも実績価格情報及び購入予定規模情報を含むバイヤの購入希望条件を、前記バイヤ端末から受信し、受信した前記購入希望条件を購入希望条件IDと対応付けて購入希望条件記憶手段に記憶する第1のステップと、
    前記サーバ装置が、前記購入希望条件記憶手段に記憶された複数の購入希望条件から、共同購買の候補とする購入希望条件を選出し、選出した購入希望条件の購入希望条件IDを共同購買案件IDに対応付けて共同購買案件記憶手段に記憶する第2のステップと、
    前記サーバ装置が、共同購買案件IDに対応付けられた購入希望条件IDによって特定した前記購入希望条件に基づいて、逆オークションの開始条件を決定する第3のステップと、
    前記サーバ装置が、前記開始条件に基づいて逆オークションを開催し、前記サプライヤ端末から入札情報を受信するとともに、受信した複数の入札情報を比較して落札サプライヤと落札価格を決定する第4のステップと、
    前記サーバ装置が、前記購入希望条件に含まれる前記実績価格情報及び前記購入予定規模情報に基づいて、前記落札価格からバイヤ毎の落札価格を算出する第5のステップと、
    を含む逆オークションの制御方法。
  2. 前記第5のステップは、逆オークション実施前の実績価格が低いバイヤほど落札価格が低くなるよう、前記バイヤ毎の落札価格の算出を行う、請求項1に記載の逆オークション制御方法。
  3. 前記第5のステップは、購入予定規模が大きいバイヤほど落札価格が低くなるよう、前記バイヤ毎の落札価格の算出を行う、請求項1に記載の逆オークション制御方法。
  4. 前記第5のステップは、購入予定規模が大きいバイヤほど落札価格が低くなり、かつ逆オークション実施前の実績価格が低いほど落札価格が低くなるよう、前記バイヤ毎の落札価格の算出を行う、請求項1に記載の逆オークション制御方法。
  5. 複数のバイヤ端末及び複数のサプライヤ端末にネットワークを介して接続されたコンピュータに、共同購買型の逆オークションの制御処理を実行させるコンピュータプログラムであって、前記処理は、
    少なくとも実績価格情報及び購入予定規模情報を含むバイヤの購入希望条件を、前記バイヤ端末から受信し、受信した前記購入希望条件を購入希望条件IDと対応付けて購入希望条件記憶手段に記憶する第1のステップと
    前記購入希望条件記憶手段に記憶された複数の購入希望条件から、共同購買の候補とする購入希望条件を選出し、選出した購入希望条件の購入希望条件IDを共同購買案件IDに対応付けて共同購買案件記憶手段に記憶する第2のステップと、
    共同購買案件IDに対応付けられた購入希望条件IDによって特定した前記購入希望条件に基づいて、逆オークションの開始条件を決定する第3のステップと、
    前記開始条件に基づいて逆オークションを開催し、前記サプライヤ端末から入札情報を受信するとともに、受信した複数の入札情報を比較して落札サプライヤと落札価格を決定する第4のステップと、
    前記購入希望条件に含まれる前記実績価格情報及び前記購入予定規模情報に基づいて、前記落札価格からバイヤ毎の落札価格を算出する第5のステップと、
    を含むコンピュータプログラム。
  6. 前記第5のステップは、逆オークション実施前の実績価格が低いバイヤほど落札価格が低くなるよう、前記バイヤ毎の落札価格の算出を行う、請求項5に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記第5のステップは、購入予定規模が大きいバイヤほど落札価格が低くなるよう、前記バイヤ毎の落札価格の算出を行う、請求項5に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記第5のステップは、購入予定規模が大きいバイヤほど落札価格が低くなり、かつ逆オークション実施前の実績価格が低いほど落札価格が低くなるよう、前記バイヤ毎の落札価格の算出を行う、請求項5に記載のコンピュータプログラム。
  9. 複数のバイヤ端末及び複数のサプライヤ端末にネットワークを介して接続され、共同購買型の逆オークションの制御を行うサーバ装置であって、
    少なくとも実績価格情報及び購入予定規模情報を含むバイヤの購入希望条件を、前記バイヤ端末から受信し、受信した前記購入希望条件を購入希望条件IDと対応付けて購入希望条件記憶手段に記憶する手段と
    前記購入希望条件記憶手段に記憶された複数の購入希望条件から、共同購買の候補とする購入希望条件を選出し、選出した購入希望条件の購入希望条件IDを共同購買案件IDに対応付けて共同購買案件記憶手段に記憶する手段と、
    共同購買案件IDに対応付けられた購入希望条件IDによって特定した前記購入希望条件に基づいて、逆オークションの開始条件を決定する手段と、
    前記開始条件に基づいて逆オークションを開催し、前記サプライヤ端末から入札情報を受信するとともに、受信した複数の入札情報を比較して落札サプライヤと落札価格を決定する手段と、
    前記購入希望条件に含まれる前記実績価格情報及び前記購入予定規模情報に基づいて、前記落札価格からバイヤ毎の落札価格を算出する手段と、
    を含むサーバ装置。
  10. 前記バイヤ毎の落札価格を算出する手段は、逆オークション実施前の実績価格が低いバイヤほど落札価格が低くなるよう、前記バイヤ毎の落札価格の算出を行う、請求項9に記載のサーバ装置。
  11. 前記バイヤ毎の落札価格を算出する手段は、購入予定規模が多いバイヤほど落札価格が低くなるよう、前記バイヤ毎の落札価格の算出を行う、請求項9に記載のサーバ装置。
  12. 前記バイヤ毎の落札価格を算出する手段は、購入予定規模が大きいバイヤほど落札価格が低くなり、かつ逆オークション実施前の実績価格が低いほど落札価格が低くなるよう、前記バイヤ毎の落札価格の算出を行う、請求項9に記載のサーバ装置。
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