JP2005282056A - ガラス製シンクの排水口構造 - Google Patents

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Abstract


【課題】 本発明は、排水を確実に行い、衛生的な使用を可能とするガラス製シンクの排水口構造を提供することにある。
【解決手段】 排水路Sを有する筒体1をシンク底板8の上方から排水口R内に突入すると共に、該筒体1の周壁上端縁には排水口Rの周縁部への係止を可能とするフランジ10を備えたシンクトラップ1,10と、前記フランジ10の下端面とシンク底板8の上面との間に介在するシール材2と、排水口Rから下方に突出した前記筒体1と連結し、フランジ10及びシール材2との間にシンク底板8を挟持すると共に、その連結時に前記排水路Sと連通可能な筒状をなす排水トラップ3と、から構成し、前記シール材2の少なくとも一箇所には切欠7a,7bを設けており、さらに前記筒体1の周壁には、前記切欠7a,7bと連通可能な箇所に、排水路Sと通じる抜孔6を設けていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガラス製シンクの排水口の構造に関するものである。
従来のシンクは合成樹脂やステンレス、陶器などを素材とするものが主流であったが、近年はガラス製のシンクの需要が急速に伸びており、これに伴って、ガラス製のシンクに適合した周辺機器の開発が行われている。
特開2003−275612号公報 特開平7−268923号公報
ガラスの成型品は一般に、ガラス板を熱で溶かしながら曲げ加工や切断加工、張り合わせ加工などをし、目的の形状に仕上げていくものであったが、ガラス製であることの強度上、表面に座刳り加工等は施すことができず、このことから図5に示すように、シンク底板26の上面に、排水口Rに上方から突入したシンクトラップ21のフランジ23を浮き上がった状態で取り付けざるを得なかった。これにより、フランジ23及びシール材22の厚み分の水位以下には生活水Wが排水路S,25に流れ出ず、いつまでもシンクの底に残ることとなり、結果、シンク周りが不衛生な状態となる不都合があった。
本発明は、排水を確実に行い、衛生的な使用を可能とするガラス製シンクの排水口構造を提供することにある。
本発明は、排水路を有する筒体をシンク底板の上方から排水口内に突入すると共に、該筒体の周壁上端縁には排水口の周縁部への係止を可能とするフランジを備えたシンクトラップと、前記フランジの下端面とシンク底板の上面との間に介在するシール材と、排水口から下方に突出した前記筒体と連結し、フランジ及びシール材との間にシンク底板を挟持すると共に、その連結時に前記排水路と連通可能な筒状をなす排水トラップと、から構成し、前記シール材の少なくとも一箇所には切欠を設けてあり、さらに前記筒体の周壁には、前記切欠と連通可能な箇所に、排水路と通じる抜孔を設けていることを特徴とする。
ここでシール材は、シンク底板の上面に密着して、水密性を保つものであればよいが、シンクがガラス製であることからシンク表面に傷を付けにくい合成ゴムやシリコン等の弾性素材を適用することが望ましい。また切欠は、シール材を介して排水口側とが連通するようなものであれば、その形態を特定せず、例えば、シール材の一部を分断したり、或いはシール材の肉厚の一部を削ってトンネルのような形態としたものでもよい。さらに抜孔は、シンクトラップ内の排水路に前記切欠から送り込まれた水を流し込めれば、径の大きさや孔の形状を特に限定するものではない。
このように形成すると、通常、シンク底板上面から浮き上がった状態にあるシンクトラップのフランジ及びシール材の厚み部分に溜まった生活水は、シール材の切欠部分とシンク底板上面とから形成された隙間を通り、さらに、シンクトラップの筒体の周壁に設けられた抜孔内を流れていくので、ガラス製シンク内で使用された生活水を確実に排水路まで導ける構造となる。
本発明によれば、座刳り加工を行えないガラス製のシンクであっても、シンク内の生活水を確実に排水でき、このことからシンクを衛生的に使用できる。
次に、本発明によるガラス製シンクの排水口構造の一実施形態を各図面に基づいて以下に説明する。
本排水口構造の各部材を図1に基づいて説明する。
まず符号1,10はシンクトラップであり、このシンクトラップ1、10は、排水路Sを備えた筒体1の上端縁全周にフランジ10を張り出した形状をなし、シンクの底板8に開口形成された排水口Rに対し、上方から前記筒体1を突入しており、さらに前記フランジ10を排水口Rの周縁部に係止し、シンクトラップ1,10をシンク底板8から脱落不能な状態に保っている。また符号2は、シール材であり、このシール材2は図2に示すように、合成ゴムを素材とした弾性を有するリング状部材である。このシール材2は、前記フランジ10の下端面とシンク底板8上面との間に介在され、各部材8,10間の水密性及びシンク表面の保護状態を確保している。また符号3は排水トラップであり、この排水トラップ3は前記シンクトラップ1,10同様、排水路Sを有する筒状をなし、その筒体の内周面側には、シンクトラップの筒体1下部の外周面に設けられたネジ部分との羅合部を備え、その羅合時には、シンク底板8を上下から挟んで締結することが可能となる。また符号4は、排水トラップ3とシンク底板8下面とのアジャスターであり、このアジャスター4は、前述のシール材2と同様に、該シンク底板8との水密性を高めるために軟質の合成ゴムで形成してある。
尚、符号12は配水管9との羅合溝である。
また符号5は、目皿栓であり、ゴミや髪の毛等を排水路に直接流さないようにするものである。この目皿栓の差込筒部には、周壁の複数箇所に水抜孔13を設けており、シンク内に流れ落ちる水を各水抜孔13から円滑に排水しながら、ゴミや髪の毛は水抜孔13間に引掛けて留めておけるので、これにより、前記目皿栓5をシンクトラップの筒体1の排水路Sから定期的に抜き出して掃除できる。
次に、本発明の主要部となるシール材2に設けた切欠7aと筒体1に設けた抜孔6との排水の手順を図3に基づいて説明する。
シンクトラップのフランジ10とシンク底板8との間に介在したシール材2は、シンク底板8上面から浮き上がった状態となることで、シンク内に流れ込んだ水はまず、前述のように浮き上がったシール材2の切欠7aを設けた箇所に集まっていく。次いで前記切欠7aを通過した水は、排水トラップ3のテーパ面の上側に流れ落ちていくとともに、傾斜の下端側が抜孔6に通じていることから、前記水が抜孔6を通って筒体1内の排水路Sに向けて流れていき、通常、排水口Rの周囲にフランジ10用の埋込み段差部分を設けられないガラス製シンクであっても、該シンクの底に水が溜まらない構造となる。
また図4は、本発明の他の実施形態を示すものであり、シール材2の切欠7bの形状を下部側のみが抉れた溝状に形成したものである。この切欠7bの場合でも前述の実施形態のものと同様、フランジ10用の挫刳を設けずとも、シール材2及びフランジ10の厚み部分に溜まろうとするシンク内の水を切欠7bからスムーズに排水でき、シンクを衛生的に利用できることになる。
本発明のガラス製シンクの排水口構造を説明する一部を切欠した縦断面図である。 図1中のA−A線横断面図である。 図1中Bを拡大して示す拡大縦断面図である。 本発明の他の実施形態を示す一部を拡大した縦断面図である。 従来のガラス製シンクの排水口構造を説明する一部を切欠した縦断面図である。
符号の説明
1 筒体(シンクトラップ)
2 シール材
3 排水トラップ
6 抜孔
7a,7b 切欠
8 シンク底板
10 フランジ(シンクトラップ)
R 排水口
S 排水路

Claims (1)

  1. 排水路(S)を有する筒体(1)をシンク底板(8)の上方から排水口(R)内に突入すると共に、該筒体(1)の周壁上端縁には排水口(R)の周縁部への係止を可能とするフランジ(10)を備えたシンクトラップ(1,10)と、
    前記フランジ(10)の下端面とシンク底板(8)の上面との間に介在するシール材(2)と、
    排水口(R)から下方に突出した前記筒体(1)と連結し、フランジ(10)及びシール材(2)との間にシンク底板(8)を挟持すると共に、その連結時に前記排水路(S)と連通可能な筒状をなす排水トラップ(3)と、から構成し、
    前記シール材(2)の少なくとも一箇所には切欠(7a,7b)を設けており、さらに前記筒体(1)の周壁には、前記切欠(7a,7b)と連通可能な箇所に、排水路(S)と通じる抜孔(6)を設けていることを特徴とするガラス製シンクの排水口構造。
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JP2005344313A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Kakudai:Kk 洗面器の排水口構造

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