JP2005276134A - 車載情報端末装置、情報サーバ、及び情報配信システム - Google Patents

車載情報端末装置、情報サーバ、及び情報配信システム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の通信機器を有する車載情報端末装置において、車両の進行ルート及び現在地に応じて複数の通信機器から最適な通信機器を選択する。
【解決手段】 車載情報端末装置10は複数の通信機器11及び12を備えるとともに車両の現在地を検出する位置検出部16を備えている。さらに、車載情報端末装置は、通信機器の各々についてその通信可否領域が通信領域情報として記憶された通信領域記憶部18と、車両現在地及び通信領域情報に応じて通信機器を選択する演算部13とを有している。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数の通信機器を備える車載情報端末装置、及び車載通信端末装置から情報を収集して配信する情報サーバ、及び複数の車載情報端末装置及び情報サーバを備える情報配信システムに関するものである。
従来、車両の現在位置をGPS(Global Postioning System)装置等の航法装置によって検出して、車両現在地としてディスプレイ等の表示装置に道路地図とともに表示する車載情報端末装置があり、さらに、このような車載情報端末装置において、複数の通信機器(無線通信機器)を有するものがある。そして、この種の車載情報端末装置においては、複数の通信機器を選択的に用いて外部との通信を行っている。
このような車載情報端末装置では複数の通信機器を選択的に用いる際、例えば、予め通信機器に優先順位(優先度)を設定して、この優先度に応じて使用する通信機器を選択している。つまり、優先度の高い通信機器によって通信を行うことができない場合に、順次優先度の低い通信機器を用いて通信を行うようにしている(例えば、無線通信機器の場合には、電波受信状態に応じて受信状態が良好な無線通信機器を優先度に従って順次選択する)。そして、通信機器に優先度を設定する際には、例えば、通信コストの安い通信機器の優先度を高くするか又は通信速度の速い通信機器の優先度を高くする等の方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−69465公報(第3頁〜第4頁、第1図〜第3図)
従来の車載情報端末装置は以上のように構成されているので、一時的に優先度の高い通信機器で通信できない状況であると、一時的に優先度の低い通信機器に切り替わってしまい、直ぐに優先度の高い通信機器に再度切り替わるという事態が生じる結果、ユーザにとって極めて煩わしいという課題があった。
加えて、一時的に優先度の高い通信機器による通信が行えなくなった状況をユーザが待てる状態であっても、優先度の低い通信機器に切り替わってしまうため、頻繁に通信機器が切り替わるという事態が生じ、この点においても、ユーザにとって極めて煩わしいという課題があった。
また、従来の車載情報端末装置においては、車両の進行ルート及び現在地を考慮して通信機器の切替を行っておらず、車両の進行ルート及び現在地に応じて最適な通信機器を選択できないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、車両の進行ルート及び現在地に応じて複数の通信機器から最適な通信機器を選択して、ユーザに煩わしさを感じさせることのない車載情報端末装置を得ることを目的とする。
また、この発明は、車載情報端末装置の各々から、進行ルート及び現在地に応じた通信機器の通信結果を端末情報として収集して、通信可否領域を示す通信領域情報を全ての車載情報端末装置に配信する情報サーバ及び情報配信システムを得ることを目的とする。
この発明に係る車載情報装置は、複数の通信機器を備えるとともに車両の現在地を検出する位置検出手段を備え、さらに、通信機器の各々についてその通信可否領域が通信領域情報として記憶された記憶手段と、車両現在地及び通信領域情報に応じて通信機器を選択する選択制御手段とを有することを特徴とするものである。
この発明の情報サーバは、車載情報端末装置の各々から通信領域情報をネットワークを介して受け、通信領域情報を全ての車載情報端末装置にネットワークを介して配信する。また、この発明の情報サーバは、車載情報端末装置の各々から各通信機器の通信結果とこの通信結果を得た際の車両現在地を端末情報としてネットワークを介して受け、この端末情報に基づいて通信領域情報を生成して全ての車載情報端末装置にネットワークを介して配信するようにしてもよい。
この発明の情報配信システムは複数の車載情報端末装置と情報サーバとを有し、これら車載情報端末装置及び情報サーバがネットワークを介して接続されている
この発明によれば、通信機器の各々についてその通信可否領域を通信領域情報として記憶しておき、車両現在地及び通信領域情報に応じて通信機器を選択するように構成したので、車両の進行ルート及び現在地に応じて複数の通信機器から最適な通信機器を選択して、ユーザに煩わしさを感じさせることがないという効果がある。
この発明によれば、車載情報端末装置の全てから通信領域情報を、ネットワークを介して受け、通信領域情報を全ての車載情報端末装置にネットワークを介して配信するように構成したので、個々の車載情報端末装置では、他の車載情報端末装置で得られた通信領域情報が得られることになって、精度よく通信可否領域の設定を行うことができるという効果がある。
また、車載情報端末装置の全てから通信機器の各々の通信結果とこの通信結果を得た際の車両現在地を端末情報としてネットワークを介して受け、この端末情報に基づいて通信領域情報を生成して全ての車載情報端末装置にネットワークを介して配信するように構成すれば、個々の車載情報端末装置においては、通信結果及び車両現在地を送信するだけで通信領域情報が得られるという効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における車載情報端末装置を示すものである。図1において、図示の車載情報端末装置10は、複数の通信機器11及び12を備えており、通信機器11及び12は、後述するようにして選択的に外部と通信を行う。さらに、車載情報端末装置10は、演算部13、操作部14、情報表示部15、位置検出部16、地図データベース17、及び通信領域記憶部18を備えており、演算部13は、後述するようにして、通信機器11及び12、操作部14、情報表示部15、位置検出部16、地図データベース17、及び通信領域記憶部18を統括制御する。
位置検出部16は、例えば、GPS衛星から受信したGPSデータに基づいて、車両の現在位置を検出して車両現在地として演算部13に渡す。演算部13は車両現在地に基づいて、地図データベース17を検索して車両現在地に係る地図情報を取得する。そして、演算部13は車両現在地に係る地図情報に応じた地図を情報表示部15に表示するとともに、この地図上に車両現在地を表示する。
一方、ユーザが操作部14を用いて目的地設定を行うと、演算部13では目的地に応じて地図データベース17を検索して、車両現在地及び目的地から車両現在地から目的地に至るルート(進行ルート)を求めて、情報表示部15に地図とともに進行ルートを表示する。
なお、図示はされていないが、車両には車速センサ及び車両進行方向センサ(例えば、ジャイロスコープ)が備えられ、車速及び車両進行方向が演算部13に与えられている。
通信機器11又は12によって通信を行う都度、演算部13では通信機器毎の通信結果を得て、この通信結果を各通信機器毎に通信領域記憶部18に記憶する。さらに、演算部13では通信機器11又は12で通信を行う都度、位置検出部16から得た車両現在地と地図データベース17から得た地図情報とをリンクさせて、使用中の通信機器11又は12の通信状態を通信領域情報として把握している。
通信結果には、通信成功時に係る通信結果(成功通信結果)及び通信不成功時に係る通信結果(不成功通信結果)が含まれており、成功通信結果には、通信開始時及び通信終了時の緯度経度情報、通信機器の種別・キャリア、通信開始及び終了時刻、通信時の道路リンク情報(通信領域情報)、及び電界強度等が含まれている。また、不成功通信結果には、通信失敗時の緯度経度情報、その時刻、及び電界強度が含まれている。
通信領域記憶部18には地図データベース17上の道路と通信機器11及び12とをリンクさせた道路リンク情報が通信領域情報として記憶されている。図2(a)に示すように、いま、地図データベース17上の道路毎に道路リンク番号”1”,”2”,”3”,…が識別番号として付与されており、通信領域情報には通信機器11及び12に対応してリンク番号(1〜n(nは2以上の整数)毎に通信状態が含まれている(図2(b)参照)。つまり、通信領域情報には通信機器毎、通信手段(PHS、CDMAなど)およびキャリアから分類される区分毎の通信可否領域を示す情報を有している。
図2(b)において、通信状態は1〜−1まで(0を除く)の数値が割り当てられており、図示の例では、数値”1”は完全な通信ができる状態、数値”−1”はまったく通信できない状態を表しており、数値”0”は通信状態が不明であることを示している。この通信領域情報は、予め初期設定され、通信機器が携帯電話機であれば、キャリアの通信エリア情報、無線LAN用通信機器であれば、サービス提供者からの提供情報に基づいて設定されることになる。
ところで、演算部13では、地図データベース17から得た地図情報と車両現在地とに基づいて、通信開始時刻から通信終了時刻まで車両が進行したルート(以下通信区間ルートと呼ぶ)を得ており、演算部13では通信区間ルートと前述の道路リンク番号とを対応付けて、後述するようにして、通信結果に基づいて通信領域情報を更新する。
次に動作について説明する。
図1及び図3を参照して、いま、通信機器11及び12を選択的に使用してデータ通信を行おうとすると、まず、演算部13においてデータ通信が必要であると判定すると通信が開始される(ステップST1)。演算部13では今回送受信するデータのサイズ(量)が分かっているか否かを判定する(ステップST2)。
データサイズが分かると、演算部13は車両現在地、車速、及び車両進行に基づいて車両の経路を判定し、地図データベース17から道路リンク番号を得て、この道路リンク番号と通信領域記憶部18に記憶された通信領域情報とに基づいて、現在の経路で最も優先順位の高い通信機器でデータを送受できるか否かを判定する(ステップST3)。なお、図示の例では、通信機器11は通信機器12よりも優先度が高いものとする。
ステップST3において、現在の経路で最も優先度の高い通信機器11でデータを送受できないと判定すると、さらに演算部13は次に優先度の低い通信機器12でデータを送受できるか否かを判定する(ステップST4)。この際には、前述の経路に対応する道路リンク番号及び通信領域情報に応じて、判定を行うことになる。
ステップST4において、優先度の低い通信機器11でデータを送受できないと判定すると、演算部13は時間又は車両現在地の制約上直ぐにデータを送受する必要があるか否かを情報表示部15に表示してユーザの判断を仰ぐ(ステップST5)。ユーザが直ぐに取得する必要はない旨の指示を、操作部14から入力すると、演算部13では、車両が少し進めばいずれかの通信機器11又は12でデータを送受できるか否かを経路に対応する道路リンク番号及び通信領域情報から得る(ステップST6)。
ステップST6において、車両が少し進んでも、いずれの通信機器11及び12においても、データの送受ができないと判定すると、演算部13では経路を多少変更すれば、いずれかの通信機器11又は12でデータの送受を行えるか否かを判定する(ステップST7)。つまり、車両の経路を変更して道路リンク番号を変更すれば、いずれかの通信機器11又は12でデータの送受が可能であるか否かを通信領域情報に基づいて判定することになる。
ステップST7において、車両経路を多少変更してもいずれの通信機器11及び12においてもデータの送受ができないと判定すると、演算部13は、情報表示部15に通信失敗の旨表示してユーザに報知する(ステップST8)。なお、ステップST5において、直ぐに送受すべきデータであると判定すると、演算部13はステップST7に進む。
ステップST6において、車両が少し進行すると、いずれかの通信機器11又は12でデータの送受が行えると判定すると、演算部13では、車両現在地及び通信領域情報に応じていずれかの通信機器11又は12が通信可能となる地点まで車両が移動すると、データの送受を開始する(ステップST9)。
ステップST7において、車両経路を多少変更すればいずれかの通信機器11又は12でデータの送受が行えると判定すると、演算部13では道路地図データベース17及び通信領域情報に応じて車両の現在地近傍で通信可能な経路を検索して、その経路を情報表示部15に表示するとともに、経路変更すれば通信可能である旨情報表示部15に表示する(ステップST10)。
一方、ステップST2において、データサイズが不明であると、ユーザによって選択された通信機器11又は12を用いて通信処理を実行し(ステップST11)、同様に、ステップST3において、最も優先度の高い通信機器11で通信できると判定すると、ステップST11において通信機器11を用いて通信処理を実行する。
また、ステップST4において、優先度の低い通信機器12でデータの送受を行えると判定すると、演算部13では優先度の低い通信機器12を選択して、ステップ11において通信機器12を用いて通信処理を実行する。
なお、上述のようにして通信処理を行った際には、演算部13では、その通信結果を通信領域記憶部18に記憶して、その通信結果に応じて通信領域情報を更新することになる。そして、ユーザが操作部14を操作して、例えば、通信機器11を指定して、通信機器11に係る通信可否領域の表示を指示すると、演算部13では、地図データベース17及び通信領域記憶部18をアクセスして、情報表示部15に車両現在地を含む地図を表示するとともに、通信機器11に関する通信可否領域を地図上に表示する。同様に、通信機器12を指定すると、演算部13では車両現在地とともに通信機器12に関する通信可否領域を地図上に表示する。
ここで、図4を参照して、いま車両が出発地から目的地に至る経路(進行ルート)を探索する際、通信機器11及び12の通信可能領域を考慮したルート探索について説明する。図4において、符号”A”で示す領域が通信機器11で通信可能な領域、符号”B”で示す領域が通信機器12で通信可能な領域であるとする(なお符号の付されていない領域は通信機器11及び12のいずれにおいても通信できない領域である)。
前述したように、地図データベース17には道路リンク情報が格納されており、さらに図示の例においては、道路リンク情報毎の道路コスト(道路リンクに対応する道路を走行した際に要する経費)が格納されている。また、通信領域記憶部18にも道路リンク番号に対応した通信コストが定義されており、演算部13ではこれら道路コスト及び通信コストを最小にして、しかも優先度の高い通信機器11を用いて安定して通信を行うことのできる経路を探索する。
具体的には、通信可能領域Aにおける経路探索時のコスト(道路コスト及び通信コスト)をCa、通信可能領域Bにおける経路探索時のコストをCb、そして、通信不能な領域における経路探索時のコストをCnとして、Cn>>Cb>Caと定義できるとすると、経路上のI番目に通過する領域のコストをCiとして、Σciが最小となる経路を探索することになる。この結果、例えば、図4に破線ルートで示す経路が探索されることになる。これらのコストを決定する際の優先度は、各通信機器毎に設定された通信速度及び通信コストに基づいてユーザが予めコスト優先又は通信速度優先を規定する。
続いて、図5を参照して、通信領域情報の保存・蓄積について説明する。図5において、いま車両がルート(道路リンク)a,b,c,d,e,及びfを通って出発地から目的地に至るものとする。なお、図5において、円D1は通信機器11の通信エリアを示し、円D2は通信機器12の通信エリアを示す。また、通信機器11は地点P1で通信を開始し、地点P2で通信を終了し、通信機器12は地点P3で通信を開始し、地点P4で通信を終了したものとする。
車両は地図データベース17上の道路リンク情報に応じた経路に沿って走行しており、通信機器11について地点P1から地点P2までが通信可能であり、地点P1で通信エリアD1に含まれる道路リンクa及びb、そして、地点P2で通信エリアD1に含まれる道路リンクd、道路リンクbと道路リンクdとの間に位置する道路リンクcが通信可能領域として認定されて、通信領域記憶部18に通信領域情報として保存蓄積される。
同様にして、通信機器12にはついては、地点P3から地点P4まで通信可能であり、地点P3及びP4において通信エリアD2に含まれる道路リンクeが通信可能領域として認定され、通信領域記憶部18に通信領域情報として保存蓄積される。このようにして、通信を行う都度、通信機器11及び12について通信可能領域及び通信不可能領域が保存蓄積されて通信領域情報が更新されることになる(なお、通信可能領域以外の領域(道路リンク)は通信不可能領域となる)。
なお、実際に通信を行った回数が各道路リンク番号に関して付加され、これら通信回数は経路探索の際のコストとして計算される。例えば、一度通信できた場合のコストは1として、100回通信するとコストを0.01とする。
図6を参照すると、前述のようにして、通信領域記憶部18に蓄積された通信領域情報は、定期的に通信機器11又は12を用いて情報サーバ21にネットワークを介して送信される。情報サーバ21には複数の車載情報端末装置10の各々からネットワークを介して通信領域情報が収集されており、情報サーバ21では複数の車載情報端末装置10から収集した通信領域情報を統計処理して処理結果を得る。
そして、情報サーバ21ではこの処理結果を、ネットワークを介して更新済み通信領域情報として車載情報端末装置10の全てに送り、車載情報端末装置10でこの更新済み通信領域情報で通信領域記憶部18を更新する。つまり、複数の車載情報端末装置10と情報サーバ21とによって情報配信システムが構成されることになる。
また、各車載情報端末装置10は各通信機器11及び12毎の通信結果を車両現在地データとともに端末情報として、ネットワークを介して情報サーバ21に送るようにしてもよく、この際には、情報サーバ21では、端末情報に基づいて上述した通信領域情報を生成して、全ての車載情報端末装置10にネットワークを介して配信する。
このようにすれば、各車載情報装置10においては、通信結果及び車両現在地を送信するだけで、通信領域情報が得られることになって、演算部13の負荷を低減することができる。
なお、上述の説明から明らかなように、演算部13が総合的に選択制御手段、通信領域情報生成手段、取得手段、表示制御手段、及び経路探索手段として機能することになる。
以上のように、この実施の形態1によれば、通信機器の各々についてその通信可否領域を通信領域情報として記憶して、車両現在地及び通信領域情報に応じて通信機器を選択するように構成したので、車両の進行ルート及び現在地に応じて複数の通信機器から最適な通信機器を選択して、ユーザに煩わしさを感じさせることがない。
この実施の形態1によれば、通信領域情報を通信機器の各々の通信結果とこの通信結果を得た際の車両現在地とに応じて生成するようにしたので、通信領域情報を適宜更新できるという効果がある。
この実施の形態1によれば、通信機器のいずれかによって通信領域情報を、ネットワークを介して情報サーバに送信するように構成したので、全ての通信領域情報を情報サーバで一括管理できるという効果がある。
この実施の形態1によれば、通信機器のいずれかによって通信領域情報を、ネットワークを介して情報サーバから取得して記憶するように構成したので、個々の車載情報端末装置は全ての車載情報端末装置で得られた通信領域情報を取得できるという効果がある。
この実施の形態1では、車両現在地を含む地図を表示するとともに、地図上に通信可否領域を通信機器毎に表示するようにしたので、ユーザは容易に車両と通信可否領域との位置関係を把握できるという効果がある。
この実施の形態1によれば、通信領域情報に応じて通信可能領域を最も含む最適経路を探索するようにしたので、ユーザは通信不能となる事態を容易に回避することができるという効果がある。
この発明の実施の形態1による車載情報端末装置を示すブロック図である。 図1に示す車載情報端末装置に格納される道路リンク及び通信領域情報の一例を示す図であり、(a)は道路リンクを示す図、(b)は道路リンク番号と各通信機器の通信領域情報を示す図である。 図1に示す車載情報端末装置の通信機器選択動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図1に示す車載情報端末装置において通信機器の通信可能領域を考慮した経路探索の一例を示す図である。 図1に示す車載情報端末装置において、各通信機器の通信可能領域である道路リンクの保存を説明するための図である。 図1に示す車載情報端末装置と情報サーバとの間のデータ送受を説明するための図である。
符号の説明
10 車両情報端末装置、11,12 通信機器、13 演算部、14 操作部、15 情報表示部、16 位置検出部、17 地図データベース、18 通信領域記憶部、21 情報サーバ。

Claims (10)

  1. 複数の通信機器を備えるとともに車両の現在地を検出する位置検出手段を備える車載情報端末装置において、
    前記通信機器の各々についてその通信可否領域が通信領域情報として記憶された記憶手段と、
    前記車両現在地及び前記通信領域情報に応じて前記通信機器を選択する選択制御手段とを有することを特徴とする車載情報端末装置。
  2. 通信領域情報を通信機器の各々の通信結果と該通信結果を得た際の車両現在地とに応じて生成する通信領域情報生成手段を有することを特徴とする請求項1記載の車載情報端末装置。
  3. 通信機器のいずれかによって通信領域情報をネットワークを介して情報サーバに送信するようにしたことを特徴とする請求項2記載の車載情報端末装置。
  4. 通信機器のいずれかによって通信領域情報を、ネットワークを介して情報サーバから取得して記憶手段に格納する取得手段を有することを特徴とする請求項1記載の車載情報端末装置。
  5. 車両現在地を表示する表示手段を備え、
    前記表示手段に前記車両現在地を含む地図を表示するとともに該地図上に通信可否領域を通信機器毎に表示する表示制御手段を有することを特徴とする請求項1記載の車載情報端末装置。
  6. 通信機器に各々に対して使用の際の優先度が設定されるとともに使用の際のコストが設定されており、
    車両の出発地から目的地に至る経路を探索する経路探索手段を備え、
    該経路探索手段は、通信領域情報、優先度、及びコストに応じて最適経路を探索するようにしたことを特徴とする請求項1記載の車載情報端末装置。
  7. 請求項3に記載の車載情報端末装置の各々から通信領域情報をネットワークを介して受け、該通信領域情報を全ての車載情報端末装置にネットワークを介して配信することを特徴とする情報サーバ。
  8. 請求項1に記載の車載情報端末装置の全てから通信機器の各々の通信結果と該通信結果を得た際の車両現在地を端末情報としてネットワークを介して受け、前記端末情報に基づいて前記通信領域情報を生成して全ての車載情報端末装置にネットワークを介して配信することを特徴とする情報サーバ。
  9. 複数の通信機器と、車両の現在地を検出する位置検出手段と、前記通信機器の各々についてその通信可否領域が通信領域情報として記憶された記憶手段と、前記車両現在地及び前記通信領域情報に応じて前記通信機器を選択する選択制御手段とを有する車載情報端末装置を複数備えるととともに、
    前記車載情報端末装置の全てから通信機器の各々の通信結果と該通信結果を得た際の車両現在地を端末情報としてネットワークを介して受け、前記端末情報に基づいて前記通信領域情報を生成して全ての車載情報端末装置にネットワークを介して配信する情報サーバを備えることを特徴とする情報配信システム。
  10. 複数の通信機器と、車両の現在地を検出する位置検出手段と、前記通信機器の各々についてその通信可否領域が通信領域情報として記憶された記憶手段と、前記車両現在地及び前記通信領域情報に応じて前記通信機器を選択する選択制御手段とを有する車載情報端末装置を複数備えるとともに、
    前記車載情報端末装置の各々から前記通信領域情報をネットワークを介して受け、該通信領域情報を全ての車載情報端末装置にネットワークを介して配信する情報サーバを備えることを特徴とする情報配信システム。
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