JP2005264992A - 電磁緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付スペースに制約がある部位に適用可能であって、必要なストロークを確保可能な電磁緩衝器を提供することである。
【解決手段】支持部材23に回転自在に連結される螺子ナット4内に回転自在に螺合される螺子軸3と、モータ1とを備え、モータ1が螺子ナット4に連結される磁石9もしくはコイル8の一方と、支持部材23に固定される磁石9もしくはコイル8の他方とで構成されるとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、螺子ナットに螺子軸を回転自在に螺合することにより、螺子ナットを介して螺子軸の直線運動をモータの回転運動に変換する機構を有し、モータの電磁力を減衰力として利用する電磁緩衝器に関する。
一般に車両の車体と車軸との間に懸架バネと並列にして油圧緩衝器を介在させたサスペンションが知られており、このサスペンションは車体を懸架するとともに路面からの振動等の入力を減衰して車両の乗り心地と操縦性を向上させ、或いは車体の変位を抑制して車高を一定に保持している。この油圧緩衝器は、高減衰力が得られる点で有利であるが反面、油が必要であり、この油の漏れを防止するシール機構や複雑なバルブ機構を必要とする。
そこで、最近油、エアや電源等を必要としない新しい電磁緩衝器が研究され、提案されている(特許文献1参照、非特許文献1参照)。
この電磁緩衝器の基本構造は、ボール螺子ナットに回転自在に螺合した螺子軸と、螺子軸の一端に連結され電極を短絡したモータと、で構成され、螺子軸に対しボール螺子ナットが軸方向に移動すると、螺子軸とモータのシャフトが回転し、このシャフトの回転により発生する誘導起電力によってシャフト及び螺子軸の回転方向と逆向きのトルクを上記ボール螺子ナットの直線運動を抑制する減衰力として利用するものである。
特開2003−227543号公報(段落番号0023,図1) 末松、須田,「自動車における電磁サスペンションの研究」,社団法人自動車技術会,学術講演会前刷集,2000年,No4−00
しかし、上述した従来の螺子軸とモータのシャフトを連結することにより、モータに螺子軸の回転運動を伝達する構成を採用している電磁緩衝器は、特に車両に適用する際には、通常車体と車軸との間に配在されるので、以下の問題点がある。
すなわち、電磁緩衝器は、油圧緩衝器等にはないモータを利用することから、このモータを螺子軸と直列に接続すると、電磁緩衝器全体の基本長が長くなる。
したがって、車体と車軸との間に電磁緩衝器を配設する場合、車種により車体と車軸との間のスペースには制約があり、必然的に電磁緩衝器を車両に適用するについては、電磁緩衝器本体長さをモータの長さ分だけ、短くする必要があるので、適用車両に必要なストロークが確保できない不具合を生じる危惧がある。
そこで、ストロークを確保するためには、モータを小型化すればよいが、この場合には、逆にモータが強制的に回転させられることにより発生する電磁力に起因するトルク出力が小さくなり、所望の減衰力が得られなくなる恐れがある。
そこで、本発明は、上記の不具合を勘案して創案されたものであって、その目的とするところは、取付スペースに制約がある部位に適用可能であって、必要なストロークを確保可能な電磁緩衝器を提供することである。
上記した目的を達成するため、第1の課題解決手段における電磁緩衝器は、支持部材に回転自在に連結される螺子ナット内に回転自在に螺合される螺子軸と、モータとを備え、螺子ナットと螺子軸との軸方向の相対移動を抑制する電磁緩衝器において、モータが螺子ナットに連結される磁石もしくはコイルの一方と、支持部材に固定される磁石もしくはコイルの他方とで構成され、当該モータに電磁力を発生させ、この電磁力を螺子ナットの回転を抑制することにより上記螺子軸の軸方向の直線運動を抑制する減衰力として利用することを特徴とする。
また、第2の課題解決手段における電磁緩衝器は、第1の課題解決手段において、支持部材を筒体とし、螺子ナットが筒体内に回転自在に嵌着されるとともに、螺子ナットに連結される磁石もしくはコイルの一方を、筒体内周に設けた磁石もしくはコイルの他方に対向させてなる。
そして、第3の課題解決手段における電磁緩衝器は、第2の課題解決手段において、筒体の外周形状を外周表面積が大きくなる形状としたことを特徴とする。
また、第4の課題解決手段における電磁緩衝器は、第3の課題解決手段において、筒体の外周に凹凸もしくはフィンを形成したこと特徴とする。
さらに、第5の課題解決手段における電磁緩衝器は、第2の課題解決手段において、螺子軸の一端に連結されて螺子軸を覆う外筒を設け、この外筒と筒体との間に軸受を設けたことを特徴とする。
またさらに、第6の課題解決手段における電磁緩衝器は、第5の課題解決手段において、筒体が車両の車体側に連結され、外筒が車両の車軸側に連結されるとともに、筒体と外筒の外周側に懸架ばね受けを設け、懸架バネ受け間に懸架バネを介装したことを特徴とする。
そして、第7の課題解決手段における電磁緩衝器は、第5または第6の課題解決手段において、筒体端部に筒体を車両の車体に取付けるマウントを設け、当該マウントに上方懸架バネ受けおよびバンプラバーを設け、外筒側にバンプラバー受けを設けたことを特徴とする。
各請求項の発明によれば、従来の電磁緩衝器のようにモータを螺子軸の上部に垂直に設ける必要が無いので、緩衝器に必要なストローク確保ができ、基本長も短くすることができる。すなわち、省スペース化を図ることができる。したがって、取付スペースに制約がある部位に適用可能であって、必要なストロークを確保可能であり、特に電磁緩衝器を車両に適用する場合には、基本長を短くすることができ、車両に必要とされる緩衝器のストロークを確保できるので、車両への搭載性が向上する。
請求項2の発明によれば、モータは、筒体内に形成されるから、従来ではデッドスペースであった筒体内の略全長にわたり、磁石およびコイルを形成することができるので、電磁緩衝器を大型化することなしに、モータのみを大型化することができる。すなわち、電磁緩衝器を大型化することなしにモータ出力を大きくすることができるから、電磁緩衝器に高減衰力を発生させることが可能である。
さらに、モータを筒体内に収め、かつ筒体がモータのフレームとして機能するので、電磁緩衝器をスリムに形成することができ、省スペースであるので、電磁緩衝器の搭載性が向上する。
また、モータを独立した部品として、電磁緩衝器に取付けなくとも良く、モータと電磁緩衝器が一体となっているので、路面等からの衝撃に対し、従来の電磁緩衝器より耐久性に優れる。
さらに、モータを独立した部品としたときに比べて、モータを電磁緩衝器本体に取付ける為のブラケットやボルトやナット等の部品が不要となるので、部品点数が少なくてすむ。
従って、組み立て、加工が容易となるので、生産性の向上を図ることができる。
そして更に、部品点数が少なくなり、加工工程を少なくでき、生産性も向上するから、生産コストも低く抑えることができる。
請求項3および4の発明によれば、コイルの発熱によりモータ自体の温度が上昇することとなるが、筒体の外周表面積を大きくしたので、効果的に放熱されるので、筒体内に熱がこもることを防止できる。
さらに、電磁緩衝器を特に車両に適用する場合においては、筒体は、モータに比べ充分長く、また、電磁緩衝器が車軸と車両ボディとの間に取付けられる関係上、車両走行時には、筒体に風が当り、効果的に放熱することができる。
また、モータの温度上昇を抑制できるので、モータの温度定格を超えてしまう弊害、たとえば、モータ自身が発する熱によりモータのコイルを形成する導線の絶縁被膜の化学変化等により絶縁性が劣化し、その結果漏電等を生じ、モータ自体が損傷する事態を防止可能である。
また、モータ1に個別のフレームがないから、この点でも、モータが発生する熱が、モータ内にこもることを防止できる。
請求項5の発明によれば、筒体および外筒により、路面からの飛び石や、雨水等が直接螺子ナット、モータや螺子軸に当たることが防止されていると同時に、加えて筒体と外筒との間に軸受が設けられているので、筒体および螺子ナットに対する螺子軸の軸ぶれが防止されており、螺子ナットの一部のボールに集中して荷重がかかることを防止でき、螺子ナットもしくは螺子軸の螺子溝が損傷する事態を避けることが可能である。また、螺子ナットもしくは螺子軸の螺子溝の損傷を防止できるので、螺子軸と螺子ナットの回転若しくは電磁緩衝器の伸縮方向への移動の各動作の円滑さを保つことができ、上記各動作の円滑を保てるので、電磁緩衝器として機能も損なわれず、ひいては、電磁緩衝器の故障を防止できる。
また、外筒と筒体との間に軸受を設けることにより、外筒に対して内筒が軸ずれを生じて、外筒の上端部内周が筒体の外周をかじる事態が防止されており、これにより、外筒と筒体との間のシール性の劣化も防止されている。
請求項6の発明によれば、筒体は車体側に取付けられるから、モータはいわゆるバネ上に配置されることとなる。すなわち、電磁緩衝器を特に車両に適用する場合には、モータをバネ上に配置させることにより、モータに路面から直接大きな荷重が入力されることを回避することができ、モータの損傷機会を減ずることが可能となる。また、モータを車体側に配置することで、モータの電線を外方の制御装置、制御回路に接続する際の取り回しも、容易となり、電線は車体内に収納されることとなるので、電線の損傷機会も減ずることが可能となる。
請求項7の発明によれば、マウントに上方懸架バネ受けおよびバンプラバーを設け、外筒側にバンプラバー受けを設けているので、電磁緩衝器がフルバウンドした場合の衝撃的な荷重は車体に伝達されるようにしてあるので、モータの損傷を防止することが可能である。
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における電磁緩衝器の縦断面図である。図2は、本発明の第2の実施の形態における電磁緩衝器の縦断面図である。
図1に示すように、第1の実施の形態における電磁緩衝器は、モータ1と、螺子軸3と、支持部材たる筒体23と、螺子ナットたるボール螺子ナット4とで構成され、螺子軸3がボール螺子ナット4に螺合され、螺子軸3の直線運動をボール螺子ナット4の回転運動に変換し、モータ1に電磁力を発生させ、この電磁力に起因して発生するボール螺子ナット4の回転に抗するトルクを上記螺子軸3の直線運動を抑制する減衰力として利用し、ボール螺子ナット4と螺子軸3との軸方向の相対移動を抑制することが出来るものである。
詳しく説明すると、螺子軸3は、図1中下端が車両の車軸側に連結されるブラケットBに螺合されており、ブラケットBの外周には外筒20の下端が嵌合されている。したがって、螺子軸3はブラケットBを介して外筒20に挿入されるとともに結合されている。そして、外筒20内には、軸受21,22を介して支持部材たる筒体23が摺動自在に挿入されており、この筒体23の図1中下端部内周側にはボール螺子ナット4がボールベアリング5を介して回転自在に結合され、その図1中下方の管端には、ボール螺子ナット4が筒体23から脱落することを防止する為のストッパ6が螺着されている。また、外筒20の図1中上端には、環状のバンプラバー受け38が嵌合しており、このバンプラバー受け38の内周側には筒体23と外筒20との間をシールするシール部材Sが設けられている。
さらに、筒体23内周には、コア7とコア7に巻装したコイル8が嵌装され、ボール螺子ナット4の図1中上端から立ち上がる複数の磁石9,9が上記コイル8およびコア7に対向するように設けられている。すなわち、ボール螺子ナット4が筒体23に対して回転運動を呈すると、ボール螺子ナット4の図1中上端から立ち上がる磁石9,9も回転するので、コイル8が上記磁石9,9の発生する磁界を横切ることにより誘導起電力を発生する。
したがって、モータ1は、上記したボール螺子ナット4、筒体23、コア7、コイル8および磁石9,9で構成されるブラシレスモータであって、この場合、ボール螺子ナット4がシャフトとして、筒体23がフレームとしての役割を果たしている。なお、外筒20を省略する場合には、ボール螺子ナット4を回転自在に支持することが可能で、かつ、モータを形成することができれば、支持部材を筒状に形成する必要はない。また、ボール螺子ナット4を回転自在に支持できモータを形成することができれば、支持部材をこの電磁緩衝器を適用する箇所側に形成するとしてもよい。
さらに、筒体23の上端は、キャップ30により封止され、このキャップ内を通じて、モータ1のコイル8に接続された電線10が外部に導かれている。そして、モータ1の上記電線10は、制御回路等(図示せず)に接続されるか、直接モータ1の各電極(図示せず)同士をつなぐ様に短絡されて閉回路とされ、電磁力に起因するボール螺子ナット4の回転に抗するトルクを発生するようにしておくことにより、所望の減衰力を得られるよう調整される。なお、この電磁緩衝器をアクティブサスペンションとして使用する場合には、積極的にモータ1に通電することにより、モータ1を駆動して緩衝器のみならずアクチュエータとして機能させることが可能である。また、キャップ30の図1中下方外周には、ボールベアリング35が嵌合し、このボールベアリング35の外周は上記モータ1の磁石9,9の内周側に嵌合し、これにより、磁石9,9の軸ずれが防止され、磁石9,9が螺子軸3やコイル8と干渉することが防止されている。なお、上記ボールベアリング35にかえて磁石9,9の内周に摺接する軸受を設けるとしてもよい。
なお、ブラシレスモータの場合には、回転子の位置検出手段としてホール素子、磁気センサや光センサ等が搭載されているが、単に電磁力に起因するトルクを発生させる限りにおいては上記位置検出手段を設ける必要はない。ただし、位置検出手段を設けることにより、回転子の回転運動の状況(回転角や角速度等)を把握することができるのでモータの制御に便利である。たとえば、ホール素子を例に取れば、外部電源から当該素子に通電しておくことが必要であるが、通電する為の電線を上記キャップ30内を介して当該素子に接続して電流を供給するとすれば良く、また、外部電源を用いずとも、ボール螺子ナット4の回転により発電されるので、この誘導起電力によって発生される電流をホール素子に供給するか、一端外部のバッテリに蓄電しておいて、このバッテリから電流を供給するとしてもよい。
なお、本実施の形態においては、コイル8を筒体23側に、磁石9,9をボール螺子ナット4側に取付けているが、コイル8をボール螺子ナット4側に、磁石9,9を筒体23側に取付けるとしても良く、また、筒体23内に回転自在に挿入される筒を設けて、この筒内にボール螺子ナット4を嵌着し、さらに、上記筒の外周に磁石もしくはコイルの一方を取付け、筒体23の内周に磁石もしくはコイルの他方を取付け、コイルと磁石とを対向させても良い。この場合には、筒体23内に筒を挿入するに際し、複数のボールベアリングで筒を支持できるので、磁石もしくはコイルが軸ぶれをおこし、コイルと磁石とが接触してしまう事態を防止することができる。ちなみに、本実施の形態においてはモータ1をブラシレスモータとしているが、電磁力発生源として使用可能であれば、様々なモータ、たとえば直流モータや交流モータ、誘導モータ等が使用可能である。
さらに、上記ボール螺子ナット4内には、上記螺子軸3が回転自在に螺合されている。ここで、ボール螺子ナット4の構造は特に図示しないが、たとえば、ボール螺子ナット4の内周には、螺子軸3の螺旋状の螺子溝3aに符合するように螺旋状のボール保持部が設けられており、前記保持部に多数のボールが配在されてなり、ボール螺子ナット4の内部にはボールが循環可能なように前記螺旋状保持部の両端を連通する通路が設けられているものであって、螺子軸3を前記ボール螺子ナット4に螺合された場合に、螺子軸3の螺旋状の螺子溝3aにボール螺子ナット4のボールが嵌合し、螺子軸3の図1中上下方向の直線運動に伴いボール自体も螺子軸3の螺子溝3aとの摩擦力により回転するので、ラックアンドピニオン等の機構に比べ滑らかな動作が可能である。
上述のように、ボール螺子ナット4には螺子軸3が螺子溝3aに沿って回転自在に螺合され、螺子軸3がボール螺子ナット4に対し図1中上下方向の直線運動をすると、ボール螺子ナット4は筒体23により、図1中上下方向の移動が規制され、回転のみ許容されているので、ボール螺子ナット4は強制的に回転駆動される。すなわち、上記機構により螺子軸3の直線運動がボール螺子ナット4の回転運動に変換されることとなる。したがって、ボール螺子ナット4が螺子軸3の上下方向の直線運動により回転させられ、モータ1は誘導起電力に起因するボール螺子ナット4の回転に抗するトルクを発生することとなる。
また、本実施の形態においては、この電磁緩衝器が特に車両に適用される場合には、外筒20の図1中上端に設けたバンプラバー受け38の内周と筒体23との間に設けられたシール部材Sおよび筒体23および外筒20により、路面からの飛び石や、雨水等が直接ボール螺子ナット4、モータ1や螺子軸3に当たることが防止されていると同時に、加えて筒体23と外筒20との間に軸受21,22が設けられ、これにより筒体23およびボール螺子ナット4に対する螺子軸3の軸ぶれが防止されており、ボール螺子ナット4の一部のボール(図示せず)に集中して荷重がかかることを防止でき、ボールもしくは螺子軸3の螺子溝3aが損傷する事態を避けることが可能である。また、ボールもしくは螺子軸3の螺子溝3aの損傷を防止できるので、螺子軸3とボール螺子ナット4の回転若しくは電磁緩衝器の伸縮方向への移動の各動作の円滑さを保つことができ、上記各動作の円滑を保てるので、電磁緩衝器として機能も損なわれず、ひいては、電磁緩衝器の故障を防止できる。
また、外筒20と筒体23との間に軸受21,22を設けることにより、外筒20に対して内筒23が軸ずれを生じて、外筒20の上端部内周が筒体23の外周をかじる事態が防止されており、これにより、外筒20と筒体23との間のシール性の劣化も防止されている。
転じて、本実施の形態の電磁緩衝器においては、特に車両に搭載可能とする為に、筒体23の上部に設けられたキャップ30にマウントMが設けられ、このマウントMが車体Cに取付けられるとともに、外筒20の下端に設けられたブラケットBが車軸(図示せず)に取付けられることにより、電磁緩衝器は車体と車軸との間に介装される。このマウントMは、防振ゴム37が焼結されるジョイント部36と、環状の防振ゴム37を抱持する環状の抱持部34と、抱持部34の外周から延設される上方懸架バネ受け32とで構成され、図示するところでは、外筒20の外周には、下方懸架バネ受け31が設けられると同時に、マウントM側の上方懸架バネ受け32と上記下方懸架バネ受け31との間には懸架バネ33が介装される。さらに、上記抱持部34の図1中下端内周側にはバンプラバー40が設けられており、このバンプラバー40は抱持部34の下端内周側に設けた段部34aによりで筒体23に対し軸芯が図られている。そして、このバンプラバー40と上述のバンプラバー受け38とでバンプストッパが構成されている。
したがって、上記のように構成することにより、筒体23は車体側に取付けられるから、モータ1はいわゆるバネ上に配置されることとなる。すなわち、電磁緩衝器を特に車両に適用する場合には、モータ1をバネ上に配置させることにより、モータ1に路面から直接大きな荷重が入力されることを回避することができ、モータ1の損傷機会を減ずることが可能となる。また、モータ1を車体側に配置することで、キャップ30の図1中上端側から伸びる電線10を外方の制御装置、制御回路に接続する際の取り回しも、容易となり、電線10は車体内に収納されることとなるので、電線10の損傷機会も減ずることが可能となる。
なお、本実施の形態では、マウントMに上方懸架バネ受け32を設け、さらに、マウントMにバンプラバー40を設けるとともに、外筒20にバンプラバー40を受けるバンプラバー受け38を設けており、電磁緩衝器がフルバウンドした場合の衝撃的な荷重は車体に伝達されるようにしてあるので、この点でも、モータ1の損傷を防止することが可能である。
上記のように電磁緩衝器は構成されるが、上記の構成をとることにより、モータ1は、筒体23内に形成され、従来の電磁緩衝器のようにモータ1を螺子軸3の上部に垂直に設ける必要が無いので、緩衝器に必要なストローク確保ができ、基本長も短くすることができる。つまり、取付スペースに制約がある部位に適用可能であって、必要なストロークを確保可能である。すなわち、省スペース化を図ることができる。したがって、特に電磁緩衝器を車両に適用する場合には、基本長を短くすることができ、車両に必要とされる緩衝器のストロークを確保できるので、車両への搭載性が向上する。そして、本発明では、ボール螺子ナット4を図1中上下方向に直線運動させて螺子軸3を回転させ、さらに、この螺子軸3の回転運動をモータ1に伝達する場合に比較しても、基本長を短くすることができ、かつ、ストローク確保の点でも有利となり、車両への搭載性も勝る。なぜならば、螺子軸3を回転運動させ、この螺子軸3の端部に本発明と同様の動力伝達手段を適用する場合には、本発明の電磁緩衝器と同じストロークを確保するためには、最低でも動力伝達手段Dの軸方向長さ(正確にはハウジング9の図1中下端からハウジングキャップ13の図1中上端までの長さ)にボール螺子ナット4の軸方向長さを加算した長さ分だけ、本発明の電磁緩衝器より基本長を長くしなくてはならないからである。
引き続いて、作用について説明する。電磁緩衝器に伸縮する、すなわち、筒体23に対し外筒20が図1中上下方向に移動すると、この外筒20に連結された螺子軸3も上下方向の直線運動をする。そして、この螺子軸3の直線運動は、ボール螺子ナット4と螺子軸3のボール螺子機構により、ボール螺子ナット4の回転運動に変換される。
ボール螺子ナット4が回転運動を呈すると、ボール螺子ナット4に取付けられた磁石9,9は、筒体23に取付けられたコイル8に対し回転する。すると、モータ1内のコイル8が磁石9,9の磁界を横ぎることとなり、コイル8には誘導起電力が発生し、上述の通りモータ1の各電極を短絡等してあるから、モータ1は、上記誘導起電力に起因するボール螺子ナット4の回転に抗するトルクを発生し、このボール螺子ナット4の回転に抗するトルクがボール螺子ナット4の回転運動を抑制することとなる。
このボール螺子ナット4の回転運動を抑制する作用は、螺子軸3の上下方向の直線運動を抑制するように働くので、螺子軸3の直線運動を抑制する減衰力として作用し、振動エネルギを吸収緩和する。
以上、一連の動作により、電磁緩衝器としての機能を発揮することができる。なお、本発明では、筒体23内にモータ1を形成したので、電磁緩衝器のストロークを確保しつつ基本長を短くすることは上述したとおりであるが、このように構成したので、従来ではデッドスペースであった筒体23内の略全長にわたり、磁石およびコイルを形成することができるので、電磁緩衝器を大型化することなしに、モータのみを大型化することができる。すなわち、電磁緩衝器を大型化することなしにモータ出力を大きくすることができるから、電磁緩衝器に高減衰力を発生させることが可能である。
さらに、モータ1を筒体23内に収め、かつ筒体23がモータ1のフレームとして機能するので、電磁緩衝器をスリムに形成することができ、省スペースであるので、電磁緩衝器の搭載性が向上する。
また、モータ1を独立した部品として、電磁緩衝器に取り付け無くとも良く、モータ1と電磁緩衝器が一体となっているので、路面等からの衝撃に対し、従来の電磁緩衝器より耐久性に優れる。
さらに、モータを独立した部品としたときに比べて、モータを電磁緩衝器本体に取付ける為のブラケットやボルトやナット等の部品が不要となるので、部品点数が少なくてすむ。
従って、組み立て、加工が容易となるので、生産性の向上を図ることができる。
そして更に、部品点数が少なくなり、加工工程を少なくでき、生産性も向上するから、生産コストも低く抑えることができる。
つづいて、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態における電磁緩衝器は、図2に示すように、第1の実施の形態における電磁緩衝器の筒体23の外周に複数の放熱用のフィンFを設け、外筒20を省略したものである。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるので、同一の符号を付するのみとして、詳しい説明は省略する。
上記フィンFは、薄肉環状であって、筒体23の外周であって、筒体23内に取付けられているコイル8に対向するように複数設けられている。したがって、ボール螺子ナット4が回転すると、コイル8に生じる誘導起電力により当該コイル8に電流が流れ、コイル8が発熱する。すると、モータ1自体の温度が上昇することとなるが、この熱が筒体23に伝達されるが上記フィンFにより効果的に放熱されるので、筒体23内に熱がこもることを防止できる。ここで、筒体23は、モータに比べ充分長く、また、電磁緩衝器を特に車両に適用する場合においては、電磁緩衝器が車軸と車両ボディとの間に取付けられる関係上、車両走行時には、筒体23のフィンFに風が当り、効果的に放熱することができる。
すると、モータ1の温度上昇を抑制できるので、モータ1の温度定格を超えてしまう弊害、たとえば、モータ1自身が発する熱によりモータ1のコイル8を形成する導線の絶縁被膜の化学変化等により絶縁性が劣化し、その結果漏電等を生じ、モータ1自体が損傷する事態を防止可能である。
また、モータ1に個別のフレームがないから、この点でも、モータが発生する熱が、モータ内にこもることを防止できる。
なお、図示したところでは、筒体23の外周に複数のフィンFを設けているが、フィンF以外にも、筒体23の表面積を増加させて放熱性を向上できれば良いので筒体23の外周に凹凸を形成しても良いし、他の形状を採用してもよい。
また、第2の実施の形態における電磁緩衝器にあっても、第1の実施の形態における電磁緩衝器と同様に、減衰力を発生可能なことは言うまでもなく、さらに、電磁緩衝器の基本長を短くし、かつ、ストロークの確保もできるので、第1の実施の形態と同様の作用効果をそうすることができる。
なお、上記したところでは、電磁緩衝器を特に車両に適用した場合について説明したが、通常緩衝器が使用される部位にこの電磁緩衝器を使用可能なことは無論である。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
本発明の第1の実施の形態における電磁緩衝器の縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態における電磁緩衝器の縦断面図である。
符号の説明
1 モータ
3 螺子軸
3a 螺子溝
4 螺子ナットたるボール螺子ナット
7 コア
8 コイル
9 磁石
20 外筒
21,22 軸受
23 支持部材たる筒体
31 下方懸架バネ受
32 上方懸架バネ受
33 懸架バネ
38 バンプラバー受け
40 バンプラバー
B ブラケット
C 車体
F フィン
M マウント

Claims (7)

  1. 支持部材に回転自在に連結される螺子ナット内に回転自在に螺合される螺子軸と、モータとを備え、螺子ナットと螺子軸との軸方向の相対移動を抑制する電磁緩衝器において、モータが螺子ナットに連結される磁石もしくはコイルの一方と、支持部材に固定される磁石もしくはコイルの他方とで構成され、当該モータに電磁力を発生させ、この電磁力を螺子ナットの回転を抑制することにより上記螺子軸の軸方向の直線運動を抑制する減衰力として利用することを特徴とする電磁緩衝器。
  2. 支持部材を筒体とし、螺子ナットが筒体内に回転自在に嵌着されるとともに、螺子ナットに連結される磁石もしくはコイルの一方を、筒体内周に設けた磁石もしくはコイルの他方に対向させてなる請求項1に記載の電磁緩衝器。
  3. 筒体の外周形状を外周表面積が大きくなる形状としたことを特徴とする請求項2に記載の電磁緩衝器。
  4. 筒体の外周に凹凸もしくはフィンを形成したこと特徴とする請求項3に記載の電磁緩衝器。
  5. 螺子軸の一端に連結されて螺子軸を覆う外筒を設け、この外筒と筒体との間に軸受を設けたことを特徴とする請求項2に記載の電磁緩衝器。
  6. 筒体が車両の車体側に連結され、外筒が車両の車軸側に連結されるとともに、筒体と外筒の外周側に懸架ばね受けを設け、懸架バネ受け間に懸架バネを介装したことを特徴とする請求項5に記載の電磁緩衝器。
  7. 筒体端部に筒体を車両の車体に取付けるマウントを設け、当該マウントに上方懸架バネ受けおよびバンプラバーを設け、外筒側にバンプラバー受けを設けたことを特徴とする請求項5または6に記載の電磁緩衝器。
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