JP2005262376A - 把持具 - Google Patents

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康雄 土田
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Abstract

【課題】物品の固定位置に制約がなく、極めて簡便に使用することができる把持具を提供する。
【解決手段】支持材11と、一対の可動材12、13を備え、可動材は、それぞれ支持材を摺動自在に挿通させる挿通孔12a、13aを上端部に有し、一方の可動材の下端には、前向きの押圧面12bを設け、他方の可動材の下端には、押圧面に対向する押しねじ15を付設し、挿通孔の天面前端、底面後端をそれぞれ支持材の上面、下面に係合することにより、支持材の長手方向の任意の位置にロック可能とした。
【選択図】図1

Description

この発明は、任意の物品を把持して固定するために使用する把持具に関する。
棒状の誘導杆と、一対の締付片とを組み合わせる把持具が知られている(特許文献1)。
各締付片は、誘導杆を前後に挿通させることにより誘導杆に沿って前後に移動させることができ、誘導杆の一端には、押しねじ付きのストッパが固定されている。なお、押しねじから遠い側の締付片の背面側には、同様に誘導杆に沿って移動可能なロック用の駒が配置されている。
そこで、このものは、締付片の間隔を適当に開いて物品を挟み込み、ロック用の駒を利用して一方の締付片をロックし、押しねじを介して他方の締付片を前進させることにより、物品を締付片の間に強力に把持して固定することができる。
実公昭25−218号公報
かかる従来技術によるときは、押しねじ側の締付片は、押しねじの到達範囲に配置する必要があるから、物品は、誘導杆の一方に偏った位置にしか締付片によって固定することができず、固定位置が限定される上、ロック用の駒を使用して一方の締付片をロックするので、駒を紛失することがあるばかりでなく、使用方法が煩雑であるという問題があった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、一対の可動材の一方に押圧面を設け、他方に押しねじを付設することによって、物品の固定位置に制約がなく、極めて簡便に使用することができる把持具を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、支持材と、一対の可動材とを備えてなり、可動材は、それぞれ支持材を摺動自在に挿通させる挿通孔を上端部に有し、一方の可動材の下端には、前向きの押圧面を設け、他方の可動材の下端には、押圧面に対向する押しねじを付設し、各可動材は、挿通孔の天面前端、底面後端がそれぞれ支持材の上面、下面に係合することにより、支持材の長手方向の任意の位置にロック可能であることをその要旨とする。
なお、各可動材は、挿通孔の底面後端に代えて、挿通孔の下に設ける後向きの突出部の上面後端を支持材の下面に係合させることができ、突出部の上面には、支持材の下面に形成する係合歯に係合する係合歯を形成することができる。
また、支持材の一端には、可動材の抜止めを設けてもよい。
かかる発明の構成によるときは、各可動材は、それぞれの挿通孔の天面前端、底面後端が支持材の上面、下面に係合することにより、支持材の長手方向の任意の位置にロック可能である。そこで、双方の可動材の間に挟み込む物品は、支持材に対し、任意の位置に固定することができ、固定位置に格別な制約がない。また、可動材は、ロック用の別部材を介することなく、それ自体でロックすることができるから、使用方法が簡便であり、ロック用の部材を紛失したりするおそれもない。なお、各可動材は、支持材に対してほぼ直角にロックし得るものとし、物品は、一方の可動材の押圧面と、他方の可動材の押しねじとの間に挟んで把持するものとする。また、支持材は、上面、下面が平行平面を形成する曲げ剛性が必要十分に大きい棒材であって、中実の角柱材、中空の角筒材、I形材などを使用することができる。
各可動材は、挿通孔の下に後向きの突出部を設け、突出部の上面後端を支持材の下面に係合させることにより、挿通孔を設ける上部の前後方向の寸法を小さくしても、必要十分な把持力を容易に実現することができる。すなわち、同等の把持力を実現するとして、各可動材の軽量化を図ることができる。
突出部の上面に係合歯を設け、支持材の下面の係合歯に係合させれば、各可動材は、摩擦力によって係合させる場合に比して、一層強力な把持力を容易に実現可能である。
支持材の一端に設ける抜止めは、不使用時における可動材の抜落ちを防止し、可動材の万一の紛失を有効に防止する。
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
把持具は、支持材11と、一対の可動材12、13とを備えてなる(図1、図2)。ただし、図2(A)〜(C)は、それぞれ図1のX−X線、Y−Y線、Z−Z線矢視拡大断面図である。
支持材11は、中実の角柱材であり、断面長方形の長辺側を左右に、短辺側を上下にして使用されている。支持材11の一端には、ナット11bを介し、可動材12、13の抜止め用のボルト11aが横向きに装着されている。ただし、ボルト11a、ナット11bは、可動材12、13の抜止めができればよく、支持材11の一端に付設する適当なストッパに代えてもよい。また、支持材11は、中空の角筒材であってもよく、I形材であってもよい。
一方の可動材12は、支持材11を挿通させる挿通孔12aを上端部に有し、前向きの押圧面12bを下端に有する。挿通孔12aの天面は、前端から後端に向けて高く傾斜しており、挿通孔12aの底面は、前端から後端に向けて僅かに高く傾斜しているものとする。また、挿通孔12aの下には、後向きの突出部12cが形成されており、突出部12cの上面は、挿通孔12aの底面と連続している。支持材11は、挿通孔12aを介して可動材12の上端部を前後に摺動自在に挿通させることができる。ただし、ここでいう可動材12の前後とは、それぞれ押圧面12bの前面側、押圧面12bの背面側をいうものとする。
他方の可動材13の上端部には、可動材12の挿通孔12a、後向きの突出部12cと対称形の挿通孔13a、後向きの突出部13cが形成されている。また、可動材13の下端には、押圧面12bに対向する押しねじ15が付設されている。押しねじ15の前端には、押圧面12bと対称の揺動ヘッド15aが装着されており、後端には、握り15bが付設されている。揺動ヘッド15aの背面側には、押しねじ15の前端の小径の円板部15cを収納するキャップ部15dが形成されている(図3)。そこで、揺動ヘッド15aは、フリー状態において、キャップ部15d内の余裕隙間を介して上下左右に揺動可能である(同図の二点鎖線)。ただし、ここでいう可動材13の前後とは、それぞれ押しねじ15の揺動ヘッド15a側、握り15b側をいうものとする。
支持材11上の任意の位置において、可動材12、13の間隔を適当に開いてセットし、押圧面12b、揺動ヘッド15aの間に物品Wを挟み込んだ上(図1)、握り15bを介し、押しねじ15を回転して前進駆動すると、可動材12、13は、物品Wからの反発力A、Aによりそれぞれの下端が開く方向に力を受ける。そこで、可動材13に着目すると、可動材13は、挿通孔13aの天面前端が支持材11の上面に係合し(図3の実線)、突出部13cの上面後端が支持材11の下面に係合することにより、支持材11に対し、後退不能に自動的にロックすることができる。可動材12についても全く同様であり、可動材12、13は、同時に自動的にロックされる。
したがって、以後、物品Wは、押しねじ15による押圧力に従って、強力に把持して固定することができる。なお、可動材12、13は、このように物品Wを把持してロックされると、それぞれの前面側が支持材11に対してほぼ直角になり(図1)、押圧面12b、押しねじ15は、支持材11と平行な軸線上に対向するものとする。
物品Wを解放するときは、押しねじ15を緩めればよい。このとき、可動材13は、下部を前方側に傾けることにより(図3の二点鎖線)、挿通孔13a内の支持材11がフリーになり、支持材11に沿って前後に移動させることができる。可動材12についても、全く同様である。
以上の説明において、可動材12、13は、押圧面12b、押しねじ15を背向させるようにして支持材11と組み合わせることもできる(図4)。物品Wの凹部W1 の両側を外向きに押し、物品Wからの反発力A、Aを可動材12、13の下端が閉じる方向に加えることにより、可動材12、13を同時に自動的にロックすることができる。
他の実施の形態
可動材12、13は、それぞれの中間部を後方に湾曲させてもよい(図5)。オーバハングW2 、W2 を有するような物品Wであっても、支障なく把持して固定することができる。なお、可動材12、13は、その双方を湾曲させるに代えて、必要に応じて一方のみを湾曲させてもよい。また、可動材12、13は、対称形に湾曲させるに代えて、非対称形に湾曲させてもよい。
可動材13の後向きの突出部13cの上面には、支持材11の下面に形成する係合歯11c、11c…に係合する係合歯13d、13d…を形成することができる(図6)。なお、係合歯13d、13d…は、図6に図示するように、突出部13cの後端を含む僅かの領域に対して少なくとも1歯以上を形成すればよいが、突出部13cの上面の全部、または突出部13cの上面から挿通孔13aの底面にかけて一様に形成してもよい。可動材12についても、全く同様である。
また、可動材12、13は、それぞれの挿通孔12a、13aの天面の前端を含む領域に対し、支持材11の上面に形成する係合歯に係合する少なくとも1歯以上の係合歯を形成してもよい(図示せず)。
可動材13は、挿通孔13aの底面後端を支持材11の下面に係合させてもよい(図7)。このとき、挿通孔13aの下には、格別な突出部13cが形成されておらず、したがって、可動材13は、突出部13cを設けるときは、突出部13cの上面後端を支持材11の下面に係合させ、突出部13cを設けないときは、挿通孔13aの底面後端を支持材11の下面に係合させればよい。可動材12についても同様である。なお、このとき、挿通孔12a、13aの底面後端を含む領域、天面前端を含む領域には、それぞれ支持材11の下面、上面の係合歯に係合する係合歯を形成してもよい。
以上の説明において、可動材12の押圧面12bの前面には、滑止め用の小溝12b1 、12b1 …を形成してもよい(図8)。なお、小溝12b1 、12b1 …の形成パターンは、任意である(たとえば同図(A)〜(D))。可動材13側の揺動ヘッド15aの前面についても、同様である。
全体構成正面図 要部拡大断面説明図 要部拡大動作説明図 他の使用形態を示す図1相当図 他の実施の形態を示す図1相当図 他の実施の形態を示す要部拡大断面図(1) 他の実施の形態を示す要部拡大断面図(2) 他の実施の形態を示す要部拡大図
符号の説明
11…支持材
11c…係合歯
12、13…可動材
12a、13a…挿通孔
12b…押圧面
12c、13c…突出部
13d…係合歯
15…押しねじ

特許出願人 土 田 康 雄
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

Claims (4)

  1. 支持材と、一対の可動材とを備えてなり、該可動材は、それぞれ前記支持材を摺動自在に挿通させる挿通孔を上端部に有し、一方の前記可動材の下端には、前向きの押圧面を設け、他方の前記可動材の下端には、前記押圧面に対向する押しねじを付設し、前記各可動材は、前記挿通孔の天面前端、底面後端がそれぞれ前記支持材の上面、下面に係合することにより、前記支持材の長手方向の任意の位置にロック可能であることを特徴とする把持具。
  2. 前記各可動材は、前記挿通孔の底面後端に代えて、前記挿通孔の下に設ける後向きの突出部の上面後端を前記支持材の下面に係合させることを特徴とする請求項1記載の把持具。
  3. 前記突出部の上面には、前記支持材の下面に形成する係合歯に係合する係合歯を形成することを特徴とする請求項2記載の把持具。
  4. 前記支持材の一端には、前記可動材の抜止めを設けることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の把持具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103447985A (zh) * 2013-09-09 2013-12-18 昆山奥德鲁自动化技术有限公司 一种夹紧装置
JP2015100913A (ja) * 2013-11-20 2015-06-04 鈴木 英雄 クランプ組立キット
KR101709717B1 (ko) * 2016-01-27 2017-02-23 윤인수 다기능 클램프

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