JP2005259187A - ディスク再生装置、ディスク再生システムおよび信号出力方法 - Google Patents

ディスク再生装置、ディスク再生システムおよび信号出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ディスク媒体からマルチアクセスによるマルチチャンネル再生によって音楽や映像を再生する場合に、外部機器の対象者にとっては外部機器からの音声や画像を確実に認識でき、外部機器の非対象者にとっては音楽や映像の鑑賞が妨げられないようにする。
【解決手段】車載用の音楽再生システムでは、ユーザー端末81〜84からのアクセスによってディスク再生装置10で得られたチャンネル1〜4の再生音楽信号を、送受信部40からユーザー端末81〜84に送信する。車内のカーナビゲーション装置60またはハンズフリーフォン70から音声信号の出力要求があった場合、システムコントローラ51は送受信部40に、チャンネル1の再生音楽信号に代えて、カーナビゲーション装置60からの音声ガイダンスの音声信号Acまたはハンズフリーフォン70からの呼び出し音や受話音声の音声信号Ahを出力させる。
【選択図】図3

Description

この発明は、音楽データや映像データなどのデータが記録されているディスク媒体にチャンネルごとにアクセスして、ディスク媒体から各チャンネルの信号を再生する装置およびシステム、および、そのディスク再生装置における信号出力方法に関する。
CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、Mini−Disc(登録商標)などの光磁気ディスク、または磁気ディスクなどのディスク媒体は、ランダムアクセスおよびマルチアクセスが可能である。
特許文献1(特開平10−293990号公報)には、マルチアクセスを、ディスク媒体の異なる領域に対して同時に記録や再生を行うこととして、ハードディスクのある領域にデータを書き込む処理と別の領域からデータを読み出す処理とを同時に行うことが示されている。
また、特許文献2(特開2000−278647号公報)には、複数のハードディスクを備えるマルチチャンネルAV(Audio and Visual)サーバにおいて、画像再生要求があったとき、要求のあった再生速度に対応した部分の画像データを読み出して、バッファメモリに記憶し、バッファメモリから読み出して、再生画像を構成することによって、再生速度の変更が要求された場合に、その要求に即座に応じることが示されている。
しかし、このような記録と再生を同時に行うマルチアクセスや、複数のハードディスクを用いるマルチチャンネル化ではなく、複数のユーザーが、多数の曲や映像タイトルが収録された1枚のディスク媒体に同時にアクセスして、各自の希望する曲や映像タイトルを再生し、鑑賞することが考えられる。
このようなディスク再生システムは、車載用の音楽再生システムや家庭用の映像再生システムなどとして構成することができ、車内で各ユーザーが各自の希望する曲を聴き、住居内の各部屋で各ユーザーが各自の希望する映像タイトルを鑑賞する、などの用途に使用することができる。
上に挙げた先行技術文献は、以下の通りである。
特開平10−293990号公報 特開2000−278647号公報
しかし、上記のようなディスク再生システムの近辺には、ディスク再生システム以外に音や画像を出力する機器が設置されることがある。例えば、車載用の音楽再生システムの場合、車内にカーナビゲーション装置が設置されて、これから音声ガイダンスが出力され、または、車内にハンズフリーフォンなどの携帯電話機が持ち込まれて、これから呼び出し音や受話音声が出力されることがある。
この場合、その外部機器からの信号をディスク再生システムの全てのチャンネルから出力させると、関係ないユーザーにとっては、ディスクからの再生信号が中断されてしまう。
具体的に、車載用の音楽再生システムでは、カーナビゲーション装置からの音声ガイダンスは、運転者のみが聞くことができればよいが、これが音楽再生システムの全てのチャンネルから出力されると、他のユーザーにとっては、音楽が中断されてしまい、携帯電話機からの呼び出し音や受話音声も、対象者のみが聞くことができればよいが、これが音楽再生システムの全てのチャンネルから出力されると、他のユーザーにとっては、音楽が中断されてしまう。
そこで、この発明は、ディスク媒体からマルチアクセスによるマルチチャンネル再生によって音楽データや映像データなどのデータを再生する場合に、上記のような不具合を来たすことがないようにしたものである。
この発明の信号出力方法は、
データが記録されているディスク媒体にチャンネルごとにアクセスして、前記ディスク媒体から各チャンネルのデータを再生し、各チャンネルの再生信号として出力するに当たって、外部機器から信号出力要求があったとき、その外部機器からの信号を、あらかじめ設定されたチャンネルの出力信号として、そのチャンネルの前記再生信号に割り込ませて出力するものである。
上記の、この発明の信号出力方法では、例えば、車載用の音楽再生システムの場合、カーナビゲーション装置からの音声ガイダンスは、例えば、運転者のチャンネルの出力信号として、運転者のチャンネルのディスク再生信号に割り込んで出力されるので、他のユーザーにとって、音楽が中断されてしまうことがなく、携帯電話機からの呼び出し音や受話音声も、対象者のチャンネルの出力信号として、対象者のチャンネルのディスク再生信号に割り込んで出力されるので、他のユーザーにとって、音楽が中断されてしまうことがない。
以上のように、この発明によれば、ディスク媒体からマルチアクセスによるマルチチャンネル再生によって音楽データや映像データなどのデータを再生する場合に、外部機器からの信号を出力するために、対象外の者にとって、音楽や映像などの鑑賞が妨げられることがない。
〔ディスク再生システムおよびディスク再生装置の一例:図1〜図3〕
図1に、この発明のディスク再生システムの一例の、車載用の音楽再生システムが、車内に設けられた状態を示す。
この例では、車の前方座席の前方に、ディスク再生装置10が設置される。ディスク再生装置10は、この例では、多数の曲の音楽データが記録されているCDやDVDなどの光ディスクに、運転席S1のユーザー(運転者)U1、助手席S2のユーザーU2、右後部座席S3のユーザーU3、および左後部座席S4のユーザーU4の、チャンネル(ユーザー)ごとにアクセスすることによって、各チャンネルの音楽データが再生されるものである。
ユーザーU1用のチャンネル1の再生信号は、ディスク再生装置10からユーザー端末81に送信され、ユーザー端末81から前方座席の左右に設けられたスピーカ96Lおよび96Rに供給される。これによって、ユーザーU1は、希望する曲を聴くことができる。ユーザーU2,U3,U4用のチャンネル2,3,4の再生信号は、それぞれディスク再生装置10からユーザー端末82,83,84に送信され、ユーザーU2,U3,U4は、それぞれユーザー端末82,83,84にヘッドフォン97やイヤフォンを接続することによって、各自の希望する曲を聴くことができる。
さらに、運転席S1の前方には、カーナビゲーション装置60が設置され、ユーザーU1は、そのディスプレイ69上に表示された地図を見ることができ、後述のように、その音声ガイダンスを聴くことができる。
さらに、運転席S1と助手席S2との間には、ユーザーU1用のハンズフリーフォン70が設置され、ユーザーU1は、車の運転に支障のない状態で、呼び出し音に応答して、携帯電話の通話をすることができる。送話用のマイクロフォン79は、運転席S1の前方に設けられる。
図2および図3は、上記の例のディスク再生システム、すなわち車載用の音楽再生システムの機能構成を示す。
ディスク再生装置10のメカデッキ部20では、ロードされた光ディスク1が、スピンドルモータ21によって回転駆動される。光ヘッド(光ピックアップ)23は、スレッド25に取り付けられ、スレッドモータ26によって、スレッド軸27に沿って、光ディスク1の径方向に移動させられる。
光ヘッド23の読み取り出力は、RFアンプ31に供給され、RFアンプ31から、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号および記録データが得られる。
そのフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号は、サーボコントローラ29に供給され、サーボコントローラ29からのフォーカスサーボ制御信号およびトラッキングサーボ制御信号によって、光ヘッド23のフォーカシングおよびトラッキングが制御される。
記録データは、復調回路32で復調され、エラー訂正される。記録データとしては、光ディスク1に記録されているアドレス情報や、TOC(Table Of Contents)などのコンテンツ管理情報、および音楽データ(曲データ)が得られる。
そのアドレス情報およびコンテンツ管理情報は、システムコントローラ51に取り込まれ、サーボコントローラ29によるスピンドルモータ21およびスレッドモータ26の駆動制御による光ディスク1へのアクセスに用いられる。
復調回路32からの音楽データは、チャンネル分割回路33で、最大4チャンネルの範囲内で、そのときの光ディスク1へのアクセスチャンネル数分に分割される。
分割されたチャンネル1,2,3,4の音楽データは、バッファメモリ341,342,343,344に蓄積された後、バッファメモリ341,342,343,344から読み出されて、デコーダ351,352,353,354でデコードされ、最大4チャンネルの再生信号が得られる。各チャンネルの再生信号は、送受信部40から各チャンネルのユーザー端末81,82,83,84に送信される。
バッファメモリ341,342,343,344としては、あらかじめ4チャンネル分が用意され、または、DRAM(Dynamic RAM)などのメモリ上に、そのときのアクセスチャンネル数分のバッファメモリが設定される。
ディスク再生装置10のシステムコントローラ51は、図では省略したが、CPU、このCPUが実行する後述の信号出力処理ルーチンなどの各種プログラムおよび必要な固定データが記録されたROM、およびプログラムやデータが展開されるRAMによって、コンピュータとして構成される。
システムコントローラ51には、操作部53、記憶部55および表示部57が接続される。記憶部55は、ROMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリによって構成され、ユーザーは、あらかじめ、操作部53での操作によって、カーナビゲーション装置60およびハンズフリーフォン70と、カーナビゲーション装置60からの音声ガイダンスおよびハンズフリーフォン70からの呼び出し音や受話音声の信号を出力するチャンネルとの対応関係や、これら外部機器から同一チャンネルに対して同時に複数の信号出力要求があった場合の優先順位を、記憶部55に設定する。
カーナビゲーション装置60は、制御部61および音声出力部63を有し、その制御部61がディスク再生装置10のシステムコントローラ51に接続され、音声出力部63がディスク再生装置10の送受信部40に接続される。
また、ハンズフリーフォン70は、制御部71および音声出力部73を有し、その制御部71がディスク再生装置10のシステムコントローラ51に接続され、音声出力部73がディスク再生装置10の送受信部40に接続される。
この例では、カーナビゲーション装置60の音声出力部63からの音声ガイダンスの音声信号Ac、およびハンズフリーフォン70の音声出力部73からの呼び出し音や受話音声の音声信号Ahが、ディスク再生装置10の送受信部40で、ユーザーU1用のチャンネル1の再生音楽信号に代えて、チャンネル1の出力音声信号A1として選択される。
そして、ディスク再生装置10とユーザー端末81,82,83,84との間の有線または無線の通信によって、ディスク再生装置10の送受信部40からユーザー端末81,82,83,84に、チャンネル1,2,3,4の出力音声信号A1,A2,A3,A4が送信される。この例では、チャンネル2,3,4の出力音声信号A2,A3,A4は、光ディスク1から再生された音楽信号である。
ユーザー端末81,82,83,84では、それぞれ、その送信された出力音声信号A1,A2,A3,A4が、送受信部91で受信され、再生処理部92で処理されて、再生処理部92から音声信号が得られる。
この例では、ユーザー端末81の再生処理部92からは、光ディスク1から再生された音楽信号、またはカーナビゲーション装置60からの音声信号Acもしくはハンズフリーフォン70からの音声信号Ahが出力され、ユーザー端末82,83,84の再生処理部92からは、光ディスク1から再生された音楽信号が出力される。
ユーザー端末81の再生処理部92には、スピーカ96Lおよび96Rが接続され、ユーザー端末82,83,84の再生処理部92には、それぞれヘッドフォン97またはイヤフォンが接続される。
ユーザー端末81,82,83,84は、それぞれ、送受信部91および再生処理部92のほかに、端末コントローラ93、操作部94および表示部95を備える。各ユーザーは、対応するユーザー端末の操作部94で、光ディスク1へのアクセス要求などの操作を行う。
操作部94での操作によるコマンドは、端末コントローラ93から送受信部91に送られ、送受信部91によってディスク再生装置10に送信される。ディスク再生装置10では、その送信されたコマンドが、送受信部40で受信され、システムコントローラ51に取り込まれて、光ディスク1へのアクセスなどが実行される。
〔マルチチャンネル再生および信号出力方法:図4〜図7〕
上述したディスク再生システムでは、光ディスク1へのマルチアクセスによる、光ディスク1のマルチチャンネル再生が、以下のように実行される。
例えば、ユーザーU1,U2,U3が、それぞれ曲M1,M2,M3を聴こうとして、光ディスク1にほぼ同時にアクセスした場合、ディスク再生装置10では、図4に示すように、まず、光ヘッド23を光ディスク1上の曲M1の先頭位置に移動させ、曲M1の最初の部分M1aのデータを読み取って、チャンネル1のバッファメモリ341に書き込む。
次に、矢印S12で示すように、光ヘッド23を曲M2の先頭位置まで移動させ、曲M2の最初の部分M2aのデータを読み取って、チャンネル2のバッファメモリ342に書き込み、次に、矢印S23で示すように、光ヘッド23を曲M3の先頭位置まで移動させ、曲M3の最初の部分M3aのデータを読み取って、チャンネル3のバッファメモリ343に書き込む。
次に、曲M1に戻って、光ヘッド23を曲M1の次の部分M1bに移動させ、その部分M1bのデータを読み取って、バッファメモリ341に書き込む。以後、同様である。
図5(同図の「ch」はチャンネル、「シーク」は光ヘッド23のディスク径方向への移動である)に示すように、バッファメモリ341,342,343に蓄積されたデータは、それぞれバッファメモリ341,342,343への転送レートより低いレートで、バッファメモリ341,342,343から読み出され、デコーダ351,352,353でデコードされる。
これによって、チャンネル1,2,3の再生信号PB1,PB2,PB3として、それぞれ曲M1,M2,M3を連続して再生することができる。その再生信号PB1,PB2,PB3は、チャンネル1,2,3の出力音声信号A1,A2,A3としてユーザー端末81,82,83に送信され、ユーザーU1,U2,U3は、それぞれ曲M1,M2,M3を聴くことができる。
さらに、上述したディスク再生システムでは、ディスク再生装置10のシステムコントローラ51は、以下のような処理によって、送受信部40から音声信号を出力させ、ユーザー端末に送信する。
図6に、この信号出力処理ルーチンの一例を示す。この例の信号出力処理ルーチン100では、ディスク再生装置10の起動後、まず、ステップ101で、外部機器から、すなわちカーナビゲーション装置60またはハンズフリーフォン70から、音声信号の出力要求があるか否かを判断する。
そして、カーナビゲーション装置60またはハンズフリーフォン70から音声信号の出力要求があったときには、ステップ101からステップ102に進んで、音声信号の出力を要求した外部機器が、カーナビゲーション装置60であるか、ハンズフリーフォン70であるかを確認する。
さらに、システムコントローラ51は、ステップ103に進んで、その出力要求をした外部機器からの音声信号を、設定されたチャンネルに出力させる。
上記の例は、カーナビゲーション装置60も、ハンズフリーフォン70も、チャンネル1に設定されている場合で、ディスク再生装置10の送受信部40では、チャンネル1の再生音楽信号に代えて、カーナビゲーション装置60からの音声信号Ac、またはハンズフリーフォン70からの音声信号Ahが選択されて、チャンネル1の出力音声信号A1として、ユーザー端末81に送信される。
次に、システムコントローラ51は、ステップ104で、外部機器からの音声信号が終了したか否かを判断し、外部機器からの音声信号が終了したときには、ステップ105に進んで、当該チャンネルの出力音声信号として、再生音楽信号を選択して、当該チャンネルのユーザー端末に送信する。
上記の例では、カーナビゲーション装置60またはハンズフリーフォン70から音声信号の終了が通知されたときには、ディスク再生装置10の送受信部40では、チャンネル1の出力音声信号A1として、チャンネル1の再生音楽信号が選択されて、ユーザー端末81に送信される。
以上の信号出力処理によって、例えば、図7に示すように、チャンネル1,2,3,4の出力音声信号A1,A2,A3,A4として、それぞれ再生音楽信号が得られている状態で、時点t1でカーナビゲーション装置60から音声信号の出力要求があった場合、チャンネル1には、カーナビゲーション装置60からの音声ガイダンスが出力され、その後、時点t2で音声ガイダンスが終了した後、時点t3でハンズフリーフォン70から音声信号の出力要求があった場合、チャンネル1には、ハンズフリーフォン70からの呼び出し音が出力され、時点t4で通話が終了するまで受話音声が出力される。
したがって、ユーザーU1にとっては、再生されている音楽に邪魔されることなく、カーナビゲーション装置60からの音声ガイダンスを聴くことができ、ハンズフリーフォン70からの呼び出し音に応答して相手方と通話することができる。また、他のユーザーU2,U3,U4にとっては、再生音楽信号が中断されることがなく、継続して音楽を鑑賞することができる。
上記の例では、カーナビゲーション装置60とハンズフリーフォン70から同時に音声信号の出力要求があることがある。その場合のために、ユーザーは、上述したように、あらかじめ、カーナビゲーション装置60とハンズフリーフォン70との間に優先順位を設定しておく。
この場合には、図6では省略したが、システムコントローラ51は、カーナビゲーション装置60とハンズフリーフォン70から同時に音声信号の出力要求があったとき、優先順位の高い方の機器からの要求に応答して、その機器からの音声信号を送受信部40から出力させるように、ディスク再生装置10を構成する。
〔ディスク再生システムおよびディスク再生装置の他の例:図8〕
上述した例は、車載用の音楽再生システムの場合であるが、この発明のディスク再生システムは、家庭用の映像再生システムなどとして構成することもでき、その場合にも、この発明の信号出力方法を適用することができる。
図8に、その場合の例を示す。この例では、住居のリビングルームR1に、ディスク再生装置10が設置される。ディスク再生装置10にロードされる光ディスクは、映画の各シーンや連続ドラマの各ストーリー部分などの、多数の映像タイトルの映像音声データが記録されたものである。
ディスク再生装置10にはユーザー端末81が接続され、ユーザー端末81にはディスプレイ98が接続され、リビングルームR1に居るユーザーU1は、チャンネル1として、ディスク再生装置10にロードされた光ディスクに記録されている映像を鑑賞することができる。
他の部屋R2,R3,R4には、それぞれユーザー端末82,83,84が設置され、ユーザー端末82,83,84には、それぞれディスプレイ98が接続され、ユーザー端末82,83,84とディスク再生装置10との間の無線または有線の通信によって、ユーザー端末82,83,84からディスク再生装置10に、それぞれチャンネル2,3,4のコマンドが送信され、ディスク再生装置10からユーザー端末82,83,84に、それぞれチャンネル2,3,4の再生信号が送信される。
したがって、他の部屋R2,R3,R4に居るユーザーU2,U3,U4は、それぞれ部屋R2,R3,R4で、各自の希望する映像を鑑賞することができる。
さらに、この例では、住居の玄関などに、訪問者などをモニターするカメラ装置110が設けられ、これからの映像出力要求および撮影映像信号が、ディスク再生装置10に送信される。
そして、ディスク再生装置10のシステムコントローラは、訪問者などがあって、そのことがカメラ装置110で検出され、カメラ装置110から映像出力要求があったときには、チャンネル1の映像出力信号を、光ディスクから再生された映像信号から、カメラ装置110による撮影によってカメラ装置110から出力された映像信号に切り換える。
これによって、訪問者などがある場合、リビングルームR1で映像を鑑賞しているユーザーU1は、訪問者などがあることを確実に知ることができ、他の部屋R2,R3,R4で映像を鑑賞しているユーザーU2,U3,U4は、再生映像信号の中断によって映像の鑑賞が妨げられることがない。
なお、この例では、カメラ装置110からの映像信号の振り分け先が、例えば、昼間はチャンネル1(リビングルームR1)に、夜間はチャンネル2(部屋R2)に、というように、時間帯によって自動的に変更されるように、ディスク再生システムを構成することもできる。もちろん、ユーザーの設定操作によって、その都度、振り分け先のチャンネルを変更できるように、ディスク再生装置10を構成することもできる。
〔他の実施形態〕
車載用の音楽再生システムについての上述した例は、カーナビゲーション装置60からの音声信号Ac、およびハンズフリーフォン70からの音声信号Ahを、ディスク再生装置10の送受信部40からユーザー端末81に送信して、カーナビゲーション装置60からの音声ガイダンス、およびハンズフリーフォン70からの呼び出し音や受話音声を、ユーザー端末81に接続されたスピーカ96Lおよび96Rから出力する場合であるが、カーナビゲーション装置60からの音声ガイダンスは、カーナビゲーション装置60に設けられるスピーカから出力し、ハンズフリーフォン70からの呼び出し音や受話音声は、ハンズフリーフォン70に設けられるスピーカから出力するように、システム全体を構成してもよい。
この場合、カーナビゲーション装置60またはハンズフリーフォン70から音声信号が出力される期間では、設定されたチャンネル(上記の例ではチャンネル1)の再生音楽信号がミューティングされ、または減衰するように、音楽再生システム(ディスク再生システム)を構成する。
なお、音楽データや映像データなどのデータが記録されたディスク媒体は、光ディスクに限らず、磁気ディスクや光磁気ディスクなどでもよい。
この発明のディスク再生システムの一例の使用状態を示す図である。 この発明のディスク再生装置の一例を示す図である。 この発明のディスク再生システムの一例を示す図である。 マルチアクセスのアクセス動作を示す図である。 マルチアクセスのデータ再生を示す図である。 信号出力処理ルーチンの一例を示す図である。 信号出力方法の説明に供する図である。 この発明のディスク再生システムの他の例の使用状態を示す図である。
符号の説明
主要部については図中に全て記述したので、ここでは省略する。

Claims (6)

  1. データが記録されているディスク媒体にチャンネルごとにアクセスして、前記ディスク媒体から各チャンネルのデータを再生し、各チャンネルの再生信号として出力するに当たって、外部機器から信号出力要求があったとき、その外部機器からの信号を、あらかじめ設定されたチャンネルの出力信号として、そのチャンネルの前記再生信号に割り込ませて出力する信号出力方法。
  2. 請求項1の信号出力方法において、
    一つまたは複数の外部機器から同一チャンネルに対して同時に複数の信号出力要求があったとき、あらかじめ設定された優先順位の高い方の信号を、そのチャンネルの出力信号として出力する信号出力方法。
  3. データが記録されているディスク媒体にチャンネルごとにアクセスして、前記ディスク媒体から各チャンネルのデータを読み取るメカデッキ部と、
    その読み取られた各チャンネルのデータを処理して、各チャンネルの再生信号を得る再生処理部と、
    その各チャンネルの再生信号を出力する信号出力部と、
    前記メカデッキ部、前記再生処理部および前記信号出力部を制御する制御部とを備え、
    その制御部は、外部機器から信号出力要求があったとき、その外部機器からの信号を、あらかじめ設定されたチャンネルの出力信号として、そのチャンネルの前記再生信号に割り込ませて前記信号出力部から出力させるディスク再生装置。
  4. 請求項3のディスク再生装置において、
    前記制御部は、一つまたは複数の外部機器から同一チャンネルに対して同時に複数の信号出力要求があったとき、あらかじめ設定された優先順位の高い方の信号を、そのチャンネルの出力信号として前記信号出力部から出力させるディスク再生装置。
  5. 請求項3または4のディスク再生装置と、その前記信号出力部から出力された出力信号を受信するユーザー端末とを備えるディスク再生システム。
  6. 請求項3または4のディスク再生装置と、このディスク再生装置に信号出力要求をする外部機器とからなるディスク再生システム。
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