JP2005247281A - 旅行者血栓症対策足置き台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 例えば自動車、飛行機又は電車等の乗り物に長時間乗っていれば、ももの裏が圧迫され血行が悪くなり疲れる。これは床面から座席までの高さが、脚の長さに適していないからである。
又、脚が疲れ全身が疲れることにより、例えば自動車の運転時に集中力の低下又は居眠りが起こり、交通事故につながる危険がある。脚が疲れるだけならばまだ良いが、旅行者血栓症、いわゆるエコノミークラス症候群を引き起こす危険性がある。本発明は少しでもこの課題を解決し、乗り物利用時の健康及び安全を確保するための一つの手段を提供するものである。
【解決手段】 課題を解決するには、ももの裏が過度に圧迫され血行が悪化しなければ良いので、使用者各人の脚の長さに合わせて位置を調節できる足置き台を用い、かつ設置してある足踏みペダルを用い血行悪化を緩和させることにより課題を解決するものとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車運転時に容易に脚の運動ができる足置き台に関するものであり、交通事故防止又は旅行者血栓症予防の一助となるものである。旅行者血栓症については、便宜上0008で述べる。
尚、本発明において足及び脚の定義は以下のようにする。くるぶしから爪先までの範囲を強調する場合には、足と表現する。又それを強調しない場合は脚と表現し、骨盤の下から爪先までの体の範囲を表すものとする。
自動車の運転座席足下部でアクセルペダル及びブレーキペダルの左側には、車種にもよるが足置き台が設置してある。
0003で述べた従来の技術は、安全上の面から考えると、急激な減速時に踏ん張り、体が前方へ勢いよく傾くことを防ぐことに効果があると考察される。又、健康上の面から考えると、足を床よりも高い位置に上げることにより、ももの裏が座席で圧迫されて脚の血行が悪化することを緩和させ、感覚的には脚が楽になることに効果があると考察される。
しかし、その従来の技術には以下に示す2つの欠点がある。
1つ目は、従来の足置き台は固定されているため、使用者各人の脚の長さに合わせて位置を調節できないという欠点である。
脚の長さは人それぞれ異なる。このため、従来の足置き台で十分に脚を楽にすることができる人と、そうでない人がいるということになる。そうでない人は、座席から足置き台までの間隔が脚の長さに適さないため、ももの裏側が座席で圧迫され脚の血行が悪化する。
この血行悪化により全身が疲れ、自動車の運転時に集中力の低下又は眠気が起こり、交通事故につながる危険性がある。又、長距離運転時に血行悪化が過度に進行すると、旅行者血栓症を引き起こす危険性がある。
旅行者血栓症とは、いわゆるエコノミークラス症候群のことである。これは、例えば自動車、飛行機又は電車等の利用時に、長時間座り続けることによりももの裏側が圧迫され、その奥にある静脈に血栓が生じる。それが肺静脈を詰まらせ呼吸困難に陥り、心臓の機能が低下する病気である。
2つ目は、足を台の上に乗せ、休ませておく用途しかないという欠点である。オートマチックトランスミッション車を長時間運転する場合、右脚はアクセルペダル及びブレーキペダルを踏むため常に動かしている状態にあるが、左脚はほとんど動かさない状態にある。このことにより血行が悪化し、0007で述べた危険性が生じる。
解決するための手段
以上の課題を解決するために、従来の足置き台の替わりに本発明を自動車の運転座席足下部に設置し運転時に利用する。本発明とは、クリップにより構成される固定部材の上に、弾性体及び丁番を介した足踏みペダルを設けたことを特徴とする足置き台である。
発明の効果
本発明の足置き台は、クリップで自動車の足元に敷くマットを挟みこむように取り付けることができる。このことにより、使用者各人の脚の長さに合わせて、本発明の足置き台の位置を調節することができる。そして、ももの裏側が座席による圧迫から解放され、脚の血行悪化を緩和させることができる。
更に本発明の足置き台には、弾性体及び丁番を介した足踏みペダルが取り付けてある。これを用いて脚の運動をすることにより、脚の血行悪化を緩和させる効果がより高まる。また体に刺激を与えることになるため、眠気からの覚醒、若しくは運転に飽きること又は疲れによる集中力の低下を防ぐための気分転換になる。よって、交通事故の防止又は旅行音血栓症の予防の一助となる。
取り付け方法を順に説明する。図2に示すペダル上板(1)にある4つの穴a(2)を、図3に示すバネ付丁番(3)にある4つのボルトa(4)にかぶせ、ナットで止め付ける。そして、図4に示すストッパーa(5)にある穴b(6)をペダル上板(1)にある穴c(7)又は穴d(8)又は穴e(9)のいずれかに重ねネジで止め付ける。
又、バネ付丁番(3)の4つのボルトb(10)を図5に示す自由丁番(11)にある4つの穴f(12)に差し込み、ナットで止め付ける。ここまで取り付けた状態が足踏みペダルであり、これを図9に示す。
次に自由丁番(11)の2つの穴g(13)を図10に示すクリップ(22)にある2つのボルトc(14)にかぶせナットで止め付ける。そして、自由丁番(11)を閉じ、2つの穴h(15)同士及び穴i(16)同士をネジで止め付ける。ここまで取り付けた状態を図13に示す。
次に2本の足置き台支持棒(17)を自由丁番(11)に設置してある2つの筒(18)に各々差し込み、ネジで止め付ける。又、図14に示すストッパーb(19)を自由丁番(11)に設置してある2つの突起(20)にかぶせる。
次に自動車の運転座席足下部に敷くマット(21)に2箇所穴を開ける。そして、そのマット(21)を図13に示す足踏みペダルの付いたクリップ(22)に挟み込み、穴j(23)及びマット(21)に開けた穴を重ねる。そしてジャッキ(24)を通し、ナットで固定し、クリップ(22)の傾きを水平にする。
これで本発明の足置き台(25)を利用できる状態になる。この状態を図15に示す。又、本発明の足置き台(25)を自動車運転座席足下部に設置した例を図1に示す。
「実施形態の効果」
本発明の足置き台(25)ではクリップ(22)があることにより、容易に運転座席の足元にあるマット(21)に本発明の足置き台(25)を固定させることができる。又、使用者各人の脚の長さに適した位置に、本発明の足置き台(25)を固定させることも容易である。
そして、ペダル上板(1)の上に足を乗せておくことにより、ももの裏側が座席による圧迫から解放され、血行悪化を緩和させる効果が得られる。
又、足踏みペダルが取り付けてあるため、ペダル上板(1)を踏み込む運動をすることにより、脚の血行悪化を緩和させる効果がより高まる。そして、体に刺激を与えることになるため、全身の疲れから来る眠気からの覚醒、若しくは運転に飽きること又は疲れによる集中力の低下を防ぐための気分転換になる。よって、交通事故の防止又は旅行者血栓症の予防の一助となる。
その他の効果として、自動車を運転する際、オートマチックトランスミッション車であれば左脚をほとんど動かすことが無い。そのため長年運転をしていると、左脚の筋肉が右脚と比較して弱くなり、脚力のバランスを欠くことになる。であるから、運転時に本発明の足踏みペダルを用いて、左脚を運動させることにより、脚力のバランスを保つことができる。
本発明の足置き台(25)を使用者各人の脚の長さに適した位置に設置し、その上に足を乗せることにより、運転時に良好な姿勢を保つことができる。つまり、座席からアクセルペダル及びブレーキペダルまでの間隔と、足置き台までの間隔が等しくなることにより、背骨及び骨盤を自然な位置に保つことができる。このことが運転時の疲労を緩和し、集中力の低下又は眠気から引き起こされる交通事故の防止の一助となる。
足置き台支持棒(17)があることにより、足踏みペダルを踏み込んだときに、本発明の足置き台(25)が前方に傾斜し不安定になることを防ぎ、足踏みペダルを踏みやすくなる。又、足置き台支持棒(17)は各々独立しているために、異なった奥行きに対して対応することができ、その支持する役目を果たすことができる。
ストッパーa(5)があることにより、ペダル上板(1)が平らな場合と比べて足先の形状に合っているため、踏み込み運動がしやすい。又、ストッパーb(19)には図14に示すようにバネa(26)が内蔵してあるため、ペダル上板(1)を踏み込み、それがストッパーb(19)に当たる時の脚に伝わる衝撃を緩和させることができる。このことにより、踏み込み運動がしやすい。
ストッパーa(5)及びストッパーb(19)があることにより急激な減速時に踏ん張り、体が前方へ勢いよく傾くことを防ぐ一助となる。ペダル上板(1)には穴c(7)及び穴d(8)及び穴e(9)が設けてあるため、ストッパーa(5)の位置を3段階に調節することができる。このことにより、使用者各人の足の大きさに合わせて足踏みペダルを利用することができるため、踏み込み運動がしやすい。
「その他の実施形態」
0017で述べたように、運転座席足下部に敷くマット(21)に穴を開けてジャッキ(24)を通し、クリップ(22)の傾きを水平にするのではなく、ボルトd(27)と円形ベース(28)を用いても良い。これは穴j(23)にボルトd(27)を通し、円形ベース(28)を用いてクリップ(22)及びマット(21)を押さえ付けるように固定する。この状態を図16に示す。
バネ付丁番(3)の強さ又は形状又は大きさは適宜変更しても良い。自由丁番(11)の形状又は大きさは適宜変更しても良い。クリップ(22)の材質又は形状又は大きさは適宜変更しても良い。
ペダル上板(1)又はストッパーa(5)の材質は適宜、マイナスイオン又は遠赤外線効果のある材質、若しくは樹脂製又はプラスチック製又は金属製を用いても良い。
ペダル上板(1)又はストッパーa(5)の形状又は大きさは適宜変更しても良い。例えば全体の形状を変更しても良いし、滑り止めを設けても良いし、穴を開けて軽量化しても良い。又、ペダル上板(1)には足裏のツボを刺激するための突起物を設けても良い。血行悪化を緩和させることに役立つ。
ジャッキ(24)の形状又は大きさは適宜変更しても良い。足置き台支持棒(17)の材質又は形状又は大きさは適宜変更しても良い。ストッパーb(19)の材質又は形状又は大きさは適宜変更しても良い。
本発明の足置き台(25)を自動車の運転座席足下部に設置した状態を示す斜視図である。 ペダル上板(1)を示す斜視図である。 バネ付丁番(3)を示す斜視図である。 ストッパーa(5)を示す斜視図である。 自由丁番(11)を示す斜視図である。 自由丁番(11)を示す正面図である。 自由丁番(11)を示す背面図である。 自由丁番(11)を示す立面図である。 足踏みペダルを示す斜視図である。 クリップ(22)を示す斜視図である。 クリップ(22)を示す正面図である。 クリップ(22)を示す背面図である。 足踏みペダルをクリップ(22)に取り付けた状態を示す斜視図である。 ストッパーb(19)を示す斜視図である。 本発明の足置き台(25)の取り付けが完了し、利用できる状態を示す斜視図である。 ジャッキ(24)の替わりに、ボルトd(27)及び円形ベース(28)を用いた場合の本発明の足置き台(25)を示す斜視図である。
符号の説明
1 ペダル上板 2 穴a
3 バネ付丁番 4 ボルトa
5 ストッパーa 6 穴b
7 穴c 8 穴d
9 穴e 10 ボルトb
11 自由丁番 12 穴f
13 穴g 14 ボルトc
15 穴h 16 穴i
17 足置き台支持棒 18 筒
19 ストッパーb 20 突起
21 マット 22 クリップ
23 穴j 24 ジャッキ
25 本発明の足置き台 26 バネa
27 ボルトd 28 円形ベース

Claims (1)

  1. クリップにより構成される固定部材の上に、弾性体及び丁番を介した足踏みペダルを設けたことを特徴とする足置き台。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010208370A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Nissan Motor Co Ltd 車両の座席前部構造
CN104972905A (zh) * 2015-06-01 2015-10-14 北京汽车股份有限公司 用于汽车定速巡航时的右脚歇脚装置及汽车

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