JP2005247242A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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進 今垣
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Abstract

【課題】構造が簡単で組込みスペースの小さなもので、過負荷による電動モータや減速機構の損傷や故障を防止する。
【解決手段】電動パワーステアリング装置において、ステアリングシャフト2側の従動ギヤ(ウォームホイール52)と噛合した状態で電動モータ4により駆動される駆動ギヤ(ウォーム軸51)と、駆動ギヤ51に軸方向に弾力を付勢する付勢手段(皿ばね28)と、駆動ギヤ51と電動モータ4の回転軸4aとの間で所定値以下のトルクを伝達するトルクリミッタ29とを備えている。トルクリミッタ29は、軸直交面に対して傾斜する回転面からなる一対の摩擦面29a,29bを、付勢手段28の付勢弾力により圧接させている。
【選択図】図2

Description

本発明は、運転者により行われるハンドル(ステアリングホイール)等の操舵部材の操作に応じて電動モータを駆動して運転者の操舵補助を行う電動パワーステアリング装置に関し、特には、電動モータの回転を減速してステアリングシャフトに伝達する減速機構を備えた電動パワーステアリング装置に関する。
上記電動パワーステアリング装置は、ハンドルの操舵トルクを検出するトルクセンサ等のセンサと、操舵補助用の電動モータと、電動モータを駆動するモータ駆動回路と、電動モータの回転を減速してステアリングシャフトに伝達する減速機構と、これらを電子的に制御する電子制御ユニット(ECU)とを備え、ECUにおいては、センサから取り込んだセンサ信号に基づいて、上記操舵補助に適したトルクを発生するのに必要な電動モータの駆動量を演算し、その駆動量に対応する制御信号をモータ駆動回路に与えて電動モータを駆動する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
減速機構は、ステアリングシャフトに嵌着されたウォームホイールと、電動モータの回転軸に連結されたウォーム軸とをハウジング内に収容したもので、ウォーム軸とウォームホイールとの噛み合いにより、電動モータの回転を減速してステアリングシャフトに伝達することで、ハンドルの操作によって加えられる操舵トルクと、電動モータが発生する操舵補助トルクとの和を、出力トルクとしてステアリング機構に与える。
上記の減速機構においては、ウォーム軸とウォームホイールとの間のバックラッシュに起因する騒音や振動の発生を抑制もしくは防止する必要があり、そのため、多くの場合、ウォーム軸の端部を支持する軸受の軸方向外側に押圧部材を設けて、この押圧部材で軸受を軸方向内方に押圧することで、ウォーム軸に軸方向の予圧を付与している。
特開2002−166838号公報
ところで、上記の電動パワーステアリング装置では、ハンドルを一方向に切っていって、操向用の車輪の向きを限界角度まで変えた場合や、車輪の側面が道路の段差面に当たった場合、車輪はそれ以上に向きが変えられないのに、電動モータは慣性で回転を続けようとするから、過負荷が生じ、電動モータや減速機構に無理な力が加わることがある。
このような過負荷状態を回避するため、従来は、電動モータにトルクリミッタを内蔵したものを採用するか、あるいは、電動モータの回転軸とウォーム軸との間に、摩擦を利用したトルクリミッタを介装して、過負荷時には、電動モータの回転軸をウォーム軸に対して空転させるようにしている。
しかしながら、トルクリミッタを内蔵した電動モータは高価で、装置のコストアップを招く。また、電動モータとは別に設けるトルクリミッタは、摩擦面を有する部材だけでなく、これら部材を互いに圧接させる手段が必要で、全体では数多くの部品が必要で、構造が複雑となるばかりか、組込みに比較的大きなスペースを必要とする等の問題がある。
本発明による電動パワーステアリング装置は、操舵部材の操作に応じて電動モータを駆動して操舵補助する電動パワーステアリング装置において、従動ギヤと噛合した状態で電動モータにより駆動される駆動ギヤと、駆動ギヤに軸方向に沿って電動モータ側へ弾力を付勢する付勢手段と、駆動ギヤと電動モータの回転軸との間で、軸直交面に対して傾斜する回転面からなる一対の摩擦面を、上記付勢手段の付勢弾力により互いに圧接させて所定値以下のトルクを伝達するトルクリミッタとを備えたことを特徴とするものである。
上記構成において、駆動ギヤには例えばウォーム軸が、従動ギヤにはウォームホイールが用いられるが、駆動ギヤおよび従動ギヤには、はすばかさ歯車やハイポイド歯車等、他種の歯車が含まれる。また、軸直交面に対して傾斜する回転面とは、例えば、凸もしくは凹の円すい面であるが、この回転面には、凸もしくは凹の球面のように、軸直交面に対する傾斜角度が小径側から大径側へ連続的に変化する面や、軸直交面に対する傾斜角度が小径側から大径側へ段階的に変わる面が含まれる。
本発明によると、通常の動作状態では、電動モータの回転軸の回転は、そのままトルクリミッタを介して駆動ギヤに伝わり、駆動ギヤから従動ギヤ、そして、例えばステアリングシャフトに伝達されるが、操向用の車輪の向きがそれ以上変えられなくなったような場合、トルクリミッタでは、付勢手段による付勢弾力に抗して、一対の摩擦面の間ですべりが生じて、電動モータの回転軸が駆動ギヤに対して空転し、過負荷状態が解消される。
また、本発明では、付勢手段が、駆動ギヤに軸方向の予圧を付与する手段としても、トルクリミッタの摩擦面を圧接させる手段としても作用するから、トルクリミッタの構成が簡略化するとともに、組込みスペースを小さくすることができる。
この場合、駆動ギヤに付与する予圧は、定圧予圧となるから、装置の動作中もウォーム軸に一定の予圧を作用させることで、定位置予圧よりも、騒音や振動の発生を効果的に抑制できる。
さらに、トルクリミッタでの摩擦面は、軸直交面に対して傾斜しているから、径方向の広がりを大きくすることなく所要の面積の摩擦面を確保でき、この点からも、トルクリミッタの小型化、組込みスペースの縮小化が可能になる。
本発明によると、構造が簡単で組込みスペースの小さなもので、過負荷による電動モータや減速機構の損傷や故障を未然に防止しうる。
図面を参照して、本発明による最良の形態に係る電動パワーステアリング装置を説明すると、図1は、同電動パワーステアリング装置を、関連する車両構成と共に示す概略構成図で、主要部は軸方向に沿って断面して示している。図2は、図1の(2)−(2)に沿った拡大断面図である。
この電動パワーステアリング装置は、コラムアシストタイプであって、操舵部材としてのステアリングホイール(ハンドル)1に一端が連結されたステアリングシャフト2と、ステアリングホイール1の操作によってステアリングシャフト2に加えられる操舵トルクを検出するトルクセンサ3と、駆動により操舵補助トルクを発生させる電動モータ4と、この電動モータ4の回転を減速してステアリングシャフト2に伝達する減速機構5と、トルクセンサ3等のセンサの出力信号に基づいて電動モータ4の駆動を制御する電子制御ユニット(ECU)6とを備えている。
ステアリングシャフト2の他端は、図示省略した下部軸を介して、ステアリング機構(舵取機構)7に連結される。ステアリング機構7は、ラックアンドピニオン式のもので、図示しないが、操舵操作により回転するピニオンと、このピニオンに噛み合うラック軸とを有し、ピニオンはステアリングシャフト2の他端に連結され、ラック軸の両端は、タイロッドおよびナックルアーム等からなる連結部材8を介して操向用の車輪9に連結されている。ECU6に出力信号を供給するセンサとしては、トルクセンサ3のほかには、車速センサや、エンジン回転センサがある。
以下の説明では、電動パワーステアリング装置の車両への実装状態に即して、ステアリングホイール1に近い側を上側もしくは上端、ステアリング機構7に近い側を下側もしくは下端という。
ステアリングシャフト2の中途部は、ステアリングホイール1側から順に、上部軸10と、筒状の入力軸11と、トーションバー12と、筒状の出力軸13とから構成されている。
ステアリングシャフト2の上部軸10は、ステアリングホイール1と一体に回転しうる状態でステアリングコラム14内に挿通されている。入力軸11は、その筒状内部に挿入したトーションバー12とともに、径方向に貫通するピン15により上部軸10の下端部に連結されている。トーションバー12は、その中間部12cに長尺で細径のねじり領域を有するもので、大径円柱形状をなす上端部12aが前記したように上部軸10に連結されるとともに、同じく大径円柱形状をなす下端部12bが出力軸13の筒状内部に挿入されて、径方向に貫通するピン16により出力軸13に連結されている。このトーションバー12の外周で、ステアリングシャフト12の入力軸11はトーションバー12の下端側へ、また出力軸13はトーションバー12の上端側へそれぞれ延出しており、それらの延出部は、トーションバー12の中間部12cの外周で互いに軸方向に対向するとともに、径方向内外に入れ子状に嵌挿されている。
トルクセンサ3はセンサハウジング17に収容され、また、減速機構5はギヤハウジング18に収容されている。センサハウジング17とギヤハウジング18は、ステアリングシャフト2の周りに軸方向上下に配置されて互いに結合され、結合状態でステアリングコラム14の下部を構成している。
センサハウジング17は、上端部がステアリングコラム14に結合されて、ステアリングコラム14に近い位置で針状ころ軸受19により入力軸11を回転可能に支持し、下端側では、その内周に設けた玉軸受20により出力軸13を回転可能に支持している。ギヤハウジング18は、センサハウジング17の下部に結合されて、その下端側の内周に設けた玉軸受21により出力軸13を回転可能に支持している。このギヤハウジング18のさらに詳しい構造、形状については、その内部に収容する減速機構5の構成に関連付けて後述する。
トルクセンサ3は、センサハウジング17の内部で、入力軸11と出力軸13との軸方向対向部の外周に配置されており、検出用のコイル31と、温度補償用のコイル32とを有している。これらのコイル31,32は、通電により、各コイル31,32を収容する磁性体製のケース33,34と、両コイル31,32の内周で入力軸11および出力軸13の外周面に取付けられた磁性体製のリング22,23,24との間に磁気回路を形成する。検出用コイル31の周りに形成される磁気回路の磁気抵抗は、トーションバー12のねじれに伴い、入力軸11に対して出力軸13が回転方向に位置ずれすることで変化し、この変化に応じて検出用コイル31のインピーダンスを変化させる。トルクセンサ3は、トーションバー12のねじれを、検出用コイル31でのインピーダンスの変化として検出するようになっている。
減速機構5は、ウォーム軸(駆動ギヤ)51と、ウォームホイール(従動ギヤ)52とを備え、これらウォーム軸51およびウォームホイール52は、ギヤハウジング18の内部に収容されている。ウォームホイール52は、センサハウジング17側の玉軸受20と、ギヤハウジング18の下端側の玉軸受21との間で、出力軸13に同軸に固着されている。
ウォーム軸51は、図2に示すように、大径のウォーム軸本体51aの両側から軸方向両方に小径の端部51b,51cが延出した形状で、ウォーム軸本体51aがウォームホイール52と噛み合う状態で、電動モータ4の回転軸4aに同軸に配置されている。
ウォーム軸51の各端部51b,51cに隣接してそれぞれフランジ部51d,51eが形成されている。
ギヤハウジング18は、ウォームホイール収容部(従動ギヤ収容部)182と、ウォーム軸収容部(駆動ギヤ収容部)181とからなる。
ウォームホイール収容部182は、両端開放の段付き円筒形状で、内部にウォームホイール52を収容する大径円筒部182aと、玉軸受21を介して出力軸13を支持する小径円筒部182bとを連成した構成になっている。大径円筒部182aの上端側の開放部はセンサハウジング17により閉塞されている。
ウォーム軸収容部181は、内部にウォーム軸51を収容する小径円筒部181aと、この小径円筒部181aに連成されて電動モータ4が同軸に取付けられる大径円筒部181bとからなる。ウォーム軸収容部181の小径円筒部181aと、ウォームホイール収容部182の大径円筒部182aとは、内部でウォーム軸51の本体51aとウォームホイール52とが噛合するよう、内部空間が互いに連通している。ウォーム軸収容部181の小径円筒部181aの軸方向両端のうち、電動モータ4から遠い側の端部が、ねじ込み可能な蓋体25により閉塞されている。
ギヤハウジング18のウォーム軸収容部181の内部において、ウォーム軸51の各端部51b,51cはそれぞれ、ウォーム軸収容部181の小径円筒部181a内にすきまばめもしくは中間ばめにより設けられた玉軸受26,27により支持されている。このうち、閉塞端の側の玉軸受26は、ウォーム軸51の端部51bのフランジ部51dの軸方向外側に配置されており、この玉軸受26の外輪と、閉塞端の蓋体25との間に、弾力の付勢手段として複数の皿ばね28が介装され、これらの皿ばね28により玉軸受26を介してウォーム軸51に軸方向に沿って電動モータ4の側へ弾力が付勢されている。
上記の付勢手段としては、皿ばね28のほか、コイルばねのような他種のばねでもよく、また、耐久性を有するものであれば、ゴム、樹脂等の弾性材や、各種素材の複合材を用いてもよい。
ギヤハウジング18のウォーム軸収容部181の内部には、また、ウォーム軸51と電動モータ4の回転軸4aとの間にトルクリミッタ29が設けられている。このトルクリミッタ29は、軸直交面に対して傾斜する回転面からなる一対の摩擦面29a,29bを、互いに軸方向に圧接させることで、所定値以下のトルクを伝達するものであり、通常の動作状態では、電動モータ4の回転軸4aの回転をウォーム軸51に伝達するが、ステアリングシャフト2等が回転しないよう固定される等して、過負荷状態になったときには、一対の摩擦面29a,29bの間にすべりを生じ、ウォーム軸51に対して電動モータ4の回転軸4aが空転するようになっている。
トルクリミッタ29は、具体的には、軸方向先端に凸の円すい面からなる摩擦面29aを有する凸型の伝動体291と、この凸型の伝動体291の摩擦面29aと軸方向に対向するよう、先端に凹入した円すい面からなる摩擦面29bを有する凹型の伝動体292とからなる。凸型の伝動体291は、ウォーム軸51の電動モータ側の端部51cにセレーション等の固着手段により固着され、凹型の伝動体292は、その背面側の軸部292aが筒体30を介して電動モータ4の回転軸4aに回転一体に結合されている。そして、これら両伝動体291,292は、ウォーム軸51に軸方向に作用する皿ばね28の付勢弾力により、摩擦面29a,29bを互いに圧接させるようになっている。
各伝動体291,292の摩擦面29a,29bは、円すい面に限らず、球面のように、軸直交面に対する傾斜角度が小径側から大径側へ連続的に変化する面でもよく、また、軸直交面に対する傾斜角度が小径側から大径側へ段階的に変わる面でもよく、要するに、軸直交面に対して傾斜する回転面で構成されていればよい。さらに、電動モータ4側の伝動体292に凸の円すい面等からなる摩擦面29aを、ウォーム軸51側の伝動体291に凹入した円すい面等からなる摩擦面29bを、それぞれ形成してもよい。
なお、上記の構成では、トルクリミッタ29を介して電動モータ4の回転軸4aには、付勢手段である皿ばね28の付勢弾力が軸方向に作用するので、電動モータ4において回転軸4aを支持する軸受4bには、比較的大きなアキシアル荷重を負荷しうる軸受を用いる必要がある。
図1に戻って、ECU6は、マイクロコンピュータ61を中心に構成されたもので、特に図示しないが、センサ用インタフェースやモータ駆動回路等の周辺回路を含んでいる。ECU6のマイクロコンピュータ61は、トルクセンサ3等のセンサからの出力信号を取り込み、取り込んだセンサの出力信号に基づいて、操舵補助に適したトルクを発生するのに必要な電動モータ4の駆動量を演算し、その駆動量に対応する制御信号により電動モータ4を駆動する。
以上の構成において、通常の動作状態では、電動モータ4からウォーム軸51に伝達されるトルクは、トルクリミッタ29において設定された限界トルク(所定値のトルク)以下であるから、電動モータ4の回転軸4aの回転は、そのままトルクリミッタ29を介してウォーム軸51に伝わり、ウォーム軸51からウォームホイール52を介して、操舵補助トルクとしてステアリングシャフト2に伝達される。
次に、操向用の車輪9の向きがそれ以上変えられなくなる等して、急にウォームホイール52やウォーム軸51が回転しなくなった場合、電動モータ4はなおも慣性で回転を続けようとするから、電動モータ4の出力側は過負荷状態になるが、トルクリミッタ29では、所定値を超えるトルクが作用するから、皿ばね28による付勢弾力に抗して一対の摩擦面29a,29bの間ですべりが生じて、電動モータ4の回転軸4aがウォーム軸51に対して空転し、過負荷状態が解消される。これにより、電動モータ4やその出力側の機構の損傷、故障が防止される。
図2に示す構造では、付勢手段である皿ばね28の付勢弾力を、電動モータ4で受け止めるようにしているが、図3に示すように、ギヤハウジング18のウォーム軸収容部181の内部で、電動モータ4の前面側には、環状の受止め部材31を介して軸受32を設け、この軸受32で、電動モータ4側の伝動体である凹型の伝動体292の背面側を支持させ、これら軸受32および受止め部材31で、皿ばね28の付勢弾力を受け止めるようにしてもよい。この構成によれば、皿ばね28の付勢弾力は、電動モータ4の回転軸4aに作用しなくなる。
なお、本発明においては、減速機構5の駆動ギヤや従動ギヤは、はすばかさ歯車やハイポイド歯車等、他種の歯車で構成されてもよい。また、本発明は、ステアリングシャフト1の下端の軸であって、ステアリング機構7の入力軸となるピニオン軸を、減速機構を介して駆動するタイプの電動パワーステアリング装置にも実施しうる。また、ステアリングホイール1に連結されたピニオンとは別に設けた第2のピニオンをラック軸に噛み合わせ、第2のピニオンにウォームホイール等の従動ギヤを嵌着させ、上記実施形態と同様に電動モータ4の操舵補助トルクを与える構成としてもよい。
本発明の最良の形態に係る電動パワーステアリング装置を、関連する車両構成と共に示す概略構成図で、主要部は軸方向に沿って断面して示している。 図1の(2)−(2)に沿った拡大断面図である。 本発明の他の実施形態のトルクリミッタ部分の断面図。
符号の説明
1 ステアリングホイール(操舵部材)
2 ステアリングシャフト
3 トルクセンサ
4 電動モータ
4a 回転軸
5 減速機構
51 ウォーム軸(駆動ギヤ)
52 ウォームホイール(従動ギヤ)
18 ギヤハウジング
181 ウォーム軸収容部
28 皿ばね(付勢手段)
29 トルクリミッタ
29a,29b 摩擦面
291,292 伝動体

Claims (1)

  1. 操舵部材の操作に応じて電動モータを駆動して操舵補助する電動パワーステアリング装置において、
    従動ギヤと噛合した状態で電動モータにより駆動される駆動ギヤと、
    駆動ギヤに軸方向に沿って電動モータ側へ弾力を付勢する付勢手段と、
    駆動ギヤと電動モータの回転軸との間で、軸直交面に対して傾斜する回転面からなる一対の摩擦面を、上記付勢手段の付勢弾力により互いに圧接させて所定値以下のトルクを伝達するトルクリミッタと、
    を備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007302038A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Asmo Co Ltd ワイパモータおよびワイパ装置
JP2008254545A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Nsk Ltd 電動式パワーステアリング装置
JP2012184851A (ja) * 2012-07-03 2012-09-27 Jtekt Corp 減速機およびその製造方法

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