JP2005243054A - 情報ディスク記録再生装置およびその記録再生速度制御方法 - Google Patents

情報ディスク記録再生装置およびその記録再生速度制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ZCLV記録または再生の際に、最も短時間で記録または再生を完了可能なように、速度切り替えを行う。
【解決手段】 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスク2に記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置である。情報ディスク2の回転を制御する回転制御手段8と、この回転制御手段8を制御して、情報ディスク2に記録する予め定めた複数の記録速度を切り替え可能な記録速度制御手段10と、情報ディスク2へデータを記録する場合において、情報ディスク2の回転速度が予め定めた値となったときに、記録速度制御手段10を制御して記録速度を切り替える制御手段11とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報ディスク記録再生装置およびその記録再生速度制御方法に関し、特にCLVフォーマットのディスクをZCLV記録するための情報ディスク記録再生装置およびその記録再生速度制御方法に関する。
近年、光ディスク記録装置は、記録速度の向上が著しい。光ディスク記録装置は一般に線速度一定(CLV)方式でフォーマットされているが、その記録速度を向上させる方法としては、ディスクを複数の領域に分割して領域毎にCLV方式の記録速度を変えながら記録するZCLV記録方式と、CLVフォーマットのディスクを角速度一定(CAV)で回転させ、ディスクの時間情報を読み取りながらこれに同期して記録速度を変化させて記録するCAV記録方式とがある。
ZCLV方式の記録方法のドライブは、現在一般に市販されており、以下のような動作を行う。
すなわち、ZCLV記録方式では、サポートする複数の記録速度が予め決められている。この複数の記録速度ごとに、ディスクを複数の領域に分割して、各領域での記録時の最高回転速度がシステムの許容最高回転速度を超えないように、領域ごとに速度を切り替えながら記録を行う。
この際、ディスクの線速度、トラックピッチには一定の許容範囲があるので、この許容範囲内で線速度、トラックピッチが変化した場合でもシステムの許容最高回転速度を超えることが無いように、ディスク上の時間情報をもとに予め領域を分割しておく。
たとえば、CD−Rディスクで8、16、24倍速記録をサポートし、システムの許容最高回転速度が4800rpmであったとすると、ディスクの最内周記録位置を半径0.025mとして、線速度について1.1〜1.3m/sの許容範囲があり、トラックピッチについて1.5〜1.7μmの許容範囲がある。最内周の8倍速で記録可能な領域は、次に16倍速で記録を開始したとき4800rpm以下となるようにする必要があるので、このばらつきを考慮して4800rpm以上の回転速度にならないように、8、16、24倍速で記録するアドレス範囲を予め決定しておくのが一般的である。このようにしたときのディスク回転速度と記録速度との変化の例を図11に示す。
上記のような手法は、たとえば特許文献1に記載されている。
特開2001−176193号公報
しかしながら、上記した方法では、ディスクのトラックピッチ、線速度のばらつきを許容するために、最悪ケースを考慮して、各記録速度で記録を行うアドレス範囲を決定する必要があるため、よりディスクの内周側で高倍速の記録速度に切り替えることができず、ディスクごとに最短の記録時間で記録を行うことができない。
そこで本発明は、ZCLV記録または再生の際に最も短時間で記録または再生を完了可能なように速度切り替えを行えるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明の情報ディスク記録再生装置は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置が、前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、前記情報ディスクへデータを記録再生する場合において、前記情報ディスクの回転速度が予め定めた値となったときに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段とを備えたものである。
したがって本発明によれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、その記録再生速度を切り替えるものであるため、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項1に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置が、前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、前記情報ディスクへデータを記録再生する場合において、前記情報ディスクの回転速度が予め定めた値となったときに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段とを備えたものである。
これによれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、その記録再生速度を切り替えるものであるため、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明は、上記において、制御手段を、情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が予め定めた値以下となったときに記録再生速度を切り替えるように構成したものである。
これによれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、その記録再生速度を切り替えるものであるため、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項3に係る本発明は、上記において、制御手段を、情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が予め定めた値以上となったときに記録再生速度を切り替えるように構成したものである。
これによれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、その記録再生速度を切り替えるものであるため、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項4に係る本発明は、上記において、制御手段を、情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後にディスク装置の予め定めた最高回転速度以下となるような回転速度となったのちに、記録再生速度を切り替えるように構成したものである。
これによれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、システムの許容最高回転速度を越えない状態であるうちに記録再生速度を切り替えるので、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながらディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項5に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置が、前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度を検出する加速度検出手段と、前記加速度検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後に前記情報ディスクの最高回転速度以下となるような回転速度まで低下したのちに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段とを備えたものである。
これによれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい方を、システムの最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止するようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項6に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置が、前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後に前記情報ディスクの最高回転速度以下となるような回転速度まで低下したのちに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段とを備えたものである。
これによれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい方を、システムの最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動量が一定以上にならないように設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項7に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置が、前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度を検出する加速度検出手段と、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動を検出する振動検出手段と、前記加速度検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい回転速度を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後に前記情報ディスクの最高回転速度以下となるような回転速度まで低下したのちに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段とを備えるようにしたものである。
これによれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい回転速度を、システムの最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止し、振動量が一定以上になるのを防止しながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項8に係る本発明は、上記において、制御手段は、情報ディスクにデータを記録再生するときに、
情報ディスクの回転速度:R
情報ディスクの最高回転速度:Rmax2
記録再生速度切り替え前の記録再生速度:Vm1
記録再生速度切り替え後の記録再生速度:Vm2
として、
Figure 2005243054
となったのちに記録再生速度を切り替えるように構成されているものである。
これによれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、システムの許容最高回転速度を越えない状態であるうちに記録再生速度を切り替えるので、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながらディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項9に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置が、前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度を検出する加速度検出手段と、前記加速度検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が前記情報ディスクの最高回転速度にほぼ等しい回転速度まで上昇したときに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段とを備えたものである。
これによれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい方を、システムの最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止するようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項10に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置が、前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が前記情報ディスクの最高回転速度にほぼ等しい回転速度まで上昇したときに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段とを備えたものである。
これによれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい方を、システムの最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動量が一定以上にならないように設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項11に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置が、前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度を検出する加速度検出手段と、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動を検出する振動検出手段と、前記加速度検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい回転速度を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が前記情報ディスクの最高回転速度にほぼ等しい回転速度まで上昇したときに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段とを備えたものである。
これによれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい回転速度を、システムの最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止し、振動量が一定以上になるのを防止しながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項12に係る本発明は、上記において、制御手段を、記録動作を行うときは、加速度検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度と、振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度と、ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度とのうちの最も低い回転速度が動作時の最高回転速度となるように、予め定められかつ切り替え可能な複数の記録速度を選択して使用するように構成するとともに、再生動作を行うときは、振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度と、ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度との小さい方の回転速度が動作時の最高回転速度となるように、予め定められかつ切り替え可能な複数の再生速度を選択して使用するように構成したものである。
これによれば、記録時は、記録を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度と、記録速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度と、ディスク装置の予め定めた最高回転速度とのうちの、最も低い回転速度を、システムの許容最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録への障害を防止し、振動量が一定以上になるのを防止し、設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録時間で記録を行うことができる。さらに、再生時は、記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方をシステムの許容最高回転速度として、複数の再生速度を選択して切り替えるので、再生時の振動量が一定以上になるのを防止し、設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら最大の再生速度で再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項13に係る本発明は、上記において、読取/記録のための参照信号が情報ディスクの情報トラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロスパルスを生成するトラッククロス検出手段と、前記トラッククロス検出手段により検出されたトラッククロスパルスを計数する計数手段とを備え、加速度検出手段を、トラッキングサーボをオフにしたときの情報ディスクの回転速度と前記トラッククロスパルスの計数の結果とから、現在の回転速度における前記情報トラックと参照信号との間のトラッキング方向の加速度を検出するように構成したものである。
これによれば、特別な加速度検出手段を有しない安価な構成で、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい方を、システムの許容最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止するように設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項14に係る本発明は、読取/記録のための参照信号が情報ディスクの情報トラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロスパルスを生成するトラッククロス検出手段と、nを任意の数として、情報ディスクの回転角度情報を1回転あたりn分割された領域に分けて出力する回転角度検出手段と、読取/記録のための参照信号が情報ディスクの情報トラックを横切る方向を表すトラッククロス方向を検出するトラッククロス方向検出手段と、前記トラッククロス方向検出手段の検出結果と前記回転角度情報とに基いて前記トラッククロス検出手段から出力されるトラッククロスパルスを符号付きで計数する計数手段とを備え、振動検出手段を、トラッキングサーボをオフにした状態で、前記情報ディスクを振動が発生しないだけ十分に低い第1の回転速度で回転させたときの前記計数手段の計数結果と、第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で前記情報ディスクを回転させたときの前記計数手段の計数結果とを比較することにより、前記第2の回転速度での振動量を検出するように構成したものである。
これによれば、特別な振動検出手段を有しない安価な構成で、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かのいずれか小さい方を、もしくは、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい回転速度を、システムの許容最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止し、振動量が一定以上になるのを防止し、さらに設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
請求項15に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、前記情報ディスクへデータを記録再生する場合に、前記ディスクの回転速度が予め定めた値となったときに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えるものである。
このようにすれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、その記録再生速度を切り替えるものであるため、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
請求項16に係る本発明は、上記において、情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が予め定めた値以下となったときに記録再生速度を切り替えるものである。
このようにすれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、その記録再生速度を切り替えるものであるため、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
請求項17に係る本発明は、上記において、情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が予め定めた値以上となったときに記録再生速度を切り替えるものである。
このようにすれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、その記録再生速度を切り替えるものであるため、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
請求項18に係る本発明は、上記において、情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後にディスク装置の予め定めた最高回転速度以下となるような回転速度となったのちに、記録再生速度を切り替えるものである。
このようにすれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、システムの許容最高回転速度を越えない状態であるうちに記録再生速度を切り替えるので、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながらディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
請求項19に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後に前記情報ディスクの最高回転速度以下となるような回転速度まで低下したのちに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えるものである。
このようにすれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい方を、システムの最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止するようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
請求項20に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後に前記情報ディスクの最高回転速度以下となるような回転速度まで低下したのちに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えるものである。
このようにすれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい方を、システムの最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動量が一定以上にならないように設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
請求項21に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい回転速度を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後に前記情報ディスクの最高回転速度以下となるような回転速度まで低下したのちに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えるものである。
このようにすれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい回転速度を、システムの最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止し、振動量が一定以上になるのを防止しながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
請求項22に係る本発明は、情報ディスクにデータを記録再生するときに、
情報ディスクの回転速度:R
情報ディスクの最高回転速度:Rmax2
記録再生速度切り替え前の記録再生速度:Vm1
記録再生速度切り替え後の記録再生速度:Vm2
として、
Figure 2005243054
となったのちに記録再生速度を切り替えるものである。
このようにすれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、システムの許容最高回転速度を越えない状態であるうちに記録再生速度を切り替えるので、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながらディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
請求項23に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が前記情報ディスクの最高回転速度にほぼ等しい回転速度まで上昇したときに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えるものである。
このようにすれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい方を、システムの最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止するようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
請求項24に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が前記情報ディスクの最高回転速度にほぼ等しい回転速度まで上昇したときに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えるものである。
このようにすれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい方を、システムの最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動量が一定以上にならないように設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
請求項25に係る本発明は、情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい回転速度を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が前記情報ディスクの最高回転速度にほぼ等しい回転速度まで上昇したときに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えるものである。
このようにすれば、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい回転速度を、システムの最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止し、振動量が一定以上になるのを防止しながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
請求項26に係る本発明は、上記において、記録動作を行うときは、加速度検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度と、振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度と、ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度とのうちの最も低い回転速度が動作時の最高回転速度となるように、予め定められかつ切り替え可能な複数の記録速度を選択して使用し、再生動作を行うときは、振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度と、ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度との小さい方の回転速度が動作時の最高回転速度となるように、予め定められかつ切り替え可能な複数の再生速度を選択して使用するものである。
このようにすれば、記録時は、記録を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度と、記録速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度と、ディスク装置の予め定めた最高回転速度とのうちの最も低い回転速度を、システムの許容最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止し、設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録時間で記録を行うことができる。また、再生時は、記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方をシステムの許容最高回転速度として、複数の再生速度を選択して切り替えるので、再生時の振動量が一定以上になるのを防止し、設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら最大の再生速度で再生を行うことができる。
請求項27に係る本発明は、上記において、読取/記録のための参照信号が情報ディスクの情報トラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロスパルスを生成し、検出されたトラッククロスパルスを計数し、トラッキングサーボをオフにしたときの情報ディスクの回転速度と前記トラッククロスパルスの計数の結果とから、現在の回転速度における前記情報トラックと参照信号との間のトラッキング方向の加速度を検出するものである。
このようにすれば、特別な加速度検出手段を有しない安価な構成で、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい方を、システムの許容最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止するように設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
請求項28に係る本発明は、上記において、読取/記録のための参照信号が情報ディスクの情報トラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロスパルスを生成し、nを任意の数として、情報ディスクの回転角度情報を1回転あたりn分割された領域に分けて出力し、読取/記録のための参照信号が情報ディスクの情報トラックを横切る方向を表すトラッククロス方向を検出し、前記トラッククロス方向の検出結果と前記回転角度情報とに基いて前記トラッククロスパルスを符号付きで計数し、トラッキングサーボをオフにした状態で、前記情報ディスクを振動が発生しないだけ十分に低い第1の回転速度で回転させたときの前記トラッククロスパルスの計数結果と、第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で前記情報ディスクを回転させたときの前記トラッククロスパルス計数手段の計数結果とを比較することにより、前記第2の回転速度での振動量を検出するものである。
このようにすれば、特別な振動検出手段を有しない安価な構成で、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かのいずれか小さい方を、もしくは、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、記録再生速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい回転速度を、システムの許容最高回転速度として、その速度を越えない状態になったのちに記録再生速度を切り替えるので、振動による加速度にもとづく記録再生への障害を防止し、振動量が一定以上になるのを防止し、さらに設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる。
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態1について、図1を用いて説明する。
図1は本発明をCD−R/RW記録再生装置に適用した場合のブロック図である。ここで、1は情報ディスク記録再生装置である。2は情報ディスクで、情報トラックが螺旋状に形成されており、線速度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持っている。このようなものとして、たとえばCD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RWなどの記録再生型光ディスクなどが考えられる。本実施の形態では、CD−R、CD−RWディスクに記録を行う場合を例に説明する。
CD−R、RWディスクはランド/グルーブと呼ばれる溝が螺旋状に形成されており、この溝のウォブリングによりアドレス情報が線速度一定フォーマットで予め記録されている。3はディスクモータ、4はたとえばディスクモータドライバなどのディスク回転手段である。ディスク回転手段4は、ディスクモータ3を回転させることで、ディスクモータ3上に設置された情報ディスク2を回転させる。5は回転速度検出手段で、ディスクモータ3の回転速度を検出する。回転速度検出手段5としては、たとえばホール素子を用いて回転位置ごとにFGパルスを出力する方法や、ディスクモータ3の回転体にエンコーダを取り付けて光学的に回転速度を検出する方法などを用いたものがある。6は読取/記録手段で、たとえば読取/記録兼用光学ヘッド12、記録データ生成回路13により構成される。情報ディスク2からの再生信号の読取は、読取/記録兼用光学ヘッド12より情報ディスク2に射出されたレーザの反射光を検出、演算することで行われる。同時に反射光より演算した信号によりトラッキング/フォーカシングサーボの制御も行うが、そのための詳細は図1では省略してある。7はアドレス情報生成手段で、読取/記録兼用光学ヘッド12からの再生信号よりアドレス情報を抽出する。CD−R/RWディスクの場合は、溝のウォブリングを抽出した再生信号よりATIP情報と呼ばれる情報を抽出し、ディスク上のアドレス情報とする。10は記録速度制御手段で、制御手段11にて決定された所定の記録データレートの何倍の速度で記録を行うかの値により、アドレス情報生成手段7にて生成されるアドレス情報のデータレートが所定の記録データレートの一定倍になるように記録速度制御手段10に指令を与え、ディスク回転制御手段8によりディスク回転手段4を制御して、線速度一定で情報ディスク2を回転させる。同時に、情報ディスク記録再生装置1への入力にもとづき、アドレス情報生成手段7で生成されたアドレス情報に同期するように、読取/記録手段6の記録データ生成手段13を制御して記録データを生成し、読取/記録兼用光学ヘッド12よりのレーザ光制御により、記録可能な情報ディスク2に記録を行う。このとき、アドレス情報生成手段7より生成されるアドレス情報のデータレートは所定の記録データレートの一定倍になっているので、記録速度も所定のデータレートの一定倍となる。
次に、本発明にもとづき実際に記録速度を切り替えながら順次記録を行う動作について、情報ディスク2の内周から外周に向かって記録を行う場合を例に説明する。
たとえば情報ディスク記録再生装置1の記録速度を所定のデータレートの4、8、16、24倍として記録を行う場合は、最内周での記録速度をまず決定する必要がある。
ある記録速度における、あるアドレス位置でのディスク回転速度Vrpmは、R:情報ディスク2の記録領域の最内周の半径(規格により既知 CD−ROMの場合0.0249±0.002m)、T:トラックピッチ、ADunit:単位時間に含まれるアドレス数(CDでは75)、AD:現在アドレス、V:情報ディスク2の線速度、V:記録速度とすると、
Figure 2005243054
で表すことができる。
記録開始位置では、現在アドレスADがゼロである場合には、トラックピッチに無関係となり、
Figure 2005243054
と表すことができる。
情報ディスク2の線速度は、特別なハードウエアを用いなくても容易に測定することができる。たとえば、情報ディスク2が装置に装填されたときに、情報ディスク2の最内周付近で現在のアドレス情報を読み取り、読取/記録兼用光学ヘッド12を1トラック内周側に強制的に移送して再び同じアドレス位置を検出するまでの時間をカウントすることにより求めることができる。このほかにも様々な方法が考えられる。あるいは、線速度を求めなくても、許容された線速度範囲内で最も情報ディスク2の回転速度が高くなる線速度値を用いても、同様に実施可能である。ここでは、情報ディスク2の線速度を、CD−ROMディスクの標準値である1.2m/sであるとして計算を行う。
たとえば、予め定めたシステムの許容最高回転速度が4800rpmであったとすると、各記録倍速での記録開始位置での回転速度は、最内周径が最も回転速度が高くなる0.0249−0.002mであった場合には、
Figure 2005243054
であるので、最内周の記録速度は8倍速を選択することになる。
この他にも、記録開始位置でシステムの許容最高回転速度以下のある回転速度で情報ディスク2を回転させたときのデータレートを測定し、測定したデータレートと記録速度に対するある回転速度とシステムの許容最高回転速度との比の比較から、最内周の記録開始速度を求めることも可能である。
情報ディスク2は線速度一定でフォーマットされているので、このフォーマットされたアドレス情報に対して所定のデータレートの8倍速になるように制御を行いながら記録動作を行うと、最内周で最も回転速度が高く外周に向かうに従って回転速度が低下する。ここで、制御手段11は、順次記録を行いながら、回転速度検出手段5により現在のディスク回転速度を監視し、予め定めた回転速度以下になった時点でいったん記録を中断する。そして、データレートを16倍速になるように制御を切り替えたのち、8倍速で記録を中断した続きから記録を再開する。次に外周に向かって16倍速で記録を行い、現在のディスク回転速度が予め定めた回転速度以下になった時点で再び記録を一時中断し、データレートを24倍速に切り替えて最外周まで記録を行う。
記録速度を切り替える回転速度は、次のようにして決定する。すなわち、情報ディスク記録再生装置1では、ディスクモータ3の性能にもとづき回転速度の上限が決まっているので、より高い記録速度に切り替えたときにこの回転速度の上限を越えないような回転速度になったのちに速度の切り替えを行う。従って、速度切り替えを行う回転速度Rは、許容最高回転速度すなわち回転速度の上限値:Rmax2、切り替え前の記録速度:Vm1、切り替え後の記録速度:Vm2 とすると、
Figure 2005243054
となる。つまり、速度切り替え前後の記録速度とシステムのディスク回転速度の上限値とから求めることができる。たとえば、回転速度の上限値Rmax2が4800rpmであるときに、内周から8倍速で記録を行い、16、24倍速に切り替えるときのディスク回転速度はそれぞれ、
Figure 2005243054
Figure 2005243054
となる。
上記条件で回転速度の切り替えを行ったときのディスク回転速度と記録速度との変化の例を図2に示す。
なお、本実施の形態では情報ディスク2の全面に記録を行う場合を例として説明したが、記録を行うデータ量が少なく全面に記録を行わない場合でも同様に実施可能である。
また、本実施の形態では所定のデータレートの4、8、16、24倍速で記録を行う場合を例として説明したが、これ以外のデータレートの組み合わせおよびより多くのデータレートの組み合わせでも同様に実施可能である。
さらに、本実施の形態ではCD−R/RW記録再生装置を例として説明したが、螺旋状にトラックが形成されており、かつ線速度一定でフォーマットされたディスクに記録を行うものであれば同様に実施可能である。
さらに、本実施の形態では記録動作を行う場合を例に説明したが、再生動作を行う場合でも同様に実施可能である。
以上のように本実施の形態によれば、記録を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録速度の切り替え後にシステムの許容最高回転速度を越えない状態になったのちに次の記録速度に切り替えるので、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録時間で記録を行うことができる、情報ディスク記録再生装置およびその記録再生速度制御方法を提供することができる。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2について、図1を用いて説明する。
ここでは、実際に記録速度を切り替えながら順次記録を行う動作について、情報ディスク2の外周から内周に向かって記録を行う場合を例に説明する。
たとえば情報ディスク記録再生装置1において所定のデータレートの4、8、16、24倍の記録速度で記録を行う場合は、最外周での記録速度をまず決定する必要がある。
たとえば、2層記録可能ディスクであって、1層目は内周から外周に向かって記録を行い、また2層目は外周から内周に向かって記録を行う場合には、最外周位置において、すでにである記録速度、ある回転速度で記録動作を行っている。このため、通常はそれと同じ記録速度で記録を開始する。
単層若しくは多層ディスクで最初の記録開始位置が最外周であるようなフォーマットの場合は、トラックピッチや線速度の誤差を考慮に入れたうえで、最悪ケース(最も回転速度が高くなる組み合わせ)を想定して記録開始速度を決定する。あるいは、記録開始位置で、システムの許容最高回転速度以下のある回転速度で情報ディスク2を回転させたときのデータレートを測定し、測定したデータレートと記録速度に対するある回転速度とシステムの許容最高回転速度との比の比較から、最外周の記録開始速度を求めることも可能である。
たとえば、予め定めたシステムの許容最高回転速度が4800rpmで、24倍速で外周から記録を始めることができたとする。この場合において、情報ディスク2は線速度一定でフォーマットされているので、このフォーマットされたアドレス情報に対して所定のデータレートの24倍速になるように制御を行いながら記録動作を行うと、最外周で最も回転速度が低く内周に向かうに従って回転速度が増加する。ここで、制御手段11は、回転速度検出手段5にて現在のディスク回転速度を監視し、予め定めた回転速度になった時点でいったん記録を中断する。そして、データレートを16倍速になるように制御を切り替えたのち、24倍速で記録を中断した続きから記録を再開する。次に同様に16倍速で内周に向かって記録を行い、ディスク2が予め定めた回転速度になった時点で再び記録を一時中断し、次にデータレートを8倍速に切り替えて記録を行う。
記録速度を切り替える回転速度について説明すると、通常、情報ディスク記録再生装置1ではディスクモータ3の性能にもとづき回転速度の上限が決まっているので、記録中にこの回転速度の上限を越えないうちに記録速度の切り替えを行う必要がある。このため、記録速度を切り替えるときの回転速度は、システムの許容最高回転速度以下の値とするのが望ましい。
本実施の形態にもとづき回転速度の切り替えを行ったときのディスク回転速度と記録速度との変化の例を図3に示す。
なお、本実施の形態では情報ディスクの全面に記録を行う場合を例として説明したが、記録を行うデータ量が少なく全面に記録を行わない場合でも同様に実施可能である。
また、本実施の形態では所定のデータレートの4、8、16、24倍速で記録を行う場合を例として説明したが、これ以外のデータレートの組み合わせおよびより多くのデータレートの組み合わせでも同様に実施可能である。
さらに、本実施の形態ではCD−R/RW記録再生装置で外周から内周に向かって記録を行う場合を例として説明したが、螺旋状にトラックが形成されており、線速度一定で外周から内周に向かってアドレスが増加するようにフォーマットされたディスクに記録を行う装置であれば、同様に実施可能である。
さらに、本実施の形態では記録動作を行う場合を例に説明したが、再生動作を行う場合でも同様に実施可能である。
さらに、本実施の形態では、記録中に回転速度を監視し、予め定めた回転速度となったのちに記録速度を切り替えるが、記録中に常に回転速度を監視することが困難な場合には、次のように対処することができる。すなわち、予め定めた回転速度に到達すると思われる記録アドレス付近でいったん記録を中断し、そのときの現在の回転速度を確認し、予め定めた回転速度に到達していない場合には、記録速度の切り替えを行わず、記録を中断した箇所から元の記録速度で記録を再開する。そして、その際に、測定した回転速度と記録を一時中断した記録アドレス値から、再度、予め定めた回転速度に到達すると思われる記録アドレス位置を計算して、同様にそのアドレスで記録を一時中断し、そのときの現在の回転速度を確認することを繰り返すことでも、同様に実施可能である。
以上のように本実施の形態によれば、記録を行いながらディスクの回転速度を監視して、システムの許容最高回転速度を越えない状態であるうちに記録速度を切り替えるので、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録時間で記録を行うことができる、情報ディスク記録再生装置およびその記録再生速度制御方法を提供することができる。
(実施の形態3)
以下に、本発明の実施の形態3について、図4を用いて説明する。ただし、実施の形態1についての図1と同一の構成要素については、重複を避けるためにその詳細な説明を省略する。
ここで、14は加速度検出手段で、情報ディスク2、ディスクモータ3、読取/記録手段6における、ディスク回転などにもとづく振動や偏心の加速度を検出するものであって、たとえば、情報ディスク2、ディスクモータ3、読取/記録手段6と一体に設置された加速度センサーなどにより実現可能である。もちろん、これ以外の手段であっても、情報ディスク記録再生装置1の振動などによる加速度を直接若しくは間接的に測定するものであれば、同様に用いることが可能である。
光ディスク装置などでは、トラッキング、フォーカス方向のサーボゲインは、通常、ある周波数帯域で一定ゲインとなるように自動的に調整される。このため、ディスク回転にもとづく加速度によるサーボずれ量が一定以上となる場合には、サーボが外れたり、トラッキング/フォーカスのずれ量が大きくなって記録/再生品位に支障がでたりすることが、一般に知られている。よって、設定したサーボゲイン、周波数に対して一定以上の加速度とならないようなディスク回転速度とすることで、常に記録/再生信号の品位を一定以上に保つことが可能になる。たとえば、ディスク回転による振動周波数は、ディスクの回転にほぼ同期すると考えられるので、ディスクの回転速度が4800rpmである場合には、80Hzとなる。80Hzのもとでのトラッキング/フォーカスゲイン値と目標とするトラッキング/フォーカスずれ量とから、この回転速度での限界加速度値を求めることは、単純な物理計算で容易に実行することができる。
次に、実際に記録速度を切り替えながら順次記録を行う動作について、情報ディスク2の内周から外周に向かって記録を行う場合を例として説明する。
まず、システムの許容最高回転速度は、実施の形態1で説明したものと同様に、情報ディスク記録再生装置1で予め決められており、この回転速度をXとする。ディスクの回転にもとづく加速度が一定以上となるディスク回転速度は、通常、ディスクが挿入された際や記録を開始する前に、予め、ディスク回転速度を上昇させながら加速度検出手段14の検出結果が一定値以上になる回転速度を検出することにより求める。回転速度がXとなるまで加速しても加速度検出手段14の検出結果が一定値を越えなければ、このときのシステムの許容最高回転速度は、Xである。これに対し、予め定めた加速度値を途中で越えれば、そのときの回転速度Xが、記録時のシステムの許容最高回転速度となる。
情報ディスク記録再生装置1が所定のデータレートの4、8、16、24倍の記録速度で記録が可能な場合には、まず最内周での記録開始速度を決定する。この記録開始速度としては、最内周で記録を開始するときに、先に求めた回転速度XかXかいずれか小さい方を越えない範囲で最大の記録速度を選択する。
たとえば、X1が4800rpm、X2が3000rpmであったとすると、システムの許容最高回転速度は3000rpmとなる。実施の形態1で記載した表1から、最内周での回転速度が3000rpmを越えない記録速度は4倍速となる。
この4倍速で記録を開始したとすると、情報ディスク2は線速度一定でフォーマットされているので、このフォーマットされたアドレス情報に対して所定のデータレートの4倍速になるように制御を行いながら記録動作を行う。すると、最内周で最も回転速度が高く外周に向かうに従って回転速度が低下する。ここで、制御手段11は、順次記録を行いながら回転速度検出手段5によって現在のディスク回転速度を監視し、予め定めた回転速度以下になった時点でいったん記録を中断する。そして、データレートを8倍速になるように制御を切り替えたのち、4倍速で記録を中断した続きから記録を再開する。
次に同様に8倍速で外周に向かって記録を行い、現在のディスク回転速度が予め定めた回転速度以下になった時点で再び記録を一時中断し、データレートを16倍速に切り替えて最外周まで記録を行う。
記録速度を切り替える回転速度は、XまたはXの回転速度のうちいずれか小さい方をシステムの記録時の許容最高回転速度とすることで、実施の形態1と同様の方法で求めることができる。
本実施の形態では、システムの許容最高回転速度が3000rpm、記録速度が4、8、16倍速となるので、それぞれの切り替え回転速度は、
max2=X=3000rpmとして、
Figure 2005243054
Figure 2005243054
となる。
本実施の形態にもとづき回転速度の切り替えを行ったときのディスク回転速度と記録速度との変化の例を図5に示す。
本実施の形態では、ディスク回転による加速度が一定以上となるディスク回転速度を求めるために、ディスクが挿入された際や記録を開始する前にディスク回転速度を上昇させながら加速度検出手段14の検出結果が一定値以上になる回転速度を求める方法を採用している。しかし、これに限らず、加速度検出手段14にて加速度を測定するディスク回転速度を予め2つ以上用意しておき、それぞれの回転速度で加速度検出手段14の検出値を取得してしきい値と比較することで、予め用意した2つ以上の回転速度の中から加速度検出手段14の検出結果が一定値以上にならない回転速度を選択する方法でも、同様に実施可能である。このほかにも、ディスク回転時の加速度が一定値以上にならないように情報ディスク記録再生装置1の最高回転速度を選択しても、同様に実施可能である。
また、本実施の形態では情報ディスクの全面に記録を行う場合を例に説明したが、記録を行うデータ量が少なく全面に記録を行わない場合でも同様に実施可能である。
さらに、本実施の形態では所定のデータレートの4、8、16、24倍速で記録を行うが、これ以外のデータレートの組み合わせおよびより多くのデータレートの組み合わせでも、同様に実施可能である。
さらに、本実施の形態ではCD−R/RW記録再生装置を例に説明したが、螺旋状にトラックが形成されており、線速度一定でフォーマットされたディスクに記録を行う装置であれば、同様に実施可能である。
さらに、本実施の形態では記録動作を行う場合を例に説明したが、再生動作を行う場合でも同様に実施可能である。
さらに、本実施の形態では、記録中に回転速度を監視し、予め定めた回転速度となったのちに記録速度を切り替えるが、記録中に常に回転速度を監視することが困難な場合には、次のように対処することができる。すなわち、予め定めた回転速度に到達すると思われる記録アドレス付近でいったん記録を中断し、そのときの現在の回転速度を確認し、予め定めた回転速度に到達していない場合には、記録速度の切り替えを行わず、記録を中断した箇所から元の記録速度で記録を再開する。そして、その際に、測定した回転速度と記録を一時中断した記録アドレス値から、再度、予め定めた回転速度に到達すると思われる記録アドレス位置を計算して、同様にそのアドレスで記録を一時中断し、そのときの現在の回転速度を確認することを繰り返すことでも、同様に実施可能である。
以上のように本実施の形態によれば、記録を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録速度の切り替えに際して、システムの許容最高回転速度またはディスク回転時のドライブの加速度が一定値を越えない回転速度のうちのいずれか低い回転速度を、記録時における許容最高回転速度として、記録時に前記の許容最高回転速度を越えない状態になったのちに記録速度を切り替えるので、または記録を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録時にシステムの許容最高回転速度を越えない状態であるうちに記録速度を切り替えるので、良好な記録状態を保つためにサーボエラー量が一定以下となるようにしながら、ディスクごとに最短の記録時間で記録を行うことができる情報ディスク記録再生装置およびその記録再生速度制御方法を提供することができる。
(実施の形態4)
以下に、本発明の実施の形態4について、図6を用いて説明する。
図6は、本発明をCD−R/RW記録再生装置に適用した場合の実施の形態のブロック図である。ただし、実施の形態1についての図1と同一の構成要素については、重複を避けるためにその詳細な説明を省略する。
ここで、15は振動検出手段で、情報ディスク記録再生装置1の振動、すなわち、情報ディスク2、ディスクモータ3、読取/記録手段6における、ディスク回転などにもとづく振動を検出する。情報ディスク記録再生装置1の振動は、装置に内蔵されるPCなどの機器に伝わり、使用者に不快感を与えるだけでなく、振動による騒音などの障害を引き起こすため、一定値以下であることが好ましい。振動検出手段15は、たとえば、情報ディスク2、ディスクモータ3、読取/記録手段6と一体に設置された振動センサーや加速度センサーの検出値をもとに、振動がディスク2の回転に同期しているものとして積分演算することなどにより、検出を行うことが可能である。もちろん、これ以外の方法でも、情報ディスク記録再生装置1の振動を直接若しくは間接的に測定する手段を用いれば、同様に実施可能である。
ここで、システムの許容最高回転速度は、実施の形態1の場合と同様に情報ディスク記録再生装置1で予め決められており、この回転速度をXとする。また、ディスク回転による振動が一定以上となるディスク回転速度を求めるときには、通常、ディスク2が挿入された際や記録を開始する前に、ディスク回転速度を上昇させながら、振動検出手段15の検出結果が一定値以上になる回転速度を予め求める。回転速度がXとなるまで加速しても振動検出手段15の検出結果が一定値を越えなければ、このときのシステムの許容最高回転速度はX、途中で予め定めた振動値を越えればそのときの回転速度Xが記録時のシステムの許容最高回転速度となる。
つぎに、情報ディスク記録再生装置1が所定のデータレートの4、8、16、24倍の記録速度で記録可能な場合には、まず最内周での記録開始速度を決定する。この記録開始速度は、最内周で記録を開始したときに先に求めた回転速度XかXかいずれか小さい方を越えない範囲で最大の記録速度とする。
たとえば、Xが4800rpm、Xが4100rpmであったとすると、システムの許容最高回転速度は4100rpmとなる。上述の表1から、最内周での回転速度が4100rpmを越えない記録速度は8倍速となる。
8倍速で記録を開始したとすると、情報ディスク2は線速度一定でフォーマットされているので、このフォーマットされたアドレス情報に対して所定のデータレートの8倍速になるように制御を行いながら記録動作を行うと、最内周で最も回転速度が高く、外周に向かうにしたがって回転速度が低下する。ここで、順次記録を行いながら制御手段11は回転速度検出手段5より現在のディスク回転速度を監視し、予め定めた回転速度以下になった時点でいったん記録を中断する。そして、データレートを16倍速になるように制御を切り替えたのち、8倍速で記録を中断した続きから記録を再開する。同様に順次16倍速で外周に向かって記録を行い、現在のディスク回転速度が予め定めた回転速度以下になった時点で再び記録を一時中断し、データレートを24倍速に切り替えて最外周まで記録を行う。
記録速度を切り替える回転速度は、XまたはXの回転速度のうちいずれか小さい方をシステムの記録時の許容最高回転速度とすることで、実施の形態1と同様の方法で求めることができる。
本実施の形態の例では、システムの許容最高回転速度が4100rpm、記録速度が8、16、24倍速となるので、それぞれの切り替え回転速度は、
max2=X=4100rpmとして、
Figure 2005243054
Figure 2005243054
となる。
以上のように、本実施の形態では、ディスク回転による振動値が一定以上となるディスク回転速度を求めるために、ディスク2が挿入された際や記録を開始する前にディスク回転速度を上昇させながら振動検出手段15の検出結果が一定値以上になる回転速度を求める方法を例に説明した。これに対し、予め振動検出手段15によって振動値を測定するディスク回転速度を2つ以上用意しておき、それぞれの回転速度で振動検出手段15の検出値を取得してしきい値と比較することで、予め用意した2つ以上の回転速度の中から振動検出手段15の検出結果が一定値以上にならない回転速度を選択する方法でも、同様に実施可能である。このほかにも、ディスク回転時の振動値が一定値以上にならないように情報ディスク記録再生装置1の最高回転速度を選択すれば、同様に実施可能である。
また、本実施の形態では情報ディスクの全面に記録を行う場合を例に説明したが、記録を行うデータ量が少なく全面に記録を行わない場合でも同様に実施可能である。
本実施の形態では、所定のデータレートの4、8、16、24倍速で記録を行う場合を例に説明したが、これ以外のデータレートの組み合わせおよびより多くのデータレートの組み合わせでも、同様に実施可能である。
本実施の形態では、CD−R/RW記録再生装置を例に説明したが、螺旋状にトラックが形成されており、線速度一定でフォーマットされたディスクに記録を行う装置であれば、同様に実施可能である。
本実施の形態では、記録動作を行う場合を例に説明したが再生動作を行う場合でも同様に実施可能である。
本実施の形態では、記録中に回転速度を監視し、予め定めた回転速度となったのちに記録速度を切り替えるが、記録中に常に回転速度を監視することが困難な場合には、次のように対処することができる。すなわち、予め定めた回転速度に到達すると思われる記録アドレス付近でいったん記録を中断し、そのときの現在の回転速度を確認し、予め定めた回転速度に到達していない場合には、記録速度の切り替えを行わず、記録を中断した箇所から元の記録速度で記録を再開する。そして、その際に、測定した回転速度と記録を一時中断した記録アドレス値から、再度、予め定めた回転速度に到達すると思われる記録アドレス位置を計算して、同様にそのアドレスで記録を一時中断し、そのときの現在の回転速度を確認することを繰り返すことでも、同様に実施可能である。
本実施の形態では、記録を行いながらディスク2の回転速度を監視して、記録速度切り替え後に、システムの許容最高回転速度またはディスク回転時のドライブの振動が一定値を越えない回転速度のうちいずれか低い回転速度を、記録時のシステムの許容最高回転速度とし、記録時にシステムの許容最高回転速度を越えない状態になったのちに記録速度を切り替えるか、または記録を行いながらディスク2の回転速度を監視して記録時にシステムの許容最高回転速度を越えない状態であるうちに記録速度を切り替えるので、情報ディスク記録再生装置の振動による外部への影響を一定以下とし、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録時間で記録を行うことができる情報ディスク記録再生装置およびその記録再生速度制御方法を提供することができる。
(実施の形態5)
以下に、本発明の実施の形態5について、図7を用いて説明する。
図7は、本発明をCD−R/RW記録再生装置に適用した場合の実施の形態のブロック図である。ただし、実施の形態1に関する図1と同一の構成要素については、重複を避けるためにその詳細な説明を省略する。
ここで、14は加速度検出手段で、情報ディスク2、ディスクモータ3、読取/記録手段6のディスク回転などによる振動や偏心の加速度を検出する。たとえば、情報ディスク2、ディスクモータ3、読取/記録手段6と一体に設置された加速度センサーなどにより実現可能である。もちろん、これ以外の方法でも情報ディスク記録再生装置1の振動などによる加速度を直接若しくは間接的に測定する手段であれば、同様に用いることができる。
上述のように、光ディスク装置などでは、トラッキング、フォーカス方向のサーボゲインは、通常、ある周波数帯域で一定ゲインとなるように自動的に調整される。したがって、ディスク回転にもとづく加速度によるサーボずれ量が一定以上となる場合には、サーボが外れたり、トラッキング/フォーカスのずれ量が大きくなって記録/再生品位に支障がでたりすることが、一般に知られている。したがって、設定したサーボゲイン、周波数に対して一定以上の加速度とならないようなディスク回転速度とすることで、常に記録/再生信号の品位を一定以上に保つことが可能になる。たとえば、ディスク回転による振動周波数は、ディスクの回転にほぼ同期すると考えられるので、ディスクの回転速度が4800rpmである場合には、80Hzとなる。80Hzのもとでのトラッキング/フォーカスゲイン値と目標とするトラッキング/フォーカスずれ量とから、この回転速度での限界加速度値を求めることは、単純な物理計算で容易に実行することができる。
15は振動検出手段で、情報ディスク記録再生装置1の振動、すなわち、情報ディスク2、ディスクモータ3、読取/記録手段6における、ディスク回転などにもとづく振動を検出する。情報ディスク記録再生装置1の振動は、装置に内蔵されるPCなどの機器に伝わり、使用者に不快感を与えるだけでなく、振動による騒音などの障害を引き起こすため、一定値以下であることが好ましい。振動検出手段15は、たとえば、情報ディスク2、ディスクモータ3、読取/記録手段6と一体に設置された振動センサーや加速度センサーの検出値をもとに、振動がディスク2の回転に同期しているものとして積分演算することなどにより、検出を行うことが可能である。もちろん、これ以外の方法でも、情報ディスク記録再生装置1の振動を直接若しくは間接的に測定する手段を用いれば、同様に実施可能である。
ここで、システムの許容最高回転速度は、実施の形態1の場合と同様に、情報ディスク記録再生装置1で予め決められており、この回転速度をXとする。また、ディスク回転による加速度が一定以上となるディスク回転速度を求めるときには、通常、ディスク2が挿入された際や記録を開始する前に、ディスク回転速度を上昇させながら、加速度検出手段14の検出結果が一定値以上になる回転速度を予め求める。この回転速度をXとする。また、ディスク回転による振動が一定以上となるディスク回転速度を求めるには、通常、ディスク2が挿入された際や記録を開始する前に、ディスク回転速度を上昇させながら、振動検出手段15の検出結果が一定値以上になる回転速度を予め求める。この回転速度をXとする。したがって、回転速度がXとなるまで加速しても加速度検出手段14の検出結果が一定値を越えず、なおかつ振動検出手段15の検出結果も一定値を越えなければ、このときのシステムの許容最高回転速度はX、途中で予め定めた加速度値または予め定めた振動値を越えればそれぞれの回転速度X、Xのいずれか低い方の回転速度が記録時のシステムの許容最高回転速度となる。
つぎに、情報ディスク記録再生装置1が所定のデータレートの4、8、16、24倍の記録速度で記録可能な場合には、まず最内周での記録開始速度を決定する。この記録開始速度は、最内周で記録を開始したときに先に求めた回転速度XかXかXいずれか最も小さい値を越えない範囲で最大の記録速度とする。
たとえば、X1が4800rpm、Xが3800rpm、Xが4100rpmであったとすると、システムの許容最高回転速度は3800rpmとなる。上述の表1から、最内周での回転速度が3800rpmを越えない記録速度は4倍速となる。
4倍速で記録を開始したとすると、情報ディスク2は線速度一定でフォーマットされているので、このフォーマットされたアドレス情報に対して所定のデータレートの4倍速になるように制御を行いながら記録動作を行うと、最内周で最も回転速度が高く外周に向かうに従って回転速度が低下する。ここで、順次記録を行いながら制御手段11は回転速度検出手段5より現在のディスク回転速度を監視し、予め定めた回転速度以下になった時点でいったん記録を中断する。そして、データレートを8倍速になるように制御を切り替えたのち、4倍速で記録を中断した続きから記録を再開する。同様に順次8倍速で外周に向かって記録を行い、現在のディスク回転速度が予め定めた回転速度以下になった時点で再び記録を一時中断し、データレートを16倍速に切り替えて最外周まで記録を行う。
記録速度を切り替える回転速度は、XまたはXの回転速度のうちいずれか小さい方をシステムの記録時における許容最高回転速度とすることで、実施の形態1の場合と同様にして求めることができる。
本実施の形態の例では、システムの許容最高回転速度が3800rprmであり、また記録速度が4、8、16倍速となるので、それぞれの切り替え回転速度は、
max2=X=3800rpmとして、
Figure 2005243054
Figure 2005243054
となる。
本実施の形態にもとづき回転速度の切り替えを行ったときのディスク回転速度と記録速度との変化の例を図5に示す。
また再生時の速度制御に関しても同様に決定することができる。再生時の速度制御に関して記録時と異なる点は、特にCD−R/RWなどの情報記録媒体の場合、記録時には振動による加速度が前述した様に一定値より大きくなると記録品位が悪化したり、記録が中断してしまうため、予め振動による加速度が一定値以下であるようにする必要があるのに対して、再生時は、強力なエラー訂正能力があるため、多少の信号品位の悪化は許容される、またエラー訂正できない場合には、同一速度もしくは再生速度を落として再度読み取りを試みればよい点である。このため、再生時には、一般に、ディスクの振動による騒音や装置全体の振動を防止する目的で、振動検出手段15にて検出される振動値が一定値以下となるように制御するのが一般的である。
たとえば、装置がCD−R/RWの再生を行うときの対応速度が、8xCAV、16xCAV、20xCAVで、それぞれディスク回転速度が、8xCAV時は1800rpm、16xCAV時は3600rpm、20xCAV時は4000rpmであったとすると、先ほど検出したX、X、Xのうち、システムの許容最高回転速度Xと、振動値が一定以上となる回転速度Xとのいずれか低い方の回転速度を再生時の許容最高回転速度とする。上記の例では、X:4800rpm、X:4100rpmであるので、再生時の許容最高回転速度は4100rpmとなる。そこで、20xCAVを選択することになる。
本実施の形態では、ディスク回転による振動値が一定以上となるディスク回転速度を求めるために、ディスクが挿入された際や記録を開始する前にディスク回転速度を上昇させながら振動検出手段15の検出結果が一定値以上になる回転速度を求める方法を採用している。しかし、これに限らず、振動検出手段15にて振動値を測定するディスク回転速度を予め2つ以上用意しておき、それぞれの回転速度で振動検出手段15の検出値を取得してしきい値と比較することで、予め用意した2つ以上の回転速度の中から振動検出手段15の検出結果が一定値以上にならない回転速度を選択する方法でも、同様に実施可能である。このほかにも、ディスク回転時の振動値が一定値以上にならないように情報ディスク記録再生装置1の最高回転速度を選択しても、同様に実施可能である。
また、本実施の形態では情報ディスクの全面に記録を行う場合を例に説明したが、記録を行うデータ量が少なく全面に記録を行わない場合でも同様に実施可能である。
さらに、本実施の形態では所定のデータレートの4、8、16、24倍速で記録を行う場合を例に説明したが、これ以外のデータレートの組み合わせおよびより多くのデータレートの組み合わせでも同様に実施可能である。
さらに、本実施の形態ではCD−R/RW記録再生装置を例に説明したが、螺旋状にトラックが形成されており、線速度一定でフォーマットされたディスクに記録を行う装置であれば、同様に実施可能である。
さらに、本実施の形態では記録動作を行う場合を例に説明したが、再生動作を行う場合でも同様に実施可能である。また、加速度は記録/再生動作中に要求されるトラッキング/フォーカスずれ量が異なるため別個のしきい値を使用し、振動値は外部に影響する振動を一定以下にするため共通のしきい値を設定することでも、同様に実施可能である。さらに、加速度/振動それぞれに別個または共通のしきい値を組み合わせて設定しても、同様に実施可能である。
本実施の形態では、記録中に回転速度を監視し、予め定めた回転速度となったのちに記録速度を切り替えるが、記録中に常に回転速度を監視することが困難な場合には、次のように対処することができる。すなわち、予め定めた回転速度に到達すると思われる記録アドレス付近でいったん記録を中断し、そのときの現在の回転速度を確認し、予め定めた回転速度に到達していない場合には、記録速度の切り替えを行わず、記録を中断した箇所から元の記録速度で記録を再開する。そして、その際に、測定した回転速度と記録を一時中断した記録アドレス値から、再度、予め定めた回転速度に到達すると思われる記録アドレス位置を計算して、同様にそのアドレスで記録を一時中断し、そのときの現在の回転速度を確認することを繰り返すことでも、同様に実施可能である。
以上のように本実施の形態によれば、記録を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録速度の切り替え後にシステムの許容最高回転速度またはディスク回転時のドライブの加速度が一定値を越えない回転速度またはドライブの振動が一定値を越えない回転速度のうちいずれか低い回転速度を、記録時におけるシステムの許容最高回転速度とし、記録時にシステムの許容最高回転速度を越えない状態になったのちに、記録速度を切り替えるものであるため、または、記録を行いながらディスクの回転速度を監視して記録時にシステムの許容最高回転速度を越えない状態であるうちに記録速度を切り替えるものであるため、良好な記録状態を保つためにサーボエラー量が一定以下となるようにしながら、情報ディスク記録再生装置の振動による外部への影響を一定以下とし、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録時間で記録を行うことができる情報ディスク記録再生装置およびその記録再生速度制御方法を提供することができる。
(実施の形態6)
以下に、本発明の実施の形態6について、図9を用いて説明する。
図9は、本発明をCD−R/RW記録再生装置に適用した場合の実施の形態のブロック図である。ただし、実施の形態1に関する図1と同一の構成要素については、重複を避けるためにその詳細な説明を省略する。
ここで、16はトラッククロス検出手段で、読取/記録手段6からの参照信号20が情報ディスク2のトラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロス信号を生成する。17は計数手段で、トラッククロス検出手段16により検出されたトラッククロスパルスを計数し、制御手段11に出力する。
次に、制御手段11が実際にトラッククロス検出手段16、計数手段17を用いてトラッキング方向の加速度値を求めるときの手順の例を説明する。
ある回転速度で、読取/記録兼用光学ヘッド12のトラッキングサーボをOffにすると、読取/記録兼用光学ヘッド12の光ビームは、情報ディスク2とディスク回転手段4との偏心、および情報ディスク記録再生装置1の自己振動により、情報ディスク2のトラックを、情報ディスク2の回転と同じ周期で往復する。この往復する際のトラック横断信号をトラッククロス検出手段16で検出し、計数手段17によりディスク1回転分の計数値を得る。光ビームの往復運動が正弦波で近似できると考えると、1回転分のトラック横断数mは、往復運動の振幅を2dとすると、
Figure 2005243054
となり、往復運動の関数が、
Figure 2005243054
と求まる。したがって、加速度の関数は、これを2回微分して、
Figure 2005243054
となる。一方、往復運動中の加速度の最大値の絶対値amaxは、
Figure 2005243054
となる。この関数の単位はトラック横断数であるが、ディスクの種類によりおおよそのトラックピッチは決まっており、たとえばCD規格のディスクでは1.5〜1.7μmであるので、この値をTとすると、加速度値は
Figure 2005243054
となり、1回転分についてのトラック横断数m、ディスク固有のトラックピッチT、現在のディスク回転速度ωから、加速度値を求めることができる。
あとは、実施の形態4に記載したものと同様の方法で記録動作を行うことができる。
以上のように本実施の形態によれば、特別な加速度検出手段を持たない安価な構成で、記録を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録速度切り替え後にシステムの許容最高回転速度が一定値を越えない回転速度、またはディスク回転時のドライブの振動が一定値を越えない回転速度のうちのいずれか低い回転速度を、記録時におけるシステムの許容最高回転速度として、記録時にシステムの許容最高回転速度を越えない状態になったのちに記録速度を切り替えるので、または、記録を行いながらディスクの回転速度を監視して記録時にシステムの許容最高回転速度を越えない状態であるうちに記録速度を切り替えるので、情報ディスク記録再生装置の振動による外部への影響を一定以下とし、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録時間で記録を行うことができる情報ディスク記録再生装置およびその記録再生速度制御方法を提供することができる。
(実施の形態7)
以下に、本発明の実施の形態7について、図10を用いて説明する。
図10は本発明をCD−R/RW記録再生装置に適用した場合の実施の形態のブロック図である。ただし、実施の形態1に関する図1と同一の構成要素については、重複を避けるためにその詳細な説明を省略する。
ここで、16はトラッククロス検出手段で、読取/記録手段6からの参照信号20が情報ディスク2のトラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロス信号を生成する。18は回転角度検出手段で、たとえばホール素子を用いたFGパルス、ディスクモータ3に取り付けられたエンコーダなどにより、ディスク回転手段4の回転角度情報を、1回転あたりn分割された領域ごとに出力する。19はトラッククロス方向検出手段で、たとえば読取/記録兼用光学ヘッド12よりの再生信号の明側エンベロープをしきい値と比較して2値化したミラー信号と、読取/記録兼用光学ヘッド12よりのトラック横断信号を2値化したトラッククロス信号の位相とを比較することにより、トラッククロス方向を検出し、その検出結果を計数手段17に出力する。計数手段17は、トラッククロス検出手段16により検出されたトラッククロスパルスをトラッククロス方向検出手段19の検出結果に従ってn分割された領域ごとに計数し、制御手段11に出力する。
次に、制御手段11が情報ディスク記録再生装置のトラッキング方向の振動量を検出する手順を、回転角度検出手段18が1回転を6個の領域に分割して検出する場合を例に説明する。
まず、情報ディスク記録再生装置1において振動が発生しないもしくは無視できるほど十分に振動量が小さい第1の回転速度で情報ディスク2を回転させながら、読取/記録兼用光学ヘッド12のトラッキングサーボをOffにすると、読取/記録兼用光学ヘッド12の光ビームは、情報ディスク2とディスク回転手段4との間の偏心により、情報ディスク2の回転と同じ周期でこの情報ディスク2のトラックを往復する。この往復する際のトラック横断信号をトラッククロス検出手段16で検出し、トラッククロス方向検出手段19の検出結果に従って方向符号付きのトラック横断情報を得、回転角度検出手段18の検出結果に従って1回転を6分割した領域ごとの計数値の合計値を得る。
次に、第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で、読取/記録兼用光学ヘッド12のトラッキングサーボをOffにして、同様に1回転を6分割した領域ごとの計数値の合計値を得る。
すると、対応する領域ごとの計数値の差が、第2の回転速度での情報ディスク2の偏心成分を除いた振動成分のトラック横断データになる。このデータを演算することにより振動値を得ることができ、これをしきい値と比較することにより、情報ディスク記録再生装置1の振動値が予め定めた値を超えないディスク回転速度を求めることができる。
各領域の計数値から振動値を求める方法としては、様々なものがあるが、以下のような方法が一般的である。
たとえば、CD−R/RW記録再生装置で、振動が発生しない低回転速度での検出を1435rpmで行うとともに、振動検出を3000rpm、4000rpmで行い、許容可能な振動量を100μmとした場合の例を、以下に説明する。
まず、CD−R/RWディスクを、振動が発生しないだけ遅い速度1435rpmで回転させる。そして、トラッキングサーボをOffとしたうえで、60度の回転角度ごとに計数手段17の計数値を得る。このときの計数値としては、振動が発生していないので、情報ディスク2のディスクモータ3のターンテーブル間の偏心成分のみによる計数値が計数される。この計数値は、たとえば、1回転を単位として複数回転分測定を行い、その平均値を計数値として採用する方法や、同様に複数回転分測定を行い、その中から誤カウントが少ないと思われるものを評価して複数選択する方法などが可能である。
たとえば、6分割された各領域で方向検出付きで4回転分計測されたデータとその平均値が、
Figure 2005243054
であったとする。
同様に、3000rpmで測定を行い、この3000rpmでの計測値が、
Figure 2005243054
であったとすると、1435rpmと3000rpmでのトラックカウント値の平均値の差は、各領域ごとに、
Figure 2005243054
のようになり、これが、振動によるトラックカウント値となる。
この表4のデータから振動量を求めるときには、このデータを次の振動量の式に代入することで12個のデータを求めることができ、
Figure 2005243054
Figure 2005243054
Figure 2005243054
のようになる。この12個のデータの平均値をとると、
振動量=45.75トラック
となる。さらに、このディスクはCD−R/RWディスクであるので、振動量に標準のトラックピッチ1.6μmを掛けると、
振動振幅=73.2 [μm]
となる。システムで許容される最大振動振幅は100μmとしており、許容値以下であるので、3000rpmで回転可能となる。
次に、4000rpmで測定を行う。4000rpmでの計測値が、
Figure 2005243054
であったとすると、1435rpmと4000rpmでのトラックカウント値の平均値の差は、各領域ごとに、
Figure 2005243054
のようになり、これが、振動によるトラックカウント値となる。
この表7のデータから、振動量を求めるには、振動量の式
Figure 2005243054
Figure 2005243054
に代入することで12個のデータを求めることができ、
Figure 2005243054
のようになる。この12個のデータの平均値を取ると、
振動量=159トラック
となる。さらに、このディスクはCD−R/RWディスクであるので、振動量にトラックピッチ1.6μmを掛けると、
振動振幅=254.44 [μm]
となる。システムで許容される最大振動振幅は100μmとしており、許容値以上であるので、4000rpmでは回転不可となり、最高回転速度は3000rpmに設定される。
次に、方向検出により測定した符号付きの計数値を用いて、振動量を(数18)(数19)で表すことができる理由について説明する。
トラックカウント領域を60°ごとに区切って測定した場合の各区間の計数値は、各区間を「区間0〜5」とし、振動量T、区間0の起点でのトラック変位量の位相角φとすると、
Figure 2005243054
であらわすことができる。
区間0〜5の各データを、
DAT[0]=a, DAT[1]=b, DAT[2]=c, DAT[3]=-a, DAT[4]=-b, DAT[5]=-c
とすると、(数16)より DAT[0]は、
Figure 2005243054
となる。
同様に、DAT[1]は、
Figure 2005243054
となる。(数20)より、
Figure 2005243054
とおくと、(数18)は、
Figure 2005243054
となる。したがって、
Figure 2005243054
となる。また同様に、DAT[0]=a, DAT[2]=c より、
Figure 2005243054
となる。(数25)(数26)より(数18)(数19)が導かれる。
また、偏心、振動によるトラック横断を正弦波で表しているので、Tcと、位相角φ、角速度ωとを用いて、
Figure 2005243054
と表すことができる。
あとは、実施の形態5と同様の方法で記録動作を行うことができる。
本実施の形態では、回転角度検出手段18により1回転を6個の領域に分割して領域ごとにトラック横断数を計数する場合を例に説明したが、4個以上の領域であれば、分割する領域数がこれより少なくても多くても同様に実施可能である。
また、本実施の形態では3個の回転速度で検出を行う例を説明したが、2個以上の回転速度であれば同様に実施可能である。
以上のように本実施の形態によれば、特別な振動検出手段を持たない安価な構成で、記録を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、若しくは、記録を行いながらディスクの回転速度を監視して、記録速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動による実際の加速度が予め定めた値以下である回転速度か、記録速度切り替え後に記録再生装置のディスクが回転したときの振動量が予め定めた値以下である回転速度か、ディスク装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、システムの許容回転速度としてその速度を越えない状態になったのちに記録速度を切り替えるので、振動による加速度での記録への障害を防止し、振動量が一定以上になるのを防止し、設定したシステムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録時間で記録を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができる。
本発明の情報ディスク記録再生装置およびその記録再生速度制御方法は、記録再生を行いながらディスクの回転速度を監視して、その記録再生速度を切り替えるものであるため、システムの許容最高回転速度を越えないようにしながら、ディスクごとに最短の記録再生時間で記録再生を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供することができ、CLVフォーマットのディスクをZCLV記録するための情報ディスク記録再生装置およびその記録再生速度制御方法として有用である。
本発明の実施の形態1および2のCD−R/RW記録再生装置のブロック図 図1の装置において回転速度の切り替えを行ったときのディスク回転速度と記録速度との変化の例を示す図 図1の装置において回転速度の切り替えを行ったときのディスク回転速度と記録速度との変化の他の例を示す図 本発明の実施の形態3のCD−R/RW記録再生装置のブロック図 図4の装置において回転速度の切り替えを行ったときのディスク回転速度と記録速度との変化の例を示す図 本発明の実施の形態4のCD−R/RW記録再生装置のブロック図 本発明の実施の形態5のCD−R/RW記録再生装置のブロック図 図7の装置において回転速度の切り替えを行ったときのディスク回転速度と記録速度との変化の例を示す図 本発明の実施の形態6のCD−R/RW記録再生装置のブロック図 本発明の実施の形態7のCD−R/RW記録再生装置のブロック図 従来の装置において回転速度の切り替えを行ったときのディスク回転速度と記録速度との変化の例を示す図
符号の説明
1 情報ディスク記録再生装置
2 情報ディスク
6 読取/記録手段
8 情報ディスク回転制御手段
10 記録速度制御手段
11 制御手段
14 加速度検出手段
15 振動検出手段
16 トラッククロス検出手段
17 計数手段
18 回転角度検出手段
19 トラッククロス方向検出手段

Claims (28)

  1. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置であって、
    前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、
    前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、
    前記情報ディスクへデータを記録再生する場合において、前記情報ディスクの回転速度が予め定めた値となったときに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  2. 制御手段は、情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が予め定めた値以下となったときに記録再生速度を切り替えるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の情報ディスク記録再生装置。
  3. 制御手段は、情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が予め定めた値以上となったときに記録再生速度を切り替えるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の情報ディスク記録再生装置。
  4. 制御手段は、情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後にディスク装置の予め定めた最高回転速度以下となるような回転速度となったのちに、記録再生速度を切り替えるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の情報ディスク記録再生装置。
  5. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置であって、
    前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、
    前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度を検出する加速度検出手段と、
    前記加速度検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後に前記情報ディスクの最高回転速度以下となるような回転速度まで低下したのちに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  6. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置であって、
    前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、
    前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動を検出する振動検出手段と、
    前記振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後に前記情報ディスクの最高回転速度以下となるような回転速度まで低下したのちに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  7. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置であって、
    前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、
    前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度を検出する加速度検出手段と、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動を検出する振動検出手段と、
    前記加速度検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい回転速度を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後に前記情報ディスクの最高回転速度以下となるような回転速度まで低下したのちに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  8. 制御手段は、情報ディスクにデータを記録再生するときに、
    情報ディスクの回転速度:R
    情報ディスクの最高回転速度:Rmax2
    記録再生速度切り替え前の記録再生速度:Vm1
    記録再生速度切り替え後の記録再生速度:Vm2
    として、
    Figure 2005243054
    となったのちに記録再生速度を切り替えるように構成されていることを特徴とする請求項4から7までのいずれか1項記載の情報ディスク記録再生装置。
  9. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置であって、
    前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、
    前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度を検出する加速度検出手段と、
    前記加速度検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が前記情報ディスクの最高回転速度にほぼ等しい回転速度まで上昇したときに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  10. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置であって、
    前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、
    前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動を検出する振動検出手段と、
    前記振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が前記情報ディスクの最高回転速度にほぼ等しい回転速度まで上昇したときに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  11. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置であって、
    前記情報ディスクの回転を制御する回転制御手段と、
    前記回転制御手段を制御して、前記情報ディスクに記録再生する予め定めた複数の記録再生速度を切り替え可能な記録再生速度制御手段と、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度を検出する加速度検出手段と、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動を検出する振動検出手段と、
    前記加速度検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度かの、いずれか小さい回転速度を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が前記情報ディスクの最高回転速度にほぼ等しい回転速度まで上昇したときに、前記記録再生速度制御手段を制御して記録再生速度を切り替える制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  12. 制御手段は、
    記録動作を行うときは、加速度検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度と、振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度と、ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度とのうちの最も低い回転速度が動作時の最高回転速度となるように、予め定められかつ切り替え可能な複数の記録速度を選択して使用するように構成されるとともに、
    再生動作を行うときは、振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度と、ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度との小さい方の回転速度が動作時の最高回転速度となるように、予め定められかつ切り替え可能な複数の再生速度を選択して使用するように構成されていることを特徴とする請求項7記載の情報ディスク記録再生装置。
  13. 読取/記録のための参照信号が情報ディスクの情報トラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロスパルスを生成するトラッククロス検出手段と、
    前記トラッククロス検出手段により検出されたトラッククロスパルスを計数する計数手段とを備え、
    加速度検出手段は、トラッキングサーボをオフにしたときの情報ディスクの回転速度と前記トラッククロスパルスの計数の結果とから、現在の回転速度における前記情報トラックと参照信号との間のトラッキング方向の加速度を検出するように構成されていることを特徴とする請求項5、7、9、11のいずれか1項記載の情報ディスク記録再生装置。
  14. 読取/記録のための参照信号が情報ディスクの情報トラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロスパルスを生成するトラッククロス検出手段と、
    nを任意の数として、情報ディスクの回転角度情報を1回転あたりn分割された領域に分けて出力する回転角度検出手段と、
    読取/記録のための参照信号が情報ディスクの情報トラックを横切る方向を表すトラッククロス方向を検出するトラッククロス方向検出手段と、
    前記トラッククロス方向検出手段の検出結果と前記回転角度情報とに基いて前記トラッククロス検出手段から出力されるトラッククロスパルスを符号付きで計数する計数手段とを備え、
    振動検出手段は、トラッキングサーボをオフにした状態で、前記情報ディスクを振動が発生しないだけ十分に低い第1の回転速度で回転させたときの前記計数手段の計数結果と、第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で前記情報ディスクを回転させたときの前記計数手段の計数結果とを比較することにより、前記第2の回転速度での振動量を検出するように構成されていることを特徴とする請求項6、7、10、11のいずれか1項記載の情報ディスク記録再生装置。
  15. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、
    前記情報ディスクへデータを記録再生する場合に、前記ディスクの回転速度が予め定めた値となったときに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  16. 情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が予め定めた値以下となったときに記録再生速度を切り替えることを特徴とする請求項15記載の情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  17. 情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が予め定めた値以上となったときに記録再生速度を切り替えることを特徴とする請求項15記載の情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  18. 情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後にディスク装置の予め定めた最高回転速度以下となるような回転速度となったのちに、記録再生速度を切り替えることを特徴とする請求項15記載の情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  19. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後に前記情報ディスクの最高回転速度以下となるような回転速度まで低下したのちに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  20. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後に前記情報ディスクの最高回転速度以下となるような回転速度まで低下したのちに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  21. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい回転速度を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの内周側から外周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が、記録再生速度切り替え後に前記情報ディスクの最高回転速度以下となるような回転速度まで低下したのちに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  22. 情報ディスクにデータを記録再生するときに、
    情報ディスクの回転速度:R
    情報ディスクの最高回転速度:Rmax2
    記録再生速度切り替え前の記録再生速度:Vm1
    記録再生速度切り替え後の記録再生速度:Vm2
    として、
    Figure 2005243054
    となったのちに記録再生速度を切り替えることを特徴とする請求項18から21までのいずれか1項記載の情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  23. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が前記情報ディスクの最高回転速度にほぼ等しい回転速度まで上昇したときに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  24. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい方を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が前記情報ディスクの最高回転速度にほぼ等しい回転速度まで上昇したときに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  25. 情報トラックが螺旋状に形成されるとともに線記録密度一定方式でフォーマットされたアドレス情報を持つ情報ディスクに記録再生することが可能な情報ディスク記録再生装置において、
    前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の加速度が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスクが回転したときの前記情報ディスク記録再生装置の振動が予め定めた値以下になる回転速度か、前記情報ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度か、いずれか小さい回転速度を、前記情報ディスクの最高回転速度として、前記情報ディスクにデータを記録再生するときに、前記情報ディスクの外周側から内周側に向かって記録再生を行うとともに、前記情報ディスクの回転速度が前記情報ディスクの最高回転速度にほぼ等しい回転速度まで上昇したときに、前記情報ディスクに記録再生する記録再生速度を、予め定めた複数の記録再生速度のいずれかに切り替えることを特徴とする情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  26. 記録動作を行うときは、加速度検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度と、振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度と、ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度とのうちの最も低い回転速度が動作時の最高回転速度となるように、予め定められかつ切り替え可能な複数の記録速度を選択して使用し、
    再生動作を行うときは、振動検出手段の検出結果が予め定めた値以下になる回転速度と、ディスク記録再生装置の予め定めた最高回転速度との小さい方の回転速度が動作時の最高回転速度となるように、予め定められかつ切り替え可能な複数の再生速度を選択して使用することを特徴とする請求項21記載の情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  27. 読取/記録のための参照信号が情報ディスクの情報トラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロスパルスを生成し、
    検出されたトラッククロスパルスを計数し、
    トラッキングサーボをオフにしたときの情報ディスクの回転速度と前記トラッククロスパルスの計数の結果とから、現在の回転速度における前記情報トラックと参照信号との間のトラッキング方向の加速度を検出することを特徴とする請求項19、21、23、25のいずれか1項記載の情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
  28. 読取/記録のための参照信号が情報ディスクの情報トラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロスパルスを生成し、
    nを任意の数として、情報ディスクの回転角度情報を1回転あたりn分割された領域に分けて出力し、
    読取/記録のための参照信号が情報ディスクの情報トラックを横切る方向を表すトラッククロス方向を検出し、
    前記トラッククロス方向の検出結果と前記回転角度情報とに基いて前記トラッククロスパルスを符号付きで計数し、
    トラッキングサーボをオフにした状態で、前記情報ディスクを振動が発生しないだけ十分に低い第1の回転速度で回転させたときの前記トラッククロスパルスの計数結果と、第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で前記情報ディスクを回転させたときの前記トラッククロスパルス計数手段の計数結果とを比較することにより、前記第2の回転速度での振動量を検出することを特徴とする請求項20、21、24、25のいずれか1項記載の情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法。
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