JP2005240152A - 水の電気分解方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 この発明は、電解液を高い効率で水を電気分解することを目的としたものである。
【解決手段】 この発明は、電解液中に並列設置した陽極と、陰極の電解板により電解液を水素ガスと酸素ガスに電気分解する方法において、前記電解液に遠赤外線を放射し、イオン化を図ると共に、超音波発振下で電気分解することを特徴とした水の電気分解方法により目的を達成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 この発明は、電解液中に並列設置した陽極と、陰極の電解板により電解液を水素ガスと酸素ガスに電気分解する方法において、前記電解液に遠赤外線を放射し、イオン化を図ると共に、超音波発振下で電気分解することを特徴とした水の電気分解方法により目的を達成した。
【選択図】 図1
Description
この発明は、水を効率よく電気分解して、純度の高い燃料用水素ガスを好適に生産することを目的とした水の電気分解方法及び装置に関する。
従来水の電気分解装置としては、多数の発明が開示され、実用に供されている。例えば「酸素及び水素ガスの発生方法および装置」(特公昭57−8877号)、「水素の発生装置」(特公昭63−3955号)、「混合ガス発生装置」(特開2002−155387)がある。
また効率のよい電気分解技術として「水素ガス発生装置」が開示されている(特開平10−88380)。
特公昭57−8877号
特公昭63−3955号
特開2002−155387
特開平10−88380号
前記引用文献1に開示された発明は、作動時に水素及び酸素の混合物を発生する電解質水溶液を入れる、少なくとも一つの電解セルを有する電解装置と、一対の電極機構、ガスの圧力により電解液を送る機構、フラッシュバックアレスター機構に接続されるガス排出通路及び電気的接続機構を有する安全機構を備えた酸素及び水素発生装置である。
前記特許文献2に開示された発明は、負側電極の一部又は全部を多孔体で作り、表面に水と化学反応を起こして水素を発生させると共に、水素の発生によって、水酸化物を生成する物質で形成した化学反応層を有する構成とした水素の発生装置である。
前記特許文献3に開示された発明は、電極棒及び電極筒により形成された電解セルを内部に収容した複数の電解槽を備えた装置を使用し、これにより発生した水素及び酸素ガスを混合するようにした混合ガス発生装置である。
前記特許文献4に開示された発明は、3枚以上の電解板が、夫々絶縁ガスケットを介して圧接されて、電解部よりなる電解室が形成され、電解部又はタンク部に超音波振動機が設置されて、電解効率を向上している。
前記各特許文献に示された技術は、夫々特有の効果を奏するが、更なる高純度の水素ガス及び酸素ガスの生産効率の向上、これによる小型化並びに発生ガス量、圧力の調節の容易性などを達成する為、鋭意研究の結果この発明を完成したのである。
この発明は、前記目的を達成する為に、電極に凹凸を設けて電極面積の増大を図り、かつ凹凸の一部に鋭角部を設けて効率の向上を意図したものである。
また電解液中にマイナスイオン放射物としてのセラミックス粉末触媒を分散させ、更には超音波発生装置を付加して、電極に振動を付与したのである。前記マイナスイオン放射物の一例としては、トルマリン粉末触媒があるが、これに限定されることなく、公知のセラミックス粉末触媒は何れも使用することができる。
また超音波としては、洗浄に使用される通常の周波数を使用するけれども、これに限定されるものではない。
要は比較的少ない電気エネルギーで、より多くの水素ガス及び酸素ガスを得ることができるような手段を付与することである。前記の外に電磁エネルギーの付与も考えられる。
即ち方法の発明は、電解液中に並列設置した陽極と、陰極の電解板により電解液を水素ガスと酸素ガスに電気分解する方法において、前記電解液に遠赤外線を放射し、イオン化を図ると共に、超音波発振下で電気分解することを特徴とした水の電気分解方法であり、遠赤外線の放射は、粒度0.5μm〜2.0μmのトルマリン粉末触媒を、水に対し0.01%〜0.05%(質量)均一に混合するものである。
また装置の発明は、電解部とタンク部を有し、タンク部から電解部へ電解液を送って通電する装置において、電解部の電解板に凹凸を設けると共に、超音波発振器を付設し、前記タンク部の電解液中に遠赤外線放射セラミックス粉末触媒を混入したことを特徴とする水の電気分解装置であり、電解板の凹凸部中少なくとも一部に尖鋭部を設けたものである。
また他の発明は、円筒形タンクの内側に円筒形の電極板の陽極と陰極を一組とする複数組を同心円状に内装し、前記円筒形タンクの一部に超音波発振器を設置すると共に、電解液中に遠赤外線放射セラミックス粉末触媒を混入し、前記円筒形タンクに、供給パイプと、循環パイプ及び発生ガスの排出パイプを連設したことを特徴とする水の電気分解装置であり、円筒形タンクの内側に円筒形の電極板の陽極と陰極を一組とする複数組を同心円状に内装し、前記円筒形タンクの一部に超音波発振器を設置すると共に、電解液中に遠赤外線放射セラミックス粉末触媒を混入し、前記円筒形タンクに、供給パイプと、循環パイプ及び発生ガスの排出パイプを連設し、前記供給パイプに、磁化水生成装置を付設したことを特徴とする水の電気分解装置である。
次に他の発明は、電解部で発生した水素ガス及び酸素ガスを分別して取り出し、又は混合して取り出すことを特徴とした水の電気分解装置であり、電解部とタンク部は、送液パイプと、還液パイプを介して連結したものである。
この発明によれば、高い効率で水素ガス及び酸素ガスを発生し得る効果がある。従って同一エネルギーを発生する装置としては、最も小型に構成し得ると共に、分解直後に使用する形態であるから、安全性は抜群であって、燃焼に必要なガス以外は水であるから、家庭用、工業用を問わず、爆発その他の事故のおそれは皆無である。
この発明は、遠赤外線放射セラミックス粉末触媒を分散させた電解液を、多数の電解板が並列設置された電解槽に送液され、電解板に通電して電解液を水素ガスと、酸素ガスに分解し、夫々のガスを別々に取り出して収容し、又は両ガスを混合してブラウンガスとして収容する。
前記において、遠赤外線放射セラミックス粉末触媒(例えばトルマリン粉末触媒)は、電解液の0.01%〜0.05%(質量)混合するが、電解液に遠赤外線とマイナスイオンを作用させることによって電解効率を150%以上向上させることが認められた。
前記電解板は凹凸形成させることによって、電解板の面積を50%〜100%増加させるので、必然的に分解効率が向上する。
また電解液に超音波振動を与えることにより電解波の活性化と、電解板の表面清掃を果す為に、電解効率を向上させることができる。
前記遠赤外線放射セラミックス粉末触媒の混入、電解板の面積増加及び超音波振動の付与などの相乗効果により、電解の為の付与エネルギーの150%以上の水素ガス及び酸素ガスを生成することが認められた。
この発明の装置は、導電部材製の電解部と、介装体からなる電解槽と、電解液を収容するタンクと、タンク内の電解液を送る給送手段からなる水の電気分解装置である。前記電解板は、面積増加の為に凹凸形成され、かつ凹凸の少なくとも一部は鋭角部が形成されて分解効率を向上させるようにしてある。
また、電解液中には遠赤外線放射状セラミックス粉末触媒(例えば、粒度0.5μm〜2.0μm)を水量の0.01%(質量)混入すると共に、超音波発生装置が付設してあって、電解液に振動を付与している。
この発明の実施例を図1について説明すると、水道水を浄水処理(主として塩素を取る)した処理水に水酸化カリウムを添加して分解液タンクに送水する。電解液タンクには、遠赤外線放射セラミックス粉末触媒(例えば、トルマリン粉末触媒を0.1g〜0.5g/L入れる)を添加して撹拌混合した後、適量宛電解槽に給送して、電解処理する。
そこでプラス、マイナスの各電解板に夫々生成した水素ガスと酸素ガスを別々に集め、別々に(又は混合し、ブラウンガスとして)燃焼装置に送って燃焼させる。又は水素ガスと酸素ガスを混合してタンクに収容しておけば、必要に応じブラウンガスとして使用することができる。
然し乍ら、電気分解容量を若干多くした分解装置を燃焼装置と並設しておけば(例えば、ボイラー、内燃機関、暖房器その他)、必要量だけ電気分解すればよいので、危険性が極めて少なくなる。
前記において、電気分解に必要な消費電気エネルギーが、分解により得たガスエネルギーより小さい場合(この発明)には、余分のエネルギーを利用して発電することができるので、一旦運転後は、外部からのエネルギー補充は一切必要なく、極めて経済的に電気分解と、燃焼などの仕事を継続させることができる。
前記においては、遠赤外線放射セラミックス粉末触媒としてトルマリン粉末触媒を例示したが、珪酸系セラミックスを主成分とする焼結体であって、成分としてZrO2、Na2O、SiO2、K2O、Fe2O3、Al2O3を含むセラミックスを1700℃で高熱焼成した粉末があるが、この粉末は、2000個/cm3のイオン数を出すことが認められた。このセラミックス粉末触媒は、トルマリンの数百倍のイオン放射体であり、2〜3ペクレルのβ線を放射し、遠赤外線・低線量放射線との併用放射線のため、ホルミシス効果も期待できる。この発明にはこのようなセラミックス粉末触媒も使用することができる。
この発明の電気分解装置の実施例を図2、3について説明する。この発明は、電解液を電気分解する電解部2と、電解液を収容するタンク部3を組み合せて、水の電気分解装置1を構成している。前記電解部2は導電部材製(例えばステンレス製)の電解板4及び電解板4間に介装される絶縁部材製の介装板7を有し、電解部2には電解板4と介装板7からなる電解槽8が形成されており、電解板4と介装板7は固定手段6(ボルト)で固定されている。タンク9から送られた電解液は送液パイプ10を通り、矢示5のように電解槽8に入るようになっている。電解板4と電解液との接触面の形状は凹凸状であり、かつ鋭角部11が設けられている。また2枚の電解板4に夫々通電手段14、14が設けられており、電解板4間に電流を流すことにより電解槽8で電解液を電解するようになっている。図中13は超音波発振器である。
前記実施例のタンク9には、適量のトルマリン粉末触媒が混入され、電解液が供給され、常時一定の水位を保つようにしてある。前記タンク9と、電解槽8とは送液パイプ10で連結されているので、両室の水位は同一になっている。そこで、電解槽8の水位より上に水素ガス及び酸素ガスの排気パイプ33の一端を連結し、排気パイプ33の他端を、ガス室34に連結し、ガス室34にフィルター35を張設すると共に、送気パイプ36を連結する。従って、電解槽で発生した水素ガス及び酸素ガスは、矢示37のように排気パイプ33に入り、矢示38のようにガス室34に収容される。ついで矢示39のようにフィルター35を通過し、清掃(水を除去)した後、矢示40のように次工程へ送られる。
前記電解板4の表面の形状は鋭角部11を有する突起12(凹凸状)がある限り特に限定されないが、例示すれば次のとおりである。
図3(a)、(b)は電解板4の表面に多数の突起12を設けた実施例の斜視図及び断面図である。この実施例において突起12は円柱12aと円錐12bを組み合せた形状をしている。電解板4の表面に突起を設ける場合は、電解板4の上部に設けられた突起12は下部に設けられた突起12よりもやや小さくなるようにすると好ましい。下部突起12から発生した水素ガス(又は酸素ガス)が上部突起12に付着する危険性が減少するからである。
図4(a)、(b)は表面に凸条15が設けられた電解板4の斜視図及び断面図である。電解板4の表面に溝16や凸条15を設ける場合、この溝16や凸条15は上下方向に長くなるように設けて、電解板4の下部で発生した水素ガス(又は酸素ガス)の気泡が電解板4の上部に付着する危険性が減少するようにする。但し、左右方向に長くなるように凸条15や溝16が設けられた電解板4もこの発明に含まれることはいうまでもない。図中17は絶縁スペーサである。図5(a)、(b)は、左右方向に長い凸条18及び溝19を表面に設けた電解板4の正面図及び断面図である。この実施例においては電解板4の中央部を変形させることにより表面を凹凸にすることができる。
また、表面に凹凸を設けるために電解板4の表面に窪みを設けてもよい。電解板4に窪みを設ける場合、この窪みの深さは窪みの径よりも小さくすると、この窪み内に水素ガスが溜まる危険性が減るため好ましい。
この発明において電解板4の表面の凹凸は、電解板4の表面面積を増大させることにより電解速度を上昇させ、水素ガス発生量を増大させる作用を有する。さらに凹凸の一部に鋭角部11を設けることにより水素ガス発生量がさらに増大することを見出している。即ち鋭角部11は水を急速に電解する作用を有する。
前記実施例のタンク部3において、タンク9内には電解液が収容されており、この電解液が送液パイプ10を通って電解部2に送液されるようになっている。
また図6の実施例で使用されているタンク部3には還液パイプ20が接続されており、還液パイプ20からタンク9内には電解槽8内で温められた電解液が流入するようになっている。
更に図6で使用されているタンク9には排気パイプが設けられ、更にこのタンク9の上部には送気パイプ25が設けられている。
この発明において、タンク9の形状、大きさは特に限定されず、水素ガスの必要量等に応じて任意に設定できる。
またタンク9には冷却装置21や撹拌装置22が設けられていても好ましい。また還液パイプ20からタンク9内には電解槽8内で温められた水が流入するようになっており、経時的にはタンク9内の水温が上昇するため、冷却装置21や撹拌装置22は好ましい。さらに電解槽8で発生した熱い水素ガスがタンク9内を通過するため、経時的にタンク9内の気温が上昇するため冷却装置や撹拌装置は好ましい。
さらに、このタンク9にはレベルゲージ23が設けられている。特に、電解槽8内の気圧とタンク9内の気圧はほぼ等しく、タンク9に設けられたレベルゲージ23が電解槽8内の水面の高さを示すことになっている。
また、タンク9内にフィルター24を設け、排気パイプ28からタンク9内に流入した水素ガスがフィルター24を矢示29のように通過して送気パイプ25から矢示26のようにタンク9外に放出されるようにされている。即ち水素ガスの発生量や電解槽8の温度によっては、電解槽8内で発生した水素ガスに水滴等が含まれることがあり、フィルター24を設けるとこの水滴等を捕捉できる。またこのフィルター24がタンク9内に設けられると、捕捉された水滴等はタンク9内に落下してこれから電解槽8に移送される電解液と一緒になるため、無駄なく水を電解でき、さらに別途水滴受け等を設ける必要がなくなる。
前記フィルター24が設けられていない水素ガス発生装置1もこの発明に含まれることはいうまでもない。
またこの発明においては、遠赤外線放射セラミックス粉末触媒27が電解される水中に分散されている。電解される水中に分散される物質としては遠赤外線を放射するセラミックス粉末触媒であるなら特に限定されないが、二酸化チタン、シリカ、アルミナ等が例示できる。電解される水中に遠赤外線放射セラミックス粉末触媒を分散させる理由は、このようにすると電解液の電解速度が上昇するからである。即ちこの発明は、遠赤外線放射セラミックス粉末触媒が電解液の電解速度を上昇させるとの実験的見地を基にしたものである。
遠赤外線放射セラミックス粉末触媒が水の電解速度を上昇させる理由は以下のとおりである。即ち遠赤外線が水分子のクラスターを微細化し、微細化されたクラスターが電解槽8内を活発に動くようになり、クラスター内の水分子が電解板4の表面に頻度が上がるため、電解速度が上昇すると考えられる。
この発明における遠赤外線放射セラミックス粉末触媒の使用量は特に限定されないが、水1リットルに対し、0.1g〜0.5g程度が適当であろうと思われる。なお、水を電解して水素ガスを発生させた場合、水は電解されて水素と酸素になり電解槽から放出されるものの、遠赤外線放射セラミックス粉末触媒は電解部2内に残るので、電解液をタンク9に補給する際には改めて遠赤外線放射セラミックス粉末触媒を投入する必要はない。
また電解液中に分散される物質としては、トルマリン粉末触媒が特に好適に使用できる。トルマリンは電気石ともいい、ブラジル、中国、ウラル山脈、スリランカ、カリフォルニア、マダガスカル等で産出される鉱石である。
トルマリンの化学式は3(NaX3Al6(Bo3)3Si6O16(OHF)4)(式中Xは、Mg、Fe、Li、Al等である)であり、この電気石については従来より圧電気と焦電気の帯電現象が知られている。
このトルマリンについて発明者は、このトルマリン粉末触媒を単に水中に投入するだけで微量の水素ガスが水中から発生することを見出した。そこでトルマリン粉末触媒を水の電解装置中に投入したところ、電解効率が著しく上昇することを発見し、この発明に至った。
この発明におけるトルマリン粉末触媒の使用量は水1リットルに対し、0.1g〜0.5g程度が適当であろうと思われる。
この発明においては電解液中に微生物系抗酸化剤が分散されていることもある。
この発明で使用される微生物系抗酸化剤はいわゆるEM菌から分泌されるので、水中に微生物系抗酸化剤を分散する手段としては、EM菌自体を水中に分散させるとよい。
前記EM菌とは近年、琉球大学の比嘉照夫教授が開発した菌であり、乳酸菌や酵母菌、光合成細菌等の約80種類の微生物を集めて共存させた複合培養液である。これまでにEM菌は農業の分野において土壌の改良、畜産業における糞尿の悪臭除去、ゴミの減量等の効果を挙げている。しかしながら水を電解することにより水素ガスを発生させる装置に対して使用された例はなかった。
発明者はこのEM菌を電解液中に分散させると電解板4に汚物等が堆積せずかつ電解板4自体の酸化による浸食も防がれ、経時的に電解効率が低下しにくいことを見出し、この発明に至った。前記EM菌は、CO2を吸収し、酸素及び水素を発生させる特徴を有しているので、ガスの発生量を多くすることができる。
この発明の循環経路とは、この発明において水が流れる経路である。即ちタンク9内から送液パイプ10を通って電解部2に入り、電解部2から還液パイプ20を通ってタンク9に還流する経路である。
この発明において電解液はまずタンク9に貯留され、ついで送液パイプ10を通って電解部2に移送される。この水のうち一部は電解部2内で電解され、それ以外の水は電解板4で発生した熱を吸収しながら電解部2内を移動し、還液孔6から出て還流パイプ20を通ってタンク9に還流する。図中32は超音波発振器、14は通電端子、4は電極である。
この発明において、この循環経路29の一部には駆動手段(図示していない)が設けられている。駆動手段としては特に限定されず、通常の液体移送に使用されるポンプが好適に使用される。
図6に示される実施例においてはタンク9内に撹拌装置が設けられているが、この実施例においてはこの撹拌装置22が駆動手段を兼ねている。即ちこの実施例における撹拌装置は水を下方に付勢するので、水は撹拌装置による勢いで送液パイプ10−還流パイプ20を循環する。
この発明において循環経路は、水素ガスを大量に発生させる場合でも水素ガスに水蒸気を混入させない作用を有する。即ちこの発明の水素ガス発生装置1から大量の水素ガスを発生させる場合は、電解槽8に高電圧をかける必要があるが、この場合電解板4も発熱するため電解槽8内の水温が上昇する。この発明における循環経路は電解槽8内から温水を流出させかつタンク9内の冷水を電解槽8内に流入させるため電解板4の発熱による電解槽8内の水温の上昇を防ぎ、ひいては水蒸気の発生を防ぐ。即ち循環経路を有する水素ガス発生装置1においては高電圧を長時間かけても水蒸気が発生しないため、発生する水素ガスに水蒸気が混入しない。
またこの発明において、通気パイプは電解槽8内で発生した水素ガスが流れる経路である。即ち、電解槽8の出気孔から出て送気パイプ25を通りタンク9の入気孔からタンク9内に入り、送気パイプ25を通って水素ガスの使用部位に至る経路である。
図6に示した実施例においては、タンク9の入気孔は水面よりも上にあるが、入気孔が水面よりも下に設けられていてもこの発明に含まれる。入気孔が水面より下に設けられている場合水素ガスが水の下を潜ることになるので、この水素ガスが水滴等を含んでいても、この水滴はタンク9内の水に捕捉されることになり好ましい。なおこの実施例において通気パイプ31には気圧計34が設けられている。
この発明において通気パイプ31は水素ガスを大量に発生させる場合でも水素ガスの発生量を安定させる作用を有する。即ち通気パイプ31は電解槽内の気圧とタンク9内の気圧をほぼ等しくするため、水素ガスの発生量が増大し、電解槽2内の電解液がタンク9内に逆流することがなく、電解槽2における電解板4と水の接触面積が大きく変化することがないため水素ガスの発生量が安定する。
上記の表1に示したとおり、2号機及び3号機のような1時間あたりの水素ガス発生量が大きい水素ガス発生装置が1号機と同様の電解効率を示している。この試験結果により、この発明の水素ガス発生装置は水素ガスを大量にかつ効率よく生産することができることが確かめられる。
この発明の他の実施例を図7について説明すると、電解液を入れる円筒形タンク41の内側に波形の円筒形陽電解板42a、42aと、円筒形陰電解板42b、42bを夫々組み合せた複数組を内装して電解板42とする。前記円筒形タンク41の頂板43には、ガスの排出パイプ44が設けてあり、前記円筒形タンク41外には、磁化槽45を介装した循環パイプ46a、46bが設けられ、磁化槽45に電解液の供給パイプ47が連結してある。図中30、30は超音波発振器である。
前記電解液中には遠赤外線セラミックス粉末触媒を水量0.01%(質量)程度混入すると共に、超音波(例えば15kHz〜30kHz)を発振し、相乗作用によって電解効率を飛躍的に向上させた。
前記実施例において、コード48、48aから陽陰夫々の電解板に通電して電気分解させると共に、電解液は矢示49、50、51、52、53、54のように循環させる。そこで電解液は磁化槽45で磁化液となり、電気分解を促進させる。また分解に伴い、円筒形タンク41内の液面55が低下すれば、センサー56により検出し、バルブ57を開いて必要量宛供給する。前記電解板には通液孔があけてあり、電解液の流動を容易にしてある。
前記磁化槽45内には永久磁石(フェライト、ネオジ・コバルト等、1000ガウス〜5000ガウス)がセットしてある。この永久磁石は等方性磁石又は異方性磁石の何れを用いてもよい。
前記実施例においては、円筒形タンクを用いたが、角筒形タンクで電解板を同心状に配置することもできる。また各電解板は図7(b)のように縦方向に凹状凸状が並列するように波形に形成してある。
次に表1によれば、消費電力と、分解された水素ガスの熱量との関係は次のようになる。
1.1号機
(1)水素ガスの熱量 2.57kcal×266.66L=685.31kcal
(2)消費電力(熱量) 0.4kwh×860kcal/kwh=344kcal
2.2号機
(1)水素ガスの熱量 2.57kcal×800L=2,056kcal
(2)消費電力(熱量) 1.2kwh×860kcal/kwh=1032kcal
3.3号機
(1)水素ガスの熱量 2.57kcal×1,333.33L=3,426.65kcal
(2)消費電力(熱量) 2.0kwh×860=1,720kcal
前記のように、消費電力に対する水素ガスの熱量はほぼ2倍となっている。前記において、発生ブラウンガスの気圧は3.0kg/cm2であるから、前記熱量の計算値は更に増大する可能性が大きい。
(1)水素ガスの熱量 2.57kcal×266.66L=685.31kcal
(2)消費電力(熱量) 0.4kwh×860kcal/kwh=344kcal
2.2号機
(1)水素ガスの熱量 2.57kcal×800L=2,056kcal
(2)消費電力(熱量) 1.2kwh×860kcal/kwh=1032kcal
3.3号機
(1)水素ガスの熱量 2.57kcal×1,333.33L=3,426.65kcal
(2)消費電力(熱量) 2.0kwh×860=1,720kcal
前記のように、消費電力に対する水素ガスの熱量はほぼ2倍となっている。前記において、発生ブラウンガスの気圧は3.0kg/cm2であるから、前記熱量の計算値は更に増大する可能性が大きい。
以上のように、この発明に係る水素ガス発生装置は小型であり、かつ大量の水素ガスを発生させることができるため、溶接用又はボイラー用等の工業用ガス燃料の発生装置として使用できると共に、生ゴミ等の燃焼用燃料その他の熱源としても使用できる。
1 水素ガス発生装置
2 電解部
3 タンク部
4 電解板
6 固定手段(ボルト孔)
7 介装板
8 電解槽
9 タンク
10 送液パイプ
11 鋭角部
12 突起
13、30、32 超音波発振器
14 通電手段
2 電解部
3 タンク部
4 電解板
6 固定手段(ボルト孔)
7 介装板
8 電解槽
9 タンク
10 送液パイプ
11 鋭角部
12 突起
13、30、32 超音波発振器
14 通電手段
Claims (9)
- 電解液中に並列設置した陽極と、陰極の電解板により電解液を水素ガスと酸素ガスに電気分解する方法において、前記電解液に遠赤外線を放射し、イオン化を図ると共に、超音波発振下で電気分解することを特徴とした水の電気分解方法。
- 遠赤外線の放射は、粒度0.5μm〜2.0μmのトルマリン粉末触媒を、水に対し0.01%〜0.05%(質量)均一に混合することを特徴とした請求項1記載の水の電気分解方法。
- 電解部とタンク部を有し、タンク部から電解部へ電解液を送って通電する装置において、電解部の電解板に凹凸を設けると共に、超音波発振器を付設し、前記タンク部の電解液中に遠赤外線放射セラミックス粉末触媒を混入したことを特徴とする水の電気分解装置。
- 円筒形タンクの内側に円筒形の電極板の陽極と陰極を一組とする複数組を同心円状に内装し、前記円筒形タンクの一部に超音波発振器を設置すると共に、電解液中に遠赤外線放射セラミックス粉末触媒を混入し、前記円筒形タンクに、供給パイプと、循環パイプ及び発生ガスの排出パイプを連設したことを特徴とする水の電気分解装置。
- 円筒形タンクの内側に円筒形の電極板の陽極と陰極を一組とする複数組を同心円状に内装し、前記円筒形タンクの一部に超音波発振器を設置すると共に、電解液中に遠赤外線放射セラミックス粉末触媒を混入し、前記円筒形タンクに、供給パイプと、循環パイプ及び発生ガスの排出パイプを連設し、前記供給パイプに、磁化水生成装置を付設したことを特徴とする水の電気分解装置。
- 電解板の凹凸部中少なくとも一部に尖鋭部を設けたことを特徴とする請求項3記載の水の電気分解装置。
- 電解部で発生した水素ガス及び酸素ガスを分別して取り出し、又は混合して取り出すことを特徴とした請求項3又は4記載の水の電気分解装置。
- 電解部とタンク部は、送液パイプと、還液パイプを介して連結したことを特徴とする請求項3記載の電気分解装置。
- 電解液を磁化することを特徴とした請求項3又は4記載の水の電気分解装置。
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