JP2005238170A - 物質投入ユニット - Google Patents

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Yutaka Sasaki
裕 佐々木
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Abstract

【課題】処理用液に対して薬剤とともに活性化物質を速やかに、安定的に、均一性を保持した状態で投与することができるほか、薬剤や活性化物質の定量的な管理を自動的に行なうことができる物質投入ユニットの提供。
【解決手段】水等の処理用液を上流側から下流側に流す主管路1の途中に単数又は複数の供給管2、3、4の管壁を貫通させ、各供給管2、3、4から上記主管路1内に上記処理用液を処理するための、ジクロロ酸系薬剤、クエン酸、オゾン等の処理用物質を投入させるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、滅菌用薬剤の効力を大幅に増強させる物質投入ユニットに関するものである。
従来、一定の施設や設備を滅菌、消毒する場合、塩素剤(次亜塩素酸、逆性石鹸等)のような薬剤を使用することが多く、また上記施設や設備を洗浄するときは、手作業で行なう場合が多い。
例えば、塩素剤(次亜塩素酸)を投入する場合は、ある決められた時間(人が使用しない時)に、自動投入装置によって投入することや、人が手作業で投げ込む等のように、単に、設備中に一定の時間間隔で、一定の量の薬剤を投入、散布したり、洗浄する方法が取られている。
しかしながら、このような手作業による滅菌処理では、人為的に行なうものであるため、間違え、忘れにより、滅菌が不充分になるだけでなく、人為的ミスにより高濃度の薬剤となると、危険性が少ない。
そこで、これに対し、薬剤に活性化すべき物質を添加して滅菌効果を格段に増大させることにより、薬剤自体の量を少なくしようとすることも試みられている。しかしながら、この場合、単に処理用液の管路に対しチーズ管等によって下流側へ活性化物質を投与したり、バッチ処理用の容器を設け、その中で、撹拌・混合する装置を設けることで対処しているケースが多い。
ところが、活性化物質を単にチーズ管等から投与する方式では、分散性、均一性、安全性に関するコントロールが困難で、効率は良くない。また、バッチ処理装置では、スペースも取られるし、経費が多大である。このため、改善が求められている。
また、従来の滅菌処理には、定量的な管理が難しい為、確実性や安全性における信頼性が乏しいという問題もあった。
本発明は上記問題点を解消し、処理用液に対して薬剤とともに活性化物質を速やかに、安定的に、均一性を保持した状態で投与することができるほか、薬剤や活性化物質の定量的な管理を自動的に行なうことができる物質投入ユニットを提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る物質投入ユニットは、水等の処理用液を上流側から下流側に流す主管路の途中に単数又は複数の供給管の管壁を貫通させ、各供給管から上記主管路内に上記処理用液を処理するための処理用物質を投入させるようにしたことを特徴とする。
図1において符号1は物質投入ユニットを示す。物質投入ユニットAは、滅菌すべき処理用液の主管路1中に、その上流側から下流側に向けて薬剤供給管2、クエン酸供給管3、オゾン供給管4を設けたものである。この主管路1の一部は膨出して液体の流入口や排出口よりも径が大きくなっている。膨出部5に薬剤投入用の供給管2が垂直に挿入されており、薬剤供給管2は物質投入ユニットの内部で直角に曲げられ、薬剤供給管2が処理用液(浴槽水)の下流側に開口するように配置されている。クエン酸供給管3、オゾン供給管4も薬剤供給管2と同様の形状をしている。薬剤等の供給管2、3、4はそれぞれ3本ずつ主管路1中に貫通され、物質投入ユニット内での配置は、図2に示されるように、薬剤供給管2と、クエン酸供給管3が三角形をなすように配置され、オゾン供給管4が中央に一列に配置されている。
なお、薬剤供給管2が最も上流側に開口し、クエン酸供給管3がその下流側に、オゾン供給管4が最も下流側に開口するように配置されている。また、物質投入ユニットの下流側には攪拌板6が設けられている。
なお、図2に示される主管路1の膨出部5の断面積と供給管2、3、4の合計断面積との差は、上記主管路1の膨出しない部分の断面積と略同じである。
処理用液としては、浴槽水やプールの水、食品殺菌処理装置、排水処理装置、飲料水殺菌装置、飲料調理水加工装置、機能水・活性水生成装置等に使用される水や、畜産関係の飼育舎等で使用される消毒液、生肉等の消毒・滅菌液などがある。
次に、主管路1から物質投入ユニットAに流入した処理用液に対して物質を投入するときは、上記3種の物質の定量を同時にまたは時間差をおいて投入する。同時に投入すると、主管路1の最上流に配置されている薬剤供給管2から薬剤(例えば、ジクロロ酸系薬剤)が処理用液中に流入し、続いて、クエン酸、オゾンの順番で流入する。全ての薬剤が投入された後、薬剤により活性化した処理用液は、攪拌板6を通過して混合される。さらに下流側の主管路1を通って処理システムの後ろの工程へ流入する。
ジクロロ酸系薬剤としてピュオロジエンを投入すると、その滅菌効力はクエン酸、オゾンの活性力により格段に増強される。
上述の物質投入ユニットAによれば、1つの主管路1に複数の物質を投入する場合、ユニット化されているので、全体の装置に取り付けることが非常に容易であるとともに、処理用液が流れる主管路に複数の物質供給管を開口させ、それぞれの物質供給管から活性材等の物質を供給して添加するものであるから、薬剤の投入直後に、速やかに、安定的に、均一性を保持したまま、添加物質が行きわたることにより、最大限に効率よく活性化等の効果が得られる。しかも、最小限のエリアで、連続的に複数の物質を均一に安定性を保ちながら投入することができる。
しかも、上記各供給管に定量ポンプ等を設けることにより定量的な管理が可能となる。したがって、完全自動コントロールによる効果的な物質の投入を可能とする。
主管路1の膨出部5の断面積と供給管の合計断面積との差は、上記主管路1の膨出しない部分の断面積と略同じであるから、この投入ユニットが、システム全体の流量を減ずる等の悪影響が生じることはない。また、必要以上にユニット流水路の断面積を大きくすることは、スペースの無駄、耐圧機械強度において好ましくないため、同一断面積が最もよいことになる。
図3は本物質投入ユニットの浴場用滅菌装置への応用例を示す。符号7は既存設備の浄化装置付浴槽であり、8は浴槽、9は浄化ユニットである。浄化ユニットには公知の浄化装置が取り付けられている。
浄化装置付浴槽7の中で循環している浴槽水(処理用液)が浄化ユニットで浄化されて浴槽8へ流入するように構成されているが、浄化された浴槽水を経路の途中から循環ポンプ17の動力により、滅菌処理システム10内に取り込まれる。
滅菌処理システム10内に取り込まれた水は、モーターバルブ11を通り、浄化フィルタ12でさらに浄化され、物質投入ユニットAに流れ込む。
物質投入ユニットAでは、定量ポンプ14、15によりジクロロ酸系薬剤としてピュオロジエンとクエン酸が投入され、さらにオゾン発生機16により発生したオゾンが必要な一定量だけ投入される。なお、オゾン発生機16から供給管4´を通る経路で循環ポンプ17の下流に設置する場合もある。
全ての薬剤が投入された浴槽水は、循環ポンプ17を通り、酸化チタンコート管路18に送り込まれる。酸化チタンコート管路18は、内面を酸化チタンで覆われており、紫外線ランプにより紫外線を照射された酸化チタンが活性化した場を作る。薬剤が投入された浴槽水は、この活性化した場を通過した後、キャニスター19で溶存していないオゾン等の気体を分離し、さらに三方モーター弁20、モーターバルブ21を通過し、浄化槽付浴槽7の循環経路へ戻る。浴槽に戻った水は、投入された薬剤により滅菌能力の強大な滅菌・消毒液となっており、かつ、薬剤濃度が最小限に抑えられた薬液になっている。
なお、キャニスター19で分離されたオゾンはオゾンフィルター22で濾過され、浄化されたエアが大気に排出される。
また、上述の物質投入ユニットAの定量ポンプ14、15やオゾン発生機16の作動時間のコントロールや、モードの設定、切り替え、作動などはシーケンシャルコントロールやプロセスコントロールで制御される。
なお、上記工程の中で、ピュオロジエンの滅菌効力をクエン酸、オゾン、紫外線、酸化チタンの活性力により、1000倍(理論計算値)以上に増強させる効果が得られる。したがって、薬剤濃度は低くてもよいから、浴槽においても、滅菌・消毒甲かが最大限保持され、かつ、最大限安全などくせいのない浴槽水が保持され、またコスト面においても、最小限の経費にて管理運営を行なうことができる。
上記滅菌システムによれば、次のような効果を期待することができる。
(1)定量的な管理を可能とする。
(2)完全自動コントロールによる効果的な薬剤及び添加物の投入を可能とする。
(3)必要に応じた滅菌モードを自動的に実行し、その工程を管理する。
(4)必要最小限の薬剤濃度を設定し、その都度、最適なモード設定により、安全かつ、最小限の経費で管理運営をすることができる。
本発明に係る物質投入ユニットの断面図 図1のX−X線上の断面図 物質投入ユニットを滅菌システムに応用した場合の例のブロック図である
符号の説明
1 主管路
2、3、4 供給管

Claims (1)

  1. 水等の処理用液を上流側から下流側に流す主管路の途中に単数又は複数の供給管の管壁を貫通させ、各供給管から上記主管路内に上記処理用液を処理するための処理用物質を投入させるようにしたことを特徴とする物質投入ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101377642B1 (ko) 2012-06-28 2014-03-25 현대제철 주식회사 혼화 장치

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