JP2005233561A - 給排気兼用換気装置及び該装置を備えた空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数の削減によりコスト及びスペース的に有効であると共に充分な換気量が得られる給排気兼用換気装置及び該装置を備えた空気調和機を提供する。
【解決手段】 一端が室内側に通じ他端が室外側に通じる第1,第2ダクト部9,10の中間にダンパ室6を設けると共に、このダンパ室6に換気ファン4の空気吸込口12と空気吹出口11とをそれぞれ連通させ、前記換気ファン4の空気吸込口側が前記室内側に通じる際は空気吹出口側が前記室外側に通じる一方、前記換気ファン4の空気吸込口側が前記室外側に通じる際は空気吹出口側が前記室内側に通じるように風路を切り換える単一のダンパ8を、前記ダンパ室6に設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、給排気兼用換気装置及び該装置を備えた空気調和機に関する。
一般に、室内の汚染空気を急速に排出したり外気を室内に急速に取り入れたりするための換気装置として、例えば図3に示すように、冷凍サイクルを備えた空気調和機の室内機100に併設された換気ファン101aより取り入れた室内の汚染空気を壁102を貫通するダクト103aを通して室外に排出したり(図3の(a))、また反対に、室外機104に併設された換気ファン101bより取り入れた外気をダクト103bを通して室内に取り入れたりする、所謂一方向換気方式のものが良く知られている。
ところが、一方向換気方式のものは、排気又は給気のみの一方向の換気しか行なず、使い道が限定されるという欠点があった。
そこで従来、排気と給気の両機能を可能とする給排気兼用換気装置が、特許文献1〜3に開示されている。
特許文献1は、図4に示すように、歯車機構200で連動する第1ダンパ201及び第2ダンパ202を図中実線位置に切り換えることで、例えば室外側の開口部203から送風路204を通してダクト室205に取り入れられた外気が、ファン206の回転により送風路204を通して例えば室内側の開口部207より室内に供給され、反対に図中破線位置に切り換えることで、今度は室内側の開口部207からダクト室205に取り入れられた汚染空気が、ファン206の回転により室外側の開口部203より室外に排気されるものである。
特許文献2は、図5に示すように、冷凍サイクルを備えた空気調和機の室外機300の本体内に、一端が給排気口301を介して室外に通じ、他端が図示しない空気調和機の室内機(厳密には吸込み口側)に通じるダクト302を通し、このダクト302内に回転方向が正逆可変で給気と排気との兼用が可能な給排気ファン303を設けたものである。
特許文献3は、図6に示すように、室内に空気を送出する室内吹出口400と外部の空気を取り入れる外部吸入口401とを第1のファン402と空気清浄機403を介して接続する第1のダクト404と、室内の空気を取り入れる室内吸入口405と室内空気を排出する外部排出口406とを第2のファン407を介して接続する第2のダクト408と、前記第1のダクト404と第2のダクト408との交差部において、前記室内吹出口400と外部吸入口401及び前記室内吸入口405と外部排出口406を連通させる換気モード並びに前記室内吹出口400と室内吸入口405を連通させる内気循環モードを切り換える切換弁(ダンパ)409とを設けたものである。
特開2000−88309号公報 特開2001−330296号公報 特許第3047097号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたものにあっては、二つのダンパ201,202とその連動機構としての歯車機構200等を有しているため、構造が複雑であると共に部品点数が増大し、コストアップを招来すると共に設置スペースも大きくなるという問題点があった。
特許文献2に開示されたものにあっては、回転方向が正逆可変な給排気ファン303を用いるため、正逆回転可能な駆動手段を必要とすることからコストアップを招来すると共に、プロペラファン等の軸流ファンを用いることから充分な換気量を得られないという問題点があった。
特許文献3に開示されたものにあっては、二本のダクト404,408及び四つの換気用口400,401,405,406並びに二つのファン402,407を有しているため、構造が複雑であると共に部品点数が増大し、コストアップを招来すると共に設置スペースも大きくなるという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、部品点数の削減によりコスト及びスペース的に有効であると共に充分な換気量が得られる給排気兼用換気装置及び該装置を備えた空気調和機を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明に係る給排気兼用換気装置は、一端が室内側に通じ他端が室外側に通じる換気ダクトの途中に風路切換部を設けると共に、前記風路切換部に換気ファンの空気吸込口と空気吹出口とをそれぞれ連通させ、前記換気ファンの空気吸込口側が前記室内側に通じる際は空気吹出口側が前記室外側に通じる一方、前記換気ファンの空気吸込口側が前記室外側に通じる際は空気吹出口側が前記室内側に通じるように風路を切り換える単一のダンパを、前記風路切換部に設けたことを特徴とする。
前記ダンパは、換気ファン停止時に、同換気ファンの空気吸込口側と空気吹出口側とを閉塞する位置に切換可能になっていることを特徴とする。
前記換気ファンは、遠心ファンであることを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明に係る空気調和機は、前記給排気兼用換気装置を室内機の本体内に備えたことを特徴とする。
前記給排気兼用換気装置の換気ファンを空調ファンと共通のファンモータで駆動することを特徴とする。
前記換気ファン及び又は空調ファンとファンモータとを結ぶ回転軸上にクラッチを介装したことを特徴とする。
前記構成の給排気兼用換気装置によれば、単一の換気ファン及びダンパと室内外1個宛ての換気口を結ぶ一連の換気ダクトで、排気と給気の両機能が選択的に達成され、部品点数の削減によりコストダウンと省スペースが図れる。
前記構成の空気調和機によれば、給排気兼用換気装置をコンパクトに備えた機能性の高い空気調和機を提供することができる。
以下、本発明に係る給排気兼用換気装置及び該装置を備えた空気調和機を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1を示す給排気兼用換気装置を備えた空気調和機の概略構成図で、同図(a)は正断面図、同図(b)は側断面図、同図(c)はダンパの変形例を示す図である。
図1の(a),(b)に示すように、壁Wの室内側に冷凍サイクルを備えた空気調和機の室内機1が設置され、その本体ケース1a内に、空調ファン2が空調ファンモータ3により回転可能に設けられる。また、本体ケース1a内の一側には、換気ファン4が換気ファンモータ5により回転可能に設けられる。この換気ファン4は、シロッコファン等の遠心ファンからなるものである
前記換気ファン4の下部には、側面視で円形のダンパ室(風路切換部)6が一体的に形成され、このダンパ室6内に、回転軸7により回転可能に支持されて図中実線位置と破線位置とに選択的に切り換えられるダンパ8が収装されている。
前記ダンパ室6の左,右両部には、室内側に通じる第1ダクト部9と室外側に通じる第2ダクト部10がそれぞれ連通・接続される。また、ダンパ室6の上部には前記換気ファン4の空気吹出口11が直接的に連通・接続される一方、ダンパ室6の下部には前記換気ファン4の空気吸込口12が可撓性ホース13を介して連通・接続される。
このように構成されるため、例えばダンパ8が図中実線位置に切り換えられた場合は、換気ファン4の空気吸込口12が可撓性ホース13、ダンパ室6内部の図中左側半部及び第1ダクト部9を介して室内側に通じる一方、換気ファン4の空気吹出口11がダンパ室6内部の図中右側半部及び第2ダクト部10を介して室外側に通じる。
従って、この状態下で換気ファンモータ5により換気ファン4が回転作動すると、図中実線矢印に示すように、室内の汚染空気が室外に排気されることになる(所謂、排気モードとなる)。
一方、ダンパ8が図中破線位置に切り換えられた場合は、換気ファン4の空気吸込口12が可撓性ホース13、ダンパ室6内部の図中右側半部及び第2ダクト部10を介して室外側に通じる一方、換気ファン4の空気吹出口11がダンパ室6内部の図中左側半部及び第1ダクト部9を介して室内側に通じる。
従って、この状態下で換気ファンモータ5により換気ファン4が回転作動すると、図中白抜き矢印に示すように、室外の新気が室内に取り入れられる(所謂、給気モードとなる)。
そして、本実施例では、一つの換気ファン4と単一のダンパ8と一連のダクト9,10等、可及的に少ない部品点数で排気と給気の両機能が選択的に達成されるので、コストダウンと省スペースが図れる。従って、空気調和機(室内機1等)にコンパクトに内装でき、空気調和機の機能性を高めることができる。また、換気ファン4はシロッコファン等の遠心ファンを用いることができ、これにより一連のダクト9,10が長い場合等であっても十分な換気量が得られる。
また、図1の(c)に示すように、ダンパ8の端部を肉厚に形成するなどして、当該ダンパ8が図中実線位置に切り換えられた際に(この場合、ダンパ8は3位置に選択的に切り換えられることになるが)、換気ファン4の空気吹出口11側と可撓性ホース13側とを閉塞できるようにすれば、本換気装置の不使用時に室内側と室外側とを完全に遮断することができ、好適である。
また、本換気装置を、室内機1に内装する代わりに室内機1に外付けするようにしても良い。
図2は本発明の実施例2を示す給排気兼用換気装置を備えた空気調和機の概略構成図で、同図(a)は正断面図、同図(b)は側断面図、同図(c)は空調・換気ファンモータの変形例を示す図である。
これは、実施例1における換気ファン4とダンパ室6とを上下逆に配置し、空調ファン2と換気ファン4とを回転軸(出力軸)20a,20bを介して単一の空調・換気ファンモータ3Aで駆動するようにした例である。その他の構成は、実施例1と同様なので、図1と同一部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
この場合、空調・換気ファンモータ3Aの回転により、空気調和機と換気装置が連動して作動することになるが、換気装置自体の作用は実施例1と同様である。
これによれば、換気装置を備える空気調和機の更なるコンパクト化が図れる利点がある。
また、図2の(c)に示すように、空調・換気ファンモータ3Aと換気ファン4(及び又は空調ファン2)とを結ぶ回転軸20b(及び又は20a)上にクラッチ21を介装し、換気ファン4と空調ファン2とがそれぞれ単独で作動可能に構成しても良い。
本発明の実施例1を示す給排気兼用換気装置を備えた空気調和機の概略構成図で、同図(a)は正断面図、同図(b)は側断面図、同図(c)はダンパの変形例を示す図である。 本発明の実施例2を示す給排気兼用換気装置を備えた空気調和機の概略構成図で、同図(a)は正断面図、同図(b)は側断面図、同図(c)は空調・換気ファンモータの変形例を示す図である。 一般的な換気装置の説明図である。 従来の給排気兼用換気装置の説明図である。 従来の別の給排気兼用換気装置の説明図である。 従来のさらに別の給排気兼用換気装置の説明図である。
符号の説明
1 室内機
1a 本体ケース
2 空調ファン
3 空調ファンモータ
3A 空調・換気ファンモータ
4 換気ファン
5 換気ファンモータ
6 ダンパ室(風路切換部)
7 回転軸
8 ダンパ
9 第1ダクト部
10 第2ダクト部
11 空気吹出口
12 空気吸込口
13 可撓性ホース
20a,20b 回転軸
21 クラッチ

Claims (6)

  1. 一端が室内側に通じ他端が室外側に通じる換気ダクトの途中に風路切換部を設けると共に、
    前記風路切換部に換気ファンの空気吸込口と空気吹出口とをそれぞれ連通させ、
    前記換気ファンの空気吸込口側が前記室内側に通じる際は空気吹出口側が前記室外側に通じる一方、前記換気ファンの空気吸込口側が前記室外側に通じる際は空気吹出口側が前記室内側に通じるように風路を切り換える単一のダンパを、前記風路切換部に設けたことを特徴とする給排気兼用換気装置。
  2. 前記ダンパは、換気ファン停止時に、同換気ファンの空気吸込口側と空気吹出口側とを閉塞する位置に切換可能になっていることを特徴とする請求項1記載の給排気兼用換気装置。
  3. 前記換気ファンは、遠心ファンであることを特徴とする請求項1又は2記載の給排気兼用換気装置。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれかに記載の給排気兼用換気装置を室内機の本体内に備えたことを特徴とする空気調和機。
  5. 前記給排気兼用換気装置の換気ファンを空調ファンと共通のファンモータで駆動することを特徴とする請求項4記載の空気調和機。
  6. 前記換気ファン及び又は空調ファンとファンモータとを結ぶ回転軸上にクラッチを介装したことを特徴とする請求項5記載の空気調和機。
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