JP2005230919A - ロボットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数台のロボットを複数人で並行して教示を行なう時に、携帯操作盤に対応したロボットのみの動作を許可するロボットシステムを提供すること。
【解決手段】複数台のロボット(1−1,1−2)を制御するロボット制御装置(2−1,2−2)に、複数の携帯操作盤(4−1,4−2)の各々に対応するロボットを選択するロボット群選択部(21−1,21−2)と、ロボットの動作許可を行なうロボット群動作許可装置(22)を備え、携帯操作盤(4−1,4−2)の操作で選択したロボットの動作許可を行なうように構成した。更にロボット群選択部(21−1,21−2)は作業プログラムで選択されるロボットの設定を行なうことで再生時では作業に関連するロボットの駆動電源を投入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数台のロボットを複数人で効率よく教示するロボットシステムの改良であり、特に教示作業中のイネーブル装置の制御と、作業プログラム再生においては、作業に関連するロボットだけの動作を行ない、作業者の安全を図るロボットシステムおよびロボット制御装置に関する。
工場の生産ラインにおいては、自動で溶接作業や部品の組み付け作業、搬送作業などを行なう産業用ロボットが多数使用されている。これらの産業用ロボットは、ロボット制御装置に接続された専用の教示装置により予め所定の動作が教示され、その教示内容を再生することにより、各種作業を実行している。前記教示装置は一般にティーチペンダントとも称されている。同様の教示装置は、各種工作機械、NC工作機械などの加工手順を教示(プログラム)する場合にも用いられる。
このような教示装置は、通常、教示作業者が片手で把持し、他方の手で入力キーなどの操作を行ない、教示操作を行なう。この場合、教示操作に従い教示対象の産業用ロボットは、順次ステップ毎の動作を行なう。例えば、モータの駆動動作やアームの旋回動作、作業ヘッド(例えば、溶接ガン)の通電などが行われる。この時、教示操作ミスや制御装置の部品などの不良により装置が教示作業者の意図するものと異なる動作をしてしまう場合がある。このような場合、教示作業者を含む装置近傍の作業者への危険を回避すると共に、装置および周辺機器の破損を防止するために、教示操作の禁止や装置の停止が直ちに行われるように装置の安全システムは構成しておく必要がある。
また、複数のロボットで構成されたロボットシステムでは、ロボットシステムとしては稼動中であるが、入力待ちなどで動作を行なわずロボットが待機している場合がある。これは、例えば、作業者が該ロボットに接近して、作業段取りを行なっているような場合である。このような場合には、駆動電源を遮断して作業者の安全を図ると、省エネルギーの観点よりエネルギーの浪費を抑制する要望がある。
そのため、教示装置では、前述のような教示作業者の意図しない動作の際に、確実に教示操作の禁止や装置の停止が直ちに行われるようにイネーブル装置が採用されている(特許文献1参照)。
一方、複数台のロボットを制御するロボット制御装置では、教示作業の効率化のため複数の教示作業者により並行して教示を行なうことで作業工程の早期立ち上げを図ることの出来るロボットシステムが提案されている(特許文献2参照)。
また、作業プログラムの再生中では、停止要因が発生した時に、通信路を介して接続されたロボット若しくは協調動作をしている全てを停止するロボットシステムが提案されている(特許文献3参照)。
特開2002−083522号公報 特開2003−340756号公報 特開2002−073127号公報
従来技術の特許文献1のイネーブル装置を備えた教示ペンダント(教示装置)は、制御装置に1台のみ備えられており、教示作業者の安全確保は可能であるが、教示作業の効率化のため複数の教示作業者により並行して教示を行なうことで作業工程の早期立ち上げを図ることが出来ないという問題があった。
また、従来技術の特許文献2のロボットシステムは、複数台のロボットを複数人で並行して教示を行なう時の、携帯操作盤(教示装置)よりのロボットの選択と動作指令に基づくロボットの動作についての手段の開示であり、並行して教示を行なうことで作業工程の早期立ち上げに対応しているが、教示中の教示操作者の安全を図るためのイネーブル装置の制御については記述されていないため、教示操作者の安全確保が十分ではないという問題があった。
また、従来技術の特許文献3のロボットシステムは、複数台のロボットおよびロボット制御装置よりなるロボットシステムで、停止要因が発生した時、通信路を介して停止するものであるが、通信を行なうための電子部品は、その故障モードが特定できないため確実に停止するための信頼性が劣る、あるいは通信にかかる通信遅れのため同時に停止することはなく、そのために相対関係位置のずれが生じるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、複数台のロボットを複数人で並行して教示を行なう時の携帯操作盤(ティーチペンダントあるいは教示装置とも言う)のイネーブル装置により、携帯操作盤より選択されたロボットまたはロボット群に対する駆動電源の投入と遮断制御を提供することで、教示作業者の安全性を確保するロボットシステムを提供することを目的とする。また、作業プログラム再生による作業では、作業プログラムに関連するロボット情報に基づいて、作業に関連するロボットの駆動電源の投入と遮断を行ない、段取りなどのためロボットに接近する作業者の安全を図り、またエネルギーの浪費を防止することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、少なくとも1台のロボットと、携帯操作盤とを備え、前記ロボットを駆動制御するロボット制御装置を複数台通信路により互いに接続されたロボットシステムにおいて、任意の前記携帯操作盤から、該携帯操作盤に接続された前記ロボット制御装置以外の前記ロボット制御装置が駆動制御する前記ロボットを動作することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、少なくとも1台のロボットと、教示モード時に前記ロボットの動作を許可または禁止とするイネーブル装置を含む携帯操作盤とを備え、前記ロボットを駆動制御するロボット制御装置を複数台通信路により互いに接続されたロボットシステムにおいて、前記ロボット制御装置は、前記イネーブル装置の操作で動作を許可と設定された前記ロボットを選択するロボット群選択信号を出力するロボット群選択部と、前記ロボット制御装置から出力されるロボット群選択信号と前記携帯操作盤の前記イネーブル装置の出力とに基づいて、前記ロボットの駆動電源の投入許可と遮断とを制御するロボット群動作許可装置と、を備えることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、前記携帯操作盤は表示部を備え、前記イネーブル装置の操作で動作を許可と設定された前記ロボットの識別符号を表示することを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、少なくとも1台のロボットを備え、再生モード時に前記ロボットを作業プログラムに基づいて駆動制御するロボット制御装置を複数台通信路により互いに接続されたロボットシステムにおいて、前記ロボット制御装置は、前記作業プログラムに基づいて駆動制御する前記ロボットを選択するロボット群選択信号を出力するロボット群選択部と、前記ロボット群選択部から出力されるロボット群選択信号に基づいて前記ロボットの駆動電源の投入と遮断を制御するロボット群動作許可装置と、を備えることを特徴とするである。
また、請求項5に記載の発明は、前記ロボット制御装置に備わる制御部は、同一のロボットが同時に複数の前記ロボット制御装置から選択されないことを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、前記ロボット群動作許可装置は、継電器群またはPLCまたは論理演算素子群で構成されることを特徴とするものである。
請求項1および請求項2に記載の発明によると、携帯操作盤のイネーブル装置の操作で、動作許可と設定されているロボットのみ、接続されているロボット制御装置を意識することなく駆動電源を投入することで動作を許可することができ、誤った操作で関連しないロボットが動作することが無いため、教示操作者の安全を確保することができる。また、複数の教示操作者で教示操作を行なう時には、各々の携帯操作盤で設定されたロボットの駆動電源の制御を独立して行なうことができる。
また、請求項3に記載の発明によると、携帯操作盤に、イネーブル装置の操作で動作許可と設定されているロボットを表示することができ、操作者の設定誤りを防止することができる。
また、請求項4に記載の発明によると、ロボットを再生モードで稼動中に、作業プログラムに基づき作業を行なうロボットの駆動電源の投入ができるため、作業者への危険なく、作業に関連しないロボットに対する段取り作業を行なうことができる安全なロボットシステムを提供することができる。
また、請求項5に記載の発明によると、携帯操作盤によるロボットの動作や、再生モードでの作業プログラムの設定で同一のロボットが同時に設定されないようになっているので、ロボットは複数箇所よりの動作指令を受けることなく安定した動作を行なうことができる。
また、請求項6に記載の発明によると、ロボット群動作許可部は継電器群またはPLCまたは論理演算素子で構成することができ、ロボット制御装置あるいはロボットシステムの小型化要件に適した構成とすることができる
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、第1の実施の形態のロボットシステムのロボット群動作切替の概念図である。図において、1−1は第1ロボットであり、第1ロボット制御装置2−1へ接続されている。ロボット制御装置2−1より第1携帯操作盤4−1に接続されている。
同様に、1−2は第2ロボットであり、第2ロボット制御装置2−2、第2携帯操作盤4−2が接続されている。
携帯操作盤4−1、4−2には、教示作業者により操作される操作部6、操作に基づいてロボット1−1、1−2による作業が登録された作業プログラムやロボット1−1、1−2、ロボット制御装置2−1、2−2の状態を表示する表示部7、ロボット1−1、1−2の駆動電源を遮断して動作を止める非常停止スイッチ8、教示の際にロボットの動作を許可するイネーブル装置9が備わっている。尚、イネーブル装置9としては、2ポジションスイッチあるいは3ポジションスイッチがあり、またイネーブル装置9を携帯操作盤4−1、4−2の片方に備える片手操作型、または両方に備える両手操作型があるが、本発明ではこれらの構成を問わない。
22はロボット群動作許可装置であり、ロボット制御装置2−1、2−2に備わるロボット群選択部21−1、21−2より出力されるロボット群選択信号102−1、102−2と、携帯操作盤3−1、3−2のイネーブル装置9のイネーブル信号101−1、101−2が接続され、これらの信号に基づいてロボット制御装置2−1、2−2へ駆動電源駆動信号103−1、103−2を出力する。
ロボット制御装置2−1、2−2は、駆動電源駆動信号103−1、103−2に基づきロボット1−1、1−2の駆動電源の投入と遮断を行なう。
ロボット群選択部21−1、21−2は、教示モード設定14と再生モード設定15が備わっている。教示モードでは教示モード設定14に基づいて動作可能とする選択されたロボットの信号と、再生モードでは、再生する作業プログラムに基づいた選択されたロボットの信号とをロボット群選択信号102−1、102−2として出力する。尚、教示モードとは、携帯操作盤の操作で、作業手順である作業プログラムの登録や編集をおこなうモードであり、ロボットの位置を登録するためにロボットの動作を行なうことができるモードであり、更にロボットシステムの諸設定、状態表示や診断を行なうことができる。再生モードとは、作業プログラムの再生を行なうことでロボットによる作業を行なうモードである。
ここで、例えば教示モードで、第1携帯操作盤4−1で第1ロボット1−1を動作、および第2携帯操作盤4−2で第2ロボット1−2を動作するように設定をおこなう。この場合では、第1携帯操作盤4−1のイネーブル装置9を動作許可と操作すると、第1ロボット1−1の駆動電源が投入され、操作部6の操作で動作する。同様に、第2携帯操作盤4−2のイネーブル装置9を動作許可と操作すると、第2ロボット1−2の駆動電源が投入され、操作部6の操作で動作する。
他の教示モードでの例として、第1携帯操作盤4−1で第1ロボット1−1と第2ロボット1−2の双方のロボットを動作するように設定をおこなう。この場合では、第1携帯操作盤4−1のイネーブル装置9を動作許可と操作すると、第1ロボット1−1と第2ロボット1−2の双方共に駆動電源が投入され、操作部6の操作で動作する。この場合、第2携帯操作盤4−2ではロボット1、2の動作はできない。
他の例として、再生モードで、第1ロボット制御装置2−1の図示しない格納部に格納された作業プログラムで第1ロボット1−1と第2ロボット1−2の双方で作業をおこなうとき、この作業プログラムが格納部より呼出され、作業プログラムに関連するロボット情報が参照され、ロボット群選択信号103−1が出力され、第1および第2ロボット1−1、1−2の駆動電源が投入されて作業プログラムが再生され、再生が終わると駆動電源は遮断される。他の作業プログラムへ制御が移る時は、新たな作業プログラムに関連するロボット情報に基づきロボット1−1、1−2の駆動電源の投入と遮断がおこなわれる。
すなわち、ロボット群動作許可装置22で駆動電源を投入するロボットの切り替え制御をおこなっている。
更に詳しい説明を図2乃至図7を用いて行なう。
図2は、第1の実施の形態におけるロボットシステムのブロック図である。図1と同符号は相当部分を示しており、説明を一部省略する。図において、第1ロボット制御装置2−1は電源11より給電を受け、駆動電源制御部24−1へ接続されている。尚、ロボット制御装置2−1への電源11供給を遮断する断路器、ヒューズなどの回路保護器、制御用の電源を供給する制御電源装置などは図示していない。
16は制御部であり、第1ロボット1−1の動作をはじめ第1携帯操作盤4−1の操作による作業プログラムの登録や編集、ロボット群設定の制御、ロボット群選択の排他制御を行なう。第1携帯操作盤4−1より通信路で接続されており、操作入力と表示情報の送受信を行なう。
17は駆動部であり、駆動用の電源の供給を駆動電源制御部24−1より受け、制御部16の指令に基づいて第1ロボット1−1のモータを駆動制御する。
20は駆動電源前段制御部であり、入力される各信号に基づいて駆動電源投入許可信号100を駆動電源制御部24−1へ出力する。駆動電源前段制御部20の詳細は後述する(図3で説明する)。
第2ロボット制御装置2−2も第1ロボット制御装置2−1と同様の構成であるため説明は割愛する。
ロボット群選択部21−1、21−2は、教示モード設定14と再生モード設定15が備わっている。第1ロボット制御装置2−1の教示モード設定14は、第1携帯操作盤4−1の操作で動作するロボット1−1、1−2の設定が行なわれ、この設定に基づいてロボット選択信号が定まり、通信路10を介して他のロボット制御装置2−2へ送出され同一の情報を持つ共に、教示モードではロボット群選択信号102−1として出力される。
再生モード設定15は、再生する作業プログラムが呼出されると、該作業プログラムで動作するロボット1−1、1−2の設定が行なわれ、この設定に基づいてロボット選択信号が定まり、通信路10を介して他のロボット制御装置2−2へ送出され同一の情報を持つ共に、再生モードではロボット群選択信号102−1としてロボット群動作許可装置22へ出力される。
第2ロボット制御装置2−2でも同様の構成であるため説明は割愛する。
ここで、通信路10を介して他のロボット制御装置にロボット選択信号を送出するが、複数の携帯操作盤で同一のロボットが同時に選択されないように制御部16で排他制御されている。
駆動電源制御部24−1は、ロボット群動作許可装置22よりの駆動電源駆動信号102−1と、制御部16よりの駆動電源投入指令に基づき、駆動部17へ電源継電と電源遮断をする。
第2ロボット制御装置2−2の構成は第1ロボット制御装置2−1と同一であるため、その説明は割愛する。
ロボット群動作許可装置22は、携帯操作盤4−1、4−2のイネーブル装置9のイネーブル信号101−1、101−2と、ロボット群選択部21−1、21−2よりのロボット群選択信号103−1、103−2とに基づいて、第1ロボット制御装置2−1の駆動電源制御部24−1へ駆動電源駆動信号102−1を出力する。同様に第2ロボット制御装置2−2の駆動電源制御部24−2へ駆動電源駆動信号102−2を出力する。
図3は駆動部への電源供給と遮断を行なう制御回路の一部である駆動電源前段制御部の回路図である。図において、第1ロボット制御装置2−1の駆動電源前段制御部20へ入力される各信号は、第1携帯操作盤4−1よりの非常停止スイッチ8の信号、第1ロボット制御装置2−1に備わる図示しない非常停止スイッチの信号、図示しない防護柵扉に備わる扉開閉スイッチ信号、図示しない上位制御装置や操作盤よりの駆動電源の投入準備信号、制御部16よりの教示モード信号、再生モード信号、制御部16を構成するCPUのウオッチドッグ回路より生成される正常信号などである。
第1ロボット制御装置2−1に備わる非常停止スイッチ信号、第1携帯操作盤に備わる非常停止スイッチ8の信号、上位制御装置あるいは操作盤に備わる非常停止スイッチ信号が入信され、各々はリレーPB、PP、EXを駆動する。リレーPB、PP、EXの接点は非常停止操作がされていないと閉路する。
制御部16の正常信号はリレーCPURを駆動する。リレーCPURの接点は制御部16が正常であれば閉路する。
駆動電源の投入準備指令信号は、上位制御装置あるいは操作盤より出力され、駆動電源の投入準備がされている時リレーSVONの接点を閉路するように接続されている。
これらリレーPB、PP、EX、CPUR、SVONの接点は直列接続されリレーRDY0に接続されている。すなわち、非常停止状態ではなく、制御部16は正常で、駆動電源投入準備がされていればリレーRDY0は通電励磁される。
制御部16よりの教示モード信号、再生モード信号でリレーPMまたはTMが駆動される。再生モードの時はリレーPMの接点は閉路し、リレーTMの接点は開路となり、教示モードの時はリレーPMの接点は開路し、リレーTMの接点は閉路となる。リレーSAFは防護柵扉開閉スイッチ信号で駆動されるリレーであり、その接点は、扉が開いていると開路し扉が閉じていると閉路する。
リレーTLKは、制御部16より出力される教示モードロック状態を示し、教示モードロックの時閉路する。リレーPMの接点とリレーSAFの接点とが直列接続された回路と、リレーTMの接点とリレーTLKの接点とが直列接続された回路と、が並列に接続され、リレーRDY1へ接続されている。すなわち、再生モードで防護柵扉が閉じている時と、教示モードロック状態の時にリレーRDY1は通電励磁される。
教示モードロックとは、教示モードで教示操作者がロボットの近傍でロボット動作などの作業中に、該教示操作者以外よりモードの変更を禁止する状態であり、該教示操作者以外の操作により、作業プログラムの再生が起動されロボットが動作することを防ぐ、教示作業者の安全確保するための信号である。
駆動電源前段制御部20より出力される駆動電源投入許可信号100は、リレーRDY0の接点とリレーRDY1の接点が直列接続されている。リレーRDY0とリレーRDY1の少なくとも片方が非通電となれば、その接点は開路して、電源である24Vを遮断して駆動電源投入許可許可信号100はオフであり、駆動部へ電源10が供給されることを阻止する。
第2ロボット制御装置2−2の構成は第1ロボット制御装置2−1と同一であるため、その説明は割愛する。
図4は、ロボット群選択部の構成およびロボット群動作許可装置22の回路図である。図において、ロボット群動作許可装置22は、ロボット群選択部21−1よりのロボット選択信号103−1出力と、ロボット群選択部21−2よりのロボット選択信号103−2出力と、携帯操作盤4−1、4−2のイネーブル装置9のイネーブル信号101−1、101−2とに基づいて駆動電源駆動信号102−1、102−2をロボット制御装置2−1、2−1へ出力する。
ロボット群選択部21−1の教示モード設定14は、教示モードにおいて、第1携帯操作盤4−1の操作で設定を行なう。この設定は、ロボットの動作なし、あるいは第1ロボット1−1の動作、あるいは第2ロボット1−2の動作、あるいは両方のロボット1−1、1−2の動作の選択であり、PP1ロボット動作設定で、動作するロボットを選択することでロボット選択信号を得る。
図において、R1は第1ロボット1−1、R2は第2ロボット1−2をあらわしている。
ロボット選択信号のD11は、第1携帯操作盤4−1で第1ロボット1−1の動作を、D12は、第1携帯操作盤4−1で第2ロボット1−2の動作をあらわしており、真理値が「1」は動作すること、真理値が「0」は動作しないこと、真理値「×」は「0」、「1」を問わないことをあらわしている。
ロボット群選択部21−1の教示モード設定14も同様に、第2携帯操作盤4−2の操作でPP1ロボット動作設定を行ない、ロボット選択信号を得る。
ロボット選択信号のD21は、第2携帯操作盤4−2で第1ロボット1−1の動作を、D22は、第1携帯操作盤4−2で第2ロボット1−2の動作をあらわしている。
教示モード設定の例としては、第1携帯操作盤4−1で第2ロボット1−2の動作をおこない、第2携帯操作盤4−2で第1ロボット1−1の動作をおこなう場合は、D11は「0」、D12は「1」、D21は「1」、D22は「0」となる。他の例として、第1携帯操作盤4−1で第1ロボット1−1と第2ロボット1−2の双方を動作する協調動作のような場合ではD11は「1」、D12は「1」、D21は「0」、D22は「0」となる。
再生モード設定15は、再生モードで再生される作業プログラムに関連付けられたロボットの動作をあらわすロボット選択信号を得る。図においてロボット群選択部21−1のC11は、第1ロボット制御装置2−1で第1ロボット1−1の動作を、C12は、第1ロボット制御装置2−1で第2ロボット1−2の動作をあらわしている。同様に、ロボット群選択部21−2のC21は、第2ロボット制御装置2−2で第1ロボット1−1の動作を、C12は、第2ロボット制御装置2−2で第2ロボット1−2の動作をあらわしている。真理値が「1」は動作すること、真理値が「0」は動作しないこと、真理値「×」は「0」、「1」を問わないことをあらわしている。
教示モード設定14と再生モード設定15で得られたロボット選択信号は通信路10を介して、他のロボット制御装置へ送出され、前述の排他制御で使用される。
再生モード設定の例として、第1ロボット制御装置2−1に登録されている作業プログラムで第2ロボット1−2の動作を行なう場合、C11は「0」、C12は「1」となり、第2ロボット制御装置2−2に登録されている作業プログラムで第1ロボット1−1の動作を行なう場合、C21は「1」、C22は「0」となる。他の例として、第1ロボット制御装置2−1に登録されている作業プログラムで第1ロボット1−1と第2ロボット1−2の動作を行なう場合、C11は「1」、C12は「1」となり、この時は第2作業プログラムで動作するロボットの設定はできないので、C21は「0」、C22は「0」となる
ロボット群選択部21に設定された携帯操作盤動作指定は、主制御部6を構成する記憶部に記憶され、携帯操作盤4−1、4−2の表示部7へ表示されるようになっている。図5は携帯操作盤動作指定表示例を示している。(a)は第1ロボット1−1が選択され、第2ロボット1−2が非選択の場合であり、選択された第1ロボット1−1を意味する符号「R1」が反転文字で、第2ロボット1−2を意味する符号「R2」が非反転文字で表示される。(b)は第1ロボット1−1と第2ロボット1−2が共に選択された場合であり、「R1」と「R2」共に反転文字で表示される。第1携帯操作盤4−1が両ロボット1−1、1−2の選択されている時では、第2携帯操作盤4−2ではどちらのロボットも選択できないので「R1」と「R2」共に非反転文字で表示される。
ロボット群動作許可装置22に出力される、ロボット選択信号103−1にはD11、D12、C11、C12が含まれており、ロボット選択信号103−2にはD21、D22、C21、C22が含まれている。教示モードではD11、D12、D21、D22の出力が有効となり、再生モードではC11、C12、C21、C22の出力が有効となる。
ロボット群動作許可装置22では、第1携帯操作盤4−1に備わるイネーブル装置9のイネーブル信号101−1はリレーES1へと接続され、第2携帯操作盤4−2に備わるイネーブル装置9のイネーブル信号101−2はリレーES2へと接続されている。イネーブル装置9を操作してロボットを動作する時は、イネーブル装置の接点が閉路してリレーES1、ES2は通電励磁される。
ロボット群選択部21−1より出力されるロボット群選択信号103−1のD11、D12、C11、C12とロボット群選択部21−2より出力されるロボット群選択信号103−2のD21、D22、C21、C22は各々リレーD11、D12、D21、D22、C11、C12、C21、C22に接続され、真理値表で論理「1」に該当するリレーが通電励磁される。
リレー接点ES1とD11とが直列接続された回路と、リレー接点ES2とD21とが直列接続された回路と、リレー接点C11と、リレー接点C21が並列接続され、駆動電源駆動信号102−1として第1ロボット制御装置2−1の駆動電源制御部24−1へ出力される。同様に、リレー接点ES1とD12とが直列接続された回路と、リレー接点ES2とD22とが直列接続された回路と、リレー接点C12と、リレー接点C22が並列接続され、駆動電源駆動信号102−2として第2ロボット制御装置2−2の駆動電源制御部24−2へ出力される。
図6は各ロボット制御装置に備わる駆動電源制御部の回路図を示している。図において、駆動電源制御部24へは、ロボット群動作許可装置22より出力される駆動電源駆動信号102でリレーSELと、制御部16よりの駆動電源投入指令でリレーSONが通電励磁されるようになっている。駆動電源前段制御部20より駆動電源投入許可信号100が入力され、これより直列に接続されたリレーSELとリレーSONの各接点を介してリレーSVMを通電励磁するようになっている。リレーSVMの接点を閉路することで電源を駆動部17へ供給するようになっている。尚、リレーSV1は電磁接触器であってもかまわない。
制御部16よりの駆動電源投入指令は、ロボット群選択部21に設定されている各設定に基づいて動作を行なうロボット1の駆動電源の投入をおこなうため、該当するロボット1を駆動する駆動部17に電源を供給する駆動電源制御部24へ出力される。
駆動電源投入指令は駆動電源駆動信号に基づいて出力される。例えば、第2携帯操作盤4−2で第1ロボット1−1の動作を行なう場合、教示モードロック状態で非常停止など駆動電源遮断要因がない状態で第2携帯操作盤4−2のイネーブル装置9を操作すると、駆動電源駆動信号102−1がオンとなり、第1ロボット制御装置2−1の駆動電源制御部24−1のリレーSELが通電励磁される。このリレーSELの接点が閉路することを図6に図示していないインターフェースを介して制御部16が検出して、駆動電源投入指令が該駆動電源制御部24−1に出力される。
駆動電源投入指令の出力される機構は、他にロボット群動作許可装置22ではリレーES2が閉路して、他の条件である教示モード設定14よりリレーD21が閉路しているため駆動電源駆動信号102−1がオンとなり、第1ロボット制御装置2−1の駆動電源制御部24−1へ出力される。リレーES2が閉路したことは、ロボット選択信号103−1を介して第1ロボット制御装置2−1の制御部16が検知して、駆動電源制御部24−1へ駆動電源投入指令を出力することでもかまわない。
あるいは、第2携帯操作盤4−2のイネーブル装置9の操作は、第2携帯操作盤4−2より第2ロボット制御装置2−2の制御部16が検知して、通信路10を介して第1ロボット制御装置2−1の制御部16へ伝え、駆動電源投入指令を出力することでもかまわない。
また、再生モードでは、作業プログラムを再生するロボット制御装置より、通信路10を介して送出されるロボットの駆動電源投入要求に従い、該当する駆動電源制御部へ駆動電源投入指令を出力することでもかまわない。
これらいずれの機構でも駆動電源の投入は可能であり同様の効果を奏する。
図7は作業プログラムとロボット情報の関連を示す図である。作業プログラムとロボット情報は、制御部16の構成の一部である記憶部に登録記憶されている。
作業プログラムは作業プログラム記憶領域、ロボット情報はロボット情報領域に格納されている。図において、ロボット情報で、「R1」は第1ロボット1−1、「R2」は第2ロボット1−2をあらわしており。ロボット情報S1は第1ロボット1−1と第2ロボット1−2の双方を、ロボット情報S2は第1ロボット1−1を、ロボット情報S3は第2ロボット1−2が動作するものと登録されていることを示す。作業プログラムAと作業プログラムBはロボット情報S1と関連付けられ、これらの作業プログラムでは双方のロボット1−1、1−2の動作で作業をおこなう。作業プログラムCは第1ロボット1−1、作業プログラムDは第2ロボット1−2が動作をおこない、作業プログラムEは例えば入出力や他の作業プログラム呼び出しなどロボットの動作を伴わないため動作するロボットが登録されていないことを示している。他のロボット情報格納の手段として作業プログラムのヘッダとする方法があるが同様の効果を奏する。
図8は第2の実施の形態のロボット群動作許可装置の回路図である。図4と一部を除いて同様に構成されている。同符号は相当部分を示しており、説明を割愛する。
本実施例では、図4のリレーで構成されたロボット群動作許可装置22を、論理素子での構成したロボット群動作許可装置23に置き換えたものである。ロボット群動作許可装置23の入力と出力と動作は実施例1で説明したとおりであり説明を割愛する。論理素子回路は、リレー回路の等価回路であり、CPUやPLDなどの論理演算素子で実現することができ、また、ロボット群動作許可装置23をPLCで実現することでもよく同等の効果を奏する。
図9は第3の実施の形態におけるロボットシステムのブロック図である。図2と同符号は相当部分を示しており、説明を一部省略する。図において、第1ロボット制御装置2−1は2台のロボット1−1、1−2を駆動制御する。第1ロボット1−1の駆動のために駆動部17−1と、該駆動部へ電源を供給する駆動電源制御部24−1と、第2ロボット1−2の駆動のために駆動部17−2と、該駆動部へ電源を供給する駆動電源制御部24−2とが備わっている。第2ロボット制御装置2−2は1台のロボット1−3を駆動制御する。第3ロボット1−3の駆動のために駆動部17−3と、該駆動部へ電源を供給する駆動電源制御部24−3が備わっている。尚、商用電源11の供給は図示していない。
第1ロボット制御装置2−1にはロボット群選択部21−1が備わり、ロボット群選択信号103−1をロボット群動作許可装置25へ出力する。第2ロボット制御装置2−2にはロボット群選択部21−2が備わり、ロボット群選択信号103−2をロボット群動作許可装置25へ出力する。図10は、第3の実施の形態のロボット群選択部21−1、21−2の教示モード設定と再生モード設定の真理値表である。
(a)はロボット群選択信号103−1を、(b)はロボット群選択信103−2の各設定を示している。
図11は、第3の実施の形態におけるロボット群動作許可装置25の回路図である。図4のロボット群動作許可装置22と同符号は相当部分を示しており、説明を割愛する。ロボット群動作許可装置25は、ロボット群動作許可装置22より、第3ロボット1−3の駆動電源投入制御用として駆動電源駆動信号102−3と、同信号を出力するための回路が追加されている。追加された部分は、リレー接点ES1とD13とが直列接続された回路と、リレー接点ES2とD23とが直列接続された回路と、リレー接点C13と、リレー接点C23が並列接続され、駆動電源駆動信号102−3として第2ロボット制御装置2−2の駆動電源制御部24−2へ出力される。
尚、教示モード設定14のロボット選択信号のD13は、第1携帯操作盤4−1で第3ロボット1−3の動作を、D23は、第2携帯操作盤4−2で第3ロボット1−3の動作を、表している。再生モード設定15のC13は、第1ロボット制御装置2−1で第3ロボット1−3の動作を、C23は、第2ロボット制御装置2−2で第3ロボット1−3の動作をあらわしている。
以上の実施例では、作業をおこなうロボットとしたが、少なくとも1軸のモータで駆動される例えば、ロボット走行軸やワークポジショナなどの治具であってもかまわない。
また、実施例では、駆動電源の投入と遮断する回路は単一としたが、この回路を二重化することで、部品の単一故障時でも駆動電源の遮断を、より確実に行なうことのできる信頼性の高い回路とすることもできる。
このように、携帯操作盤のイネーブル装置の操作で、該携帯操作盤に対応したロボットと治具だけ、あるいは作業プログラムの再生では、作業に関連するロボットと治具だけ、その駆動電源の制御を行なうことができる構成となっているので、複数人で教示作業を並行して安全に行なうことができ、作業中では作業に関連しないロボットあるいは治具の駆動電源を遮断しておくことができるので、作業者が行なう段取り作業を安全に行なうことができ、また消費電力低減に貢献できる。
複数のロボットを、教示モードでは、複数人で並行して、且つ各教示操作者が行なう操作に関連するロボット群に対する駆動電源の制御をすることによって、関連しないロボットの動作を行なわないようにし、安全に教示を行なうことができ、再生モードでは作業に関連しないロボット群の駆動電源を遮断しておくことができるので、複数の治具と複数の治具制御装置よりなる複雑な自動機械システムという用途にも適用できる。
第1の実施の形態のロボットシステムのロボット群動作切替の概念図 第1の実施の形態のロボットシステムのブロック図 第1の実施の形態のロボット制御装置の駆動電源前段制御部の回路図 第1の実施の形態のロボット群選択部の構成およびロボット群動作許可装置の回路図 第1の実施の形態の携帯操作盤動作指定表示例 第1の実施の形態のロボット制御装置の駆動電源制御部の回路図 第1の実施の形態のロボット制御装置の作業プログラムとロボット情報の関連を示す図 第2の実施の形態のロボット群選択部の構成およびロボット群動作許可装置の回路図 第3の実施の形態のロボットシステムのブロック図 第3の実施の形態のロボット群選択信号の教示モード設定と再生モード設定の真理値表 第3の実施の形態におけるロボット群動作許可装置の回路図
符号の説明
1 ロボット
2 ロボット制御装置
4 携帯操作盤
6 操作部
7 表示部
8 非常停止スイッチ
9 イネーブル装置
10 通信路
11 電源
14 教示モード設定
15 再生モード設定
16 制御部
21 ロボット群選択部
22、23、25 ロボット群動作許可装置
24 駆動電源制御部
100 駆動電源投入許可信号
101 イネーブル信号
102 ロボット群選択信号
103 駆動電源駆動信号
PB、PP、EX、CPUR、SVON、RDY0 リレー
PM、TM、SAF、TLK、RDY1 リレー
ES1、ES2 リレー
SEL、SON、SVM リレー

Claims (6)

  1. 少なくとも1台のロボットと、携帯操作盤とを備え、前記ロボットを駆動制御するロボット制御装置を複数台通信路により互いに接続されたロボットシステムにおいて、
    任意の前記携帯操作盤から、該携帯操作盤に接続された前記ロボット制御装置以外の前記ロボット制御装置が駆動制御する前記ロボットを動作することを特徴とするロボットシステム。
  2. 少なくとも1台のロボットと、教示モード時に前記ロボットの動作を許可または禁止とするイネーブル装置を含む携帯操作盤とを備え、前記ロボットを駆動制御するロボット制御装置を複数台通信路により互いに接続されたロボットシステムにおいて、
    前記ロボット制御装置は、
    前記イネーブル装置の操作で動作を許可と設定された前記ロボットを選択するロボット群選択信号を出力するロボット群選択部と、
    前記ロボット制御装置から出力されるロボット群選択信号と前記携帯操作盤の前記イネーブル装置の出力とに基づいて、前記ロボットの駆動電源の投入許可と遮断とを制御するロボット群動作許可装置と、
    を備えることを特徴とするロボットシステム。
  3. 前記携帯操作盤は表示部を備え、前記イネーブル装置の操作で動作を許可と設定された前記ロボットの識別符号を表示することを特徴とする請求項2記載のロボットシステム。
  4. 少なくとも1台のロボットを備え、再生モード時に前記ロボットを作業プログラムに基づいて駆動制御するロボット制御装置を複数台通信路により互いに接続されたロボットシステムにおいて、
    前記ロボット制御装置は、
    前記作業プログラムに基づいて駆動制御する前記ロボットを選択するロボット群選択信号を出力するロボット群選択部と、
    前記ロボット群選択部から出力されるロボット群選択信号に基づいて前記ロボットの駆動電源の投入と遮断を制御するロボット群動作許可装置と、
    を備えることを特徴とするロボットシステム。
  5. 前記ロボット制御装置に備わる制御部は、同一のロボットが同時に複数の前記ロボット制御装置から選択されないことを特徴とする請求項2または4記載のロボットシステム。
  6. 前記ロボット群動作許可装置は、継電器群またはPLCまたは論理演算素子群で構成されることを特徴とする請求項2または4記載のロボットシステム。
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