JP2005221607A - カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 新たに装填する記録材料の材料情報を確実な情報として視認可能とし、材料の装填作業を簡素化し、装填作業に起因して材料情報が不明となることを防止するカートリッジを提供する。
【解決手段】 このカートリッジ13は、IDタグ情報が書き込まれたIDタグ66を有するロール状シート材60を内部に収容し、カートリッジの外表面に表示器68を設け、IDタグからそのIDタグ情報が読み取られると、表示器68にIDタグ情報を表示する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、記録材料を収容し装置に装填されるカートリッジに関するものである。
円筒状ドラムの周囲に巻き付けたシート状の銀塩カラー感光材料(感光紙)に対し、入力した画像データに基づいて複数のチャンネルを有する光源で露光を行い、その後、ドラムから記録材料を剥離し搬送し現像部で現像処理を行い出力する画像記録装置が公知である。このような画像記録装置では感光紙をロール状に巻回して収容したカートリッジが装填されると、そのカートリッジから感光紙を搬送して画像記録を行う。
上記画像記録装置においてカートリッジ内の感光紙を使い切ると、新たな感光紙をカートリッジ内に装填し詰め替えるが、この詰め替え作業があるため、カートリッジ内に装填された感光紙の材料情報が分からなくなることがあった。これを防止する方法として、装填する感光紙側に予め材料情報を記載したラベルを添付しておいて、詰め替え作業のときにそのラベルを剥がしてカートリッジに貼り付けるなどの方法がとられていた。
特開平6−83131号公報
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、新たに装填する記録材料の材料情報を確実な情報として視認可能とし、材料の装填作業を簡素化し、装填作業に起因して材料情報が不明となることを防止するカートリッジを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によるカートリッジは、非接触タグ情報が書き込まれた非接触タグを有するロール状シート材を内部に収容するカートリッジであって、前記カートリッジの外表面に表示手段を設け、前記非接触タグからその非接触タグ情報が読み取られると、前記表示手段に前記非接触タグ情報を表示することを特徴とする。
このカートリッジによれば、非接触タグを有するロール状シート材を内部に収容したカートリッジから非接触タグ情報が読み取られると、その非接触タグ情報が材料情報として表示手段に表示されるので、新たに装填する記録材料(ロール状シート材)の材料情報を確実な情報として視認可能となり、装填作業に起因して材料情報が不明となることを防止できる。また、ロール状シート材から材料情報を記載したラベル等を剥がしてカートリッジに貼り付ける等の作業が不要となるので、ロール状シート材の装填作業を簡素化できる。
なお、表示手段は、非接触タグから非接触タグ情報を読み取るときに得られる電力で駆動されて表示を行うように構成される。また、非接触タグ情報の一部を表示手段に表示するようにしてもよい。
上記カートリッジにおいて前記表示手段は非通電時にも表示が可能であるように構成されることで、材料情報の表示を継続できる。
このために、前記表示手段は電気泳動により表示を行うように構成することで、非通電時にも表示が可能になる。この表示手段として、例えば低消費電力でかつ電源オフでも表示内容を保持する電気泳動方式等による電子ペーパを用いることができる。
また、前記カートリッジが画像記録装置に装填されたとき、前記画像記録装置に設けられた読取手段が非接触で前記非接触タグから前記非接触タグ情報を読み取るとともに、前記表示手段に前記非接触タグ情報を表示するように構成できる。
本発明のカートリッジによれば、新たに装填する記録材料の材料情報を確実な情報として視認可能とし、材料の装填作業を簡素化し、装填作業に起因して材料情報が不明となることを防止できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。 最初に、本実施の形態によるカートリッジを装填可能な画像記録装置を説明する。図1は本実施の形態によるカートリッジを装填可能な画像記録装置全体の外観を示す斜視図である。図2は図1の画像記録装置の内部を正面側から見た図である。図3は図2の画像記録装置のドラム及び光学ユニットを上部から見た要部平面図である。
図1、図2に示すように、画像記録装置1は、印刷出力対象の絵柄、色調、文章、文字等の確認を行うためのカラープルーフ(校正用サンプル)を作成するものであって、シート状の銀塩カラー感光材料(以下、「記録材料」または「記録紙」という。)に露光し画像を形成する露光ユニット11と、露光された記録材料を現像する現像ユニット21と、を備える。
露光ユニット11は、前面からメンテナンスできるように開閉可能な前面パネル5と、各種情報の表示とタッチパネルからなり装置全体の操作のために入力可能な表示部2と、ロール状に巻回したシート状の記録材料(ロール状シート材)を内部に収容したカートリッジ13を給紙カバー3,4の開放後に装填可能な装填部12,12’と、を備える。図1では装填部12,12’にカートリッジ13を装填する前、装填した後の状態を示している。
現像ユニット21は、メンテナンスのために開閉可能な上面パネル6と、前面には、現像処理液等の補充等のために開閉可能に設けられた補給パネル7と、を備える。
図2に示すように、画像記録装置1の露光ユニット11は、ロール状に巻かれた記録紙を内部に収容したカートリッジ13を装填し収容する装填部12,12’と、装填部12,12’に装填されたカートリッジ13から記録紙を給送する搬送ローラ対40,41,42等からなる給送部14と、給送部14から給送された記録紙Sを外周面に真空吸引し保持しながら主走査のために回転方向Rに回転するドラム10と、ドラム10上の記録紙に対しLED光やレーザ光等の光ビームを露光する光学ユニット16と、光学ユニット16を副走査のために副走査方向(図1の紙面垂直方向)に搬送する副走査部17と、画像記録後のドラム10上の記録紙を剥離する剥離部材15と、を備える。露光後の記録紙は出口19及び接続部19aを通して現像ユニット21へと搬送される。
図2の画像記録装置1は、更に、搬送ローラ対42の下流側に配置されドラム10に向けて送られる記録紙の搬送に従い従動回転する従動ローラ31と、記録紙をドラム10との間で搬送する従動ローラ31と、ドラム10上から剥離部材15で剥離された記録紙をドラム10と従動ローラ31とで搬送するときに記録紙をガイドするアキュームガイド部材18と、アキュームガイド部材18で送られてきた記録紙を出口19へと更に搬送する搬送ローラ対32と、搬送ローラ対32に達した記録紙をアキュームするためにアキュームガイド部材18の一部が開放されることで形成されるアキュームレート部30と、搬送ローラ対32の下流側近傍に配置された記録紙の先端を検出する検出センサ33と、を備える。
また、搬送ローラ対42の下流側近傍に配置された比較的幅狭の従動ローラ43は記録紙の移動とともに従動回転し、この従動ローラ43と同軸にロータリエンコーダ(図示省略)が連結されている。このロータリエンコーダが従動ローラ43とともに回転し回転量を測定することで搬送ローラ対42を通過して回転ドラム10に巻き付けられた記録紙の長さを求めることができる。また、下流側の搬送ローラ対32は、ワンウェイクラッチ構造を有し、記録紙の下流側への送り出し方向への回転が自在となっている。
図2の搬送ローラ対40,41の下流側近傍には記録紙を切断するカット部10aがそれぞれ配置されており、各カット部10aはモータ(図示省略)により回転駆動されるロータリカッタを有し、上述の記録紙の長さ測定に基づいて記録紙を所定長さに切断する。
図2の現像ユニット21は、露光ユニット11から送られた露光後の記録紙について湿式現像を行うもので、記録紙の現像処理を行う現像部23と、定着処理を行う定着部24と、安定処理を行う安定部25と、乾燥処理を行う乾燥部26と、乾燥された記録紙を搬送ローラ対27a等で外部に排出する排出部27と、排出された記録紙を集積する集積部28と、を備える。
図3のように、画像記録装置1のドラム10は、回転軸部14’の回転軸14a及び回転軸部18aの回転軸15aが軸受33a、33bを介して支持台34a、34bに回転可能に軸支されている。ドラム10の一方の回転軸15aには、駆動プーリ35aが設けられ、この駆動プーリ35aはドラム駆動用パルスモータM6の出力プーリ35bとベルト36により連結され、ドラム駆動用パルスモータM6の駆動によりドラム10が回転する。また、ドラム10の回転軸15aには、ロータリーエンコーダ37が設けられ、回転のためのパルス信号を出力してドラムの回転に同期した画素クロック制御に用いる。
ドラム10の他方の回転軸14aは吸引ブロアP1に連結されている。ドラム10の表面には吸着孔31cが回転軸方向に直線状に延びて多数形成されており、吸引ブロアP1の駆動によりドラム10の内部が減圧されて感光紙がドラム10の表面に吸着される。
光学ユニット16は、副走査部17によりドラム軸と平行に移動可能に構成され、ドラム10に吸着された感光紙に光ビームで露光して画像の書き込みを行う。図3に示すように、光学ユニット16には、異なる3波長の光源としてLEDユニット320、LEDユニット321、LEDユニット322が配置されている。各LEDユニット320,321,322はそれぞれ複数チャンネル分の基板上に配置された発光ダイオード(LED)を備え、各LEDユニット320,321,322からの光ビームは、ミラー325、326、327を介して、集光レンズ331からドラム10上の感光紙に画像を露光する。露光シャッタ332は露光ソレノイド333により開閉することで、露光開始/終了時に光路の開閉を行なう。
また、複数のLEDユニット320,321,322は、例えば、それぞれ波長450nm程度のB(ブルー)、波長540nm程度のG(グリーン)、波長650nm程度のR(レッド)の各色を発光するように構成でき、各LEDユニットにより銀塩カラー感光材料を露光したとき、BによりY(イエロー)、RによりM(マゼンダ)、GによりC(シアン)がそれぞれ発色するようになる。
光学ユニット16は、移動ベルト340に固定され、一対のガイドレール341、342に案内されてドラム軸と平行方向の副走査方向H及びその反対の方向H’に移動可能に設けられている。移動ベルト340は一対のプーリ343、344に掛け渡され、一方のプーリ344は副走査モータM7の出力軸345に連結され、副走査モータM7の駆動により光学ユニット16がドラム軸と平行に副走査方向H、その反対の方向H’に移動する。
また、図3のように、回転ドラム10の外周面のドラム軸と平行の延長上位置にはフォトダイオード等の受光素子からなる測光部57’が配置されており、図3のホームポジションの位置の光学ユニット16が方向H’に若干移動し各LEDユニット320〜322からの光ビームが測光部57’に入射することで、各チャンネルの各LEDの光ビームの光量を測定できるようになっている。
図3に示すように、吸引ブロアP1は空気吸引ポンプにより吸引連結管51を通してドラム10内を吸引し、露光ユニット11による露光開始前にドラム10内を負圧にし感光紙を外周面に吸着する。
次に、図1〜図3の画像記録装置1における画像データの流れ及び制御系について更に図4を参照して説明する。図4は図1〜図3の画像記録装置1の露光ユニット11における画像データの流れ及び画像記録装置1の制御系のブロック図である。
図4に示すように、図1〜図3の画像記録装置1は、カラープルーフを作成するために画像処理装置であるRIP(Raster Image Processor)49でラスターデータから網点画像データを作成し、この網点画像データがRIP49から露光ユニット11に転送されるようになっている。
露光ユニット11は、図4のように、RIP49からの網点画像データが入力する画像データI/F部52と、画像データI/F部52からの網点画像データをいったん記憶し随時出力するハードディスク記憶装置等からなるデータバッファ53と、データバッファ53からの網点画像データに基づいて感光紙に対する露光のための露光データを作成するルックアップテーブル54と、ルックアップテーブル54からの露光データのデジタル信号をアナログ信号に変換するB、G、Rの各LEDユニット320〜322に対応した複数のD/A変換部55a,55b,55cと、D/A変換部55a〜55cからの各アナログ信号により各LEDユニット320〜322の各LEDを直接にアナログ変調しドライブする複数のドライバ56a,56b,56cと、を備える。
図4の制御部50は、中央演算処理装置(CPU)等から構成され、画像データI/F部52、データバッファ53、ルックアップテーブル54、各種情報を表示可能な表示部2、読取部70(図5、図9)及び他の装置部分を制御する。
次に、図1,図2の画像記録装置1の装填部12,12’に装填可能な本実施の形態によるカートリッジについて図5乃至図9を参照して説明する。
図5は本実施の形態によるカートリッジの内部を側面から見た側断面図である。図6は図5のカートリッジの前面側の正面図である。図7は図5のカートリッジ内に収容される巻き芯部材に巻回された記録紙を示す斜視図である。図8は図7の巻き芯部材の側面図である。図9は図7の巻き芯部材の側端部に設けられたIDタグ及び図1,図2の画像記録装置側に設けられた読取部の電気回路図である。
図5,図6に示すように、カートリッジ13は、筐体が上側と下側の二つのシェル56,57に2分割されており、上側シェル56と下側シェル57が蝶番59により接続され開閉可能でありロール状の記録紙を収容可能である。上側シェル56と下側シェル57の両側端部13a及び13bはそれぞれ樹脂材料から構成されている。
カートリッジ13は、全体として略直方体状で長く延びるように構成され、その長手方向が図1の装填部12,12’に装填されるときのカートリッジ13の装填方向Tに一致する。
蝶番59はカートリッジ13の上面側に配置され、また、蝶番59とは反対側のカートリッジ13の下面側における上側シェル56と下側シェル57との合わせ部58からローラ対55を通して記録紙Sの先端を引き出して使用する構造になっている。
カートリッジ13の上側シェル56の上面には手前側端部13bの近傍に持ち運び用の取っ手13dが設けられ、同じく装填方向Tの奥側端部13aの近傍に持ち運び用の取っ手13cが設けられている。
図5、図6のように、カートリッジ13内には、図7のような記録紙Sを巻回した巻き芯部材60がロール状シート材として収容されている。巻き芯部材60は、円筒状の両側端部に大径の円形状の鍔部61,62を有し、鍔部61,62の間の円筒部に記録紙Sが巻かれている。
図7,図8のように、奥側の鍔部61の側面部61aには、中心が凹んだ凹部61bが形成されており、凹部61b内に、非接触IDタグとして記録紙に関する識別情報が記録されたICチップからなるIDタグ66と金属薄膜からなるコイル部67とが設けられている。
IDタグ66に記録される識別情報(IDタグ情報)としては、例えば記録紙のロットNo.、記録紙の種類(光沢紙やマット紙等の)や感度情報などがあるが、これらに限定されない。かかる材料情報を含む識別情報は書き込み装置を用いてIDタグ66に記録することができる。
また、図5に示すように、図1,図2の画像記録装置1の装填部12,12’の装填方向奥側には、カートリッジ13が装填されたときに、カートリッジ13の樹脂材料からなる奥側端部13aを介してカートリッジ13内の巻き芯部材60の鍔部61に設けられたIDタグ66に接近するように読取部70が設けられており、読取部70は図4の制御部50により制御されるとともに読み取り情報を制御部50に送る。
また、図5,図6のように、カートリッジ13の手前側端部13bの面には、表示器68が配置されており、図1,図2の画像記録装置1の装填部12,12’にカートリッジ13が装填されたとき、装置1の前面側からカートリッジ13の表示器68を視認できるようになっている。
表示器68は、IDタグ66のIDタグ情報が表示されるようになっており、例えば、識別情報(IDタグ情報)の内の記録紙のロットNo.と記録紙の種類を表示するが、他の材料情報を表示するようにしてもよい。
また、表示器68は、低消費電力でかつ電源オフでも表示内容を保持する電子ペーパから構成されている。かかる電子ペーパは、例えば色付きの液体と帯電した微粒子を封入したマイクロカプセルを基板に塗布し、この微粒子を外部電場で移動させて表示するような電気泳動方式によるものから構成できる。
図9に示すように、読取部70は、コイル部71と、電源72と、送信のための変調部70aと、受信のための復調部70bとを含み、また、IDタグ66は、コイル部67と、送信のための変調部66aと、受信のための復調部66bと、を含む。読取部70のコイル部71と、IDタグ66のコイル部67とが交流磁界によるコイルの相互誘導・電磁誘導により交信し電源供給がなされる。
図9において、読取部70からコイル部71を介して送信すると、IDタグ66がコイル部67で受信した電力を内部で蓄積して電源とするとともに、ICチップに記憶されたIDコード信号を読取部70に送信する。読取部70は、受信したIDコード信号を復調部70bで解読し、その読み取り情報を内蔵のメモリに蓄積し、必要に応じてインターフェイスを介して図4の制御部50に転送し、制御部50ではその読み取り情報に基づいて識別情報を得る。
また、図9のように、表示器68に対する電力供給等を制御する表示制御部69が設けられており、表示器68は、表示制御部69により制御されてIDタグ66からのIDコード信号に基づいてそのIDタグ情報を表示する。
表示制御部69は、IDタグ66がコイル部67で受信し内部で蓄積した電力で表示器68を駆動するように制御するが、独自のキャパシタや電池を備え、これらから表示器68に電力を供給するようにしてもよく、また画像記録装置1から直接に電力を供給するようにしてもよい。
また、表示器68は、上述のように電気泳動等により表示切り替えを行うが、表示制御部69は表示器68を表示切り替え時のみ電源を消費するように制御するので、表示器68のための電力は少なくて済む。
上述のように、読取部70はIDタグ66から電波により通信を行うことで非接触で識別情報を読み取る。この通信はカートリッジ13の奥側端部13aを介して行われるが、奥側端部13aは樹脂材料から構成されているので、通信に障害はない。
また、IDタグ66はコイル部67で読取部70から受信し、その電力を動作電力に用いるので駆動電源が不要であり、また、読取部70と非接触で接続できる。また、外部との接触用端子が不要であり、コイル部とICチップだけで構成できるので、低コスト化、軽量化、小型化を図ることができる。
図5に示すように、カートリッジ13を図1,図2の画像記録装置1の装填部12または12’に装填したとき、画像記録装置1の読取部70がカートリッジ13の奥側端部13aを介して接近する巻き芯部材60のIDタグ66から非接触で識別情報を自動的に読み取るとともに、IDタグ66のIDタグ情報が材料情報として表示器68に表示されるので、新たに装填する記録材料(巻き芯部材60)の材料情報を確実な情報として視認できる。このため、装填作業に起因して材料情報が不明となることを防止できる。また、巻き芯部材60から材料情報を記載したラベル等を剥がしてカートリッジ13に貼り付ける等の作業が不要となるので、新たな記録紙の装填作業を簡素化できる。
また、表示器68は非通電時にも表示が可能であり、読取部70からの電力供給が断たれても材料情報の表示を継続できるので、材料情報の確認を装填後にいつでも可能となる。
なお、上記カートリッジ13は、読取部70と同様の読取部を持つ画像記録装置1の外部装置にセットすることで表示器68に材料情報を表示させることができ、これにより、画像記録装置1に装填する前に材料情報を確認できるので、もし誤った記録紙を装填した場合は、画像記録装置1に装填する前に是正できる。
以上のように本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。IDタグ66は、巻き芯部材60の側端面以外に設けてもよく、例えば、カートリッジ13の奥側端部13aの面上に貼り付けられる情報ラベルにIDタグを埋め込むようにして設けてもよい。この場合、情報ラベルの位置に装置側の読取部70を合わせることが望ましい。また、奥側端部13aは樹脂材料から構成されているので、通信に障害はない。
また、IDタグは、図9では密に結合した電磁誘導作用を利用した電磁結合方式によるものを用いたが、本発明では、これに限定されず他の種類のIDタグを用いてもよく、例えば、静電気結合方式、電磁誘導方式、マイクロ波方式等によるものを利用できる。また、上記非接触タグとしてIDタグ以外のものであってもよく、例えば磁気タグを用いることができる。
また、カートリッジ13に設ける表示器68は、電気泳動方式によるものに限定されず、他の方式によるものであってもよいことは勿論であって、例えば、フィリップス研究所が開発した「エレクトロウェッティング」(electrowetting)と呼ばれる、水と画素にあたる色付きの油滴を封入した構造で、電圧をかけて表面張力を変化させ油滴を変形させて表示するような方式でもよい。
また、カートリッジ13に設ける表示器68の位置は、正面以外の他の位置であってもよく、例えば、カートリッジの上面や側面であってもよいことは勿論である。
本実施の形態によるカートリッジを装填可能な画像記録装置全体の外観を示す斜視図である。 図1の画像記録装置の内部を正面側から見た図である。 図2の画像記録装置のドラム及び光学ユニットを上部から見た要部平面図である。 図1〜図3の画像記録装置1の露光ユニット11における画像データの流れ及び画像記録装置1の制御系のブロック図である。 本実施の形態によるカートリッジの内部を側面から見た側断面図である。 図5のカートリッジの奥側の背面図である。 図5のカートリッジ内に収容される巻き芯部材に巻回された記録紙を示す斜視図である。 図5の巻き芯部材の側面図である。 図7の巻き芯部材の側端部に設けられたIDタグ及び図1,図2の画像記録装置側に設けられた読取部の電気回路図である。
符号の説明
1 画像記録装置
11 露光ユニット
12,12’ 装填部
13 カートリッジ
13a 奥側端部
13b 手前側端部
21 現像ユニット
60 巻き芯部材(ロール状シート材)
66 タグ
68 表示器
69 表示制御部
70 読取部

Claims (4)

  1. 非接触タグ情報が書き込まれた非接触タグを有するロール状シート材を内部に収容するカートリッジであって、
    前記カートリッジの外表面に表示手段を設け、前記非接触タグからその非接触タグ情報が読み取られると、前記表示手段に前記非接触タグ情報を表示することを特徴とするカートリッジ。
  2. 前記表示手段は非通電時にも表示が可能であるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記表示手段は電気泳動により表示を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のカートリッジ。
  4. 前記カートリッジが画像記録装置に装填されたとき、前記画像記録装置に設けられた読取手段が非接触で前記非接触タグから前記非接触タグ情報を読み取るとともに、前記表示手段に前記非接触タグ情報を表示することを特徴とする請求項1,2または3に記載のカートリッジ。

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