JP2005217415A - 分極電界が減少されたiii族窒化物発光デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】 スペーサ層の有効分極と発光層の有効分極とを適合させ、ドーピングによりシート電荷を打ち消すことにより、前述の分極によって引き起こされる非効率を回避すること。
【解決手段】 半導体発光デバイスは、2つのスペーサ層間に挟持された発光層を含む。少なくとも1つのスペーサ層の有効分極と発光層の有効分極との差は、GaNスペーサ層のような通常のスペーサ層を有するデバイスより小さい。少なくとも1つのスペーサ層の有効分極と発光層の有効分極との差は、約0.02C/m2より小さい。或る実施形態においては、少なくとも1つのスペーサ層は、アルミニウム、インジウム、ガリウム及び窒素の四元合金である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、III族窒化物発光デバイスに関する。
発光ダイオード(LED)、共振空洞発光ダイオード(RCLED)、垂直キャビティレーザダイオード(VCSEL)、及び縁部発光レーザを含む半導体発光デバイスが、現在利用可能な中での最も効率の良い光源である。可視スペクトルにわたって動作可能な高輝度発光デバイスの製造において現在関心が寄せられている材料系には、III−V族半導体、特に、III族窒化物材料とも呼ばれるガリウム、アルミニウム、インジウム、及び窒素の二元、三元、及び四元合金がある。典型的には、III族窒化物発光デバイスは、異なる組成の半導体層のスタックをエピタキシャル成長させ、有機金属化学気相成長法(MOCVD)、分子線エピタキシ(MBE)又は他のエピタキシャル技術によりサファイア、炭化ケイ素、III族窒化物、又は他の適切な基材上にドーパントを集中させることによって製造される。スタックは、例えばSiドープされ基材上に形成された1つ又はそれ以上のn型層と、n型層上に形成された発光又は活性領域と、例えばMgドープされ活性領域上に形成された1つ又はそれ以上のp型層とを含む場合が多い。導電性基材上に形成されたIII族窒化物デバイスは、デバイスの両側に形成されたp及びn接触部を有することができる。III族窒化物デバイスは、両方の接触部がデバイスの同じ側に存在する状態で、サファイアのような絶縁性基材上に製造される場合が多い。こうしたデバイスは、光が接触部を通して(エピタキシ・アップ・デバイスとして知られている)、又は該接触部とは反対側のデバイスの表面を通して(フリップチップデバイスとして知られている)抽出されるようにマウントされる。
III族窒化物デバイスの結晶層は、サファイアのような格子ずれ基材上に歪みウルツ鉱結晶として成長する場合が多い。こうした結晶は、2つのタイプの分極、すなわち異なる組成の層間の合金組成の差異によって生じる自発分極と、デバイスの層における歪みによって生じる圧電分極とを呈する。層における全体的な分極は、自発分極と圧電分極との合計である。
図1Aは、米国特許第6,515,313号に記載された典型的な通常の歪みウルツ鉱窒化物二重異構造半導体を概略的に示す断面図である。米国特許第6,515,313号によれば、図示された基材層1は、スピネル(MgAl24)、サファイア(Al23)、SiC(6H、4H、及び3Cを含む)、ZnS、ZnO、GaAs、AlN及びGaNを含む、窒化物半導体を成長させるのに適したあらゆる材料とすることができる。基材の厚さは、典型的には、100μmから1mmまでの範囲である。基材1上のバッファ層2は、AlN、GaN、AlGaN、InGaN等から形成することができる。バッファ層は、基材1と、その上に重なる導電性接触層3との間の可能性のある格子ずれを促進する。しかしながら、バッファ層2は、基材が窒化物半導体とほぼ等しい格子定数を有する場合には省略することができる。バッファ層2はまた、幾つかの窒化物成長技術によって省略することができる。材料の組成に応じて、バッファ層のエネルギーバンドギャップは、厚さが約0.5μmから10μmであるときに、2.1eVから6.2eVまでの範囲とすることができる。
n型接触層3はまた、典型的には、0.5μmから5.0μmまでの厚さ範囲、及びGaNのときおよそ3.4eV、InGaNのときそれより小さい(インジウム濃度に応じて)バンドギャップの、好ましくはGaN又はInGaNである窒化物半導体から形成される。導電性層3上の下方のn型又は非ドープクラッド層4は、通常は、GaN又はAlGaNを含み、GaNのとき3.4eV、AlGaNのとき(Al濃度に応じて)それより大きいバンドギャップを有する。その厚さは、1nmから100nmまでの範囲とすることができる。
窒化物二重異構造は、典型的には、下方のクラッド層上の活性領域5として、厚さ1nmから100nmのInGaNを用いるものである。この層のバンドギャップは、典型的には青色発光のとき2.8eVであるが、インジウム濃度に応じて変化させることができる。活性領域上の上部のp型又は非ドープクラッド層6は、通常は、AlGaN又はGaNからなり、厚さ及びバンドギャップエネルギーは、下方のn型クラッド層4と同様である。クラッド層6上のp型GaN導電性接触層7は、約3.4eVのエネルギーバンドギャップと、約10nmから500nmまでの厚さとを有する。異なる構成材料に起因して、層間の界面に、分極により誘起されたシート電荷が生じる。発光体の動作に関する特定の関心事は、分極により誘起されたシート電荷が活性領域5に隣接していることである。
図1Aに示された化合物半導体においては、1013電子/cm2といった大きさをもつ陰極誘起シート電荷密度σ1が、典型的には、活性領域5と下方のクラッド層4との間の界面において形成される。同様の大きさの陽極シート電荷密度σ2が、活性領域5と上方のクラッド層6との間の界面において形成される。これらの電荷の極性は、結晶層の結合に依存する。一般に、シートの電荷密度は、2つの層間の組成的差異によって生じる自発的要因と、層間の格子ずれによって生じる圧電的歪みとの両方に依存することになる。例えば、In0.2Ga0.8N活性領域5とGaNクラッド層4との間のσ1は、約8.3×1012電子/cm2である。これは、In0.2Ga0.8N活性領域(自発分極)における20%インジウム含量と、下にあるGaN層との格子ずれに起因する該層における歪み(圧電分極)によるものである。
図1Bは、図1Aのデバイス構造体に対応するエネルギーバンドを示す。デバイスが動作しているときに、σ1及びσ2によって発生する自然発生分極電界は、多くの形で効率を低下させる。最初に、双極子が、該領域内での電子及び正孔の空間的分離(反対方向への移動)をもたらす。図示のように、価電子帯Evにおける正孔が、活性領域5の一方の端において陰性のシート電荷σ1に引き寄せられ、伝導帯Ecにおける電子が、他方の端において陽性のシート電荷σ2に引き寄せられる。この自由キャリアの空間的分離は、放射再結合の確率を低下させ、発光効率を減少させる。第2に、伝導帯及び価電子帯の量子井戸のエネルギー障壁は、電界に関連する量子化作用によって低下される。したがって、Evより下の及びEcより上のキャリアが、点線Aによって示された経路を通って井戸を出て行く。第3に、分極誘起電界の存在はまた、活性領域のσ1側の高いEcレベルからσ2側の低いEcレベルまで、活性領域のσ2側の低いEvレベルからσ1側の高いEvレベルまでのキャリア軌道Bによって示されたキャリアのオーバーシュートをもたらす。
本発明の実施形態によれば、半導体発光デバイスは、2つのスペーサ層間に挟持された発光層を含む。少なくとも1つのスペーサ層の有効分極と発光層の有効分極との差は、GaNスペーサ層のような通常のスペーサ層を有するデバイスより小さい。少なくとも1つのスペーサ層の有効分極と発光層の有効分極との差は、約0.02C/m2より小さい。或る実施形態においては、少なくとも1つのスペーサ層は、アルミニウム、インジウム、ガリウム及び窒素の四元合金である。
スペーサ層の有効分極と発光層の有効分極とが適合すると、分極により誘起されたシート電荷が、スペーサ層と発光層との界面から、p及びn型領域とスペーサ層との界面まで移動する。シート電荷が発光層から離れると、或る実施形態においては、p及びn型領域とスペーサ層との界面にドープされ、それにより発光層にわたる分極電界が減少される。したがって、スペーサ層の有効分極と発光層の有効分極とを適合させ、ドーピングによりシート電荷を打ち消すことにより、前述の分極によって引き起こされる非効率を回避することができる。
図2は、本発明のいくつかの実施形態に従う装置を示す。n型領域21は、普通はサファイア、SiC、又はGaNである好適な基材20上に形成される。活性領域23は、2つのスペーサ層である、n型スペーサ層22とp型スペーサ層24との間に挟持される。活性領域23は、単一発光層であってもよく、又は障壁層によって分離された1以上の量子井戸層を含んでいてもよい。p型領域25は、p型スペーサ層24の上に形成される。p接触部26は、活性領域のp側に電気的接触を与え、n接触部27は、活性領域のn側に電気的接触を与える。p及びn接触部の2つの可能な配置は、図7〜10において以下で説明される。
本発明の一部の実施形態では、1以上のp型スペーサ層24、n型スペーサ層22、及び多重量子井戸型活性領域において量子井戸を分離する障壁層は、アルミニウム、インジウム、ガリウム及び窒素の4元合金とすることができる。障壁層及び/又はスペーサ層22及び24におけるアルミニウム、インジウム、及びガリウムの組成は、活性領域23の発光層内の有効分極に適合するように、又は活性領域の発光層とスペーサ層及び/又は障壁層との間の有効分極の差を最小限にするように選択される。各層の有効分極は、自然発生的な分極及び圧電分極の和である。障壁層及び/又はスペーサ層に必要とされる4元組成は、活性領域の構造と共に、活性領域が発光する光の色を決定する活性領域の組成に基づく。4元層は、大気圧成長又はパルスによる有機金属化学気相成長法(パルスによる原子層エピタキシとしても知られる)のような当該技術分野において既知の技術によって成長させることができる。パルスによる有機金属化学気相成長法に関しては、例えば、両方とも本明細書に参考として組み込まれる、J.Zhangらの「4元AlInGaN層のパルスによる原子層エピタキシ」、79 Appl.Phy.Lett.925(2001)、及びC.Chenらの「4元AlInGaN層のパルスによる有機金属化学気相成長法及び紫外発光のための多重量子井戸」、41 Jpn.J.Appl.Phys.1924(2002)を参照のこと。
以下で記載される実施形態は、4元スペーサ層の特性を説明する。その同じ特性は、多重量子井戸型活性領域内に好適な4元障壁層を形成するために適用することができる。
第1の実施形態において、スペーサ層の組成は、活性領域の発光層と少なくとも1つのスペーサ層との間の有効分極差が0となるように選択される。活性領域の発光層と同一の有効分極を有するスペーサ層を使用することにより、スペーサ層と活性領域との界面におけるシート電荷(図1Bに示される)を有効に打ち消す。図3は、活性領域と同じ有効分極(P1=P2)を有する4元スペーサ層と、わずかにドープされた、又は意図的ではなくドープされた活性領域とを有するデバイスのエネルギーバンド図の一部を示す。図3は、活性領域と両側のスペーサ層との界面におけるシート電荷(e1=e2)の打ち消しを示す。図3はまた、シート電荷及びそれにより得られるエネルギーバンド図における曲線は完全に除かれていないが、活性領域とスペーサ層との界面から、スペーサ層とp及びn型領域との界面に移動されることを示す。
第2の実施形態において、スペーサ層の組成は、障壁高さが十分な障壁を与えるのに充分であるが、活性領域の発光層とスペーサ層との有効分極差が、GaNスペーサ層のような従来のスペーサ層を有するデバイスよりも小さくなるように選択される。障壁高さは、スペーサ層のバンドギャップと、活性領域の発光層のバンドギャップとの差として定義される。一般に4元III族窒化物層中のアルミニウム及びインジウムの組成が高くなるにつれ、高度な結晶の質を有する層を成長させるのがより困難になる。以下に示されるように、大部分のデバイスでは、第1の実施形態に従うスペーサ層は、高いアルミニウム及びインジウム組成を有する。第2の実施形態に従うデバイスは、スペーサ層と活性領域との界面のシート電荷を完全に打ち消さないが、これらのデバイスは、潜在的に、従来の障壁を備えたデバイスより小さいシート電荷を有し、第1の実施形態に従うデバイスより潜在的に良好な結晶の質のスペーサ層を有する。両方の効果は、第2の実施形態に従うデバイスの効率を増大させることができる。
図4は、活性領域の組成が所与である場合に、如何にして第1及び第2の実施形態のためのスペーサ層の適切な組成を決定するかを示す。図4は、AlxInyGazNフィルムと、窒化アルミニウム組成及び窒化インジウム組成との分極及びバンドギャップの等高線プロットである。AlxInyGazNフィルムは、GaN上に整然と成長されると想定される。実線の等高線はC/m2単位の有効分極を表す。破線の等高線はeV単位のバンドギャップを表す。図4は、順方向電圧をかけた時に青色光を発光できる10%インジウムのInGaN活性層、In0.1Ga0.9N(「活性」と表記される)の例を示す。In0.1Ga0.9Nは、約3.1eVのバンドギャップ及び約0.01C/m2の有効分極を有する。図4に与えられた例では、最小の障壁高さは、適宜0.2eVになるように選択される。他の実施形態において、最小障壁高さは、より大きくても、より小さくてもよく、例えば0.3eV又は0.1eVであってもよい。
第1の実施形態に従うスペーサ層の組成範囲は、スペーサ層が活性領域と同じ有効分極を有する場合、インジウム組成が増大する方向及びアルミニウム組成が増大する方向に、少なくとも3.3のバンドギャップを有する組成に到達するまで、0.01C/m2の等高線をたどることによって決定することができ、およそAl0.20In0.22Ga0.58Nである。この点又は0.01C/m2の等高線の上方に沿った(図4の「第1」と記された実線)スペーサ層の組成はいずれも、活性領域と同じ最終分極を有し、少なくとも0.2eVの障壁高さを与える。
第2の実施形態に従うスペーサ層の組成範囲は、スペーサ層が最小障壁高さ、及び従来のスペーサ層よりも小さい有効分極を有する場合、図4の斜線領域「A」として示される。この領域は、底部の右側にて、0.2eVの最小障壁高さを示す等高線をたどる、およそIn0.03Ga0.97Nと、およそAl0.20In0.22Ga0.58Nとの間の曲線を境とする。領域Aは、上部の右側にて、第1の実施形態の組成範囲を示す、およそAl0.20In0.22Ga0.58Nと、およそAl0.45In0.34Ga0.21Nとの間の曲線を境とする。領域Aは、左側にて、GaNスペーサ層の有効分極を示す等高線(図4において「GaN」と表記される)をたどる、およそGaNと、およそAl0.45In0.26Ga0.29Nとの間の曲線を境とする。この斜線領域内のスペーサ層の組成はいずれも、少なくとも0.2eVの障壁を有し、GaNスペーサ層よりも小さい最終分極を有する。領域A内の実線は、GaNスペーサ層と同じ障壁高さを有するが、GaNスペーサ層よりも小さい有効分極を有するスペーサ層の組成を示す。
図5は、順方向電圧をかけた場合に緑色光を発光することのできる20%インジウムのInGaN活性層、In0.2Ga0.8Nの例を示す。In0.2Ga0.8N活性領域(「活性」と表記される)は、約0.021C/m2の有効分極、及び約2.9eVのバンドギャップを有する。図5に与えられた例において、最小障壁高さは、再び適宜0.2eVとなるように選択される。
第1の実施形態に従うスペーサ層の組成範囲は、スペーサ層が活性領域と同一の有効分極を有する場合、バンドギャップの差が少なくとも0.2eVである組成である、3.1eVのバンドギャップを有するおよそAl0.17In0.28Ga0.55Nの組成まで、0.021C/m2の等高線をたどることによって決定される。この点又は0.021C/m2の等高線の上方に沿った(図5において「第1」と表記される線)組成は、活性領域と同一の有効分極を有する十分高い障壁のスペーサ層を与える。
第2の実施形態に従うスペーサ層の組成範囲は、スペーサ層が最小障壁高さを有し、従来のGaNスペーサ層よりも小さい有効分極を有する場合、図5において斜線領域「B」として示される。この領域は、底部の右側で、0.2eVの最小障壁高さを示す等高線をたどる、およそIn0.12Ga0.88Nと、およそAl0.17In0.28Ga0.55Nとの間の曲線を境とする。領域Bは、上部の右側にて、およそAl0.17In0.28Ga0.55Nと、第1の実施形態の組成範囲を示すおよそAl0.45In0.40Ga0.15Nとの間の曲線を境とする。領域Bは、左側にて、GaNスペーサ層の有効分極を示す等高線(「GaN」と表記される)をたどる、およそGaNと、およそAl0.45In0.26Ga0.29Nとの間の曲線を境とする。この斜線領域内のスペーサ層の組成はいずれも、少なくとも0.2eVの障壁を有し、GaNスペーサ層より小さい有効分極を有する。領域B内の実線は、GaNスペーサ層と同一の障壁高さを有するが、GaNスペーサ層より小さい有効分極を有するスペーサ層の組成を示す。
図4及び5は、45%の窒化アルミニウム及び窒化インジウム組成にて終わっているが、それより大きい窒化アルミニウム及び窒化インジウム組成を有する層も適切であることができる。図4及び5に示されるデータは、本発明を限定することを意味しない。図4及び5におけるデータは、次の材料パラメータを用いて当該技術分野において周知の技術を用いて計算された。図4及び5に示されるデータは、次の材料パラメータに関して異なる値を使用する場合には変化する場合がある。

Figure 2005217415
図4及び5のデータは、次のように計算された。AlN、GaN及びInNのa−格子定数ak及び弾性定数cij,kが所与である場合、GaN上で成長した4元層のa−格子定数aAlInGaN及び歪εzzは、次の式に従って計算することができる:

Figure 2005217415

Figure 2005217415

Figure 2005217415

Figure 2005217415
AlN、GaN及びInNのバンドギャップEi、及び4元合金の各々の湾曲パラメータbijが所与である場合、自立4元層のバンドギャップは、次の式に従って計算することができる:

Figure 2005217415

Figure 2005217415

Figure 2005217415
(図4及び5に破線の等高線で示される)GaN上に成長した歪4元層のバンドギャップは、(上記で計算された)層の歪εzz及び次の式に従う自立材料のバンドギャップに関連する:

Figure 2005217415

Figure 2005217415
AlN、GaN、及びInNの自発分極Psp,k及び圧電性定数eij,kが所与である場合、GaN上に成長した4元層の自発分極Psp及び圧電分極Ppzは、次の式に従って計算することができる:

Figure 2005217415

Figure 2005217415

Figure 2005217415
GaN上に成長した4元層の有効分極は、次いで以下によって与えられる:

Figure 2005217415
図3に示されるように、スペーサ層及び活性領域の有効分極を適合させることによって、スペーサ層と活性領域との界面にあるシート電荷を打ち消す。このようなシート電荷は、p及びn型領域とスペーサ層との界面に移動し、そこでは界面を形成する層間の組成差が、界面の両側に異なる有効分極を生じる。シート電荷の活性領域からの移動は、活性領域におけるそれらの効果を完全には削除しない。図3に示される活性領域のエネルギーバンドの「傾き」は、スペーサ層とp及びn型領域との界面におけるシート電荷によって生じる。
シート電荷を除くために、米国特許第6,515,313号は、種々のドーパントを半導体に導入することを教示している。ドーパント不純物は、目的とする位置から離れて拡散しないような種類でなければならない。ドーパントは、エネルギー準位に基づいて、界面分極誘起電荷状態と反対の正又は負の電荷状態のいずれかにイオン化して、その効果を打ち消す又は減らす。米国特許第6,515,313号は、スペーサ層と活性領域との界面にドーパントを導入する。活性領域に非常に近いドーパント、特にMgの導入は、活性領域の結晶の質を悪化させることがある。
本発明の一部の実施形態において、シート電荷は、スペーサ層を十分に厚くして、p及びn型領域とスペーサ層との界面のシート電荷から活性領域を「守り」、次いでシート電荷を中和するドーパントでシート電荷を有する界面をドープすることによって除かれる。厚いスペーサ層をもたない実施形態では、スペーサ層は、約50オングストローム〜約200オングストロームの厚さを有することが多い。厚いスペーサ層をもった実施形態では、スペーサ層は、約500オングストロームから、クラックを生じたり、たるんだりすることなく成長できるスペーサ層の最大厚さとして定義されるスペーサ層の臨界厚さまでの厚さを有することができる。厚いスペーサ層は、普通、約200オングストローム〜約1000オングストロームの厚さを有する。一般に、厚いスペーサ層の厚さは、シート電荷を打ち消すドーピングから活性領域を遮蔽するのに十分厚く、かつ高度な結晶の質を有するスペーサ層を成長させるのに十分薄くなるように選択される。
n型又はアンドープスペーサ層22とn型領域21との界面において、負のシート電荷が蓄積する。このシート電荷は、界面の可能な限り近くに、高度にn型ドープされた材料領域を導入することによって打ち消すことができる。高度にドープされた領域は、界面に隣接するn型領域21又はスペーサ層22の一部であることができる。例えば、厚さ10オングストロームで約1×1018cm-3〜1×1020cm-3のSi濃度を有する領域は、n型領域21又はスペーサ層22に、これら2つの層間の界面のすぐ近くにて導入されることができる。より好ましくは、高度にドープされた領域は、約5×1019cm-3〜1×1020cm-3のSi濃度を有する。同様に、正のシート電荷は、p型スペーサ層24とp型領域25との界面に蓄積する。このシート電荷は、高度にp型ドープされた材料領域を、界面に隣接するp型領域25又はスペーサ層24の一部に導入することによって打ち消されることができる。例えば、厚さ10オングストロームで、約1×1018cm-3〜1×1020cm-3のMg濃度を有する領域は、p型領域25又はスペーサ層24に、これら2つの層間の界面のすぐ近くにて導入されることができる。より好ましくは、高度にドープされた領域は、約5×1019cm-3〜1×1020cm-3のMg濃度を有する。
スペーサ層とp及びn型領域との界面に必要とされるドーピング量は、デバイス中の層の組成に左右されるシート電荷の大きさに左右されることがある。一般に、厚さ及びドーパント濃度は、高度にドープされた領域のドーパント濃度と高度にドープされた領域の厚さを掛けたものが、界面におけるシート電荷にほぼ等しくなるように選択される。従って、高度にドープされた領域のドーパント濃度が高くなるにつれ、この領域はシート電荷を打ち消すために、より薄くなる必要がある。一部の実施形態では、シート電荷は、n型及びp型領域又はスペーサ層に、厚さが大きくなるに従って、濃度の低いドーパントを導入することによって打ち消されることができる。さらに、活性領域のインジウムの組成が増大すれば、シート電荷の大きさも増大する。上記で与えられた例では、20%のインジウム量子井戸を有するデバイスのシート電荷は、10%のインジウム量子井戸を有するデバイスのシート電荷の大きさの2倍となる場合がある。
図6は、スペーサ層及び活性領域が同一の有効分極を有する場合、及びシート電荷が厚いスペーサ層及びシート電荷界面へのドーピングによって除かれている場合のデバイスのエネルギーバンド図である。図6に示されるように、層間の界面のエネルギーバンドの折れ曲がりと、活性領域のエネルギーバンドの傾きは両方とも除かれている。
図7は、小型接合デバイスの平面図である(すなわち、1平方ミリメートルより小さい面積)。図8は、図7に示されるデバイスの軸CCに沿った断面図である。図7及び8は、図2に示され、上記で説明されたエピタキシャル構造30のいずれかと共に使用できる接触部の配置を示す。図7及び8に示されるデバイスは、活性領域の下方のエピタキシャル構造30のn型層に向かって下方にエッチングされた単一ビア21を有する。n接触部27はビア21に堆積される。nビア21は、電流及び発光の均一性を与えるためにデバイスの中央に配置される。p接触部26は、エピタキシャル構造30の活性領域のp側に電気的接触を与える。n接触部27は、1以上の誘電層32によってp接触部26と分離される。pサブマウント接続部34、例えば、はんだに接続するためのぬれ性のある金属は、p接触部26に接続され、nサブマウント接続部33はn接触部27に接続される。
図7に示されるように、デバイスは、3つのサブマウント接続部である、2つのpサブマウント接続部34及び1つのnサブマウント接続部33によってサブマウントに接続される。nサブマウント接続部33は、(絶縁層32に囲まれた)n接触部領域27内のどこかに配置することができ、ビア31上に直接配置する必要はない。同様に、pサブマウント接続部34は、p接触部26のどこかに配置することができる。結果として、デバイスのサブマウントへの接続は、p接触部26及びn接触部27の形状又は配置によって制限されない。
図9は、大型接合デバイスの平面図である(すなわち、1平方ミリメートル以上の面積)。図10は、図9に示されるデバイスの、DD軸に沿った断面図である。図9及び10はまた、図2に示され、上記で説明されたエピタキシャル構造30のいずれかと共に使用できる接触部の配置を示す。エピタキシャル構造30の活性領域は、n接触部27が形成される3つの溝によって分離された4つの領域に分けられる。各領域は、p接触部26に形成される4つのpサブマウント接続部34によってサブマウントに接続される。n接触部27は、4つの活性領域を囲む。n接触部27は、6つのnサブマウント接続部33によってサブマウントに接続される。n及びp接触部は、絶縁層32によって電気的に孤立させることができる。
図11は、パッケージ型発光デバイスの分解図である。ヒートシンキングスラッグ100は、インサート成形されたリードフレームに配置される。インサート成形されたリードフレームは、例えば、電気経路を与える金属フレーム106の周りに成形された充填プラスチック材料105である。スラッグ100は、光学反射カップ102を含むことができる。上述のデバイスのいずれかである発光デバイスダイ104は、直接に、又は熱伝導性サブマウント103を介して間接的に、スラッグ100に取り付けられる。光学レンズ108が付加されてもよい。
本発明の実施形態に従う活性領域における分極電界の効果を低減することには、いくつかの利点がある。第1に、キャリア再結合速度が増加し、デバイスの量子効率を増大させることができる。第2に、キャリア再結合寿命が短くなり、所与の電流密度でのキャリア密度が低減し、それにより大きな駆動電流下での量子効率を改善することができる。第3に、電子及び正孔注入効率が増大し、活性領域にキャリアをより均一に充填できるようになる。これらの効果の各々は、デバイスの効率を改善できる。
詳細に本発明を説明したが、当業者は、本開示を考慮すれば、本明細書に記載の発明概念の趣旨から逸脱することなく、本発明に対して変更が可能であることを理解する。そのため、本発明の範囲は、示され、説明された特定の実施形態に限定されることを意図しない。
米国特許第6,515,313号に記載された従来技術の発光デバイスの一部の断面図である。 米国特許第6,515,313号に記載された従来技術の発光デバイスの一部のエネルギーバンド図である。 本発明の実施形態に係るデバイスの断面図である。 スペーサ層及び活性領域が同じ有効分極を有するデバイスのエネルギーバンド図である。 バンドギャップエネルギー及び有効分極を示す等高線を含む、四元III族窒化物層のアルミニウム組成物vs.インジウム組成物のプロットである。 バンドギャップエネルギー及び有効分極を示す等高線を含む、四元III族窒化物層のアルミニウム組成物vs.インジウム組成物のプロットである。 スペーサ層及び活性領域が同じ有効分極を有し、シート電荷が厚いスペーサ層によって無くされ、シート電荷界面においてドープされるデバイスのエネルギーバンド図である。 小型接合発光デバイスの平面図である。 小型接合発光デバイスの断面図である。 大型接合発光デバイスの平面図である。 大型接合発光デバイスの断面図である。 パッケージされた発光デバイスの分解図である。
符号の説明
20:基材
21:n型領域
22:n型スペーサ層
23:活性領域
24:p型スペーサ層
25:p型領域
26:p接触部
27:n接触部

Claims (41)

  1. 半導体発光デバイスであって、
    第1及び第2スペーサ層と、
    前記第1及び第2スペーサ層間に挟持された発光層と、
    を備え、少なくとも1つの前記スペーサ層の有効分極と前記発光層の有効分極との差は、GaNの有効分極と発光層の有効分極との差より小さく、前記少なくとも1つのスペーサ層の有効分極と前記発光層の有効分極との差は、0.02C/m2より小さいことを特徴とするデバイス。
  2. 前記少なくとも1つのスペーサ層は、
    Figure 2005217415
    であるAlxInyGazNを含むことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記発光層は、少なくとも1つのInGaN層を含むことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記少なくとも1つのスペーサ層の有効分極と前記発光層の有効分極との間の差が、0.01C/m2より小さいことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記少なくとも1つのスペーサ層の有効分極と前記発光層の有効分極との間の差が、0.005C/m2より小さいことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記少なくとも1つのスペーサ層の有効分極と前記発光層の有効分極との間の差が、約0C/m2であることを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記少なくとも1つのスペーサ層のバンドギャップと前記発光層のバンドギャップとの差が、0.1eVより大きいことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  8. 前記少なくとも1つのスペーサ層のバンドギャップと前記発光層のバンドギャップとの差が、0.2eVより大きいことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  9. 前記発光層が、In0.05Ga0.95N〜In0.15Ga0.85Nの組成をもつ少なくとも1つのInGaN層を含むことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  10. 前記少なくとも1つのスペーサ層が、アルミニウム、インジウム、ガリウム、及び窒素の四元合金であり、前記四元合金スペーサ層中のアルミニウム組成が、20%より大きいか又は20%に等しいことを特徴とする請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記四元合金スペーサ層中のインジウム組成が、22%より大きいか又は22%に等しいことを特徴とする請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記少なくとも1つのスペーサ層が、アルミニウム、インジウム、ガリウム、及び窒素の四元合金であることを特徴とする請求項9に記載のデバイス。
  13. 前記少なくとも1つのスペーサ層が、アルミニウム、インジウム、ガリウム、及び窒素の四元合金であり、
    前記四元合金スペーサ層中のアルミニウム組成が、ゼロより大きく、かつ20%より小さいか又は20%に等しく、
    前記四元合金スペーサ層中のインジウム組成が、ゼロより大きく、かつ22%より小さいか又は20%に等しい、
    ことを特徴とする請求項9に記載のデバイス。
  14. 前記発光層が、In0.15Ga0.85N〜In0.5Ga0.5Nの組成をもつ少なくとも1つのInGaN層を含むことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  15. 前記少なくとも1つのスペーサ層が、アルミニウム、インジウム、ガリウム、及び窒素の四元合金であり、前記四元合金スペーサ層中のアルミニウム組成が、17%より大きいか又は17%に等しいことを特徴とする請求項14に記載のデバイス。
  16. 前記四元合金スペーサ層中のインジウム組成が、28%より大きいか又は28%に等しいことを特徴とする請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記少なくとも1つのスペーサ層が、アルミニウム、インジウム、ガリウム、及び窒素の四元合金であることを特徴とする請求項14に記載のデバイス。
  18. 前記少なくとも1つのスペーサ層が、アルミニウム、インジウム、ガリウム、及び窒素の四元合金であり、
    前記四元合金スペーサ層中のアルミニウム組成が、ゼロより大きく、かつ17%より小さいか又は17%に等しく、
    前記四元合金スペーサ層中のインジウム組成が、ゼロより大きく、かつ28%より小さいか又は28%に等しい、
    ことを特徴とする請求項14に記載のデバイス。
  19. 前記少なくとも1つのスペーサ層は、約200オングストローム〜約1000オングストロームの厚さを有することを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  20. 前記少なくとも1つのスペーサ層は、約200オングストローム〜前記スペーサ層の臨界厚さを有することを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  21. 前記発光層の反対側の前記第1スペーサ層の表面に隣接するn型領域と、
    前記発光層の反対側の前記第2スペーサ層の表面に隣接するp型領域と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  22. 前記第1スペーサ層と前記n型領域との間の界面に隣接するn型材料が高濃度でドープされた領域をさらに備え、前記n型材料が高濃度でドープされた領域は、約1×1018cm-3〜約1×1020cm-3のドーパント濃度と、約10オングストローム〜約100オングストロームの厚さとを有することを特徴とする請求項21に記載のデバイス。
  23. 前記n型材料が高濃度でドープされた領域は、約5×1019cm-3〜約1×1020cm-3のドーパント濃度を有することを特徴とする請求項22に記載のデバイス。
  24. 前記n型材料が高濃度でドープされた領域は、前記第1スペーサ層内に配置されることを特徴とする請求項22に記載のデバイス。
  25. 前記n型材料が高濃度でドープされた領域は、前記n型領域内に配置されることを特徴とする請求項22に記載のデバイス。
  26. 前記第2スペーサ層と前記p型領域との間の界面に隣接するp型材料が高濃度でドープされた領域をさらに備え、前記p型材料が高濃度でドープされた領域は、約1×1018cm-3〜約1×1020cm-3のドーパント濃度と、約10オングストローム〜約100オングストロームの厚さとを有することを特徴とする請求項21に記載のデバイス。
  27. 前記p型材料が高濃度でドープされた領域は、約5×1019cm-3〜約1×1020cm-3のドーパント濃度を有することを特徴とする請求項26に記載のデバイス。
  28. 前記p型材料が高濃度でドープされた領域は、前記第2スペーサ層内に配置されることを特徴とする請求項26に記載のデバイス。
  29. 前記p型材料が高濃度でドープされた領域は、前記p型領域内に配置されることを特徴とする請求項26に記載のデバイス。
  30. 前記発光層が第1量子井戸であり、前記デバイスがさらに、第2量子井戸、及び前記第1量子井戸と前記第2量子井戸との間に配置された障壁層を備えることを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  31. 前記障壁層は、
    Figure 2005217415
    であるAlxInyGazNを含むことを特徴とする請求項30に記載のデバイス。
  32. 前記障壁層の有効分極が、GaNの有効分極より小さく、前記障壁層の有効分極と前記少なくとも1つの量子井戸の有効分極との差が、0.02C/m2より小さいことを特徴とする請求項30に記載のデバイス。
  33. 前記障壁層の有効分極と前記少なくとも1つの量子井戸の有効分極との差が、0.01C/m2より小さいことを特徴とする請求項30に記載のデバイス。
  34. 前記障壁層の有効分極と前記少なくとも1つの量子井戸の有効分極との差が、0.005C/m2より小さいことを特徴とする請求項30に記載のデバイス。
  35. 前記障壁層の有効分極と前記少なくとも1つの量子井戸の有効分極との差が、約0C/m2であることを特徴とする請求項30に記載のデバイス。
  36. 前記発光層は、
    Figure 2005217415
    であるAlxInyGazNを含むことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  37. 半導体発光デバイスであって、
    第1及び第2スペーサ層と、
    前記第1及び第2スペーサ層間に挟持された発光層と、
    を備え、前記活性領域は、第1量子井戸と、第2量子井戸と、前記第1量子井戸及び前記第2量子井戸の間に配置された障壁層とを備え、前記障壁層の有効分極と前記少なくとも1つの量子井戸の有効分極との差は、GaNの有効分極と少なくとも1つの量子井戸の有効分極との差より小さく、前記障壁層の有効分極と前記少なくとも1つ量子井戸の有効分極との差は、0.02C/m2より小さいことを特徴とするデバイス。
  38. 前記障壁層は、
    Figure 2005217415
    であるAlxInyGazNを含むことを特徴とする請求項37に記載のデバイス。
  39. 前記障壁層の有効分極と前記少なくとも1つの量子井戸の有効分極との差が、0.01C/m2より小さいことを特徴とする請求項37に記載のデバイス。
  40. 前記障壁層の有効分極と前記少なくとも1つの量子井戸の有効分極との差が、0.005C/m2より小さいことを特徴とする請求項37に記載のデバイス。
  41. 前記障壁層の有効分極と前記少なくとも1つの量子井戸の有効分極との差が、約0C/m2であることを特徴とする請求項37に記載のデバイス。
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