JP2005215212A - フイルム・アーカイブ・システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが原稿をマイクロフイルムとして保存させるときに遠隔のフイルム記録手段を容易に利用できるようにしてユーザの利便性を図ること。
【解決手段】 各ユーザの原稿送信端末装置10a、10b、60と、ネットワーク90を介して各ユーザの原稿送信端末装置10a等からアップロードされた原稿をフイルムに記録するフイルム記録装置30とからなるフイルム・アーカイブ・システムであって、原稿送信端末装置10a等は、電子ファイル化した原稿を作成又は入力する手段と、前記作成又は入力した電子ファイル化した原稿を送信する第1の通信手段とを有し、前記フイルム記録装置30は、各ユーザの原稿送信端末装置から送信された前記電子ファイル化された原稿を受信する第2の通信手段と、前記受信した電子ファイル化された原稿をフイルム3に記録する記録手段と有するように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明はフイルム・アーカイブ・システムに係り、特に原稿をフイルムにアーカイブするフイルム・アーカイブ・システム及び方法に関する。
情報をデジタルデータとして電子媒体に保存する場合、技術の革新及び変遷が激しいハード、OS(Operating System)、アプリケーションソフト、フォーマット、規格等に依存せざるを得ないという保存性の問題が指摘されている。すなわち、電子媒体にデジタルデータとして保存した情報は、可視の状態で将来再現できる保障がなく、長期の安全保存を求められる情報の保存には適さない。
そこで、情報を可視の状態でマイクロフイルムに記録して保存する形態が見直され普及してきている。このようなマイクロフイルムに原稿を記録する装置としては、例えば、MD(Mini Disk)などの電子媒体に電子ファイルとして記録した原稿を取り出して圧縮し、ロール状やシート状のマイクロフイルムに記録するフイルム記録装置が利用されている。
なお、マイクロフイルム化は、例えば、年度ごと、月ごと、などの予め決められた期間ごとに実施される。また、一般に、どのようなマイクロフイルムにどのように記録するかは、原稿をマイクロフイルム化する直前に設定することができないため、予めユーザと業者との間で取り決めておくようになっていた。また、ロール状のマイクロフイルムの場合、長いマイクロフイルムを何本、どのくらいまで使って記録されるについてユーザは、マイクロフイルム化された後に知り得るようになっていた。
特許文献1には、仕切り板で原稿群を分類し、マイクロフイルムと電子媒体に記録するものが記載されている。
特許文献2には、原稿を読み取りマイクロフイルムに記録するとともに、そのテキストデータのみを外部記憶装置に記憶するものが記載されている。さらに、特許文献2には、外部記憶装置に記憶された電子データのうちのどのファイル(又はどのページ)をマイクロフイルムに記録するかを示す所定のチェック情報が付されたマークシートを読み取り、このマークシートのチェック情報に従って電子データをマイクロフイルムに記録するものが記載されている。
特許文献3には、マイクロフイルムと電子媒体にデータを記憶しておき、電子媒体で情報を検索し、マイクロフイルムにて検収する文書・図面の閲覧方法が記載されている。
特開平5−151270号公報 特開平8−167043号公報 特開2003−263440号公報
従来は、一般に、電子媒体を介して、電子ファイル化した原稿をフイルム記録装置に入力しなければ、原稿をマイクロフイルム化することができず、ユーザにとって利便性が悪かった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、原稿をマイクロフイルムに記録して保存させるときに遠隔のフイルム記録手段を容易に利用することができ、ユーザにとって利便性の良いフイルム・アーカイブ・システム及び方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、各ユーザの原稿送信端末装置と、ネットワークを介して各ユーザの原稿送信端末装置からアップロードされた原稿をフイルムに記録するフイルム記録装置とからなるフイルム・アーカイブ・システムであって、前記原稿送信端末装置は、電子ファイル化した原稿を作成又は入力する手段と、前記作成又は入力した電子ファイル化した原稿を送信する第1の通信手段とを有し、前記フイルム記録装置は、各ユーザの原稿送信端末装置から送信された前記電子ファイル化された原稿を受信する第2の通信手段と、前記受信した電子ファイル化された原稿をフイルムに記録する記録手段と有する構成となっている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記原稿送信端末装置は、フイルム・アーカイブ条件を設定する設定手段を有し、前記第1の通信手段は前記設定されたフイルム・アーカイブ条件を送信し、前記フイルム記録装置の第2の通信手段は、前記フイルム・アーカイブ条件を受信し、前記記録手段は、前記受信した電子ファイル化された原稿を前記受信したフイルム・アーカイブ条件を満たすようにフイルムに記録する構成となっている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記フイルム記録装置は、フイルム・アーカイブ条件を設定する設定手段を有し、前記記録手段は、前記受信した電子ファイル化された原稿を前記設定されたフイルム・アーカイブ条件を満たすようにフイルムに記録する構成となっている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記設定手段によって設定されるフイルム・アーカイブ条件は、ロール状のマイクロフイルム、シート状のマイクロフイルム、白黒/カラーフイルム等のフイルム種別を含む構成となっている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記設定手段によって設定されるフイルム・アーカイブ条件は、原稿を縦のみ又は縦横混在して記録するかを示す画像配置情報、標準のサイズの原稿よりも大きい原稿をフイルムに記録する際に複数に分割して記録するか又は縮小して記録するかを示す情報、及び標準のサイズの原稿よりも小さい原稿をフイルムに記録する際に標準サイズの原稿よりも小さく記録するか又は標準サイズの原稿と同じサイズになるように拡大して記録するかを示す情報のうちの少なくとも1つの情報を含む構成となっている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5のいずれかに記載の発明において、前記フイルム記録装置は、前記電子ファイル化された原稿の枚数、サイズを含むファイル情報及び前記設定手段によって設定されたフイルム・アーカイブ条件に基づいて前記受信した原稿のアーカイブ結果を予測する予測手段を有し、前記第2の通信手段は、前記予測したアーカイブ結果を該当するユーザの原稿送信端末装置に送信し、前記原稿送信端末装置は、前記第1の通信手段が受信したアーカイブ結果を出力する出力手段を有する構成となっている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、各ユーザの原稿送信端末装置からアップロードされた原稿を電子アーカイブするとともに、前記電子アーカイブした原稿のうちのフイルム・アーカイブが指示された原稿を前記フイルム記録装置に転送する保存サーバを有する構成となっている。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記保存サーバは、前記原稿送信端末装置から電子アーカイブの目録を要求する指示を受信すると、該当するユーザの電子アーカイブの目録を前記原稿送信端末装置に送信し、前記原稿送信端末装置は、前記第1の通信手段を介して受信した電子アーカイブの目録を出力する出力手段を有する構成となっている。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記保存サーバは、前記電子アーカイブの目録の送信時に前記フイルム・アーカイブされた原稿か否かを示す識別情報を付加して送信する構成となっている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載の発明において、前記フイルム記録装置は、各ユーザごとに予め設定されている期間ごと該ユーザの原稿をフイルムに記録する構成となっている。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載の発明において、前記フイルム記録装置は、フイルム・アーカイブ化したときのフイルム使用量又はフイルム・アーカイブする総コマ数が、各ユーザごとに予め設定されている設定値に達すると、該当するユーザの原稿をフイルムに記録する構成となっている。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載の発明において、前記原稿送信端末装置は、前記アップロードした原稿のフイルム・アーカイブを指示する指示手段を有し、前記第1の通信手段は、前記指示手段によって指示された指示内容を送信し、前記フイルム記録装置は、前記第2の通信手段を介して前記アーカイブ化の指示を受信すると、該当するユーザの原稿をフイルムに記録する構成となっている。
また、請求項13に記載の発明は、各ユーザの原稿送信端末装置から電子ファイル化した原稿又は所定の指示内容を通信手段を介して送信する工程と、前記電子ファイル化した原稿又は所定の指示内容をネットワークを介して受信する工程と、前記電子ファイル化された原稿の枚数、サイズを含むファイル情報及び所定のフイルム・アーカイブ条件に基づいて前記原稿のアーカイブ結果を予測する工程と、前記予測したアーカイブ結果を該当するユーザの原稿送信端末装置に送信する工程と、前記予測したアーカイブ結果を受信し、該アーカイブ結果を出力する工程と、フイルム・アーカイブの実行が指示された場合には、前記アーカイブ結果の予測がされた原稿をフイルムに記録する工程を含むことを特徴とするフイルム・アーカイブ方法である。
本発明によれば、原稿をマイクロフイルムに記録して保存させるときにネットワークを介して遠隔のフイルム記録手段を容易に利用することができ、ユーザにとって利便性を良くすることができる。
以下、添付図面に従って、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したフイルム・アーカイブ・システムの概略を示す全体構成図である。
図1において、フイルム・アーカイブ・システムは、主として、デジタル複合機10(10a、10b)、電子ファイル保存サーバ20、フイルム記録装置30、高速スキャナ40、管理装置50、ユーザ端末機60、及び、デジタル変換装置70によって構成されている。なお、デジタル複合機10、電子ファイル保存サーバ20、フイルム記録装置30、高速スキャナ40、管理装置50、及び、ユーザ端末機60は、ネットワーク90によって互いに接続されている。
デジタル複合機10は、原稿の複写やファクシミリの送信といった機能以外に、所定の指示内容が記述された指示書及びアーカイブ対象の原稿(アーカイブ原稿)の読み取りと、指示書の指示内容及び電子ファイル化した原稿(電子ファイル)の送信を行う機能を有する。
電子ファイル保存サーバ20は、デジタル複合機10等から送信された電子ファイルを所定のディレクトリに保存するものである。具体的には、電子ファイルは、電子アーカイブ用のデータベース202に格納される。このような電子ファイル化された原稿を保存することを、以下「電子アーカイブ」と称する。また、電子ファイル保存サーバ20が設置されたサイトを、以下「電子アーカイブサイト」と称する。
フイルム記録装置30は、電子ファイル化された原稿を可視の状態で圧縮してマイクロフイルム3に記録するものである。このような電子ファイル化された原稿をマクロフイルムへ記録することを、以下「MF(マイクロフイルム)アーカイブ」と称する。また、フイルム記録装置30が設置されたサイトを、以下「MFアーカイブサイト」と称する。
高速スキャナ40は、原稿の読み取りを高速で行う専用機である。この高速スキャナ40は、デジタル複合機10と同様に、所定の指示内容が記述された指示書及びアーカイブ対象の原稿の読み取りと、指示書の指示内容及び電子ファイル化した原稿の送信を行うようになっている。
管理装置50は、所定の管理者が、電子アーカイブ及びMFアーカイブの状況を管理するためのものである。例えば、ユーザ認証、重要文書の閲覧や複写の制限、MFアーカイブの承認といったセキュリティに関する機能を有している。
ユーザ端末機60は、パーソナルコンピュータ等からなり、一般ユーザが電子ファイルとしての原稿を入力するものである。具体的には、ユーザが電子ファイルを作成するための文書編集ソフトウエアを有している。なお、電子ファイルとしての原稿を入力する具体的な手段は、特に限定されず、例えば、キーボード、マウス、音声入力手段などがある。
デジタル変換装置70は、マイクロフイルム3から画像を読み取って電子ファイルを再現するものである。
なお、デジタル複合機10には、電子アーカイブサイトを介してMFアーカイブサイトを利用する間接型のデジタル複合機10aと、電子アーカイブサイトを介さないでMFアーカイブサイトを直接的に利用する直接型のデジタル複合機10bとがある。これらの間接型及び直接型のデジタル複合機10a、10bは、実際には、内部構成は同一であり、電子ファイルの送信先が異なっている。すなわち、間接型のデジタル複合機10aは、電子アーカイブサイトにある電子ファイル保存サーバ20にネットワーク90を介して電子ファイルを送信する一方で、直接型のデジタル複合機10bはMFアーカイブサイトにあるフイルム記録装置30にネットワーク90を介して電子ファイルを送信する。
指示書としては、具体的には、例えば、電子アーカイブ指示書、目録作成指示書、及び、MFアーカイブ指示書がある。電子アーカイブ指示書は、電子化した原稿である電子ファイルをネットワーク90上の電子ファイル保存サーバ20の所定のディレクトリに保存させる旨の指示書である。目録作成指示書は、電子ファイル保存サーバ20に保存された電子ファイルの一覧からなる目録を作成させる旨の指示書である。MFアーカイブ指示書は、間接型の場合、電子ファイル保存サーバ20に保存された電子ファイルをフイルム記録装置30にダウンロードさせてマイクロフイルムに記録させる旨の指示書である。また、MFアーカイブ指示書は、直接型の場合、電子ファイルをフイルム記録装置30に直接ダウンロードさせて、マイクロフイルムに記録させる旨の指示書である。
なお、指示書は、これらの電子アーカイブ指示書、目録作成指示書及びMFアーカイブ指示書に特に限定されるものではなく、別の指示書を更に設けてもよいことはもちろんである。
フイルム記録装置30は、主として、受付装置32、編集装置34、制御装置36、及び、アーカイブレコーダ38によって構成されている。
受付装置32は、MFアーカイブする電子ファイルを受信して受け付ける装置である。
なお、MFアーカイブ対象の電子ファイルの受付態様には、各種ある。第1に、間接型のデジタル複合機10aからネットワーク90を介して電子ファイル保存サーバ20に送信されて、電子ファイル保存サーバ20に保存された電子ファイルを、電子ファイル保存サーバ20からダウンロードする態様がある。第2に、直接型のデジタル複合機10bからネットワーク90を介して電子ファイルをダウンロードする態様がある。第3に、高速スキャナ40から送信された電子ファイルを受信する態様がある。第4に、ユーザ端末機60で元々電子ファイルとして入力され、ユーザ端末機60から送信された電子ファイルを受信する態様がある。受け付けた各電子ファイルは、後述の編集装置34による編集処理を待つため、スプール用の記憶手段322にスプールされる。
編集装置34は、受付装置32のスプール用の記憶手段322にスプールされた一群の電子ファイルを、編集用の記憶手段342内で、マイクロフイルムに記録する画像データに変換するものである。
制御装置36は、編集装置34から出力されたマイクロフイルム記録用の画像データを共有ホルダ362に格納することにより、マイクロフイルム記録用の画像データをアーカイブレコーダ38に与えるものである。
アーカイブレコーダ38は、共有ホルダ362に格納された画像データをマイクロフイルム3に記録するものである。すなわち、電子ファイル化された原稿をマイクロフイルム3に可視の状態にして記録する。
なお、アーカイブレコーダ38で原稿をマイクロフイルムに記録する際の条件(フイルム・アーカイブ条件)を設定する態様には各種ある。第1に、デジタル複合機10においてユーザがフイルム・アーカイブ条件を設定し、デジタル複合機10で設定されたフイルム・アーカイブ条件をデジタル複合機10が送信し、デジタル複合機10から送信されたフイルム・アーカイブ条件を受付装置32が受信する態様がある。第2に、受付装置32において、MFアーカイブ業者のオペレータがフイルム・アーカイブ条件を設定する態様がある。第3に、管理装置50において管理者がフイルム・アーカイブ条件を設定し、管理装置50で設定されたフイルム・アーカイブ条件を管理装置50が送信し、管理装置50から送信されたフイルム・アーカイブ条件を受付装置32が受信する態様がある。第4に、ユーザ端末機60においてユーザがフイルム・アーカイブ条件を設定し、ユーザ端末機60で設定されたフイルム・アーカイブ条件をユーザ端末機60が送信し、ユーザ端末機60から送信されたフイルム・アーカイブ条件を受付装置32が受信する態様がある。
フイルム記録装置30は、設定されたフイルム・アーカイブ条件を満たすようにして、電子ファイルをマイクロフイルム3に記録する。具体的には、編集装置34が、受付装置32の受信した電子ファイル化された原稿を、設定されたフイルム・アーカイブ条件を満たすように画像編集を行い、制御装置36の制御によりアーカイブレコーダ38がマイクロフイルム3への記録を行う。
設定可能なフイルム・アーカイブ条件の例を下記に示す。
(条件1)ロール状のフイルムに記録するか、シート状のフイルムに記録するか。
(条件2)白黒フイルムに記録するか、又は、カラーフイルムに記録するか。
(条件3)原稿を縦のみで記録するか、又は縦横混在で記録するか。
(条件4)標準のサイズの原稿よりも大きい原稿をフイルムに記録する際に、複数に分割して記録するか、又は、縮小して記録するか。
(条件5)標準のサイズの原稿よりも小さい原稿をフイルムに記録する際に、標準のサイズの原稿を記録するよりも小さく記録するか、又は、標準サイズの原稿と同じサイズになるように拡大して記録するか。
また、フイルム記録装置30は、電子ファイル化した原稿に関するファイル情報(原稿サイズ、原稿の縦/横、枚数等)と、設定されたフイルム・アーカイブ条件とに基づいて、原稿のMFアーカイブ結果を予測する。具体的には、受付装置32が受信した原稿についてMFアーカイブ結果を編集装置34が予測する。予測されたアーカイブ結果は、受付装置32からデジタル複合機10等のMFアーカイブの要求元に送信する。
デジタル複合機10からMFアーカイブ指示がされた場合には、受付装置32からデジタル複合機10にMFアーカイブ結果の予測が送信され、デジタル複合機10がMFアーカイブ結果の予測を受信し、デジタル複合機10でMFアーカイブ結果の予測が出力される。
また、フイルム記録装置30は、各ユーザごとに予め設定されている期間がある場合には、その各ユーザごとに予め設定されている期間ごとに該当ユーザの原稿をマイクロフイルム3に記録する。
また、フイルム記録装置30は、各ユーザごとに予め設定されているフイルム・アーカイブ化したときのフイルム使用量又はフイルム・アーカイブする総コマ数がある場合には、そのフイルム使用量又はフイルム・アーカイブする総コマ数が、各ユーザごとに予め設定されている設定値に達すると、該当するユーザの原稿をマイクロフイルムに記録する。
また、電子ファイル保存サーバ20は、電子ファイルの保存サービス以外にも、保存された電子ファイルの目録を作成する目録作成サービスを提供する。具体的には、デジタル複合機10などから電子アーカイブの目録を要求する指示(目録作成指示)を受信すると、その指示内容にしたがって電子アーカイブの目録を作成して要求元の装置に送信する。デジタル複合機10から目録作成指示が送信された場合には、電子ファイル保存サーバ20は作成した目録を要求元のデジタル複合機10に送信し、デジタル複合機10の出力手段100fが目録を出力する。
なお、電子ファイル保存サーバ20は、目録の送信時にMFアーカイブされた原稿か否かを示す識別情報を電子ファイルごとに付加して目録を送信するようになっている。したがって、デジタル複合機10で出力される目録を見れば、どの原稿がMFアーカイブされたかを一覧で知ることができる。
図2は、デジタル複合機10の概念的な構成を示す概略ブロック図である。
図2において、デジタル複合機10は、主として、原稿読取手段100a、判別手段100b、設定手段100c、ファイル生成手段100d、通信手段100e、出力手段100f、及び、制御手段100gによって構成されている。
原稿読取手段100aは、原稿を読み取るものである。ここで、原稿には、指示書とアーカイブする原稿とがある。
判別手段100bは、原稿読取手段100aによって読み取った原稿の情報に基づいて、読み取った原稿が、所定の指示内容が記述された指示書か、アーカイブする原稿かを判別するものである。判別手段100bは、具体的には、原稿の所定位置に所定フォーマットで2次元バーコードが印刷されているか否かによって、読み取った原稿が指示書かアーカイブ対象の原稿かを判別する。また、判別手段100bは、読み取った2次元バーコードに基づいて、指示書の種類を判別する。
設定手段100cは、判別手段100bによって原稿が指示書と判別されると、該指示書に表された指示内容を取得するものである。ここで、指示内容には、電子アーカイブ条件、目録作成条件、フイルム・アーカイブ条件などが含まれる。指示書が電子アーカイブ指示書である場合には、設定手段100cにより電子アーカイブ条件が設定される。指示書が目録作成指示書である場合には、設定手段100cにより目録作成条件が設定される。指示書がMFアーカイブ指示書である場合には、設定手段100cによりフイルム・アーカイブ条件が設定される。
ファイル生成手段100dは、判別手段100bによって原稿がアーカイブする原稿と判別されると、当該原稿を電子ファイル化するものである。
通信手段100eは、設定手段100cにより取得した指示書の指示内容、及び、ファイル生成手段100dによって生成した電子ファイル化した原稿を送信するものである。指示書が電子アーカイブ指示書である場合には、通信手段100eにより、電子アーカイブ条件を含む電子アーカイブの指示内容が送信される。指示書が目録作成指示書である場合には、通信手段100eにより、目録作成条件を含む目録作成の指示内容が送信される。指示書がMFアーカイブ指示書である場合には、通信手段100eにより、フイルム・アーカイブ条件を含むMFアーカイブの指示内容が送信される。また、通信手段100eは、目録作成の指示内容を送信した場合、電子ファイル保存サーバ20から送信される目録を受信する。また、通信手段100eは、MFアーカイブの指示内容を送信した場合、フイルム記録装置30から送信されるMFアーカイブ結果の予測を受信する。
制御手段100gは、通信手段100eにより、各指示書ごとに指示内容をネットワーク90を介して電子ファイル保存サーバ20又はフイルム記録装置30に送信するものである。
間接型のデジタル複合機10aにおいては、制御手段100gは、指示書が電子アーカイブ指示書の場合には、通信手段100eにより送信された電子ファイル化された原稿を、ネットワーク90上の電子ファイル保存サーバ20の所定のディレクトリに保存させ、指示書がMFアーカイブ指示書の場合には、電子ファイル保存サーバ20に保存された電子ファイル化された原稿を、フイルム記録装置30にダウンロードさせてマイクロフイルムに記録させるように、通信手段100eに指示内容を送信させる。
直接型のデジタル複合機10bにおいては、制御手段100gは、通信手段100eにより送信した電子ファイル化した原稿を、ネットワーク90上の受付装置32に保存させ、受付装置32に保存された電子ファイル化された原稿を、アーカイブレコーダ38にマイクロフイルムに記録させるように、通信手段100eに指示内容を送信させる。
出力手段100fは、通信手段100eにより受信された目録を出力する。また、出力手段100fは、通信手段100eにより受信されたMFアーカイブ結果の予測を出力する。
図3は、デジタル複合機10の具体的な構成の例を示す概略ブロック図である。
図3において、デジタル複合機10は、主として、原稿を読み取るスキャナ11と、マイクロプロセッサからなる制御部12と、ネットワーク90を介した通信が可能なネットワークインタフェース13と、プリント媒体に情報を記録するプリンタ14と、液晶ディスプレイ、タッチパネル及び各種の操作ボタンを有する操作パネル15と、メモリ16によって構成されている。
図2と図3との対応関係を簡単に説明すると、図2の原稿読取手段100aは図3の主としてスキャナ11によって構成され、図2の判別手段100bは図3の主として制御部12によって構成され、図2の設定手段100cは図3の主としてスキャナ11及び制御部12によって構成され、図2のファイル生成手段100dは図3の主として制御部12によって構成され、図2の通信手段100eは図3の主としてネットワークインタフェース13によって構成され、図2の出力手段100fは図3の主としてプリンタ14及び操作パネル15によって構成され、図2の制御手段100gは図3の主として制御部12によって構成されている。
図4は、電子アーカイブ指示書81の例を示す。図4において、2次元バーコード812は、用紙が特定のフォーマットの電子アーカイブ指示書であることを示す。「管理年度」欄813、「対象図書」欄814及び「資料名」欄815の各欄には、それぞれチェックボックスが設けられている。各欄内の各チェックボックスに対応する各項目は、原稿を読み取って得た一群の電子ファイルを格納すべきホルダに対応している。例えば、「2003年度」、「完成報告書A」及び「購入仕様書」の各チェックボックスが全てチェックされている場合には、電子ファイル保存サーバ20において「2003年度」ホルダの下位ホルダである「完成報告書A」ホルダの更に下位ホルダである「購入仕様書」ホルダ内に、デジタル複合機10で読み取って得られた一群の電子ファイルが格納される。また、「承認日」欄816は、アーカイブの承認が得られた年月日を記入する欄である。また、「資料番号」欄817は、MFアーカイブの際に一群の電子ファイルをまとめて取り出すときにその電子ファイルの索引情報として用いられる。なお、電子アーカイブ指示書は、特に図4に示す例に限定されるものではない。
図5は、目録作成指示書82の例を示す。図5において、2次元バーコード822は、用紙が特定のフォーマットの目録作成指示書であることを示す。「検索条件設定」欄824は、目録を作成する際の電子ファイルを検索する条件を設定するための欄である。「対象図書選択」欄825は検索対象のディレクトリを設定するための欄である。また、「対象図書抽出パターン」欄826は、更に詳細に条件を設定するためのものである。例えば、「完成フラグ」が設定された電子ファイルのみ検索する、「最新版のみ」検索する、「承認フラグ」が設定された電子ファイルのみ検索する、などの検索条件の設定をすることができる。なお、目録作成指示書は、特に図5に示す例に限定されるものではない。
図6は、マイクロフイルムアーカイブ指示書83の例を示す。図6において、2次元バーコード832は、用紙が特定のフォーマットのマイクロフイルムアーカイブ指示書であることを示す。フイルム出力フォーマット選択欄834には、マイクロフイルムの出力フォーマットをユーザが選択するためのチェックボックスが設けられている。図6においては、「ロール」状(16mm)及び「シート」状(FICHE)、「縦のみ」及び「縦横混在」を選択可能になっている。すなわち、「Type2」のチェックボックスがチェックされている場合にはロール状のマイクロフイルムに縦方向のみで記録し、「Type4」のチェックボックスがチェックされている場合にはロール状のマイクロフイルムに縦方向及び横方向の混在で記録し、「Type5」のチェックボックスがチェックされている場合にはシート状のマイクロフイルムに縦方向のみで記録し、「Type6」のチェックボックスがチェックされている場合にはシート状のマイクロフイルムに縦方向及び横方向の混在で記録する。
フイルムタイトルコマ指定欄836には、フイルムタイトルコマへの表示内容を、「資料番号」で指定するようになっている。
このようなマイクロフイルムアーカイブ指示書83において、2次元バーコード832、出力フォーマット指定欄834のチェックボックスのチェック情報、及び、手書きの資料番号が、デジタル複合機10の原稿読み取り手段100aによって読み取られて、判別手段100bによってそれぞれデコードされて判別されることにより、MFアーカイブすべき電子ファイルが特定されるとともに、出力フォーマットが取得される。なお、マイクロフイルムアーカイブ指示書は、特に図6に示す例に限定されるものではない。
図7は、ロール状のマイクロフイルムの例を示す。このマイクロフイルム3aには下記の情報が記録されている。
(1)編集処理を実施した年、月、日、時、分
(2)件名及び内容
(3)フイルム管理情報
(4)先頭コマの索引内容
(5)最終コマの索引内容
(6)ジョブ内のフイルム通し番号
(7)インデックスデータ
(8)管理情報
(9)MFアーカイブした原稿
(10)フイルム継続情報(「始」、「続」、「終」)
なお、図7のマイクロフイルム3aは縦横混在で記録するタイプの出力フォーマットで原稿を可視の状態で記録したものである。
図8は、シート状のマイクロフイルムの例を示す。このマイクロフイルム3bには下記の情報が記録されている。
(1)編集処理を実施した年、月、日、時、分
(2)件名及び内容
(3)フイルム管理情報
(4)先頭コマの索引内容
(5)最終コマの索引内容
(6)ジョブ内のフイルム通し番号
(7)インデックスデータ
(8)MFアーカイブした原稿
なお、図8のマイクロフイルム3bは縦横混在で記録するタイプの出力フォーマットで原稿を可視の状態で記録したものである。
次に、サービス処理の概略フローを図9乃至図13に示す。
図9は、間接型における原稿読み取りから電子ファイル作成までの処理の流れを示す。
まず、デジタル複合機10において原稿が読み取られる(S102)。具体的には、デジタル複合機10のスキャナ11により1枚ごとに原稿上に表された情報が読み取られる。ここで、原稿には、前述したように、電子アーカイブ指示書、MFアーカイブ指示書等の指示書と、アーカイブする原稿とがある。なお、電子アーカイブ指示書の場合には、一般に、その電子アーカイブ指示書に続いてアーカイブ対象の原稿が読み取られる。電子アーカイブした原稿に対してMFアーカイブを指示するMFアーカイブ指示書の場合には、既に電子アーカイブ指示書に続いてアーカイブ対象の原稿が読み取られているので、一般に、そのMFアーカイブ指示書にアーカイブ対象の原稿は続かないで原稿読取が終了する。一方で、電子アーカイブ指示書、MFアーカイブ指示書、及び、アーカイブ対象の原稿を連続して読み取らせて、電子アーカイブとMFアーカイブとを両方指示することも可能である。
原稿が読み取られると、スキャナ11により読み取った原稿上に表された情報に基づいて、読み取った原稿が所定の指示内容が記述された指示書であるか、アーカイブ対象の原稿であるかが判別される(S104)。具体的には、読み取った原稿の予め決められた所定の位置に予め決められた所定のフォーマットで2次元バーコードが印刷されているか否かを判別することにより、指示書であるか否かを判別する。
読み取った原稿が指示書であると判別されると、更に、指示書上に表された指示内容を判別する(S112)。具体的には、第1に、2次元バーコードをデコードして、電子アーカイブ指示書、MFアーカイブ指示書等の指示書の種類を判別することにより、指示書の概略の指示内容を取得する。第2に、指示書の種類ごとに所定位置に設けられたチェックボックスのチェックの有無を認識して、そのチェックの有無により詳細な指示内容を取得する。図4に示す電子アーカイブ指示書81の場合には、「管理年度」欄813、「対象図書」欄814、「資料名」欄815の各欄内に設けられたチェックボックスのチェックの有無により、電子ファイル化して保存する原稿の保存場所を特定する。また、図6に示すMFアーカイブ指示書83の場合には、フイルムタイプ、記録画像配置などのフイルム出力フォーマット選択欄834内に設けられたチェックボックスのチェックの有無により、原稿の保存先のマイクロフイルム3を特定する。第3に、指示書の種類ごとに所定位置に設けられた手書き文字欄の手書き文字列を認識して、その文字列により詳細な指示内容を取得する。図4に示す電子アーカイブ指示書81の場合には、「承認日」欄816及び「資料番号」欄817内の情報を取得する。図6に示すMFアーカイブ指示書83の場合には、「資料番号」欄836内の資料番号と図4の電子アーカイブ指示書81の「資料番号」欄817で既に指定された資料番号とにより、マイクロフイルム3に記録する電子ファイルを特定する。
判別した指示内容は、デジタル複合機10のメモリ16に一時記憶し(S114)、指示内容に基づく各種設定処理を行い(S116)、指示書読取の処理を終了する(S118)。
指示書読取の処理を終了すると、次原稿が有るか否かを判定し(S130)、次原稿がない場合には指示書内容の実行のステップ(S140)に進み、次原稿がある場合には再び原稿の読取のステップ(S102)に戻る。
原稿の読取のステップ(S102)で、先に読み取られた指示書とは別に更に新しい指示書が読み取られた場合には、更に新しい指示書について、指示内容の判別(S112)、指示内容の記憶(S114)、及び、指示内容に基づく設定(S116)を行う。例えば、電子アーカイブ指示書に続いてMFアーカイブ指示書が読み取られた場合には、両指示書の指示内容がデジタル複合機10のメモリ16にスタックされ、両指示書の指示内容に基づく設定がそれぞれなされる。そして新しい指示書読取の処理を終了すると、次原稿が有るか否かを判定し(S130)、次原稿がない場合には指示書内容の実行のステップ(S140)に進み、次原稿がある場合には再び原稿の読取のステップ(S102)に戻る。
読み取った原稿がアーカイブする原稿であると判別されると、原稿のサイズ判別(S122)、及び、原稿の縦横判別(S124)を行い、属性情報(ここでは原稿サイズ及び原稿の縦横)を生成し(S126)、属性情報付きの電子ファイルを生成する(S128)。なお、電子ファイルの生成は、各原稿ごとに(すなわち個々のページごとに)それぞれ独立した電子ファイルにする場合と、複数枚の原稿からなるグループごとに(すなわち複数ページで)1つの電子ファイルにする場合とがある。以下では、各原稿ごとに電子ファイル化したものとして説明する。
電子ファイルの生成を終了すると、次原稿が有るか否かを判定し(S130)、次原稿がある場合には、再び原稿の読取のステップ(S102)に戻り、次原稿がない場合には、指示書内容の実行のステップ(S140)に進む。
なお、2種類以上の指示書が添付され読み取られていた場合には、2種類以上の指示書の指示内容がメモリ16にスタックされており、各指示書の指示内容についてそれぞれ所定のタイミングで処理が実施されることになる。
図10は、指示書内容が電子アーカイブ指示である場合における指示書内容の実行の処理(S140)について、詳細な流れを示す。
まず、指示書の指示内容に基づいて、電子ファイルの保存先として指定されたディレクトリパスを取得する(S202)。具体的には、図4に示す電子アーカイブ指示書の場合には、「管理年度」813、「対象図書」814及び「資料名」815の各欄に設けられたチェックボックスのチェックの有無によりディレクトリパスを特定する。次に、そのディレクトリパスに対応するディレクトリが作成されているかを判別する(S204)。具体的には、電子ファイル保存サーバ20に問い合わせて当該ディレクトリの有無を確認する。指定されたディレクトリが作成されていない場合には、指定されたディレクトリを新規に作成する(S206)。具体的には、電子ファイル保存サーバ20にディレクトリを新規に作成させる。次に、デジタル複合機10から電子ファイル保存サーバ20に保存先を指定して電子ファイルを転送し、電子ファイル保存サーバ20により電子ファイルを所定の形式で所定のディレクトリに保存させる(S208)。このとき、原稿サイズ及び原稿の向き(縦横)の他に、読取解像度、階調、カラー/白黒、読取日時、読取装置の識別情報等が属性情報として電子ファイルに付加されて、この属性情報付きの電子ファイルが、デジタル複合機10から電子ファイル保存サーバ20に転送されて電子ファイル保存サーバ20によって保存される。
指定されたディレクトリにファイル保存を完了すると、「保存完了レポート」が出力される(S210)。具体的には、書誌事項(タイトル、保存先ディレクトリ、原稿枚数、保存日時など)と、指示書及びアーカイブ原稿の一枚目の縮小画像(サムネイル)が組み合わされた保存完了レポートがデジタル複合機10でプリント出力される。
図11は、指示書内容がMFアーカイブ指示である場合における指示書内容の実行の処理(S140)について、詳細な流れを示す。
まず、メモリ16に一時記憶しておいた指示内容を取得する(S302)。具体的には、フイルムタイプ(ロール状かシート状かなど)、記録画像配置(縦のみか縦横混在かなど)、白黒かカラーか、といったフイルム・アーカイブ条件と、ディレクトリを特定するために必要な情報(資料番号など)を取得する。
次に、当該ディレクトリの有無を判定し(S304)、ディレクトリが無い場合には、エラー表示をする(S306)。図6に示すMFアーカイブ指示書の場合には、資料番号に基づいて、その資料番号に対応する電子ファイルが格納されたディレクトリを、電子ファイル保存サーバ20により、検索する。
次に、ファイル情報を取得し(S308)、MFアーカイブ結果の予測を行い(S310)、予測結果を表示する(S312)。具体的には、ファイル情報として、マイクロフイルム化する電子ファイルの属性情報(原稿サイズ、原稿の縦横)及びファイル数等を取得する。そして、ファイル情報、及び、予め設定されたフイルムアーカイブ条件(フイルムタイプ、記録画像配置など)に基づいて、マイクロフイルムにしたときのコマ数(総枚数)、必要リール数等を計算し、その計算結果を予測結果としてユーザに対して表示する。例えば、ファイル情報及びフイルムアーカイブ条件を電子ファイル保存サーバ20がフイルム記録装置30に転送し、フイルム記録装置30で予測したアーカイブ結果を電子ファイル保存サーバ20がデジタル複合機10に転送し、デジタル複合機10の操作パネル15で予測結果を表示する。電子ファイル保存サーバ20又はデジタル複合機10自体が予測するようにしてもよい。
予測したMFアーカイブ結果を表示した後、MFアーカイブを実行するか否かの指示操作を受け付けて(S314)、MFアーカイブを実行しない場合には、フイルム・アーカイブ条件の変更の指示操作を受け付けて(S316)、再度、ファイル情報の取得(S308)、アーカイブ予測(S310)及び予測結果の表示(S312)を行う。
MFアーカイブを実行する場合には、電子ファイル保存サーバ20に保存された電子ファイル化された原稿をフイルム記録装置30にダウンロードさせて、フイルム記憶装置30にファイル変換を行わせる(S322)。具体的には、マイクロフイルム化の指定をされた電子ファイルが所定の条件を満たしているかチェックし、必要に応じてファイル情報及びフイルム・アーカイブ条件に基づいてファイル変換を実施する。例えば、カラーの電子ファイルを白黒のマイクロフイルムに記録する場合には、2階調化を行う。この際に、オリジナルの電子ファイルはそのまま残しておく。フイルムアーカイブ条件その他の指定条件は別ファイルにして管理する(S324)。マイクロ化の指定条件としては、フイルムタイプ、記録画像配置(縦のみ/縦横混在)、縮小/分割、証明書の有無、マイクロフイルムのタイトル等がある。これらのマイクロ化の指定条件を別ファイルにして追加する。そして、フイルム記録装置30により原稿をマイクロフイルムに記録させる(S324)。
図12及び図13は、直接型のMFアーカイブ指示を与える場合における処理の流れを示す。
なお、図12に示すステップ102からステップ130までは、図9に示した前述の各ステップと同じ処理内容であり、詳細な説明を省略する。また、原稿は、MFアーカイブ指示が記述されたMFアーカイブ指示書とアーカイブ対象の複数枚の原稿とが読み込まれたものとして以下説明する。
全ての原稿の読み取りが終了し次原稿が無くなると、ファイル情報を取得し(S408)、MFアーカイブ結果を予測し(S410)、予測結果を表示する(S412)。具体的には、ファイル情報として、マイクロフイルム化する電子ファイルの属性情報(原稿サイズ、原稿の縦横)及びファイル数等を取得する。そして、ファイル情報、及び、予め設定されたフイルム・アーカイブ条件(フイルムタイプ、記録画像配置など)に基づいて、マイクロフイルムにしたときのコマ数(総枚数)、必要リール数等を計算し、その計算結果を予測結果としてユーザに対して表示する。例えば、ファイル情報及びフイルムアーカイブ条件をデジタル複合機10からフイルム記録装置30に送信し、フイルム記録装置30が予測したアーカイブ結果をデジタル複合機10に返送し、デジタル複合機10の操作パネル15で予測結果を表示する。デジタル複合機10自体が予測するようにしてもよい。
予測したMFアーカイブ結果を表示した後、MFアーカイブを実行するか否かの指示操作を受け付けて(S414)、MFアーカイブを実行しない場合には、フイルム・アーカイブ条件の変更の指示操作を受け付けて(S416)、再度、ファイル情報の取得(S408)、アーカイブ予測(S410)及び予測結果の表示(S412)を行う。MFアーカイブを実行する場合には、フイルム記憶装置30にファイルを変換を行わせて(S422)、マイクロフイルム化の指定条件は別ファイルにして管理する(S424)。そして、フイルム記録装置30により原稿をマイクロフイルムに記録させる(S426)。
本実施形態のフイルム・アーカイブ・システムによれば、図14に示すように、デジタル複合機10aで読み取って電子化した原稿(スキャンド・デジタルの原稿)、及び、ユーザ端末機60で電子ファイルとして入力した原稿(ボーン・デジタルの原稿)を、インターネット90を介して電子アーカイブサイトに配置された電子ファイル保存サーバ20によって電子アーカイブとして保存し、その後、必要に応じて、MFアーカイブサイトに配置されたフイルム記録装置30によってMFアーカイブとしてマイクロ保存することができる。また、MFアーカイブを指示する前後に目録作成指示を行って目録を作成することができる。
図15は、前述のスキャンド・デジタル及びボーン・デジタルの原稿を、電子ファイル保存サーバ20にアップロードする際に通信経路をSSLなどにより暗号化して転送するとともに、電子ファイル保存サーバ20からフイルム記録装置30にダウンロードする際にも通信経路をSSL(Secure Socket Layer)などにより暗号化して転送する様子を図示したものである。なお、原稿が記録されたマイクロフイルムは、ユーザが指定した配送先に、輸送機関によって配送されるようになっている。
なお、図9乃至図13を用いて、指示書が、電子アーカイブ指示書、又は、MFアーカイブ指示書である場合について、処理の流れを説明したが、図5に示す目録作成指示書により、電子ファイル保存サーバ20に保存された電子ファイルの目録の作成を指示することができるのはもちろんである。
また、例えば、電子ファイル化されて電子ファイル保存サーバ20に保存された原稿を、デジタル複合機10でプリント出力する際に、指示書を用いてプリント出力指示を与えてもよい。この場合、MFアーカイブ済みの原稿については、用紙の隅にMFアーカイブ済みを示すマークを記録するようにしてもよい。
また、前述した、指示書の指示内容、ファイル情報、フイルム・アーカイブ条件、及び、MFアーカイブの予測結果についての個別具体的に示した項目は例示であり、前述した以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、他の項目を含めてよいことはもちろんである。
例えば、ファイル情報が、原データの形式を含み、このような原データの形式も電子ファイルとともに情報として保存するようにしてもよい。例えば、MFアーカイブする際の画像編集処理に用いたり、原データを再現する際に利用するようにしてもよい。
また、図9乃至図13を用いて、指示書を用いて電子アーカイブ指示、MFアーカイブ指示などの指示を与える場合について説明したが、本発明はこのような場合に限定されるものではない。例えば、デジタル複合機10の操作パネル15により、タッチパネル操作やボタン操作により、指示書と同様に、電子アーカイブ指示、MFアーカイブ指示などの指示を与えることができる。
また、図9乃至図13を用いて、デジタル複合機10によりスキャンしてデジタル化した原稿をマイクロフイルムに記録する場合について説明したが、本発明はこれに限るものではない。
例えば、図1に示す原稿読み取り専用の高速スキャナ40によりスキャンしてデジタル化した原稿をマイクロフイルム3に記録する場合に本発明を適用することができる。
また、図1に示すパーソナルコンピュータ等のユーザ端末機60で入力されて元々デジタルとして生成された電子ファイルを、電子ファイル保存サーバ20に電子アーカイブさせ、マイクロフイルムを生成する際に、マイクロフイルム化すべき電子ファイルを電子ファイル保存サーバ20からフイルム記録装置30へ転送させて、フイルム記録装置30によりマイクロフイルムに記録させる場合にも、本発明を適用することができる。
本発明を適用したフイルム・アーカイブ・システムの概略を示す全体構成図 本発明を適用したデジタル複合機の概念的な内部構成の例を示す概略ブロック図 本発明を適用したデジタル複合機の具体的な内部構成の例を示す概略ブロック図 電子アーカイブ指示書の例を示す図 目録作成指示書の例を示す図 マイクロフイルムアーカイブ指示書の例を示す図 ロール状のマイクロフイルムの例を示す図 シート状のマイクロフイルムの例を示す図 間接型の原稿読取における処理の流れを示すフローチャート 間接型の電子アーカイブ指示における処理の流れを示すフローチャート 間接型のマイクロフイルムアーカイブ指示における処理の流れを示すフローチャート 直接型の原稿読取における処理の流れを示すフローチャート 直接型のマイクロフイルムアーカイブ指示における処理の流れを示すフローチャート 本実施形態のフイルム・アーカイブ・システムによるアーカイブを総括して説明するために用いる説明図 通信経路のセキュリティを保障したサービス提供の説明に用いる説明図
符号の説明
10、10a、10b…デジタル複合機(原稿送信端末装置)、20…電子ファイル保存サーバ、30…フイルム記録装置、32…受付装置(第2の通信手段)、34…編集装置(予測手段)、36…制御装置、38…アーカイブレコーダ(記録手段)、40…高速スキャナ(原稿送信端末装置)、50…管理装置、60…ユーザ端末機(原稿送信端末装置)、70…デジタル変換装置、100a…デジタル複合機の原稿読取手段、100b…デジタル複合機の判別手段、100c…デジタル複合機の設定手段、100d…デジタル複合機のファイル生成手段、100e…デジタル複合機の通信手段(第1の通信手段)、100f…出力手段、100g…デジタル複合機の制御手段

Claims (13)

  1. 各ユーザの原稿送信端末装置と、ネットワークを介して各ユーザの原稿送信端末装置からアップロードされた原稿をフイルムに記録するフイルム記録装置とからなるフイルム・アーカイブ・システムであって、
    前記原稿送信端末装置は、電子ファイル化した原稿を作成又は入力する手段と、前記作成又は入力した電子ファイル化した原稿を送信する第1の通信手段とを有し、
    前記フイルム記録装置は、各ユーザの原稿送信端末装置から送信された前記電子ファイル化された原稿を受信する第2の通信手段と、前記受信した電子ファイル化された原稿をフイルムに記録する記録手段と有することを特徴とするフイルム・アーカイブ・システム。
  2. 前記原稿送信端末装置は、フイルム・アーカイブ条件を設定する設定手段を有し、前記第1の通信手段は前記設定されたフイルム・アーカイブ条件を送信し、
    前記フイルム記録装置の第2の通信手段は、前記フイルム・アーカイブ条件を受信し、前記記録手段は、前記受信した電子ファイル化された原稿を前記受信したフイルム・アーカイブ条件を満たすようにフイルムに記録することを特徴とする請求項1に記載のフイルム・アーカイブ・システム。
  3. 前記フイルム記録装置は、フイルム・アーカイブ条件を設定する設定手段を有し、前記記録手段は、前記受信した電子ファイル化された原稿を前記設定されたフイルム・アーカイブ条件を満たすようにフイルムに記録することを特徴とする請求項1に記載のフイルム・アーカイブ・システム。
  4. 前記設定手段によって設定されるフイルム・アーカイブ条件は、ロール状のマイクロフイルム、シート状のマイクロフイルム、白黒/カラーフイルム等のフイルム種別を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載のフイルム・アーカイブ・システム。
  5. 前記設定手段によって設定されるフイルム・アーカイブ条件は、原稿を縦のみ又は縦横混在して記録するかを示す画像配置情報、標準のサイズの原稿よりも大きい原稿をフイルムに記録する際に複数に分割して記録するか又は縮小して記録するかを示す情報、及び標準のサイズの原稿よりも小さい原稿をフイルムに記録する際に標準サイズの原稿よりも小さく記録するか又は標準サイズの原稿と同じサイズになるように拡大して記録するかを示す情報のうちの少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のフイルム・アーカイブ・システム。
  6. 前記フイルム記録装置は、前記電子ファイル化された原稿の枚数、サイズを含むファイル情報及び前記設定手段によって設定されたフイルム・アーカイブ条件に基づいて前記受信した原稿のアーカイブ結果を予測する予測手段を有し、前記第2の通信手段は、前記予測したアーカイブ結果を該当するユーザの原稿送信端末装置に送信し、
    前記原稿送信端末装置は、前記第1の通信手段が受信したアーカイブ結果を出力する出力手段を有することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載のフイルム・アーカイブ・システム。
  7. 各ユーザの原稿送信端末装置からアップロードされた原稿を電子アーカイブするとともに、前記電子アーカイブした原稿のうちのフイルム・アーカイブが指示された原稿を前記フイルム記録装置に転送する保存サーバを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のフイルム・アーカイブ・システム。
  8. 前記保存サーバは、前記原稿送信端末装置から電子アーカイブの目録を要求する指示を受信すると、該当するユーザの電子アーカイブの目録を前記原稿送信端末装置に送信し、前記原稿送信端末装置は、前記第1の通信手段を介して受信した電子アーカイブの目録を出力する出力手段を有することを特徴とする請求項7に記載のフイルム・アーカイブ・システム。
  9. 前記保存サーバは、前記電子アーカイブの目録の送信時に前記フイルム・アーカイブされた原稿か否かを示す識別情報を付加して送信することを特徴とする請求項8に記載のフイルム・アーカイブ・システム。
  10. 前記フイルム記録装置は、各ユーザごとに予め設定されている期間ごと該ユーザの原稿をフイルムに記録することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のフイルム・アーカイブ・システム。
  11. 前記フイルム記録装置は、フイルム・アーカイブ化したときのフイルム使用量又はフイルム・アーカイブする総コマ数が、各ユーザごとに予め設定されている設定値に達すると、該当するユーザの原稿をフイルムに記録することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のフイルム・アーカイブ・システム。
  12. 前記原稿送信端末装置は、前記アップロードした原稿のフイルム・アーカイブを指示する指示手段を有し、前記第1の通信手段は、前記指示手段によって指示された指示内容を送信し、
    前記フイルム記録装置は、前記第2の通信手段を介して前記アーカイブ化の指示を受信すると、該当するユーザの原稿をフイルムに記録することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のフイルム・アーカイブ・システム。
  13. 各ユーザの原稿送信端末装置から電子ファイル化した原稿又は所定の指示内容を通信手段を介して送信する工程と、
    前記電子ファイル化した原稿又は所定の指示内容をネットワークを介して受信する工程と、
    前記電子ファイル化された原稿の枚数、サイズを含むファイル情報及び所定のフイルム・アーカイブ条件に基づいて前記原稿のアーカイブ結果を予測する工程と、
    前記予測したアーカイブ結果を該当するユーザの原稿送信端末装置に送信する工程と、
    前記予測したアーカイブ結果を受信し、該アーカイブ結果を出力する工程と、
    フイルム・アーカイブの実行が指示された場合には、前記アーカイブ結果の予測がされた原稿をフイルムに記録する工程と、
    を含むことを特徴とするフイルム・アーカイブ方法。
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