JP2005209441A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハウジングを固定するための補強金具に、電子接続体である接続カードを挿入した時にその接続カードを係止する部材を連設するようにしたことで、ハウジング自体の振動等が発生しても容易に抜け出さない構造のコネクタを提供する。
【解決手段】 コネクタは、接点端子を有する電子接続体に設けられている該接点端子と電気的に接続する接触子を配設してなる電子接続体挿入穴部を有するハウジングであって、前記ハウジングを基板上に固定するための補強金具に、前記電子接続体に設けてある係止部に係合係止する弾性係止部材を設けたことである。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関し、詳しくはコネクタを構成するハウジングを基板上に安定して備え付けるために設けた補強金具に、コンタクトを接触させた状態で係合させる係合部材を設けたことで、背丈の低いコネクタ及び小型化したコネクタであっても、又、振動が発生しても接触状態を良好に維持できる構造をしたコネクタ、特に車載用のコネクタに関する。
従来技術におけるコネクタは、図9に示すように、多数接点を備えたハウジング111と、ハウジング111を所定位置に配設するための基板112と、ハウジング111の背後下部においてハウジング111を基板112に支持するための補強金具手段とから大略構成されている。
ハウジング111は、直方体形状に形成され、上部を開口にし、下部方向に接続カード113を収容できる大きさの空洞からなるカード挿入部114と、このカード挿入部114の内側壁面に、縦方向に整列状態で形成した接触子115と、ハウジング111の背面下部位置に補強金具116を係合させる補強金具係合部117を備えた構成になっている。
接触子115は、上部位置がカード挿入部114の中心位置方向に臨ました状態で形成され、その下部側はハウジング111の底部で折り曲げてハウジング111の外側に出た状態となり、そこに基板112上の配線に合わせてハンダ付けすることにより、ハウジング111自体を基板上に固定する。
補強金具手段は、基板112上に2つの補強金具116をハンダ付けして固定させ、その固定した補強金具116をハウジング111の補強金具係合部117に係合させることで、ハウジング111に収納されている接触子115の基板112上でのハンダ付けによる固定に加えて、ハウジング111の基板112上に良好に固定させる構造となっている。
補強金具116は、長方形状に形成された金属性の板部材で形成され、下部位置が基板112にハンダ付けにより固定されて基板に対して直立状態に立設され、上部位置にハウジング111の補強金具係合部117に係合する構造となっている。
補強金具係合部117は、一部開口にして、左右側に補強金具116の板厚を有するスリット118を設けた構造となっている。
このような構成からなる補強金具116は、補強金具係合部117のスリット118に両端部を係合させることで、ハウジング111自体を接続カード113の挿抜による左右或いは前後方向のこじり等に抗することができ、基板112上で安定した状態に維持することができる。
特開2003−92159号公報(第3頁〜4頁、第1図)
しかしながら、上記背景技術の項で説明した従来技術のコネクタにおいて、接続カードをコネクタに差し込み、その抜けは接触子の接触圧のみで保持しているため、背丈の低い低背タイプの場合には、接続カードとの嵌合長さが短いため、充分な接触圧がとれず振動により接続カード自体が抜けたり等して接触不良を起こすという問題がある。
従って、背丈が低いタイプのコネクタであっても、振動が加えられても接続カード等の電子接続体との接触状態を良好に維持できるようなコネクタの構造に解決しなければならない課題を有する。
上記課題を解決するために、本発明に係るコネクタは、次に示す構成にすることである。
(1)コネクタは、接点端子を有する電子接続体に設けられている該接点端子と電気的に接続する接触子を配設してなる電子接続体挿入穴部を有するハウジングであって、前記ハウジングを基板上に固定するための補強金具に、前記電子接続体に設けてある係止部に係合係止する弾性係止部材を設けたことである。
(2)前記電子接続体に設けてある係止部は、前記接点端子近傍位置に設けたことを特徴とする(1)に記載のコネクタ。
(3)前記電子接続体に設けてある係止部は、前記接点端子を配設した部材の外側両端部を切欠いて形成した切欠き部である(1)又は(2)に記載のコネクタ。
(4)前記補強金具に設けた弾性係止部材は、く字型形状に形成したことを特徴とする(1)、(2)又は(3)に記載のコネクタ。
本発明のコネクタは、ハウジングを基板上に固定するための補強金具に、ハウジング内に形成された接触子に向かう位置に電子接続体の係止部に係合係止する弾性係止部材を設けたことにより、電子接続体が挿入され電気的な接触状態のときに振動等で簡単に外れることがない構造としたことで、ハウジングの背丈が低いものであっても、振動や電子接続体のこじり等が発生しても容易に接触不良が発生しない構造とすることができる。
又、特に弾性係止部材をく字型形状に形成したことで、電子接続体との着脱がし易くなると共に、電子接続体を装着したときには振動が加わってもく字型形状の部位で電子接続体を押さえるため、電子接続体の接点端子部位が摺動しずらくなり、振動に強い係止部材にすることができる。
更に、電子接続体の係止部に係合係止する弾性係止部材を設けた構造にすることで、電子接続体が装着されているときに、コネクタ全体に振動が伝達される環境、例えば車載用のコネクタであるときでも、弾性係止部材で電子接続体の係止部を係合係止するため、電子接続体の接続状態を良好に維持することができる。
また、弾性係止部材で電子接続体の係止部を係合係止する構造にすることで、コネクタ自体に振動が加えられても、電子接続体自体の摺動が抑制できるため、電子接続体に設けてある接点端子の微摺動磨耗を防止することができる。
次に、本発明に係るコネクタに係る実施形態を図面を参照して説明する。実施例において、電子接続体は端部に接点端子を備えた接続カードを対象にして説明する。
本発明に係るコネクタは、図1及び図2に示すように、直方体形状に形成されたハウジング11と、ハウジング11に差し込んで使用する電子接続体12(図2参照)と電気的な接続をする接触端子13と、ハウジング11を固定すると共に差し込んだ電子接続体12の接触状態を維持した状態で電子接続体12を抜け止めさせる補強金具手段とから大略構成されている。
ハウジング11は、直方体形状に形成され、上部を開口にして電子接続体12を挿入して接点端子17と接触端子13の第1及び第2の接触子23a、23bを接触させる電子接続体挿入穴部14と、電子接続体挿入穴部14の長手方向に沿って設けた2つの接触端子挿入スリット15a、15bと、接触端子挿入スリット15a、15bと対向する位置であって、電子接続体挿入穴部14の長手方向に沿って設けた2つの補強金具挿入スリット16a、16bと、から大略構成されている。
電子接続体12は、図2及び図8に示すように、自由端部に接点端子17を配設し、自由端部の両端部のコーナをテーパ状に形成すると共に、自由端部に配設してある接点端子17近傍位置に、係止部を備えた構成になっている。この係止部は、接点端子17を配設した部材の外側両端部をコ字型形状に切欠いて形成した切欠き部18a、18bである。この電子接続体12は、実施例のように基板で形成された接続カードでもよく、FPCのようにフレキシブルなケーブルに接点端子を備えたものでもよく、メモリカードのように記憶媒体を設けたものでもよい。
又、係止部である切欠き部18a、18bは、部材の両端に設けたが、これに限定されることなく、例えば接点端子17の間でもよく、穴、へこみ等でもよく、要は電子接続体12が抜けないようにすればよい。又、この切欠き部18a、18bは、接点端子17近傍位置に設けたことで、接点端子17の微摺動磨耗を防止することができる。
電子接続体挿入穴部14は、図1に示すように、開口端全周に亘って面取り加工が施され、電子接続体12が挿入できる大きさに形成されている。
接触端子13は、図1に示すように、一枚板部材を、十字状に形成し、その下端部が係合時に直交する方向に曲げる端子接続端部20と、十字状に形成した両腕に相当し端子自体を係止するための端子係止部21と、端子係止部21の上部位置で二股形状に形成され、所定長さ位置から同じ方向に略180度折り曲げ、更にその自由端部側を十字状に形成した方向に折り曲げ、その折り曲げた位置を中心に外方向に突き出した接触凸部22a、22bを設け、弾性力を付与して形成された第1及び第2の接触子23a、23bとからなる。
補強金具手段は、図2に示すように、ハウジング11に設けた補強金具スリット16a、16bに補強金具25を挿入すると共に、挿入した端部側の金具接続端部26を基板31にハンダ付け等で係止してハウジング11自体を固定する。同時に連設されている弾性係止部材30で電子接続体12の切欠き部18a、18bに係合係止させて電子接続体12自体を抜け止めさせる構造となっている。
補強金具25は、一枚板部材の下部側を十字型形状に形成し、その下端部をハウジングに係合した後に直交する方向に曲げる金具接続端部26と、十字状に形成した両腕に相当し金具自体をハウジングに係止するための金具係止部27と、金具係止部27から所定長さに形成した金具基部28と、この金具基部28の端部を略180度折り曲げ、その自由端部側を更に金具十字部方向に折り曲げて係合凸部29を設けて、く字型形状に形成し、弾性力を付与して形成された弾性係止部材30とからなる。
このように、弾性係止部材30をく字型形状にすることで、電子接続体12との着脱がし易くなると共に、電子接続体12を装着したときには振動にも強くなる。
このような構成からなる接触端子13及び補強金具25は、図2及び図3に示すように、ハウジング11の開口部側方向から、接触端子13を接触端子挿入スリット15a、15bに端子接続端部20から挿入して、端子係止部21が接触端子挿入スリット15a、15bの底で係合し、端子接続端部20がハウジング11の底部外に出た状態となる。この外に出ている端子接続端部20を外方向に折り曲げることで端子の組み立ては完了する。
同じく、補強金具25は、図2及び図4に示すように、ハウジング11の開口部側から、補強金具挿入スリット16a、16bに金具接続端部26を挿入することで、その底で金具係止部27が係止した状態になったときに、金具接続端部26が外に出た状態となる。この外に出ている金具接続端部26をハウジング11の外方向に折り曲げることで、補強金具25の組み立ては完了する。
ここで、接触端子13及び補強金具25は、ハウジング11の上部から挿入して組み込んだが、これに限定されることなく、ハウジング11の底部側から挿入して組み込んでもよい。このときには、接触端子13の場合には、端子接続端部20を予め直角方向に折り曲げておいて接触端子挿入スリット15a、15bの底部から差し込むようにして組み立てる。
補強金具25の場合にも、同様に、予め金具接続端部26を直角に折り曲げておき補強金具挿入スリット16a、16bの底部から差し込むようにして組み立てる。
このように、ハウジング11の底部から挿入組み立てることで、抜け止めになり、あと曲げ加工の必要性もなくなる。
このようにしてハウジング11に組み立てられた接触端子13及び補強金具26は、図5及び図6に示すように、2つの接触端子挿入スリット15a、15bに係合係止されている接触端子13が、電子接続体挿入穴部14に第1及び第2の接触子23a、23bを整列状態で臨ませて配置することができ、第1及び第2の接触子23a、23bの頂部を中心にして設けてある接触凸部22a、22bが最前方位置に臨んだ状態となる。
そして、電子接続体挿入穴部14においてこの第1及び第2の接触子23a、23bと対向する外側位置に、補強金具挿入スリット16a、16bに挿入され係合係止されている補強金具25の弾性係止部材30が臨ませて配置した状態となる。
そして、図7に示すように、ハウジング11の内側に設けた接触端子13の端子接続端部20を基板31の端子接続部32にハンダ付け等で電気的に接続し、ハウジング11の外側に設けた補強金具25の金具接続端部26を基板31の金具接続部33にハンダ付け等で接続する。
このようにして接触端子13及び補強金具25が組み立てられたハウジング11に、電子接続体12を差し込むと、接点端子17が第1及び第2の接触端子23a、23bに付勢された状態で電気的に接続すると共に付勢されている補強金具25の弾性係止部材30が切欠き部18a、18bに係合係止することで電子接続体12の抜けを防止する。
補強金具を利用するハウジングにおいて、電子接続体が挿入されたときに補強金具に連設されている弾性係止部材を電子接続体の係止部に係合させて抜け止めさせるようにしたことで、挿抜の高さが低くても安易に接触不良になることがなく、且つ振動等にも強いコネクタを提供することができる。
本願発明に係るコネクタ及び電子接続体を示した斜視図である。 同、接触端子及び補強金具をハウジングに組み立てたときの斜視図である。 同、接続端子の部分の断面図である。 同、補強金具の部分の断面図である。 同、接触端子及び補強金具をハウジングに組み立てたときの平面図である。 同、側面図である。 同、基板との接続の配置を示す説明図である。 同、電子接続体の一部を示す説明図である。 従来技術におけるコネクタの全体斜視図である。
符号の説明
11;ハウジング、12;電子接続体、13;接触端子、14;電子接続体挿入穴部、15a;接触端子挿入スリット、15b;接触端子挿入スリット、16a;補強金具挿入スリット、16b;補強金具挿入スリット、17;接点端子、18a;切欠き部、18b;切欠き部、20;端子接続端部、21;端子係止部、22a;接触凸部、22b;接触凸部、23a;第1の接触子、23b;第2の接触子、25;補強金具、26;金具接続端部、27;金具係止部、28;金具基部、29;係合凸部、30;弾性係止部材、31;基板、32;端子接続部、33;金具接続部。

Claims (4)

  1. 接点端子を有する電子接続体に設けられている該接点端子と電気的に接続する接触子を配設してなる電子接続体挿入穴部を有するハウジングであって、
    前記ハウジングを基板上に固定するための補強金具に、前記電子接続体に設けてある係止部に係合係止する弾性係止部材を設けたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記電子接続体に設けてある係止部は、前記接点端子近傍位置に設けたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記電子接続体に設けてある係止部は、前記接点端子を配設した部材の外側両端部を切欠いて形成した切欠き部である請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記補強金具に設けた弾性係止部材は、く字型形状に形成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のコネクタ。
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