JP2005200647A - 貯蔵燐光体におけるアクチベータ要素の均質な混入 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドーパント又はアクチベータ要素がより均一に混入される燐光体の製造方法を提供する。
【解決手段】燐光体は例えば下記の工程により製造される。マトリックス成分としてのCsBr粉末とドーバントアクチベータ要素としてのEuBr溶液を化学量論比で混合し、混合物を微粉砕、窒素雰囲気下で乾燥する。次いで乾燥した粉末混合物を溶融温度以上(575℃)に加熱し、さらに窒素雰囲気下で数時間575℃で加熱を続ける(この溶融プロセスは減圧雰囲気で行ってもよい)。その後溶融物を窒素雰囲気下で冷却し、続いて200℃の温度で空気雰囲気下数時間アニールする工程を行う。
【選択図】なし

Description

本発明はドーパント又はアクチベータ要素がより均質に混入される貯蔵燐光体の製造方法に関する。
X線源によって放出される放射線エネルギーを吸収及び貯蔵する媒体として刺激性燐光体を利用するときにX線潜像が貯蔵されるスクリーンとして貯蔵燐光体スクリーンが業界で知られている。かかるX線は物体(例えば人体)を通過したときにスクリーンの燐光体粒子に“潜像”を与え、それはその“潜像”を医者による検査の準備のために見えるようにするために読み出されるべきである。X線像の読み出しは燐光体を(長波長の)刺激線で励起することによって達成され、それによって燐光体を刺激して短波長の放射線を放出し、それは検出器によって捕獲されるべきである。かかるルミネセント貯蔵スクリーンは例えばEP−A 0174875に開示されている。
正孔は入射放射線強度によって刺激性燐光体に生成され、そこではこれらの正孔は高いエネルギーレベルを有するトラップに貯蔵され、従ってX線潜像はスクリーンに貯蔵され、そのプロセスは古典的な写真におけるハロゲン化銀結晶の潜像形成に極めて匹敵するように思える。しかしながら、処理は極めて異なる方法で行なう:古典的なハロゲン化銀写真ではハロゲン化銀フィルム材料の湿潤処理は現像、定着、リンス及び乾燥の工程中ずっと処理サイクルで行なわれるが、デジタル像の処理は貯蔵スクリーン又パネルの全領域又は表面の読み出しを要求する:例えばレーザのような別の放射線源による画素ごとの刺激は刺激された放射線を貯蔵パネルに残し、検出器によって検出させる。刺激放射線によって、トラップに貯蔵される正孔のエネルギーは増加され、それらはより低いエネルギーに戻ることができ、それによってエネルギー差は光量子の形で放射される。刺激性燐光体はそれによって燐光体に貯蔵されたエネルギーに依存して光を放出する。この刺激の結果として放出された光は検出されて可視化され、かくしてスクリーンに潜在的に貯蔵されたX線像を読み出すことができる。かかるスクリーンの読み出しの問題は刺激性燐光体が刺激性レーザ光に対して十分に透明でないことである。刺激性燐光体の最小厚さは適切なX線量子吸収を達成できることを要求される。しかしながら、透明でなく、強く圧縮されるか又は焼結された燐光体の場合には、レーザビームは燐光体によって極めて強く減衰されるので、レーザビームの透過深さは極めて小さい。エネルギーは正孔を量子放出のために要求されるエネルギーへ増加するためにもはや適切でないので、より深いレベルに貯蔵された情報を読み出すことができず、貯蔵燐光体スクリーンのスピードが低下される。さらに貯蔵燐光体粒子は結合剤に埋め込まれているので、前記結合剤が燐光体粒子を固定する光透過性キャリア材料から作られることが重要である。刺激放射線及び刺激された放射線の両方に対する透明性はEP−A 1376614に開示されているようにスピードに有利なため要求される。スピードに対するその影響に加えて、捕獲された像のシャープネスに対する影響が別の弱点である:入射放射線は燐光体粒子における放射線ビームの散乱のため、透過深さの増加とともに強く分散し、かくしてシステム全体の変調伝達関数が劣化される。EP−A 1203394に記載されたように作られかつEP−A 1113458に開示されたように針状形態で高減圧でキャリア上に蒸着された結合剤のない刺激性CsBr:Eu燐光体を与えることは、優れたスピード対シャープネスのバランスに対する好適な解決策を形成していた。針状結晶の間に間隙を持つことは避けられなかったので、前記間隙を満たすためのさらなる試みはEP−A 1316970,1347460,及び1349177において最近記載されており、そこでは間隙を満たすことは放射線硬化性保護層液、ポリマー化合物及び昇華染料のそれぞれの適用と関連した手段によって実現されている。間隙を満たすことは、スクリーンにおける充填密度を増加するために粉末燐光体のための良く知られた適用技術のように圧縮によって針状結晶の破壊を避けるために針状燐光体のための代替策として考えられるべきである。かかる圧縮作用によってスピードに対して利点を有する粉末燐光体は粉末粒子間の粒子境界が読み出し放射線のための散乱中心として作用しうるのでシャープネスに関して劣化することは除外されない。
同じ燐光体を有するパネルに対してスピード及びシャープネスのためになされる、支持体又は前記支持体上への下塗り層と関連したさらなる手段は最近のEP−A 1316972,1316971及び1341188に記載されている。
しかしながら、燐光体の固有感度と特に関連した要因はかなりの程度、ドーパント又はアクチベータの混入(体積分布)、量及び原子価と関連する。従って、一価金属化合物から構成される燐光体マトリックス構造中への二価又は三価のEuの混入が角柱(斜方晶)の燐光体結晶構造の変形を生じることは明らかである。
従って、US出願2003/0047697では層の表面で測定されたユウロピウム信号は結晶層のバルクで測定されたユウロピウムアクチベータ信号より大きい。燐光体の表面はそこでは“結晶層の全厚さの1%”として規定される。結晶格子構造の変形の結果として、層における不確定な結晶面配向の形成及び電子線蒸着による蒸着されたアルカリハロゲン化物燐光体の層における“クラック形成”の問題が解決される。放射線像貯蔵パネルはそこでは上表面から{画分(99/100)}の深さまでの部分のアクチベータ成分の濃度及び上表面から{画分(1/100)}の深さまでの部分のアクチベータ成分の濃度の両方が好ましい例では0≦p/q<0.1の条件を満足し、そこではpは下表面から{画分(99/100)}の深さまでの部分の濃度を表し、qは上表面から{画分(1/100)}の深さまでの部分の濃度を表す。
US出願2003/0042429は燐光体フィルム上の所望により測定されたある位置におけるマザー成分Raに対するアクチベータ要素のモル比と燐光体フィルム上の所望により測定された別の位置におけるマザー成分Rbに対するアクチベータ要素のモル比の関係をさらにクレームし、前記比は1:10〜10:1の広い比の値の間にあり、それによって特に高感度を示す放射線像貯蔵パネルを提供する。
US出願2003/034458はさらに、かくして得られた貯蔵燐光体の最高感度を達成するために10−4〜10−2の範囲の原子比として表示される量のCsX含有燐光体結晶におけるEuアクチベータとしての存在をクレームする。
前に与えられた貯蔵燐光体パネルのスピードと関連した考慮から、スピードのあらゆる損失を克服しながら感度をさらに増強するための手段に対して厳しい要求が残っていることは明らかである。
それゆえ本発明の目的は高い像形成シャープネスを有する高いX線量子吸収、優れた変調伝達関数を有する貯蔵スクリーンを製造する上記タイプの貯蔵スクリーンの製造方法、及び前記燐光体の簡易な製造方法を提供することである。
上述の目的は本発明によれば、高い感度を達成するために、ユウロピウムをドープされたアルカリハロゲン化物燐光体、特にCsBr:Eu燐光体におけるドーパント(アクチベータ)の改良された混入を含む貯蔵燐光体スクリーンの製造方法を適用することによって達成される。
上述の有利な効果は請求項1に述べられたような特別な特徴を有する燐光体シート又はパネルを提供することによって実現される。本発明の好ましい例の特別な特徴は従属請求項に述べられる。
本発明のさらなる利点及び具体例は以下の記述から明らかになるだろう。
本発明による燐光体の製造方法は前記燐光体を構成する成分としてマトリックス成分及びアクチベータ要素又はドーパントを燃焼又は蒸発することによってその表面を生長する工程を含み、前記燐光体の生長が最後の増大成長中で前記生長を終わる前にその最大方向の距離q(μmで表示)にわたって行なわれ、前記燐光体の体積増加(体積百分率で表示)が5%より大きい場合において、アクチベータ要素部分がq/10に相当する距離にわたって前記燐光体の表面層の生長前後で測定すると下記条件を満足することを特徴とする:
−(q/10)−1<rico<0
式中、前記“rico”値(μm−1で表示)は前記表面の下にq/10の深さで測定された前記アクチベータ濃度(1)と前記表面で測定された前記アクチベータ濃度(2)との濃度差と、前記表面で測定された前記アクチベータ濃度(2)との比を、0.1とqの積によって割った値として計算される。
前述のような本発明による方法では、qが針、角柱、円柱又はブロック形状の燐光体結晶に対して50μmの値に等しく、その最大方向がその高さ方向である。
前述のような本発明による方法の別の例では、qが球状燐光体結晶に対して2μmの値に等しく、その最大方向がその直径の高さ方向である。
本発明の方法の好ましい例によれば、前記燐光体を構成する成分が下記のものである。
− マトリックス成分(1−a)MX.aMII
式中、Mは一価のLi,Na,K,Rb又はCsの少なくとも一つであり、MIIはMg,Ca,Sr,Ba及びNiからなる群から選択される二価金属元素であり、XはF,Cl,Br,及びIからなる群から選択されるハロゲン原子であり、0≦a<0.5である;及び
− アクチベータ要素(ドーパント)Ln
但し、LnはSc,Y,La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Al,Bi,In又はGaを表す。
本発明による第一例では、前記方法では前記燐光体を構成する成分として前述のようなマトリックス及びアクチベータ要素又はドーパントを燃焼又は蒸発することによって針、角柱、円柱又はブロック形状燐光体結晶をその生長表面でその高さ方向(最も長い側)で生長することによって行なわれる。q=50μmである針状燐光体に対して“rico”値は−0.20より高く、好ましくは−0.05より高く、さらにより好ましくは−0.01より高くすべきである。
本発明による第二例では、前記方法は前記燐光体を構成する成分として前述のようなマトリックス及びアクチベータ要素又はドーパントを燃焼又は蒸発することによって球状燐光体結晶をその生長表面でその直径の高さ方向で生長することによって行なわれる。q=2μmである球状粉末燐光体に対して“rico”値は−5.00より高く、好ましくは−4.50より高く、さらにより好ましくは−4.00より高くすべきである。
アクチベータ要素部分の測定は(最後の増大生長工程の1/10の直前の濃度に相当する)0.1×qの深さで測定されたマザー又はマトリックス成分濃度に対するアクチベータ要素又はドーパント濃度の測定、及び0.1×qの深さから表面までの前記増大生長工程の前記最後の1/10の部分(アクチベータ又はドーパントの濃度は前記最後の増大生長工程直後に燐光体表面で達成される)が行なわれた後に測定されたマザー成分濃度に対するアクチベータ要素又はドーパント濃度の測定として行なわれるべきであることは明らかであり、それらの差は“rico”パラメータがμm−1で表示されるように(最後の増大生長工程の最後の1/10部分の前に0.1×qの深さから燐光体結晶表面までの)部位深さの差によって割られるべきである。
本発明による方法によれば、針、角柱、円柱又はブロック形状燐光体結晶として生長している間、qは50μmの値に等しく(従ってq/10は5μmに等しい)、qは最後の増大工程が行なわれる針状結晶の深さと一致し、その深さでマザー要素濃度に対するドーパント濃度が測定されるべきである。球状粉末燐光体結晶が本発明の方法に従って生長される他の例では、qは2μmの値に等しい(増大工程のその最後の1/10の部分は0.2μmに等しく、q/10は前記増大生長工程の最後の1/10の部分が行なわれる球状粉末燐光体結晶の深さと一致し、その深さでマザー要素濃度に対するドーパント濃度が測定されるべきである)。本発明の方法に従ってかくして得られた“rico”値は(q/10)−1又は−10/qと0の間の値内にあるべきである。結晶におけるアクチベータ部分の“rico”の負の値が少ないほど(“絶対値”では小さいほど)、生長する燐光体結晶におけるアクチベータ成分の分布は針、角柱、円柱又はブロック形状結晶形態で構造化された燐光体を与えるかどうか、球状粉末燐光体を与えるかどうかにかかわらず、より均質になる。
可能な最高感度を得る目的を達成するためには結晶におけるアクチベータ部分又は分布だけが決定的なものではないことは明らかであるが、その生長は制限されない量で行なうことはできない。なぜならばqの高さ(qは針状結晶に対しては50μm、球状粉末結晶に対しては2μmに相当する)にわたって最後の増大生長中に体積増加をなお持ち、前記体積増加が少なくとも5%に相当することが条件であるからである。
従って最後の増大生長工程にわたる5%までの体積増加は80μm未満まで生長された球状粉末結晶のために実際に達成可能であり、一方針状又は均等に造形された結晶に対して1000μm未満の高さqが認められる。
好ましい例では“rico”値に対して所望の式を与える前記最後の増大生長は本発明の方法によればその最後の生長工程中に少なくとも7.5%の体積生長を達成するべきであり、さらに好ましい例では前記体積生長は少なくとも10%であるべきである。
最後の増大生長工程にわたって7.5%までの体積増加の場合には球状粉末結晶に対して実際に達成可能な生長は55μm未満までであり、針状又は均等に造形された結晶に対して700μm未満の高さqが認められる。
従って、体積増加の高い百分率は球状又は針状結晶の低い高さ(球状粉末結晶の場合には直径と等しい)の生長を可能にし、考えられる均質なドーパント又はアクチベータ部分を与える。
本発明の方法によれば前記針、角柱、円柱又はブロック形状燐光体の製造は製造工程として下記工程を含む:
− 前記マトリックス(又はマザー)成分と前記アクチベータ要素(又はドーパント化合物)を含有する成分を化学量論比で混合して所望の燐光体組成物を与える;
− 前記マトリックス成分及びアクチベータ要素を微粉砕又は粉砕する;
− 前記マトリックス成分と前記アクチベータ要素を含有する前記成分の混合物を減圧雰囲気下で反応を与える装置における不活性るつぼに入れる;
− 前記混合物を所望の燐光体の溶融温度Tmeltと少なくとも等しいか又はそれより高い温度Tまで燃焼する;
− 前記燐光体を冷却する。
本発明の方法によれば前記針、角柱、円柱又はブロック形状燐光体の製造において前記燃焼は支持体上への生じた燐光体の蒸着を起こすために行なわれ、前記蒸着は物理蒸着、熱蒸着、化学蒸着、電子線蒸着、無線周波数蒸着及びパルス化レーザ蒸着からなる群から選択された方法によって行なわれる。
本発明の方法によれば上述の前記減圧雰囲気は1mbar以下の範囲である(例えば10−4〜10−5、そして10−6mbarまでさえも)。さらに本発明の方法によれば前記減圧雰囲気は減圧している雰囲気である。
本発明の方法によれば球状(粉末)燐光体の製造方法は製造工程として下記工程を含む:
− 前記マトリックス(マザー)成分と前記アクチベータ要素(ドーパント化合物)を含有する成分を化学量論比で混合して所望の燐光体組成物を与える;
− 前記マトリックス成分及びアクチベータ要素を微粉砕又は粉砕する;
− 前記混合物をTmelt−100℃からTmelt+100℃までの温度Tまで燃焼(焼成)し、そこでは溶融温度Tmeltは所望の燐光体の溶融温度を表す;
− 前記燐光体を冷却する。
本発明の方法によれば、前記マトリックス(マザー)成分と前記アクチベータ要素(ドーパント)を含有する前記成分混合している間又は混合する前、少なくとも一種の凝結防止剤が添加され、特に本発明の方法によれば、前記凝結防止剤はシリカ、金属酸化物(好ましくは酸化アルミニウム)、ゼオライト及びセラミック化合物からなる群から選択される化合物である。
本発明の方法によれば、冷却中又は冷却後、アニール工程が考えられる全てのタイプの結晶形状に対して行なわれる。この“アニール工程”は燐光体結晶の表面状態に対する影響を明らかに有し、そこではそれはその表面状態を変性し、最後の工程として明らかに適用され、燐光体特性をさらに改良する。
従って本発明の方法によれば前記アニール工程は、前記燐光体を酸素含有雰囲気(特に空気中)で50℃〜400℃の範囲、より好ましくは80℃〜220℃、さらにより好ましくは約200℃の温度まで5分〜15時間、より好ましくは10分〜8時間、加熱した後、前記燐光体を冷却工程によって凝固することによって行なわれる。
さらに本発明の方法によれば前記アニール工程は酸素含有雰囲気で又は空気中で行なわれる。
本発明の方法による別の例では、冷却後、前記球状粉末燐光体は所望の平均粒子サイズまで粉砕又は微粉砕する工程を受ける。その好ましい例では、前記粉砕又は微粉砕工程はAlpine微粉砕機又はPlanetory微粉砕機で行なわれる。より好ましくは前記粉砕又は微粉砕工程では有機溶媒が添加される。好ましい有機溶媒として、イソプロパノールが使用されることが多い。さらに本発明の方法によれば前記粉砕又は微粉砕工程では分散剤がさらに添加され、好ましい例ではパルミチン酸塩がさらに添加される。
本発明による好ましい例ではCsBr:Eu燐光体の製造が考えられ、そこではドーパント又はアクチベータ要素としてのユウロピウムは(好ましくは主にその二価の状態で)存在し、前記燐光体は本発明によれば上述のような製造方法によって針状形態又は粉末形態で利用可能である。
特に、構造化された針状結晶又は粉末球状結晶が粉砕又は微粉砕されなければならないとき、アクチベータ化合物又はドーパント、特に所望の二価のユウロピウムが燐光体結晶に均質に分布される燐光体結晶で開始することが必要である。そうでなければユウロピウムアクチベータの分布又は部分に関する予期せぬ結果が燐光体粒子画分にわたって表れるだろう。
ここで開示された本発明の方法は燐光体の製造のために特に有用であり、そこでは前記マトリックス(マザー)成分はCsBrであり、前記アクチベータ(ドーパント)要素はEuである。
本発明の方法によれば前記アクチベータ要素EuはEuX,EuX,EuOX及びCsEux+αy(但し、x/y>0.25,α≧2であり、XはCl,Br及びI及びそれらの組み合わせからなる群から選択されるハロゲン化物である)からなる群から選択された燐光体プリカーサから生成される。好ましい例では前記EuはEuBrから生成され、かつ少なくとも99.9mol%、より好ましくは少なくとも99.99mol%の量で二価の状態でCsBr:Eu燐光体に存在する。
本発明をその実施例のような好ましい例と関連して以下に記載するが、本発明をそれらの例に限定することを意図しないことは理解されるだろう。
燐光体試料(均質化された燐光体粉末)の製造
A.CEBLA8501/01/1:530gのCsBr粉末及び1656mgのEuBr溶液(0.002molのEuBrを含有)をWAB、スイスからのTurbula装置で30分間混合した。
微粉砕された粉末は140℃で30分間窒素雰囲気で乾燥された。
粉末混合物は140℃から(溶融温度付近の)575℃に2時間で加熱され、次いで窒素雰囲気で6時間加熱された。
(溶融された)粉末は窒素雰囲気で30分の時間内で冷却され(不活性雰囲気下でのアニール工程)、続いて200℃の温度で開始して4時間空気雰囲気下でアニール工程を行なった。
溶融物を様々な小さな直径に均質化することは3barの雰囲気下で3500r.p.m.でAlpine Montan AG−オーストリアのからのAlpine Millで行なわれた。
実験1(比較):CEBLA8501/01/1M燐光体
Alpine Montan AG−オーストリアからのこの“Alpine Mill”は1145p.p.m.の量でEuをドープした燐光体粒子を有する燐光体粉末を均質化した。
20μm未満の平均高さ(直径)を有する前記粒子は−4.75の計算された“rico”値に導き、マトリックス成分におけるドーパントの最適化された感度に導かなかった。
実験2(比較):CEBLA8501/01/1H燐光体
この燐光体はAlpine Millによる代わりに手でわずかに均質化された燐光体粉末であり、その粒子は100μmより大きい平均高さ(直径)を有し、1262p.p.m.の量でEuをドープされた。
かくして得られた−4.50の計算された“rico”値はより高く、増大した感度にに導いた。しかしながら、それらの燐光体粒子は大きすぎ、燐光体スクリーンの製造に実際に使用するために好適でなかった。
それらの二つの燐光体層で得られた結果は表2にまとめられる。
実験3:CEBLA8516/01/1
WAB、スイスからの同じTurbula装置で530gのCsBr粉末及び828mgEuBr溶液(0.001molのEuBr)を30分間混合した。
粉末混合物は140℃から(溶融温度付近の)575℃に2時間で加熱され、次いで窒素雰囲気下で6時間加熱された。
(溶融された)粉末は窒素雰囲気で30分の時間内で冷却され(不活性雰囲気下のアニール工程)、続いて200℃の温度で開始して4時間空気雰囲気下でアニール工程を行なった。
混合物はイソプロパノールの存在下で(8516/02/1PK−8516/07/1PK)及び不存在下で(8516/01/1PK)、1cm未満の直径を有する5−25メノウ石のplanetory微粉砕機で均質化された。CEBLA8516/01/1は微粉砕されない参照材料であった。
254nm〜365nmの波長を有するUV放射線への露光後に放出された放射線に対して得られたデータは、planetory微粉砕装置(PK)で微粉砕した後の平均粒子サイズ、Eu含有量(p.p.m.で表示)及び参照試料MD10に関する感度(X線露光及び刺激後、異なるデジタイザー(それぞれNOLO(登録商標)及びSOLO(登録商標)と称される)で読み出した)についてのデータとともに表1にまとめられた。
試料の幾つかからユウロピウムドーパント部分はTOF SIMで決定された。
Figure 2005200647
前の表1から均質化は常に感度の損失を生じ、それは極めて筋が通るように聞こえ、平均燐光体粒子サイズがさらに減少されるときに一層そうであるが、イソプロパノールの存在下で(及びさらに好ましくはパルミチン酸塩の追加の存在下で)、それらが存在しないときよりも損失が少ないことが結論づけられる。比較可能な平均粒子サイズに対しては前記感度の損失は約3〜4倍で減少される(比較01/1PKと本発明05/1PKを参照)。微粉砕されない燐光体に対する“rico”値は表1からさらに明らかなように微粉砕された粉末に対してより負の値が小さい。
実験4:試料CB59612A,CB59507A,CB59501A,CB50215A
これらは減圧(<10−3bar)と組み合わせてEu誘導体でドープされたCsBrの溶融プロセスによって作られた。針状燐光体粒子の平均高さ及びユウロピウム濃度(p.p.m.)は以下の表2に与えられ、感度(参照材料MD10に対する百分率)に加えて“rico”値及びp/gに対する値が従来技術の燐光体として本明細書の“背景技術”で参照されるUS出願2003/0047697で行なわれたように計算された。粉末についての全ての測定はTOFSIMS分析装置で行なわれた後、本発明の範囲内で要求されるような結果の計算を行なった。針状結晶についての測定はサンドブラスチングと組み合わせたICP OESで行なわれた。
Figure 2005200647
表2から針状燐光体におけるユウロピウムドーパントのより均質な混入を示す“rico”値が高いほど(マイナス値が小さいほど)高い感度を与えることが結論づけられる。
また表2から低い量のユウロピウムは針状燐光体におけるユウロピウムドーパントのより均質な混入を示す低い絶対値に相当する高い(マイナス値が小さい)“rico”値に導くことが結論づけられる。
それとは反対にp/g値は高く、US出願2003/0047697から知られた好ましい0.1の値より低くない。
本発明の方法に従って作られた球状粉末燐光体におけるユウロピウムドーパントの混入は低い“rico”値を明らかに示す。0.2μmの燐光体粒子深さについて測定されたそれらの値は−5.0より小さく、好ましくは−4.5より小さい。
本発明の方法に従って作られた針状燐光体におけるユウロピウムドーパントの混入はより低い“rico”値さえも示す。5μmの燐光体粒子深さについて測定された前記“rico”値は−0.2より小さく、好ましくは−0.05より小さく、それらの針状燐光体についての所望の均質なドーパント分布と明らかに一致する。
さらに表2から高い感度は低い“rico”値を有する粉末燐光体で達成されることが結論づけられる(CsBrマトリックスに対して約1200p.p.m.のユウロピウムをドープされた、100μmより大きい高さを有する最も大きな粉末に対してさえもより良好に均質に分布されたEuドーパント又はアクチベータ)。
燐光体粒子サイズ、感度、マザー又はマトリックス化合物に対するアクチベータ又はドーパントの量及び前記マザー又はマトリックス化合物における前記アクチベータ又はドーパントの均質な部分又は分布の間の最適な関係を達成するために、本発明はここで規定されたような実験濃度測定から誘導された計算された“rico”値を使用する優れた方法を提供する。前記値を計算する可能性を与える記載された測定を行なった後、前記独自の燐光体の識別(球状粉末形態で作られたかどうか、針、角柱、円柱又はブロック形状の燐光体結晶形態であるかどうか)及び定量的測定が行なわれる。
実験5:試料FA337259
実験4と同じ方法に従って作られた針状結晶の分析及び針状燐光体の分析は針状結晶の頂部から出発してレーザ融蝕装置と組み合わせたICP OESで行なわれた。
5μm融蝕の各段階に対する厚さ変化、並びに相補的な残りの厚さが、検出されたEuドーパントの量及び前に規定したように計算された対応する“rico”値とともに与えられた。
以下の表3は試料FA337259に対するこれらの結果の要約を与える。
Figure 2005200647
“rico”値の全てが望ましい境界(針状結晶に対して−0.20〜0)内であることは明らかであり、それは針状燐光体の針状結晶の連続区域内では多かれ少なかれ均質な分布を示す。
表3に与えられた数字によってさらに示されるように、ユウロピウムドーパント濃度は、レーザ融蝕を行ない、かつ深さにおけるユウロピウムドーパント量(p.p.m.で表示)を分析するときに減少する傾向を有する。
本発明の好ましい例を詳細に記載したが、特許請求の範囲に規定されたような発明の範囲から逸脱せずにその中で多数の変更をなしうることが当業者に明らかであろう。

Claims (9)

  1. 燐光体の製造方法であって、前記方法が前記燐光体を構成する成分としてマトリックス成分及びドーパントアクチベータ要素を燃焼又は蒸発することによってその表面を生長する工程を含み、前記燐光体の生長が最後の増大成長中で前記生長を終わる前にその最大方向の距離q(μmで表示)にわたって行なわれ、前記燐光体の体積増加(体積百分率で表示)が5%より大きい場合において、アクチベータ要素部分がq/10に相当する距離にわたって前記燐光体の表面層の生長前後で測定すると下記条件を満足することを特徴とする方法:
    −(q/10)−1<rico<0
    式中、前記“rico”値(μm−1で表示)は前記表面の下にq/10の深さで測定された前記アクチベータ濃度(1)と前記表面で測定された前記アクチベータ濃度(2)との濃度差と、前記表面で測定された前記アクチベータ濃度(2)との比を、0.1とqの積によって割った値として計算される。
  2. qが針、角柱、円柱又はブロック形状の燐光体結晶に対して50μmの値に等しく、その最大方向がその高さ方向である請求項1に記載の方法。
  3. qが球状燐光体結晶に対して2μmの値に等しく、その最大方向がその直径の高さ方向である請求項1に記載の方法。
  4. 前記燐光体を構成する成分が下記のものである請求項1〜3のいずれかに記載の方法:
    − マトリックス成分(1−a)MX.aMII
    式中、Mは一価のLi,Na,K,Rb又はCsの少なくとも一つであり、MIIはMg,Ca,Sr,Ba及びNiからなる群から選択される二価金属元素であり、XはF,Cl,Br,及びIからなる群から選択されるハロゲン原子であり、0≦a<0.5である;及び
    − ドーパントアクチベータ要素Ln
    但し、LnはSc,Y,La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Al,Bi,In又はGaを表す。
  5. 製造工程として下記工程を含む請求項2に記載の方法:
    − 前記マトリックス成分と前記ドーパントアクチベータ要素を含有する成分を化学量論比で混合して所望の燐光体組成物を与える;
    − 前記マトリックス成分及びドーパントアクチベータ要素を微粉砕又は粉砕する;
    − 前記マトリックス成分と前記ドーパントアクチベータ要素を含有する前記成分の混合物を減圧雰囲気下で反応を与える装置における不活性るつぼに入れる;
    − 前記混合物を所望の燐光体の溶融温度Tmeltと少なくとも等しいか又はそれより高い温度Tまで燃焼する;
    − 前記燐光体を冷却する。
  6. 製造工程として下記工程を含む請求項3に記載の方法:
    − 前記マトリックス成分と前記ドーパントアクチベータ要素を含有する成分を化学量論比で混合して所望の燐光体組成物を与える;
    − 前記マトリックス成分及びドーパントアクチベータ要素を微粉砕又は粉砕する;
    − 前記混合物をTmelt−100℃からTmelt+100℃までの温度Tまで燃焼(焼成)し、そこでは溶融温度Tmeltは所望の燐光体の溶融温度を表す;
    − 前記燐光体を冷却する。
  7. 前記マトリックス成分がCsBrであり、前記ドーパントアクチベータ要素がEuである請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記ドーパントアクチベータ要素EuがEuX,EuX,EuOX及びCsEux+αyからなる群から選択される燐光体プリカーサから生成され、x/y>0.25,α≧2であり、XはCl,Br及びI及びそれらの組み合わせからなる群から選択されるハロゲン化物である請求項7に記載の方法。
  9. 前記EuがEuBrから生成され、かつ少なくとも99.9mol%の量で二価状態でCsBr:Eu燐光体に存在する請求項7又は8に記載の方法。
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