JP2005200262A - 多孔材、その製造方法及び多孔材を用いた土壌浄化方法 - Google Patents

多孔材、その製造方法及び多孔材を用いた土壌浄化方法 Download PDF

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実 加畑
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Abstract

【課題】浄化効果を長期に亘って発揮できる多孔材、その製造方法及び多孔材を用いた土壌浄化方法を提供すること。
【解決手段】空隙1bを有する多孔基材の少なくとも空隙内に、鉄粉2が担持されている多孔材1。空隙を有する多孔基材を破砕する破砕工程と、破砕した多孔基材を加熱する加熱工程と、加熱した多孔基材を、ベントナイト水溶液に鉄粉を混合した担持液中に浸漬して空隙内に担持液を吸液させる吸液工程と、担持液から多孔基材を分離する分離工程とを有する多孔材の製造方法及び多孔材を用いた土壌浄化方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多孔材、その製造方法及び多孔材を用いた土壌浄化方法に関するものである。
従来、汚染土壌の浄化、例えば、重金属或いは有機ハロゲン系化合物等で汚染された土壌の浄化においては、汚染土壌に鉄粉を混合することによって重金属の無害化或いは脱ハロゲン反応或いは脱ハロゲン化水素反応を利用して常温で汚染物質を分解する浄化方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−577号公報
ところで、通常、鉄は、第1に、pH3〜4の環境において高い反応性を発揮すること、第2に、容易に酸化してしまうことから還元性を発揮する持続時間が短いという特性を有している。このため、汚染物質を含む土壌に鉄粉を混合して浄化する特許文献1に開示された浄化方法は、使用できる環境に制限があり、浄化効率が悪いという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、浄化効果を長期に亘って発揮できる多孔材、その製造方法及び多孔材を用いた土壌浄化方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本出願人は、従来の汚染土壌における浄化方法を考慮して独自に検討し、種々の実験を行ったところ、多孔基材に鉄粉を担持させた多孔材は、汚染土壌に混ぜるだけで、pH調整が不要で、鉄が酸化されにくいことから浄化効果を長期に亘って発揮できるうえ、透水性が向上して浄化に有効な手段であることを見出し、本発明をなすに至ったのである。即ち、本発明の請求項1に係る多孔材は、空隙を有する多孔基材の少なくとも前記空隙内に、鉄粉が担持されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、空隙内に鉄粉が担持された多孔材は、汚染土壌に混ぜるだけで、pH調整を行うことなく、汚染土壌が中性領域の状態で長期に亘って浄化される。
また、上記の目的を達成するため、本発明の請求項4に係る多孔材の製造方法は、空隙を有する多孔基材を破砕する破砕工程と、破砕した前記多孔基材を加熱する加熱工程と、加熱した前記多孔基材を、ベントナイト水溶液に鉄粉を混合した担持液中に浸漬して前記空隙内に前記担持液を吸液させる吸液工程と、前記担持液から前記多孔基材を分離する分離工程と、を有することを特徴とする。
請求項4の発明によれば、本発明の多孔材を簡易に製造することができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明の請求項9に係る多孔材を用いた土壌浄化方法は、空隙を有する多孔基材の少なくとも前記空隙内に、鉄粉が担持されている請求項1の多孔材を、汚染物質を含む土壌中に混合する操作を含むことを特徴とする。
請求項9の発明によれば、汚染物質を含む土壌中に多孔材を混合すれば、pH調整を行うことなく、汚染土壌を中性領域の状態で長期に亘って浄化することができる。
本明細書において、多孔基材の表面に鉄粉が担持されているとは、空隙の内外側を含む多孔基材の表面に鉄粉が分散状態で付着していることをいう。
本発明に係る多孔材、その製造方法及び多孔材を用いた土壌浄化方法は、中性領域で使用でき、浄化効果を長期に亘って発揮できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る多孔材、その製造方法及び多孔材を用いた土壌浄化方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の多孔材に係る実施の形態を示す模式図である。図2は、図1の多孔材の製造方法を示す工程図である。多孔材1は、図1に示すように、焼成頁岩からなる多孔基材1aの空隙1b内外側を含む表面に、鉄粉2が担持されている。ここで、多孔基材1aは、少なくとも多数の空隙1b内に鉄粉2が担持されていればよい。また、多孔基材1aは、多数の空隙1bを有し、鉄粉2を担持することができるものであれば、焼成頁岩に限られるものではなく、セメントやアルミナ等のセラッミクスからなる多孔質素材の他、ケイ素,火山岩,コークス等からなる多孔質素材を使用することができる。
上記のように構成される本発明の多孔材1は、以下のようにして製造される。先ず、粉砕した頁岩を粒度調整した後、1000℃を超える温度で焼成する。これにより、内部に孔直径300μm以下の多数の空隙1bが存在する焼成頁岩からなる多孔基材1aが製造される。ここで、後述するように担持量の点から粒径150μm以下の鉄粉を用いることを考慮すると、鉄粉を効率良く担持させるためには、多孔基材1aは、孔直径が300μm以下である必要がある。このとき、多孔基材1aの素材として焼成頁岩を使用する場合、空隙1bの孔直径は、主として焼成温度によって決まる。このため、孔直径が300μm以下の多孔基材1aを得るためには、1000℃を超える焼成温度に設定する必要がある。
次に、図2に示すように、多孔基材1aを破砕する(破砕工程)。破砕する大きさ(粒径)としては、3〜15mmの大きさが好適である。破砕した多孔基材1aの大きさ(粒径)が3mmよりも小さくなると鉄粉の含有率が約20%以上低下して好ましくない。また、破砕した多孔基材1aの大きさ(粒径)が15mmを超えると、表面積が小さくなって単位表面積当たりの鉄粉の含有率が低下してしまう。次いで、破砕した多孔基材1aを300〜700℃に加熱する(加熱工程)。このとき、加熱温度が300℃よりも低いと、多数の空隙1b内に存在するガスや空気の膨張量が少なくなる。このため、前記膨張量に対応した後述する担持液の前記空隙内への吸い込み量が殆どなくなり、製造される多孔材1は、土壌の浄化に必要な量の鉄を担持することができない。一方、加熱温度が700℃を超えると、前記空隙内へ吸い込まれる担持液中の鉄粉が酸化されてしまい、製造される多孔材1が土壌浄化能力を発揮できなくなる。
そして、破砕し、十分に加熱した多孔基材1aを、ベントナイト水溶液に鉄粉を混合した担持液中に浸漬して急冷する。これにより、多孔基材1aにおいては、多数の空隙1b内に存在するガスや空気が急速に収縮するのに伴い、前記担持液が前記空隙内に吸い込まれる(吸液工程)。
このとき、担持液は、水1L当たり、ベントナイトが30〜80g、鉄粉(粒径125μm以下)が200〜500g、それぞれ混合され、粘性値が6×10-3〜10×10-3Pa・secであるものを使用する。また、鉄粉は、粒径が150μm以下の市販品を使用する。粒径が150μmを超えると、多孔基材1aに殆ど担持されなくなる。また、鉄粉は、量が少ないと製造される多孔材における鉄担持量が少なくなるが、量を多くしても鉄担持量に限界があり、余剰の鉄粉は製造工程内で繰り返し利用されるので、200〜500g/Lが適正値である。また、担持液中にベントナイトを混合するのは、ベントナイトの特性である粘性を利用して鉄粉の沈降を抑え、液全体に分散させると共に、鉄に対する還元補助作用を利用するためである。ベントナイトは、30g/Lよりも少ないと、鉄粉の沈降抑制並びに還元補助作用を適切に発揮することが難しく、80g/Lを超えると鉄粉の沈降抑制並びに還元補助作用が過剰となって好ましくない。
しかる後、篩を用いて担持液から多孔基材1aを分離する(分離工程)。これにより、少なくとも鉄粉2が多数の空隙1b内に担持された製品、即ち、本発明の多孔材1が得られる。このように、多孔材1は、極めて簡易に製造でき、特殊な製造装置を必要としないので、安価に提供することができる。このとき、ベントナイトと鉄粉とを上記範囲で混合しておくと、担持液を吸い込んだ多孔基材1aにおいて、鉄粉が多数の空隙1bの各空隙1b内に均一に分散し、土壌浄化能力が適切に発揮される。
このようにして得られた多孔材1の土壌浄化能力を判定するため、六価クロム並びにVOC(揮発性有機化合物)で汚染されたテストサンプルの処理試験を行った。
(実施の形態1)
Cr6+濃度が50mg/Lのテストサンプルと多孔材1を用意し、図3に示すように、ビーカー5にテストサンプル500mLと多孔材1を25g入れ、スターラー6で攪拌しながらCr6+濃度の変化をジフェニルカルバジド吸光光度法(JIS K0102 65.2.1)によって6時間測定した。このとき、用いたテストサンプルはpHが6で、測定終了までpH調整は行わなかった。また、用いた多孔材1は、孔直径300μm以下の多数の空隙1bの内外側に粒径が150μm以下の鉄粉が担持され、鉄粉の担持率が7.1重量%であった。Cr6+濃度の測定結果を図4に示す。
(比較例1)
一方、新たなビーカー5にテストサンプル500mLと同じ種類の鉄粉を2.7g入れ、スターラー6で攪拌しながらCr6+濃度の変化を実施の形態1と同様に測定した。その結果を図4に併せて示した。
図4に示す結果から明らかなように、実施の形態1に示す本発明の多孔材1はCr6+を浄化してその濃度を低減しているのに対し、比較例1に示すpH6のテストサンプルは、鉄粉がCr6+を浄化する能力は殆ど見られなかった。
(実施の形態2,3)
次に、Cr6+濃度が10mg/Lで、pH6のテストサンプルを本発明の多孔材1を充填したカラムに通し、カラムを通過したテストサンプルにおけるCr6+濃度の変化を測定した。このとき用いた試験装置は、図5に示すように、サンプル容器11、ポンプ12、カラム13及び容器14が管15で接続されている。このとき、テストサンプルは、ポンプ12によってサンプル容器11からカラム13へ0.2mL/min.の流量で送られる。カラム13は、直径6cm、長さ23cmで、実施の形態2の場合には鉄粉(粒径150μm以下)の担持率が9重量%の多孔材1が300g充填され、実施の形態3の場合には鉄粉(粒径150μm以下)の担持率が23重量%の多孔材1が300g充填されている。
このように構成される試験装置を用いて、管15から容器14へ排出される浄化液におけるCr6+濃度の変化を実施の形態1と同様にして約150時間に亘って測定した。その結果を図6に示す。ここで、図6において、多孔材Aは、鉄粉の担持率が9重量%の多孔材1の結果を示し、多孔材Bは、鉄粉の担持率が23重量%の多孔材1の結果を示す。
(比較例2,3)
比較のため、図5に示す試験装置において、多孔材1に代えて鉄粉(粒径150μm以下)80gと、焼成頁岩の代替品として組成が類似した珪砂800gとの混合物(比較例2)や多孔基材1aと同一の焼成頁岩300g(比較例3)をカラム13に充填し、同じテストサンプルを実施の形態2,3と同様にして処理し、Cr6+濃度の変化を測定した。その結果を図6に併せて示した。
図6に示す結果から明らかなように、鉄粉と珪砂の混合物や焼成頁岩は、測定開始後約48時間迄の間は、多孔材A,Bと同様に、Cr6+濃度を定量下限値未満に維持しているが、その後、時間経過と共に浄化能力が低下してゆく。但し、焼成頁岩の方が鉄粉と珪砂の混合物よりも浄化能力が高い。実施の形態1及び比較例1の結果と合わせると、珪砂や焼成頁岩が浄化能力を発揮していることが分かる。これに対して、多孔材A,Bは、時間が経過してもCr6+の浄化能力が維持され、浄化液の濃度を定量下限値未満又は0.01mg/Lに維持し、鉄担持率の違いによる浄化能力の相違は見られなかった。このとき、図6に示してはいないが、多孔材Aは、測定開始後約1500時間、多孔材Bは、測定開始後約6700時間、それぞれCr6+の浄化能力を維持し、浄化液におけるCr6+濃度を定量下限値未満に維持していた。
(実施の形態4)
次に、図5に示す試験装置を使用してトリクロロエチレン(TCE)を含むテストサンプルを浄化した。このとき、サンプル容器11には、テストサンプルとして6mg/Lのトリクロロエチレンを混合したpH6の水が入っており、ポンプ12によってカラム13へ1.0mL/min.の流量で送られる。カラム13は、直径7cm、長さ100cmで、鉄粉の担持率が5.5重量%の多孔材1が1060g充填されている。
このように構成される試験装置を用いて、6mg/Lのトリクロロエチレンを含むテストサンプルをカラム13を通して浄化し、浄化液におけるTCE濃度の変化を約300時間に亘って測定した。その結果を図7に示す。
(比較例4,5)
比較のため、上記試験装置において、カラム13には多孔材1に代えて、比較例4の場合は珪砂3120gを、比較例5の場合は鉄粉400gと珪砂3000gの混合物を、それぞれ充填し、同じテストサンプルを実施の形態4と同様にして処理し、TCEの濃度変化を測定した。その結果を図7に併せて示した。
図7に示す結果から明らかなように、実施の形態4及び比較例4,5においては、測定開始後約170時間迄の間は、TCEを浄化して浄化液の濃度を定量下限値未満に維持している。そして、約170時間を経過すると、本発明の多孔材を使用している実施の形態4では時間が経過しても浄化液の濃度が定量下限値未満に維持されているのに対し、本発明の多孔材を使用していない比較例4,5では時間経過と共にそれぞれの浄化能力が低下してゆく。このとき、図7に示す結果からは、珪砂単独よりも、鉄粉が存在した方がTCEの浄化能力が高いことが分かる。尚、図7に示す結果から、鉄粉のみの場合には、鉄粉と珪砂との混合物と同様の結果になるものと思われる。
以上のように、本発明の多孔材1は、土壌汚染の原因となっている六価クロムやVOC(揮発性有機化合物)を長期に亘って浄化することができる。このため、多孔材1は、予め、汚染物質を含む土壌中に混合しておけば、その土壌の透水性が向上し、降水や人為的な散水によって水を供給すれば、汚染物質を略中性の環境で浄化することができる。
以上のように、本発明にかかる多孔材、その製造方法及び多孔材を用いた土壌浄化方法は、汚染土壌の浄化に有用であり、特に、重金属やVOC(揮発性有機化合物)で汚染された土壌の浄化に適している。
本発明の多孔材に係る実施の形態を示す模式図である。 図1の多孔材の製造方法を示す工程図である。 実施の形態1及び比較例1においてテストサンプルの処理試験に使用した試験装置の概略構成図である。 実施の形態1及び比較例1の結果を示す図である。 実施の形態2,3及び比較例2,3においてテストサンプルの処理試験に使用した試験装置の概略構成を示す図である。 実施の形態2,3及び比較例2,3の結果を示す図である。 実施の形態4及び比較例4,5の結果を示す図である。
符号の説明
1 多孔材
1a 多孔基材
1b 空隙
2 鉄粉
5 ビーカー
6 スターラー
11 サンプル容器
12 ポンプ
13 カラム
14 容器
15 管

Claims (10)

  1. 空隙を有する多孔基材の少なくとも前記空隙内に、鉄粉が担持されていることを特徴とする多孔材。
  2. 前記多孔基材は、孔直径が300μm以下の空隙を有する焼成頁岩であることを特徴とする請求項1に記載の多孔材。
  3. 前記鉄粉は、粒径が150μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の多孔材。
  4. 空隙を有する多孔基材を破砕する破砕工程と、
    破砕した前記多孔基材を加熱する加熱工程と、
    加熱した前記多孔基材を、ベントナイト水溶液に鉄粉を混合した担持液中に浸漬して前記空隙内に前記担持液を吸液させる吸液工程と、
    前記担持液から前記多孔基材を分離する分離工程と、
    を有することを特徴とする多孔材の製造方法。
  5. 前記多孔基材は、孔直径が300μm以下の空隙を有する焼成頁岩であることを特徴とする請求項4に記載の多孔材の製造方法。
  6. 前記担持液は、水1L当たり、ベントナイトが30〜80g、鉄粉が200〜500g、それぞれ混合されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の多孔材の製造方法。
  7. 前記粉砕工程は、前記焼成頁岩を粒径3〜15mmに粉砕することを特徴とする請求項5又は6に記載の多孔材の製造方法。
  8. 前記加熱工程は、前記焼成頁岩を300〜700℃に加熱することを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の多孔材の製造方法。
  9. 空隙を有する多孔基材の少なくとも前記空隙内に、鉄粉が担持されている請求項1の多孔材を、汚染物質を含む土壌中に混合する操作を含むことを特徴とする多孔材を用いた土壌浄化方法。
  10. 前記汚染物質の浄化が、少なくとも汚染排水又は汚染地下水の存在下で行われることを特徴とする請求項9に記載の多孔材を用いた土壌浄化方法。
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