JP2005196863A - 車載用ディスクプレーヤのアクセス待機方法 - Google Patents
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Abstract
【構成】車載用ディスクプレーヤのアクセス待機に際して、車両が停止中であるか検出し、走行中のアクセス待機に際しては回転ポーズ制御を行なってピックアップ位置を保持し、停止中のアクセス待機に際してはトラッキングサーボをオフする。また、停車中のアクセス待機中においてフォーカスサーボが外れてもフォーカスサーチを行なわないよう制御する。
【選択図】 図1
Description
図4は回転ポーズ制御のフローであり、CD、CD-ROM等から読み取ったサブコードQよりピックアップの現在位置を識別し(ステップ101)、該現在位置が待機前の最終アドレス位置より大きくなったか調べ(ステップ102)、大きくなればトラックジャンプパルスをトラッキングアクチュエータに印加してピックアップを最終アドレス位置に戻す制御(トラックジャンプ)を行ない(ステップ103)、以後始めに戻って上記制御を繰返す。なお、DVDの場合にはサブコードQの替わりにIDコードよりアドレス情報を取得して同様の制御(スチル動作)を行なう。
以上のように、従来の待機制御においては最終アドレス付近にピックアップを保ち続ける制御方法を採用しているが、トラックジャンプを行う為の駆動電流がサーボノイズとなり、また消費される駆動電流も無視できない。特に、光ディスク媒体に書込まれた地図情報を該ディスクから読み取る車載のナビ装置では、停車時において車両位置が変化しないため、表示地図を更新する必要がなくディスクへのアクセスが行われず、待機中になる。この待機中において回転ポーズ制御(スチル動作制御)を行なうと、停車時間が長くなる程、消費電流が大きくなり、しかもサーボノイズを発生する。
再生動作を停止するスリープ期間における消費電力を押さえるディスク再生装置がある(たとえば特許文献1参照)。このディスク再生装置は、現在再生中のトラック及び該トラックにトラックNo.が近いトラックの各先頭データを保存しておき、次に、いずれか一方のトラックにスキップしてプレイする場合における発音開始時間を短縮して消費電力を押さえるものである。
また、上記文献の従来技術は停車時における回転ポーズ制御に起因する消費電流を低減することはできない。
従って、本発明の目的は、停車時における消費電流を低減でき、しかも、サーボノイズの発生を押さえることができる車載用ディスクプレーヤのプレイ待機方法を提供することである。
第2の発明は第1の発明において、停車中のアクセス待機中においてフォーカスサーボが外れてもフォーカスサーチを行なわないよう制御するアクセス待機方法である。
また、本発明によれば、停車中のアクセス待機中においてフォーカスサーボが外れてもフォーカスサーチを行なわないよう制御するから、フォーカスサーチに要する消費電流を押さえることができる。
図1は本発明の車載用ディスクプレーヤのブロック図である。図中、1はターンテーブル上に載置されたディスク(CD、CD-ROM)で音楽信号やデータがピット列によりディジタル記録されている。2はディスクを回転させるスピンドルモータ、3はディスクを一定の線速度で回転させるように制御するスピンドルサーボ回路、4はディスクのディジタル記録信号を読み取るピックアップで、4aはピックアップ4をディスク面方向に移動させるフォーカシングアクチュエータ、4bはピックアップをトラック幅方向に移動させるトラックキングアクチュエータである。5は光ピックアップの読み取り信号からEFM信号、フォーカシングエラー信号FE、トラックキングエラー信号TE等を作成するRFアンプで、5aはフォーカシングエラー信号検出回路、5bはトラックキングエラー信号検出回路である。6はトラックキングエラー信号TEに基づいてピックアップ(ビーム)をオントラック制御するトラックキングサーボ回路、7はトラックキングアクチュエータ4bを駆動するトラックキングドライバ、8はトラックジャンプパルスを発生してピックアップ4をして1トラックジャンプさせるトラックジャンプパルス発生回路、9はフォーカシングエラー信号FEに基づいてディスク上で合焦点するようにピックアップを位置制御するフォーカシングサーボ回路、10はフォーカシングアクチュエータ4aを駆動するフォーカシングドライバである。
システムコントローラ14は、ショックセンサー、車速センサー、エンジン制御信号、GPS受信機などから車速に関係する情報を取得し、これらの情報より車が停止中の「低消費電力モード」であるか、走行中の「通常モード」であるか判断する。
通常モードであれば、アクセス待機中に従来例と同様な回転ポーズ制御を行なって、ピックアップ(ビーム)をトラックセンター上に位置させる。すなわち、通常モードにおいてアクセス待機中であれば、システムコントローラ14は図4に示す回転ポーズ制御を行ない、必要に応じてトラックジャンプパルスTJPをトラックキングアクチュエータ4bに入力してピックアップ4を内周方向にトラックジャンプさせ、トラックセンター上に位置させる。このように通常モードにおいてオントラックのためにトラックジャンプ動作が必要であるが、次のアクセス指令時に高速の応答が可能となる。
また、低消費電力モードにおいてアクセス待機中であれば、フォーカシングサーボが外れてても(フォーカシングサーボが不能)、システムコントローラ14はフォーカシングサーボの掛け直し(フォーカス・サーチ動作)を行なわず、低消費電力モード→通常モード時に切り替わった時に、フォーカスサーチ動作を行ってフォーカス制御を可能にする。このようにすれば、傷・ショックによりフォーカスが外れた時にも消費電流を抑える事が出来る。
(8)はフォーカス制御状態信号であり、通常モード中にフォーカシングサーボが外れればフォーカスサーチ信号を発生してフォーカスサーボを行なえるように制御するが、低消費電力モードにおいてフォーカシングサーボが外れてもフォーカスサーチ信号を発生せずフォーカシングサーボは外れたままとなる。
システムコントローラ14は、アイドル中であるか、すなわち、アクセス待機中であるか、アクセス制御中であるか判断し(ステップ201)、アクセス制御中であればアクセス制御を行ない(ステップ202)、アクセス制御が終了すれば(ステップ203)、始めに戻り以降の処理を繰返す。
一方、ステップ201において、アクセス待機中であれば、システムコントローラ14は各種センサーの検出信号を用いて停車中であるか走行中であるか判断する(ステップ204)。走行中であり、通常モードであれば、従来と同様の回転ポーズ制御(図4参照)を行ない(ステップ205)、適宜ステップ201に戻り以降の処理を繰り返す。
以上では、記録媒体がCD、CD-ROMの場合について説明したが、本発明はDVD、DVD−ROM、その他の光ディスクの再生装置(オーディオ用、ナビゲーション用など)の待機制御に適用できるものである。
以上、低消費電力モードにおいては、トラッキングサーボ制御を行なわないため、ピックアップはディスクのトラックには追従しなくなり、その結果、回転ポーズ動作に必要なピック位置を一定位置に保つ為のトラックジャンプ制御が不要となり、トラックジャンプ駆動波形を出力しない分だけ消費電流を低減し、サーボノイズを抑えることが出来る。
4 ピックアップ
5 RFアンプ
6 トラックキングサーボ回路
8 トラックジャンプパルス発生回路
9 フォーカシングサーボ回路
9a フォーカスサーチ信号発生器
11 ディジタル信号処理部
13 各種センサー部
14 システムコントローラ
Claims (2)
- 車載用ディスクプレーヤのアクセス待機方法において、
車両が停止中であるか検出し、
走行中のアクセス待機に際して回転ポーズ制御を行なってピックアップ位置を保持し、
停止中のアクセス待機に際してトラッキングサーボをオフする、
ことを特徴とする車載用ディスクプレーヤのアクセス待機方法。 - 前記停車中のアクセス待機中においてフォーカスサーボが外れてもフォーカスサーチを行なわないよう制御する、
ことを特徴とする請求項1記載のアクセス待機方法。
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