JP2005192999A - 施錠機構の作動装置の制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中枠に設けた第1係止フック24を施錠位置に保持する第1位置、および第1係止フック24を解錠位置に保持する第2位置に変位可能な第1可動体75と、第1可動体75を第2位置に向けて変位させる第1ワイヤ32と、第1可動体75を第1位置に向けて変位させる第2ワイヤ33と、これらワイヤ32,33を選択的に引張駆動する第1の駆動機構と、所定の信号を発信する第2の発信装置と、第2の発信装置からの信号を受信する受信部とを備えた作動装置31を複数電気的に接続する。複数の作動装置31が備える受信部の何れか1つが、第2の発信装置から発信された第1の一斉解除信号を受信することで、全ての駆動機構が駆動されて各第1ワイヤ32を引っ張り、第1可動体75を第2位置に向けて変位させる。
【選択図】図5
Description
そこで、本発明は、遊技機が備える施錠機構をそのまま利用し得ると共に、簡単な構成で施錠、解錠および解錠の規制を行なえる施錠機構の作動装置の制御システムを提供することを目的とする。
遊技機(11)の第1枠(12)に配設される第1係合部(21)と、前記第1枠(12)に開閉枢支される第2枠(13)に配設されて前記第1係合部(21)と係脱自在な第2係合部(24)とから施錠機構(20)を構成し、前記第2係合部(24)を前記第1係合部(21)に対して係合する施錠位置と、該第1係合部(21)から離脱して前記係合を解除する解錠位置との間で変位させる施錠機構の作動装置の制御システムであって、
前記第2枠(13)を第1枠(12)に対し閉成することで前記第2係合部(24)と当接し、該第2係合部(24)を前記施錠位置に保持する第1位置、および第2係合部(24)を前記解錠位置に保持する第2位置の間で変位可能な可動体(75)と、
前記可動体(75)に一方の端部が固定され、該可動体(75)を前記第1位置から第2位置に向けて変位させる第1ワイヤ(32)と、
前記可動体(75)に一方の端部が固定され、該可動体(75)を前記第2位置から第1位置に向けて変位させる第2ワイヤ(33)と、
前記第1ワイヤ(32)および第2ワイヤ(33)の他方の端部が夫々接続され、これらワイヤ(32,33)の何れかを選択的に引張駆動する駆動機構(41)と、
所定の信号を発信する発信部(54,55)と、
前記発信部(54,55)からの信号を受信する受信部(59)とを備え、
前記受信部(59)が発信部(54,55)からの信号を検出することにより、前記第1および第2ワイヤ(32,33)を接続した前記駆動機構(41)が駆動し、
前記駆動機構(41)により前記第1ワイヤ(32)を引張することで、前記可動体(75)を第1位置から第2位置に変位させて第2係合部(24)を施錠位置から解錠位置に変位させ、
前記駆動機構(41)により前記第2ワイヤ(33)を引張することで、前記可動体(75)を第2位置から第1位置に変位させて第2係合部(24)を解錠位置から施錠位置に変位させるよう構成した施錠機構(20)の作動装置(31)を複数接続し、
前記複数の作動装置(31)が備える前記受信部(59)の何れか1つが、前記発信部(55)から発信された一斉解除信号を受信することで、各作動装置(31)が備える前記第1および第2ワイヤ(32,33)を接続した全ての前記駆動機構(41)を駆動して前記各第1ワイヤ(32)を引っ張り、前記可動体(75)を第1位置から第2位置に変位させて、前記第2係合部(24)を前記施錠位置から解錠位置に向けて変位させるよう構成したことを特徴とする。
遊技機(11)の第1枠(12)に配設される第1係合部(21)と、前記第1枠(12)に開閉枢支される第2枠(13)に配設されて前記第1係合部(21)と係脱自在な第2係合部(24)と、前記第1枠(12)または第2枠(13)に対して開閉自在に枢支される第3枠(14)および該第3枠(14)を枢支した枠(13)の一方の枠(14)に配設される第3係合部(22)と、前記第3枠(14)および第3枠(14)を枢支した枠(13)の他方の枠(13)に配設され、前記第3係合部(22)と係合する施錠位置および該第3係合部(22)と係合しない解錠位置の間で変位可能な第4係合部(29a)とから施錠機構(20)を構成し、前記第2係合部(24)を前記第1係合部(21)に対して係合する施錠位置と、該第1係合部(21)から離脱して前記係合を解除する解錠位置との間で変位させる施錠機構の作動装置の制御システムであって、
前記第2枠(13)を第1枠(12)に対し閉成することで前記第2係合部(24)と当接し、該第2係合部(24)を前記施錠位置に保持する第1位置、および第2係合部(24)を前記解錠位置に保持する第2位置の間で変位可能な可動体(75)と、
前記可動体(75)に一方の端部が固定され、該可動体(75)を前記第1位置から第2位置に向けて変位させる第1ワイヤ(32)と、
前記可動体(75)に一方の端部が固定され、該可動体(75)を前記第2位置から第1位置に向けて変位させる第2ワイヤ(33)と、
前記第4係合部(29a)に一方の端部が固定されて該第4係合部(29a)を前記施錠位置から解錠位置に向けて変位させる第3ワイヤ(34)と、
前記第1ワイヤ(32)および第2ワイヤ(33)の他方の端部が夫々接続され、これらワイヤ(32,33)の何れかを選択的に引張駆動する駆動機構(41)と、
前記第3ワイヤ(34)の他方の端部が接続されて該第3ワイヤ(34)を引張駆動する第2の駆動機構(42)と、
所定の信号を発信する発信部(54,55)と、
前記発信部(54,55)からの信号を受信する受信部(59)とを備え、
前記受信部(59)が発信部(54,55)からの信号を検出することにより、前記第1および第2ワイヤ(32,33)を接続した前記駆動機構(41)または前記第3ワイヤ(34)を接続した前記第2の駆動機構(42)が駆動し、
前記駆動機構(41)により前記第1ワイヤ(32)を引張することで、前記可動体(75)を第1位置から第2位置に変位させて第2係合部(24)を施錠位置から解錠位置に変位させ、
前記駆動機構(41)により前記第2ワイヤ(33)を引張することで、前記可動体(75)を第2位置から第1位置に変位させて第2係合部(24)を解錠位置から施錠位置に変位させるよう構成した施錠機構(20)の作動装置(31)を複数接続し、
前記複数の作動装置(31)が備える前記受信部(59)の何れか1つが、前記発信部(55)から発信された一斉解除信号を受信することで、各作動装置(31)が備える前記第1および第2ワイヤ(32,33)を接続した全ての前記駆動機構(41)を駆動して前記各第1ワイヤ(32)を引っ張り、前記可動体(75)を第1位置から第2位置に変位させて、前記第2係合部(24)を前記施錠位置から解錠位置に向けて変位させるよう構成したことを特徴とする。
遊技機(11)の第1枠(12)に配設される第1係合部(21)と、前記第1枠(12)に開閉枢支される第2枠(13)に配設されて前記第1係合部(21)と係脱自在な第2係合部(24)と、前記第1枠(12)または第2枠(13)に対して開閉自在に枢支される第3枠(14)および該第3枠(14)を枢支した枠(13)の一方の枠(14)に配設される第3係合部(22)と、前記第3枠(14)および第3枠(14)を枢支した枠(13)の他方の枠(13)に配設され、前記第3係合部(22)と係合する施錠位置および該第3係合部(22)と係合しない解錠位置の間で変位可能な第4係合部(29a)とから施錠機構(20)を構成し、前記第2係合部(24)を前記第1係合部(21)に対して係合する施錠位置と、該第1係合部(21)から離脱して前記係合を解除する解錠位置との間で変位させる施錠機構の作動装置の制御システムであって、
前記第2枠(13)を第1枠(12)に対し閉成することで前記第2係合部(24)と当接し、該第2係合部(24)を前記施錠位置に保持する第1位置、および第2係合部(24)を前記解錠位置に保持する第2位置の間で変位可能な可動体(75)と、
前記可動体(75)に一方の端部が固定され、該可動体(75)を前記第1位置から第2位置に向けて変位させる第1ワイヤ(32)と、
前記可動体(75)に一方の端部が固定され、該可動体(75)を前記第2位置から第1位置に向けて変位させる第2ワイヤ(33)と、
前記第4係合部(29a)に一方の端部が固定されて該第4係合部(29a)を前記施錠位置から解錠位置に向けて変位させる第3ワイヤ(34)と、
前記第1ワイヤ(32)および第2ワイヤ(33)の他方の端部が夫々接続され、これらワイヤ(32,33)の何れかを選択的に引張駆動する駆動機構(41)と、
前記第3ワイヤ(34)の他方の端部が接続されて該第3ワイヤ(34)を引張駆動する第2の駆動機構(42)と、
所定の信号を発信する発信部(54,55)と、
前記発信部(54,55)からの信号を受信する受信部(59)とを備え、
前記受信部(59)が発信部(54,55)からの信号を検出することにより、前記第1および第2ワイヤ(32,33)を接続した前記駆動機構(41)または前記第3ワイヤ(34)を接続した前記第2の駆動機構(42)が駆動し、
前記駆動機構(41)により前記第1ワイヤ(32)を引張することで、前記可動体(75)を第1位置から第2位置に変位させて第2係合部(24)を施錠位置から解錠位置に変位させ、
前記駆動機構(41)により前記第2ワイヤ(33)を引張することで、前記可動体(75)を第2位置から第1位置に変位させて第2係合部(24)を解錠位置から施錠位置に変位させるよう構成した施錠機構(20)の作動装置(31)を複数接続し、
前記複数の作動装置(31)が備える前記受信部(59)の何れか1つが、前記発信部(55)から発信された第2の一斉解除信号を受信することで、各作動装置(31)が備える前記第3ワイヤ(34)を接続した全ての前記第2の駆動機構(42)を駆動して前記各第3ワイヤ(34)を引っ張り、前記第4係合部(29a)を前記施錠位置から解錠位置に向けて変位させるよう構成したことを特徴とする。
前記各支持部材(68)および各支持部材(68)が備える前記可動体(75)の夫々を共通の部材で構成すると共に、各可動体(75)を連結接続して前記第1位置および第2位置の間を同時に変位し得るよう構成してもよい。
前記第1枠(12)と第2枠(13)との閉成時に、前記第2係合部(24)が前記第1係合部(21)に当接して施錠位置から解錠位置に向けて変位するのに伴い、常には前記第1位置に保持された前記可動体(75)に第2係合部(24)が圧接することで、前記第2ワイヤ(33)が引っ張られて該第2ワイヤ(33)の連結部(52)が弾性変形され、該可動体(75)の前記第1位置から第2位置への変位を許容するようにしてもよい。
前記第1枠(12)と第2枠(13)との閉成時に、前記連結部材(48)における第2ワイヤ(33)の連結部(52)が弾性変形すると共に、該連結部材(48)における第1ワイヤ(32)の連結部(51)に対して該第1ワイヤ(32)が離間することで、前記可動体(75)の前記第1位置から第2位置への変位が許容するようにすることもできる。
先ず、実施例に係るパチンコ機11の概略構成について、図2〜図4を参照して説明する。パチンコ機11は、外郭をなし、遊技場に設けられた設置台10(所謂島)に開設した開口部10a(図6参照)に固定される外枠(第1枠)12と、該外枠12に対して着脱および開閉自在に枢支された中枠(第2枠)13と、該中枠13に着脱交換可能に取り付けられて所要の遊技領域を構成した遊技盤(図示せず)と、中枠13の前面側に着脱および開閉自在に枢支されて、遊技盤を透視保護するガラス枠(第3枠)14と、パチンコ球(遊技媒体)を貯留する上球皿15や下球皿16等から構成されている。また、前記中枠13の裏側には、各種の球経路および球処理・払出部等を備えた機構セット盤(図示せず)を配設してある。なお、前記設置台10は、木を組み付け、その外面に薄いアルミ板を取り付けて装飾するよう構成されると共に、所定間隔毎に前記開口部10aが設けられて各開口部10aにパチンコ機11を夫々配置するようになっている。また、前記設置台10の内部に設けたパチンコ球の供給設備や電源を供給する配線設備等(何れも図示せず)を介して、各パチンコ機11にパチンコ球や電源を供給し得るようになっている。
前記パチンコ機11における開閉枢支点と反対側の側部(パチンコ機11の右側部)には、前記外枠12に対して前記中枠13を閉鎖状態で保持し得ると共に、該中枠13に対して前記ガラス枠14を閉鎖状態で保持し得る施錠機構20が配設されている(図5参照)。すなわち、前記施錠機構20を解錠することで、前記中枠13およびガラス枠14を開放し得るようになっている。ここで、前記施錠機構20は、前記外枠12の右側部に上下方向に所要間隔離間して配設され、該外枠12の開口内側に延出する2つの第1係止片(第1係合部)21,21と、前記ガラス枠14における右側縁の略中央位置に形成された第2係止片(第3係合部)22と、前記中枠13に配設されて、該第1係止片21,21および第2係止片22の夫々に係脱自在に係合可能な係合手段23とから基本的に構成される。
次に、前記施錠機構20の施錠および解錠を行ない得る作動装置31について説明する。なお、作動装置31に関する説明において左・右とは、図3に示すように設置台10の裏側からパチンコ機11を見た状態において指称するものとする。
ここで、図6または図7に示すように、前記第1および第2可動体75,76は、各可動体75,76を前記第1位置および第2位置の範囲で移動し得るよう支持する支持部材68を介してベース部材64に配設されている。前記ベース部材64は、前記設置台10におけるパチンコ機11を配設する前記開口部10aの左側縁に沿って延在する上下方向に長尺な矩形箱状に形成され、上下端部に設けた固定用フランジ部65,65を介して、該ベース部材64の前面を設置台10の裏面に当接させた状態でネジ止めされる。また、前記ベース部材64における前記設置台10の開口部10a側の側面は開口されて、該ベース部材64の内部に凹状の収容空間64aが画成され、該収容空間64aに前記支持部材68を配置するようになっている。なお、図7に示すように、前記ベース部材64の後面66には、上下方向に所定長さに亘って延在する第1の位置調整用孔66a,66aが、上下に所定間隔離間して形成されている。
次に、前記第1〜第3ワイヤ32,33,34について図8および図10〜図15を参照しながら説明する。前記第1〜第3ワイヤ32,33,34は、各ワイヤ32,33,34より短尺に設定された中空のチューブ35に摺動自在に挿入されて、該チューブ35内を移動し得るよう構成されている。そして、前記チューブ35の一方の端部には、雄ネジ部35bを螺設したねじ切りキャップ35aが取り付けられており、前記第1ワイヤ32を挿入したチューブ35の雄ネジ部35bを、前記第1可動体75を支持する支持部材68の上フランジ72aに形成した前記第1チューブ固定部73に螺挿して固定され、前記第2ワイヤ33を挿入したチューブ35の雄ネジ部35bを、該支持部材68の下フランジ72bに形成した第1チューブ固定部73に螺挿して固定される(図8、図12または図15参照)。なお、前記第3ワイヤ34を挿入したチューブ35の一方の端部は、前記スライド部材29の下方位置の夫々に設けた第2チューブ固定部(第1固定部)28(図14参照)に螺挿して固定される。また、各チューブ35の他方の端部は、前記駆動装置40に設けた後述の第3チューブ固定部(第2固定部)63,63,63(図10、図11および図13参照)に固定するようになっている。
図1に示すように、前記駆動装置40は、前記第1および第2ワイヤ32,33を係止する第1の駆動機構41と、前記第3ワイヤ34を係止する第2の駆動機構42と、各種電子部品を実装した配線基板43と、両駆動機構41,42および配線基板43を収容するケース体44とから構成され、該ケース体44に設けた固定孔44aを介して、前記設置台10の裏側におけるパチンコ機11の上方位置にねじ止めされている。また、前記ケース体44の右側面には、前記チューブ35を導出し得る孔部44b,44b,44bが上下方向に所要間隔離間して3箇所に設けられている。ここで、前記ケース体44は、図1に示すように、前記第1および第2の駆動機構41,42および配線基板43を配設するベース部45aと、該ベース部45aに着脱自在に配設されて各駆動機構41,42および配線基板43を覆蓋保護し、後方に開口する箱状のカバー部45bとから構成される。また、前記各孔部44bは、前記ベース部45aに形成されており、前記カバー部45bをベース部45aから取り外すことで前記第1および第2の駆動機構41,42および配線基板43が外部に露出するようになっている。
また、前記作動装置31は、所定の信号を発信して前記駆動装置40を駆動させる第1の発信装置(発信部)54および第2の発信装置(発信部)55と、該第1および第2の発信装置54,55からの信号を受信可能な受信装置58とを備え、該受信装置58の受信部59が第1および第2の発信装置54,55からの信号を検出することにより、駆動装置40が駆動するよう構成される。すなわち、前記配線基板43に設けた制御部により、前記受信部59が受信した信号に基づいて前記第1および第2ワイヤ32,33を接続した前記第1の駆動機構41、および前記第3ワイヤ34を接続した前記第2の駆動機構42を駆動するようになっている。なお、前記第1の発信装置54および第2の発信装置55は別体として構成されている。
次に、実施例に係る施錠機構の作動装置の制御システムの作用につき説明する。
なお、本発明に係る施錠機構の作動装置の制御システムとしては、実施例のものに限られるものではなく種々の変更が可能である。例えば、実施例では、第1係合部および第2係合部が2つずつ設けられた施錠機構を例示して説明したが、1つまたは3つ以上設けられた施錠機構にも実施することができる。この場合には、各第2係合部に対応するよう可動体を設けるようにすればよい。更に、実施例では、第1ワイヤと第2ワイヤとを同一の可動体に接続するようにしたが、各可動体を連結接続したもとで一方の可動体に第1ワイヤを接続し、他方の可動体に第2ワイヤを接続するようにしてもよい。例えば前述した実施例において、上側に位置する第1可動体75に第1ワイヤ32を接続すると共に、下側に位置する第2可動体76に第2ワイヤ33を接続することで、第1ワイヤ32を引張駆動した際に両可動体75,76を第1位置から第2位置に向けて変位させ、該第2ワイヤ33を引張駆動した際に両可動体75,76を第2位置から第1位置に向けて変位させることが可能である。
なお、本発明の具体的構成としては、以下のような限定が可能である。
(1) 請求項1または4〜9の何れかに記載の施錠機構の作動装置の制御システムに関して、前記受信部が受信した信号に基づいて前記第1および第2ワイヤを接続した前記駆動機構を駆動させる制御部を設ける。
(2) 請求項2〜9の何れかに記載の施錠機構の作動装置の制御システムに関して、前記受信部が受信した信号に基づいて前記第1および第2ワイヤを接続した前記駆動機構、および前記第3ワイヤを接続した前記第2の駆動機構を駆動させる制御部を設ける。
(3) 請求項1または2記載の施錠機構の作動装置の制御システムに関して、前記一斉解除信号を受信した前記作動装置の制御部が、他の作動装置の制御部に解除信号を送信することで、全ての前記駆動機構が駆動するよう構成する。
(4) 請求項3記載の施錠機構の作動装置の制御システムに関して、前記第2の一斉解除信号を受信した前記作動装置の制御部が、他の作動装置の制御部に解除信号を送信することで、全ての前記第2の駆動機構が駆動するよう構成する。
12 外枠(第1枠)
13 中枠(第2枠)
14 ガラス枠(第3枠)
20 施錠機構
21 第1係止片(第1係合部)
22 第2係止片(第3係合部)
24 第1係止フック(第2係合部)
29a 第3係止フック(第4係合部)
31 作動装置
32 第1ワイヤ
33 第2ワイヤ
34 第3ワイヤ
35 チューブ
41 第1の駆動機構(駆動機構)
42 第2の駆動機構
48 連結部材
51 第1連結部(連結部)
52 第2連結部(連結部)
54 第1の発信装置(発信部)
55 第2の発信装置(発信部)
59 受信部
63 第3チューブ固定部(第2固定部)
64 ベース部材
68 支持部材
73 第1チューブ固定部(第1固定部)
75 第1可動体(可動体)
Claims (9)
- 遊技機の第1枠に配設される第1係合部と、前記第1枠に開閉枢支される第2枠に配設されて前記第1係合部と係脱自在な第2係合部とから施錠機構を構成し、前記第2係合部を前記第1係合部に対して係合する施錠位置と、該第1係合部から離脱して前記係合を解除する解錠位置との間で変位させる施錠機構の作動装置の制御システムであって、
前記第2枠を第1枠に対し閉成することで前記第2係合部と当接し、該第2係合部を前記施錠位置に保持する第1位置、および第2係合部を前記解錠位置に保持する第2位置の間で変位可能な可動体と、
前記可動体に一方の端部が固定され、該可動体を前記第1位置から第2位置に向けて変位させる第1ワイヤと、
前記可動体に一方の端部が固定され、該可動体を前記第2位置から第1位置に向けて変位させる第2ワイヤと、
前記第1ワイヤおよび第2ワイヤの他方の端部が夫々接続され、これらワイヤの何れかを選択的に引張駆動する駆動機構と、
所定の信号を発信する発信部と、
前記発信部からの信号を受信する受信部とを備え、
前記受信部が発信部からの信号を検出することにより、前記第1および第2ワイヤを接続した前記駆動機構が駆動し、 前記駆動機構により前記第1ワイヤを引張することで、前記可動体を第1位置から第2位置に変位させて第2係合部を施錠位置から解錠位置に変位させ、
前記駆動機構により前記第2ワイヤを引張することで、前記可動体を第2位置から第1位置に変位させて第2係合部を解錠位置から施錠位置に変位させるよう構成した施錠機構の作動装置を複数接続し、
前記複数の作動装置が備える前記受信部の何れか1つが、前記発信部から発信された一斉解除信号を受信することで、各作動装置が備える前記第1および第2ワイヤを接続した全ての前記駆動機構を駆動して前記各第1ワイヤを引っ張り、前記可動体を第1位置から第2位置に変位させて、前記第2係合部を前記施錠位置から解錠位置に向けて変位させるよう構成した
ことを特徴とする施錠機構の作動装置の制御システム。 - 遊技機の第1枠に配設される第1係合部と、前記第1枠に開閉枢支される第2枠に配設されて前記第1係合部と係脱自在な第2係合部と、前記第1枠または第2枠に対して開閉自在に枢支される第3枠および該第3枠を枢支した枠の一方の枠に配設される第3係合部と、前記第3枠および第3枠を枢支した枠の他方の枠に配設され、前記第3係合部と係合する施錠位置および該第3係合部と係合しない解錠位置の間で変位可能な第4係合部とから施錠機構を構成し、前記第2係合部を前記第1係合部に対して係合する施錠位置と、該第1係合部から離脱して前記係合を解除する解錠位置との間で変位させる施錠機構の作動装置の制御システムであって、
前記第2枠を第1枠に対し閉成することで前記第2係合部と当接し、該第2係合部を前記施錠位置に保持する第1位置、および第2係合部を前記解錠位置に保持する第2位置の間で変位可能な可動体と、
前記可動体に一方の端部が固定され、該可動体を前記第1位置から第2位置に向けて変位させる第1ワイヤと、
前記可動体に一方の端部が固定され、該可動体を前記第2位置から第1位置に向けて変位させる第2ワイヤと、
前記第4係合部に一方の端部が固定されて該第4係合部を前記施錠位置から解錠位置に向けて変位させる第3ワイヤと、
前記第1ワイヤおよび第2ワイヤの他方の端部が夫々接続され、これらワイヤの何れかを選択的に引張駆動する駆動機構と、
前記第3ワイヤの他方の端部が接続されて該第3ワイヤを引張駆動する第2の駆動機構と、
所定の信号を発信する発信部と、
前記発信部からの信号を受信する受信部とを備え、
前記受信部が発信部からの信号を検出することにより、前記第1および第2ワイヤを接続した前記駆動機構または前記第3ワイヤを接続した前記第2の駆動機構が駆動し、
前記駆動機構により前記第1ワイヤを引張することで、前記可動体を第1位置から第2位置に変位させて第2係合部を施錠位置から解錠位置に変位させ、
前記駆動機構により前記第2ワイヤを引張することで、前記可動体を第2位置から第1位置に変位させて第2係合部を解錠位置から施錠位置に変位させるよう構成した施錠機構の作動装置を複数接続し、
前記複数の作動装置が備える前記受信部の何れか1つが、前記発信部から発信された一斉解除信号を受信することで、各作動装置が備える前記第1および第2ワイヤを接続した全ての前記駆動機構を駆動して前記各第1ワイヤを引っ張り、前記可動体を第1位置から第2位置に変位させて、前記第2係合部を前記施錠位置から解錠位置に向けて変位させるよう構成した
ことを特徴とする施錠機構の作動装置の制御システム。 - 遊技機の第1枠に配設される第1係合部と、前記第1枠に開閉枢支される第2枠に配設されて前記第1係合部と係脱自在な第2係合部と、前記第1枠または第2枠に対して開閉自在に枢支される第3枠および該第3枠を枢支した枠の一方の枠に配設される第3係合部と、前記第3枠および第3枠を枢支した枠の他方の枠に配設され、前記第3係合部と係合する施錠位置および該第3係合部と係合しない解錠位置の間で変位可能な第4係合部とから施錠機構を構成し、前記第2係合部を前記第1係合部に対して係合する施錠位置と、該第1係合部から離脱して前記係合を解除する解錠位置との間で変位させる施錠機構の作動装置の制御システムであって、
前記第2枠を第1枠に対し閉成することで前記第2係合部と当接し、該第2係合部を前記施錠位置に保持する第1位置、および第2係合部を前記解錠位置に保持する第2位置の間で変位可能な可動体と、
前記可動体に一方の端部が固定され、該可動体を前記第1位置から第2位置に向けて変位させる第1ワイヤと、
前記可動体に一方の端部が固定され、該可動体を前記第2位置から第1位置に向けて変位させる第2ワイヤと、
前記第4係合部に一方の端部が固定されて該第4係合部を前記施錠位置から解錠位置に向けて変位させる第3ワイヤと、
前記第1ワイヤおよび第2ワイヤの他方の端部が夫々接続され、これらワイヤの何れかを選択的に引張駆動する駆動機構と、
前記第3ワイヤの他方の端部が接続されて該第3ワイヤを引張駆動する第2の駆動機構と、
所定の信号を発信する発信部と、
前記発信部からの信号を受信する受信部とを備え、
前記受信部が発信部からの信号を検出することにより、前記第1および第2ワイヤを接続した前記駆動機構または前記第3ワイヤを接続した前記第2の駆動機構が駆動し、
前記駆動機構により前記第1ワイヤを引張することで、前記可動体を第1位置から第2位置に変位させて第2係合部を施錠位置から解錠位置に変位させ、
前記駆動機構により前記第2ワイヤを引張することで、前記可動体を第2位置から第1位置に変位させて第2係合部を解錠位置から施錠位置に変位させるよう構成した施錠機構の作動装置を複数接続し、
前記複数の作動装置が備える前記受信部の何れか1つが、前記発信部から発信された第2の一斉解除信号を受信することで、各作動装置が備える前記第3ワイヤを接続した全ての前記第2の駆動機構を駆動して前記各第3ワイヤを引っ張り、前記第4係合部を前記施錠位置から解錠位置に向けて変位させるよう構成した
ことを特徴とする施錠機構の作動装置の制御システム。 - 前記各ワイヤは、該ワイヤの移動経路を規制する中空のチューブに摺動自在に挿入されると共に、前記可動体は、前記第1位置および第2位置の範囲で摺動し得るよう支持部材に配設され、前記チューブの一方の端部を前記支持部材に設けた第1固定部に固定し、チューブの他方の端部を前記駆動機構側に設けた第2固定部に固定するようにした請求項1〜3の何れかに記載の施錠機構の作動装置の制御システム。
- 前記第1枠または遊技機を設置する設置台に固定されるベース部材に、前記支持部材を配設するようにした請求項4記載の施錠機構の作動装置の制御システム。
- 前記施錠機構に複数の前記第2係合部を設け、前記ベース部材に夫々の第2係合部に対応して前記支持部材を配設し、
前記各支持部材および各支持部材が備える前記可動体の夫々を共通の部材で構成すると共に、各可動体を連結接続して前記第1位置および第2位置の間を同時に変位し得るよう構成した請求項5記載の施錠機構の作動装置の制御システム。 - 前記駆動機構の前記第1および第2ワイヤの夫々を接続する連結部材における前記第2ワイヤの連結部を弾性変形し得るよう構成し、
前記第1枠と第2枠との閉成時に、前記第2係合部が前記第1係合部に当接して施錠位置から解錠位置に向けて変位するのに伴い、常には前記第1位置に保持された前記可動体に第2係合部が圧接することで、前記第2ワイヤが引っ張られて該第2ワイヤの連結部が弾性変形され、該可動体の前記第1位置から第2位置への変位が許容される請求項1〜6の何れかに記載の施錠機構の作動装置の制御システム。 - 前記第1ワイヤは、前記連結部材における第1ワイヤの連結部に対して接離し得るよう構成され、
前記第1枠と第2枠との閉成時に、前記連結部材における第2ワイヤの連結部が弾性変形すると共に、該連結部材における第1ワイヤの連結部に対して該第1ワイヤが離間することで、前記可動体の前記第1位置から第2位置への変位が許容される請求項7記載の施錠機構の作動装置の制御システム。 - 前記第1ワイヤの連結部は弾性変形し得るよう構成される請求項7または8記載の施錠機構の作動装置の制御システム。
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