JP2005189410A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 液体現像剤を用いた画像形成装置において、微細画像の転写性を向上させ、高密度、高繊細、高画質な画像を得る。
【解決手段】 感光体610上の潜像をキャリア液中に帯電したトナーを分散した液体現像剤を接触させながらトナー像化する現像装置700と、感光体上のいうトナー像を中間転写ドラム810上に転写する転写装置とを備えた画像形成装置において、感光体と中間転写ドラムとの対向部において、感光体上の非画像部の電位と中間転写ドラムの電位との差の絶対値が感光体の画像部の電位と中間転写ドラムの電位との差の絶対値に近くなるよう感光体の電位調整をおこなう感光体電位調整手段900を設ける。
【選択図】 図4
Description
乾式現像剤を用いたものは、接触現像、非接触現像に係わらず、潜像担持体の画像部にトナーは付着するが、非画像部には基本的には何も付着しない。一方、液体現像剤を用いたものは、接触現像をおこなっており、潜像担持体の画像部にはトナーを含むキャリア液が付着し、非画像部にはトナーを含まないキャリア液が付着している。ここで、液体現像剤は、帯電したトナーを誘電性キャリア液中に分散したものであるが、キャリア液中には帯電したトナーと対になる逆極性のイオンも存在している。また、一般的にトナーの帯電性を制御するためにトナーに電荷制御剤を添加しているが、この電荷制御剤がトナーに吸着せずに脱離した状態でキャリア液中にイオンとして存在する場合もある。これらのことから、潜像担持体上の非画像部には上述のようなイオンを含むキャリア液が付着している。
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記潜像担持体が光導電体で構成され、上記潜像担持体電位調整手段が該光導電体が感度を持つ光を該潜像担持体に照射するものであることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記潜像担持体電位調整手段が電圧を印加した電圧印加部材を上記潜像担持体に近接または接触させるものであることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記電圧印加部材がローラ状であり、該電圧印加部材に印加する電圧が上記潜像担持体の画像部の電位と非画像部の電位との間であることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記電圧印加部材が導電性の芯金上に設けられたJIS硬度60度以下の弾性体からなることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記電圧印加部材をクリーニングする電圧印加部材クリーニング装置を備えたことを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記電圧印加部材が上記潜像担持体とニップを保持できるよう該電圧印加部材を保持する保持手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項8の発明は、請求項7の画像形成装置において、上記保持手段が上記電圧印加部材の外径よりも小さい外径の突き当てコロを用いることを特徴とするものである。
請求項9の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記潜像担持体電位調整手段が上記潜像担持体に近接して配置された放電器であることを特徴とするものである。
請求項10の発明は、請求項9の画像形成装置において、上記放電器がコロナ放電を用いたものであることを特徴とするものである。
請求項11の発明は、請求項9の画像形成装置において、上記放電器が針状電極を用いたものであることを特徴とするものである。
請求項12の発明は、請求項9の画像形成装置において、上記放電器がスコロトロンを用いたものであることを特徴とするものである。
請求項13の発明は、請求項9の画像形成装置において、上記放電器が固体放電素子を用いたものであることを特徴とするものである。
請求項14の発明は、請求項3乃至請求項13のいずれかの画像形成装置において、上記被転写体を接地し、上記潜像担持体電位調整手段により調整した潜像担持体の電位と、該被転写体との間に形成される電界により、該潜像担持体上のトナー像を該被転写体上に移動させることを特徴とするものである。
請求項15の発明は、請求項1乃至14のいずれかの画像形成装置において、上記潜像担持体がアモルファスシリコンからなる感光体であることを特徴とするものである。
図1は、同カラー複写機の概略構成図である。このカラー複写機は、上方に、図中時計回りに回転可能な無端状ベルトの転写搬送ベルト10を設けている。この転写搬送ベルト10の下方には、その搬送方向に沿って、イエロー,シアン,マゼンタ,ブラックの4つの画像形成部18Y、M、C、Bが横に並べて配置されている。画像形成部18Y、M、C、Bは、各々潜像担持体としてのドラム状の感光体610Y、M、C、Bを備えている。この感光体610Y、M、C、Bのまわりに、各々帯電装置、現像装置、1次転写手段としての中間転写ドラム810Y、M、C、B、感光体クリーニング装置、除電装置などを備えている。また、画像転写後に中間転写ドラム810Y、M、C、B上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置17Y、M、C、Bが設けられている。これらについては、詳しく後述する。画像形成部18Y、M、C、Bの下方には、露光装置21が設けられている。また、この画像形成部18Y、M、C、Bの中間転写ドラム810Y、M、C、Bに対応する転写搬送ベルト10の内側には、2次転写手段として2次転写ローラ22Y、M、C、Bを備えている。さらに、2次転写位置の転写紙搬送方向下流側には、転写紙上の転写画像を定着する図示しない定着装置が設けられている。
図2は、画像形成部18の概略構成図である。画像形成部18は、感光体610の周りに、帯電器620、図示しない露光装置、現像装置700、中間転写ドラム810等によって構成される転写装置800、除電ランプ640、クリーニング装置650などを備えている。上記感光体610の材質としては、アモルファスシリコン(a−Si)、有機感光体(OPC)等が使用できる。また、帯電器620としては、図2のようなコロナ放電器の他に、帯電バイアスを印加された帯電ローラを感光体610に接触させる方式のものを用いてもよい。また、露光装置には、アレイ状のLEDや走査光学系を有するレーザー、または、プリンタの照明された原稿からの光像などが使用できる。
一般的に電子写真の現像装置では、十分なトナーを感光体と現像装置との相対する領域に送るため、現像ローラの表面移動速度を感光体の表面移動速度よりも速めに設定している。このため、トナーは感光体表面に対して早い移動速度を持つため、潜像との間に位置的なずれを生じ、画像としては、先端がかすれたり、縦線と横線とのバランスが悪かったりする現象が現れる。この現象は湿式現像でも見られる現象である。本実施形態に係るカラー複写機では、現像ローラ706の表面と感光体610の表面とがほぼ等速で移動し、トナーに対して相対的に感光体610の接線方向の速度ベクトルを持たせないので、上記現象が生じることがない。
非画像部と転写電位との差を、画像部と転写電位との差と同じにし、電流の流れが多量にならないよう抑える。よって、微細画像でも良好な転写が行えるようになる。
また、電位調整手段として感光体の光導電体が感度を持つ光を照射するものを用いる。これにより、簡易な手段で感光体の非画像部と画像部の電位を除電して、感光体の非画像部の電位と被転写体の転写バイアス電位との差の絶対値と、画像部の電位と被転写体の転写バイアス電位との差の絶対値を均一にすることができる。
また、電位調整手段として電圧を印加した電圧印加部材を感光体に近接または接触させるものを用いる。これは、上述の光による電位調整と異なり、色を選ばないでよいというメリットがある。具体的には、黒トナーの場合、光を遮断するので除電できないこともあるが、このような心配はない。
また、電圧印加部材が円形状であり、電圧印加部材に印加する電圧が感光体の画像部の電位と非画像部の電位との間とする。これにより、安定して感光体の非画像部と画像部の電位を帯電して、画像部との電位と被転写体の転写バイアス電位との差の絶対値と、画像部の電位と被転写体の転写バイアス電位との差の絶対値の差を少なくすることができる。
また、電圧印加部材をクリーニングする電圧印加部材クリーニング装置を備える。これにより、長期に渡って安定して電位調整の効果を維持することができる。
また、電圧印加部材が芯金上にJIS硬度60度以下の弾性体を設けたものからなるものとする。また、電圧印加部材が感光体とニップを保持できるよう電圧印加手段を保持する保持手段を備える。保持手段としては、電圧印加部材の外径よりも小さい外径の突き当てコロを用いる。このようにすることで、安定して感光体の非画像部と画像部の電位を帯電することができる。
また、電位調整手段として感光体に近接して配置された放電器を用いる。さらに、放電器としては、コロナ放電、針状電極、スコロトロン、固体放電素子を用いる。これらにより、安定して感光体の非画像部と画像部の電位を帯電して、感光体の非画像部の電位と被転写体の転写バイアス電位との差と、画像部の電位と被転写体の転写バイアス電位との差を均一にすることができる。
また、被転写体を接地し、電位調整手段により帯電した感光体の電位と被転写体との間に形成される電界により、感光体上のトナー像を被転写体上に移動させる。これにより、転写バイアスを与える電源が不必要となり、装置を簡易化できる。
また、感光体としてアモルファスシリコンからなるものを用いる。これにより、潜像担持体の高寿命化が行える。
17 中間転写体クリーニング装置
18 画像形成部
22 2次転写ローラ
300 定着装置
610 感光体
620 帯電器
640 除電ランプ
650 クリーニング装置
700 現像装置
702,703 攪拌・搬送スクリュー
704 アニロクスローラ
705 規制ブレード
706 現像ローラ
707 クリーニングブレード
708a タンク
708b 帰還部
709 現像部
710a、710b スイープローラ
711a,711b クリーニングブレード
712 スイープ部
800 転写装置
810 中間転写ドラム
811 弾性導電体
812 金属性ドラム
813 表面コート層
860 中間転写ベルト
890 2次転写バイアスローラ
902 放電器
903 非接触型ローラ
904 接触型ローラ
905 クリーニングブレード
Claims (15)
- 静電潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の静電潜像にキャリア液中に帯電したトナーを分散した液体現像剤を接触させながらトナー像化する現像装置と、該潜像担持体上のトナー像を被転写体上に転写する転写装置とを備えた画像形成装置において、
上記潜像担持体と上記被転写体との対向部において、該潜像担持体上の非画像部の電位と該被転写体の電位との差の絶対値が該潜像担持体上の画像部の電位と該被転写体の電位との差の絶対値に近くなるよう該潜像担持体の電位調整をおこなう潜像担持体電位調整手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、上記潜像担持体が光導電体で構成され、上記潜像担持体電位調整手段が該光導電体が感度を持つ光を該潜像担持体に照射するものであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1の画像形成装置において、上記潜像担持体電位調整手段が電圧を印加した電圧印加部材を上記潜像担持体に近接または接触させるものであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3の画像形成装置において、上記電圧印加部材がローラ状であり、該電圧印加部材に印加する電圧が上記潜像担持体の画像部の電位と非画像部の電位との間であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4の画像形成装置において、上記電圧印加部材が導電性の芯金上に設けられたJIS硬度60度以下の弾性体からなることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4の画像形成装置において、上記電圧印加部材をクリーニングする電圧印加部材クリーニング装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4の画像形成装置において、上記電圧印加部材が上記潜像担持体とニップを保持できるよう該電圧印加部材を保持する保持手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項7の画像形成装置において、上記保持手段が上記電圧印加部材の外径よりも小さい外径の突き当てコロを用いることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1の画像形成装置において、上記潜像担持体電位調整手段が上記潜像担持体に近接して配置された放電器であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項9の画像形成装置において、上記放電器がコロナ放電を用いたものであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項9の画像形成装置において、上記放電器が針状電極を用いたものであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項9の画像形成装置において、上記放電器がスコロトロンを用いたものであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項9の画像形成装置において、上記放電器が固体放電素子を用いたものであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3乃至請求項13のいずれかの画像形成装置において、上記被転写体を接地し、上記潜像担持体電位調整手段により調整した潜像担持体の電位と、該被転写体との間に形成される電界により、該潜像担持体上のトナー像を該被転写体上に移動させることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1乃至14のいずれかの画像形成装置において、上記潜像担持体がアモルファスシリコンからなる感光体であることを特徴とする画像形成装置。
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JP2007057772A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Seiko Epson Corp | 現像システム |
JP2008191298A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Kyocera Mita Corp | 湿式画像形成装置、湿式画像形成方法 |
US7929889B2 (en) | 2008-12-10 | 2011-04-19 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus and image forming method |
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2003
- 2003-12-25 JP JP2003429224A patent/JP2005189410A/ja active Pending
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