JP2005182941A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、使用波長が異なる複数種類の光記録媒体を使用可能な光ピックアップ装置を提供すること。
【解決手段】本発明の光ピックアップ装置は、第1レーザー光Lおよび第2レーザー光Lを平行光として対物レンズ2に入射させ、第3レーザー光Lを発散光として対物レンズ2に入射させるとともに、偏光性位相補正素子70を有する。対物レンズ2は、第1レーザー光Lが平行光として入射したときの球面収差が最小となるように形状が最適化されている。偏光性位相補正素子70は、第2レーザー光Lおよび第3レーザー光Lに対しては球面収差を補正するよう作用し第1レーザー光Lに対しては作用しないとともに、第2レーザー光Lの球面収差を最小とするように特性が最適化されている。また、対物レンズ2に第3レーザー光Lが入射したときの球面収差が最小となるように、第3レーザー光Lの発散状態が最適化されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ピックアップ装置に関する。
例えばブルーレイディスク(Blu-ray Disc)のような短波長(例えば405nm)の半導体レーザーを用いた新規格の高密度記録の光ディスク装置が実現する一方、利用者の手元には、従来の光記録媒体であるCD、DVDが存在するので、これらを一つの光ディスク装置で取り扱えることが望ましい。最も簡単な方法としては、従来の光ピックアップと新規格用の光ピックアップとの双方を搭載する方法があるが、この方法では小型化・低コスト化を達成することは難しいので、光ピックアップについても共用化する必要がある。
高密度記録の新規格光ディスク装置では、対物レンズが記録面上に集光するスポット径を小さくするため、前述したように半導体レーザーを短波長化(例えば405nm)するとともに、対物レンズの開口数(以下、「NA」とも言う)を大きく(例えばNA=0.85)する手法がとられる。この対物レンズとしては、例えば特許文献1に記載のような高屈折材料を用いた対物レンズが考えられる。しかしながら、上記対物レンズで光源の半導体レーザーの波長を変えてCDやDVDを再生・記録する際には、色収差やディスクの厚さの違いによって発生する球面収差等の影響で対物先のスポットに影響を及ぼす。NAが大きいレンズの場合、波長が変化すると、色収差や球面収差も大きく発生するからである。
そこで、異なる屈折率の平凹レンズと平凸レンズを互いの曲面を対向させた収差補正素子を使って色収差を補正する方法が特許文献2や特許文献3で提案されている。しかしながら、この場合、収差補正素子を設置するので、光学系が複雑化・大型化するという問題がある。
一方、広範囲の波長にわたり色収差を補正すれば、異なる波長の半導体レーザーを用いても、一つの対物レンズで構成することができる。その例として、特許文献4や特許文献5には、レンズの一方の面に輪帯状のパターンを設けた方法があるが、このような回折レンズは通常の硝子レンズと比較して透過率が悪いという欠点があり、また、上記大きな開口数の硝子レンズに輪帯状のパターンを設けることは困難である。
特開2002−156579号公報 特開平9−318873号公報 特開2001−337269号公報 特開2002−298422号公報 特開2002−197717号公報
本発明の目的は、簡単な構造で、使用波長が異なる複数種類の光記録媒体を使用可能な光ピックアップ装置を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(4)の本発明により達成される。
(1) 使用波長が互いに異なる3種類の光記録媒体に対して使用可能な光ピックアップ装置であって、
対物レンズと、
第1波長の第1レーザー光を発する第1光源と、
第2波長の第2レーザー光を発する第2光源と、
第3波長の第3レーザー光を発する第3光源と、
前記第1レーザー光および前記第2レーザー光を平行光として前記対物レンズに入射させ、前記第3レーザー光を発散光として前記対物レンズに入射させるとともに、前記対物レンズの手前に配置された偏光性位相補正素子を有する導光光学系とを備え、
前記対物レンズは、前記第1レーザー光が平行光として入射したときの球面収差が最小となるように形状が最適化されており、
前記第1レーザー光、前記第2レーザー光および前記第3レーザー光が前記偏光性位相補正素子を通過した後に前記対物レンズに入射するように構成されているとともに、前記偏光性位相補正素子に入射する前記第2レーザー光および前記第3レーザー光の偏光方向は、前記偏光性位相補正素子に入射する前記第1レーザー光の偏光方向に対し直交するように構成されており、
前記偏光性位相補正素子は、前記第2レーザー光および前記第3レーザー光に対しては球面収差を補正するよう作用し前記第1レーザー光に対しては作用しないように構成されているとともに、前記第2レーザー光の球面収差を最小とするように特性が最適化されており、
前記対物レンズに入射する前記第3レーザー光は、球面収差が最小となるようにその発散状態が最適化されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
(2) 前記第1波長は、前記第2波長および前記第3波長の双方より短い上記(1)に記載の光ピックアップ装置。
(3) 前記導光光学系は、前記第1光源から放たれた前記第1レーザー光を平行光にする第1コリメータレンズと、前記第2光源から放たれた前記第2レーザー光を平行光にする第2コリメータレンズとを有し、前記第1コリメータレンズは、前記第1波長の光に対して波面収差が最小となるように最適化されており、前記第2コリメータレンズは、前記第2波長の光に対して波面収差が最小となるように最適化されている上記(1)または(2)に記載の光ピックアップ装置。
(4) 前記偏光性位相補正素子と前記対物レンズとの間に配置された、広帯域波長板と、前記対物レンズに入射する光の波長に応じて開口数を切り替える開口制限手段とを備える上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の光ピックアップ装置。
本発明によれば、簡単な構造で、使用波長が異なる複数種類の光記録媒体を使用可能な光ピックアップ装置を提供することができる。
以下、本発明の光ピックアップ装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の光ピックアップ装置の実施形態を示す図である。
図1に示すように、光ピックアップ装置1は、ブルーレイディスク(以下、「BD」と言う)100、DVD200およびCD300の3種類の光ディスク(光記録媒体)を使用可能なものであり、ガラス製の対物レンズ2と、半導体レーザー3と、ホログラムユニット4と、ホログラムユニット5と、フォトディテクタ(第1受光部)6と、導光光学系7とを有している。
半導体レーザー3は、BD用の波長405nmの第1レーザー光Lを発する第1光源311として機能する。また、フォトディテクタ6は、第1レーザー光LがBD100の記録面101で反射した反射光を受光する第1受光部として機能する。
ホログラムユニット4は、受発光部41と、光束の分離を行うホログラム素子42とで構成されている。受発光部41には、DVD用の波長約660nmの第2レーザー光Lを発する半導体レーザーで構成された第2光源411と、第2レーザー光LがDVD200の記録面201で反射した反射光を受光する第2受光部として機能する受光素子とが設置されている。
ホログラムユニット5は、受発光部51と、光束の分離を行うホログラム素子52とで構成されている。受発光部51には、CD用の波長780nmの第3レーザー光Lを発する半導体レーザーで構成された第3光源511と、第3レーザー光LがCD300の記録面301で反射した反射光を受光する第3受光部として機能する受光素子とが設置されている。
導光光学系7は、第1レーザー光Lおよび第2レーザー光Lを平行光として対物レンズ2に入射させるとともに、第3レーザー光Lを発散光として対物レンズ2に入射させるように構成されている。
すなわち、導光光学系7は、第1レーザー光Lおよび第2レーザー光Lについては無限光学系とされ、第3レーザー光Lについては有限光学系とされている。
この導光光学系7は、回折格子(グレーティング)71と、第1コリメータレンズ72と、整形プリズム73と、ビームスプリッタ74と、SA補償素子75と、ビームスプリッタ76と、波長選択アパーチャ77と、コリメータレンズ80と、集光シリンドリカルレンズ78と、ビームスプリッタ79と、偏光性位相補正素子70と、広帯域波長板711と、1/2波長板712と、第2コリメータレンズ713とを有している。
SA補償素子75は、電動により駆動され、光ディスクの厚さの変化によって生じる球面収差を補償する。なお、SA補償素子の代わりに液晶素子で、上記球面収差を補償しても良い。
波長選択アパーチャ77は、光の波長に応じて光が透過可能な開口が同心円状に変化するよう構成されたものであり、対物レンズ2に入射する光の波長に応じて開口数を切り替える開口制限手段として機能する。
偏光性位相補正素子70は、S偏光の光に対しては球面収差を補正するよう作用し、これと偏光方向が直交するP偏光の光に対しては作用しないように構成されている。この偏光性位相補正素子70についての詳細な説明は省略するが、特開2003−149443号公報および特開2001−318231号公報に記載された偏光性位相補正素子を用いることができる。
広帯域波長板711は、第1レーザー光Lに対しては1/4波長板として作用し、第2レーザー光Lおよび第3レーザー光Lに対しては1/2波長板として作用する。
半導体レーザー3は、P偏光の第1レーザー光Lを発し、この第1レーザー光Lは、回折格子71を透過した後、第1コリメータレンズ72を透過して平行光にされ、さらに整形プリズム73、ビームスプリッタ74、SA補償素子75、ビームスプリッタ76、偏光性位相補正素子70を順次透過する。このとき、第1レーザー光Lは、P偏光であるので、偏光性位相補正素子70は作用しない。さらに、第1レーザー光Lは、広帯域波長板711を透過して円偏光にされた後、波長選択アパーチャ77を透過して、対物レンズ2に入射し、BD100の記録面101上にスポットとして集光される。
第1レーザー光Lが記録面101で反射した反射光は、ビームスプリッタ74までは往路と同じ光路を戻り、ビームスプリッタ74で反射し、コリメータレンズ80および集光シリンドリカルレンズ78を透過してフォトディテクタ6で受光され光電変換される。
ホログラムユニット4は、P偏光の第2レーザー光Lを発し、この第2レーザー光Lは、ビームスプリッタ79を透過し、第2コリメータレンズ713を透過して平行光にされ、1/2波長板712を透過してS偏光にされる。さらに、第2レーザー光Lは、ビームスプリッタ76で反射し、偏光性位相補正素子70を透過する。このとき、第2レーザー光Lは、S偏光であるので、偏光性位相補正素子70によって球面収差が補正される。さらに、第2レーザー光Lは、広帯域波長板711、波長選択アパーチャ77を順次透過し、対物レンズ2に入射して、DVD200の記録面201上にスポットとして集光される。
第2レーザー光Lが記録面201で反射した反射光は、往路と同じ光路を戻り、ホログラムユニット4で受光され光電変換される。
ホログラムユニット5は、P偏光の第3レーザー光Lを発し、この第3レーザー光Lは、ビームスプリッタ79を透過し、第2コリメータレンズ713を透過して発散角度が小さくされ、1/2波長板712を透過してS偏光にされる。さらに、第3レーザー光Lは、ビームスプリッタ76で反射し、偏光性位相補正素子70を透過する。このとき、第3レーザー光Lは、S偏光であるので、偏光性位相補正素子70によって球面収差が補正される。さらに、第3レーザー光Lは、広帯域波長板711、波長選択アパーチャ77を順次透過し、対物レンズ2に入射して、CD300の記録面301上にスポットとして集光される。
第3レーザー光Lが記録面301で反射した反射光は、往路と同じ光路を戻り、ホログラムユニット5で受光され光電変換される。
なお、ホログラムユニット4、5内の第2光源411および第3光源511の設置向きを90°変えて、S偏光のレーザー光を発するように構成すれば、1/2波長板712は無くてもよい。また、ホログラムユニット4、5は、無偏光性の光学ユニットである。
図2は、図1に示す光ピックアップ装置における対物レンズがレーザー光を集光して記録面上にスポットを形成する様子を示す図であり、図2(1)は、BD100を使用する場合、図2(2)は、DVD200を使用する場合、図2(3)は、CD300を使用する場合をそれぞれ示す。なお、図2においては、第1コリメータレンズ72、第2コリメータレンズ713、偏光性位相補正素子70および対物レンズ2以外の光学素子以外を省略して示している。また、図2(2)および(3)は、光軸が一直線になるように書き直して示している。
図2(1)に示すように、BD100を使用する場合には、第1レーザー光Lは、第1コリメータレンズ72により平行光として対物レンズ2に入射して集光され、記録面101上にスポットを形成する。
本発明の光ピックアップ装置1における対物レンズ2は、第1レーザー光Lが平行光として入射したときの球面収差が最小となるように形状が最適化されている。これにより、BD100を使用する場合、記録面101上に良好なスポットを形成することができる。
この場合、前述したように、第1レーザー光Lは、偏光性位相補正素子70を透過するときP偏光であるので、偏光性位相補正素子70は作用しない。
また、第1コリメータレンズ72は、波長405nmの光、すなわち第1レーザー光Lに対して波面収差が最小となるように最適化されているのが好ましい。これにより、さらに収差が低減され、記録面101上により良好なスポットを形成することができる。
また、この場合、波長選択アパーチャ77により、開口数は、NA=0.85とされる。また、記録面101は、BD100の光照射側表面102から0.1mmの距離にある。例えば対物レンズ2と光照射側表面102との間隙距離(ワーキングディスタンス)は、0.6mmである。
図2(2)に示すように、DVD200を使用する場合には、第2レーザー光Lは、第2コリメータレンズ713により平行光として対物レンズ2に入射して集光され、記録面201上にスポットを形成する。
この場合、前述したように、第2レーザー光Lは、偏光性位相補正素子70を透過するときS偏光であるので、偏光性位相補正素子70は、球面収差を補正するよう作用する。さらに、本発明の光ピックアップ装置1における偏光性位相補正素子70は、波長660nmの光、すなわち第2レーザー光Lの球面収差を最小とするように特性が最適化されている。これにより、DVD200を使用する場合、記録面201上に良好なスポットを形成することができる。
また、第2コリメータレンズ713は、波長660nmの光、すなわち第2レーザー光Lに対して波面収差が最小となるように最適化されているのが好ましい。これにより、さらに収差が低減され、記録面201上により良好なスポットを形成することができる。
また、この場合、波長選択アパーチャ77により、開口数は、NA=0.65とされる。また、記録面201は、DVD200の光照射側表面202から0.6mmの距離にある。例えば対物レンズ2と光照射側表面202との間隙距離(ワーキングディスタンス)は、0.51mmである。
図2(3)に示すように、CD300を使用する場合には、第3レーザー光Lは、発散光として対物レンズ2に入射して集光され、記録面301上にスポットを形成する。
この場合、前述したように、第3レーザー光Lは、偏光性位相補正素子70を透過するときS偏光であるので、偏光性位相補正素子70は、球面収差を補正するよう作用する。
また、本発明の光ピックアップ装置1では、対物レンズ2に第3レーザー光Lが入射したときの球面収差が最小となるように、第3光源511の設置位置を最適化することにより、対物レンズ2に入射する第3レーザー光Lの発散状態(発散角度)が最適化されている。この第3レーザー光Lの発散状態の最適化と、上述した偏光性位相補正素子70の作用との相乗効果により、第3レーザー光Lの球面収差が小さくなり、よって、CD300を使用する場合、記録面301上に良好なスポットを形成することができる。
また、この場合、波長選択アパーチャ77により、開口数は、NA=0.50とされる。また、記録面301は、CD300の光照射側表面302から1.2mmの距離にある。例えば対物レンズ2と光照射側表面302との間隙距離(ワーキングディスタンス)は、0.281mmである。
なお、第3光源511と第2コリメータレンズ713との間の光路に、例えばカップリングレンズのような、正のパワーを有するレンズを設置しても良い。これにより、コリメータレンズ713と第3光源511との距離を短くすることができ、さらなる小型化が図れる。また、第3光源511が発した光をより多く利用することができる。
以上説明したように、本発明の光ピックアップ装置1では、使用波長が異なるBD100、DVD200、CD300のいずれを用いる場合であっても球面収差を少なくすることができるので、記録面上に良好なスポットを形成することができる。
また、対物レンズ2が一つだけの簡単な光学系構造で上記効果を達成することができ、光ピックアップ装置の小型化や製造コストの低減が図れる。また、十分なワーキングディスタンスを得ることができる。
以上、本発明の光ピックアップ装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、光ピックアップ装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
本発明の光ピックアップ装置の実施形態を示す図である。 図1に示す光ピックアップ装置における対物レンズがレーザー光を集光して記録面上にスポットを形成する様子を示す図である。
符号の説明
1 光ピックアップ装置
2 対物レンズ
3 半導体レーザー
311 第1光源
4 ホログラムユニット
41 受発光部
411 第2光源
42 ホログラム素子
5 ホログラムユニット
51 受発光部
511 第3光源
52 ホログラム素子
6 フォトディテクタ
7 導光光学系
70 偏光性位相補正素子
71 回折格子
72 第1コリメータレンズ
73 整形プリズム
74 ビームスプリッタ
75 SA補償素子
76 ビームスプリッタ
77 波長選択アパーチャ
78 集光シリンドリカルレンズ
79 ビームスプリッタ
711 広帯域波長板
712 1/2波長板
713 第2コリメータレンズ
80 コリメータレンズ
100 BD
101 記録面
102 光照射側表面
200 DVD
201 記録面
202 光照射側表面
300 CD
301 記録面
302 光照射側表面
第1レーザー光
第2レーザー光
第3レーザー光

Claims (4)

  1. 使用波長が互いに異なる3種類の光記録媒体に対して使用可能な光ピックアップ装置であって、
    対物レンズと、
    第1波長の第1レーザー光を発する第1光源と、
    第2波長の第2レーザー光を発する第2光源と、
    第3波長の第3レーザー光を発する第3光源と、
    前記第1レーザー光および前記第2レーザー光を平行光として前記対物レンズに入射させ、前記第3レーザー光を発散光として前記対物レンズに入射させるとともに、前記対物レンズの手前に配置された偏光性位相補正素子を有する導光光学系とを備え、
    前記対物レンズは、前記第1レーザー光が平行光として入射したときの球面収差が最小となるように形状が最適化されており、
    前記第1レーザー光、前記第2レーザー光および前記第3レーザー光が前記偏光性位相補正素子を通過した後に前記対物レンズに入射するように構成されているとともに、前記偏光性位相補正素子に入射する前記第2レーザー光および前記第3レーザー光の偏光方向は、前記偏光性位相補正素子に入射する前記第1レーザー光の偏光方向に対し直交するように構成されており、
    前記偏光性位相補正素子は、前記第2レーザー光および前記第3レーザー光に対しては球面収差を補正するよう作用し前記第1レーザー光に対しては作用しないように構成されているとともに、前記第2レーザー光の球面収差を最小とするように特性が最適化されており、
    前記対物レンズに入射する前記第3レーザー光は、球面収差が最小となるようにその発散状態が最適化されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 前記第1波長は、前記第2波長および前記第3波長の双方より短い請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記導光光学系は、前記第1光源から放たれた前記第1レーザー光を平行光にする第1コリメータレンズと、前記第2光源から放たれた前記第2レーザー光を平行光にする第2コリメータレンズとを有し、前記第1コリメータレンズは、前記第1波長の光に対して波面収差が最小となるように最適化されており、前記第2コリメータレンズは、前記第2波長の光に対して波面収差が最小となるように最適化されている請求項1または2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記偏光性位相補正素子と前記対物レンズとの間に配置された、広帯域波長板と、前記対物レンズに入射する光の波長に応じて開口数を切り替える開口制限手段とを備える請求項1ないし3のいずれかに記載の光ピックアップ装置。
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