JP2005182667A - Gps利用無線式接近警報装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 このGPS利用無線式接近警報装置は、送電線とクレーン等のが所定の距離以内に接近した時に警報信号を生成して無線送信するGPS測位装置及びその本体部と、前記本体部からの警報信号を受信して重機オペレータに対して警報を発すると共に少なくとも一台の携帯子機に対して該警報信号を送信する無線機とを備えている。
【選択図】 図4
Description
[第1の実施形態]
(GPS利用無線式接近警報装置のシステム概要)
図1は、本実施形態に係るGPS利用無線式接近警報装置1のシステム構成の全体的な概要を説明する図である。図1に示す状況は、送電線(電磁界発生体)2が鉄塔3の間に架けられている。この送電線2の付近で、クレーン等の重機(接触回避対象)4を用いた作業が行われる状況である。
以下、このGPS利用無線式接近警報装置の各構成要素の詳細について、説明する。先ず、このシステムに採択されているGPSについて簡単に説明すると共に、その測位精度について言及する。
実際に無線式接近警報装置にGPSを採用して実用化する場合、いずれの方式を採用するかを決定するためには、実用化に見合う測位精度、経済性の観点から検討する必要がある。
図4及び図5を参照しながら、本発明者等が開発したGPS利用無線式接近警報装置に採用した送電線−クレーン先端間の距離計算の手順を説明する。
図8は、図1に関連してその概要を説明したGPS利用無線式接近警報装置1の詳細を示すブロック図である。GPS利用無線式接近警報装置1は、GPS測位装置6と、その本体部7と、クレーンオペレータ8が所持する親機(クレーン設置無線機)9とを備え、更に好ましくは、立会者12及び作業者が所持する携帯子機(無線機)10を備えている。図に示すように、携帯子機(無線機)10は、立会者12のみならず現場作業者も所持するように複数台であってよい。親機と子機間及び子機相互間は、無線通信によって、相互通話可能となっている。
親機(クレーン設置無線機)9は、本体部7の無線機42からの警報信号を受信する第1の無線機16と、第1の無線機に接続され、作業者14及び立会者12が夫々所持する第3の無線機10に警報信号を送信する第2の無線機17とを有している。第2の無線機17は、クレーンオペレータ8に警報信号を音声通報する内蔵スピーカー55をもっている。
GPS測位装置6からの距離データを表示する所定の大きさのアナログ電圧信号は、電圧計47へ表示されると共に、並列接続された第1警報用コンパレータ38の一方の入力端子及び第2の警報用コンパレータ39の一方の入力端子に、入力される。第1及び第2警報用コンパレータ38,39の他方の入力端子に対しては、第1及び第2警報設定装置45,46により第1及び第2の警報発報レベルに設定した基準電圧が接続されている。その結果、各コンパレータは、設定された基準電圧と増幅された直流信号とを比較し、増幅された直流信号が設定された警報発報レベル以上の時、警報信号を出力する。
[第2の実施形態]
GPS利用した無線式接近警報装置は、ロボット工学等で用いられる干渉領域の概念を導入して構成することもできる。
[システム構成の付加的機能]
本実施形態に係る無線式接近警報装置1は、上述した機能に加えて、以下に述べる2つの付加的機能を有している。上述したシステム構成において、第1は、GPS測位装置6からの距離データを表示する所定の大きさのアナログ電圧信号を測定する機能であり(図7参照)、第2は、システムの使用前の警報地点設定機能である(以下、「警報音発報のプリセット方式」ともいう。)(図11参照)。なお、図6に示すシステム構成では、これらの機能に関連する要素を、図を簡単にするために一部省略していること承知されたい。
[本実施形態の利点及び代替手段]
(利点)
本実施形態に係るGPS利用無線式接近警報装置では、次のような利点がある。
上述した実施形態は、本発明に係るGPS利用無線式接近警報装置の一例であり、これに限定されない。当業者のなし得る種々の変更、改変、改良は、いずれも本発明に係る無線式接近警報装置に含まれる。これら変更、改変、改良として、次のものが含まれる。
Claims (10)
- 電磁界発生体と接触回避対象が所定の距離以内に接近した時に警報信号を生成して無線送信するGPS測位装置及びその本体部と、
前記本体部からの警報信号を受信して、該警報信号に基づき警報を発する受信警報手段とを備えたGPS利用無線式接近警報装置。 - 請求項1記載のGPS利用無線式接近警報装置において、
前記電磁界発生体は送電線であり、
前記接触回避対象は重機であり、
前記GPS測位装置は前記重機の先端部に配置されている、GPS利用無線式接近警報装置。 - 請求項2記載のGPS利用無線式接近警報装置において、
前記受信警報手段は、前記本体部からの警報信号を受信して重機オペレータに対して警報を発すると共に少なくとも一台の携帯子機に対して該警報信号を送信する無線機を有している、GPS利用無線式接近警報装置。 - 請求項1又は2記載のGPS利用無線式接近警報装置において、
前記GPS測位装置は、高精度GPSを利用している、GPS利用無線式接近警報装置。 - 請求項1又は2記載のGPS利用無線式接近警報装置において、
前記GPS測位装置は、前記送電線の位置座標を決定し、GPSを利用して測位した前記重機の位置座標と該送電線の位置座標から両者間の距離を算出する、GPS利用無線式接近警報装置。 - 請求項1又は2記載のGPS利用無線式接近警報装置において、
前記GPS測位装置は、
前記重機の位置を測位してその位置座標を演算する手段と、
近傍の送電線端又は送電線鉄塔に関する位置座標を予め記憶しておくメモリ手段と、
前記送電線端又は送電線鉄塔の位置座標から前記重機に最も近い送電線の位置座標を決定する電線確定回路と、
前記重機の位置座標と前記送電線の位置座標から両者間の距離を算出する距離演算回路とを有する、GPS利用無線式接近警報装置。 - 請求項6記載のGPS利用無線式接近警報装置において、
前記重機と前記送電線との距離が近づくにつれ注意警報が発せられ、
前記重機と前記送電線との距離が接近限界距離に達した時、警告警報が発せられる、GPS利用無線式接近警報装置。 - 請求項1又は2記載のGPS利用無線式接近警報装置において、
前記GPS測位装置は、前記送電線の位置から前記重機の進入を禁止する干渉領域を設定し、GPSを利用して測位した前記重機の位置が前記干渉領域に侵入したか否かを判断する、GPS利用無線式接近警報装置。 - 請求項1又は2記載のGPS利用無線式接近警報装置において、
前記GPS測位装置は、
前記重機の位置を測位してその位置座標を演算する手段と、
近傍の送電線端又は送電線鉄塔に関する位置座標を予め記憶しておくメモリ手段と、
前記送電線鉄塔の位置座標から前記重機の進入を禁止する干渉領域を設定する干渉領域設定回路と、
前記重機の位置座標と前記干渉領域を比較して、該重機の進入を検出する比較回路とを有する、GPS利用無線式接近警報装置。 - 請求項9記載のGPS利用無線式接近警報装置において、
前記干渉領域は、第1及び第2の干渉領域が設定され、
前記重機が前記第1の干渉領域に侵入した時、注意警報が発せられ、
前記重機が前記第2の干渉領域に侵入した時、警告警報が発せられる、GPS利用無線式接近警報装置。
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