JP2005181886A - 分岐型光ファイババンドル製造装置及び分岐型光ファイババンドル製造方法 - Google Patents
分岐型光ファイババンドル製造装置及び分岐型光ファイババンドル製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】
傾斜部4a及び4b上に取り付けられ、固定部材5a及び5bにより固定された光ファイバ6其々の端部を収容する複数の溝部を備える溝付部材7と、溝付部材7に収容された光ファイバ6の長手方向と直交する方向に移動可能であり、この光ファイバ6の端部を押える光ファイバ保持部材8と、光ファイバ保持部材8が移動したことにより溝付部材7から開放された光ファイバ6を収容する光ファイバ収容部材11とを設ける。
【選択図】図1
Description
その一方、光ファイバの伝送機能と可とう性を利用した照明器具も存在する。
用いる方法(例えば、特許文献1参照)やボビンを用いる方法(例えば、特許文献2参照)により行われる。
まず、手作業により作製を行う場合は、作業効率に問題があり、これに付随してコストの上昇を招いており、さらに、品質管理の面でも問題がある。
なお、以下の実施例は、あくまでも本発明の説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であれば、これらの各要素又は全要素を含んだ各種の実施例を採用することが可能であるが、これらの実施例も本発明の範囲に含まれる。
また、実施例を説明するための全図において、同一の要素には同一の符号を付与し、これに関する反復説明は省略する。
分岐型光ファイババンドル製造装置1は、光ファイバ6を複数本結束させ、一方の端部を分岐させた分岐型光ファイババンドル、特に4個の分岐端部を有する1×4分岐型光ファイババンドルを製造するためのものであり、作業台2、溝付部材7、光ファイバ保持部材8、非分岐端部を作製するためのガイド部材10及び光ファイバ収容部材11、4個の分岐端部を作製するためのガイド部材16及び光ファイバ収容部材17を有する。
溝付部材7は、金属製であり、図3(a)に示すとおり、板状の溝付部材本体71と、この表面上に平行且つ一定の間隔をもって設けられ、所定本数の光ファイバ6(図1)の端部を収容可能な複数の光ファイバ収容溝部72とからなる。
図4に示すように、光ファイバ保持部材8は、T字型の光ファイバ保持部材本体81、突起部82及びヒンジ部83からなり、突起部82は、図1の光ファイバ保持部材スライド溝部9と係合し、光ファイバ保持部材本体81は、ヒンジ部83を回転軸として矢印の方向に起伏する。
が設けられ(図示せず)、溝付部材7に収容された光ファイバ6が外れることを防止する。
まず、長さの等しい光ファイバ6(図1)の片側の端部を非分岐端部として4個の溝付部材7(図1)に収容し、もう一方の端部を4束に分け、分岐端部として4個の溝付部材
7(図1)に収容し、光ファイバ押え部材73(図3)により収容された光ファイバ6を保持する。
ことが可能となる。
2 作業台
3 平面部
4 傾斜部
5a、5b 光ファイバ固定部材
6 光ファイバ
7 溝付部材
8 光ファイバ保持部材
9 光ファイバ保持部材スライド溝部
10、16 ガイド部材
11、17 光ファイバ収容部材
12 溝付部材取付部
13a、13b 棒状部材
14 連結部材
15 連結部材スライド溝部
71 溝付部材
72 光ファイバ収容溝部
73 光ファイバ押え部材
81 光ファイバ保持部材本体
82 突起部
83 ヒンジ部
Claims (22)
- 光ファイバを複数本結束させ、少なくとも一方の端部を分岐させた分岐型光ファイババンドルを製造するための分岐型光ファイババンドル製造装置であって、
平面により構成され、該平面上に前記光ファイバを固定する固定部材を備える平面部と、該平面部の両端に設けられ、前記平面に対して傾斜した傾斜面を有する傾斜部とから成る作業台と、
前記傾斜面上に取り付けられ、前記固定部材により固定された光ファイバ其々の端部を収容する複数の溝部を備える溝付部材と、
前記傾斜面上の前記溝付部材の近傍に設けられ、前記溝部に収容された光ファイバの長手方向と直交する方向に移動可能であり、前記光ファイバの端部を押えることにより該光ファイバの端部を前記溝部に収容された状態で保持する光ファイバ保持部材と
を有し、
前記溝部に収容された光ファイバの端部は、前記溝付部材と前記光ファイバ保持部材とにより前記平面に対して湾曲した状態で保持され、前記光ファイバ保持部材が移動した際、該光ファイバ保持部材により保持された状態から開放され、該光ファイバの弾性力により湾曲して固定された状態から元の直線状態に復元する
ことを特徴とする分岐型光ファイババンドル製造装置。 - 前記溝付部材及び前記光ファイバ保持部材の鉛直方向側に離隔して配置され、前記直線状態に復元した光ファイバの端部を収容するための開口部及び空間部を備えた光ファイバ収容部材を有することを特徴とする請求項1に記載の分岐型光ファイババンドル製造装置。
- 前記開口部の少なくとも一部を閉塞することにより前記光ファイバの収容状態を維持する状態維持部材を有することを特徴とする請求項2に記載の分岐型光ファイババンドル製造装置。
- 前記直線状態に復元した光ファイバの端部を前記光ファイバ収容部材に収容するにあたって、前記光ファイバの端部を前記空間部内に誘導する誘導部材を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の分岐型光ファイババンドル製造装置。
- 前記光ファイバ収容部材は、板状の基材と、該基材の前記溝付部材側の表面上に前記光ファイバの長手方向と直交する方向に沿って設けられ、且つ該基材から前記溝付部材側に突出した複数個の突出部材とを有し、該突出部材により前記開口部及び前記空間部が複数個形成されており、前記長手方向と直交する方向に移動可能であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造装置。
- 前記状態維持部材は、棒状の部材であることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造装置。
- 前記誘導部材は、2枚の板状部材を有し、該2枚の板状部材は、前記光ファイバ収容部材に対向し、前記空間部より幅が狭い収容部材側空隙部と、前記溝付部材に対向し、前記収容部材側空隙部より幅が広い溝付部材側空隙部とを形成すべくハの字型に配置されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造装置。
- 前記傾斜部の傾斜角度は、約30度から約90度であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造装置。
- 前記溝部の断面形状は、V字型あるいはU字型であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造装置。
- 前記光ファイバの端部は、前記溝付部材上で摺動されることにより前記溝部に収容されており、
前記光ファイバの端部を押えることにより該光ファイバの端部を前記溝部に収容された状態で保持し、前記溝付部材が前記傾斜面上に取り付けられ、且つ前記光ファイバ保持部材により前記光ファイバの端部が保持された後に取り外すことが可能な光ファイバ押え部材を有する
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造装置。 - 前記固定部材は、前記光ファイバを前記平面部上に捻転した状態で固定する部材であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造装置。
- 光ファイバを複数本結束させ、少なくとも一方の端部を分岐させた分岐型光ファイババンドルを製造するための分岐型光ファイババンドル製造方法であって、
作業台の平面部に前記光ファイバを固定し、
前記固定された光ファイバの端部を収容する溝部を備える溝付部材と、前記光ファイバの端部を押え、該光ファイバの端部を前記溝部に収容された状態で保持する光ファイバ保持部材とを、前記平面部の両端に設けられ、且つ該平面部に対して傾斜した傾斜部に取り付けることにより前記光ファイバの端部を前記平面に対して湾曲した状態で保持し、
前記光ファイバ保持部材を前記溝部に収容された光ファイバの長手方向と直交する方向に移動させ、前記溝部に収容された光ファイバの端部を該光ファイバ保持部材により保持された状態から開放し、該光ファイバの弾性力により湾曲して固定された状態から元の直線状態に復元させる
ことを特徴とする分岐型光ファイババンドル製造方法。 - 前記溝付部材及び前記光ファイバ保持部材の鉛直方向側に離隔して配置され、光ファイバの端部を収容するための開口部及び空間部を備えた光ファイバ収容部材を用いることにより前記直線状態に復元した光ファイバの端部を収容することを特徴とする請求項12に記載の分岐型光ファイババンドル製造方法。
- 前記開口部の少なくとも一部を閉塞する状態維持部材を用いることにより前記光ファイバの収容状態を維持することを特徴とする請求項13に記載の分岐型光ファイババンドル製造方法。
- 前記直線状態に復元した光ファイバの端部を前記光ファイバ収容部材に収容するにあたって、前記光ファイバの端部を前記空間部内に誘導する誘導部材を用いることを特徴とする請求項13又は14に記載の分岐型光ファイババンドル製造方法。
- 前記光ファイバ収容部材として、板状の基材と、該基材の前記溝付部材側の表面上に前記光ファイバの長手方向と直交する方向に沿って設けられ、且つ該基材から前記溝付部材側に突出した複数個の突出部材とを有し、該突出部材により前記開口部及び前記空間部が複数個形成された部材を用い、
前記空間部に所定本数の光ファイバの端部が収容されると、該光ファイバ収容部材を前記長手方向と直交する方向に移動させ、前記所定本数の光ファイバの端部が収容された空間部と隣接した別の空間部に光ファイバの端部を収容する
ことを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造方法。 - 前記状態維持部材は、棒状の部材であることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造方法。
- 前記誘導部材として、2枚の板状部材を用い、該2枚の板状部材を、前記光ファイバ収容部材に対向し、前記空間部より幅が狭い収容部材側空隙部と、前記溝付部材に対向し、前記収容部材側空隙部より幅が広い溝付部材側空隙部とを形成すべくハの字型に配置することを特徴とする請求項15乃至17のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造方法。
- 前記傾斜部として、約30度から約90度の傾斜角度を有する部材を用いることを特徴とする請求項12乃至18のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造方法。
- 前記溝付部材として、前記溝部の断面形状がV字型あるいはU字型である部材を用いることを特徴とする請求項12乃至19のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造方法。
- 前記光ファイバの端部を前記溝付部材上で摺動することにより前記溝部に収容し、
前記光ファイバの端部を押える光ファイバ押え部材を用いることにより該光ファイバの端部を前記溝部に収容された状態で保持し、
前記溝付部材を前記傾斜面上に取り付け、前記光ファイバ保持部材により前記光ファイバの端部が保持された後に前記光ファイバ押え部材を取り外す
ことを特徴とする請求項12乃至20のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造方法。 - 前記光ファイバを前記平面部上に捻転した状態で固定することを特徴とする請求項12乃至21のいずれか1項に記載の分岐型光ファイババンドル製造方法。
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