JP2005173771A - 自動検針無線計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動検針無線機の無線通信時の通信不良となる原因を容易に識別し、メンテナンス性を高めることができる自動検針無線計測装置を提供する。
【解決手段】複数の周波数帯域における電波強度を測定する電波強度測定部8と、電波強度の平均値を算出する電波強度算出部11と、電波の有無を検出する電波検出部14と、電波強度を表示する電波強度表示部17と、複数の周波数帯域から第1と第2の周波数帯域における通信内容を解析する電文解析部18、19と、第1と第2の周波数帯域を選択する周波数選択部24、25と、現在時刻を計数する時刻計数部20と、受信した内容を記憶する記憶部21と、記憶部21に記憶された内容を電文表示部22に表示させる制御部23からなり、制御部23は、電文表示部22に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示を行うように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス、水道、電気等の使用量の検針を行う際の自動検針無線機の通信状態を計測する自動検針無線計測装置に関するものである。
従来、家庭やオフィスあるいは工場などのガス、水道、電気等の使用量を測定するためのメータに記録されたデータを電話等の通信回線を介して隔測検針装置であるセンタに回収する自動検針システムが普及している。この自動検針システムは、たとえば、各需要家に設置されている電話用の回線とメータとを通信線で接続し、電話回線を介してセンタとメータとで通信を行うものである。
ところで、このような自動検針システムの場合、電話用の回線とメータとを通信線で接続する必要があるため、需要家の屋内外に通信線を引き回し配線する手間と費用が必要であった。特に、電話用の回線とメータとが離れている場合にはこの配線作業はかなりの負担であり、既設の家屋の場合には配線が無理な場合さえあった。
そこで、各需要家の電話用の回線に端末網制御装置(以下「T−NCU」という)を介して無線親機を接続するとともにメータに無線子機を接続し、無線親機と無線子機との間で無線で通信を行うようにすることによって屋内外の配線を不要とする自動検針システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−85938号公報(第1−4頁、第1図)
ところでこうしたシステムでは、無線親機と無線子機とが1対1で通信できるように設定する登録作業は、無線子機とメータの接続後、所定の操作、たとえば無線子機と無線親機の起動用スイッチ等を同時に入力することによって無線子機がメータからメータ管理IDを取得し、この取得したメータ管理IDを無線送信により無線親機に送信し、無線親機は無線子機からメータ管理IDを取得すると、次に親機の持っている無線通信に必要な通信情報を無線子機に送信するようになっている。これにより、無線親機と無線子機の登録作業が完了し、以降隔測検針装置であるセンタからメータまでの通信が可能となる。
この登録作業後、隔測検針装置であるセンタからの通信が可能となるわけであるが、無線通信においては通信周波数帯域における妨害波などがあり、無線通信不良となることがある。また、無線通信においてはメータにとりつけられた無線子機の設置条件とりわけ周辺の電波遮蔽物により無線信号の品質が低下し、通信不良が発生することがしばしばある。特に、集合住宅においては周りの建物や、各部屋のレイアウト等によって大きく影響される場合があり、無線通信における通信不良の原因を検出することは作業現場においては非常に困難であり、正常通信できるまでかなりの時間がかかってしまうという問題がある。また、自動検針無線機の無線通信を計測する際に、周囲環境によって、ノイズレベルが大きすぎて無線電波がなかなか検出できなかったり、逆にノイズレベルは低くても無線電波が弱すぎて検出できないという問題もあった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、自動検針無線機の無線通信時における通信不良となる原因を容易に識別することができ、自動検針システムのメンテナンス性を高めることができる自動検針無線機の計測装置を提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するために、本願の自動検針無線計測装置は、複数の周波数帯域における電波強度を測定する電波強度測定部と、電波強度の平均値を算出する電波強度算出部と、電波の有無を検出する電波検出部と、電波強度を表示する電波強度表示部と、複数の周波数帯域から第1と第2の周波数帯域における通信内容を解析する電文解析部と、第1と第2の周波数帯域を選択する周波数選択部と、現在時刻を計数する時刻計数部と、受信した内容を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された内容を電文表示部に表示させる制御部からなり、表示部に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示を行うように制御することを備えて構成され、無線通信不良の原因を容易に解析することができる。
以上のように、本発明によれば、自動検針無線機の無線通信時における通信不良となる原因を容易に識別することができ、自動検針システムのメンテナンス性を高めることができる。
第1の発明は、回線を介して隔測検針装置と接続される無線親機とメータに接続される無線子機との間で第1の周波数帯域で無線による通信を行い、前記第1の周波数帯域が使用中の場合、第2の周波数帯域に切り替えて無線による通信を行い、前記メータと隔測検針装置との間を通信可能として前記メータの検針を行う自動検針システムの自動検針無線機に対して、無線の通信状態を計測する自動検針無線計測装置において、前記自動検針無線計測装置は、複数の周波数帯域における電波強度を測定する電波強度測定部と、複数の周波数帯域における電波強度の平均値を算出する電波強度算出部と、前記複数の電波強度算出部から受信検出レベルを設定し電波の有無を検出する電波検出部と、複数の周波数帯域におけるそれぞれの電波強度を同時に表示可能な電波強度表示部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部と、第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部と、現在時刻を計数する時刻計数部と、前記第1の電文解析部および第2の電文解析部から受信した内容を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された内容を電文表示部に表示させる制御部からなり、前記制御部は前記第1の電文通信部から通信内容を受信したとき、前記時刻計数部から入力した時刻と通信内容を前記記憶部に記憶し、前記第2の電文通信部から通信内容を受信したとき、前記時刻計数部から入力した時刻と通信内容を前記記憶部に記憶するとともに、前記電文表示部に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示を行うように制御することにより、無線親機および無線子機間における無線通信において、複数の周波数帯域における電波強度を測定する電波強度測定部から電波強度の平均値を算出する電波強度算出部と、電波強度算出部から受信検出レベルを設定し電波の有無を検出する電波検出部と、複数の周波数帯域における電波強度を表示する電波強度表示部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)における通信の両方を監視し、電波があれば通信内容を解析して記憶部に記憶し、表示部に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示も行うよう制御する。従って、表示をにより電波状況を確認することが出来るので、通信不良となる原因を容易に識別することができ、自動検針システムのメンテナンス性を高めることができる。なお、電波強度の平均値から数デシベル高めに電波の受信検出レベルを設定すれば、周囲の環境に合わせて受信検出レベルが設定でき、無線電波が検出しやすくなる。
第2の発明は、特に第1の発明において、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域を選択できるようにしたもので、システム毎に通信チャンネルが競合しないように、設定変更して通信する場合にも対応できる。
第3の発明は、特に第1の発明において、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域のどちらで受信したか音色で聞き分けできるので、自動検針無線機の無線通信時における通信不良となる原因を容易に識別することができ、自動検針システムのメンテナンス性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
以下本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明による自動検針無線機を含む自動検針システムおよび自動検針無線計測装置のブロック図である。
1は隔測検針装置であり回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4と接続される。自動検針無線機3の無線子機5は前記無線親機4に対向して設けられ需要家のメータ6に接続される。
7は自動検針無線計測装置で、8は第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部9と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部10を含む電波強度測定部、11は第1の電波強度算出部12、第2の電波強度算出部13を含む電波強度算出部、14は第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部15と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部16を含む電波検出部、17は複数の周波数帯域における電波強度を同時に表示可能な電波強度表示部、18は第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部、19は第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部、20は現在時刻を計数する時刻計数部、21は第1の電文解析部18および第2の電文解析部19から受信した内容を記憶する記憶部、23は記憶部21に記憶された内容を電文表示部22に表示させる制御部である。
ここで、センターからの自動検針の場合、隔測検針装置1から回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4に対して、メータの検針要求を送信し、無線親機4から無線子機5に対してメータの検針要求を無線送信して、無線子機5が需要家のメータ6に対して検針要求を送信する。無線子機5はメータ6からの検針応答を受信すると、無線親機4に対して検針応答を無線送信し、無線親機4からT−NCU2を介して隔測検針装置1に検針応答を送信する。こうして、メータ6の検針値をセンターで集中検針できる。
次に、自動検針無線計測装置の動作を説明する。
まず、自動検針無線計測装置は、無線親機4〜無線子機5間における相互の無線通信を監視し、第1の電波強度測定部9で第1の周波数帯域における電波強度を測定し、第1の電波強度算出部12で一定時間内の電波強度の平均値を算出すると、第1の電波検出部15で電波強度の平均値から受信検出レベルを設定し電波の有無を検出する。同様に、第2の電波強度測定部10で第2の周波数帯域における電波強度を測定し、第2の電波強度算出部13で一定時間内の電波強度の平均値を算出すると、第2の電波検出部16で電波強度の平均値から電波の受信検出レベルを設定し電波の有無を検出する。なお、電波強度の平均値から数デシベル高めに電波の受信検出レベルを設定すれば、周囲の環境に合わせて受信検出レベルが設定できる。
さらに、第1の電波検出部15で第1の周波数帯域における電波を検出すると第1の電文解析部18で第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、通信内容を制御部23に送信する。このとき制御部23は時刻計数部20から現在時刻を同時に読み取り、記憶部21に通信内容および現在時刻を記憶させる。また、第2の電波検出部16で第2の周波数帯域における電波を検出すると第2の電文解析部19で第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、通信内容を制御部23に送信する。このとき制御部23は時刻計数部20から現在時刻を同時に読み取り、記憶部21に通信内容および現在時刻を記憶させる。このときの無線通信内容は送信元アドレス、送信先アドレス、データ種別、データ本文等であり、どこからどこへどのような通信が行われたかが判断できるものである。制御部23は記憶部21に記憶された通信内容および通信時刻等を電文表示部22に表示させる。
また、第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部9と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部10を含む電波強度測定部8を介して制御部23へ測定された複数の電波強度を電波強度表示部17で表示する。この電波強度表示部17により、第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)以外の電波状況も確認できる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態について図面を用いて説明する。
図2は自動検針無線機を含む自動検針システムおよび自動検針無線計測装置のブロック図である。図1と同一のものには同一の符号を付してある。
1は隔測検針装置であり回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4と接続される。自動検針無線機3の無線子機5は前記無線親機4に対向して設けられ需要家のメータ6に接続される。
7は自動検針無線計測装置で、8は第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部9と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部10を含む電波強度測定部、11は第1の電波強度算出部12、第2の電波強度算出部13を含む電波強度算出部、14は第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部15と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部16を含む電波検出部、17は複数の周波数帯域における電波強度を同時に表示可能な電波強度表示部、18は第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部、19は第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部、20は現在時刻を計数する時刻計数部、21は第1の電文解析部18および第2の電文解析部19から受信した内容を記憶する記憶部、24は第1の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部、25は第2の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部、23は記憶部に記憶された内容を電文表示部22に表示させる制御部である。
ここで、センターからの自動検針の場合、隔測検針装置1から回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4に対して、メータの検針要求を送信し、無線親機4から無線子機5に対してメータの検針要求を無線送信して、無線子機5が需要家のメータ6に対して検針要求を送信する。無線子機5はメータ6からの検針応答を受信すると、無線親機4に対して検針応答を無線送信し、無線親機4からT−NCU2を介して隔測検針装置1に検針応答を送信する。こうして、メータ6の検針値をセンターで集中検針できる。
次に、自動検針無線計測装置の動作を説明する。
まず、自動検針無線計測装置は、無線親機4〜無線子機5間における相互の無線通信を監視し、第1の電波強度測定部9で第1の周波数帯域における電波強度を測定し、第1の電波強度算出部12で一定時間内の電波強度の平均値を算出すると、第1の電波検出部15で電波強度の平均値から受信検出レベルを設定し電波の有無を検出する。第2の電波強度測定部10で第2の周波数帯域における電波強度を測定し、第2の電波強度算出部13で一定時間内の電波強度の平均値を算出すると、第2の電波検出部16で電波強度の平均値から電波の受信検出レベルを設定し電波の有無を検出する。なお、電波強度の平均値から数デシベル高めに電波の受信検出レベルを設定すれば、周囲の環境に合わせて受信検出レベルが設定できる。
さらに、第1の電波検出部15で第1の周波数帯域における電波を検出すると第1の電文解析部18で第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、通信内容を制御部23に送信する。このとき制御部23は時刻計数部20から現在時刻を同時に読み取り、記憶部21に通信内容および現在時刻を記憶させる。また、第2の電波検出部16で第2の周波数帯域における電波を検出すると第2の電文解析部19で第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、通信内容を制御部23に送信する。このとき制御部23は時刻計数部20から現在時刻を同時に読み取り、記憶部21に通信内容および現在時刻を記憶させる。このときの無線通信内容は送信元アドレス、送信先アドレス、データ種別、データ本文等であり、どこからどこへどのような通信が行われたかが判断できるものである。制御部23は記憶部21に記憶された通信内容および通信時刻等を電文表示部22に表示させる。
そして、第1の周波数選択部24は第1の周波数帯域(メインチャンネル)たとえば1チャンネルから6チャンネルの中からを希望のチャンネルを選択する。第2の周波数選択部25は第2の周波数帯域(サブチャンネル)たとえば1チャンネルから6チャンネルの中からを希望のチャンネルを選択する。第1の周波数選択部24からのチャンネル選択により制御部23は、第1の電波強度測定部9、第1の電波検出部15および第1の電文解析部18に対してチャンネルの変更を行う。第2の周波数選択部25からのチャンネル選択により制御部23は、第1の電波強度測定部10、第2の電波検出部16および第2の電文解析部19に対してチャンネルの変更を行う。このように、システム毎に通信チャンネルが競合しないように、設定変更して通信する場合にも対応できる。
また、第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部15と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部16を含む電波検出部14から、第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部9と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部10を含む電波強度測定部8を介して制御部23へ測定された複数の電波強度を電波強度表示部17で表示する。この電波強度表示部17により、第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)以外の電波状況も確認できる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態について図面を用いて説明する。
図3は自動検針無線機を含む自動検針システムおよび自動検針無線計測装置のブロック図である。図1と同一の物には同一の符号を付してある。
1は隔測検針装置であり回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4と接続される。自動検針無線機3の無線子機5は前記無線親機4に対向して設けられ需要家のメータ6に接続される。
7は自動検針無線計測装置で、8は第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部9と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部10を含む複数の電波強度測定部、11は第1の電波強度算出部12、第2の電波強度算出部13を含む複数の電波強度算出部、14は第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部15と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部16を含む複数の電波検出部、17は複数の周波数帯域における電波強度を同時に表示可能な電波強度表示部、18は第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部、19は第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部、20は現在時刻を計数する時刻計数部、21は第1の電文解析部18および第2の電文解析部19から受信した内容を記憶する記憶部、24は第1の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部、25は第2の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部、23は記憶部に記憶された内容を電文表示部22に表示させる制御部である。26は第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部において、電波を検出すると第1の音色で電波受信を知らせる第1の音色発生部、27は第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部において、電波を検出すると第2の音色で電波受信を知らせる第2の音色発生部である。
ここで、センターからの自動検針の場合、隔測検針装置1から回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4に対して、メータの検針要求を送信し、無線親機4から無線子機5に対してメータの検針要求を無線送信して、無線子機5が需要家のメータ6に対して検針要求を送信する。無線子機5はメータ6からの検針応答を受信すると、無線親機4対して検針応答を無線送信し、無線親機4からT−NCU2を介して隔測検針装置1に検針応答を送信する。こうして、メータ6の検針値をセンターで集中検針できる。
次に、自動検針無線計測装置の動作を説明する。
まず、自動検針無線計測装置は、無線親機4〜無線子機5間における相互の無線通信を監視し、第1の電波強度測定部9で第1の周波数帯域における電波強度を測定し、第1の電波強度算出部12で一定時間内の電波強度の平均値を算出すると、第1の電波検出部15で電波強度の平均値から受信検出レベルを設定し電波の有無を検出する。第2の電波強度測定部10で第2の周波数帯域における電波強度を測定し、第2の電波強度算出部13で一定時間内の電波強度の平均値を算出すると、第2の電波検出部16で電波強度の平均値から電波の受信検出レベルを設定し電波の有無を検出する。なお、電波強度の平均値から数デシベル高めに電波の受信検出レベルを設定すれば、周囲の環境に合わせて受信検出レベルが設定できる。
さらに、第1の電波検出部15で第1の周波数帯域における電波を検出すると第1の電文解析部18で第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、通信内容を制御部23に送信する。このとき制御部23は時刻計数部20から現在時刻を同時に読み取り、記憶部21に通信内容および現在時刻を記憶させる。また、第2の電波検出部16で第2の周波数帯域における電波を検出すると第2の電文解析部19で第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、通信内容を制御部23に送信する。このとき制御部23は時刻計数部20から現在時刻を同時に読み取り、記憶部21に通信内容および現在時刻を記憶させる。このときの無線通信内容は送信元アドレス、送信先アドレス、データ種別、データ本文等であり、どこからどこへどのような通信が行われたかが判断できるものである。制御部23は記憶部21に記憶された通信内容および通信時刻等を電文表示部22に表示させる。
ここで、第1の周波数選択部24は第1の周波数帯域(メインチャンネル)たとえば1チャンネルから6チャンネルの中からを希望のチャンネルを選択する。第2の周波数選択部25は第2の周波数帯域(サブチャンネル)たとえば1チャンネルから6チャンネルの中からを希望のチャンネルを選択する。第1の周波数選択部24からのチャンネル選択により制御部23は、第1の電波強度測定部9、第1の電波検出部15および第1の電文解析部18に対してチャンネルの変更を行う。第2の周波数選択部25からのチャンネル選択により制御部23は、第1の電波強度測定部10、第2の電波検出部16および第2の電文解析部19に対してチャンネルの変更を行う。このように、システム毎に通信チャンネルが競合しないように、設定変更して通信する場合にも対応できる。
また、第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部15と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部16を含む複数の電波検出部14から、第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部9と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部10を含む複数の電波強度測定部8を介して制御部23へ測定された複数の電波強度を電波強度表示部17で表示する。この電波強度表示部17により、第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)以外の電波状況も確認できる。
第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部において、電波を検出すると第1の音色発生部26は第1の音色で電波受信を知らせる。第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部において、電波を検出すると第2の音色発生部27は第2の音色で電波受信を知らせる。この場合、第1の音色と第2の音色はブザー音などで発振周波数を変えれば容易に聞き分けでき、電波状況の確認が容易となる。
以上のように、本発明にかかる自動検針無線計測装置によると、自動検針無線機の無線通信時における通信不良となる原因を容易に識別することができるので、無線通信を行うデータ通信機器に適用することが出来る。
本発明の第1の実施の形態における自動検針無線機を含む自動検針システムおよび自動検針無線計測装置のブロック図 本発明の第2の実施の形態における自動検針無線機を含む自動検針システムおよび自動検針無線計測装置のブロック図 本発明の第3の実施の形態における自動検針無線機を含む自動検針システムおよび自動検針無線計測装置のブロック図
符号の説明
1 隔測検針装置
3 自動検針無線機
4 無線親機
5 無線子機
6 メータ
7 自動検針無線計測装置
8 電波強度測定部
9 第1の電波強度測定部
10 第2の電波強度測定部
11 電波強度算出部
14 電波検出部
15 第1の電波検出部
16 第2の電波検出部
17 電波強度表示部
18 第1の電文解析部
19 第2の電文解析部
20 時刻計数部
21 記憶部
22 電文表示部
23 制御部
24 第1の周波数選択部
25 第2の周波数選択部
26 第1の音色発生部
27 第2の音色発生部

Claims (3)

  1. 回線を介して隔測検針装置と接続される無線親機とメータに接続される無線子機との間で複数の周波数帯域を切り替えて通信を行う自動検針無線機に対して、無線の通信状態を計測する自動検針無線計測装置において、複数の周波数帯域における電波強度を測定する電波強度測定部と、複数の周波数帯域における電波強度の平均値を算出する電波強度算出部と、前記複数の電波強度算出部から受信検出レベルを設定し電波の有無を検出する電波検出部と、複数の周波数帯域におけるそれぞれの電波強度を同時に表示可能な電波強度表示部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部と、第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部と、現在時刻を計数する時刻計数部と、前記第1の電文解析部および第2の電文解析部から受信した内容を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された内容を電文表示部に表示させる制御部からなり、前記制御部は、前記第1の電文通信部からの通信内容と受信時刻及び前記第2の電文通信部からの通信内容と受信時刻を前記記憶部に記憶するとともに、前記電文表示部に受信内容の表示を行うように制御することを特徴とする自動検針無線計測装置。
  2. 第1の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部と、第2の周波数帯域を選択する第2の周波数選択部とからなる請求項1記載の自動検針無線計測装置。
  3. 第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部において、電波を検出すると第1の音色で電波受信を知らせる第1の音色発生部と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部において、電波を検出すると第2の音色で電波受信を知らせる第2の音色発生部とからなる請求項1記載の自動検針無線計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007213303A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Taisei Corp 計測管理システムおよび計測管理方法

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