JP2005170669A - ドラム缶及び荷物兼用昇降運搬装置 - Google Patents
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Abstract
【技術課題】 分解して格納、運搬ができるドラム缶と荷物兼用の運搬、昇降装置を提供する。
【解決手段】 台車40の支持柱42、42aに支持枠2の下部を上方から差し込んで固定し、昇降枠5のフック9、9aにドラム缶保持具50を引っ掛けて取り付ける。その上で、ドラム缶aの上部のリブbのところをドラム缶保持具50で挟持し、運搬はこの状態で行う。上昇はハンドル29で出力軸24を回転し、各スプロケットを23→21→20→17→15と回転させることにより、チェン80で結ばれて昇降枠5を上昇させる。下降は、ハンドル29を駆動軸16に取り付けて駆動スプロケット15を直接回転することにより、素早く行う。この時、ラチェット爪27でラチェットギャー26は固定されているため、摩擦盤25、25aのところで空転し、駆動スプロケット15の回転を阻害しない。
【選択図】 図1
【解決手段】 台車40の支持柱42、42aに支持枠2の下部を上方から差し込んで固定し、昇降枠5のフック9、9aにドラム缶保持具50を引っ掛けて取り付ける。その上で、ドラム缶aの上部のリブbのところをドラム缶保持具50で挟持し、運搬はこの状態で行う。上昇はハンドル29で出力軸24を回転し、各スプロケットを23→21→20→17→15と回転させることにより、チェン80で結ばれて昇降枠5を上昇させる。下降は、ハンドル29を駆動軸16に取り付けて駆動スプロケット15を直接回転することにより、素早く行う。この時、ラチェット爪27でラチェットギャー26は固定されているため、摩擦盤25、25aのところで空転し、駆動スプロケット15の回転を阻害しない。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ドラム缶及び荷物を運搬したり、積み降ろしのために自由に昇降したりすることができるドラム缶及び荷物兼用昇降運搬装置に関する。
ドラム缶あるいは重量のある荷物の運搬や積み降ろしのための装置(リフター)としては、次のものが公知である。
特開2003−335497号 この発明は、ドラム缶に装着する簡易な装置とトラックの荷台後部に設けたパワーゲートを利用してドラム缶の昇降、反転を行うようにすると共に、この反転したドラム缶を架台に載せオイル汲み出し及び残量把握を容易にするために、トラックの荷台1の後部に設けられ油圧または電動で昇降するパワーゲート2のリフト3上に設置する支持台4のドラム缶支承部4aにてドラム缶5を支承し、このドラム缶5を昇降、反転させるものである。そしてオイルの取り出しに際しては、ドラム缶5の上面を下にして車輪付き架台17に載せ、ドラム缶給油口に取り付けたバルブ8を開いて行うものである。 しかし、この装置は、手動でドラム缶を運搬したり、昇降できないと共に装置自体を分解して格納或いは運搬できないと共にドラム缶以外の荷物に用いることはできない。
本発明は、上記公知例にみられる欠点のないドラム缶、荷物の昇降、運搬装置を提供するのが目的であって、具体的には、次のような特徴を有するドラム缶、荷物の昇降、運搬装置を提供するのが目的である。
1.装置は、台車部と昇降部及びドラム缶保持部、荷物台のすべてが分解及び組み立てが 出来る。
2.装置の組み立て、分解には工具等を一切使用しないで済む。
3.ドラム缶と荷物の昇降、運搬の双方に用いることができる。
4.ドラム缶及び荷物を簡単に昇降させたり、運搬できる。
5.昇降は、手動ハンドルの回転で手軽に出来る。
6.昇降機の昇降は、負荷がかかっている場合には、ハンドルの回転力を軽減するスプロ ケットとチェンの組み合わせで行い、無負荷時には素早く昇降させることができる。
7.昇降は、チェン駆動で行い、このチェンの長さは必要最小限の長さとし、あとはワイ ヤーを用いて行って張設し、常にこのワイヤーとチェンには適度なテンションがかか っている。
1.装置は、台車部と昇降部及びドラム缶保持部、荷物台のすべてが分解及び組み立てが 出来る。
2.装置の組み立て、分解には工具等を一切使用しないで済む。
3.ドラム缶と荷物の昇降、運搬の双方に用いることができる。
4.ドラム缶及び荷物を簡単に昇降させたり、運搬できる。
5.昇降は、手動ハンドルの回転で手軽に出来る。
6.昇降機の昇降は、負荷がかかっている場合には、ハンドルの回転力を軽減するスプロ ケットとチェンの組み合わせで行い、無負荷時には素早く昇降させることができる。
7.昇降は、チェン駆動で行い、このチェンの長さは必要最小限の長さとし、あとはワイ ヤーを用いて行って張設し、常にこのワイヤーとチェンには適度なテンションがかか っている。
上記目的を達成するために提供する本願発明の構成は次のとおりである。
請求項1に記載の発明においては、ドラム缶及び荷物兼用昇降運搬装置において、昇降装置を垂直に支持するための昇降装置支持部を基枠の左右に植設し、移動用の車輪が取り付けられた構成の台車と、
前記台車の昇降装置支持部に下端側が着脱自在であって、左右のガイド枠を断面コ字状に形成すると共に背面に駆動装置を取り付けて成る外枠と、
前記外枠のガイド枠間に上下にスライド自在に取り付けられていると共に左右の垂直枠の正面であって、中間部にはドラム缶保持具取り付け用のフックを設け、この下部には荷台取り付け用のフックを設けると共にこのフックの下方にドラム缶受けバーを形成して成る昇降枠と、
前記駆動装置の駆動軸に固定された駆動スプロケットと、このスプロケットに掛け渡されていて、下端が前記昇降枠の下端部に連結されていると共に上端側は駆動スプロケットから少し下ったところでワイヤーに結ばれていて、このワイヤーの下端側は前記昇降枠の下端部に取り付けられたガイドプーリーを介して上向き転換され、この上向きに転換されたワイヤーの先端は昇降枠の上端に取り付けられた下向きのテンションスプリングに結ばれている昇降装置と、
前記駆動装置内に組み込まれた前記駆動軸に取り付けられた大径スプロケットと、この大径スプロケットとチェンで結ばれた中間小スプロケットと、この中間小スプロケットと同軸に固定された中間大スプロケットと、この中間大スプロケットとチェンで結ばれた出力スプロケットと、この出力スプロケットの出力軸に取り付けられたラチェットギャー及びラチェット爪及び摩擦盤から成るクラッチ機構と、
前記駆動装置の駆動軸と出力軸に取り付けて手動により駆動軸又は回転軸を夫々回転するための回転ハンドルと、
前記ドラム缶保持具取り付け用のフックに対して着脱自在の取付部を背後に形成し、正面側にドラム缶の上縁リブを挟み持つ挟持部を形成して成るドラム缶保持具と、
前記荷台取り付け用のフックに対して着脱自在の取付部を垂直の背枠に形成し、この背枠の下端部から水平方向に荷枠をL状に形成して成る荷台と、
から成るものである。
請求項1に記載の発明においては、ドラム缶及び荷物兼用昇降運搬装置において、昇降装置を垂直に支持するための昇降装置支持部を基枠の左右に植設し、移動用の車輪が取り付けられた構成の台車と、
前記台車の昇降装置支持部に下端側が着脱自在であって、左右のガイド枠を断面コ字状に形成すると共に背面に駆動装置を取り付けて成る外枠と、
前記外枠のガイド枠間に上下にスライド自在に取り付けられていると共に左右の垂直枠の正面であって、中間部にはドラム缶保持具取り付け用のフックを設け、この下部には荷台取り付け用のフックを設けると共にこのフックの下方にドラム缶受けバーを形成して成る昇降枠と、
前記駆動装置の駆動軸に固定された駆動スプロケットと、このスプロケットに掛け渡されていて、下端が前記昇降枠の下端部に連結されていると共に上端側は駆動スプロケットから少し下ったところでワイヤーに結ばれていて、このワイヤーの下端側は前記昇降枠の下端部に取り付けられたガイドプーリーを介して上向き転換され、この上向きに転換されたワイヤーの先端は昇降枠の上端に取り付けられた下向きのテンションスプリングに結ばれている昇降装置と、
前記駆動装置内に組み込まれた前記駆動軸に取り付けられた大径スプロケットと、この大径スプロケットとチェンで結ばれた中間小スプロケットと、この中間小スプロケットと同軸に固定された中間大スプロケットと、この中間大スプロケットとチェンで結ばれた出力スプロケットと、この出力スプロケットの出力軸に取り付けられたラチェットギャー及びラチェット爪及び摩擦盤から成るクラッチ機構と、
前記駆動装置の駆動軸と出力軸に取り付けて手動により駆動軸又は回転軸を夫々回転するための回転ハンドルと、
前記ドラム缶保持具取り付け用のフックに対して着脱自在の取付部を背後に形成し、正面側にドラム缶の上縁リブを挟み持つ挟持部を形成して成るドラム缶保持具と、
前記荷台取り付け用のフックに対して着脱自在の取付部を垂直の背枠に形成し、この背枠の下端部から水平方向に荷枠をL状に形成して成る荷台と、
から成るものである。
更に、請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、ドラム缶受け部を昇降枠の左右の垂直枠の内側に対して回転自在に取り付けられた支持片の先端に取り付けると共にこの支持片は、スプリングにより常時上方に賦勢されている昇降バーの力で水平方向に回転していてドラム缶受けバーを昇降枠の正面側に浮き出すように突出させることが出来るように構成して成ることを特徴とするものである。
〔作用〕
装置を組み立てる場合には、台車の昇降装置支持部に外枠の下端を差し込んで外枠と昇降枠を台車上に垂直に組み立てる。ドラム缶を昇降及び運搬を行う場合には、昇降枠のドラム缶保持具を昇降枠の正面のフックに上から引っ掛けるようにして取り付け、この保持具の挟持部でドラム缶の上縁リブを挟み持ち、フリーとなっているドラム缶の背後の下部をドラム缶受けバーで受けることにより、ドラム缶を保持具で吊るようにして昇降枠の正面側に取り付ける。
ドラム缶を運搬する場合には、このままで外枠の背後に取り付けた把手を手でつかみ、押せば、台車には車輪がついているため、自由に移動することができる。
装置を組み立てる場合には、台車の昇降装置支持部に外枠の下端を差し込んで外枠と昇降枠を台車上に垂直に組み立てる。ドラム缶を昇降及び運搬を行う場合には、昇降枠のドラム缶保持具を昇降枠の正面のフックに上から引っ掛けるようにして取り付け、この保持具の挟持部でドラム缶の上縁リブを挟み持ち、フリーとなっているドラム缶の背後の下部をドラム缶受けバーで受けることにより、ドラム缶を保持具で吊るようにして昇降枠の正面側に取り付ける。
ドラム缶を運搬する場合には、このままで外枠の背後に取り付けた把手を手でつかみ、押せば、台車には車輪がついているため、自由に移動することができる。
次に、ドラム缶を上昇させる場合には、昇降装置の出力軸にハンドルを取り付けて回転すると、この回転でクラッチ機構を介して出力スプロケットが回転し、この出力スプロケットの回転はチェンを介して中間大スプロケットに伝達される。
中間大スプロケットが回転するとこの中間大スプロケットと同軸の中間小スプロケットが回転し、この中間小スプロケットが回転すると、この中間小スプロケットの回転はチェンを介して大径スプロケットに伝達され、この大径スプロケットが回転すると、駆動軸を介して駆動スプロケットが回転する。以上は、スプロケットの大小の組み合わせによりドラム缶の重量(負荷)に対して小さなハンドルの回転力で行うことができる。
中間大スプロケットが回転するとこの中間大スプロケットと同軸の中間小スプロケットが回転し、この中間小スプロケットが回転すると、この中間小スプロケットの回転はチェンを介して大径スプロケットに伝達され、この大径スプロケットが回転すると、駆動軸を介して駆動スプロケットが回転する。以上は、スプロケットの大小の組み合わせによりドラム缶の重量(負荷)に対して小さなハンドルの回転力で行うことができる。
駆動スプロケットが回転すると、この駆動スプロケットに掛けられたチェンが捲き上げられるため、昇降枠が上昇する。そして、この上昇は、クラッチ機構のラチェット歯車にラチェット爪が係合していて、逆転を防いでいるため、ハンドルを止めると、昇降枠は上昇した位置で止る。
このチェンの捲き上げと、昇降枠の上昇量はバランスしているため、チェン及びワイヤーが垂れることはない。
以上はドラム缶の上昇作用であるが、次に下降作用について説明する。先ず、ラチェットギャーからラチェット爪を外し、クラッチ機構を空転するようにしてからハンドルを出力軸から取り外し、駆動軸に取り付けてこの駆動軸を回転すると、駆動スプロケットが直接回転するため、チェンは上昇時のスピードに対して大きなスピードで下降し、一緒に昇降枠を下降させることができる。この下降は、ドラム缶の中身が空の場合、中味が入っている場合、あるいは保持具にドラム缶が無い場合の何れの場合も同じである。
このチェンの捲き上げと、昇降枠の上昇量はバランスしているため、チェン及びワイヤーが垂れることはない。
以上はドラム缶の上昇作用であるが、次に下降作用について説明する。先ず、ラチェットギャーからラチェット爪を外し、クラッチ機構を空転するようにしてからハンドルを出力軸から取り外し、駆動軸に取り付けてこの駆動軸を回転すると、駆動スプロケットが直接回転するため、チェンは上昇時のスピードに対して大きなスピードで下降し、一緒に昇降枠を下降させることができる。この下降は、ドラム缶の中身が空の場合、中味が入っている場合、あるいは保持具にドラム缶が無い場合の何れの場合も同じである。
次に、荷物の場合の運搬と昇降について説明する。
この際は、上記したドラム缶保持具をフックから取り外し、荷台用のフックに荷台を引っ掛けて取り付け、この荷台に荷物を載せる。あとの昇降、運搬は上記ドラム缶の例と同じである。
この際は、上記したドラム缶保持具をフックから取り外し、荷台用のフックに荷台を引っ掛けて取り付け、この荷台に荷物を載せる。あとの昇降、運搬は上記ドラム缶の例と同じである。
本願発明の効果は次のとおりである。
1.装置は、台車と昇降装置及びドラム缶保持具と荷台に夫々分割してあるため、格納時 には場所をとらず、運搬時には嵩張らないために小型のトラック等に積んで楽に移動 することができて便利である。
2.装置は、道具を使用せず、ただ嵌め込んだり引っ掛けるだけで組み立てを行うことが できるので便利である。
3.装置は、ドラム缶と一般の荷物の両用に使用できるので便利である。
4.装置の昇降枠は、チェンで駆動する方式のため、作動が確実であると共にこのチェン は、駆動に必要な長さだけとし、他はワイヤーを用いているので、コスト的に有利で あると共に重量も軽減できる。
5.装置の駆動装置は、チェンとスプロケットの組み合わせにより昇降枠の上昇時には駆 動力の軽減を図る系列と、下降時には昇降枠を素速く行うことができるように、クラ ッチ機構を組み込み、ハンドルの付け替えだけで操作を行うことができるため、作業 性が良い。
1.装置は、台車と昇降装置及びドラム缶保持具と荷台に夫々分割してあるため、格納時 には場所をとらず、運搬時には嵩張らないために小型のトラック等に積んで楽に移動 することができて便利である。
2.装置は、道具を使用せず、ただ嵌め込んだり引っ掛けるだけで組み立てを行うことが できるので便利である。
3.装置は、ドラム缶と一般の荷物の両用に使用できるので便利である。
4.装置の昇降枠は、チェンで駆動する方式のため、作動が確実であると共にこのチェン は、駆動に必要な長さだけとし、他はワイヤーを用いているので、コスト的に有利で あると共に重量も軽減できる。
5.装置の駆動装置は、チェンとスプロケットの組み合わせにより昇降枠の上昇時には駆 動力の軽減を図る系列と、下降時には昇降枠を素速く行うことができるように、クラ ッチ機構を組み込み、ハンドルの付け替えだけで操作を行うことができるため、作業 性が良い。
以下に、本願発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1、図2は、本願発明を実施した昇降運搬装置の各部を示すもので、図1の(a)は昇降装置、(b)は台車、図2の(a)はドラム缶保持具、(b)は荷台の説明図である。
図3(a)は装置を組み立てた状態を示す正面図、(b)はドラム缶受けバーの説明図、図4は昇降装置の側面図、図5(a)は外枠の上部に取り付けられたガイドローラの説明図、(b)は昇降枠の下部に取り付けられたガイドローラの説明図、図6、図7は駆動装置の説明図である。
以上の各図において、符号の1は、昇降装置を示し、この昇降装置1は、底部枠3の両サイドからコ字状のガイド枠4、4aを立ち上げた外枠2と、図5(a)に示すように、外枠2のガイド枠4、4aの上部に取り付けたガイドローラ6、6aと、図5(b)に示すように昇降枠5の下部に取り付けたガイドローラ6、6aが外枠2のガイド枠4、4aに係合しながら上下にスライド自在に組み付けられた昇降枠5を基本的な構成として成り立っている。そして、外枠2の背面の上部には後述する駆動装置が取り付けられていると共にガイド枠4、4aの後部には、把手7、7aが設けられている。なお、ガイドローラ6は上下動をガイドし、6aは左右のブレをガイドする。
図3(a)は装置を組み立てた状態を示す正面図、(b)はドラム缶受けバーの説明図、図4は昇降装置の側面図、図5(a)は外枠の上部に取り付けられたガイドローラの説明図、(b)は昇降枠の下部に取り付けられたガイドローラの説明図、図6、図7は駆動装置の説明図である。
以上の各図において、符号の1は、昇降装置を示し、この昇降装置1は、底部枠3の両サイドからコ字状のガイド枠4、4aを立ち上げた外枠2と、図5(a)に示すように、外枠2のガイド枠4、4aの上部に取り付けたガイドローラ6、6aと、図5(b)に示すように昇降枠5の下部に取り付けたガイドローラ6、6aが外枠2のガイド枠4、4aに係合しながら上下にスライド自在に組み付けられた昇降枠5を基本的な構成として成り立っている。そして、外枠2の背面の上部には後述する駆動装置が取り付けられていると共にガイド枠4、4aの後部には、把手7、7aが設けられている。なお、ガイドローラ6は上下動をガイドし、6aは左右のブレをガイドする。
昇降枠5は、上下方向に長い四角形状の枠体であって、その左右の垂直枠8、8aの正面には、略中間部にはL状の後述するドラム缶保持具用フック9、9aが設けられていると共に、このフック9、9aの下部には同じように後述する荷台用フック10、10aが設けられている。
また、上記フック10、10a下には、ドラム缶を保持したときに、このドラム缶の背後が当る支持バー11が配置されている。この支持バー11は、図3(b)に示すように、昇降枠5の内側に回転自在に取り付けられた支持片11aで両端が支持されていて、この支持片11aは、スプリング11bで常時上方に賦勢されている昇降バー11cの下端に連結されていて、昇降バー11cをスプリング11bに抗して押し上げると支持片11aが軸11dを中心に前方に回転して支持バー11を前方に押し出し、ドラム缶の下側を少し前方に受け止めることができる構造となっている。
また、上記フック10、10a下には、ドラム缶を保持したときに、このドラム缶の背後が当る支持バー11が配置されている。この支持バー11は、図3(b)に示すように、昇降枠5の内側に回転自在に取り付けられた支持片11aで両端が支持されていて、この支持片11aは、スプリング11bで常時上方に賦勢されている昇降バー11cの下端に連結されていて、昇降バー11cをスプリング11bに抗して押し上げると支持片11aが軸11dを中心に前方に回転して支持バー11を前方に押し出し、ドラム缶の下側を少し前方に受け止めることができる構造となっている。
12は駆動装置であって、この駆動装置12は、図6、7に示すように、外枠2の背後に取り付けられたケース13と、このケース13内に納められた駆動機構14とから成る。この駆動機構14は、ケース13の背面(装置としては正面)に露出させた駆動スプロケット15と、この駆動スプロケット15が取り付けられていると共にケース13内を水平に貫通している駆動軸16と、この駆動軸16に固定された大スプロケット17と、駆動軸16をケース13の正面に突き出して形成したハンドル装置部18と、前記大スプロケット17の下方において、チェン19を介して大スプロケット17に結ばれている中間小スプロケット20と、この中間小スプロケット20と同軸に固定された中間大スプロケット21と、この中間大スプロケット21にチェン22を介して結ばれている出力スプロケット23と、この出力スプロケット23が固定された出力軸24と、この出力軸24において、摩擦盤25、25aを両サイドに配置したラチェットギャー26及びラチェット爪27から成るクラッチ機構と、出力軸24をケース13の正面側に突出させて形成したハンドル装着部28と、ハンドル29から成る。30はハンドル装着部に取り付けられた係合ピンであって、ハンドル29の軸筒部31の割り溝32内にこのピン30を係合させることにより、ハンドル29で駆動軸16及び出力軸24を回転することができる。
80は前記駆動スプロケット15に掛け渡された駆動チェンであって、この駆動チェン80は、駆動スプロケット15から下方に垂下されていて、この先端81は昇降枠5の下部に取り付けられた横枠5bに結ばれており、反対側は、駆動スプロケット15から少し下ったところでワイヤー83に結ばれていて、このワイヤー83は、そのまま垂下されたのち、支持枠2の底部枠3に取り付けられたガイドプーリー84を介して上方に向けてUターンしたのち、テンションスプリング85を介して昇降枠5の上枠5bに結ばれている。
図1において(b)は台車40であって、この台車40は、水平な基桿41の両サイドに支持枠2の下端部側が上方から嵌入自在の断面コ字状の支持柱42、42aを植立させると共に後方に基枠44を形成し、この基枠44の後部下面にキャスター45、45aを取り付け、更に前記基桿44の両サイドから前方に向けて前輪取付腕47、47aを突設し、この取付腕47、47aの先端に前輪48、48aを取り付けた構成である。49、49aは支持枠2を支持柱42、42aの嵌合口43、43aに嵌合したときのストッパーである。
図2において、(a)はドラム缶保持具50であって、この保持具50は、上部係合板51と下部係合板52を垂直支持板53で連結し、この垂直支持板53の中間に支持ボルト55で基部54aが枢持され、先端にドラム缶のリブに内側から係合する爪板58を取り付けた釣板58と、この釣板58の中間にボルト59で下向きに枢持され、前方に向けた先端に前記爪板56に対向し、かつドラム缶の外周面に接するように少し円曲させた押え板58を取り付けたL字状の押え具59を取り付けると共に前記垂直支持板53からボルト61により前向きに取り付けられ、先端がボルト62を介して押え具59の曲り部57aを支持する押え具支持板60から成る。
図2において、(b)は荷台70であって、この荷台70は、四角形の荷枠71の後方を垂直に立ち上げて背枠72、72aを形成し、この背枠72、72aの上枠73はフック10、10aに対して上方から着脱自在に取り付けることができると共に背枠72、72aの背面下部にスペーサーブロック74、74aが取り付けられていて、このスペーサーブロック74、74aは昇降枠5、垂直枠8、8aの正面に当ることにより、荷台70を昇降枠5に取り付けた時に、この荷台70の上部が傾斜するのを防ぐ役目を担うものである。
本願発明に係る装置は以上の如き構成から成るもので、この使用方法を図8、図9(a)、(b)に基づいて詳細に説明する。
図8(a)、(b)はドラム缶用に装置を組み立て、ドラム缶の運搬と昇降を行う例の説明図である。
図8において(a)は、昇降枠5の正面のフック9、9aにドラム缶保持具50を取り付けた状態であって、(b)は昇降枠5にドラム缶保持具50を取り付けた状態の拡大説明図、図9(a)はドラム缶aの上部リブbの内側に爪板5bが係合し、押え板58がドラム缶aの裏側においてリブbの下を押えることにより、ドラム缶aのリブbを挟み込んだ状態である。この状態は、ドラム缶aの重量が作用すると、爪板56と押え板58間に互いに対向する方向の回転力が作用し、この結果、挟み込む力が大きくなり、より強固にドラム缶aのリブb部分を保持する。この時、ドラム缶aの下部の裏側は、前方に浮き出すように昇降バー11により操作された昇降枠5のドラム缶支持バー11に当接し、ドラム缶aはやや前傾した姿勢となる。
運搬は図9(b)に示すように、支持枠2の把手7、7aを持って押しながら行う。
図8(a)、(b)はドラム缶用に装置を組み立て、ドラム缶の運搬と昇降を行う例の説明図である。
図8において(a)は、昇降枠5の正面のフック9、9aにドラム缶保持具50を取り付けた状態であって、(b)は昇降枠5にドラム缶保持具50を取り付けた状態の拡大説明図、図9(a)はドラム缶aの上部リブbの内側に爪板5bが係合し、押え板58がドラム缶aの裏側においてリブbの下を押えることにより、ドラム缶aのリブbを挟み込んだ状態である。この状態は、ドラム缶aの重量が作用すると、爪板56と押え板58間に互いに対向する方向の回転力が作用し、この結果、挟み込む力が大きくなり、より強固にドラム缶aのリブb部分を保持する。この時、ドラム缶aの下部の裏側は、前方に浮き出すように昇降バー11により操作された昇降枠5のドラム缶支持バー11に当接し、ドラム缶aはやや前傾した姿勢となる。
運搬は図9(b)に示すように、支持枠2の把手7、7aを持って押しながら行う。
次にドラム缶aを上昇させる場合には、ケース13の背後に突出している出力軸24のハンドル装着部28にハンドル29を取り付けて出力軸24を回転すると、この回転でラチェット機構を介して出力スプロケット23が回転し、この出力スプロケット23の回転はチェン22を介して中間大ギャー21に伝達される。中間大ギャー21が回転するとこの中間大ギャー21と同軸の中間小スプロケット20が回転し、この中間小スプロケット20が回転すると、この中間小スプロケット20の回転がチェン19を介して大径スプロケット17に伝達され、この大径スプロケット17が回転すると、駆動軸16を介して駆動スプロケット15が回転する。以上は、スプロケットの大小の組み合わせによりドラム缶aの重量に対して小さなハンドル29の回転力で行うことができる。
駆動スプロケット15が回転すると、この駆動スプロケット15に掛けられたチェン80が捲き上げられるため、昇降枠5が上昇する。そして、この上昇は、ラチェットギャー26にラチェット爪27が係合していて、逆転を防いでいるため、昇降枠5は上昇位置で止まる。
このチェン80の捲き上げと、昇降枠5の上昇量はバランスしているため、チェン80及びワイヤー83が垂れることはない。
駆動スプロケット15が回転すると、この駆動スプロケット15に掛けられたチェン80が捲き上げられるため、昇降枠5が上昇する。そして、この上昇は、ラチェットギャー26にラチェット爪27が係合していて、逆転を防いでいるため、昇降枠5は上昇位置で止まる。
このチェン80の捲き上げと、昇降枠5の上昇量はバランスしているため、チェン80及びワイヤー83が垂れることはない。
以上はドラム缶aの上昇作用であるが、次に無負荷での下降作用について説明する。先ずハンドル29を出力軸24から取り外し、駆動軸16に取り付けて(図6点線)この駆動軸16を回転すると、駆動スプロケット15が直接回転するため、チェン80は上昇時のスピードに対して大きなスピードで下降し、昇降枠5は自身とドラム缶aの重量でチェン80の下降に合わせて下降する。
この下降時に、大スプロケット17と中間小スプロケット20及び中間大スプロケット21と出力スプロケット23は回転するが、ラチェットギャー26にラチェット爪27が係合しているため、クラッチ機構で空回転する。
この下降時に、大スプロケット17と中間小スプロケット20及び中間大スプロケット21と出力スプロケット23は回転するが、ラチェットギャー26にラチェット爪27が係合しているため、クラッチ機構で空回転する。
次に、図10(a)、(b)及び図11(a)に基づいて、荷物cの運搬と昇降について説明する。この際は、上記したドラム缶保持具50をフック9、9aから取り外し、図10(a)、(b)及び図11(a)に示すように、荷台用のフック10、10aに荷台70を引っ掛けて取り付け、この荷台70に図11(b)に示すように荷物cを載せる。あとの昇降及び運搬は上記ドラム缶aの場合と同様にして行う。
1 昇降装置
2 支持枠
5 昇降枠
15 駆動スプロケット
40 台車
42、42a 支持柱
50 ドラム缶保持具
70 荷台
80 チェン
83 ワイヤー
2 支持枠
5 昇降枠
15 駆動スプロケット
40 台車
42、42a 支持柱
50 ドラム缶保持具
70 荷台
80 チェン
83 ワイヤー
Claims (2)
- 昇降装置を垂直に支持するための昇降装置支持部を基枠の左右に植設し、移動用の車輪が取り付けられた構成の台車と、
前記台車の昇降装置支持部に下端側が着脱自在であって、左右のガイド枠を断面コ字状に形成すると共に背面に駆動装置を取り付けて成る外枠と、
前記外枠のガイド枠間に上下にスライド自在に取り付けられていると共に左右の垂直枠の正面であって、中間部にはドラム缶保持具取り付け用のフックを設け、この下部には荷台取り付け用のフックを設けると共にこのフックの下方にドラム缶受けバーを形成して成る昇降枠と、
前記駆動装置の駆動軸に固定された駆動スプロケットと、このスプロケットに掛け渡されていて、下端が前記昇降枠の下端部に連結されていると共に上端側は駆動スプロケットから少し下ったところでワイヤーに結ばれていて、このワイヤーの下端側は前記昇降枠の下端部に取り付けられたガイドプーリーを介して上向き転換され、この上向きに転換されたワイヤーの先端は昇降枠の上端に取り付けられた下向きのテンションスプリングに結ばれている昇降装置と、
前記駆動装置内に組み込まれた前記駆動軸に取り付けられた大径スプロケットと、この大径スプロケットとチェンで結ばれた中間小スプロケットと、この中間小スプロケットと同軸に固定された中間大スプロケットと、この中間大スプロケットとチェンで結ばれた出力スプロケットと、この出力スプロケットの出力軸に取り付けられたラチェットギャー及びラチェット爪及び摩擦盤から成るクラッチ機構と、
前記駆動装置の駆動軸と出力軸に取り付けて手動により駆動軸又は回転軸を夫々回転するための回転ハンドルと、
前記ドラム缶保持具取り付け用のフックに対して着脱自在の取付部を背後に形成し、正面側にドラム缶の上縁リブを挟み持つ挟持部を形成して成るドラム缶保持具と、
前記荷台取り付け用のフックに対して着脱自在の取付部を垂直の背枠に形成し、この背枠の下端部から水平方向に荷枠をL状に形成して成る荷台と、
から成るドラム缶及び荷物兼用昇降運搬装置。 - ドラム缶受け部を昇降枠の左右の垂直枠の内側に対して回転自在に取り付けられた支持片の先端に取り付けると共にこの支持片は、スプリングにより常時上方に賦勢されている昇降バーの力で水平方向に回転していてドラム缶受けバーを昇降枠の正面側に浮き出すように突出させることが出来るように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載のドラム缶及び荷物兼用昇降運搬装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003417071A JP2005170669A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | ドラム缶及び荷物兼用昇降運搬装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005170669A true JP2005170669A (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=34736091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003417071A Pending JP2005170669A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | ドラム缶及び荷物兼用昇降運搬装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005170669A (ja) |
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-
2003
- 2003-12-15 JP JP2003417071A patent/JP2005170669A/ja active Pending
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