JP2005164009A - ロータリージョイント及び静止部材側のロータリージョイントエレメント - Google Patents

ロータリージョイント及び静止部材側のロータリージョイントエレメント Download PDF

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Abstract

【課題】
輪転機における静止フレームとローラのような静止部材と回転部材との間で流体の送給を行うロータリージョイントの連結・連結解除を容易にしたロータリージョイントを提供する。
【解決手段】
静止部材側に取り付けられる筒状の静止ケーシング14の孔内に回転可能に支持され、外周面に施錠子受入れ凹部22を有する雄型連結部分20を備える筒状の第1回転連結部材16と、回転部材側に取り付けられ、雄型連結部分に嵌合される雌型連結部分24を備える第2回転連結部材18とを有し、雌型連結部分は半径方向で変位可能とされた施錠子28を備え、当該雌型連結部分が雄型連結部分に嵌合された状態で、施錠子28を施錠子受入れ凹部22に嵌合させ、当該雌型連結部分の周囲に設けた第1スリーブ30により、該施錠子28を半径方向外側から押圧することにより、第1及び第2回転連結部材の連結を行う。
【選択図】
図1

Description

本発明は、印刷機のローラに冷却液を供給する場合などのように、回転部材と静止部材との間で流体の伝達を行うための、ロータリージョイントに関する。
例えば、輪転機においては、回転に伴ってローラが加熱されるのを冷却するために、当該ローラに冷却水を供給するようにしたものがある。ロータリージョイントは、そのような回転部材と静止部材(ローラを支持している静止フレーム)との間で流体を伝達する場合に使用されるものであり、その構造としては、静止部材側に設定されて流体源に接続される管状静止ケーシングと、該ケーシング内に回転可能に取り付けられ、流体源から供給された流体を回転部材側に送る回転流体管とから構成される。回転流体管は、一般的に、ローラ等の回転部材側に螺合連結されるようになっている。(例えば、特許文献1)
米国特許5,156,523号
輪転機におけるローラは、メンテナンス等のために当該輪転機から定期的に取り外す必要があるが、前述の如き従来のロータリージョイントを用いている場合には、きつく螺合されている連結部分を外して行わなければならず、取外し、取り付け作業に時間がかかり、当該輪転機の稼動率をさげることになる。
本発明は、斯様な点に鑑み、ローラなどの回転部材の連結・連結解除を短時間で円滑に行うことが出来るようにしたロータリージョイントを提供することを目的としている。
すなわち、本発明は、
静止部材と回転部材との間で流体の送給を行うためのロータリージョイントであって、
静止部材側に取り付けられる静止ケーシングであって、一端から直線状の軸線に沿って延びる孔を有する筒状の静止ケーシングと、
該静止ケーシングの上記孔内に同心状に設定され、軸心を中心に回転可能に支持された筒状の第1回転連結部材と、
回転部材側に取り付けられ、上記第1回転連結部材に対して同心状にして、同第1回転連結部材に取り外し可能に連結され、該第1回転連結部材と共に回転される第2回転連結部材と
を有し、
第1回転連結部材は、上記静止ケーシングの上記孔から外方へ延出する雄型連結部分と、該雄型連結部分の外周面に形成された施錠子受入れ凹部とを有し、
第2回転連結部材は、上記雄型連結部分の周囲に流体密に嵌合される雌型連結部分と、該雌型連結部分に設けられた半径方向貫通孔と、該半径方向貫通孔内に半径方向で変位可能に設けられた施錠子と、上記雌型連結部分の周囲に嵌合された第1スリーブと、を有し、
上記第2回転連結部材は、上記第1回転連結部材の上記雄型連結部分の外側端部から、同雄型連結部分の内側端部に向けて摺動嵌合されて所定の連結位置とされたときに、上記施錠子が上記施錠子受入れ凹部と半径方向で整合されるようになされており、
上記第1スリーブは、上記施錠子と係合して同施錠子を半径方向内側に変位させ、上記施錠子受入れ凹部に嵌合させ、上記雄型連結部分及び雌型連結部分を連結するための押圧面と、同施錠子が上記施錠子受入れ凹部から外側に変位して、同施錠子受入れ凹部から離脱し、上記雄型連結部分及び雌型連結部分が連結解除されるのを可能にする解放面とを有し、上記押圧面が上記施錠子と半径方向で整合する施錠位置と、上記解放面が上記施錠子と半径方向で整合する開錠位置との間を可動とされている
ことを特徴とするロータリージョイントを提供する。
このロータリージョイントでは、回転部材側に取り付けられる第2回転連結部材を、その雌型連結部分を、静止部材側に取り付けられる第1回転連結部材の雄型連結部分の周囲に嵌合させ、第1スリーブを施錠位置に設定するだけで、静止部材側と回転部材側との流体管の連結がなされ、また、第1スリーブを開錠位置として、第2回転連結部材の雌型連結部分を第1回転連結部材の雄型連結部分から引き抜くことにより連結を解除することができ、前述の従来のローラリージョイントの如く、螺合により連結を行っていたものに比べて、連結・連結解除にかかる時間を大幅に短縮することができる。
具体的には、上記施錠子を球形部材とし、上記施錠子受入れ凹部は、円錐状の凹部として、受け入れた該施錠子を当該凹部に対して周方向及び軸線方向で変位しないように保持することが好ましい。
球形状とした施錠子を円錐形状とした施錠子受入れ凹部で受け入れ保持するようにすることにより、当該施錠子の保持を確実にすることができる。
より具体的には、上記第1スリーブを上記軸線方向で上記施錠位置と開錠位置との間を可動とし、該第1スリーブを上記軸線方向で上記施錠位置に向けて付勢するバネを設け、該第1スリーブの上記押圧面を上記バネの付勢方向に向けて次第に直径が増大するように上記軸線方向で傾斜させ、上記円錐状の凹部が、その円錐状傾斜面において、上記押圧面に係合されて半径方向内側に押圧される上記施錠子と係合され、当該第1回転連結部材を上記第2回転連結部材の上記孔内に引き込まれる力が生じるようなものとすることができる。
このようにすることにより、雄型連結部分及び雌型連結部分の連結を確実なものとすることが出来る。
更に、上記第1回転連結部材が、その外周面に半径方向外側に延びるフランジを有し、該第2回転連結部材が上記第1回転連結部材に対する上記連結位置とされたときに、上記フランジが、上記軸線に対して直角をなす第2回転連結部材の端面に当接されるようにし、上記引き込まれる力によって同端面に押圧されて、第1及び第2回転連結部材との軸線方向での整合がはかられるようにすることが好ましい。
また、別の形態としては、
上記施錠子を球形部材とし、
上記施錠子受入れ凹部を、上記雄型連結部分を取り巻く環状溝とし、施錠子を受け入れて雄型連結部分及び雌型連結部分の軸線方向での変位が生じないように保持し、
雄型連結部分には、その外周面を設け、
雌型連結部分には、その内周面に軸線方向に延び、雄型連結部分及び雌型連結部分の嵌合が行われるときに、上記突起を受け入れて、同雄型連結部分及び雌型連結部分間の相対的回転が生じないようにする軸線方向溝を設けることもできる。
この形態では、上記突起を上記雌型連結部分の内周面に設け、上記軸線方向溝を上記雄型連結部分の外表面に設けることもできる。
上記第1スリーブを上記軸線方向で上記施錠位置と開錠位置との間で可動とし、
該第1スリーブを上記軸線方向で上記施錠位置に向けて付勢するバネを設け、
該第1スリーブの上記押圧面が上記バネの付勢方向に向けて次第に直径が増大するように軸線方向で傾斜するようにし、
当該環状溝を画定する軸線方向で間隔のあけられた一対の側壁面のうち、上記雄型連結部分の外側端部側の側壁面が軸線方向で傾斜するようにし、該傾斜する側壁面が、上記押圧面に係合されて半径方向内側に押圧される上記施錠子と係合されて、当該第1回転連結部材が上記第2回転連結部材の上記孔内に相対的に引き込まれる力が生じるようにすることが好ましい。第1及び第2回転連結部材の連結をより確実にするためである。
この場合、上記第1回転連結部材が、その外周面に半径方向外側に延びるフランジを有し、該第2回転連結部材が上記第1回転連結部材に対する上記連結位置とされたときに、上記フランジが、上記軸線に対して直角をなす上記第2回転連結部材の端面に当接され、上記引き込まれる力によって同端面に押圧されて、第1及び第2回転連結部材の軸線方向での整合がはかられるようにすることが好ましい。
また、第2回転連結部材が、上記第1スリーブの上記開錠位置側において上記雌型連結部分の周囲に嵌合された第2スリーブを有し、
該第2スリーブが、第1スリーブが上記施錠位置から開錠位置に動くのを許容するスリーブ開放位置と、該同スリーブ開放位置よりも上記第1スリーブに軸線方向で近づき上記第1スリーブが上記施錠位置から上記開錠位置に動くのを阻止するスリーブ保持位置と、の間を軸線方向で可動とするようにすることもできる。第1及び第2回転連結部材が不用意に外れないようにするためである。
具体的には、上記第2回転連結部材が、上記雌型連結部分の外周に突出するピンを有し、
上記第2スリーブが、軸線方向に延び、上記ピンを受け入れて、当該第2スリーブが上記スリーブ保持位置とスリーブ開放位置との間を動くのを許容する軸線方向溝と、該軸線方向溝から周方向で離れた位置で、上記ピンに係合して当該第2スリーブを上記第1スリーブ保持位置に保持する係合凹部と、を有するようにすることができる。
第1及び第2スリーブの間に、1つのバネを設定し、該バネが第2スリーブを上記スリーブ開放位置に向けて付勢し、同時に、上記第1スリーブを上記施錠位置に向けて付勢するようにすることできる。
本発明はまた、静止部材と回転部材との間で流体の送給を行うためのロータリージョイントにおける回転部材側に取り付けられ流体を通す回転連結部材であって、半径方向貫通孔と、該半径方向貫通孔内に半径方向で変位可能に設けられた施錠子とを有する回転連結部材に、同心状にして取り外し可能に連結され、上記回転部材側の回転連結部材と共に回転される雄型連結部分を有する、静止部材側の回転連結部材、及び、
静止部材側に取り付けられ、直線状の孔を有し、該孔に上記静止部材側の回転連結部材を回転可能に支持する筒状の静止ケーシング
を有する静止部材側のロータリージョイントエレメントであって、
上記静止部材側の回転連結部材が、その外周面に上記回転部材側の回転連結部材を流体密に嵌合されるようにされ、同外表面に、当該静止部材側の回転連結部材に対して上記回転部材側の回転連結部材が所定の連結位置まで嵌合されたときに、該雌型連結部分の施錠子により係合されて当該静止部材側の回転連結部材と上記回転部材側の回転連結部材とを連結する施錠子受入れ凹部を有することを特徴とする静止部材側ロータリージョイントエレメントを提供する。このロータリージョイントエレメントでは、従来のものに比べて、連結・連結解除が非常に容易に行うことが出来る。
具体的には、上記施錠子受入れ凹部は、円錐状の凹部とされ、上記施錠子を受け入れて上記静止部材側の上記回転連結部材を上記回転部材側の回転連結部材に対して軸線方向及び周方向での変位が生じないように保持することができる。
また、上記円錐状の凹部は、その円錐状傾斜面において、上記施錠子と押圧係合され、当該静止部材側の回転連結部材が上記回転部材側の回転連結部材の内に相対的に引き込まれる力が生じるようにすることが好ましい。
また、別の形態としては、上記施錠子受入れ凹部は、上記静止部材側の回転連結部材を取り巻く環状溝とされ、更に、当該静止部材側の回転連結部材の外周面には突起を設け、当該静止部材側の回転連結部材の上記静止部材側の回転連結部材との嵌合連結が行われるときに、上記回転部材側の回転連結部材に設けられた軸線方向に延びる軸線方向溝に受け入れられて、それら回転連結部材間の相対的回転が生じないようにすることもできる。この場合、軸線方向溝を上記静止部材側の回転連結部材の外周面に設け、該溝に係合される半径方向突起を、回転部材側の回転連結部材に設けるようにすることもできる。更に、この場合には、上記環状溝を画定する軸線方向で間隔のあけられた一対の側壁面のうち、上記静止部材側の回転連結部材の外側端部側の側壁面が軸線方向で傾斜するようにし、該傾斜する側壁面が、上記施錠子と押圧係合され、当該静止部材側の回転連結部材が上記回転部材側の回転連結部材の孔内に相対的に引き込まれる力が生じるようにすることが好ましい。
以下、本発明にかかるロータリージョイント10の実施形態を図面に基づき説明する。
図示のように、本発明に係るロータリージョイント10は、基本的エレメントとして、(輪転機の静止フレームなどの)静止部材側に取り付けられる筒状の静止ケーシング14と、該静止ケーシング14の孔内に同心状に設定され、軸心を中心に回転可能に支持された筒状の第1回転連結部材16と、(輪転機のローラなどの)回転部材側に取り付けられ、上記第1回転連結部材16に対して同心状にして取り外し可能に連結され、第1回転連結部材16と共に回転する第2回転連結部材18とを有する。
第1回転連結部材16は、静止ケーシング14の孔から外方(右方)へ延出する雄型連結部分20と、該雄型連結部分20の外周面に形成された施錠子受入れ凹部22とを有する。図示の例では、施錠子受入れ凹部22は、円錐形とされており、当該雄型連結部分20の外周面の円周方向で所定間隔あけて複数設けられている。
第2回転連結部材18は、雄型連結部分20の周囲に流体密に嵌合される雌型連結部分24と、該雌型連結部分24に設けられた半径方向貫通孔26と、該半径方向貫通孔26内に半径方向で変位可能に設けられた施錠子28とを有する。
施錠子28及び半径方向貫通孔26は、上記施錠子受入れ凹部22に対応するように円周方向で所定間隔あけて複数設けられている。図示の例では、施錠子28は球状とされ、施錠子受入れ凹部22は、円錐形状の凹部とされている。
雌型連結部分24の周囲には第1スリーブ30が、軸線方向で変位可能に取り付けられている。
第2回転連結部材18は、第1回転連結部材16の雄型連結部分20の外側端部から、同雄型連結部分20の内側端部に向けて摺動嵌合されて所定の連結位置とされたときに、施錠子28が施錠子受入れ凹部22と半径方向で整合されるようになされており、第1スリーブ30は、上記施錠子28と係合して同施錠子28を半径方向内側に変位させ、施錠子受入れ凹部22に嵌合させ、雄型連結部分20及び雌型連結部分24を連結するための押圧面32と、同施錠子28が施錠子受入れ凹部22から外側に変位して、同施錠子受入れ凹部22から離脱し、雄型連結部分20及び雌型連結部分24が連結解除されるのを可能にする解放面34とを有し、押圧面32が施錠子28と半径方向で整合する施錠位置(図1)と、上記解放面が施錠子28と半径方向で整合する開錠位置との間を軸線方向で可動とされており、コイルバネ38により施錠位置に向けて付勢されている。図示の例では、第1スリーブ30の押圧面32はコイルバネ38の付勢方向で直径が広がるように傾斜している。
施錠子受入れ凹部22は、第2回転連結部材18が、第1回転連結部材16に対する連結位置とされたときに(図2)、その円錐状傾斜面において、上記押圧面32に係合されて半径方向内側に押圧される上記施錠子28と係合され、第1回転連結部材16を第2回転連結部材18の孔内に引き込む力が生じるようにするのが好ましい。すなわち、上記連結位置において、施錠子受入れ凹部22の位置が、施錠子28に対して軸線方向でコイルバネ38の付勢方向側に僅かにずらし、施錠子28が当該施錠子受入れ凹部22の上記付勢方向側とは反対の側(図2における右側)の傾斜面に係合することにより、当該第1回転部材16に対して(図2における)右方への力(すなわち、第1回転連結部材16を第2回転連結部材18の孔内に引き込む力)が生じるようにする。また、第1回転連結部材16は、その外周面に半径方向外側に延びるフランジ16−1を有し、該第2回転連結部材が上記第1回転連結部材に対する上記連結位置とされたときに、上記フランジ16−1が第2回転連結部材の(上記軸線に対して直角をなすように設定されている)端面18−1に当接されるようにされ、上記引き込む力によって同端面18−1に押圧されて、第1及び第2回転連結部材の軸線方向での整合がはかられるようにする。
第1回転連結部材16は、ラジアルベアリング40によって支持されており、その端面には、同軸状にされたカーボンシール42が当接されており、該カーボンシール42は、バネリテーナ44を介して設定されているコイルバネ46によって、第1回転連結部材16の端面に押圧されている。図面中、48はOリングを示し、また、50はグリースニップルを示している。
第2回転連結部材18には、特に図3及び図4に明瞭に示すように、更に、第1スリーブ30を施錠位置に固定するための第2のスリーブ56が設けられている。すなわち、該第2スリーブは、第1スリーブ30が上記施錠位置から開錠位置に(すなわち、図2の位置から右方に)動くのを許容するスリーブ開放位置(図3、図1)と、該同スリーブ開放位置よりも第1スリーブ30に軸線方向で近づき第1スリーブが施錠位置から上記開錠位置に動くのを阻止するスリーブ保持位置(図4、図2)と、の間を軸線方向で可動とされている。
図示の例では、第1スリーブ30及び第2スリーブ56の間に上記コイルバネ38が設定されており、第1スリーブ30を上記施錠位置に向けて付勢すると共に、第2スリーブ56をスリーブ開放位置(図3、図1)に向けて付勢している。
第2回転連結部材18は、上記雌型連結部分の外周に突出するピン58を有しており、これに対し、上記第2スリーブ56には、軸線方向溝60と、該軸線方向溝から周方向で離れたピン係合凹部62と、該軸線方向溝60及びピン係合凹部62の間に設けられた周方向溝64とが設けられている。第2スリーブは、軸線方向溝60とピン58とが軸線方向で整合する位置とされた状態において、上記スリーブ開放位置(図3、図1)とスリーブ保持位置(図4、図2)との間で変位可能とされ、通常は、コイルバネ38の作用により、ピン58が第1軸線方向溝60の左端に係合する位置(すなわち、当該第2スリーブがスリーブ開放位置)とされ、ピン58がピン係合凹部62と軸線方向で整合する状態とされた状態においては、コイルバネ38の作用により、ピン58が当該ピン係合凹部62の左端に係合する位置(すなわち、第2スリーブがスリーブ保持位置)とされるようになされている。
図5は、本発明に係るロータリージョイントの他の実施形態を示している。
すなわち、このロータリージョイントは、前述したものと基本的構成は同じであるが、施錠子受入れ凹部22が雄型連結部分20の外周を取り巻くように環状に形成されており、従って、この施錠受入れ凹部22は、施錠子28を受け入れた状態では、雄型連結部分20と雌型連結部分24との軸線方向での相対的動きを阻止することができるが、相対的回転を阻止することはできない。このため、この実施形態においては、雄型連結部分20及び雌型連結部分24の相対的回転を阻止するために、雄型連結部分20の外周面にピン68が設けられ、これに対応して、雌型連結部分24の内周面に該ピン68を受け入れるように軸線方向で延びた軸線方向溝70が設けられている。
本発明に係るロータリージョイントを構成する第1及び第2回転連結部材が分離されている状態を示す一部断面側面図である。 同ロータリージョイントの第1及び第2回転連結部材が連結されている状態を示す一部断面側面図である。 図1のロータリージョイントの第2回転連結部材の平面図であり、第2スリーブがスリーブ開放位置にある状態を示す。 図1のロータリージョイントの第2回転連結部材の平面図であり、第2スリーブがスリーブ保持位置にある状態を示す。 他の実施形態にかかるロータリージョイントを構成する第1及び第2回転連結部材が分離されている状態を示す一部断面側面図である。
符号の説明
10 ロータリージョイント
14 静止ケーシング
16 第1回転連結部材
16−1 フランジ
18 第2回転連結部材
18−1 第2回転連結部材の端面
20 雄型連結部分
22 施錠子受入れ凹部
24 雌型連結部分
26 半径方向貫通孔
28 施錠子
30 第1スリーブ
32 押圧面
34 解放面
38 コイルバネ
42 カーボンシール
44 バネリテーナ
46 コイルバネ
48 Oリング
50 グリースニップル
56 第2スリーブ
58 ピン
60 軸線方向溝
62 ピン係合凹部
64 周方向溝
66 ピン
70 軸方向溝

Claims (17)

  1. 静止部材と回転部材との間で流体の送給を行うためのロータリージョイントであって、
    静止部材側に取り付けられ、一端から直線状の軸線に沿って延びる孔を有する筒状の静止ケーシングと、
    該静止ケーシングの上記孔内に同心状に設定され、軸線を中心に回転可能に支持された筒状の第1回転連結部材と、
    回転部材側に取り付けられ、上記第1回転連結部材に対して同心状にして取り外し可能に連結され、該第1回転連結部材と共に回転される第2回転連結部材と
    を有し、
    第1回転連結部材は、上記静止ケーシングの上記孔から外方へ延出する雄型連結部分と、該雄型連結部分の外周面に形成された施錠子受入れ凹部とを有し、
    第2回転連結部材は、上記雄型連結部分の周囲に流体密に嵌合される雌型連結部分と、該雌型連結部分に設けられた半径方向貫通孔と、該半径方向貫通孔内に半径方向で変位可能に設けられた施錠子と、上記雌型連結部分の周囲に嵌合された第1スリーブと、を有し、
    上記第2回転連結部材は、上記第1回転連結部材の上記雄型連結部分の外側端部から、同雄型連結部分の内側端部に向けて摺動嵌合されて所定の連結位置とされたときに、上記施錠子が上記施錠子受入れ凹部と半径方向で整合されるようになされており、
    上記第1スリーブは、上記施錠子と係合して同施錠子を半径方向内側に変位させ、上記施錠子受入れ凹部に嵌合させ、上記雄型連結部分及び雌型連結部分を連結するための押圧面と、同施錠子が上記施錠子受入れ凹部から外側に変位して、同施錠子受入れ凹部から離脱し、上記雄型連結部分及び雌型連結部分が連結解除されるのを可能にする解放面とを有し、上記押圧面が上記施錠子と半径方向で整合する施錠位置と、上記解放面が上記施錠子と半径方向で整合する開錠位置との間を可動とされている
    ことを特徴とするロータリージョイント。
  2. 上記施錠子を球形部材とし、
    上記施錠子受入れ凹部は、円錐状の凹部とされ、上記施錠子を受け入れて上記雄型連結部分及び雌型連結部分の軸線方向及び周方向での変位が生じないように保持する
    ことを特徴とする請求項1に記載のロータリージョイント。
  3. 上記第1スリーブが上記軸線方向で上記施錠位置と開錠位置との間を可動とされており、
    該第1スリーブを上記軸線方向で上記施錠位置に向けて付勢するバネが設けられており、
    該第1スリーブの上記押圧面は上記バネの付勢方向に向けて次第に直径が増大するように上記軸線方向で傾斜しており、
    上記円錐状の凹部は、その円錐状傾斜面において、上記押圧面に係合されて半径方向内側に押圧される上記施錠子と係合され、当該第1回転連結部材が上記第2回転連結部材の上記孔内に相対的に引き込まれる力が生じるようにされていること
    を特徴とする請求項1若しくは2に記載のロータリージョイント。
  4. 上記第1回転連結部材が、その外周面に半径方向外側に延びるフランジを有し、該第2回転連結部材が上記第1回転連結部材に対する上記連結位置とされたときに、上記フランジが、上記軸線に対して直角をなす上記第2回転連結部材の端面に当接され、上記引き込まれる力によって同端面に押圧されて、第1及び第2回転連結部材の軸線方向での整合がはかられるようにしたこと
    を特徴とする請求項3に記載のロータリージョイント。
  5. 上記施錠子を球形部材とし、
    上記施錠子受入れ凹部は、上記雄型連結部分を取り巻く環状溝とされ、上記施錠子を受け入れて上記雄型連結部分及び雌型連結部分の軸線方向での変位が生じないように保持し、
    上記雄型連結部分は、その外周面に突起を有し、
    上記雌型連結部分は、その内周面に軸線方向に延び、上記雄型連結部分及び雌型連結部分の嵌合が行われるときに、上記突起を受け入れて、同雄型連結部分及び雌型連結部分間の相対的回転が生じないようにする軸線方向溝を有するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のロータリージョイント。
  6. 上記施錠子を球形部材とし、
    上記施錠子受入れ凹部は、上記雄型連結部分を取り巻く環状溝とされ、上記施錠子を受け入れて上記雄型連結部分及び雌型連結部分の軸線方向での変位が生じないように保持し、
    上記雌型連結部分は、その内周面に突起を有し、
    上記雄型連結部分は、その外周面に軸線方向に延び、上記雄型連結部分及び雌型連結部分の嵌合が行われるときに、上記突起を受け入れて、同雄型連結部分及び雌型連結部分間の相対的回転が生じないようにする軸線方向溝を有するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のロータリージョイント。
  7. 上記第1スリーブが上記軸線方向で上記施錠位置と開錠位置との間を可動とされており、
    該第1スリーブを上記軸線方向で上記施錠位置に向けて付勢するバネが設けられており、
    該第1スリーブの上記押圧面は上記バネの付勢方向に向けて次第に直径が増大するように上記軸線方向で傾斜しており、
    上記環状溝は、当該環状溝を画定する軸線方向で間隔のあけられた側壁面を有し、上記雄型連結部分の外側端部側の側壁面が軸線方向で傾斜するようになされ、該傾斜する側壁面が、上記押圧面に係合されて半径方向内側に押圧される上記施錠子と係合され、当該第1回転連結部材が上記第2回転連結部材の上記孔内に相対的に引き込まれる力が生じるようにされていること
    を特徴とする請求項5若しくは6に記載のロータリージョイント。
  8. 上記第1回転連結部材が、その外周面に半径方向外側に延びるフランジを有し、該第2回転連結部材が上記第1回転連結部材に対する上記連結位置とされたときに、上記フランジが、上記軸線に対して直角をなす上記第2回転連結部材の端面に当接され、上記引き込まれる力によって同端面に押圧されて、第1及び第2回転連結部材の軸線方向での整合がはかられるようにしたこと
    を特徴とする請求項7に記載のロータリージョイント。
  9. 上記第2回転連結部材は、上記第1スリーブの上記開錠位置側において上記雌型連結部分の周囲に嵌合された第2スリーブを有し、
    該第2スリーブは、第1スリーブが上記施錠位置から開錠位置に動くのを許容するスリーブ開放位置と、該同スリーブ開放位置よりも上記第1スリーブに軸線方向で近づき上記第1スリーブが上記施錠位置から上記開錠位置に動くのを阻止するスリーブ保持位置と、の間を軸線方向で可動とされている
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のロータリージョイント。
  10. 上記第2回転連結部材は、上記雌型連結部分の外周に突出するピンを有し、
    上記第2スリーブは、軸線方向に延び、上記ピンを受け入れて、当該第2スリーブが上記スリーブ保持位置とスリーブ開放位置との間を動くのを許容する軸線方向溝と、該軸線方向溝から周方向で離れた位置で、上記ピンに係合して当該第2スリーブを上記第1スリーブ保持位置に保持する係合凹部と、を有する
    ことを特徴とする請求項9に記載のロータリージョイント。
  11. 上記第1及び第2スリーブの間にバネが設定されており、該バネが第2スリーブを上記スリーブ開放位置に向けて付勢し、上記第1スリーブを上記施錠位置に向けて付勢していることを特徴とする請求項10に記載のロータリージョイント。
  12. 静止部材と回転部材との間で流体の送給を行うためのロータリージョイントにおける回転部材側に取り付けられ流体を通す回転連結部材であって、半径方向貫通孔と、該半径方向貫通孔内に半径方向で変位可能に設けられた施錠子とを有する回転連結部材に、同心状にして取り外し可能に連結され、上記回転部材側の回転連結部材と共に回転される静止部材側の回転連結部材、及び、
    静止部材側に取り付けられる静止ケーシングであって、直線状の孔を有し、該孔に上記静止部材側の回転連結部材を回転可能に支持する筒状の静止ケーシング
    を有する静止部材側のロータリージョイントエレメントであって、
    上記静止部材側の回転連結部材が、その外周面に上記回転部材側の回転連結部材が流体密に嵌合連結されるようになされており、同外表面に、当該静止部材側の回転連結部材に対して上記回転部材側の回転連結部材が所定の嵌合連結位置とされたときに、該雌型連結部分の上記施錠子により係合されて当該静止部材側の回転連結部材と上記回転部材側の回転連結部材とを連結する施錠子受入れ凹部を有することを特徴とする静止部材側ロータリージョイントエレメント。
  13. 上記施錠子受入れ凹部は、円錐状の凹部とされ、上記施錠子を受け入れて上記静止部材側の上記回転連結部材を上記回転部材側の回転連結部材に対して軸線方向及び周方向での変位が生じないように保持する
    ことを特徴とする請求項12に記載のロータリージョイントエレメント。
  14. 上記円錐状の凹部は、その円錐状傾斜面において、上記施錠子と押圧係合され、当該静止部材側の回転連結部材が上記回転部材側の回転連結部材の内に相対的に引き込まれる力が生じるようにされていること
    を特徴とする請求項13に記載のロータリージョイントエレメント。
  15. 上記施錠子受入れ凹部は、上記静止部材側の回転連結部材を取り巻く環状溝とされ、更に、当該静止部材側の回転連結部材の外周面に突起を設け、当該静止部材側の回転連結部材の上記静止部材側の回転連結部材との嵌合連結が行われるときに、上記回転部材側の回転連結部材に設けられた軸線方向に延びる軸線方向溝に受け入れられて、それら回転連結部材間の相対的回転が生じないようにした
    ことを特徴とする請求項13に記載のロータリージョイントエレメント。
  16. 上記施錠子受入れ凹部は、上記静止部材側の回転連結部材を取り巻く環状溝とされ、上記静止部材側の回転連結部材は、更に、当該静止部材側の回転連結部材の外周面に軸線方向に延びる軸線方向溝を設け、上記雄型連結部分及び雌型連結部分の嵌合が行われるときに、回転部材側の回転連結部材に設けられた半径方向突起を受け入れて、それら回転連結部材間の相対的回転が生じないようにした
    ことを特徴とする請求項13に記載のロータリージョイントエレメント。
  17. 上記環状溝は、当該環状溝を画定する軸線方向で間隔のあけられた側壁面を有し、上記静止部材側の回転連結部材の外側端部側の側壁面が軸線方向で傾斜するようになされ、該傾斜する側壁面が、上記施錠子と押圧係合され、当該静止部材側の回転連結部材が上記回転部材側の回転連結部材の孔内に相対的に引き込まれる力が生じるようにされていること
    を特徴とする請求項15若しくは16に記載のロータリージョイントエレメント。



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