JP2005163736A - エキゾーストマニホールドの冷却構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 最も高温になるエキゾーストマニホールドの支管から主管への集合部を効率的にかつ簡易な構造で冷却する。
【解決手段】 エキゾーストマニホールド部は、4気筒エンジンの4つの排気ポートとインナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dとを接続するエキゾーストマニホールドフランジ218と、インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dを覆うように設けられたエキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dと、これらの間に形成されたギャップと、ギャップに供給されエキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dの開放端部から流出された冷却空気を集合させるような形状を有する集合冷却部216とを含む。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内燃機関の排気管の構造に関し、特に、二重に構成された排気管(エキゾーストマニホールド)の冷却構造に関する。
車両の排気系においては、冷間時の触媒活性化(触媒作動温度への到達促進)を狙って、触媒の上流側排気管に断熱性の高い二重管を用いることが多い。この二重管は、内管と外管の間に設けた空隙(エアギャップ)を断熱層として利用するのであるが、エンジンの高負荷時には高温の排気ガスが内管を加熱し内管はその耐熱限界に近いほどの高温となり、熱歪みを生じて破損に至るおそれがある。
また、車両の排気系における排気エミッション対策として、暖機が完了して触媒が十分な転換作用を開始するまで、エアポンプによって強制的に排気管内に2次空気を送り込み、不足する酸素を補って触媒の活性化を早める技術がある。この技術は、排気ガス中のCO、HC、NOx成分等を浄化する触媒装置を設けるとともに、排気管に接続された開閉弁を有する2次空気供給通路を介して排気管内に2次空気を供給して酸素濃度を高めることで、排気ガス中のHC、COを2次燃焼させることで排気ガスの浄化を促進するものである。
このような技術に関連して、以下に示す公報がある。特開平10−8952号公報(特許文献1)は、2次空気導入装置を備えた排気マニホールドの占有スペースを小さくするとともに、耐久性の向上を図る排気マニホールドを開示する。この排気マニホールドは、排気ポートにそれぞれ接続される複数のインナブランチ部が集合部から分岐形成されているとともに、排気管が接続される排気出口部を有するインナマニホールドと、インナブランチ部に対応する複数のアウタブランチ部を有するとともに、インナマニホールドとほぼ相似形状をなし、かつインナマニホールドの外側をほぼ全体に亙って覆うとともに、各ブランチ部の先端近傍および上記排気出口部の近傍でインナマニホールドに接合されて、インナマニホールド外壁面との間に、2次空気通路部となる間隙を形成するアウタマニホールドと、このアウタマニホールドに形成され、かつ2次空気導入管が接続される2次空気導入口と、インナブランチ部にそれぞれ開口形成され、2次空気通路部と各インナブランチ部内側の排気通路とを連通する連通孔とを備える。
この排気マニホールドによると、二重管構造とした排気マニホールドの内部を通して2次空気が各気筒に分配されるので、外部配管を用いた従来の構成に比べて、エンジンルーム内での占有スペースが非常に小さくなる。また、単一の2次空気導入管のみを接続すれば足りるので、内燃機関の組立が容易となる。しかも、従来の金属製分岐管のようなロッカーカバーガスケットに熱害を与える突出部をもたないため、遮熱用カバーを用いずロッカーカバーガスケットの耐久性向上が図れる。
また、特開平10−280940号公報(特許文献2)は、排気管を強制冷却する。2次空気を加圧ポンプで供給する装置において、その加圧ポンプを排気管の強制冷却に活用する排気管の冷却装置を開示する。この排気管の冷却装置は、エンジンの排気管を、排気通路を形成する内管の外周に所定の空間部を設けて外管を配設して構成し、上記空間部へ加圧空気を導入し排出するものである。
この排気管の冷却装置によると、排気管の内管を加圧空気により積極的に冷却することができるため、従来のような内管の過熱による不具合を防止できる。さらに、内管内を流通する排気ガスの温度も下げられるので、高温の排気ガスに起因する触媒の不具合も避けられる。
特開平10−8952号公報 特開平10−280940号公報
しかしながら、内燃機関(たとえば、多気筒のエンジン)において発生した排気は、シリンダーヘッドに装着された排気マニホールド(エキゾーストマニホールド)により支管から主管にまとめられる。支管を通った排気が主管に集合されるときの排気干渉を回避するために、たとえば直列6気筒エンジンでは、ある気筒の排気中に(排気行程の3分の2が終わったところで)、次の気筒の排気が始まることになる。同じように4気筒のエンジンでも排気干渉を回避するようにされている。このような構成を有するために、支管から主管への集合部には常に高温の排気が流れることになり、支管に比較して高温になりやすい。このような集合部の高温の問題を上記のいずれの公報に開示された技術も解決することができない。
すなわち、特許文献1に開示された内燃機関の排気マニホールドは、集合部まで二重管の構造を有するが、冷却という点に言及していない。一方、特許文献2に開示された排気管の冷却装置は、排気管の支管の冷却に言及しているが集合部の冷却についての言及がない。
このような排気の冷却および排気配管部品の冷却についての問題点は、居室空間の拡張に伴うエンジンコンパートメントの減少およびエンジンコンパートメント内の配置部品の増大により、エンジンコンパートメントが過密化して、車速風による冷却効率が悪化することで、より重大な問題点になってきている。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、内燃機関の排気系において、最も高温になるエキゾーストマニホールドの支管から主管への集合部を効率的にかつ簡易な構造で冷却することができる、排気管の冷却構造を提供することである。
第1の発明に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造は、複数気筒を有する内燃機関のエキゾーストマニホールドを冷却するための構造である。エキゾーストマニホールドは、集合部で複数の支管から主管にまとめられる構造を有する。この冷却構造は、各気筒の排気ポートに接続された支管と、各支管の外周に設けられ、各支管の外周面との間で空間部を有するように設けられた外装管と、空間部に空気を供給するための供給手段と、集合部に設けられ、空間部を通過した空気を集合させる集合外装管とを含む。
第1の発明によると、各支管の外周には外装管が設けられるので、各支管と各外装管との間には空間部であるギャップが構成される。供給手段として、たとえば空気ポンプが用いられ、このギャップに冷却空気(これは2次空気であってもよい)が供給される。集合外装管は、このギャップを通過した空気を支管から主管への集合部へ集合させる。このため、集合部には、ギャップを通過した空気が集合する。この集合した冷却空気により、最も過酷な温度になる集合部を冷却することができる。このとき、エキゾーストマニホールドが、気筒の位置によらず排気経路の距離を同じにするために複雑な形状を有する場合であっても、集合外装管を、支管においてギャップを形成している外装管と一体的に形成させる必要がなく、かつ大きな形状にもならない。その結果、内燃機関の排気系において、最も高温になるエキゾーストマニホールドの支管から主管への集合部を効率的にかつ簡易な構造で冷却することができる、排気管の冷却構造を提供することができる。
第2の発明に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造においては、第1の発明の構成に加えて、外装管は、排気ポート側における閉鎖端部と、集合部より排気の上流側の開放端部とを有する、支管の断面積よりも大きな断面積を有する管路により構成されるものである。供給手段は、閉鎖端部側に設けられた供給孔に空気を供給するための手段を含む。集合外装管は、開放端部から開放された空気を、集合部の外周面に集合させる形状を有するものである。
第2の発明によると、支管を覆うように設けられギャップを構成する外装管は、外装管の断面積は、支管の断面積よりも大きな断面積を有するので、支管の外表面と、外装管の内表面との間にギャップを構成させることができる。さらに、その外装管の排気ポート側(ピストンを垂直方向に動作するように載置された多くのエンジンの場合には上側)は、エンジンにエキゾーストマニホールドを取り付けるためのフランジに溶接されることなどにより閉鎖されている。外装管の他方側(下側の集合部側)は、集合部より上流側において開放された開放端部を有している。集合部は、その形状により、ギャップを通って開放端部から流れ出た空気を、集合部の外周面に集合させることができる。このため、エキゾーストマニホールドにおいて高温になる集合部を簡易な構造で冷却することができる。
第3の発明に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造においては、第2の発明の構成に加えて、集合外装管が有する形状は、複数の支管の総断面積よりも大きな面積の開口部と、開口部の面積よりも狭い面積になるように、次第に絞られる絞り部とを有するものである。
第3の発明によると、集合外装管の上部には、複数の支管の総断面積よりも大きな面積の開口部を有し、上部から下部にしたがって、開口部の面積よりも狭い面積になるように次第に絞られている。この形状は、集合部の形状とも合致し、このため、集合部に沿って冷却空気を流すことができ、集合部を効率的に冷却することができる。
第4の発明に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造においては、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、複数の支管は、1つのフランジにより、各複数の排気ポートにそれぞれ接続されている。このフランジには、エキゾーストマニホールドに空気を供給する第1の管路と、空間部に空気を供給する第2の管路とを含む。
第4の発明によると、フランジに、エキゾーストマニホールドに空気を供給する第1の管路と、空間部に空気を供給する第2の管路とを設けた。第1の管路に供給された空気は、フランジの内部を通ってエキゾーストマニホールドに2次空気として送られる。第2の管路に供給された空気は、フランジの内部を通ってエキゾーストマニホールドのギャップに冷却空気として送られる。いずれの場合にも、空気(吸気側から供給された、高温でない空気)がフランジの内部の管路を通過するので、フランジ自体を冷却することができる。
第5の発明に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造は、第4の発明の構成に加えて、第1の管路および第2の管路のいずれかに空気を流通させるように、供給手段との連通を切換えるための切換手段をさらに含む。
第5の発明によると、切換手段を用いて、エンジンの冷却水の温度、排気の温度や、車両の速度などの車両の状態に基づいて、フランジ内を通して、空気をエキゾーストマニホールドに送るのか、エキゾーストマニホールドのギャップに送るのかを切換えることができる。
第6の発明に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造は、複数気筒を有する内燃機関のエキゾーストマニホールドを冷却するための構造である。エキゾーストマニホールドは、集合部で複数の支管から主管にまとめられる構造を有する。この冷却構造は、各気筒の排気ポートに接続された支管と、各支管の外周に設けられ、各支管の外周面との間で第1の空間部を有するように設けられた第1の外装管と、第1の空間部に空気を供給するための第1の供給手段と、集合部の外周に設けられ、集合部の外面との間で第2の空間部を有するように設けられた第2の外装管と、第2の空間部に空気を供給するための第2の供給手段とを含む。
第6の発明によると、各支管の外周には第1の外装管が設けられるので、各支管と各第1の外装管との間には第1の空間部である第1のギャップが構成される。集合部の外周には第2の外装管が設けられるので、集合部と第2の外装管との間には第2の空間部である第2のギャップが構成される。第1の供給手段として、たとえば空気ポンプが用いられ、第1のギャップに冷却空気(これは2次空気であってもよい)が供給され、第2の供給手段として、第1の供給手段と同じかまたは異なる空気ポンプが用いられ、第2のギャップに冷却空気(これも2次空気であってもよい)が供給される。その結果、エキゾーストマニホールドにおける各支管と集合部とを別の冷却系統で冷却することができる。
第7の発明に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造においては、第6の発明の構成に加えて、第1の外装管は、排気ポート側における第1の閉鎖端部と、集合部より排気の上流側の開放端部とを有する、支管の断面積よりも大きな断面積を有する管路により構成されるものである。第1の供給手段は、第1の閉鎖端部側に設けられた供給孔に空気を供給するための手段を含む。第2の外装管は、第1の外装管側における第2の閉鎖端部と、集合部より排気の下流側の開放端部とを有する、集合部の形状に沿った形状を有する管路により構成されるものである。第2の供給手段は、第2の閉鎖端部側に設けられた供給孔に空気を供給するための手段を含む。
第7の発明によると、支管においては、第1の外装管により形成された第1の空間部であるギャップに、第1の閉鎖端部側に設けられた供給孔から空気が供給され、開放端部から排出される。集合部においては、第2の外装管により形成された第2の空間部であるギャップに、第2の閉鎖端部側に設けられた供給孔から空気が供給され、開放端部から排出される。第2の外装管は、集合部の形状に沿った形状を有するので集合部の形状とも合致し、このため、集合部に沿って冷却空気を流すことができ、集合部を効率的に冷却することができる。
第8の発明に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造においては、第1〜7のいずれかの発明の構成に加えて、供給手段により供給される空気は、2次空気である。
第8の発明によると、排気管内の酸素濃度を高めて、排気中のHC、COを2次燃焼させることで排気ガスの浄化を促進するために用いられる2次空気を利用して、エキゾーストマニホールドを冷却することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1に、本発明の実施の形態に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造を含む、エンジンおよびその周辺機器(供給空気系と排気空気系を示し、燃料噴射系は示さない)の全体構成を示す。
この全体構成に含まれる2次空気供給装置10は、内燃機関である4気筒ガソリンエンジン(以下、単にエンジンと記載する)20に取り付けられる。エンジン20には吸気管200と排気管210とが取り付けられている。吸気管200には、スロットル240が配置され、吸気フィルタ250に接続されている。吸気フィルタ250とスロットル240の間には、空気量(一次空気量)を測定するためのエアフローメータ260、吸気温度を測定するための吸気温センサ270とが配置されている。なお、エンジン20は4気筒に限定されるものではない。
また、エンジン20にはエンジン回転数を計測するためのエンジン回転数センサ280が取り付けられている。エンジン20を制御するエンジンECU(Electronic Control Unit)2000には、これらエアフローメータ260、吸気温センサ270、エンジン回
転数センサ280のほか図示していないエンジン冷却水温センサの出力信号やスロットル240の開度等の情報が入力されている。
排気管210の下流には、3元触媒からなる排気浄化装置220が配置されている。排気浄化装置220の上流と下流の双方に排気中の酸素濃度を検知するためのO2センサ310、320が配置されている。なお、O2センサに代えて、空燃比(A/F)センサ、リニアO2センサを用いてもよい。
2次空気供給装置10は、吸気管200における吸気フィルタ250とスロットル240との間の位置と、排気管210におけるエンジン20と上流側O2センサ310との間の位置とを接続する2次空気供給通路110および2次空気配管114を備える。2次空気供給通路110には、吸気管200側から電気モータ駆動式のエアポンプ(AP)120、エアスイッチングバルブ(ASV)130、逆止弁であるリード弁(RV)140が配置される。AP120とASV130との間に圧力センサ150が配置されている。このASV130には、吸気管200のスロットル240の下流から延びる配管160が接続されており、この配管160にはさらに電磁弁170が配置されている。
2次空気供給装置10の動作を制御する制御装置1000は、エンジンECU2000と相互に情報を通信できるように接続されている。また、圧力センサ150、O2センサ
310、320の出力信号が入力されるとともに、AP120のモータ駆動と電磁弁170の開閉を制御する。なお、制御装置1000は、エンジンECU2000により構成されるようにしてもよい。
2次空気供給装置10は、エンジン20の燃焼が安定している状態においては、制御装置1000が電磁弁170を開くことで、吸気管200内の負圧をASV130に導いて、ASV130を開制御するとともに、エアポンプ120を駆動させることで、エアフィルタ250を通過した空気の一部を2次空気供給通路110および2次空気配管114を介して排気管210内に導く。このとき、エンジン20の燃焼が安定している度合いに基づいて、排気管210に導かれる空気の量が多くなるように制御するようにすることもできる。
一方、エンジン20の燃焼が安定していない状態や安定しなくなることが予測される場合には、制御装置1000が電磁弁170を閉じて、ASV130を閉制御するとともに、エアポンプ120を停止させることで、エアフィルタ250を通過した空気の一部を2次空気供給通路114を介して排気管210内に導かないようにしたり、エンジン20の燃焼が安定していない度合いに基づいて、排気管210に導かれる空気の量が少なくなるように制御するようにすることもできる。
なお、排気管210内に導かれた空気は、排気中の酸素濃度を上昇させ、そのA/Fを上げ、排気中のHC、COの排気管210における2次燃焼を促して排気の浄化を図る。さらに、排気温度を上昇させて排気浄化装置220の3元触媒の昇温を促進することにより排気エミッションの悪化を抑制する。なお、ASV130と電磁弁170の組み合わせに代えて、ASV130の部分には、直接、電磁弁を使用することもできる。
図2に、図1のエキゾーストマニホールド部分の構造を示す側面図を、図3に図1のエキゾーストマニホールド部分の構造を示す正面図を、それぞれ示す。これら図2および図3さらに前述の図1を用いて、さらに詳しくエキゾーストマニホールドの構造について説明する。
エンジン20の4気筒の各排気ポートに接続されるエキゾーストマニホールド(支管)は、インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dと、その外側に設けられる、エキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dとから構成される。インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dは、排気浄化装置220の排気上流側で1本の排気管210(主管)に集められる。
エキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dの径は、インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dの径よりも大きい。このため、インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dと、エキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dとの間には、隙間(ギャップ)が構成される。この各ギャップに空気が供給されるように、冷却空気配管112から分岐した冷却空気配管112A〜112Dが接続される。
一方、図1に示すように、排気管210に集合される前の4本のインナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dには、2次空気供給通路110に接続された配管114から2次空気を供給するための2次空気配管114A〜114Dが接続される。2次空気配管114A〜114Dは2次空気配管114から分岐している。
エキゾーストマニホールドをこのような構造としたので、4本のインナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dには、2次空気配管114A〜114Dから2次空気が供給されるとともに、インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dとエキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dとの間に構成されるギャップには、冷却空気配管112A〜112Dから冷却空気が供給される。
この2次空気を供給するのか、冷却空気を供給するのかについては、制御装置1000に接続された方向切換弁116が、制御装置1000からの信号により制御されることにより変更される。たとえば、制御装置1000は、排気の温度が高いときには、冷却空気がインナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dとエキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dとの間に構成されるギャップに流れるように、そうでない場合には、2次空気がインナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dに流れるように、方向切換弁116を制御する。なお、方向切換弁116の制御は、このような排気の温度に基づくものに限定されるものではない。
図2および図3に示すように、エンジン20の4つの排気ポートとインナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dとは、エキゾーストマニホールドフランジ218により接続されている。インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dを覆うように、エキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dが設けられ、これらの間には、それぞれギャップが構成される。
エキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dは、エキゾーストマニホールドフランジ218に溶接等で接続されている。このため、エキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dのエキゾーストマニホールドフランジ218側は閉鎖構造を形成し、ギャップに供給された冷却空気はエキゾーストマニホールドフランジ218側(上側)に漏れない。
エキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dの長さは、4本のインナーエキゾーストマニホールド212A〜212D(支管)から1本の排気管210(主管)にまとめられる集合部に設けられる集合冷却部216に到達しない長さである。さらに、エキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dは、エキゾーストマニホールドフランジ218の逆側端部が開放構造を形成し、ギャップに供給された冷却空気はエキゾーストマニホールドフランジ218側に漏れないことと相俟って、集合冷却部216側(下側)へ流出する。
集合冷却部216は、エキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dの開放端部から流出された冷却空気を集合させるような形状を有する。集合冷却部216の上方端および下方端は開放端部であって、上方から集合された冷却空気が下方へと流通される。集合管冷却部216の形状は、集合管の外形形状に沿った形状であって、集合管が4本の支管から1本の主管にまとめられる次第に絞られる形状であることから、同じように、上方から下方に向けて次第に絞られる形状を有する。
図3には、ギャップに冷却空気を供給するためにエキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dに接続された冷却空気配管112A〜112Dのみを記載したが、実際には、インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dに2次空気を供給するためにインナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dに接続された2次空気配管114A〜114Dが設けられている。
図4に、エキゾーストマニホールド部分の断面図を示す。図4に示すように、エキゾーストマニホールドは、インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dと、その形状に沿ってそれらをそれぞれ覆うエキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dとから構成される。図4の矢印に示すように、インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dと、それらをそれぞれ覆うエキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dとから構成されるそれぞれのギャップを流通した冷却空気は、エキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dがエキゾーストマニホールドフランジ218で閉鎖構造を有し、逆側(下側)である集合冷却部216側で開放構造を有している。このため、ギャップから放出された冷却空気は、集合冷却部216へ導かれる。この集合冷却部216へ導かれた冷却空気は、最も過酷な温度状態である集合部を冷却する。
以上のような構造を有するエンジン20およびその周辺機器の動作について説明する。特に、エキゾーストマニホールドへの2次空気の供給および冷却空気の供給動作について説明する。
たとえば、車両がコールドスタートするときには、2次空気供給通路110と2次空気配管114とを連通させるように制御装置1000により方向切換弁116が制御される。排気ガスが高温になると、2次空気供給通路110と冷却空気配管112とを連通させるように制御装置1000により方向切換弁116が制御される。これにより、2次空気供給通路110を流通した空気が、インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dとエキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dとから構成されるそれぞれのギャップに流通する。
それぞれのギャップを流通した冷却空気は、インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dを冷却した後、集合冷却部216に導かれる。ここで、4本の支管から1本の主管にまとめられる集合管を冷却する。この集合管の部分は常に高温の排気ガスが流れる部分である。集合冷却部216に導かれた冷却空気は、この集合管の部分を冷却する。集合管を冷却した空気は、集合管冷却部216の下方から排出される。
以上のようにして、本実施の形態に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造によると、エキゾーストマニホールドであるインナーエキゾーストマニホールドの外周にエキゾーストマニホールドアウターカバーを設けて二重管構造とした。この二重管構造のギャップの間に2次空気を流通させるようにした。このギャップを通過した空気を捕集して集合管部を冷却するように、集合管部を覆う集合冷却部を設けた。これにより、複雑な形状を有するエキゾーストマニホールドの集合管部を簡単な構造で効率的に冷却することができる。
<第1の実施の形態 変形例>
図5を参照して、本実施の形態に係る変形例について説明する。図5は、エキゾーストマニホールドフランジ218の断面図である。本変形例は、エキゾーストマニホールドフランジ218内に、フランジ内2次空気配管218A〜218Dと、フランジ内冷却空気配管219A〜219Dとを設けたことが特徴である。なお、これ以外の構造については、前述の第1の実施の形態と同じである。その構造が同じ部分については同じ参照符号を付したので、それらについての詳細な説明は、ここでは繰り返さない。
図5に示すように、エキゾーストマニホールドフランジ218は、それぞれの排気ポートの位置に対応するように(これは、インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dの位置に対応することと同じである)、フランジ内2次空気配管218A〜218Dと、フランジ内冷却空気配管219A〜219Dとをそれぞれ4本ずつ有する。
フランジ内2次空気配管218A〜218Dは、2次空気配管114A〜114Dと、シリンダヘッド側のインナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dとに接続される。フランジ内冷却空気配管219A〜219Dは、冷却空気配管112A〜112Dと、インナーエキゾーストマニホールド212A〜212Dおよびエキゾーストマニホールドアウターカバー214A〜214Dから構成されるそれぞれのギャップとに接続される。
本変形例においては、エキゾーストマニホールドフランジに空気配管を設けたので、フランジ自体を冷却することができる。これにより、フランジ周囲の熱害を低減させることができ、シートインシュレータを廃止することも可能になる。また、フランジ自体が冷却されることにより、エキゾーストマニホールドとフランジとの溶接部の信頼性が向上する。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造について説明する。なお、この冷却構造を含むエンジンおよびその周辺機器の全体構成については、前述の第1の実施の形態の図1に加えて、エキゾーストマニホールドの集合部(支管から主管への集合部)に設けられた集合冷却部の上部が閉鎖されている点およびこの集合冷却部に冷却空気が供給される冷却空気配管をさらに有する点を除いて同じであるため、ここでの詳細な説明は繰り返さない。
本実施の形態においては、エキゾーストマニホールドの集合部の形状に沿った集合冷却部の上部が閉鎖されているとともに、集合冷却部に冷却空気を供給する配管が接続されている。図6にこの集合冷却部(分解状態)を含むエキゾーストマニホールドの正面図を、図7に図6の拡大断面図をそれぞれ示す。
図6に示すように、このエキゾーストマニホールド部は、エキゾーストマニホールドフランジ3000と、エキゾーストマニホールド支管3100A〜3100Dと、エキゾーストマニホールド主管3200と、集合部冷却カバー3300,3400と、主管接続フランジ3600とを含む。
集合部冷却カバー3300,3400は、図6および図7に示すように、2分割されて製造され、集合部であるエキゾーストマニホールド主管3200を覆うように取り付けられる。このとき、図7に示すように、集合部冷却カバー3300,3400の上方は閉塞状態になるように、下方は、主管接続フランジ3600との間に空間ができるように取り付けられる。また、集合部冷却カバー3300,3400の側面の上方側には、集合部冷却カバー冷却空気導入孔3500が設けられる。この集合部冷却カバー冷却空気導入孔3500に冷却空気配管112が接続される。
以上のような構造を有するので、冷却空気配管112から集合部冷却カバー冷却空気導入孔3500を介して集合部冷却カバー3300,3400により形成された空間に導入された冷却空気は、エキゾーストマニホールド主管3200を冷却する。その後、冷却空気は、集合部冷却カバー3300,3400と主管接続フランジ3600との間の空間から外部に排出される。
このため、高温になる集合部を積極的に冷却することができるとともに、主管接続フランジを冷却することができる。このようなエキゾーストマニホールド部の配管接続部分には締結用のシール材(ボールジョイント)等が設けられるが、それに対する熱害を回避することができ、信頼性が向上する。
なお、上述したいずれの実施の形態においても、エキゾーストマニホールド部分を構成する、インナーエキゾーストマニホールド、アウターエキゾーストマニホールドカバー、エキゾーストマニホールドフランジ、集合冷却部の材質については、言及しなかったが、鋳造品、ステンレス品等であればよく、特に限定されるものではない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造を含むエンジン系統の全体構成を示す図である。 図1のエキゾーストマニホールド部分の構造を示す側面図である。 図1のエキゾーストマニホールド部分の構造を示す正面図である。 図1のエキゾーストマニホールド部分の構造を示す断面図である。 図1のエキゾーストマニホールド部分のエキゾーストマニホールドフランジの断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るエキゾーストマニホールドの冷却構造におけるエキゾーストマニホールドの正面図である。 図6の冷却部の断面図である。
符号の説明
10 2次空気供給装置、20 エンジン、110 2次空気供給通路、112,112A〜112D 冷却空気配管、114,114A〜114D 2次空気配管、116 方向切換弁、120 エアポンプ、130 ASV(エアスイッチングバルブ)、140 リード弁(逆止弁)、150 圧力センサ、160 配管、170 電磁弁、200 吸気管、210 排気管、212A〜212D インナーエキゾーストマニホールド、214A〜214D エキゾーストマニホールドアウターカバー、216 集合冷却部、218 エキゾーストマニホールドフランジ、218A〜218D フランジ内2次空気配管、219A〜219D フランジ内冷却空気配管、220 排気浄化装置、240 スロットル、250 吸気フィルタ、260 エアフローメータ、270 吸気温センサ、280 エンジン回転数センサ、310,320 O2センサ、1000 制御装置、2000 エンジンECU、3000 エキゾーストマニホールドフランジ、3100A〜3100D エキゾーストマニホールド支管、3200 エキゾーストマニホールド主管、3300,3400 集合部冷却カバー、3500 集合部冷却カバー冷却空気導入孔、3600 主管接続フランジ。

Claims (8)

  1. 複数気筒を有する内燃機関のエキゾーストマニホールドの冷却構造であって、
    前記エキゾーストマニホールドは、集合部で複数の支管から主管にまとめられ、
    各気筒の排気ポートに接続された支管と、
    各前記支管の外周に設けられ、各前記支管の外周面との間で空間部を有するように設けられた外装管と、
    前記空間部に空気を供給するための供給手段と、
    前記集合部に設けられ、前記空間部を通過した空気を集合させる集合外装管とを含む、エキゾーストマニホールドの冷却構造。
  2. 前記外装管は、前記排気ポート側における閉鎖端部と、前記集合部より排気の上流側の開放端部とを有する、前記支管の断面積よりも大きな断面積を有する管路により構成され、
    前記供給手段は、前記閉鎖端部側に設けられた供給孔に空気を供給するための手段を含み、
    前記集合外装管は、前記開放端部から開放された空気を、前記集合部の外周面に集合させる形状を有する、請求項1に記載のエキゾーストマニホールドの冷却構造。
  3. 前記形状は、前記複数の支管の総断面積よりも大きな面積の開口部と、前記開口部の面積よりも狭い面積になるように、次第に絞られる絞り部とを有する、請求項2に記載のエキゾーストマニホールドの冷却構造。
  4. 前記複数の支管は、1つのフランジにより、各前記複数の排気ポートにそれぞれ接続され、
    前記フランジには、前記エキゾーストマニホールドに空気を供給する第1の管路と、前記空間部に空気を供給する第2の管路とを含む、請求項1〜3のいずれかに記載のエキゾーストマニホールドの冷却構造。
  5. 前記冷却構造は、前記第1の管路および前記第2の管路のいずれかに空気を流通させるように、前記供給手段との連通を切換えるための切換手段をさらに含む、請求項4に記載のエキゾーストマニホールドの冷却構造。
  6. 複数気筒を有する内燃機関のエキゾーストマニホールドの冷却構造であって、
    前記エキゾーストマニホールドは、集合部で複数の支管から主管にまとめられ、
    各気筒の排気ポートに接続された支管と、
    各前記支管の外周に設けられ、各前記支管の外周面との間で第1の空間部を有するように設けられた第1の外装管と、
    前記第1の空間部に空気を供給するための第1の供給手段と、
    前記集合部の外周に設けられ、前記集合部の外面との間で第2の空間部を有するように設けられた第2の外装管と、
    前記第2の空間部に空気を供給するための第2の供給手段とを含む、エキゾーストマニホールドの冷却構造。
  7. 前記第1の外装管は、前記排気ポート側における第1の閉鎖端部と、前記集合部より排気の上流側の開放端部とを有する、前記支管の断面積よりも大きな断面積を有する管路により構成され、
    前記第1の供給手段は、前記第1の閉鎖端部側に設けられた供給孔に空気を供給するための手段を含み、
    前記第2の外装管は、前記第1の外装管側における第2の閉鎖端部と、前記集合部より排気の下流側の開放端部とを有する、前記集合部の形状に沿った形状を有する管路により構成され、
    前記第2の供給手段は、前記第2の閉鎖端部側に設けられた供給孔に空気を供給するための手段を含む、請求項6に記載のエキゾーストマニホールドの冷却構造。
  8. 前記供給手段により供給される空気は、2次空気である、請求項1〜7のいずれかに記載のエキゾーストマニホールドの冷却構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010144586A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Toyota Motor Corp エンジンの排気管の冷却構造
CN106194374A (zh) * 2014-11-26 2016-12-07 现代自动车株式会社 排气系统结构

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