JP2005161520A - 製品組立装置および製品組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 治具台移動中にも溶接作業を行えるようにして作業効率を向上させる。
【解決手段】 下側位置決め治具43およびワーク受け部65がそれぞれ設けられたスライドベース39がガイドレール82に沿って移動可能である。ワーク搬入工程25で下側位置決め治具43に位置決めセットしたワークWを、下側位置決め治具43がワーク加工工程29に位置するようスライドベース39を移動させ、このワーク加工工程29で上側位置決め治具87により、下側位置決め治具43とともにワークWを位置決めした状態で仮打溶接を行う。仮打溶接後、下側位置決め治具43によるワーク保持を解除し、上側位置決め治具87でのみワークWを保持した状態で増打溶接を行い、この増打溶接作業中に、下側位置決め治具43がワーク搬入工程25に位置し、ワーク受け部65がワーク加工工程29に位置するようスライドベース39を移動させる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、製品を組み立てるための製品組立装置および製品組立方法に関する。
従来の製品組立装置として、例えば下記特許文献1には、自動車のフロアパネルを組み立てる装置が開示されている。この装置は、図15に示すように、図中で左から順に、ワーク搬入位置1とワーク作業位置3とワーク搬出位置5とをそれぞれ備えるとともに、第1の治具台7と第2の治具台9とが連結手段11で連結されて一体化したものが、第1の治具台7がワーク搬入位置1で第2の治具台9がワーク作業位置3にある第1の状態と、第1の治具台7がワーク作業位置3で第2の治具台9がワーク搬出位置5にある第2の状態との間を移動可能となっている。
上記第1の状態で、ワーク搬入位置1にある第1の治具台7にワークWを搬入し、このときワーク作業位置3にあるワークW1は、溶接ロボット13により増打溶接が行われる。
その後二つの治具台7,9が第2の状態に移動し、ワーク作業位置3にある第1の治具台7上のワークWに対し溶接ロボット13により仮打溶接がなされる。このとき第2の治具台9はワーク搬出位置5にあって増打溶接後のワークW1の搬出作業がなされる。
ワークWに対する仮打溶接が終了すると、このワークWは、ワーク移載手段15により上方に持ち上げられ、これとともに、二つの治具台7,9が第1の状態に移動し、この状態で、ワーク移載手段15により持ち上げられていたワークWが第2の治具台9上に降ろされて溶接ロボット13により、増打溶接がなされる。このとき、第1の治具台7はワーク搬入位置1にあって次のワークが搬入される。
特開平2−34283号公報
ところで、上記した従来の製品組立装置にあっては、ワークに対し、各治具台7,9が第1の状態にあるとき増打溶接が、第2の状態にあるときに仮打溶接がそれぞれなされ、各溶接作業が終了した地点で治具台7,9を移動させている。つまり、ワークに対する溶接作業工程と、治具台7,9の移動工程とが完全に別工程として行われており、作業効率が悪く、改善が望まれている。
そこで、この発明は、治具台移動中にもワークの加工を行えるようにして作業効率を向上させることを目的としている。
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、ワーク搬入工程で搬入されたワークを位置決め保持し、前記ワーク搬入工程とワークを加工するワーク加工手段が設けられたワーク加工工程との間を移動可能な下側位置決め保持部と、この下側位置決め保持部により前記ワーク加工工程に移送されたワークを、前記下側位置決め保持部とは別に単独で上側から位置決め保持可能な上側位置決め保持部と、上側位置決め保持部から加工後のワークを受け、前記ワーク加工工程とワーク搬出工程との間を移動可能なワーク受け部とを有する構成としてある。
このような構成の製品組立装置によれば、ワーク搬入工程で下側位置決め保持部に位置決め保持されたワークは、下側位置決め保持部のワーク加工工程への移動により、ここで上側位置決め保持部にも位置決め保持された状態で、例えば仮打溶接作業などの加工がなされる。仮打溶接作業後は、下側位置決め保持具によるワーク保持を解除し、上側位置決め保持部のみによるワーク保持とする。この状態で、ワークに対して増打溶接作業などの加工を行い、この増打溶接作業中に、下側位置決め保持部は、ワーク搬入工程に戻るとともに、ワーク搬出工程からはワーク受け部がワーク加工工程に移動する。増打溶接作業が終了すると、上側位置決め保持部はワークをワーク受け部に受け渡し、ワークを受けたワーク受け部は、ワーク搬出工程へ移動し、ここでワークの搬出作業がなされる。ワーク受け部のワーク搬出工程への移動の際には、ワーク搬入工程で次のワークが位置決め保持された下側位置決め保持具がワーク加工工程へ移動する。
請求項2の発明は、請求項1の発明の構成において、下側位置決め保持部とワーク受け部とは互いに同一の移動体上に設けられて一体的に移動する。
上記構成によれば、移動体がワーク加工工程を中心としてワーク搬入工程とワーク搬出工程との間を移動することにより、下側位置決め治具がワーク搬入工程とワーク加工工程との間を、ワーク受け部がワーク加工工程とワーク搬出工程との間を、互いに一体となって移動する。
請求項3の発明は、ワーク搬入工程で下側位置決め保持部に位置決めしたワークを、前記下側位置決め保持部の移動によりワーク加工工程へ移送し、このワーク加工工程における上側位置決め保持部で前記ワークを保持した状態で、前記下側位置決め保持部をワーク搬入工程へ移動させつつワークを加工し、加工後のワークを、前記上側位置決め保持部から、ワーク加工工程とワーク搬出工程との間を移動可能なワーク受け部に受け渡す。
上記した製品組立方法によれば、上側位置決め保持部でワークを保持した状態で、このワークに対する加工と、下側位置決め保持部のワーク搬入工程への移動とが同一工程でなされ、作業効率が向上する。
請求項4の発明は、請求項3の発明の製品組立方法において、ワーク加工工程は、複数のワーク相互を溶接固定するもので、このワーク加工工程において、下側位置決め保持具と上側位置決め保持具とでワークを上下から位置決め保持した状態で仮打溶接を行い、仮打溶接後に、前記上側位置決め保持部でのみワークを保持して増打溶接を行い、この増打溶接作業時に、下側位置決め保持具をワーク搬入工程へ移動させるとともに、ワーク受け部をワーク搬出工程からワーク加工工程へ移動させる。
上記した製品組立方法によれば、上側位置決め保持部で位置決め保持されているワークに対する増打溶接作業と、下側位置決め保持部のワーク加工工程からワーク搬入工程への移動および、ワーク受け部のワーク搬出工程からワーク加工工程への移動とが、同一工程でなされる。
請求項5の発明は、請求項3または4の発明の製品組立方法において、上側位置決め保持具でのみワークを保持する際に、複数ある上側位置決め治具のうち必要最小限の上側位置決め治具にてワークを保持し、他の上側位置決め治具はワークから離反させておく。
上記した製品組立方法によれば、ワーク加工時に、充分な作業スペースが確保される。
請求項6の発明は、請求項3ないし5のいずれかの発明の製品組立方法において、ワークは、自動車の車体部品であるエンジンコンパートメントであり、このエンジンコンパートメントを、長手方向を移送方向と直交する方向として各工程間を移送する。
上記した製品組立方法によれば、エンジンコンパートメントの各工程での設置スペースが、ワーク移送方向に関して小さくて済み、これにより下側位置決め治具およびワーク受け部の移動ストロークが短縮される。
請求項1の発明によれば、ワーク加工工程において上側位置決め保持部が単独でワークを位置決め保持できるので、この保持した状態で、ワークに対する加工と、ワーク加工工程までワークを移送した下側位置決め治具のワーク搬入工程への移動とが同一工程で行え、作業効率を向上させることこができる。
請求項2の発明によれば、下側位置決め保持部とワーク受け部とは互いに一体的に移動するよう構成されているので、駆動部を共用できて構造を簡素化することができる。
請求項3の発明によれば、上側位置決め保持部でワークを位置決め保持した状態で、ワークに対する加工と、下側位置決め保持部のワーク搬入工程への移動とが同一工程で行えるので、作業効率を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、上側位置決め保持部で位置決め保持されているワークに対する増打溶接作業と、下側位置決め保持部のワーク加工工程からワーク搬入工程への移動および、ワーク受け部のワーク搬出工程からワーク加工工程への移動とが、同一工程でなされるので、作業効率を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、ワーク加工時には、ワーク保持に不要な上側位置決め保持具がワークから離反した状態となるので、作業スペースが広くとれ、作業性を向上させることできる。
請求項6の発明によれば、エンジンコンパートメントを、長手方向を移送方向と直交する方向として各工程間を移送するようにしたため、エンジンコンパートメントの各工程での設置スペースが、ワーク移送方向に関して小さくて済み、下側位置決め治具およびワーク受け部の工程間の移動ストロークが短縮されて作業時間の短縮化を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、この発明の実施の一形態に係わる製品組立装置として、車体におけるエンジンコンパートメントを溶接にて組み立てる車体組立装置の全体構成を示す簡略化した平面図である。ここで組み立てるエンジンコンパートメントは、図2に分解斜視図として示すように、車体前部のラジエタコアサポートアッシー17と、左右のフードリッジ&メンバアッシー19,21と、ダッシュパネルアッシー23とから構成され、これらのワークとしての各構成部品が溶接により接合固定される。
図1に示した車体組立装置は、ラジエタコアサポートアッシー17および左右のフードリッジ&メンバアッシー19,21が、作業者もしくはハンドリングロボットなどにより位置決めセットされるワーク搬入工程25と、ダッシュパネルアッシー23が上記左右のフードリッジ&メンバアッシー19,21上の所定の位置にてハンドリングロボットにより位置決めセットされ、かつ各構成部品相互をワーク加工手段としての溶接ロボット27により溶接加工により接合するワーク加工工程29と、加工したワークに対し溶接ロボット31により増打溶接を行った後、ハンドリングロボット33によりワーク搬出を行うワーク搬出工程35とから構成されている。
図3は、溶接ロボット27,31やハンドリングロボット33を省略した状態の上記車体組立装置の正面図で、図4は同平面図、図5は図3の右側面図である。図3および図4中で、ワーク搬入工程25,ワーク加工工程29およびワーク搬出工程35に沿って延長される基台37が配置され、この基台37に対して移動体としてのスライドベース39が図3中で左右方向に移動可能に設けられている。
スライドベース39は、ワーク搬入工程25とワーク加工工程29とにわたる長さ、もしくは、ワーク加工工程29とワーク搬出工程35とにわたる長さに設定され、図3中で右側上には、下側位置決め保持部としての下側位置決め治具43が、ラジエタコアサポートアッシー17、左右のフードリッジ&メンバアッシー19,21およびダッシュパネルアッシー23をそれぞれ位置決め保持可能なように、複数(ここでは12台)設置されている。
この下側位置決め治具43は、図6および図6の右側面図である図7に示すように、ワークに形成した位置決め孔に挿入され、図示していないが内部に引き込み式のクランプ爪を備える位置決めピン45が設けられている。すなわち、位置決めピン45をワークの位置決め孔に下方から挿入することで、その下部の段差部47がワークの下面に接触して押し付けられ、この状態で前記クランプ爪が、位置決めピン45に形成したスリットから外部に突出すべく回動してワークを上部から押さえ付ける。これによりワークは、位置決めピン45にて位置決めされるとともに、段差部47とクランプ爪との間で、挟持固定されることとなる。
上記した位置決めピン45は、ブラケット49の上端に設けられ、ブラケット49は治具本体51に対して上下動可能となっている。治具本体51内には、上下方向に延長されるボールねじ53が収容され、ボールねじ53に螺合するナット55が前記ブラケット49の下端側部に固定されている。ボールねじ53の上端は、プーリおよびベルトからなる動力伝達機構57を介して、治具本体51側に固定したモータ59に連結されている。
すなわち、モータ59の駆動によりボールねじ53が回転し、ボールねじ53に螺合しているナット55と一体のブラケット49が位置決めピン45とともに上下動する。この位置決めピン45を上下動させる機構を、第1の駆動機構部60とする。
第1の駆動機構部60は、その下部に設けた第2の駆動機構部61によって図6および図3で左右方向に移動可能であるとともに、第2の駆動機構部61は、その下部に位置してスライドベース39上に設置されている第3の駆動機構部63によって図7および図5中で左右方向に移動可能である。
第2,第3の各駆動機構部61,63は、第1の駆動機構部60と同様な機構を採用している。すなわち、第2の駆動機構部61は、モータ61aの駆動によりボールねじ61bが回転し、ボールねじ61bに螺合しているナット61cと一体の治具本体51が図6中で左右方向に移動する。同様にして第3の駆動機構部63は、モータ63aの駆動により図示しないボールねじが回転し、ボールねじに螺合しているナットと一体の第2の駆動機構部61が図7中で左右方向に移動する。
このように、下側位置決め治具43は、第1,第2,第3の各駆動機構部60,61,63により、ワークを位置決め保持する位置決めピン45の位置が上下および前後左右の3方向に移動することとなる。
一方前記図3におけるスライドベース39の左側上には、ワーク受け部65が設置されている。ワーク受け部65は、支持枠67上に、シリンダ69によって上下動する増打用簡易治具71が複数設置されている。
スライドベース39は、図5に示されているように、幅方向中央の下面にラック75が装着され、このラック75に螺合するピニオン77をモータ79が駆動軸81を介して回転させることで、図5中で紙面に直交する方向、すなわち図3中で左右方向に移動する。この移動は、基台37の幅方向両側部に設けた支持部37a上のガイドレール82に沿ってガイドされる。
このようなスライドベース39は、図3に示すように、下側位置決め治具43がワーク加工工程29に位置し、ワーク受け部65がワーク搬出工程35に位置する状態と、図8に示すように、下側位置決め治具43がワーク搬入工程25に位置し、ワーク受け部65がワーク加工工程29に位置する状態とに移動変位する。
ワーク加工工程29には、スライドベース39の幅方向両側に、片側2本ずつの支持脚83が設置され、この支持脚83のスライドベース39を間に挟んで両側の2本の上端相互に治具保持フレーム85が掛け渡されている。この治具保持フレーム85上に、上側位置決め保持部としての上側位置決め治具87が、ラジエタコアサポートアッシー17、左右のフードリッジ&メンバアッシー19,21およびダッシュパネルアッシー23を上側からそれぞれ位置決め保持可能なように、複数(ここでは10台)設置されている。
上記上側位置決め具87は、前記した下側位置決め治具43おけるものと同様なクランプ爪を備えた位置決めピン89が下方に向けて突出しており、この位置決めピン89が取り付けられたL字形状のブラケット91は、第1の駆動機構部93により上下動可能である。第1の駆動機構部93は、第2の駆動機構部95により図3中で左右方向に移動可能であり、さらに第2の駆動機構部95は、第3の駆動機構部97により図3中で紙面に直交する方向に移動可能である。
すなわち、ワークを位置決め保持する位置決めピン89は、第1,第2,第3の各駆動機構部93,95,97により、上下方向および前後左右の3方向に移動可能である。そして、これらの各駆動機構部93,95,97は、前記下側位置決め治具43における第1,第2,第3の各駆動機構部60,61,63と同様に、モータの駆動によりボールねじが回転し、ボールねじに螺合するナットの移動により、ナットと一体の対象物が移動するようにしてある。
上側位置決め治具87は、上記したような位置決めピン89を備えるものが4台備えられ、残りの6台は、図9に示すように、シリンダ99によってクランプアーム101が、実線位置と二点鎖線位置との間を回動変位する構造のワーク保持用のものが使用される。尚、図示しないが、位置決めピン89を備える上側位置決め治具87の4台についても、クランプアームを具備しており、また、残りの6台についても、位置決めピンを具備している。尚残りの6台については、クランプ状態を保持できるロック付シリンダを使用している。すなわち、クランプアーム101は、ピストンロッド103の先端に回動可能に支持されるとともに、一端がクランプアーム101に固定されている回動支持片105の他端がブラケット107に対して回動可能となっている。シリンダ99自体もブラケット107に対し回動支持部109を介して回動可能に支持されている。クランプアーム101が実線位置となったときに、その先端に設けた保持用の可動ピン111と、ブラケット107に設けた固定ピン113との間でワークを保持する。
なお、下側位置決め治具43についても、上側位置決め治具87におけるようなクランプアーム101を使用した形態のものを使用してもよい。
図10は、12台の下側位置決め治具43および、10台の上側位置決め治具87によるワークに対する位置決め保持位置を示したもので、Lで示す位置が下側位置決め治具43によるもの、UおよびU1で示す位置が上側位置決め治具87によるものである。このうちU1で示す位置は、前記図9に示したクランプアーム101を備えた6台の上側位置決め治具によるものである。
次に、作用を説明する。図8に示すように、下側位置決め治具43が、ワーク搬入工程25に位置する状態で、その位置決めピン45を上下および前後左右と適宜移動させて、この下側位置決め治具43に、作業者もしくはハンドリングロボットにより、ワークW(ラジエタコアサポートアッシー17および左右のフードリッジ&メンバアッシー19,21)を位置決めセットする。このとき、ワーク加工工程29では、すでに溶接加工が終了した前のワークW(ラジエタコアサポートアッシー17、左右のフードリッジ&メンバアッシー19,21およびダッシュパネルアッシー23)が、上側位置決め治具87からワーク受け部65に受け渡される。
その後スライドベース39が図8の状態から左方向に移動して、図3に示すように、下側位置決め治具43がワーク加工工程29に、ワーク受け部65がワーク搬出工程35にそれぞれ位置する状態となる。この状態で、ダッシュパネルアッシー23をハンドリングロボットによりフードリッジ&メンバアッシー19,21上に載置するよう下側位置決め治具43に位置決めセットし、これにより、エンジンコンパートメントを構成する全部品が下側位置決め治具43に位置決めセットされたことになる。尚、ワーク形状や車種によっては、ラジエタコアサポートアッシー17と左右のフードリッジ&メンバアッシー19,21の溶接(仮打ち)を行い、次いでダッシュパネルアッシー23を位置決めセットし、再度位置決め溶接(仮打ち)をすることもできる。
次に、上側位置決め治具87の位置決めピン89が上下および前後左右と適宜移動してワークW(ラジエタコアサポートアッシー17、左右のフードリッジ&メンバアッシー19,21およびダッシュパネルアッシー23)を位置決めし、図示しないクランプアームでワークWを保持する。そして、これによりこのワークWは、下側位置決め治具43と上側位置決め治具87との双方で位置決め固定されたことになる。その状態を図11に正面図で図12に図11の右側面図として示す。なお、図13および図14は、下側位置決め治具43と上側位置決め治具87が原位置となっている状態を示す。
図11および図12の状態で、溶接ロボット27によりワークWに対し仮打溶接を行い、各部品相互の接合精度を確保したら、下側位置決め治具43が図13および図14に示す原位置へ戻ってワークWに対する保持を解除するとともに、上側位置決め治具87のうち、位置決めピン89を備えた4台についてもワークWに対する保持を解除し、ワークWから離反した状態とする。これにより、ワークWは上側位置決め治具87のうち、図9に示したクランプアーム101を備えた6台により、図10に示す6カ所のU1の位置が保持されることとなる。
一方、ワーク搬出工程35に移動しているワーク受け部65上のワークWは、適宜溶接ロボット31により増打溶接された後、ハンドリングロボット33により搬出される。
そして、ワークWが6台の上側位置決め治具87に保持された状態で、スライドベース39が図3の位置から右方向に移動して図8の位置となるが、この移動中に、溶接ロボット27によりワークWに対して増打溶接作業を行う。このように、スライドベース39がワーク加工工程29からワーク搬入工程25に移動する過程においても溶接作業がなされることで、作業効率の向上が図れる。また、ワークWの保持を解除した4台の上側位置決め治具87は、溶接ロボット27が干渉しない位置まで後退させておくことで、溶接作業スペースが充分確保され、溶接作業性が向上する。
増打溶接が終了し、スライドベース39が図8の位置となったら、ワーク受け部67におけるシリンダ69により増打用簡易治具71を上昇させてワークWを位置決め保持し、この状態でさらに増打溶接を行う。一方、ワーク搬入工程25に位置している下側位置決め治具43に対しては、次に加工するワークが搬入される。上記増打溶接完了後、6台の上側位置決め治具87が図13および図14に示す原位置へ戻り、ワークWの増打用簡易治具71への受け渡しが完了すると、スライドベース39が図3の位置となるよう移動し、ここで、ワーク搬出工程35において、溶接ロボット31によりさらに増打溶接を行った後、ハンドリングロボット33によりワークWを他の設備へ搬出するとともに、ワーク加工工程29では、次のワークに対し前記と同様にして溶接加工がなされる。
上記したワークWを溶接にて組み立てて構成されるエンジンコンパートメントは、図10で明らかなように、図10中で上下方向が長く形成されており、この長手方向に直交する方向に、ワークWを各工程25,29,35間で移送しているので、ワークWのスライドベース39の移動ストロークが短縮され、作業時間の短縮が図れる。
なお、上側位置決め治具87から増打用簡易治具71へのワークWの受け渡しは、上側位置決め治具87がワークWを増打用簡易治具71まで下降させても可能であるので、増打用簡易治具71をシリンダ69を設けずに固定式としても構わない。また、下側位置決め治具43とワーク受け部65は、同一のスライドベース39に設置して一体移動する構成であるが、それぞれ別のスライドベースに設置して別々に移動させてもよい。さらに、ワークとして車体部品を例にとって説明したが、これに限ることはない。
この発明の実施の一形態に係わる製品組立装置として、車体におけるエンジンコンパートメントを溶接にて組み立てる車体組立装置の全体構成を示す簡略化した平面図である。 エンジンコンパートメントの分解斜視図である。 図1の車体組立装置の正面図である。 図3の平面図である。 図3の右側面図である。 図1の車体組立装置における下側位置決め治具の正面図である。 図6の右側面図である。 図3に対しスライドベースが右方向に移動した状態を示す動作説明図である。 クランプアームを備えた上側位置決め治具の正面図である。 ワークに対する位置決め治具による位置決め位置を示す説明図である。 下側位置決め治具と上側位置決め治具とでワークを位置決め保持している状態を示す正面図である。 図11の右側面図である。 下側位置決め治具および上側位置決め治具が原位置となっている状態を示す正面図である。 図13の右側面図である。 従来例を示す製品組立装置の平面図である。
符号の説明
W ワーク
25 ワーク搬入工程
27 溶接ロボット(ワーク加工手段)
29 ワーク加工工程
35 ワーク搬出工程
39 スライドベース(移動体)
43 下側位置決め治具(下側位置決め保持部)
65 ワーク受け部
87 上側位置決め治具(上側位置決め保持部)

Claims (6)

  1. ワーク搬入工程で搬入されたワークを位置決め保持し、前記ワーク搬入工程とワークを加工するワーク加工手段が設けられたワーク加工工程との間を移動可能な下側位置決め保持部と、この下側位置決め保持部により前記ワーク加工工程に移送されたワークを、前記下側位置決め保持部とは別に単独で上側から位置決め保持可能な上側位置決め保持部と、上側位置決め保持部から加工後のワークを受け、前記ワーク加工工程とワーク搬出工程との間を移動可能なワーク受け部とを有することを特徴とする製品組立装置。
  2. 下側位置決め保持部とワーク受け部とは互いに同一の移動体上に設けられて一体的に移動することを特徴とする請求項1記載の製品組立装置。
  3. ワーク搬入工程で下側位置決め保持部に位置決めしたワークを、前記下側位置決め保持部の移動によりワーク加工工程へ移送し、このワーク加工工程における上側位置決め保持部で前記ワークを保持した状態で、前記下側位置決め保持部をワーク搬入工程へ移動させつつワークを加工し、加工後のワークを、前記上側位置決め保持部から、ワーク加工工程とワーク搬出工程との間を移動可能なワーク受け部に受け渡すことを特徴とする製品組立方法。
  4. ワーク加工工程は、複数のワーク相互を溶接固定するもので、このワーク加工工程において、下側位置決め保持具と上側位置決め保持具とでワークを上下から位置決め保持した状態で仮打溶接を行い、仮打溶接後に、前記上側位置決め保持部でのみワークを保持して増打溶接を行い、この増打溶接作業時に、下側位置決め保持具をワーク搬入工程へ移動させるとともに、ワーク受け部をワーク搬出工程からワーク加工工程へ移動させることを特徴とする請求項3記載の製品組立方法。
  5. 上側位置決め保持具でのみワークを保持する際に、複数ある上側位置決め治具のうち必要最小限の上側位置決め治具にてワークを保持し、他の上側位置決め治具はワークから離反させておくことを特徴とする請求項3または4記載の製品組立方法。
  6. ワークは、自動車の車体部品であるエンジンコンパートメントであり、このエンジンコンパートメントを、長手方向を移送方向と直交する方向として各工程間を移送することを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の製品組立方法。
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