JP2005159910A - 端末装置、映像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビ放送受信中に所望の画像が表示されたときに所定の処理を速やかに実行することのできる端末装置を提供する。
【解決手段】テレビ放送の受信機能を備えた端末装置において、表示部12の画面上に表示された映像データの中で任意のオブジェクトを選択すると共に、そのオブジェクトに対する処理を選択してメモリ26に登録しておく。これにより、制御部25はテレビ放送受信中の映像データを画像認識し、その中に前記メモリ26に登録されたオブジェクトの画像を認識できた場合に当該オブジェクトに対応付けられた処理を実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば携帯型テレビ受信機やテレビチューナ付きパソコンなど、テレビ放送を受信可能な端末装置と、この端末装置に用いられる映像処理方法及びプログラムに関する。
近年、例えば携帯型のテレビ受信機やテレビチューナ付きのパソコンなど、テレビ放送を受信可能な端末装置が普及し、どこでも手軽にテレビ放送を受信して視聴できるようになって来た。この種の端末装置では、通常のテレビ受信機と同様にチャンネルボタンなどの操作によって各局のチャンネルの切替えがなされ、指定されたチャンネルの映像データが画面上に表示されると共に、その映像データと同時に送られてきた音声データがスピーカから出力される。
ところで、テレビ放送の受信中において、ユーザ(視聴者)が指定した条件に基づいて何らかの処理を行うものとして、例えば特許文献1に開示されているテレビ受像機がある。
この特許文献1のテレビ受像機では、予めユーザが所望の映像に関するキーワードを登録しておく。そして、テレビ放送の受信中にテレビ信号の一定フレーム数の画像中の色、濃度が同一である部分を文字パターンとして1文字ずつ切り出して文字認識し、その認識結果として得られた文字コード列の中に前記登録キーワードが含まれていれば、ビープ音を鳴らしてユーザに通知する。これにより、ユーザはテレビ画面を常時見ていなくとも、ビープ音の発生によって所望の映像が表示されたことがわかる。
特開平8−205043号公報
前記特許文献1に開示されている方法は、映像データに含まれる文字列を認識対象として、ユーザが指定したキーワードに合致した文字列を認識するものである。しかも、その文字列は放送局側で映像データの中に意図的に挿入したテロップのようなものであり、画像データではない。したがって、例えば人物などの画像を認識対象として、テレビ放送受信中にユーザが指定した人物の画像が出現したときに知らせるといったような利用はできない。
そこで、本発明は、テレビ放送受信中に所望の画像が表示されたときに所定の処理を速やかに実行することのできる端末装置、映像処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の端末装置は、テレビ放送の受信機能を備えた端末装置であって、画面上に表示された映像データの中から任意のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、このオブジェクト選択手段によって選択されたオブジェクトの画像を認識対象として設定する認識対象設定手段と、テレビ放送受信中の映像データを画像認識し、前記認識対象設定手段によって設定されたオブジェクトの画像を認識できたときに当該オブジェクトに対応付けられた所定の処理を実行する映像処理手段とを具備して構成される。
このような構成によれば、画面上に表示された映像データを利用して任意のオブジェクトを選択しておくことで、テレビ放送受信中の映像データの中にそのオブジェクトの画像を認識できたときに、当該オブジェクトに対応付けられた所定の処理を実行することができる。
本発明の端末装置は、テレビ放送の受信機能を備えた端末装置であって、画面上に表示された映像データの中から任意のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、このオブジェクト選択手段によって選択されたオブジェクトの画像を認識対象として設定する認識対象設定手段と、前記オブジェクトに対する処理を設定する処理設定手段と、テレビ放送受信中の映像データを画像認識し、前記認識対象設定手段によって設定されたオブジェクトの画像を認識できたときに前記処理設定手段によって設定された処理を実行する映像処理手段とを具備して構成される。
このような構成によれば、画面上に表示された映像データを利用して任意のオブジェクトを選択しておくと共に、そのオブジェクトに対する処理を設定しておくことで、テレビ放送受信中の映像データの中にそのオブジェクトの画像を認識できたときに、当該オブジェクトに対して設定された処理を実行することができる。
なお、前記オブジェクトを選択する場合に、テレビ放送受信中の映像データを用いて良いし、例えば録画映像などの別の映像データを用いても良い。
また、複数のオブジェクトを選択することでも良く、その場合にはテレビ放送受信中の映像データにこれらのオブジェクトの画像がすべて含まれていることを条件として処理を実行する。
また、前記オブジェクトに対する処理として、予め登録された音声データを出力すること、予め登録された当該オブジェクトに関連した別の画像を表示すること、当該オブジェクトの画像を所定の状態に表示処理することのいずれの処理が含まれる。
本発明によれば、テレビ放送受信中の映像データに含まれる画像を認識対象として、例えば特定の人物が登場した場合に音声出力を行うなど、所望の画像が表示されたときに所定の処理を速やかに実行することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るテレビ放送受信機能を備えた端末装置の外観構成を示す図である。
図1に示すように、この端末装置11は、携帯可能な小型の電子機器からなり、その機器本体の正面に表示部12を有すると共に、その表示部12の画面上に透明のタッチパネル13が配設されている。表示部12は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなり、テレビ放送受信中の映像データなどが表示される。タッチパネル13は、この表示部11の画面上に載置され、ユーザが指あるいはペンなどで指定した位置の座標を検出して入力する。
また、表示部11の周囲には、ON/OFFキー14a、チャンネル呼び出しキー14b、メニュー呼び出しキー14cなどを含む操作部14が設けられていると共に、スピーカ15、マイク16などが設けられている。
ON/OFFキー14aは、この端末装置11の電源をON/OFFする場合に操作される。チャンネル呼び出しキー14bは、各局のチャンネルを呼び出す場合に操作される。このチャンネル呼び出しキー14bの操作により、表示部12の画面上の所定位置に各局のチャンネルメニュー17が表示される。このチャンネルメニュー17の中でユーザが受信したい局のチャンネル部分を指などでタッチすることで、チャンネルの切替えがなされる。
スピーカ15は、テレビ放送受信中に映像データと共に送られて来る音声データなどを出力する。また、マイク16は、ユーザが音声データを登録する場合の音声入力装置として用いられる。
図2は端末装置11の電子回路の構成を示すブロック図であり、ここでは衛星あるいは地上のデジタル放送を受信する場合の構成が示されている。
デジタル放送では、伝送路がデジタルのため、多重化によって静止画像や文字放送などの形態の異なる情報を同時に伝送することが容易であり、また、情報圧縮技術を利用することで、従来のアナログのテレビ放送1チャンネルに数チャンネルの画像を伝送でき、さらに、画像の解像度や形状などを変更できるなどの利点がある。
図2に示すように、この端末装置11には、このデジタル放送を受信するための構成要素として、アンテナ21、デジタル放送受信部22、画像処理部23、音声処理部24などが備えられている。
アンテナ21は、放送電波を受信するためのアンテナであり、デジタル放送受信部22に接続されている。デジタル放送受信部22は、このアンテナ21にて受信されたデジタル放送の信号処理を行うものであり、例えば映像データと音声データに分離する処理などを行う。
画像処理部23は、デジタル放送受信部22によって得られた映像データを表示部12に表示するための処理を行う。音声処理部24は、デジタル放送受信部22によって得られた音声データをスピーカ15に出力するための処理を行う。また、この音声処理部24は、マイク16から入力された音声データを登録するための処理も行う。
また、この端末装置11には、例えばマイクロプロセッサからなる制御部25が備えられていると共に、この制御部25に接続されるメモリ26や、タッチパネル13、操作部14などが備えられている。
制御部25は、本装置全体の制御を行うものであり、メモリ26に記憶されたプログラムを読み込むことにより、そのプログラムに記述された手順に従って各種処理を実行する。メモリ26は、ROMやRAMなどから構成され、制御部25を起動するためのプログラムなどの各種データを記憶している。
図3はメモリ26の一例を示す図である。
このメモリ26には、本発明の映像処理を実現するためのプログラムを含む各種プログラムデータを記憶したプログラム記憶部31の他に、ここでは設定データ記憶部32や各種登録データ記憶部33が設けられている。
設定データ記憶部32には、認識対象として選択された各画像毎に、これらの画像の認識結果として得られたオブジェクトとそのオブジェクトに対応付けられた処理が記憶される。
図4はその設定データ記憶部32の一例を示す図である。この例では、認識対象として選択された「画像1」と「画像2」に対し、これらの画像から得られたオブジェクト「背番号5」,「バット」と、この2つのオブジェクトを条件として実行される処理として「音声出力」が設定されている。
また、認識対象として選択された「画像3」と「画像4」に対し、これらの画像から得られたオブジェクト「背番号10」,「ボール」と、この2つのオブジェクトを条件として実行される処理として「拡大表示」が設定されている。
前記メモリ26の各種登録データ記憶部33には、認識対象設定時にユーザによって任意に登録された音声データや画像データなどが記憶される。例えば、図4に示すオブジェクト「背番号5」,「バット」に対して、「きよはら」といった音声データを出力する場合であれば、その音声データ「きよはら」が登録データとして所定の圧縮方式により圧縮された状態で記憶される。
次に、同実施形態の動作を説明する。
ここでは、(a)認識対象設定時の処理と、(b)テレビ放送受信時の処理に分けて、それぞれフローチャートと具体例を用いて説明する。なお、以下のフローチャートに示される各処理は、端末装置11に搭載されたマイクロプロセッサである制御部25がメモリ26に記憶されたプログラムを読み込むことにより実行される。
(a)認識対象設定時の処理
図5は端末装置11の認識対象設定時の処理動作を説明するためのフローチャートである。この認識対象設定処理は、表示部12の画面上に何らかの映像データが表示された状態で、ユーザが図示せぬメニュー画面で「認識対象設定」の項目を選択することで実行される。前記メニュー画面は、図1に示す操作部14に設けられたメニュー呼び出しキー14cを操作することで表示される。
今、テレビ放送受信中の映像データを利用して認識対象を設定する場合を想定して説明する。なお、テレビ放送受信中の映像表示処理や音声再生処理については一般的に知られている手法を用いるものとし、ここでは詳しい説明は省略する。また、図2の例では、デジタル放送を受信する構成となっているが、本発明はデジタル放送に限らず、アナログ放送であっても適用可能である。
図5に示すように、まず、テレビ放送受信中において、ユーザが表示部12に表示された映像データのある場面(シーン)で画面をタッチすると(ステップA11のYes)、その画面タッチの入力信号がタッチパネル13を介して制御部25に与えられる。制御部25は、この入力信号を受信することにより、画像処理部23を通じて当該場面で映像データを静止させた静止画面を生成し、その静止画面を表示部12に表示する(ステップA12)。
ここで、ユーザは前記映像データの静止画面上で任意のオブジェクトを設定するための操作を行う。ここで言う「オブジェクト」とは、画面上に表示されている様々な文字や物体などのことであり、ユーザはそのオブジェクトの画像部分を範囲選択することで設定する。
このときの様子を図8に示す映像データを例にして説明する。この映像データは、ある野球番組の1シーン(静止画像)を示したものである。
ユーザはこの映像データの静止画面上で認識対象となる画像の部分を範囲選択する(ステップA13)。図8の例では、ある選手の背番号とバットの画像が範囲選択されており、この選択範囲41、42内の画像がそれぞれ認識処理され、その認識結果として得られるオブジェクトのデータが図4に示す設定データ記憶部32に記憶される(ステップA14)。
なお、ここで行われる画像認識の方法は周知の方法を用いるものとし、本発明ではその認識方法について特に限定されるものではないため、その詳しい説明は省略する。一般的な方法としては、例えば前記選択範囲内の画像部分を切り出し、その切り出した画像と予め用意された基準パターンとを比較するなどして、当該画像にて特定されるオブジェトが何であるのかを認識することになる。
この場合、文字の画像であれば、文字認識によりテキストに変換するものとする。また、物体画像であれば、その物体の種類が何であるのかを特定するものとする。図8の例では、選択範囲41内は文字画像(背番号)であり、選択範囲42内は物体画像(バット)である。
図9は選択範囲41内の画像を認識しているときの状態を示している。この選択範囲41内の画像を正しく認識できると、例えば「背番号5を認識しました。」といったようなメッセージ43が画面上に表示される。また、図10は選択範囲42内の画像を認識しているときの状態を示している。この選択範囲42内の画像を正しく認識できると、例えば「野球のバットを認識しました。」といったようなメッセージ44が画面上に表示される。
このようにしてユーザの選択画像が認識されると、その認識結果として得られるオブジェクトのデータが当該オブジェクトに対応した適切な形式で設定データ記憶部32に記憶される。すなわち、例えば文字であればテキストデータ、物体であればその物体を表す適切な画像データがオブジェクトデータとして設定データ記憶部32に記憶されるものとする。
オブジェクトの選択後(ステップA15のYes)、続いて、そのオブジェクトに対して、どのような処理を実行するのかを設定する(ステップA16)。この場合、図11に示すような設定メニューが表示され、予め用意された各種処理項目の中で任意の処理を選択することができる。図11の例では、「画像」、「音声」、「表示」といった3種類の処理項目51〜53が用意されており、その中で任意の処理項目の部分をタッチすることで選択する構成になっている。
ここで、前記設定メニュー上で「画像」の処理項目51を選んだ場合には、任意の画像データの表示を設定することができる(ステップA17)。また、「音声」の処理項目52を選んだ場合には、任意の音声データの出力を設定することができ(ステップA18)、「表示」の処理項目53を選んだ場合には、拡大表示などの表示処理を設定することができる(ステップA19)。このときの設定された処理は当該オブジェクトに対応付けられて設定データ記憶部32に記憶される。
具体的に説明すると、例えば「背番号5」と「バット」といった2つのオブジェクトを条件として「きよはら」といった音声データを出力させる場合には、前記設定メニュー上で「音声」の処理項目52を選択した後、マイク16を通じて「きよはら」といった音声データを登録しておく。このときの音声データは、当該オブジェクトに対する処理項目に関連付けられてメモリ26の各種登録データ記憶部33に記憶される。
また、「画像」の処理項目51を選択した後、例えば「きよはら」選手の顔写真などの任意の画像を登録しておくことで、「背番号5」と「バット」といった2つのオブジェクトを条件として前記登録画像を表示することができる。
また、「表示」の処理項目53を選択した後、例えば「拡大表示」を指定しておけば、「背番号5」と「バット」といった2つのオブジェクトを条件として現在表示中の画像を部分的に拡大表示することができる。
(b)テレビ放送受信時の処理
次に、テレビ放送受信時の処理について説明する。
図6は端末装置11のテレビ放送受信時の処理動作を説明するためのフローチャートである。前記(a)の認識対象設定処理にてオブジェクトとその対応処理が設定された状態で、テレビ放送を受信すると、以下のような映像監視処理が行われる。
すなわち、テレビ放送受信時において、まず、ユーザが指定したチャンネルのテレビ放送がデジタル放送受信部22にて受信され(ステップB11)、その映像データが画像処理部23を介して表示部12に表示される(ステップB12)。なお、実際には映像データと共に音声データも多重で送られて来ており、その音声データは音声処理部24を介してスピーカ15から出力される。
ここで、制御部25は、前記指定チャンネルの映像データを画像認識し、その映像データの中に前記設定データ記憶部32に記憶されたオブジェクトの画像を認識できた場合に、当該オブジェクトに対応付けられた処理を実行する(ステップB13)。このときの画像認識処理について、図7を用いて詳しく説明する。
図7に示すように、制御部25は、前記指定チャンネルの映像データを常時監視しており、その映像データを画像認識して前記設定データ記憶部32に記憶されたオブジェクトの画像を抽出する(ステップC11)。
この場合、複数のオブジェクトが設定されていれば、これらのオブジェクト毎にそれぞれの画像を抽出することになる。そして、条件が揃った場合、つまり、図4の例で言えば、現在表示されている映像データの1シーンに「背番号5」と「バット」の2つのオブジェクトの画像が含まれていた場合において(ステップC12のYes)、制御部25は処理実行の条件が成立したものと判断して、当該オブジェクトに対して設定された所定の処理を前記設定データ記憶部32から判断し、その処理を直ちに実行する(ステップC13)。
図12はその処理実行時の状態を示す図であり、表示中の映像データに「背番号5」と「バット」の2つのオブジェクトの画像が含まれていたことを条件にして「きよはら」といった音声データ61が出力された状態を示している。この音声データ61は、メモリ26の各種登録データ記憶部33に当該オブジェクトの処理項目に関連付けられて登録されている。
なお、図12の例では、処理項目として音声出力が設定されていた場合であるが、例えば画像表示が設定されていた場合には画面上の所定の位置に予め登録されていた顔写真等の画像が表示されることになる。
また、拡大表示が設定されていた場合には、当該オブジェクトの画像部分(図12の例では、「背番号5」と「バット」の2つのオブジェクトの画像)を中心に現在の表示画面が所定の倍率で拡大して表示されることになる。
以後、例えばチャンネル呼び出しキー14bの操作によりチャンネルの切替えがあれば(ステップB14のYes)、その切り替えられたチャンネルの映像データに対して前記同様に処理が繰り返し実行される。そして、ON/OFFキー14aの操作により電源がオフされると(ステップB15のYes)、ここでの処理が終了する。
このように、画面上で任意のオブジェクトを認識対象として登録しておけば、テレビ放送受信中の映像データの中にそのオブジェクトの画像が含まれていたときに、当該オブジェクトに対応付けられた所定の処理を速やかに実行することができる。
この場合、対応処理として例えば音声出力を設定しておけば、テレビ画面をいつも見ていなくとも、音声出力により所望の画像が表示されたことを知ることができる。その他、用途に応じて様々な処理を行わせることができる。
なお、前記実施形態では、テレビ放送受信中の映像データを利用してオブジェクト(認識対象)を選択するものとして説明したが、例えば録画された映像データを再生表示して、その中から所望のオブジェクトを選択することでも良い。前記映像データは例えばメモリ26の各種登録データ記憶部33に予め記憶されており、必要に応じて読み出されて表示部12に表示される。
また、前記実施形態では、現在表示中の映像データを監視対象としたが、例えば裏番組の映像データを監視対象として上述したような処理を行うようにしても良い。このようにすれば、例えば他の番組を見ながら、裏番組で所望の人物が登場したときに直ぐに切り替えることができる。
要するに、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態で示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、「発明が解決しようとする課題」で述べた効果が解決でき、「発明の効果」の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
なお、上述した実施形態において記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD−ROM等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に適用したり、そのプログラム自体をネットワーク等の伝送媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムあるいは伝送媒体を介して提供されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
本発明の一実施形態に係るテレビ放送受信機能を備えた端末装置の外観構成を示す図。 同実施形態における端末装置の電子回路の構成を示すブロック図。 同実施形態における端末装置のメモリの一例を示す図。 同実施形態における端末装置のメモリに設けられた設定データ記憶部の一例を示す図。 同実施形態における端末装置の認識対象設定時の処理動作を説明するためのフローチャート。 同実施形態における端末装置のテレビ放送受信時の処理動作を説明するためのフローチャート。 同実施形態における端末装置のテレビ放送受信時の処理に含まれる画像認識処理を示すフローチャート。 同実施形態における端末装置の認識対象設定時に用いられる映像データの一例を示す図。 同実施形態における端末装置の認識対象設定時の選択画像を認識状態を示す図。 同実施形態における端末装置の認識対象設定時の選択画像を認識状態を示す図。 同実施形態における端末装置の認識対象設定時に用いられる処理の設定メニューの一例を示す図。 同実施形態における端末装置のテレビ放送受信時の処理実行時の状態を示す図。
符号の説明
11…端末装置、12…表示部、13…タッチパネル、14…操作部、14a…ON/OFFキー、14b…チャンネル呼び出しキー、14c…メニュー呼び出しキー、15…スピーカ、16…マイク、17…チャンネルメニュー、21…アンテナ、22…デジタル放送受信部、23…画像処理部、24…音声処理部、25…制御部、26…メモリ、31…プログラム記憶部、32…設定データ記憶部、33…各種登録データ記憶部。

Claims (12)

  1. テレビ放送の受信機能を備えた端末装置であって、
    画面上に表示された映像データの中から任意のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、
    このオブジェクト選択手段によって選択されたオブジェクトの画像を認識対象として設定する認識対象設定手段と、
    テレビ放送受信中の映像データを画像認識し、前記認識対象設定手段によって設定されたオブジェクトの画像を認識できたときに当該オブジェクトに対応付けられた所定の処理を実行する映像処理手段と
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  2. テレビ放送の受信機能を備えた端末装置であって、
    画面上に表示された映像データの中から任意のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、
    このオブジェクト選択手段によって選択されたオブジェクトの画像を認識対象として設定する認識対象設定手段と、
    前記オブジェクトに対する処理を設定する処理設定手段と、
    テレビ放送受信中の映像データを画像認識し、前記認識対象設定手段によって設定されたオブジェクトの画像を認識できたときに前記処理設定手段によって設定された処理を実行する映像処理手段と
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  3. 前記オブジェクト選択手段は、テレビ放送受信中の映像データをオブジェクトの選択時の画像として用いることを特徴とする請求項1または2記載の端末装置。
  4. 前記オブジェクト選択手段は、テレビ放送受信中の映像データとは別の映像データをオブジェクトの選択時の画像として用いることを特徴とする請求項1または2記載の端末装置。
  5. 前記映像処理手段は、複数のオブジェクトが設定されている場合に、テレビ放送受信中の映像データにこれらのオブジェクトの画像がすべて含まれていることを条件として処理を実行することを特徴とする請求項1または2記載の端末装置。
  6. 前記映像処理手段は、前記オブジェクトに対する処理として、予め登録された音声データを出力することを特徴とする請求項1または2記載の端末装置。
  7. 前記映像処理手段は、前記オブジェクトに対する処理として、予め登録された当該オブジェクトに関連した別の画像を表示することを特徴とする請求項1または2記載の端末装置。
  8. 前記映像処理手段は、前記オブジェクトに対する処理として、当該オブジェクトの画像を所定の状態に表示処理することを特徴とする請求項1または2記載の端末装置。
  9. テレビ放送の受信機能を備えた端末装置に用いられる映像処理方法であって、
    画面上に表示された映像データの中から任意のオブジェクトを選択するステップと、
    この選択されたオブジェクトの画像を認識対象として設定するステップと、
    テレビ放送受信中の映像データを画像認識し、前記設定されたオブジェクトの画像を認識できたときに当該オブジェクトに対応付けられた所定の処理を実行するステップと
    を備えたことを特徴とする映像処理方法。
  10. テレビ放送の受信機能を備えた端末装置に用いられる映像処理方法であって、
    画面上に表示された映像データの中から任意のオブジェクトを選択するステップと、
    この選択されたオブジェクトの画像を認識対象として設定するステップと、
    前記オブジェクトに対する処理を設定するステップと、
    テレビ放送受信中の映像データを画像認識し、前記設定されたオブジェクトの画像を認識できたときに前記設定された処理を実行するステップと
    を備えたことを特徴とする映像処理方法。
  11. テレビ放送の受信機能を備えたコンピュータによって実行される映像処理用のプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    画面上に表示された映像データの中から任意のオブジェクトを選択する機能と、
    この選択されたオブジェクトの画像を認識対象として設定する機能と、
    テレビ放送受信中の映像データを画像認識し、前記設定されたオブジェクトの画像を認識できたときに当該オブジェクトに対応付けられた所定の処理を実行する機能と
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  12. テレビ放送の受信機能を備えたコンピュータによって実行される映像処理用のプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    画面上に表示された映像データの中から任意のオブジェクトを選択する機能と、
    この選択されたオブジェクトの画像を認識対象として設定する機能と、
    前記オブジェクトに対する処理を設定する機能と、
    テレビ放送受信中の映像データを画像認識し、前記設定されたオブジェクトの画像を認識できたときに前記設定された処理を実行する機能と
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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