JP2005158798A - 半導体ウェーハの両面研磨方法、半導体ウェーハ及びキャリアプレート - Google Patents

半導体ウェーハの両面研磨方法、半導体ウェーハ及びキャリアプレート Download PDF

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【課題】
半導体ウェーハの外周ダレを容易により低減できるようにした半導体ウェーハの両面研磨方法及びこの半導体ウェーハの両面研磨方法によって研磨された外周ダレを低減した半導体ウェーハ並びにこの半導体ウェーハの両面研磨方法に好適に用いられる両面研磨装置のキャリアプレートを提供する。
【解決手段】
半導体ウェーハの両面を研磨する第1次両面研磨工程と、この第1次両面研磨工程で生じた前記半導体ウェーハの外周ダレを修正する第2次両面研磨工程とからなるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明はシリコンウェーハ等の半導体ウェーハ(以下、単にウェーハということがある)の両面研磨加工技術に関し、特に被加工半導体ウェーハの外周ダレを容易に低減できるようにした半導体ウェーハの両面研磨方法及びこの半導体ウェーハの両面研磨方法によって研磨されかつ外周ダレを低減した半導体ウェーハ並びにこの半導体ウェーハの両面研磨方法に好適に用いられる両面研磨装置のキャリアプレートに関する。
従来、メモリーデバイスなどに用いられる半導体基板材料として用いられる半導体ウェーハの製造方法は、一般にチョクラルスキー(Czochralski;CZ)法や浮遊帯域溶融(Floating Zone;FZ)法等を使用して単結晶インゴットを製造する単結晶成長工程と、この単結晶インゴットをスライスし、少なくとも一主面が鏡面状に加工されるウェーハ製造(加工)工程とからなる。
更に詳しくウェーハ製造(加工)工程について示すと、単結晶インゴットをスライスして薄円板状のウェーハを得るスライス工程と、該スライス工程によって得られたウェーハの割れ、欠けを防止するためにその外周部を面取りする面取り工程と、このウェーハを平坦化するラッピング工程と、面取り及びラッピングされたウェーハに残留する加工歪みを除去するエッチング工程と、そのウェーハ表面を鏡面化する研磨(ポリッシング)工程と、研磨されたウェーハを洗浄して、これに付着した研磨剤や異物を除去する洗浄工程を有している。上記ウェーハ加工工程は、主な工程を示したもので、他に熱処理工程等の工程が加わったり、同じ工程を多段で行ったり、工程順が入れ換えられたりする。上記研磨工程ではウェーハの片面を研磨する片面研磨方法やウェーハの両面を同時に研磨する両面研磨方法が適用される。
近年、半導体ウェーハの大口径化が進んでおり、現在は直径300mmウェーハの量産が急速に進んでいる。一方、デバイスの高集積化が進むなかで、フォトリソ工程における焦点深度のマージンが少なくなっており、CMP工程を含めてウェーハの平坦度はますます厳しく要求されている。なかでも、特にウェーハ外周部の平坦度に対する要求は、デバイスの歩留りに大きく影響するため厳しくなっている。ウェーハ外周部は、これまでの研磨方法によるウェーハ外周部に加わる仕事量が中心部と比較して大きくなるため、外周ダレが生じ、さらにウェーハの直径が大きくなると外周ダレが発生しやすくなる。この外周ダレは、特に両面研磨工程において研磨によるウェーハの外周部分に圧力が集中すること、又研磨スラリーや研磨布の粘弾性の影響などによることが知られている(特許文献1、特にその第2頁参照)。
ここで、従来の半導体ウェーハの両面研磨方法は、両面研磨装置を用いてウェーハの両面を研磨する第1次両面研磨工程と、片面研磨装置を用いてデバイスが作製される表面を得るためにウェーハの片面を第2次片面研磨する工程、及び最終仕上げ研磨する第3次片面仕上げ研磨工程で構成されることが知られている(特許文献2、特にその第3頁参照)。
しかし、第1次両面研磨工程の両面研磨では、ウェーハが自転することでテーパー成分は制御されるが、その時に生じる外周ダレは、第2次片面研磨工程及び第3次片面仕上げ研磨工程では、研磨によるウェーハ外周部の仕事量が大きいため、通常悪化させてしまう。
そのため、第1次両面研磨工程の両面研磨時に生じる外周ダレをなくすための改善を行う必要がある。その一例としてウェーハを保持するキャリアプレートとウェーハの厚さ、又上下の定盤間にキャリアプレートを挟んだ際の研磨布の変形量を規定した方法などがある(特許文献3、特にその第2頁参照)。
特開2002−222781号公報 特開平9−270401号公報 特開平5−177539号公報
しかし、従来の半導体ウェーハの両面研磨方法では、何れもキャリアプレートに保持されたウェーハを定盤の回転運動に連れ自転させており、このようにウェーハが自転することでウェーハの中心部から外周部へ向かう程その周速度が速くなり、その結果、ウェーハ外周部分の研磨量が、ウェーハ中心部分の研磨量に比べて増加し、特に第1次両面研磨工程では研磨代が多いので、外周ダレは必ず発生してしまう。
そこで、本発明は、半導体ウェーハの外周ダレを容易により低減できるようにした半導体ウェーハの両面研磨方法及びこの半導体ウェーハの両面研磨方法によって研磨された外周ダレを低減した半導体ウェーハ並びにこの半導体ウェーハの両面研磨方法に好適に用いられる両面研磨装置のキャリアプレートを提供することを目的としたものである。
前記の目的を達成するために、本発明の半導体ウェーハの両面研磨方法は、半導体ウェーハの両面を研磨する第1次両面研磨工程と、この第1次両面研磨工程で生じた前記半導体ウェーハの外周ダレを修正する第2次両面研磨工程とからなることを特徴とする。即ち、本発明方法においては、第1次両面研磨工程の両面研磨で制御されたウェーハのテーパー量を維持して、外周ダレのみを第2次両面研磨工程で修正するようにした点に特徴が存在するものである。
また、本発明方法においては、上記第2次両面研磨工程終了後に必要に応じてデバイスが作製される表面を得るためにウェーハの片面を仕上げ研磨する第3次片面仕上げ研磨工程を設けるのが好ましい。
さらに、本発明方法においては、キャリアプレートのウェーハ保持穴に半導体ウェーハを保持し、上定盤と下定盤に貼られた上下の研磨布の間で、前記キャリアプレートの表面と平行な面内でこのキャリアプレートを運動させて、前記半導体ウェーハの両面を同時に研磨することができる両面研磨装置を用い、半導体ウェーハの外周部分に圧力を集中させず、且つ研磨布の粘弾性の影響を与えさせないようにするため、前記第2次両面研磨工程において用いられる両面研磨装置のキャリアプレートの少なくともウェーハ保持穴周辺部の厚さを第2次両面研磨工程前の半導体ウェーハの厚さより0μm以上5μm以下の範囲で厚く設定し、且つキャリアプレート内に保持されたこの半導体ウェーハが自転など独立に動く運動をさせなくし、即ち、この半導体ウェーハとキャリアプレートを一体とすることで、ウェーハ外周部の研磨を抑制して両面研磨するのが好適である。
このように、上記キャリアプレートの少なくともウェーハ保持穴周辺部の厚さが研磨前のウェーハの厚さより0μm以上5μm以下の範囲で厚く設定すると、キャリアプレートの面とウェーハの面とがほぼ同一面状態になり、ウェーハに加わる圧力分布がほぼ一定となり、均一に研磨されその平坦度が改善される。しかしながら、キャリアプレートの面とウェーハの面とをほぼ同一面状態とするにあたっては、ウェーハ加工の前工程における加工バラツキを考慮してキャリアプレートの厚さをウェーハの厚さよりも僅かに厚くした方が安全である。また、その厚さが厚すぎると、研磨布が沈み込む深さの関係で、ウェーハの外周付近に研磨布が接触しない状態が長くなり好ましくない。本発明方法では、キャリアプレートの厚さとウェーハの厚さの差を、後述する研磨取代の約2倍+研磨とウェーハ厚さのバラツキを考慮して設定するものである。
本発明の半導体ウェーハは、本発明の半導体ウェーハの両面研磨方法によって研磨された半導体ウェーハであって、前記第2次両面研磨工程において研磨取代を両側3μm以下、好ましくは2μm以下の範囲でわずかに研磨することで、ウェーハの外周ダレ部を抑制しながらその内側の範囲を平坦にして、ウェーハの最外周から1.5±0.5mmの範囲の厚さを、それより内側の厚さより0μm以上0.5μm以下の範囲で厚くしたもので、外周ダレが修正されたウェーハの厚さ形状を特徴とする。上記した研磨取代が3μmより大きいとウェーハの中心部の厚さが薄くなりすぎて好ましくない。一方研磨取代が0μm(研磨しない)であればウェーハの外周ダレの修正が行われないことは自明である。現実的には、研磨取代としては1μm程度に設定すれば充分である。
本発明のキャリアプレートの第1の態様は、キャリアプレートのウェーハ保持穴に半導体ウェーハを保持し、上定盤と下定盤に貼られた上下の研磨布の間で、該キャリアプレートの表面と平行な面内で該キャリアプレートを運動させて、該半導体ウェーハの両面を同時に研磨することができる両面研磨装置において用いられるキャリアプレートであって、前記キャリアプレートを上下2枚のキャリアプレートによって構成し、これら上下のキャリアプレートには相対向する位置にウェーハ保持穴をそれぞれ穿設し、該ウェーハ保持穴に半導体ウェーハを挿入し、上下のキャリアプレートを該半導体ウェーハの上下から挟み込んで重ね合わせ、該上下のキャリアプレートの外周端を固定手段、例えば、固定リングで固定することによって該半導体ウェーハと該上下のキャリアプレートを一体とすることができるようにしたものである。前記上下のキャリアプレートの全体の厚さは、少なくともウェーハ保持穴の周辺部の厚さを研磨される半導体ウェーハの厚さより0μm以上5μm以下の範囲で厚く設定するのが好適である。
本発明のキャリアプレートの第2の態様は、キャリアプレートのウェーハ保持穴に半導体ウェーハを保持し、上定盤と下定盤に貼られた上下の研磨布の間で、該キャリアプレートの表面と平行な面内で該キャリアプレートを運動させて、該半導体ウェーハの両面を同時に研磨することができる両面研磨装置において用いられるキャリアプレートであって、前記キャリアプレートを前記ウェーハ保持穴を分割線が横切るように左右に2分割された左右2枚の半円状キャリアプレートによって構成し、これら左右のキャリアプレートの分割線部分にはそれらが突き合わされた状態でウェーハ保持穴となる半円状のウェーハ保持穴凹部がそれぞれ形成され、該ウェーハ保持穴凹部に半導体ウェーハを挿入し、左右の半円状のキャリアプレートを該半導体ウェーハの左右から挟み込んで加圧して固定することによって該半導体ウェーハと該左右のキャリアプレートとを一体とすることができるようにしたものである。前記左右のキャリアプレートの厚さは、少なくともウェーハ保持穴凹部の周辺部の厚さを研磨される半導体ウェーハの厚さより0μm以上5μm以下の範囲で厚く設定するのが好適である。
以上説明したように、本発明の半導体ウェーハの両面研磨方法によれば、第1次両面研磨工程の両面研磨により外周ダレが生じたウェーハを第2次両面研磨工程で修正でき、外周ダレが少ない平坦な半導体ウェーハが製造可能となる。また、本発明の両面研磨装置のキャリアプレートは本発明方法を実施する際に好適に用いられる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明するが、図示例は好ましい例を示すもので本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変更が可能なことはいうまでもない。
図1は本発明の半導体ウェーハの両面研磨方法の工程順の1例を示すフローチャートである。図1に示したように、まず研磨対象である被加工ウェーハを準備する(ステップ100)。このウェーハとしては、前述した従来のウェーハ製造工程のエッチング工法においてアルカリなどによってエッチングされ加工歪の除去されたウェーハを用いればよい。次に、この研磨対象ウェーハを両面研磨する(第1次両面研磨工程、ステップ102)。この第1次両面研磨工程における両面研磨は両面研磨装置を用いて行われるが、ここで両面研磨装置の基本的構造を図2を用いて説明する。
図2は両面研磨装置の基本的構造を示す断面的説明図である。図2において、10は両面研磨装置である。この両面研磨装置10は下回転軸12により所定の回転速度で回転せしめられる下定盤14及びこの下定盤14に相対向して設けられ上回転軸16により所定の回転速度で回転せしめられる上定盤18を有している。15は上記下定盤14の上面に貼設された下研磨布であり、19は上記上定盤18の下面に貼設された上研磨布である。
20は上記下定盤14及び上定盤18の外周部の外方に設けられたキャリアホルダーで、キャリアプレート24を保持する作用を行う。26はキャリアプレート24をキャリアホルダー20に固定する固定ピンである。上記キャリアプレート24には複数個のウェーハ保持穴28が穿設されている。キャリアプレート24の材質としては、プラスチック材又はガラスエポキシ材等が用いられる。
図2に示すように、上記キャリアプレート24のウェーハ保持穴28にウェーハ8を保持せしめ、上定盤18の上研磨布19と下定盤14の下研磨布15の間で、キャリアプレート24の表面と平行な面内でこのキャリアプレート24を運動させることによって、ウェーハ8の両面を同時に研磨することができる。なお、この第1次両面研磨工程における両面研磨は、特許文献2等に記載された従来の両面研磨工程と同様に、キャリアプレート24のウェーハ保持穴28に保持されたウェーハ8を上定盤18及び下定盤14の回転運動に連れ自転させる態様で行われる。
続いて、第1次両面研磨工程(ステップ102)を経たウェーハをさらに両面研磨する(第2次両面研磨工程、ステップ104)。この第2次両面研磨工程(ステップ104)は本発明方法の特徴的工程であって、第1次両面研磨工程の両面研磨で制御されたウェーハのテーパー量を維持して、外周ダレのみを修正する両面研磨が行われる。この第2次両面研磨工程におけるウェーハの研磨取代は3μm以下、好ましくは2μm以下の範囲とすればよい。
ここで、ウェーハの外周ダレを修正する第2次両面研磨工程で用いられる両面研磨装置について、図3〜図5を用いて説明する。図3は本発明方法の第2次両面研磨工程で用いられる両面研磨装置のキャリアプレートの1例を示す摘示拡大断面図で、上下キャリアプレートを離間した状態を示す。図4は図3と同様の図面で、上下キャリアプレートを重ね合わせた状態を示す。図5は上下キャリアプレートを離間した状態を示す全体斜視図である。図3〜図5において、図2と同一又は類似部材は同一符号を用いて示す。なお、本発明方法の第2次両面研磨工程で用いられる両面研磨装置の基本的構造は図2に示した装置と同様のものを用いればよく、基本的構造についての再度の説明は省略する。図2に示したような基本的構造を有するものであれば、第1次両面研磨工程と第2次両面研磨工程において同様の装置を用いてもよいし異なった装置を用いることもできる。
図3において、キャリアプレート24は上下2枚のキャリアプレート24a,24bからなっている。これら上下のキャリアプレート24a,24bには、図5に示されるように、それぞれ相対向する位置に上下のウェーハ保持穴28a,28bが穿設されている。これらのウェーハ保持穴28a,28bの側壁内周面27a,27bはウェーハ8を収納固定することができるようにウェーハ8のエッジ部形状に合わせて溝状となっている。これらの溝状内周面27a,27bには保護パッド29a,29bが貼設され、収納固定するウェーハ8のエッジ部を押さえて保護するようになっている。この保護パッド29a,29bの材料としては、ゴム材、発泡ウレタン材等ウェーハエッジ部の形状に馴染む材料であれば用いることができる。
図4に示した例では、上記キャリアプレート24a,24bの厚さは、両方のキャリアプレート24a,24bを合わせた全体の厚さで第2次両面研磨工程で研磨されるウェーハ8の研磨前の厚さよりも、例えば、5μm以下の範囲で厚く形成されている。したがって、ウェーハ保持穴28a,28bにウェーハ8を挿入し、上下のキャリアプレート24a,24bをウェーハ8の上下から挟み込んで重ね合わせてキャリアプレート24a,24bの外周端を固定手段、例えば、固定リング22で固定した状態で、図4に示したように、上キャリアプレート24aの上面がウェーハ8の上面よりも上方に位置し、下キャリアプレート24bの下面がウェーハ8の下面よりも下方に位置するようになっている。
なお、上記キャリアプレート24a,24bの全体の厚さ、即ちキャリアプレート24の厚さは、少なくともウェーハ保持穴28a,28bの周辺部の厚さ(周辺部が溝状内周面27a,27bを含む場合には溝状空間も含めた厚さ)が第2次両面研磨工程で研磨されるウェーハ8の研磨前の厚さより0μm以上5μm以下の範囲で厚いものであればよいが、0μm以上3μm以下の範囲が好ましく、0μm以上2μm以下の範囲がさらに好ましい。
図4に示したように、ウェーハ8をキャリアプレート24a,24bのウェーハ保持穴28a,28b内に固定し、ウェーハ8とキャリアプレート24a,24bとを一体として両面研磨することによって、キャリアプレート24a,24bに保持されたウェーハ8が自転などの独立に動く運動を行わなくなり、ウェーハ8の外周部分に圧力が集中することはなく、かつ研磨布15,19の粘弾性の影響もなくなり、その結果ウェーハ8の外周部の研磨が抑制された状態で両面研磨され、外周ダレの修正が行われる。
図3〜図5に示した例においては、ウェーハ8の自転などの独立の運動を防ぐためにウェーハ保持穴28a,28bの溝状内周面27a,27bによってウェーハ8のエッジ部を押さえることによってウェーハ8を固定する構成を示したが、図6に示したように、ウェーハ8のノッチ部8aに合わせた係止突起25をキャリアプレート24a,24bのウェーハ保持穴28a,28bの内周部に設け、ウェーハ8のノッチ部8aをこの係止突起25に嵌合係止させることによってウェーハ8の回転等の独立の運動を完全に抑止することができる。
ウェーハの支持固定の態様としては、図3〜図5に示した例以外にも種々の構成が採用可能であり、例えばキャリアプレートを左右に2分割して用いることができ、その構成例を図7〜図9を用いて説明する。図7は本発明方法の第2次両面研磨工程で用いられる両面研磨装置のキャリアプレートの他の例を示す摘示拡大断面図で、ウェーハをウェーハ保持穴に保持固定する前の状態を示す。図8は図7と同様の図面で、ウェーハをウェーハ保持穴に保持固定した状態を示す。図9は左右のキャリアプレートのウェーハ保持穴にウェーハを保持し左右のキャリアプレートを突き合わせて固定した状態を示す上面図である。図7〜図9において、図2と同一又は類似部材は同一符号を用いて示す。
図7〜図9において、キャリアプレート24は、ウェーハ保持穴28を分割線50が横切るように左右に2分割された半円状の左キャリアプレート24c及び半円状の右キャリアプレート24dからなっている。したがって、これら左右の半円状のキャリアプレート24c,24dの分割線50部分にはそれらが突き合わされた状態でウェーハ保持穴28となる半円状の凹部28c,28dがそれぞれ形成されている。これらのウェーハ保持穴凹部28c,28dの側壁内周面27c,27dはウェーハ8を収納固定することができるようにウェーハ8のエッジ形状に合わせて溝状となっている。これらの溝状内周面27c,27dには保護パッド29c,29dが貼設されており、収納固定するウェーハ8のエッジ部を押さえて保護するようになっている。
図7に示した例においても、図4の場合と同様に、キャリアプレート24c,24dの厚さは、第2次両面研磨工程で研磨されるウェーハ8の研磨前の厚さよりも、例えば、5μm以下の範囲で厚く形成されている。したがって、ウェーハ保持穴凹部28c,28dにウェーハ8を挿入し、左右の半円状キャリアプレート24c,24dを左右からウェーハ8を挟み込んで加圧して固定した状態で、図7に示したように、キャリアプレート24c,24dの上面がウェーハ8の上面よりも上方に位置し、キャリアプレート24c,24dの下面がウェーハ8の下面よりも下方に位置するようになっている。
なお、上記キャリアプレート24c,24dの厚さ、即ちキャリアプレート24の厚さは、少なくともウェーハ保持穴凹部28c,28dの周辺部の厚さ(周辺部が溝状内周面27c,27dを含む場合には溝状空間も含めた厚さ)が第2次両面研磨工程で研磨されるウェーハ8の研磨前の厚さより0μm以上5μm以下の範囲で厚いものであればよいが、0μm以上3μm以下の範囲が好ましく、0μm以上2μm以下の範囲がさらに好ましい。また、図7〜図9の例においても、図6に示したウェーハのノッチ部と係止する係止突起をキャリアプレート24c,24dのウェーハ保持穴凹部28c,28dに設ける構成を採用できることは勿論である。
上述した第2次両面研磨工程(ステップ104)の終了後にデバイスが形成される面となるウェーハの片面を仕上げ研磨する第3次片面仕上げ研磨工程(ステップ106)が必要に応じて行われる。この片面仕上げ研磨は従来と同様に行えばよいが、例えば、図10に示したような片面研磨装置を用いて行えばよい。
図10は片面研磨装置を示す概略的側面説明図である。図10において、片面研磨装置40は回転軸37により所定の回転速度で回転せしめられる定盤30を有している。該定盤30の上面には研磨布32が貼設されている。
33はワーク保持盤で上荷重35を介して回転シャフト38によって回転せしめられるとともに揺動手段によって揺動せしめられる。複数枚のウェーハ8は接着の手段によってワーク保持盤33の下面に保持された状態で上記研磨布32の表面に押し付けられ、同時にスラリー供給装置(図示せず)よりスラリー供給管34を通して所定の流量でスラリー39を研磨布32上に供給し、このスラリー39を介してウェーハ8の被研磨面が研磨布32表面と摺擦されてウェーハ8の研磨が行われる。
以下に本発明方法の実施例をあげて説明するが、これらの実施例は例示的に示されるもので限定的に解釈されるべきでないことはいうまでもない。
(実施例1)
使用したウェーハは直径300mmのシリコンウェーハで、このウェーハを図11のフローチャートに示した工程順にしたがって研磨処理した。先ず、アルカリなどによってエッチングされた加工歪層が除去されたウェーハを準備し(ステップ200)、このウェーハを両面研磨した(第1次両面研磨工程、ステップ202)。次に、このウェーハのエッジ部の表面を鏡面加工した(ステップ204)。
その後、第1次両面研磨工程(ステップ202)でウェーハ外周部に生じたダレを修正するため、前述した本発明方法に従って図3〜図5に示したキャリアプレートを用いてウェーハをキャリアプレートに一体としてセットして両面研磨した(第2次両面研磨工程、ステップ206)。このキャリアプレートとしては、その厚さがウェーハの厚さよりも3μm厚いものを用いた。
この時の両面研磨条件は、ウェーハに加えられる圧力を150〜300g/cm2とし、上下定盤には相対するように、ウレタン発泡体の硬度85〜95(アスカーC硬度)の研磨布が貼られた両面研磨装置を用いた。研磨中には、コロイダルシリカをアルカリ溶液に分散させたスラリーを供給した。上記の研磨条件でウェーハを両側2μm程度研磨した。
その後、第2次両面研磨工程(ステップ206)の両面研磨時にウェーハエッジ部がキャリアプレートの保護パッドに接することで付着した汚れを除去し(ステップ208)、デバイスが形成される表面を片面研磨装置で最終仕上げ研磨を行った(第3次片面仕上げ研磨工程、ステップ210)。
尚、第1次両面研磨工程(ステップ202)における両面研磨方法と第3次片面仕上げ研磨工程(ステップ210)で用いる片面研磨装置、及び仕上げ研磨方法については、前述の通り、従来実施されている装置、及び方法と同様に行った。また、ステップ208におけるエッジ部の汚れを除去する方法としては、ごく僅かな研磨加工を行った。上述した工程順に従って研磨加工したウェーハの外周部の厚さを厚さ測定装置(光学式コベルコ科研社製LER−310Mエッジロールオフ測定装置)を用いて測定し、その結果を図12に示した。
(比較例1)
また、比較のため、従来の第1次両面研磨工程の両面研磨後に片面仕上げ研磨したウェーハの外周部の厚さを実施例1と同様の装置を用いて測定し、その結果を図13に示した。
図12及び図13の結果から明らかなように、従来の両面研磨方法によって研磨したウェーハ(図13,比較例1)と比較して、本発明による第2次両面研磨工程の両面研磨により研磨されたウェーハの外周ダレ(図12,実施例1)は著しく改善され、ウェーハ最外周から1.5±0.5mmの範囲の厚さがその内側より0μm以上0.5μm以下の範囲で厚くなることが確認できた。
(実施例2)
第2次両面研磨工程における両面研磨装置のキャリアプレートとして、その厚さがウェーハの厚さと同等(両者の厚さの差は0μm)のものを用いた以外は実施例1と同様にして両面研磨処理を行ったところ、実施例1の場合と同様に研磨されたウェーハの外周ダレが著しく改善されることが確認できた。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術範囲に包含される。
本発明方法の工程順の1例を示すフローチャートである。 両面研磨装置の基本的構造を示す断面的説明図である。 本発明方法の第2次両面研磨工程で用いられる両面研磨装置のキャリアプレートの1例を示す摘示拡大断面図で、上下キャリアプレートを離間した状態を示す。 図3と同様の図面で、上下キャリアプレートを重ね合わせた状態を示す。 上下キャリアプレートを離間した状態を示す全体斜視図である。 ウェーハのノッチ部をキャリアプレートのウェーハ保持穴の内周部に設けられた係止突起に嵌合係止させた状態を示す上面説明図である。 本発明方法の第2次両面研磨工程で用いられる両面研磨装置のキャリアプレートの他の例を示す摘示拡大断面図でウェーハをウェーハ保持穴に保持固定する前の状態を示す。 図7と同様の図面で、ウェーハをウェーハ保持穴に保持固定した状態を示す。 左右のキャリアプレートのウェーハ保持穴にウェーハを保持した左右のキャリアプレートを突き合わせて固定した状態を示す上面図である。 片面研磨装置を示す概略的側面説明図である。 実施例1における研磨処理の工程順を示すフローチャートである。 実施例1において研磨加工されたウェーハの外周部の厚さの測定結果を示すグラフである。 比較例1において研磨加工されたウェーハの外周部の厚さの測定結果を示すグラフである。
符号の説明
8:ウェーハ、10:両面研磨装置、12:下回転軸、14:下定盤、15:下研磨布、16:上回転軸、18:上定盤、19:上研磨布、20:キャリアホルダー、22:固定リング、24:キャリアプレート、24a:上キャリアプレート、24b:下キャリアプレート、24c:左キャリアプレート、24d:右キャリアプレート、25:係止突起、26:固定ピン、27a,27b,27c,27d:溝状内周面、28a,28b:ウェーハ保持穴、28c,28d:ウェーハ保持穴凹部、29a,29b,29c,29d:保護パッド、30:研磨定盤、32:研磨布、33:ワーク保持盤、34:スラリー供給管、35:上荷重、37:回転軸、38:回転シャフト、39:スラリー、40:片面研磨装置、50:分割線。

Claims (8)

  1. 半導体ウェーハの両面を研磨する第1次両面研磨工程と、この第1次両面研磨工程で生じた前記半導体ウェーハの外周ダレを修正する第2次両面研磨工程とからなる半導体ウェーハの両面研磨方法。
  2. 前記第2次両面研磨工程の終了後にデバイスが形成される表面となる前記半導体ウェーハの片面を仕上げ研磨する第3次片面仕上げ研磨工程をさらに有する請求項1記載の半導体ウェーハの両面研磨方法。
  3. 前記第2次両面研磨工程において用いられる両面研磨装置のキャリアプレートの少なくともウェーハ保持穴周辺部の厚さを第2次両面研磨工程前の前記半導体ウェーハの厚さより0μm以上5μm以下の範囲で厚く設定し、且つこの半導体ウェーハを前記キャリアプレート内に固定し、この半導体ウェーハとこのキャリアプレートとを一体として両面研磨するようにした請求項1又は2記載の半導体ウェーハの両面研磨方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の半導体ウェーハの両面研磨方法によって研磨された半導体ウェーハであって、ウェーハの最外周から1.5±0.5mmの範囲の厚さが、それより内側の厚さより0μm以上0.5μm以下の範囲で厚くした半導体ウェーハ。
  5. キャリアプレートのウェーハ保持穴に半導体ウェーハを保持し、上定盤と下定盤に貼られた上下の研磨布の間で、該キャリアプレートの表面と平行な面内で該キャリアプレートを運動させて、該半導体ウェーハの両面を同時に研磨することができる両面研磨装置において用いられるキャリアプレートであって、前記キャリアプレートを上下2枚のキャリアプレートによって構成し、これら上下のキャリアプレートには相対向する位置にウェーハ保持穴をそれぞれ穿設し、該ウェーハ保持穴に半導体ウェーハを挿入し、上下のキャリアプレートを該半導体ウェーハの上下から挟み込んで重ね合わせ、該上下のキャリアプレートの外周端を固定手段で固定することによって該半導体ウェーハと該上下のキャリアプレートを一体とすることができるようにしたキャリアプレート。
  6. 前記上下のキャリアプレートの全体の厚さは、少なくともウェーハ保持穴の周辺部の厚さが研磨される半導体ウェーハの厚さと同等か又はそれ以上である請求項5記載のキャリアプレート。
  7. キャリアプレートのウェーハ保持穴に半導体ウェーハを保持し、上定盤と下定盤に貼られた上下の研磨布の間で、該キャリアプレートの表面と平行な面内で該キャリアプレートを運動させて、該半導体ウェーハの両面を同時に研磨することができる両面研磨装置において用いられるキャリアプレートであって、前記キャリアプレートを前記ウェーハ保持穴を分割線が横切るように左右に2分割された左右2枚の半円状キャリアプレートによって構成し、これら左右のキャリアプレートの分割線部分にはそれらが突き合わされた状態でウェーハ保持穴となる半円状のウェーハ保持穴凹部がそれぞれ形成され、該ウェーハ保持穴凹部に半導体ウェーハを挿入し、左右の半円状のキャリアプレートを該半導体ウェーハの左右から挟み込んで加圧して固定することによって該半導体ウェーハと該左右のキャリアプレートとを一体とすることができるようにしたキャリアプレート。
  8. 前記左右のキャリアプレートの厚さは、少なくともウェーハ保持穴凹部の周辺部の厚さが研磨される半導体ウェーハの厚さと同等か又はそれ以上である請求項7記載のキャリアプレート。
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