JP2005156049A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価な構成で電装部等の結露発生を防止する空気調和機を提供する。
【解決手段】熱交換器13と、前記熱交換器13に風を送るファン12と、前記熱交換器13に対向して前面側に設けられた仕切り壁部6と、前記仕切り壁部6と空間部5aを挟んで前面側に配置された前面部5と、前記熱交換器13の下方に配され電気部品(図示せず)を収納した電気箱14とを備え、前記電気箱14に対向して前面側に電装部7を設けたもので、熱交換器13を通過した空気で冷却された仕切り壁部6の冷たさが電装部7に伝わらなくなり、電装部7での結露発生を防止でき、電装部7用の断熱材を廃止または仕切り壁部6の断熱材を簡略化して費用および組み立て工数の低減を図ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】熱交換器13と、前記熱交換器13に風を送るファン12と、前記熱交換器13に対向して前面側に設けられた仕切り壁部6と、前記仕切り壁部6と空間部5aを挟んで前面側に配置された前面部5と、前記熱交換器13の下方に配され電気部品(図示せず)を収納した電気箱14とを備え、前記電気箱14に対向して前面側に電装部7を設けたもので、熱交換器13を通過した空気で冷却された仕切り壁部6の冷たさが電装部7に伝わらなくなり、電装部7での結露発生を防止でき、電装部7用の断熱材を廃止または仕切り壁部6の断熱材を簡略化して費用および組み立て工数の低減を図ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、電装部での結露発生を防止する構造を備えた空気調和機に関するものである。
従来の空気調和機は、冷房運転時の電装部等での結露発生を防止するために断熱部材類を電装部等に貼り付けるなどして対処していた。以下に、図5を用いて、従来の空気調和機について説明する。図5は、従来の空気調和機の縦断面図である。
図5に示すように、空気調和機本体1は、前面下部に設けられた吸込口2、前面上部に設けられた吹出口3、本体背面を形成するリアパネル4、本体前面を形成する前面部5等で構成されている。6は前面部5に対向して設けられた仕切り壁部、7は前面部5の上部に固定された電装部である。また、前面部5は仕切り壁部6との間に空間部5aを有しており、脱着可能である。冷房運転時の電装部7と仕切り壁部6の結露発生を防止するために、電装部断熱材8を電装部7の背面周囲に、仕切り壁部断熱材9を仕切り壁部6の前面側にそれぞれ貼り付けている。
10はリアパネル4の下部に取り付けられたケーシングで、このケーシング10の内部に一端がリアパネル4で支持されたモータ11が収納されると共に、モータ11の他端側の軸の先端にはファン12が装着され、吸込口2とファン12との間に吸込部5cが形成される。
13はケーシング10の上方に配設された熱交換器で、15は熱交換器13で発生する結露水を受けるドレン受け部である。14は電気部品が収納された電気箱である。
上記構成において、空気調和機本体1の運転を開始すると、モータ11によりファン12が回転し、室内空気が吸込口2より吸引され、吸込部5cを通って熱交換器13で熱交換された後吹出口3から吹き出されるものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−235950号公報
しかしながら、前記従来の構成では、冷房運転時に、貼り付け可能な厚みの仕切り壁部断熱材9に結露した水滴を前面部5下部に位置する吸込部5cで吸収するために前面部5と前記吸込部5cとの間に隙間5bがあり、また、電装部7にも隙間があり、ファン12の運転により前面部5の空間部5aに空気流動がおこり、電装部7および仕切り壁部6が結露するため、電装部断熱材8と仕切り壁部断熱材9を貼り付けなければならないといった課題を有していた。また、電装部断熱材8および仕切り壁部断熱材9を厚くすると、前面部5および仕切り壁部6が厚くなり、通風路を狭くして通風抵抗を増大させるという課題も有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、電装部等での結露発生を防止し、通風抵抗を増大させることなく、電装部7等を断熱する断熱材を廃止または簡略化して費用および組み立て工数の低減を図り、安価な空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、熱交換器と、前記熱交換器
に風を送るファンと、前記熱交換器に対向して前面側に設けられた仕切り壁部と、前記仕切り壁部と空間部を挟んで前面側に配置された前面部と、前記熱交換器の下方に配され電気部品を収納した電気箱とを備え、前記電気箱に対向して前面側に電装部を設けたもので、熱交換器を通過した空気によって冷却された仕切り壁部の冷たさが電装部に伝わらなくなり、電装部等での結露発生を防止でき、電装部用の断熱材を廃止または仕切り壁部の断熱材を簡略化して費用および組み立て工数の低減を図ることができる。
に風を送るファンと、前記熱交換器に対向して前面側に設けられた仕切り壁部と、前記仕切り壁部と空間部を挟んで前面側に配置された前面部と、前記熱交換器の下方に配され電気部品を収納した電気箱とを備え、前記電気箱に対向して前面側に電装部を設けたもので、熱交換器を通過した空気によって冷却された仕切り壁部の冷たさが電装部に伝わらなくなり、電装部等での結露発生を防止でき、電装部用の断熱材を廃止または仕切り壁部の断熱材を簡略化して費用および組み立て工数の低減を図ることができる。
また、本発明の空気調和機は、熱交換器と、前記熱交換器に風を送るファンと、前記熱交換器に対向して前面側に設けられた仕切り壁部と、前記仕切り壁部と空間部を挟んで前面側に配置された前面部と、前記前面部に配された電装部を備え、前記仕切り壁部の裏面を、前記ファンと前記熱交換器との間の空気通路に臨ませたもので、熱交換器を通過した空気が仕切り壁部の裏面に当たらず、電装部と仕切り壁部が冷却されることがないので、電装部と仕切り壁部での結露発生を防止でき、電装部と仕切り壁部の断熱材を廃止して費用および組み立て工数の低減を図ることができる。
本発明の空気調和機は、通風抵抗を増加させる事なく安価な構成で電装部での結露を防止することができる。
第1の発明は、熱交換器と、前記熱交換器に風を送るファンと、前記熱交換器に対向して前面側に設けられた仕切り壁部と、前記仕切り壁部と空間部を挟んで前面側に配置された前面部と、前記熱交換器の下方に配され電気部品を収納した電気箱とを備え、前記電気箱に対向して前面側に電装部を設けたもので、熱交換器を通過した空気によって冷却された仕切り壁部の冷たさが電装部に伝わらなくなり、電装部等での結露発生を防止でき、電装部用の断熱材を廃止または仕切り壁部の断熱材を簡略化して費用および組み立て工数の低減を図ることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の熱交換器で発生する結露水を受けるドレン受け部を前記電気箱の上方に配置したもので、電装部がさらに下方に位置することになり、電装部は、仕切り壁部の冷たさの影響をさらに受け難くなり、電装部等での結露発生を確実に防止できる。
第3の発明は、特に、第1および第2の発明の熱交換器を逆V字型に構成したもので、熱交換性能を大幅に向上させる事ができる。また熱交換器の容積を従来品と同等以上にすることができる。
第4の発明は、熱交換器と、前記熱交換器に風を送るファンと、前記熱交換器に対向して前面側に設けられた仕切り壁部と、前記仕切り壁部と空間部を挟んで前面側に配置された前面部と、前記前面部に配された電装部を備え、前記仕切り壁部の裏面を、前記ファンと前記熱交換器との間の空気通路に臨ませたもので、熱交換器を通過した空気が仕切り壁部の裏面に当たらず、電装部と仕切り壁部が冷却されることがないので、電装部と仕切り壁部での結露発生を防止でき、電装部と仕切り壁部の断熱材を廃止して費用および組み立て工数の大幅な低減を図ることができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の熱交換器をV字型に構成したもので、熱交換性能が向上すると共に、熱交換器の容積を従来品と同等以上にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の縦断面図である。なお、従来例と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の縦断面図である。なお、従来例と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図1に示すように、熱交換器13の凝縮水を受けるドレン受け部15の下方に電気部品が収納された電気箱14を配し、電気箱14に対向して前面側に電装部7を設けるもので、冷房運転時に熱交換器13を通過した空気により仕切り壁部6が冷やされても、その冷たさが電装部7に伝わらないので、電装部7等が冷却されることがなくなり、電装部7等での結露発生を防止でき、電装部7等用の電装部断熱材8を廃止または仕切り壁部断熱材9を簡略化して製造コストおよび組み立て工数の低減を図ることができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の縦断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図2は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の縦断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態においては、熱交換器13を逆V字型に構成するもので、熱交換性能が大幅に向上することになる。また、第1の実施の形態における熱交換器13の容積を従来品と同等以上にすることができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機の縦断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図3は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機の縦断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態においては、熱交換器13を、その上端が前側に、下端が後側になるように傾けて設けて、仕切り壁部6の裏面を、ファン12と熱交換器13との間の空気通路16に臨ませ、さらに仕切り壁部6に対向する前面側に電装部7を設けたものである。
上記構成により、仕切り壁部6の裏面には、熱交換器13を通過した後の空気が、即ち冷房運転時には冷却された空気が当たらないので、仕切り壁部6、電装部7が冷却される事がなくなり、その部分での結露発生を防止でき、電装部断熱材8と仕切り壁部断熱材9を廃止して費用および組み立て工数の大幅な低減を図ることができる。
図4は、上記実施の形態の他の例を示す空気調和機の縦断面図で、熱交換器13をV字型に構成したもので、仕切り壁部6に対向する熱交換器13の前側の前部熱交換器13aは、上記実施の形態同様、上端が前側に下端が後側になっているので、仕切り壁部6、電装部7が、熱交換器13を通過した冷たい風で冷却される事がなく、電装部断熱材8と仕切り壁部断熱材9を廃止して費用および組み立て工数の低減を図ることができるとともに、熱交換器13がV字型に構成されているので、熱交換性能が大幅に向上するものである。また、熱交換器13の容積を従来品と同等以上にすることができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、通風抵抗を増大させることなく安価な構成で電装部での結露発生を防止することが可能となるので、電装部が設けられた床置型空気調和機の室内機、除湿機、冷蔵庫およびショ−ケ−ス等の用途にも適用できる。
1 空気調和器本体
2 吸込口
3 吹出口
5 前面部
5a 空間部
6 仕切り壁部
7 電装部
8 電装部断熱材
9 仕切り壁部断熱材
11 モータ
12 ファン
13 熱交換器
14 電気箱
15 ドレン受け部
2 吸込口
3 吹出口
5 前面部
5a 空間部
6 仕切り壁部
7 電装部
8 電装部断熱材
9 仕切り壁部断熱材
11 モータ
12 ファン
13 熱交換器
14 電気箱
15 ドレン受け部
Claims (5)
- 熱交換器と、前記熱交換器に風を送るファンと、前記熱交換器に対向して前面側に設けられた仕切り壁部と、前記仕切り壁部と空間部を挟んで前面側に配置された前面部と、前記熱交換器の下方に配され電気部品を収納した電気箱とを備え、前記電気箱に対向して前面側に電装部を設けたことを特徴とする空気調和機。
- 熱交換器で発生する結露水を受けるドレン受け部を前記電気箱の上方に配置したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
- 熱交換器を逆V字型に構成したことを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機。
- 熱交換器と、前記熱交換器に風を送るファンと、前記熱交換器に対向して前面側に設けられた仕切り壁部と、前記仕切り壁部と空間部を挟んで前面側に配置された前面部と、前記前面部に配された電装部を備え、前記仕切り壁部の裏面を、前記ファンと前記熱交換器との間の空気通路に臨ませたことを特徴とする空気調和機。
- 熱交換器をV字型に構成したことを特徴とする請求項4記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003396891A JP2005156049A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003396891A JP2005156049A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005156049A true JP2005156049A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34722194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003396891A Pending JP2005156049A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005156049A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013150568A1 (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 三菱電機株式会社 | 床置き型空気調和機 |
JPWO2016147244A1 (ja) * | 2015-03-13 | 2017-10-12 | 三菱電機株式会社 | 電算機室用空調室内機 |
-
2003
- 2003-11-27 JP JP2003396891A patent/JP2005156049A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013150568A1 (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 三菱電機株式会社 | 床置き型空気調和機 |
US9581379B2 (en) | 2012-04-06 | 2017-02-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Floor-standing air-conditioning apparatus |
JPWO2016147244A1 (ja) * | 2015-03-13 | 2017-10-12 | 三菱電機株式会社 | 電算機室用空調室内機 |
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