JP2005153025A - 光ファイバ用切断具 - Google Patents

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Abstract

【課題】極めてシンプルな構造で精度の高い切断加工を可能にし、光ファイバ融着機に使用するホルダ装置の使用も可能にする光ファイバ用切断具を提供する。
【解決手段】枕50を装着したシリンダー60を前記スライダー30に上下スライド自在に設ける。該シリンダー60を押圧付勢するスプリング70がスライダー30に設けられる。スライダー30の水平移動で前記刃40が心線P1に初期傷を付けた後で、前記スプリング70の押圧付勢力でスライダー30から反発するシリンダー60を介して前記枕50が心線P1を側面から押圧付勢して切断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバを切断する光ファイバ用切断具に係り、特に、極めてシンプルな構造で精度の高い切断加工を可能にする光ファイバ用切断具に関する。
光ファイバを切断する手段として、光ファイバをクランプで保持し、刃により傷を与え、光ファイバ側面を枕で押圧して切断するといった一連の工程が必要になる。そこで従来では、次の特許文献1乃至3に記載されているような切断方法や切断機が提案されている。
特許文献1は、光ファイバの切断方法に関するものである。この特許文献1には、前記の工程中で、光ファイバをクランプで保持する際に、光ファイバに一定の張力を印加する工程を設け、光ファイバに印加した張力と、光ファイバ側面を押圧する枕の微少な降下により光ファイバを切断する光ファイバの切断方法が記載されている。
また、特許文献2は、光ファイバ切断機に関するものである。この特許文献2には、前記光ファイバ側面を押圧して切断する工程において、光ファイバを固定するクランプ台に、光ファイバを真直状態に保つように一定の張力を付与できる弾性体を具えている。更に、該クランプ台と刃との間には、該クランプ台に形成した傾斜面と、これに対向してスライダに設けたプランジャの組み合わせによる張力付勢機構を形成することで、光ファイバの加傷部を拡大して切断するものである。
更に、特許文献3には、前記工程の全て、すなわち光ファイバを保持してから切断するまでの一連の動作を操作レバーの動作のみで行うことができるようにした光ファイバカッタが記載されている。この特許文献3では、操作レバーの動作のみで光ファイバを切断するために、操作レバーと刃を設けたスライダとは、リンクにより連結されている。また、光ファイバをクランプに保持する工程で、クランプレバーは、操作レバーと同一軸に軸支されている。更に、刃により傷を与え、光ファイバ側面を押圧して切断する工程のために、特許文献3の枕は、クランプレバーの上面側に突出して操作レバーにより押圧されるボタン部と、ボタン部に連結されると共に裸光ファイバに接する接触部と、接触部をクランプレバーの下面側に押圧する弾性材とを具えたものである。
一方、特許文献4には、切断された光ファイバを連結する際に使用する光ファイバ融着機の光ファイバ心線ホルダ装置が記載されている。この装置は、前記特許文献1乃至3などを使用して切断された光ファイバの心線端部相互を融着して連結する際に使用する装置である。
この光ファイバ融着機には放電電極が対向配置されており、この放電電極の向きに対して直交する方向の両側に一対のファイバ整列ブロックが配置される。その外側に光ファイバ心線を整列保持するホルダ装置が配設されている。このホルダ装置は長方体のブロック体からなり、このブロック体の上面にV溝が形成され、このV溝に接続される光ファイバが整列保持される。更に、先端の被覆材が皮剥ぎされて露出した光ファイバの心線がファイバ整列ブロックに保持されて互いに軸合わせ状態で対向配置されている。この状態で、放電電極間に放電エネルギを発生させることにより光ファイバの先端部が溶融し、この溶融状態で、光ファイバの一方側を押し込んで圧接することにより、光ファイバ同士の融着接続が達成されるものである。
特許第3077983号公報 特許第3230226号公報 特開2002−286943号公報 特許第3108539号公報
特許文献1乃至特許文献3に記載されているような従来の切断方法や切断機などでは、光ファイバを切断するために複雑な機構や多くの構成を用いることから、製造コストが極めて高くなっていた。そのため、作業現場で使用する光ファイバ切断機の台数が限られてしまい、光ファイバの切断作業の効率は、この光ファイバ切断機の使用台数で決定される不都合があった。その原因は、光ファイバの切断には精度の高い切断加工が必要になることにある。光ファイバを保持し、刃により傷を与え、光ファイバ側面を押圧して切断するといった精度の高い一連の工程を行うには、前記特許文献1乃至特許文献3に記載された機構や構成を用いる必要があった。
すなわち、特許文献1では、光ファイバに一定の張力を印加する機構や、光ファイバ側面を押圧する枕の微少な降下を実現する構成などが必要になっていた。
また、特許文献2では、クランプ台に形成した傾斜面と、これに対向してスライダに設けたプランジャの組み合わせによる張力付勢機構などが必須の構成になっている。
更に、特許文献3では、光ファイバの保持、初期傷の付与、光ファイバの切断といった一連の動作を一つの動作で行うために、更に複雑な構成になっている。例えば、リンクにより連結されている操作レバーとスライダとに加え、操作レバーと同一軸に軸支され、基体と操作レバーとの間に配置されるクランプレバーや、操作レバーにより押圧されるボタン部とボタン部に連結されて裸光ファイバに接する接触部と接触部をクランプレバーの下面側に押圧する弾性材とを具えた枕などが重要な構成として採用されている。
このように、光ファイバの切断時に精度の高い切断加工が必要になることから、従来の切断方法や切断機などでは、複雑な機構や多くの構成を要し、安価な提供が極めて困難になっていた。そのため、作業現場で使用する光ファイバ切断機の台数が限られてしまい、作業員が個々に携帯することができず、作業能率を阻む不都合が生じていた。
しかも、光ファイバの配線工事は、光ファイバを切断した後に、これらを接続する工程が残されている。引用文献4に示される光ファイバ融着機は、一般的に使用されている接続装置である。この光ファイバ融着機を使用する場合、光ファイバの心線を保持して定位置に固定する前記ホルダ装置が用いられている。前述の特許文献1乃至特許文献3に記載された切断方法や切断機は、この切断後の工程については一切考慮されていなかった。
例えば、従来の切断機と融着機とに共通するホルダ装置を利用できるようにすることで、配線工事の効率アップと機材の省力化が期待できるものになる。しかしながら、特許文献1乃至特許文献3に記載された切断方法や切断機は、それ自体複雑な機構や多くの構成を要しているので、光ファイバ融着機に使用可能な心線ホルダを用いることは、更に構成が複雑化して製造コストも高騰することになる。そのため、このようなホルダ装置を従来の切断方法や切断機に採用することは極めて困難であった。
そこで本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、極めてシンプルな構造で精度の高い切断加工を可能にし、しかも、光ファイバ融着機に使用するホルダ装置の使用も可能にする光ファイバ用切断具の提供を目的とする。
本発明の第1の手段は、光ファイバPの被覆が除去された心線P1の端末部を基台10上の2箇所で固定するクランプ20と、該クランプ20の間で基台10上を水平移動し心線P1に直交する初期傷を付ける刃40を設けたスライダー30と、傷の付いた心線P1を側面から押圧付勢する枕50とを設けた光ファイバ用切断具において、前記枕50を装着したシリンダー60を前記スライダー30に上下スライド自在に設けると共に、該シリンダー60を押圧付勢せしめるスプリング70を、該シリンダー60に設け、スライダー30の水平移動に伴って前記刃40が心線P1に初期傷を付けると共に、前記スプリング70の押圧付勢力でスライダー30から反発するシリンダー60を介して前記枕50が心線P1を側面から押圧付勢して切断するように設けたことにある。
第2の手段において、前記スライダー30は、前記クランプ20にて固定された光ファイバPの心線P1の上方で水平移動するように設け、スライダー30から心線P1に向けて下向きに配設した刃40と、該刃40と共にスライダー30に併設された前記シリンダー60と、該シリンダー60の下部に位置するように装着した前記枕50と、シリンダー60を上方に向けて押圧付勢する前記スプリング70と、シリンダー60の下部に設けられ前記基台10の下面にスライド係止してスプリング70の押圧付勢状態を保持する係止ロック61と、基台10の下面に設けられ刃40が心線P1を傷付けた後に係止ロック61の係止状態を解除する解除凹部11とを有するものである。
第3の手段は、前記基台10に前記クランプ20に隣接する台座12を形成し、該台座12に着脱自在に載置するホルダ装置80を設け、該ホルダ装置80に保持した光ファイバPをホルダ装置80ごと台座12に載置したときに、ホルダ装置80に保持した光ファイバP先端の被覆が除去された心線P端末部分がクランプ20で保持する定位置に設置されるように設けている。
第4の手段において、前記ホルダ装置80を、光ファイバ融着具で使用するホルダ装置と共通するサイズに形成したことを課題解消のための手段とする。
本発明によると、スライダー30の水平移動で前記刃40が心線P1に初期傷を付けると共に、前記スプリング70の反発力でスライダー30から突出したシリンダー60に付属の枕50が心線P1を側面から押圧付勢して切断するように設けたことで、シンプルな構造で量産時には従来製品のおよそ1/10の価格で提供することが可能になった。この結果、作業員が個々に携帯して作業能率を飛躍的に高めることができる。
また、前記スライダー30は、前記クランプ20にて固定された光ファイバPの心線P1の上方で水平移動するように設け、スライダー30から心線P1に向けて下向きに配設した刃40と、該刃40と共にスライダー30に併設された前記シリンダー60と、該シリンダー60の下部に位置するように装着した前記枕50と、シリンダー60を上方に向けて押圧付勢する前記スプリング70と、シリンダー60の下端部に設けられ前記基台10の下面にスライド係止してスプリング70の押圧付勢状態を保持する係止ロック61と、基台10の下面に設けられ刃40が心線P1を傷付けた後に係止ロック61の係止状態を解除する解除凹部11とを有する構成を採用しているので、シンプルな構造でも精度の高い切断加工を可能にした。
更に、前記基台10に台座12を形成し、該台座12に着脱自在に載置するホルダ装置80を設け、該ホルダ装置80に保持した光ファイバPをホルダ装置80ごと台座12に載置したときに、ホルダ装置80に保持した光ファイバP先端の被覆が除去された心線P端末部分がクランプ20で保持する定位置に設置されるように設けているので光ファイバPの装着作業が容易になり、切断作業の能率を高めるものである。
しかも、前記ホルダ装置80を、光ファイバ融着具で使用するホルダ装置と共通するサイズに形成したことで、配線工事の作業効率を高めると共に、機材の省力化も期待できるものである。
本発明によると、枕50を装着したシリンダー60をスライダー30に上下スライド自在に設けると共に、該シリンダー60を押圧付勢するスプリング70がスライダー30に設けられる。スライダー30の水平移動で前記刃40が心線P1に初期傷を付けた後で、前記スプリング70の反発力でスライダー30から突出したシリンダー60に付属の枕50が、心線P1を側面から押圧付勢して切断するように設ける。前記基台10に台座12を形成し、該台座12に着脱自在に載置するホルダ装置80を設け、該ホルダ装置80に保持した光ファイバPをホルダ装置80ごと台座12に載置したときに、ホルダ装置80に保持した光ファイバP先端の被覆が除去された心線P端末部分がクランプ20で保持する定位置に設置されるように設ける。前記ホルダ装置80を、光ファイバ融着具で使用するホルダ装置と共通するサイズに形成する。
本発明切断具の基本構成は、基台10にスライド自在に装着されるスライダー30と、このスライダー30に装着される部材として刃40、シリンダー60及び枕50がある。更に基台10には、光ファイバPの被覆が除去された心線P1を固定するクランプ20が装着されると共に、光ファイバPの被覆部を保持したホルダ装置80を着脱自在に載置する(図1(イ)参照)。
基台10は、切断する光ファイバPの心線P1を定位置に載置固定するもので、心線P1の端末部を載置し、この心線P1を基台10上の2箇所で固定するクランプ20を揺動自在に設けている(図1(ロ)参照)。基台10の心線P1を載置する定位置及び、クランプ20の心線P1を押さえる部分には、いずれも硬質ゴム13、21を装着して心線P1を保護しながら確実に固定している。
更に基台10には、台座12を形成している(図2参照)。そして、この台座12に着脱自在に載置するホルダ装置80を設け、該ホルダ装置80に保持した光ファイバPをホルダ装置80ごと台座12に載置する(図1(イ)参照)。このとき、台座12にホルダ装置80を載置すると、ホルダ装置80に保持した心線P1の先端部が、基台10の所定の切断位置に設置されるように設けている(図6参照)。したがって、ホルダ装置80を載置した後は、そのままクランプ20を下げるのみで、心線P1が定位置に固定される(図1(ロ)参照)。図示のホルダ装置80は、光ファイバPの被覆部分を保持するために、断面V字形状の保持溝81を形成している(図7参照)。特に、このホルダ装置80を、光ファイバ融着具(図示せず)で使用するホルダ装置Sと共通するサイズに形成することで、切断した光ファイバPを、そのままホルダ装置Sごと光ファイバ融着具に移動できるように設けている(図8参照)。
クランプ20は、基台10の定位置に載置された心線P1の先端部を2箇所押さえるために、間隔を空けて一対設けてある(図2、図5参照)。図示のクランプ20は、基台10に連結軸24で揺動自在に軸着される連結部22から心線P10押さえる固定部23がクランク状に延長されている(図2参照)。前記硬質ゴム21は、この固定部23に設けている。また、固定部23が直接接する基台10の表面に保護部材14を設けてクランプ20の耐久性を高めている。
スライダー30には、刃40と枕50とが装着されており、このスライダー30を手指にて把持し、クランプ20相互間をクランプ20に沿って水平移動せしめることで、基台10に固定した心線P1を切断する(図1(ハ)参照)。すなわち、図示のスライダー30は、前記クランプ20で固定された光ファイバPの心線P1の上方において、水平移動するように設けている。
このスライダー30には、スライダー30から心線P1に向けて下向きに配設した刃40を設け、スライダー30の水平移動時に、心線P1に略直交状に接触して初期傷を付ける。図示の刃40は、略棒体状を成した刃体42の下端部に刃先41を設けている(図3参照)。この刃先41は、略円弧状を成し、心線P1の長手方向に対して直交する角度で心線P1側面に接触する(図6参照)。図示例の刃40は、スライダー30に凹設した収納部31に収納され、固定板32と固定ボルト33とで固定されている(図2参照)。
更にスライダー30には、前記刃40と共に枕50を併設している。この枕50は、スライダー30に上下スライド自在に設けたシリンダー60の下部に設けられている。またスライダー30には、このシリンダー60を押圧付勢するコイルスプリング等のスプリング70が設けられている。そして、スライダー30の水平移動で前記刃40が心線P1に初期傷を付けた後で、前記スプリング70の反発力でスライダー30から突出したシリンダー60に付属の枕50が心線P1を側面から押圧付勢して切断するように設けている。図示の枕50はシリンダー60の側面から突出した略棒状を成し、平坦に形成した枕50の上面に硬質ゴム51を設け、この硬質ゴム51で心線P1を押圧する。
図示のシリンダー60には、シリンダー60を上方に向けて押圧付勢するコイル状のスプリング70が設けられている。そして、スライダー30を縦方向に貫通するスライド孔34にシリンダー60をスライド自在に嵌入し、シリンダー60の上端部から周囲に張り出し形成した押圧片62をスプリング70で押圧付勢し、シリンダー60が上方に突出するように設けている(図3、図4参照)。尚、同図中、符号63は、シリンダー60が上方に突出する勢いを調整する調整ネジである。
一方、シリンダー60の下部では、シリンダー60が上方に突出するのを阻止する係止ロック61が設けられている(図3、図5参照)。この係止ロック61は、基台10の下面にスライド係止してスプリング70の押圧付勢状態を保持する部材である。そして、この係止ロック61が基台10の下面に設けた解除凹部11までスライド移動すると、係止ロック61の係止状態が解除され、シリンダー60はスプリング70の反発する付勢力でスライダー30の上方に突出する(図4参照)。この動きに伴なって、シリンダー60の下部に設けた枕50が上方に移動し、初期傷が付いた心線P1の側面を押圧して心線P1を切断する。
図示の係止ロック61は、シリンダー60の下端部から水平方向に一対張り出し形成し、基台10の下面に設けたスライド溝15に係止し、このスライド溝15に沿って移動する(図3、図5参照)。そして、スライダー30を水平移動すると、スライド溝15に設けた解除凹部11に係止ロック61が嵌入して係止ロック61の係止状態が解除されるものである(図4参照)。
尚、図示例では、心線P1の上方を水平移動するスライダー30の実施例に基いて、刃40の向きや枕50及びシリンダー60の移動方向を設定しているが、スライダー30の位置は図示例に限定されるものではなく、心線P1の下方を水平移動するスライダー30を設けた場合などにおいて、これら刃40の向きや枕50及びシリンダー60の移動方向は任意に変更できるものである。また、刃40の形状においても、図示例の外、従来から使用されている円盤状の刃に変更することも可能である。
本発明工具の使用方法を示す斜視図である。 本発明工具の一実施例を示す分解斜視図である。 本発明工具の刃と枕とで心線を切断する前の状態を示す縦断面図である。 本発明工具の刃と枕で心線を切断した後の状態を示す縦断面図である。 本発明工具の基台とスライダーとを示す縦断面図である。 本発明工具の定位置に載置された心線と刃とを示す要部拡大正面図である。 本発明工具のホルダ装置を示す縦断面図である。 本発明工具に光ファイバ融着機のホルダ装置を使用して心線切断後、ホルダ装置ごと取外した状態を示す斜視図である。
符号の説明
P 光ファイバ P1 心線
S ホルダ装置
10 基台 11 解除凹部
12 台座
13 硬質ゴム
14 保護部材
15 スライド溝
20 クランプ 21 硬質ゴム
22 連結部
23 固定部
24 連結軸
30 スライダー 31 収納部
32 固定板
33 固定ボルト
34 スライド孔
40 刃 41 刃先
42 刃体
50 枕 51 硬質ゴム
60 シリンダー 61 係止ロック
62 押圧片
63 調整ネジ
70 スプリング
80 ホルダ装置 81 保持溝

Claims (4)

  1. 光ファイバの被覆が除去された心線の端末部を基台上の2箇所で固定するクランプと、該クランプの間で基台上を水平移動し心線に直交する初期傷を付ける刃を設けたスライダーと、傷の付いた心線を側面から押圧付勢する枕とを設けた光ファイバ用切断具において、前記枕を装着したシリンダーを前記スライダーに上下スライド自在に設けると共に、該シリンダーを押圧付勢するスプリングがスライダーに設けられ、スライダーの水平移動に伴って前記刃が心線に初期傷を付けると共に、前記スプリングの押圧付勢力でスライダーから反発するシリンダーを介して前記枕が心線を側面から押圧付勢して切断するように設けたことを特徴とする光ファイバ用切断具。
  2. 前記スライダーは、前記クランプにて固定された光ファイバの心線の上方で水平移動するように設け、スライダーから心線に向けて下向きに配設した刃と、該刃と共にスライダーに併設された前記シリンダーと、該シリンダーの下部に位置するように装着した前記枕と、シリンダーを上方に向けて押圧付勢する前記スプリングと、シリンダーの下部に設けられ前記基台の下面にスライド係止してスプリングの押圧付勢状態を保持する係止ロックと、基台の下面に設けられ刃が心線を傷付けた後に係止ロックの係止状態を解除する解除凹部とを有する請求項1記載の光ファイバ用切断具。
  3. 前記基台に前記クランプに隣接する台座を形成し、該台座に着脱自在に載置するホルダ装置を設け、該ホルダ装置に保持した光ファイバをホルダ装置ごと台座に載置したときに、ホルダ装置に保持した光ファイバ先端の被覆が除去された心線端末部分がクランプで保持する定位置に設置されるように設けた請求項1記載の光ファイバ用切断具。
  4. 前記ホルダ装置は、光ファイバ融着具で使用するホルダ装置と共通するサイズに形成された請求項3記載の光ファイバ用切断具。
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