JP2005142860A - 通信装置、通信制御方法、ゲーム機およびゲームシステム - Google Patents

通信装置、通信制御方法、ゲーム機およびゲームシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2005142860A
JP2005142860A JP2003377396A JP2003377396A JP2005142860A JP 2005142860 A JP2005142860 A JP 2005142860A JP 2003377396 A JP2003377396 A JP 2003377396A JP 2003377396 A JP2003377396 A JP 2003377396A JP 2005142860 A JP2005142860 A JP 2005142860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
master
frequency
hopping
communication
masters
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003377396A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Miyazaki
良雄 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Computer Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Computer Entertainment Inc filed Critical Sony Computer Entertainment Inc
Priority to JP2003377396A priority Critical patent/JP2005142860A/ja
Priority to US10/983,212 priority patent/US7620372B2/en
Publication of JP2005142860A publication Critical patent/JP2005142860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/713Spread spectrum techniques using frequency hopping
    • H04B1/715Interference-related aspects
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2300/00Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
    • A63F2300/10Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by input arrangements for converting player-generated signals into game device control signals
    • A63F2300/1025Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by input arrangements for converting player-generated signals into game device control signals details of the interface with the game device, e.g. USB version detection
    • A63F2300/1031Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by input arrangements for converting player-generated signals into game device control signals details of the interface with the game device, e.g. USB version detection using a wireless connection, e.g. Bluetooth, infrared connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/713Spread spectrum techniques using frequency hopping
    • H04B1/715Interference-related aspects
    • H04B2001/7154Interference-related aspects with means for preventing interference

Abstract

【課題】 複数のマスタが存在する環境で、リアルタイム性の優れた周波数ホッピングを実現する技術を提供する。
【解決手段】 本発明によるゲーム機20は、周波数ホッピングを行う複数の通信モジュール24と、通信モジュール24による通信を制御する制御部22を備える。制御部22は、複数の通信モジュール24で使用する周波数チャネルが時間的に重ならないように、少なくとも1つの通信モジュール24の周波数ホッピングを制御する。その方法として、例えば周波数帯域を分割して、分割した帯域をそれぞれの通信モジュール24に割り当ててもよい。また、各通信モジュール24が、同一の基準ホッピングパターンの位相をずらして使用してもよく、また基準ホッピングパターンに所定のオフセットを加えて使用してもよい。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信技術に関し、とくにマスタとスレーブとの間で周波数ホッピング方式による無線通信を実現する技術に関する。
ゲーム機と、ユーザにより操作されるゲーム機用のコントローラはケーブルにより接続されるのが一般的であったが、近年、ゲーム機とコントローラとを無線接続するシステムが提案されるようになった。無線コントローラを使用することで、ユーザは自由な姿勢でゲームを楽めるようになる。
従来提案されているシステムでは、ゲーム機に設けられた無線通信機と無線コントローラとが1対1の無線接続を行い、接続相手が一意に決まることを前提としている。そのため、複数のユーザが無線コントローラを使用する場合には、それぞれの無線コントローラに対して割当てられる専用の通信機を、無線コントローラごとにゲーム機に取り付ける必要がある。そのためユーザは、無線コントローラと、ゲーム機に取り付けるための無線通信機とを常にセットで用意しなければならず、無線コントローラの使用が手間のかかるものとなっている。
無線通信を実現する手法の一つに、周波数ホッピング方式がある。周波数ホッピング方式は、広い周波数帯域を複数に分割してチャネルを設定し、チャネル切替を行いながら通信を行うスペクトル拡散通信方式である。日本のBluetooth(ブルートゥース)では、2.4GHz帯の広帯域(2402〜2480MHz)の中に1MHzごと79個のチャネルを設定し、1秒間に1600回のチャネル切替を行って通信を行う。同じ周波数を使う信号が衝突して伝送エラーが発生する場合は、他の周波数にホッピングして同一のデータを再送する。
ここでBluetooth信号の衝突の種類としては、IEEE802.11b規格の信号との衝突、電子レンジの出すノイズとの衝突、その他Bluetoothと同一周波数帯に存在するノイズとの衝突などが想定される。また、複数のピコネットが同一の通信エリア内に形成される場合には、Bluetooth信号同士の衝突も想定される。ホッピングパターンはそれぞれのピコネット内でユニークに決定され、Bluetooth信号同士が衝突する確率は高くないといえるが、仮に衝突しても再送により通信品質が保たれるという思想のもとに、Bluetooth通信システムは成り立っている。重複したエリア内にピコネットが2つ存在する場合、ピコネット間で干渉を起こす確率は1/79となる。
ゲームシステムにおいて、周波数ホッピング方式によりゲーム機と複数の無線コントローラとの無線通信を実現する場合、レイテンシー、すなわちデータの転送にかかる遅延に配慮する必要がある。特に、格闘ゲームなどのリアルタイム性の高いゲームにおいては、通信遅延を最小限にする必要があり、レイテンシーが悪化すると、ゲーム性を損なう事態も生じうる。そのため、高いリアルタイム性が要求される通信環境において周波数ホッピング方式を利用する場合には、エラーが発生したときに再送することを前提とするのではなく、エラーを発生させないように制御することが好ましいといえる。
本発明の目的は、周波数ホッピング方式を利用した場合に、信号同士の干渉を回避ないしは低減する通信技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、周波数ホッピング方式によりスレーブと無線接続可能な複数のマスタと、少なくとも1つのマスタのホッピングする周波数チャネルを定める制御部とを備える通信装置を提供する。なおマスタとは、通信の管理側の装置であり、スレーブとは、管理される側の装置として位置づけられる。
本発明の別の態様は、周波数ホッピング方式によりスレーブと無線接続可能なマスタを取り付ける取付部と、取付部にマスタが取り付けられた状態で、少なくとも1つのマスタのホッピングする周波数チャネルを定める制御部とを備える通信装置を提供する。
本発明のさらに別の態様は、周波数ホッピング方式により無線コントローラと無線接続可能な複数の通信モジュールと、少なくとも1つの通信モジュールのホッピングする周波数チャネルを定める制御部とを備えるゲーム機を提供する。
本発明のさらに別の態様は、周波数ホッピング方式により無線コントローラと無線接続可能な複数の通信モジュール、および少なくとも1つのマスタのホッピングする周波数チャネルを定める制御部とを備えたゲーム機とを備えるゲームシステムを提供する。
本発明のさらに別の態様は、ゲーム機用の無線コントローラと、周波数ホッピング方式により無線コントローラと無線接続可能な通信モジュールを取り付ける取付部と、前記取付部に通信モジュールが取り付けられた状態で、少なくとも1つのマスタのホッピングする周波数チャネルを定める制御部とを備えたゲーム機とを備えるゲームシステムを提供する。
本発明のさらに別の態様は、周波数ホッピング方式を用いて通信する複数のマスタが存在する環境において、複数のマスタが独立して周波数ホッピングするときよりも信号の衝突確率が低くなるように少なくとも1つのマスタのホッピング周波数チャネルを定めて、マスタとスレーブとの間の通信を実現する通信制御方法を提供する。
本発明のさらに別の態様は、周波数ホッピング方式を用いて通信する複数のマスタを管理するコンピュータに、複数のマスタが独立して周波数ホッピングするときよりも信号の衝突確率が低くなるように少なくとも1つのマスタのホッピング周波数チャネルを定める機能を実行させるためのプログラムを提供する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によると、周波数ホッピング方式を利用した通信環境において、信号同士の衝突を回避ないしは低減することが可能となる。
図1は、本発明の実施例に係るゲームシステム1の全体構成を示す。ゲームシステム1は、マスタとスレーブ間の無線通信を実現する通信システムとしての機能をもつ。本実施例のゲームシステム1は、ユーザによる入力インタフェースとして、ゲーム機20との間で無線通信を行う無線コントローラ10a、10b、10c、10d、10e、10f、10gおよび10h(以下、総称する場合は、「無線コントローラ10」と呼ぶ)を備える。図示の例では、8つの無線コントローラ10が示されているが、無線コントローラ10の個数はこれに限定するものではなく、7つ以下であってもよいし、また9つ以上であってもよい。ゲーム機20は無線通信機能を有する通信装置として構成され、無線コントローラ10はゲーム機20と通信する端末装置として構成される。ゲーム機20は、無線コントローラ10から伝送されるユーザからのゲーム操作指示をもとに、ゲームのAV(Audio Visual)データを生成する。出力装置30はディスプレイ32やスピーカ34を含んで構成され、ゲーム機20からネットワーク40を介してゲームのAVデータを受け取り、ディスプレイ32にゲーム映像を表示し、またスピーカ34からゲーム音声を出力する。ゲームシステム1においては、通常の処理モードにおいて、ディスプレイ32の表示周期の関係から、ゲーム機20と無線コントローラ10との間で、1/60秒に少なくとも1回、すなわち1往復の通信が行われる必要がある。
ゲーム機20と出力装置30は、有線により接続されてもよく、また無線により接続されてもよい。ゲーム機20と出力装置30とを接続するネットワーク40は、例えばネットワーク(LAN)ケーブルやワイヤレスLANなどで構築したホームネットワークの形態をとってもよい。ゲーム機20と出力装置30とが無線接続される場合には、ケーブル等で有線接続する場合と比べてゲーム機20と出力装置30を比較的自由に設置することができるため、ユーザがロケーションフリーでゲームを楽しむことができる。
無線コントローラ10とゲーム機20は、周波数ホッピング方式により無線接続する。周波数ホッピング方式を採用する通信プロトコルとしては、例えばBluetoothがあげられる。ゲーム機20は、複数の無線コントローラ10との無線接続を可能とし、すなわちゲームシステム1においては、ゲーム機20と無線コントローラ10の1対N接続を実現することができる。本実施例におけるゲーム機20は、複数の通信モジュールと、複数の通信モジュールにおける通信を制御する制御部を備え、複数の通信モジュールのそれぞれは、複数の無線コントローラ10と接続する機能を有する。なおゲームシステム1において、ゲーム機20に設けられる通信モジュールは、親機すなわちマスタとして機能し、無線コントローラ10はスレーブとして機能する。
図2は、ゲーム機20の通信機能を実現する構成を示す。ゲーム機20は、スレーブと無線接続可能な通信モジュール24aおよび24b(以下、総称する場合は、「通信モジュール24」と呼ぶ)と、通信モジュール24の情報伝送を制御する制御部22とを備える。ゲーム機20は、3つ以上の通信モジュール24を備えてもよい。
本実施例における通信機能は、ゲーム機20において、CPU、メモリ、メモリにロードされたプログラムなどによって実現され、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。プログラムは、ゲーム機20に内蔵されていてもよく、また記録媒体に格納された形態で外部から供給されるものであってもよい。したがってこれらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者に理解されるところである。また、制御部22による通信機能が通信モジュール24の1つの機能として組み込まれる場合には、プログラムは通信モジュール24、すなわちマスタに内蔵されていてもよい。
複数の通信モジュール24は、実質的に同一の通信能力を有し、その無線通信範囲は互いに重なっている。複数の通信モジュール24は、その通信範囲と比較すると物理的に非常に近接した位置に配置され、これらの無線通信範囲は実質的に同一であってもよい。したがって、ゲームシステム1において、通信モジュール24aの通信範囲内に存在する無線コントローラ10は、通信モジュール24bの通信範囲内にも存在し、無線コントローラ10は、通信モジュール24aまたは通信モジュール24bの任意の一方に接続可能な環境にある。制御部22は、図示のごとく通信モジュール24とは別の構成として存在してもよいが、1つの通信モジュール24の機能に組み込まれて、他の通信モジュール24の通信を制御してもよい。
通信モジュール24は、ゲーム機本体に内蔵されるタイプのものであってもよく、また外付けでゲーム機20に接続されるタイプのものであってもよい。後者の場合、ゲーム機20は、通信モジュール24を取り付ける取付部を有し、制御部22は、取付部に通信モジュール24が取り付けられた状態で、少なくとも1つの通信モジュール24の通信を管理する。ゲーム機20の筐体に全ての通信モジュール24が内蔵されていてもよく、または一部の通信モジュール24、さらには全ての通信モジュール24が取付部を介して接続されてもよい。例えば、ゲーム機20は、出荷時に1つの通信モジュール24を筐体に内蔵しており、さらに1以上の取付部を有して、通信モジュールを追加接続できる構成を有していてもよい。なお、全ての通信モジュール24が取付部を介して接続される場合、制御部22は、いずれか又は全ての通信モジュール24を内蔵するアダプタの筐体に組み込まれていてもよい。
本実施例において、制御部22は、少なくとも1つの通信モジュール24の周波数ホッピングを制御する。以下に詳細に説明するが、制御部22は、少なくとも1つの通信モジュールのホッピングする周波数チャネルを定める。具体的に、実施例では、複数の通信モジュール24で使用する周波数チャネルが時間的に重ならないように少なくとも1つの通信モジュール24の周波数ホッピングを制御する。なお、複数の通信モジュール24で使用する周波数チャネルは完全に重ならないことが好ましいが、このような厳密なレベルの要求を緩和してもよく、その場合に制御部22は、複数の通信モジュール24が独立して周波数ホッピングするときよりも信号の衝突確率が低くなるように、少なくとも1つの通信モジュール24のホッピングする周波数チャネルを定めればよい。日本でいえば、ある環境内に2つの通信モジュール24が存在する場合に、衝突確率が1/79よりも小さくなるように、制御部22が1つの通信モジュール24の周波数ホッピングを制御する。これにより、複数の通信モジュール24が存在し、且つ1/60秒に1回の通信がなされなければならない環境において、各通信モジュール24がランダムに独自のホッピングパターンで通信する場合と比較して、通信の安定性を実現することが可能となる。
図3は、ゲームシステム1において周波数ホッピング方式による通信を行う構成例を示す。説明の便宜上、ゲーム機20の通信モジュール24を送信側の構成として示し、無線コントローラ10の通信モジュール60を受信側の構成として示すが、ゲーム機20および無線コントローラ10が、送信側および受信側の双方の構成を備えていることは言うまでもない。
送信側の通信モジュール24において、制御部22から送信データが送られ、1次変調器50がPSKなどによりデータ信号を1次変調する。ホッピングパターン発生器52は、通常、PN(擬似拡散)系列の拡散符号を生成し、周波数シンセサイザ54が、拡散符号に応じて一定周期で搬送波周波数すなわち周波数チャネルを時間的に切り替える。ホッピングパターンは、周波数チャネルを切り替える順を示し、所定の周期をもつサイクリックなパターンである。拡散変調器56は、周波数シンセサイザ54の出力に応じて1次変調信号を周波数変換する。データ信号の周波数チャネルを拡散符号に応じて切り替える(ホップさせる)ことで、データ信号のベースバンド帯域幅に比べて広い占有周波数帯域幅を用いた拡散変調方式を実現できる。
受信側の通信モジュール60では、ホッピングパターン発生器64が、送信側と同じ拡散符号を生成し、周波数シンセサイザ66が、拡散符号に応じて一定周期で周波数チャネルを時間的に切り替える。送信側および受信側のホッピングパターンの位相が合うように同期をとり、受信信号の搬送波周波数と周波数シンセサイザ66から出力する搬送波周波数を同一にすることで、拡散復調器62が受信信号を周波数変換し、拡散復調する。信号復調器68は、拡散復調された受信信号を復調する。
周波数シンセサイザ54は、DDS回路を用いてもよい。DDS回路は、デジタル信号をもとに周波数を変化させる。例えば、ホッピングパターン発生器52がPN符号を出力すると、DDS回路はそれを直列−並列変換して、周波数を決定してもよい。この直列−並列変換は、シリアルに入力されたビット順に下位ビットから割り当てることで行われる。シリアルな入力信号を(1011010)とすると、DDS回路にパラレルで入力される信号は(0101101)となる。このパラレルな入力信号を2進数表現された7ビットのデータとして処理すると、その値は45となり、したがって最も単純な例は、DDS回路から出力される周波数が45MHzとなる。
Bluetoothにおいては、マスタが固有に有しているBluetoothアドレスのうち、LAP(Lower Address Part)24ビット、UAP(Upper Address Part)4ビットの計28ビットを拡散符号として利用する。また、Bluetoothクロックに位相オフセット分を加えたものをもとに、周波数シンセサイザ54が周波数を定めて出力する。マスタのアドレス情報をもとにホッピングパターンを定めることで、マスタ固有のホッピングパターンを生成することができる。
図2に戻って本実施例では、既述のごとく、各通信モジュール24が周波数ホッピングにより無線コントローラ10と無線通信を行う。各通信モジュール24は、それぞれマスタとして独自のホッピングパターンを生成することができるが、そのホッピングパターンを互いに独立して使用した場合には、同一の周波数を利用する場合に送信信号の衝突が発生する。そのため、制御部22は、複数のマスタで使用する周波数チャネルが時間的に重ならないように少なくとも1つのマスタの周波数ホッピングを制御する。これにより、ゲームシステム1における高速通信を実現することができ、ゲームのリアルタイム性を向上することができる。以下では、通信モジュール24aを「マスタA」と呼び、また通信モジュール24bを「マスタB」と呼ぶ。
図4(a)は、Bluetoothにおいて周波数ホッピングに割り当てられている周波数帯域(2402MHz〜2480MHz)を示す。Bluetoothでは、2.4GHz帯の周波数帯域が1MHzごとに79個の周波数チャネルに分割され、1秒間に1600回のチャネル切替を行って通信を行う。
図4(b)は、周波数帯域を2つに分割した状態を示す。第1の実施例では、制御部22は、2.4GHz帯の周波数帯域をマスタA用とマスタB用に分割する。制御部22は、分割した2402MHz〜2440MHzの周波数帯域をマスタAに割り当て、また2441MHz〜2480MHzの周波数帯域をマスタBに割り当てる。この例では、マスタAには39の周波数チャネルが設定され、またマスタBには40の周波数チャネルが設定される。マスタAおよびマスタBは、分割した異なる周波数帯域において周波数ホッピングを行うため、マスタAが属するピコネットとマスタBが属するピコネットとの間で、使用する周波数が同一となることがなく、送信信号の衝突を回避することができる。
図4(c)は、周波数帯域を4つに分割した状態を示す。制御部22は、分割した2402MHz〜2421MHzと2441MHz〜2460MHzの周波数帯域をマスタAに割り当て、また2422MHz〜2440MHzと2461MHz〜2480MHzの周波数帯域をマスタBに割り当てる。この例では、周波数帯域をマスタの数より多い数となるように分割し、分割した複数の周波数帯域を各マスタに割り当てている。周波数帯域の分割数は、3つであってもよく、また5つ以上であってもよい。例えば、79の周波数チャネルをマスタAとマスタBに奇数番目のチャネルおよび偶数番目のチャネルとしてそれぞれ交互に割り当ててもよく、その場合は、周波数帯域を79に分割したことに等しい。
図4(d)は、図4(c)に示した周波数帯域において、他の機器からの信号により干渉が発生した状態を示す。これは、周波数帯域の一部の帯域に、Bluetooth以外の機器で使用する信号周波数が重なった状態に相当する。図示の例では、2402MHz〜2440MHzの間の周波数帯域の一部が干渉帯域となっている。この干渉帯域で通信を行うと、当然のことながら通信エラーの発生する確率が高い。一般に、周波数ホッピング方式において通信エラーが発生すると再送処理を行うことになるが、リアルタイム性が要求されるアプリケーションの実行中は、再送処理により通信の高速性が損なわれるため、干渉帯域の存在が判明すると、その干渉帯域以外の周波数帯域を用いて通信を行うことが好ましい。例えば、制御部22は、周波数帯域を各マスタに割り当てる前に、周波数帯域における信号干渉をスキャンして調べてもよい。
制御部22は、干渉帯域が判明した後に周波数帯域を分割して各マスタに割り当てるのであれば、予め干渉帯域を除いた周波数帯域を複数に分割すればよい。一方、周波数帯域を分割し、既に各マスタへの割り当てが完了している状態で、干渉帯域の存在を認識した場合には、制御部22は、干渉帯域の周波数を除いて周波数帯域を再設定する必要がある。これは、通信モジュール24による通信の開始後、他の機器で通信が開始されたような場合が該当する。この場合は、図4(d)に示すように、予め多数の帯域に細分化しておくことで、マスタ間に割り当てる周波数帯域の広狭に差が生じる可能性を低減できる。2402MHz〜2440MHzの間に干渉帯域が生じる場合、図4(b)に示すように、周波数帯域を2分割している場合には、マスタAの使用帯域が著しく減ることになるが、図4(d)に示すように周波数帯域を4分割している場合には、マスタAとマスタBの使用帯域が結果としてほぼ均等となり、通信の安定化を実現する上で好ましい。
以上のように、第1の実施例では、制御部22が周波数帯域を分割し、分割した異なる周波数帯域を各マスタが周波数ホッピングに利用する周波数帯域として各マスタに割り当てることで、ピコネット間の信号の衝突を回避し、リアルタイム性に優れた信号伝送を実現することができる。なお、この例では2つのマスタが存在していることを前提としているが、3つ以上のマスタが存在している場合でも同様に周波数帯域を分割することができる。具体的に、マスタが3つ存在する場合は、79チャネルを、26チャネル、26チャネル、27チャネルの3つに分割すればよく、マスタが4つ存在する場合は、19チャネル、20チャネル、20チャネル、20チャネルの4つに分割すればよい。各マスタは、割り当てられた周波数チャネルの範囲内でホッピングパターンを生成し、周波数ホッピングによる無線通信を行う。なお、ホッピング数の下限値、すなわち周波数チャネル数の下限値が定められる場合には、その下限値を満足するように、周波数帯域を分割する。
第2の実施例では、基準となるホッピングパターンまたは拡散符号をもとに、少なくとも1つのマスタが使用するホッピングパターンを生成する。ここでは、1つのマスタが使用するホッピングパターンを基準として、他のマスタは、そのホッピングパターンの位相をずらしたホッピングパターンを使用する。1つのホッピングパターンを位相をずらして使用することで、各ピコネットにおいて使用する通信周波数が時間的に重なることなく、信号の衝突を回避することができる。
図5は、各ピコネットで使用するホッピングシーケンスを示す。ここでは、マスタAとスレーブAとが通信し、またマスタBとスレーブBとが通信する場合を例にとる。マスタAは、自身のアドレス情報をもとにホッピングパターンを生成し、またスレーブAも、マスタAのアドレス情報をもとにホッピングパターンを生成する。第2の実施例では、このホッピングパターンを基準ホッピングパターンと呼ぶ。制御部22は、マスタAのアドレス情報をマスタBに通知する。
マスタBは、マスタAのアドレス情報をもとに、ホッピングパターンを生成する。生成されるホッピングパターンは、基準ホッピングパターンである。すなわち、マスタAのアドレス情報は、マスタAとマスタBとの間で共通の拡散符号となる。マスタBは、マスタAのアドレス情報をスレーブBに通知し、スレーブBも、マスタAのアドレス情報をもとに、基準ホッピングパターンを生成する。このようにして、各マスタおよび各マスタと接続するスレーブは、共通の基準ホッピングパターンをもつことになる。
マスタBは、この基準ホッピングパターンを、マスタAで用いる基準ホッピングパターンと重ならないように、位相をずらして使用する。図5に示す例では、マスタBが、基準ホッピングパターンの位相を、マスタAよりも2スロット分だけ遅延させる。遅延量は制御部22により、ホッピングパターンの1周期よりも短い時間として設定され、マスタBは、制御部22より通知される遅延量をもとに、基準ホッピングパターンの位相を遅延させる。なおマスタBは、自身で予め遅延量を保持していてもよい。このように、同一のホッピングパターンを位相をずらして各マスタおよび各スレーブで使用することで、使用する通信周波数の重複を回避できる。なお、マスタBは、マスタAからのアドレス情報をもとにホッピングパターンを作成してもよいが、マスタAで生成したホッピングパターンを制御部22を介して受け取ってもよい。マスタAは、制御部22を介してホッピング開始タイミングをマスタBに通知することで、互いに位相をずらした周波数ホッピングを実現することができる。
第3の実施例では、基準となるホッピングパターンまたは拡散符号をもとに、少なくとも1つのマスタで使用するホッピングパターンを生成し、ここでは、1つのマスタが使用するホッピングパターンを基準として設定し、他のマスタは、そのホッピングパターンを所定の周波数だけオフセットしたホッピングパターンを使用する。オフセット量は、基準ホッピングパターンとの間で干渉が生じない程度に設定され、Bluetoothの場合は、1MHz以上のオフセット量であればよい。基準となるホッピングパターンと、そのホッピングパターンの周波数帯域を所定量だけオフセットしたホッピングパターンを用いることで、各ピコネットにおいて使用する通信周波数が重なることなく、信号の衝突を回避することができる。
図6は、各ピコネットで使用するホッピングシーケンスを示す。ここでは、図5の例と同様に、マスタAとスレーブAとが通信し、またマスタBとスレーブBとが通信する場合を例にとる。マスタAは、自身のアドレス情報をもとにホッピングパターンを生成し、またスレーブAも、マスタAのアドレス情報をもとにホッピングパターンを生成する。このホッピングパターンを基準ホッピングパターンと呼ぶ。制御部22は、マスタAのアドレス情報をマスタBに通知する。
マスタBは、マスタAのアドレス情報をもとに、ホッピングパターンを生成する。このホッピングパターンは、基準ホッピングパターンである。続いて、マスタBは、この基準ホッピングパターンを所定量の周波数だけオフセットする。マスタBは、基準ホッピングパターンをオフセットしたものを、自身のホッピングパターンとして使用する。マスタBは、マスタAのアドレス情報と所定のオフセット量をスレーブBに通知し、スレーブBも、マスタAのアドレス情報をもとに、基準ホッピングパターンを生成して、所定量オフセットする。このようにして、各マスタおよび各マスタと接続するスレーブは、互いに時間的に重なることのないホッピングパターンをもつことになる。
マスタBは、オフセットした基準ホッピングパターンを、マスタAで用いる基準ホッピングパターンと同一のタイミングすなわち同一の位相で使用する。オフセット量は制御部22により設定されて、マスタBに通知される。なおマスタBは、自身で予めオフセット量を保持していてもよい。このように、マスタBが基準ホッピングパターンを所定量だけオフセットして使用することで、使用する通信周波数の重複を回避できる。なお、マスタBは、マスタAからのアドレス情報をもとにホッピングパターンを作成してもよいが、マスタAで生成したホッピングパターンを制御部22を介して受け取ってもよい。またオフセット量を加えた通信周波数が、使用する周波数帯域から外れる場合には、周波数帯域内に入るように補正を行う。
周波数チャネルの下限をFmin、上限をFmaxとし、オフセット量をFoff(0<Foff)とする。周波数チャネルF(Fmin≦F≦Fmax)に対して、オフセットを加えた値(F+Foff)がFmax以下の場合(F+Foff≦Fmax)、マスタBは、(F+Foff)の周波数チャネルを使用することができる。一方、(F+Foff)がFmaxよりも大きい場合(F+Foff>Fmax)、この周波数を所定の周波数帯域内に補正するべく、搬送波周波数を(F+Foff-(Fmax-Fmin))に変更する。これにより、所定の周波数帯域内で、基準ホッピングパターンにオフセット量を加算した場合であっても、適切に周波数帯域内に収めることが可能となり、またピコネット間で周波数の重複使用を回避できる。
第4の実施例では、基準となるホッピングパターンまたは拡散符号をもとに、少なくとも1つのマスタが使用するホッピングパターンを生成し、ここでは、1つのマスタが周波数チャネルを指定するビットデータすなわち拡散符号から周波数チャネルを設定し、別のマスタが、そのビットデータを反転したビットデータをもとに周波数チャネルを設定する。これにより、各マスタにおいて使用する通信周波数が重なることなく、信号の衝突を回避することができる。
例えば、DDS回路に入力されるパラレルな信号列が(0100101)であるとき、既述したようにホッピング周波数は45MHzとなり、一方でそれを反転したビットデータ(1011010)に対するホッピング周波数は82MHzとなって、これらのホッピング周波数は必ず異なったものとなる。このように、拡散符号をビット反転することで、マスタAのピコネットおよびマスタBのピコネットでは、互いに異なる周波数チャネルを設定することができる。なお、これまでの実施例と同様に、マスタAの拡散符号は、制御部22を介してマスタBに通知され、マスタBは、その拡散符号をビット反転する。この方法はBluetooth以外の環境でも利用することができるが、日本において79チャネルが割り当てられるBluetoothに利用する場合は、反転した後のホッピング周波数が、適切に周波数帯域内に含まれるように補正をかけることが必要である。
図7は、ビット反転した場合の2つのマスタの周波数チャネルを示す。ここでは、拡散符号を、PN符号の連続した3ビットで表現する。時間の経過とともに、PN符号は1ビットずつシフトする。図7(a)は、マスタAの周波数チャネルが時間の経過とともに変化することを示し、図7(b)は、マスタBの周波数チャネルが時間の経過とともに変化することを示す。
図示するように、拡散符号をビット反転することで、マスタAとマスタBの周波数チャネルは常に異なるものとなる。これにより、各マスタにおいて使用する通信周波数が時間的に重なることなく、信号の衝突を回避することができる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。実施例では主にBluetoothに関連して説明したが、本発明は、これに限定するものではなく、周波数ホッピング方式を利用する通信環境に適用することができる。例えば、本発明は、高速性が要求されるAV系の伝送システムなどに適用することが好ましい。また、日本ではBluetoothに79チャネルが割り当てられているが、海外では数十チャネル程度しか割り当てられていない国もあり、複数マスタが存在する環境では、信号衝突が頻繁に発生しうると考えられ、本発明を有効に適用することができる。
また、実施例では、マスタ側でホッピングパターンを制御する例について説明したが、スレーブ側で制御することも可能である。例えば、スレーブがマスタに対してホッピングパターンの変更要求を送信し、マスタが、その要求に対する許可を与える。許可を与える場合、スレーブは、新しいホッピングパターンをマスタに送信し、マスタは、そのホッピングパターンを、自己のピコネットに所属する他のスレーブに対してブロードキャストする。これにより、スレーブ主導で、ピコネットのホッピングパターンを共通化することが可能となる。
また、Bluetoothでは、AFH(Adaptive Frequency Hopping)が規定され、周波数ホッピングを行わないシステムとの相互干渉を低減する対策が採用される予定になっている。この場合は、実施例における基準ホッピングパターンは、AFHを適用した後のホッピングパターンとなり、上述したように、この基準ホッピングパターンをもとに、好適な周波数ホッピングを実現することが可能となる。
さらに、上記した実施例では、各マスタで使用する周波数チャネルを適応的に設定する例として説明したが、予め制御部22が、互いに重なり合うことのないホッピングパターンを複数用意し、そのホッピングパターンを各マスタに提供してもよい。また、制御部22は、各マスタが生成したホッピングパターンを取得し、それらのホッピングパターンが、複数のマスタが独立して周波数ホッピングするときよりも信号の衝突確率が低くなる場合に、各マスタに対して、そのホッピングパターンの使用を許可するように制御してもよい。なお、理想的には、ホッピングパターンが互いに重なり合うことのないことが好ましい。ホッピングパターンにおける周波数帯域に時間的な重複がある場合は、その旨を各マスタに通知し、再度、新たなホッピングパターンを生成するように指示を行ってもよい。
実施例に係るゲームシステムの全体構成を示す図である。 ゲーム機の通信機能を実現する構成を示す図である。 ゲームシステムにおいて周波数ホッピング方式による通信を行う構成例を示す図である。 (a)は、Bluetoothにおける周波数帯域(2402MHz〜2480MHz)を示す図であり、(b)は、周波数帯域を2つに分割した状態を示す図であり、(c)は、周波数帯域を4つに分割した状態を示す図であり、(d)は、他の機器からの信号により干渉が発生した状態を示す図である。 ホッピングシーケンスを示す図である。 ホッピングシーケンスを示す図である。 ビット反転した場合の2つのマスタの周波数チャネルを示す図である。
符号の説明
1・・・ゲームシステム、10・・・無線コントローラ、20・・・ゲーム機、22・・・制御部、24・・・通信モジュール、30・・・出力装置、60・・・通信モジュール。

Claims (15)

  1. 周波数ホッピング方式によりスレーブと無線接続可能な複数のマスタと、
    少なくとも1つのマスタのホッピングする周波数チャネルを定める制御部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 周波数ホッピング方式によりスレーブと無線接続可能なマスタを取り付ける取付部と、
    取付部にマスタが取り付けられた状態で、少なくとも1つのマスタのホッピングする周波数チャネルを定める制御部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  3. 制御部は、複数のマスタが独立して周波数ホッピングするときよりも信号の衝突確率が低くなるように、少なくとも1つのマスタのホッピング周波数チャネルを定めることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 制御部は、複数のマスタで使用する周波数チャネルが時間的に重ならないように少なくとも1つのマスタの周波数ホッピングを制御することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 制御部は、所定の周波数帯域を分割し、分割した異なる周波数帯域を、各マスタが周波数ホッピングに利用する周波数帯域として各マスタに割り当てることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信装置。
  6. 制御部は、周波数帯域を、マスタの数より多い数となるように分割し、分割した複数の周波数帯域を各マスタに割り当てることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 基準となるホッピングパターンまたは拡散符号をもとに、少なくとも1つのマスタで使用するホッピングパターンが生成されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信装置。
  8. 少なくとも1つのマスタは、位相をずらした基準ホッピングパターンを用いて周波数ホッピングを行うことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 少なくとも1つのマスタは、周波数をオフセットした基準ホッピングパターンを用いて周波数ホッピングを行うことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  10. 少なくとも1つのマスタは、周波数チャネルを指定するビットデータを反転したビットデータにより定められる周波数チャネルを用いて周波数ホッピングを行うことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  11. 周波数ホッピング方式により無線コントローラと無線接続可能な複数の通信モジュールと、
    少なくとも1つの通信モジュールのホッピングする周波数チャネルを定める制御部と、
    を備えることを特徴とするゲーム機。
  12. ゲーム機用の無線コントローラと、
    周波数ホッピング方式により無線コントローラと無線接続可能な複数の通信モジュール、および少なくとも1つのマスタのホッピングする周波数チャネルを定める制御部とを備えたゲーム機と、
    を備えることを特徴とするゲームシステム。
  13. ゲーム機用の無線コントローラと、
    周波数ホッピング方式により無線コントローラと無線接続可能な通信モジュールを取り付ける取付部と、前記取付部に通信モジュールが取り付けられた状態で、少なくとも1つのマスタのホッピングする周波数チャネルを定める制御部とを備えたゲーム機と、
    を備えることを特徴とするゲームシステム。
  14. 周波数ホッピング方式を用いて通信する複数のマスタが存在する環境において、複数のマスタが独立して周波数ホッピングするときよりも信号の衝突確率が低くなるように少なくとも1つのマスタのホッピング周波数チャネルを定めて、マスタとスレーブとの間の通信を実現する通信制御方法。
  15. 周波数ホッピング方式を用いて通信する複数のマスタを管理するコンピュータに、
    複数のマスタが独立して周波数ホッピングするときよりも信号の衝突確率が低くなるように少なくとも1つのマスタのホッピング周波数チャネルを定める機能を実行させるためのプログラム。
JP2003377396A 2003-11-06 2003-11-06 通信装置、通信制御方法、ゲーム機およびゲームシステム Pending JP2005142860A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003377396A JP2005142860A (ja) 2003-11-06 2003-11-06 通信装置、通信制御方法、ゲーム機およびゲームシステム
US10/983,212 US7620372B2 (en) 2003-11-06 2004-11-05 Communication device, method for controlling communication, game machine, and game system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003377396A JP2005142860A (ja) 2003-11-06 2003-11-06 通信装置、通信制御方法、ゲーム機およびゲームシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005142860A true JP2005142860A (ja) 2005-06-02

Family

ID=34631367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003377396A Pending JP2005142860A (ja) 2003-11-06 2003-11-06 通信装置、通信制御方法、ゲーム機およびゲームシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7620372B2 (ja)
JP (1) JP2005142860A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008245138A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Japan Radio Co Ltd 基地局装置および端末装置
US7697896B2 (en) 2005-03-16 2010-04-13 Sony Computer Entertainment Inc. Communication apparatus preventing communication interference
US8180363B2 (en) 2005-11-15 2012-05-15 Sony Computer Entertainment Inc. Communication apparatus preventing communication interference
WO2013005718A1 (ja) * 2011-07-04 2013-01-10 シャープ株式会社 通信システム、基地局装置、移動局装置および通信方法
WO2014010054A1 (ja) * 2012-07-12 2014-01-16 三菱電機株式会社 電子機器
JP2015142191A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 防衛省技術研究本部長 周波数ホッピング方法及び装置
JP2016536813A (ja) * 2014-01-10 2016-11-24 ミツビシ・エレクトリック・アールアンドディー・センター・ヨーロッパ・ビーヴィMitsubishi Electric R&D Centre Europe B.V. 時間周波数資源を決定する方法およびシステム
JP2017022746A (ja) * 2013-03-08 2017-01-26 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated コンカレントデバイス発見のためのシステムおよび方法
WO2020096064A1 (ja) 2018-11-09 2020-05-14 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 通信装置、電子機器および無線接続方法
WO2020096067A1 (ja) * 2018-11-09 2020-05-14 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 通信装置
US11510255B2 (en) 2018-11-09 2022-11-22 Sony Interactive Entertainment Inc. Communication device, electronic apparatus, and wireless connection method
US11943822B2 (en) 2018-11-09 2024-03-26 Sony Interactive Entertainment Inc. Communication device, connection destination determination method, and wireless connection method

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8369795B2 (en) 2005-01-12 2013-02-05 Microsoft Corporation Game console notification system
US9289678B2 (en) * 2005-01-12 2016-03-22 Microsoft Technology Licensing, Llc System for associating a wireless device to a console device
US8203983B2 (en) * 2007-03-15 2012-06-19 Lantiq Deutschland Gmbh Multi-domain network with centralized management
EP3340502A1 (en) 2007-10-01 2018-06-27 Panasonic Corporation Radio communication device and response signal spreading method
GB2463277B (en) * 2008-09-05 2010-09-08 Sony Comp Entertainment Europe Wireless communication system
US9786155B2 (en) 2016-01-27 2017-10-10 Honeywell International Inc. Employing offsets to create multiple orthogonal channel sequences in frequency hopping systems
CN117751527A (zh) * 2021-09-23 2024-03-22 华为技术有限公司 用于短距无线通信的跳频通信方法及相关设备
US20230362609A1 (en) * 2022-05-05 2023-11-09 Airoha Technology Corp. Bluetooth transmitter, bluetooth receiver, and receiver

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09191302A (ja) 1996-01-10 1997-07-22 Canon Inc 無線通信システム及び無線通信方法
JP3692695B2 (ja) 1997-03-14 2005-09-07 ブラザー工業株式会社 通信装置及び親機
JP2001036580A (ja) 1999-07-22 2001-02-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット終了判定方法、パケット送信装置およびパケット受信装置
JP2001190842A (ja) 2000-01-14 2001-07-17 Mitsumi Electric Co Ltd ワイヤレス・ゲームコントローラシステム
US6684062B1 (en) * 2000-10-25 2004-01-27 Eleven Engineering Incorporated Wireless game control system
KR100416263B1 (ko) 2001-11-30 2004-01-31 삼성전자주식회사 비콘간격의 조절이 가능한 무선통신기기 및 그 방법
JP3907609B2 (ja) * 2003-04-30 2007-04-18 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント ゲーム実行方法、ゲーム機、通信方法および通信装置
KR20060066061A (ko) * 2003-07-23 2006-06-15 가부시키가이샤 소니 컴퓨터 엔터테인먼트 통신장치, 게임시스템, 접속확립방법, 통신방법,어댑터장치 및 통신시스템
US7231221B2 (en) * 2003-09-12 2007-06-12 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Channel access methods and apparatus in low-power wireless communication systems

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7697896B2 (en) 2005-03-16 2010-04-13 Sony Computer Entertainment Inc. Communication apparatus preventing communication interference
US8180363B2 (en) 2005-11-15 2012-05-15 Sony Computer Entertainment Inc. Communication apparatus preventing communication interference
US8423041B2 (en) 2005-11-15 2013-04-16 Sony Computer Entertainment Inc. Communication apparatus preventing communication interference
JP2008245138A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Japan Radio Co Ltd 基地局装置および端末装置
WO2013005718A1 (ja) * 2011-07-04 2013-01-10 シャープ株式会社 通信システム、基地局装置、移動局装置および通信方法
US9369565B2 (en) 2012-07-12 2016-06-14 Mitsubishi Electric Corporation Electronic device
WO2014010054A1 (ja) * 2012-07-12 2014-01-16 三菱電機株式会社 電子機器
JP5796127B2 (ja) * 2012-07-12 2015-10-21 三菱電機株式会社 電子機器
JP2017022746A (ja) * 2013-03-08 2017-01-26 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated コンカレントデバイス発見のためのシステムおよび方法
JP2016536813A (ja) * 2014-01-10 2016-11-24 ミツビシ・エレクトリック・アールアンドディー・センター・ヨーロッパ・ビーヴィMitsubishi Electric R&D Centre Europe B.V. 時間周波数資源を決定する方法およびシステム
US10009155B2 (en) 2014-01-10 2018-06-26 Mitsubishi Electric Corporation Method and system for determining time and frequency resources
JP2015142191A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 防衛省技術研究本部長 周波数ホッピング方法及び装置
WO2020096064A1 (ja) 2018-11-09 2020-05-14 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 通信装置、電子機器および無線接続方法
WO2020096067A1 (ja) * 2018-11-09 2020-05-14 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 通信装置
JPWO2020096067A1 (ja) * 2018-11-09 2021-09-24 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 通信装置
US11510255B2 (en) 2018-11-09 2022-11-22 Sony Interactive Entertainment Inc. Communication device, electronic apparatus, and wireless connection method
JP7219288B2 (ja) 2018-11-09 2023-02-07 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 通信装置
US11606114B2 (en) 2018-11-09 2023-03-14 Sony Interactive Entertainment Inc. Communication device
US11849352B2 (en) 2018-11-09 2023-12-19 Sony Interactive Entertainment Inc. Communication device, electronic apparatus, and wireless connection method
US11943822B2 (en) 2018-11-09 2024-03-26 Sony Interactive Entertainment Inc. Communication device, connection destination determination method, and wireless connection method

Also Published As

Publication number Publication date
US7620372B2 (en) 2009-11-17
US20050122948A1 (en) 2005-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005142860A (ja) 通信装置、通信制御方法、ゲーム機およびゲームシステム
US6928085B2 (en) System and method for providing quality of service and contention resolution in ad-hoc communication systems
US8170484B2 (en) Synchronized UWB piconets for SOP (simultaneously operating piconet) performance
EP2732666B1 (en) Overlaying independent unicast frequency hopping schedules with a common broadcast schedule
US6993049B2 (en) Communication system
US7532610B2 (en) Structured adaptive frequency hopping
US7190686B1 (en) Self configuring high throughput medium access control for wireless networks
US8472414B2 (en) Sharing a frequency band between different radio communications protocols
US20090022073A1 (en) Repeated Channel Adaptive Frequency Hopping
Sahoo et al. Sequence-based channel hopping algorithms for dynamic spectrum sharing in cognitive radio networks
JP2002271235A (ja) 組織化された適応周波数ホッピング
EP2648345B1 (en) TDMA wireless communications system and related methods
KR20030017987A (ko) 무선통신시스템, 제어국, 통신장치, 통신제어방법,무선통신방법 및 통신제어 프로그램
US7684465B1 (en) Frequency hopping communication protocol
JP3777155B2 (ja) 接続率の向上が可能な無線通信機器及びその方法
WO2005067162A1 (en) A method for reducing radio interference in a frequency-hopping radio network
US7366534B2 (en) Wireless communication apparatus, method thereof, and wireless communication system employing the same
Shao et al. BuSAR: Bluetooth slot availability randomization for better coexistence with dense Wi-Fi networks
JP2005513974A (ja) 周波数ホッピング拡散スペクトル通信システム
KR20070083321A (ko) 동일 주파수 대역을 사용하는 이종의 무선 네트워크 장치를하나의 보드에 통합ㆍ공존시키기 위한 공존 시스템 및그의 동작 방법
US7180903B1 (en) Resource management in uncoordinated frequency hopping system
EP4027557B1 (en) Method for managing wireless packet communications by assigning separate resources for sequential transmission attempts
JP2008283589A (ja) 通信データ中継方法、通信データ中継プログラム
US20210136758A1 (en) Systems and Methods for Managing Wireless Packet Communications by Assigning Separate Resources for Sequential Transmission Attempts
JP2003179576A (ja) 無線通信システム、無線送信装置、無線受信装置、無線送信方法、無線受信方法、そのプログラム並びにプログラム記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090410

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090507