JP2005142506A - レーザアニール装置の状態測定方法 - Google Patents

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琢夫 松村
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Abstract

【課題】 コストを掛けずに短時間で正確にレーザアニール装置の状態を測定し、最良のパラメータを設定できるレーザアニール装置の状態測定方法を提供すること。
【解決手段】 レーザアニール装置の動作状態を設定するパラメータを複数種類記憶部に一括して記憶して、このパラメータに基づきレーザアニール装置の動作状態を順次複数の動作状態に設定しながら、一枚の被処理物上に前記複数の動作状態に対応する複数のレーザアニール処理を実施する。一枚の被処理物上には、複数の動作状態に対応する複数のレーザアニール処理が並べて実施される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザアニール装置の状態測定方法に関する。
例えば低温ポリシリコンフラットパネルディスプレイの製造工程においては、ポリシリコン生成のためにレーザアニール処理が行われている。その際、基板処理の前に、レーザアニール装置の状態を検査し、最良のパラメータを設定する必要があることから、光学系を微調整しつつ複数枚の基板に試し照射し、アニール装置の状態、レーザ発振器の状態を把握している。
しかし、従来は、上記のように、光学系を微調整しつつ複数枚の基板に試し照射してレーザアニール装置の状態を測定するから、時間が掛かる上、複数枚の基板消費から高コストになる問題点があった。また、微調整毎に次々基板を代えてレーザ照射すると、前処理(例えば洗浄処理)からレーザ照射までの時間差によって複数の基板に変化が生じているので、その基板変化が照射結果に影響を与えかねない懸念があり、正確な測定ができない場合があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、コストを掛けずに短時間で正確にレーザアニール装置の状態を測定し、最良のパラメータを設定できるレーザアニール装置の状態測定方法を提供することを目的とする。
本発明のレーザアニール装置の状態測定方法は、X−Yテーブル上の被処理物に対してレーザアニール処理するレーザアニール装置と、このレーザアニール装置の動作状態を複数の動作状態に設定する複数のパラメータを一括して記憶する記憶部と、この記憶部に記憶された複数のパラメータに基づいて前記レーザアニール装置の動作状態を複数の動作状態に順次制御する制御手段とを具備し、前記記憶部に記憶された複数のパラメータに基づいて前記レーザアニール装置の動作状態を複数の動作状態に順次設定しながら、前記X−Yテーブル上の一枚の被処理物に対して、前記複数の動作状態に対応する複数のレーザアニール処理を実施することを特徴とする。
前記レーザアニール装置は、具体的には、焦点位置およびレーザ出力のうち少なくとも一つを変えて複数の動作状態に順次設定される。また、前記一枚の被処理物上には、前記複数の動作状態に対応する複数のレーザアニール処理が並べて実施されることが好ましい。
上記のような本発明のレーザアニール装置の状態測定方法によれば、レーザアニール装置の動作状態を設定するパラメータを複数種類記憶部に一括して記憶して、このパラメータに基づきレーザアニール装置の動作状態を順次複数の動作状態に自動的に設定しながら、一枚の被処理物上に前記複数の動作状態に対応する複数のレーザアニール処理を実施するようにしたから、コストを掛けずに短時間でレーザアニール装置の状態を測定できる。また、一枚の被処理物上に、上記のように短時間で複数のレーザアニール処理を実施できるので、被処理物の変化が処理結果に影響を与えることがなく、正確にレーザアニール装置の状態を測定できる。さらに、一枚の被処理物上に、複数の動作状態に対応する複数のレーザアニール処理を並べて実施すれば、処理結果の比較検討ならびに装置の状態の測定が容易で、最良のパラメータの特定が容易になる。
次に添付図面を参照して本発明によるレーザアニール装置の状態測定方法の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態を説明するための装置の構成図である。この装置は、記憶、制御を行うオペレーション機器10と、X−Yテーブル27上の被処理物である基板40に対してレーザアニール処理を施すレーザアニール装置20と、このレーザアニール装置20とオペレーション機器10とを接続するシステムインタフェース30とからなる。
レーザアニール装置20は、レーザを発振し、オペレーション機器10からシステムインタフェース30を介して供給されるシャッタオン、オフ信号によりレーザの出力、遮断が制御されるレーザ発振器21と、このレーザ発振器21から出力されたレーザの出力レベルを調整するレーザアッテネータ22と、このレーザアッテネータ22をオペレーション機器10からのアッテネータ制御信号bにより制御するコントローラ23と、前記レーザアッテネータ22出力のレーザが反射鏡24を介して入射され、X−Yテーブル27上の基板40に対してレーザの焦点を結ばせるフォーカスレンズ25と、オペレーション機器10からのフォーカス制御信号aにより前記フォーカスレンズ25を制御して、基板40上のレーザの焦点位置を制御するフォーカスシステム26と、前記X−Yテーブル27を有するX−Yテーブルシステム28とからなる。X−Yテーブルシステム28は、サーボシステムで構成され、駆動源としてのサーボモータ、X−Yテーブル移動機構および制御機構を有し、前記オペレーション機器10から位置指令(X,Y座標データx,y)、開始指令、移動速度情報などを受信し、かつテーブル27の位置情報を前記オペレーション機器10に送出する。
前記オペレーション機器10には、レーザアニール装置20の動作状態を設定するパラメータが記憶される。しかも、前記オペレーション機器10においては、レーザアニール装置20の複数の動作状態に対応して複数のパラメータが一括して記憶される。図1では、符号11の枠内に示すように、n種類の動作状態に対応してn種類のパラメータが一括して記憶される。
レーザアニール装置20は、X−Yテーブル27上の基板40に照射されるレーザ出力および基板40上のレーザの焦点位置の少なくとも一つを変化させて複数の動作状態に設定される。したがって、オペレーション機器10には、レーザ出力を制御するアッテネータ制御信号bに対応するアッテネータパラメータbおよび焦点位置を制御するフォーカス制御信号aに対応するフォーカスパラメータaのうち少なくとも一つを変化させて、n種類の動作状態に対応するn種類のパラメータが記憶される。図1の枠11内においては、n種類のパラメータで、フォーカスパラメータaおよびアッテネータパラメータbのうち少なくとも一つがa,a,a,b,b,bというように異なる値になっている。
また、n種類のパラメータに対応するn種類の動作状態で合計n回のレーザアニール処理を基板に対して行った際、一枚の基板40上にn回のレーザアニール処理が並んで実施されるように、X,Y座標パラメータx,y(X,Y座標データx,yに対応し、基板40のX−Y位置を指示する)を変えてn種類のパラメータがオペレーション機器10に記憶される。例えば図1の左下部分にX−Yテーブル27および基板40の平面図を示すように、各動作状態でX方向(横方向)に帯状にレーザアニール処理が行われるとすると、n回のレーザアニール処理がY方向(縦方向)に並ぶように、枠11内のn種類のパラメータで、Y座標パラメータyをy,y,y…yというように変える。
以上のような装置においては、オペレーション機器10に記憶されたパラメータに基づいてレーザアニール装置20の動作状態が設定され、その動作状態でX−Yテーブル27上の基板40に対してレーザアニール処理が行われるが、オペレーション機器10に複数のパラメータが一括して記憶されているので、その複数のパラメータに基づいてレーザアニール装置20が順次複数の動作状態に設定されながら、X−Yテーブル27上の一枚の基板40に対して、複数の動作状態に対応する複数のレーザアニール処理が自動的に連続的に繰り返し実施される。しかも、複数の動作状態に対応する複数のレーザアニール処理は、一枚の基板40上に並んで実施される。
そして、そのレーザアニール処理結果からレーザアニール装置20の状態を測定でき、最良のパラメータを選択できるが、上記の方法によれば、オペレーション機器10に記憶された複数のパラメータに基づいて、レーザアニール装置20の複数の動作状態における複数のレーザアニール処理が自動的に連続的に一枚の基板40上に繰り返し実施されるから、短時間で装置の判断、ひいては最良のパラメータの選択を行うことができるようになり、かつ基板消費も一枚であるからコストが掛からなくなる。さらに、一枚の基板40上に、上記のように短時間で複数のレーザアニール処理が実施されるので、基板40の変化が処理結果に影響を与えることがなく、正確にレーザアニール装置20の状態を測定できる。さらに、一枚の基板40上に、複数の動作状態に対応する複数のレーザアニール処理が並べて実施されるので、処理結果の比較検討ならびに装置の状態の測定が容易で、最良のパラメータの特定が容易になる。
なお、本発明の方法は、上記の実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形、変更が可能である。
本発明の実施の形態を説明するための装置の構成図。
符号の説明
10 オペレーション機器
20 レーザアニール装置
21 レーザ発振器
22 レーザアッテネータ
23 コントローラ
24 反射鏡
25 フォーカスレンズ
26 フォーカスシステム
27 X−Yテーブル
28 X−Yテーブルシステム
30 システムインタフェイス
40 基板

Claims (3)

  1. X−Yテーブル上の被処理物に対してレーザアニール処理するレーザアニール装置と、
    このレーザアニール装置の動作状態を複数の動作状態に設定する複数のパラメータを一括して記憶する記憶部と、
    この記憶部に記憶された複数のパラメータに基づいて前記レーザアニール装置の動作状態を複数の動作状態に順次制御する制御手段とを具備し、
    前記記憶部に記憶された複数のパラメータに基づいて前記レーザアニール装置の動作状態を複数の動作状態に順次設定しながら、前記X−Yテーブル上の一枚の被処理物に対して、前記複数の動作状態に対応する複数のレーザアニール処理を実施することを特徴とするレーザアニール装置の状態測定方法。
  2. 前記レーザアニール装置は、焦点位置およびレーザ出力のうち少なくとも一つを変えて複数の動作状態に順次設定されることを特徴とする請求項1に記載のレーザアニール装置の状態測定方法。
  3. 前記一枚の被処理物上には、前記複数の動作状態に対応する複数のレーザアニール処理が並べて実施されることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザアニール装置の状態測定方法。
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