JP2005140278A - トリポード型等速自在継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外輪のトラック溝に対するガイドブロックの傾き制御およびガイドブロックの筒孔とトリポード部材の脚軸との接触部の潤滑性向上を図ること。
【解決手段】 ガイドブロック6を使用したトリポード型等速自在継手において、前記ガイドブロック6に、脚軸5の先端周面を揺動可能に嵌合させる筒孔を形成すると共に、前記脚軸5の先端周面または前記筒孔の形状を、前記ガイドブロック6の前記トリポード部材の移動方向への相対的揺動を許容するが、前記ガイドブロック6単体での直交3軸回りの回転を抑制する異形状とする。代表的には、脚軸5の先端周面と前記ガイドブロック6の筒孔7内周面との間のトルク伝達方向の接触楕円の形状を、前記外輪軸方向の長さが短くなるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車や各種産業機械において動力伝達用の摺動型等速自在継手として使用されるトリポード型等速自在継手に係り、特にNVH特性と耐久性を向上させたトリポード型等速自在継手に関する。
トリポード型等速自在継手には各種型式があるが、その中に、ガイドブロックによってトルク伝達用転動体の滑りをなくし完全転がり運動をさせるようにしたものがある(特許文献1参照)。以下、このトリポード型等速自在継手について説明する。
図7(A)(B)に示すように、外輪1の内周に軸方向に延びる3本のトラック溝2が120°の間隔をおいて形成されている。各トラック溝2の外輪周方向で対向する一対の側面に軸方向に延びる軌道溝3が設けられている。外輪1の内側に組込まれたトリポード部材4には前記トラック溝2と対応する位置に3本の脚軸5が設けられ、各脚軸5によってガイドブロック6が支持されている。ガイドブロック6を揺動自在に支持するために脚軸5に球形周面5aを形成し、その脚軸5をガイドブロック6に設けられた円筒孔7に挿入嵌合している。
ガイドブロック6の両側面には外輪トラック溝2の両側の軌道溝3に対向する一対の軌道溝8が形成され、その対向する軌道溝3、8間に複数のボールから成る転動体9が組込まれている。外輪1の軸方向に並ぶ複数の転動体9はガイドブロック6の両側において保持器10によって保持されている。この保持器10は、トラック溝2の内面とガイドブロック6の外面との間に配置される板体部10aと、板体部10aの両側を直角に折曲げて形成した保持板部10bとで構成される。保持板部10bはガイドブロック6の両側において図8のように複数(図8では3個)の転動体9を回転自在に保持する。
トラック溝2の軌道溝3とガイドブロック6の軌道溝8との間に複数の転動体9を組込むことにより、ガイドブロック6の姿勢が一定に保持される。外輪1とトリポード部材4が作動角をとると、脚軸5の球状周面5aとガイドブロック6の円筒孔7の接触部において滑りが生じ、ガイドブロック6の円筒孔7の軸心に対して脚軸5が傾斜する。このため、外輪1とトリポード部材4とが作動角をとってトルクを伝達する場合、ガイドブロック6は姿勢を一定に保持した状態でトラック溝2に沿って外輪軸方向に移動する。ガイドブロック6の移動時、転動体9は軌道溝3、8との接触によって転がり移動するため、ガイドブロック6の移動抵抗はきわめて小さい。したがって、ガイドブロック6はスムーズにスライドし、そのスライド時に振動を発生させることは殆どない。
ここで、ガイドブロック6のスライド時における転動体9の移動量は、軌道溝3、8との接触部の滑りを無視すると、ガイドブロック6の移動量の1/2である。転動体9と保持器10の相互間における移動量に差が生じると、転動体9に滑りが生じ、振動を発生させる。また、転動体9を保持する保持器10がトラック溝2の側面とガイドブロック6の側面間に単に組込まれた状態であると、転動体9と軌道溝3、8の接触部における滑りや、等速自在継手が組込まれた自動車の振動等により保持器10が軸方向にずれ動いて脱落するおそれがある。そこで、転動体9を純粋に転がり運動させ、かつ軌道溝3、8間からの転動体9の脱落を防止するため、移動量規制機構により保持器10の移動量をガイドブロック6の移動量の1/2に規制している。
この移動量規制機構は、例えば平板状レバー25を使用する(特許文献1の請求項2参照)。このレバー25は保持器10の板体部10aの外面側に設ける。レバー25の長さ方向中央部と板体部10aとを、リベット等の頭部付きピン29で貫通連結し、ピン29の端部を加締めることによりレバー25を揺動自在に支持する。外輪1に取付けられたピン状突起28aおよびガイドブロック6に取付けられたピン状突起28bを、レバー25の両端部に形成されたガイド溝27に挿入している。ピン29から、ピン状突起28aおよび28bまでの距離は等距離である。ガイドブロック6と保持器10とが相対的に移動する際にガイドブロック6側の突起28bが保持器10と干渉するのを避けるために、保持器10の板体部10aに切欠部30aを形成している。同じく、外輪1側の突起28aが保持器10と干渉するのを避けるために、保持器10の板体部10aに切欠部30bを形成している。なお、ガイドブロック6の外面にピン29の頭部との干渉を避ける溝部31を形成している。
以上説明したトリポード型等速自在継手は、保持器10の移動量をガイドブロック6の移動量の1/2に規制することができるため、軌道溝3、8との接触により転がり移動する転動体9をスライド領域の全体にわたり転がり運動させることができ、NVH特性の低下を防止することができる。
特開2002−235769
移動量規制機構として特許文献1(請求項2)に記載のように平板状レバー25を使用したトリポード型等速自在継手では、ガイドブロック6の円筒孔7に脚軸5が揺動自在に嵌合され、ガイドブロック6の左右は転動体9を介して外輪1の軌道溝3に支持されているだけであるから、図10(A)のように、ガイドブロック6の直交3軸回りの回転モーメントM1〜M3に対する拘束力が確実でない。一方、図10(B)のように脚軸5の球形周面5aとガイドブロック6の筒孔7との接触楕円E1は、外輪軸方向に長い長径を有する楕円となる関係で、脚軸5と筒孔7間の摩擦力が比較的大きい。このため、脚軸5の相対的揺動に伴いガイドブロック6に図10(A)のM2方向のモーメントが作用すると、ガイドブロックの姿勢が不安定になり以下の問題が生じていた。
1.ガイドブロック6が負荷側転動体9の中心と非負荷側転動体9の中心を結んだ軸の回りに回転すると(例えば図10のM2方向)、外輪1の軌道溝3とガイドブロック6の軌道溝8の方向が一致しなくなり、転動体9の転がりが阻害され、NVH特性および耐久性が悪化する。
2.ガイドブロック6が脚軸5まわりに回転可能なため(例えば図10のM3方向)、ガイドブロック6が回転した場合に複数個の転動体9にかかる荷重が不均一となり、1個の転動体9に過大な荷重がかかるため、耐久性が悪化する。
3.ガイドブロック6の円筒孔7と脚軸5との接触部に対するグリースの介人性が悪い場合、その接触部で焼付きを起こし、耐久性が悪化する。
保持器10の移動量規制機構としては平板状レバー25を使用するもの以外に傾斜溝とボールを使用したものがある(特許文献1の請求項1参照)。このような移動量規制機構を使用したトリポード型等速自在継手でも前述と同様の課題がある。すなわち、図10のガイドブロック6の両側のM2の軸線上に2個の転動体9が位置するため、ガイドブロック6はM1方向には傾きにくいがM2方向には傾きやすい。また、ガイドブロック6の位置を規制するための傾斜溝内のボールにはトルクが作用しない設計となっているためM3方向にも傾きやすい。したがってガイドブロック6の姿勢が不安定であり、前述と同様の課題がある。
本発明は前述の課題を解決するものであって、外輪のトラック溝に対するガイドブロック6の傾き制御およびガイドブロックの筒孔とトリポード部材の脚軸との接触部の潤滑性向上を図ることを目的とする。
本発明は前記課題を解決するため、前述したトリポード型等速自在継手において、ガイドブロックに、脚軸の先端周面を揺動可能に嵌合させる筒孔を形成すると共に、前記脚軸の先端周面または前記筒孔の形状を、前記ガイドブロックの前記トリポード部材の移動方向への相対的揺動を許容するが、前記ガイドブロック単体での直交3軸回りの回転を抑制する異形状としたことを特徴とする。
異形状の種類は、例えば以下のとおりである。
1.前記脚軸の先端周面と前記ガイドブロックの筒孔内周面との間のトルク伝達方向の接触楕円の長径が短くなるように、前記接触楕円形成部位での前記脚軸の先端周面の曲率半径を減少させ、および/または、前記筒孔の内周面の曲率半径を増大させたもの(請求項2)。
2.前記脚軸の先端周面を球状周面にすると共に、前記筒孔の内周面形状を、前記外輪の軸方向に長径を向け周方向に短径を向けた楕円形としたもの(請求項3)。
3.前記脚軸の先端周面を球状周面にすると共に、前記筒孔の内周面形状を、前記外輪の周方向で平行に対向した一対の平面部と、前記一対の平面部の両端を反対側の平面部の両端とつなぐ一対の円弧部とで構成したもの(請求項4)。
4.前記脚軸の先端周面を球状周面にすると共に、前記筒孔の内周面形状を、前記外輪の周方向で平行に対向した一対の第一平面部と、前記外輪の軸線方向で平行に対向した一対の第二平面部と、前記第一平面部および第二平面部の互いに隣接する端部相互を滑らかにつなぐ4つの円弧部とで構成したもの(請求項5)。
5.前記筒孔の内周面形状を円筒状にすると共に、前記脚軸の先端周面を、前記外輪の周方向に並んだ2つの球を曲面でつなぎ合わせたピーナッツ形状とし、前記ピーナッツ形状の両端を前記筒孔の内周面に対して各1点で接触させたもの(請求項6)。
6.前記脚軸の先端周面を球状周面にすると共に、前記筒孔の内周面形状を、前記脚軸の先端周面の曲率半径よりも大きい中心角90度の円弧を互いにつなぎ合わせたほぼ円形であって、トルク伝達方向のつなぎ合わせ部を前記筒孔内周面においてわずかに凹にすることにより、前記脚軸の先端周面を前記筒孔の内周面に対してトルク伝達方向で二点接触させたもの(請求項7)。
7.前記脚軸の先端周面を球状周面にすると共に、前記筒孔の内周面形状を、前記外輪の周方向で対向した一対の第一円弧部と、前記外輪の軸線方向で対向した一対の第二円弧部と、前記第一円弧部および第二円弧部の互いに隣接する端部相互を接線方向につなぐ4つの平面部とで構成することにより、前記脚軸の先端周面を前記筒孔の内周面に対してトルク伝達方向で二点接触させたもの(請求項8)。
8.前記筒孔の内周面形状を円筒状にすると共に、前記脚軸の先端周面を球状周面とし、かつ、前記脚軸の球状周面を周方向四分位置で切欠いて外輪軸方向と円周方向に対して垂直な四平面を形成することにより、前記脚軸の先端周面を前記筒孔の内周面に対してトルク伝達方向で二点接触させたもの(請求項9)。
9.前記筒孔の内周面形状を前記外輪の軸線方向または周方向を対称軸とする矩形筒状にすると共に、前記脚軸の先端周面を、前記矩形の4隅に内接する4つの球を互いに曲面でつなぎ合わせて2つのピーナッツ形状の十字クロス形状とすることにより、前記脚軸の先端周面を前記筒孔の内周面に対してトルク伝達方向でニ点接触させたもの(請求項10)。
10.前記脚軸の先端周面および/または前記筒孔の内周面に、潤滑剤溝を形成したもの(請求項11)。
11.前記脚軸の先端周面に、前記筒孔の内周面と当接する位置を通る軸方向の潤滑剤溝を形成したもの(請求項12)。
12.前記軸方向の潤滑剤溝は、溝深さが一定となるように溝底を円弧状とするか、または溝深さが中央で最大となるように溝底を直線状にしたもの(請求項13)。
13.前記脚軸の先端周面に、環状の潤滑剤溝を形成したもの(請求項14)。
14.前記環状の潤滑剤溝に潤滑剤を固化充填したもの(請求項15)。
15.前記脚軸または筒孔に潤滑剤溜まりを形成したもの(請求項16)。
16.前記脚軸の前記外輪軸方向両面を平面で切欠いて潤滑剤溜まりを形成したもの(請求項17)。
17.前記脚軸の先端周面と切欠き平面との接続部分を、面取り平面またR加工面としたもの(請求項18)。
18.前記筒孔の前記外輪軸方向両内面を切欠いて潤滑剤溜まりを形成したもの(請求項19)。
19.前記筒孔の縁部を円錐状に拡径して潤滑剤溜まりを形成したもの(請求項20)。
20.前記脚軸または筒孔のトルク伝達部頂点に窪みを設け、潤滑剤溜まりを形成したもの(請求項21)。
また、前記脚軸の先端周面および/または前記筒孔の内周面に、以下の表面処理を施すことで耐久性向上を図ることができる(請求項22)。
その表面処理の例として、乾式めっき、湿式めっき、溶融処理、溶射、イオン注入、硫化処理、化成処理、表面熱処理、ショットピーニング等がある。乾式めっきにはPVD処理とCVD処理があり、PVD処理ではTiN,ZrN,CrN,TiC,TiCN,TiAlN,Al23,DLC等、CVD処理ではTiC,TiN,TiCN,TiCNO,TiC/TiN,TiC/Al23,TiC/TiCNO,TiC/TiCN/TiN,TiC/TiCNO/TiN,TiC/TiCN/Al23,TiC/Al23/TiNなどの皮膜がある。
化成処理ではリン酸塩処理、リン酸鉄処理、リン酸マンガン処理、クロメート処理等がある。
硫化処理では、固体潤滑剤の二硫化モリブデンを含む層を皮膜とする複合処理が効果的である。
湿式めっきには電気めっきと無電解めっきがある。めっきの種類には、工業用クロム、無電解ニッケル、複合めっき等がある。
溶融処理には、クラッディング、アロイング、グレージング等がある。
溶射には、ガス式溶射と電気式溶射がある。皮膜の種類には、酸化クロム系、TiO2系、ジルコニア系などがある。
表面熱処理には、表面焼入れ、浸炭焼入れ、窒化処理、浸硫処理等がある。
本発明は脚軸の先端周面または筒孔の形状を、ガイドブロックのトリポード部材の移動方向への相対的揺動を許容するが、ガイドブロック単体での直交3軸回りの回転を抑制する異形状としたので、ガイドブロックの姿勢が安定し、NVH特性向上および耐久性向上を図ることができる。
例えば、ガイドブロックの筒孔と脚軸との接触楕円の外輪軸方向長径を短くすることで、負荷側転動体中心と非負荷側転動体中心を結ぶ軸回りのガイドブロックの回転を抑制でき、NVH特性向上および耐久性向上を図ることができる。
また、脚軸の先端周面または前記筒孔の内周面に潤滑剤溝を形成し、脚軸または筒孔に潤滑剤溜まりを形成することにより、ガイドブロックの筒孔と脚軸との接触部に対するグリースの介人性が向上し、耐久性をさらに向上させることができる。また、脚軸の先端周面および/または筒孔の内周面を表面処理することにより、さらに耐久性向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、ガイドブロック6の筒孔7形状と、トリポード部材4の脚軸5の先端周面形状の実施形態を示したものである。
図1(A)はトリポード部材の脚軸の先端周面を球状周面(図示せず)にすると共に、筒孔7の内周面形状を平面視楕円形としたものである。この楕円は外輪の軸方向に長径を向け、外輪の周方向に短径を向けた楕円であって、筒孔7の軸線方向で楕円の大きさと形は一定である。短径と長径の比は例えば1:1.05とする。このように筒孔7の形状を楕円にすると、接触楕円形成部位での筒孔7内周面の曲率半径が増大するから、図10(C)のように、脚軸との接触楕円E2の外輪軸方向の幅W2が、従来の接触楕円E1(図10(B))の外輪軸方向の幅W1よりも小さくなる。これにより、脚軸の球状周面とガイドブロック6の筒孔7との間の摩擦力が低減され、脚軸の相対的揺動に伴いガイドブロック6に図10(A)のM2方向のモーメントが作用するのを抑制することができ、ガイドブロック6の姿勢が安定する。
ガイドブロック6は、たとえば特許文献1の請求項1または2に記載の移動量規制手段によって、その移動量が、転動体を保持する保持器の移動量の1/2に規制される。前記請求項1記載の移動量規制手段は、トラック溝の外壁内面に形成された傾斜溝と、ガイドブロック6の外面に形成され、上記傾斜溝に対して逆向きに傾斜する傾斜溝と、前記保持器に形成され保持器の移動方向に対して直交する方向に長いガイド溝と、そのガイド溝に沿って移動可能とされ、前記外輪側傾斜溝とガイドブロック6側傾斜溝の交差部に収容されたボールとから成る。
また、前記請求項2記載の移動量規制手段は、図7および図8に示すように、保持器10の板体部10aに中央部が回転自在に支持され、両端部に両端方向に向けて長いガイド溝27が形成された揺動可能なレバー25と、そのレバー25のガイド溝27のそれぞれに挿入された一対の突起28a,28bとから成り、一方の突起28aをトラック溝2の外壁内面に、他方の突起28bをガイドブロック6の外面に固定し、各突起28a,28bとレバー25の揺動中心であるピン29までの距離を等距離とした構成から成る。
図1(B)は脚軸の先端周面を球状周面(図示せず)にすると共に、筒孔7の内周面形状を、外輪の周方向で対向した一対の平面部7aと、一対の平面部7aの両端を反対側の平面部7aの両端とつなぐ一対の円弧部7bとで構成した。筒孔7の縦横寸法比は例えば1:1とする。筒孔7の軸線方向の大きさと形は一定である。この例では、接触楕円形成部位での筒孔7の曲率半径が無限大となり、図10(C)のように、接触楕円E2の外輪軸方向の幅W2が小さくなる。これによるガイドブロック6の姿勢安定化は前述したとおりである。
図1(C)は脚軸5の先端周面を球状周面(図示せず)にすると共に、筒孔7の内周面形状を、外輪の周方向で対向した一対の第一平面部7cと、外輪の軸線方向で対向した一対の第二平面部7dと、第一平面部7cおよび第二平面部7dの互いに隣接する端部相互を滑らかにつなぐ4つの円弧部7eとで構成した。筒孔7の縦横寸法比は例えば1:1とする。筒孔7の軸線方向の大きさと形は一定である。ガイドブロック6の姿勢安定化は前述したものと同じである。
図1(D)は筒孔7の内周面形状を円筒状にすると共に、脚軸5の先端周面を、外輪の周方向に並んだ2つの球5aを曲面でつなぎ合わせたピーナッツ形状とし、ピーナッツ形状の両端を筒孔7の内周面に対して各1点で接触させた。筒孔7の軸線方向の大きさと形は一定である。ピーナッツ形状の球5aは曲率半径が小さいので、図10(C)のように、接触楕円E2の外輪軸方向の幅W2が小さくなる。ガイドブロック6の姿勢安定化は前述したものと同じである。
図1(E)は脚軸の先端周面を球状周面(図示せず)にすると共に、筒孔7の内周面形状を、脚軸5の先端周面の曲率半径よりもわずかに大きく中心角が90度の円弧7fを互いにつなぎ合わせたほぼ円形であって、トルク伝達方向のつなぎ合わせ部7gを筒孔7内周面においてわずかに凹にすることにより、脚軸5の球状周面を筒孔7の内周面に対してトルク伝達方向で二点接触させた。αは接触角である。筒孔7の軸線方向の大きさと形は一定である。この例では脚軸5の球状周面がトルク伝達方向で二点接触となり、図10でM3方向の傾きを抑え、ガイドブロック6の姿勢安定化は前述したものと同じになる。
図1(F)は脚軸5の先端周面を球状周面Sにすると共に、筒孔7の内周面形状を、外輪の周方向で対向した一対の第一円弧部7hと、外輪の軸線方向で対向した一対の第二円弧部7iと、第一円弧部7hおよび第二円弧部7iの互いに隣接する端部相互を接線方向につなぐ4つの平面部7jとで構成することにより、脚軸5の先端周面を筒孔7の内周面の平面部7jに対してトルク伝達方向で二点接触させた。筒孔7の軸線方向の大きさと形は一定である。二点接触となるため、ガイドブロック6の姿勢安定化は前述した図1(E)と同じになる。
図1(G)は筒孔7の内周面形状を円筒状にすると共に、脚軸5の先端周面を球状周面とし、かつ、脚軸5の球状周面を周方向四分位置で切欠いて外輪軸方向と円周方向に対して垂直な四平面5bを形成することにより、脚軸5の先端周面の角部球面5cを筒孔7の内周面に対してトルク伝達方向で二点接触させた。筒孔7の軸線方向の大きさと形は一定である。二点接触となるため、ガイドブロック6の姿勢安定化は前述した図1(E)と同じになる。
図1(H)は筒孔7の内周面形状を外輪の軸線方向または周方向を対称軸とする矩形筒状にすると共に、脚軸5の先端周面を、矩形の4隅に内接する4つの球5dを互いに曲面でつなぎ合わせて2つのピーナッツ形状の十字クロス形状とすることにより、脚軸5の先端周面の球5dを筒孔7の内周面に対してトルク伝達方向でニ点接触させた。筒孔7の縦横寸法比は例えば1:1とする。筒孔7の軸線方向の大きさと形は一定である。二点接触となるため、ガイドブロック6の姿勢安定化は前述した図1(E)と同じになる。
次に、脚軸5の球状周面に潤滑剤溝を形成した実施形態を図2および図3を参照して説明する。図2は脚軸5の球状周面に軸方向に潤滑剤溝35,36を形成したものである。どちらも溝深さは見やすくするため数倍誇張して図示してある。図2(A)は潤滑剤溝35の溝底が球状周面の円弧と等しい曲率で形成され、このため潤滑剤溝35が縦断面円弧状で均等深さで形成されている。また図2(B)は潤滑剤溝36の溝底が脚軸5の軸方向と平行な直線で形成されている。これら潤滑剤溝35,36はトルク伝達方向においてガイドブロック6の筒孔7内周面と当接する位置に形成されている。潤滑剤溝には固化した潤滑剤37(例えばポリルーブなどの熱固化型グリース)を充填することができる。
図3(A)は、脚軸5の球状周面の赤道線に沿って断面U字状の環状潤滑剤溝38を形成したものである。図3(B)は環状潤滑剤溝38aの縁をR加工したものである。図3(C)は環状潤滑剤溝38に固化した潤滑剤37を充填したものである。
図4は脚軸5と筒孔7との間に隙間を形成してここを潤滑剤溜まりとしたものである。図4(A)(B)は脚軸5の球状周面の外輪軸方向両面を平面5eで切欠いて潤滑剤溜まり40を形成したものである。図4(C)(D)は脚軸5の球状周面と切欠き平面5eとの接続部分を、面取り平面またはR加工面5fとしたものである。
図5は、ガイドブロック6筒孔7の外輪軸方向両内面をU字状に切欠いて潤滑剤溜まり41を形成したものである。
図6は、筒孔7の上下縁部を円錐状に拡径して潤滑剤溜まり42を形成したものである。
以上のように、ガイドブロック6の姿勢を安定化することにより、NVH特性と耐久性が向上する。また、脚軸5の先端周面やガイドブロック6の筒孔7の内周面に潤滑剤溝を形成したり、あるいは脚軸やガイドブロック6の筒孔7に潤滑剤溜まりを形成することにより、ガイドブロックの筒孔と脚軸との接触部に対するグリースの介人性が向上し、トリポード型等速自在継手の耐久性が向上する。
以上、本発明の各実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想に基づき種々の変形が可能である。
(A)〜(H)は、本発明のトリポード型等速自在継手の8つの実施形態を示すもので、ガイドブロックの筒孔形状とトリポード部材の脚軸の先端周面形状を示す平面図である。 (A)(B)は、本発明のトリポード型等速自在継手の2つの実施形態を示すもので、トリポード部材の脚軸の側面図である。 (A)〜(C)は、本発明のトリポード型等速自在継手の3つの実施形態を示すもので、トリポード部材の脚軸の側面図である。 (A)〜(D)は、本発明のトリポード型等速自在継手の2つの実施形態を示すもので、トリポード部材の脚軸の平面図および側面図である。 本発明のトリポード型等速自在継手の実施形態を示すもので、ガイドブロックの平面図である。 本発明のトリポード型等速自在継手の実施形態を示すもので、ガイドブロックの断面図である。 (A)は従来のトリポード型等速自在継手の横断面図、(B)は同等速自在継手の縦断面図である。 従来のトリポード型等速自在継手のトラック溝部分の水平断面平面図である。 (A)は従来のトリポード型等速自在継手のガイドブロックの平面図、(B)は脚軸を嵌めた状態のガイドブロックの断面図である。 (A)は従来のトリポード型等速自在継手のガイドブロックの斜視図、(B)は従来のトリポード型等速自在継手におけるガイドブロック筒孔に対する脚軸の接触楕円、(C)は本発明のトリポード型等速自在継手におけるガイドブロック筒孔に対する脚軸の接触楕円である。
符号の説明
1 外輪
2 トラック溝
3 軌道溝
4 トリポード部材
5 脚軸
6 ガイドブロック
7 筒孔
8 軌道溝
9 転動体
10 保持器
25 平板状レバー
27 ガイド溝
28a ピン状突起
28b ピン状突起
29 頭部付きピン
30a 切欠部
30b 切欠部
31 溝部
35,36 潤滑剤溝
37 潤滑剤
38 環状潤滑剤溝
40 潤滑剤溜まり
41 潤滑剤溜まり
42 潤滑剤溜まり

Claims (22)

  1. 外輪の内周に軸方向に延びる3本のトラック溝を形成し、各トラック溝の周方向で対向する一対の側面に外輪軸方向に延びる直線状の軌道溝を設け、外輪の内側に組込まれたトリポード部材には上記トラック溝と対応する位置に3本の脚軸を設け、各脚軸に支持されてトリポード部材の移動方向に相対的に揺動可能なガイドブロックを上記トラック溝内に収容し、そのガイドブロックの両側に前記軌道溝と対向する軌道溝を設け、この対向する軌道溝間に複数の転動体を組込み、その複数の転動体を保持する保持器の移動量をガイドブロックの移動量の1/2に規制する移動量規制手段を設けたトリポード型等速自在継手であって、前記保持器が、トラック溝の外壁内面とガイドブロック間に配置された板体部の両側に複数の転動体を保持する保持板部を設けた構成とされたトリポード型等速自在継手において、
    前記ガイドブロックに、前記脚軸の先端周面を揺動可能に嵌合させる筒孔を形成すると共に、前記脚軸の先端周面または前記筒孔の形状を、前記ガイドブロックの前記トリポード部材の移動方向への相対的揺動を許容するが、前記ガイドブロック単体での直交3軸回りの回転を抑制する異形状としたことを特徴とするトリポード型等速自在継手。
  2. 前記脚軸の先端周面と前記ガイドブロックの筒孔内周面との間のトルク伝達方向の接触楕円の長径が短くなるように、前記接触楕円形成部位での前記脚軸の先端周面の曲率半径を減少させ、および/または、前記筒孔の内周面の曲率半径を増大させたことを特徴とする請求項1記載のトリポード型等速自在継手。
  3. 前記脚軸の先端周面を球状周面にすると共に、前記筒孔の内周面形状を、前記外輪の軸方向に長径を向け周方向に短径を向けた楕円形としたことを特徴とする請求項2記載のトリポード型等速自在継手。
  4. 前記脚軸の先端周面を球状周面にすると共に、前記筒孔の内周面形状を、前記外輪の周方向で平行に対向した一対の平面部と、前記一対の平面部の両端を反対側の平面部の両端とつなぐ一対の円弧部とで構成したことを特徴とする請求項2記載のトリポード型等速自在継手。
  5. 前記脚軸の先端周面を球状周面にすると共に、前記筒孔の内周面形状を、前記外輪の周方向で平行に対向した一対の第一平面部と、前記外輪の軸線方向で平行に対向した一対の第二平面部と、前記第一平面部および第二平面部の互いに隣接する端部相互を滑らかにつなぐ4つの円弧部とで構成したことを特徴とする請求項2記載のトリポード型等速自在継手。
  6. 前記筒孔の内周面形状を円筒状にすると共に、前記脚軸の先端周面を、前記外輪の周方向に並んだ2つの球を曲面でつなぎ合わせたピーナッツ形状とし、前記ピーナッツ形状の両端を前記筒孔の内周面に対して各1点で接触させたことを特徴とする請求項2記載のトリポード型等速自在継手。
  7. 前記脚軸の先端周面を球状周面にすると共に、前記筒孔の内周面形状を、前記脚軸の先端周面の曲率半径よりも大きい中心角90度の円弧を互いにつなぎ合わせたほぼ円形であって、トルク伝達方向のつなぎ合わせ部を前記筒孔内周面においてわずかに凹にすることにより、前記脚軸の先端周面を前記筒孔の内周面に対してトルク伝達方向で二点接触させたことを特徴とする請求項1記載のトリポード型等速自在継手。
  8. 前記脚軸の先端周面を球状周面にすると共に、前記筒孔の内周面形状を、前記外輪の周方向で対向した一対の第一円弧部と、前記外輪の軸線方向で対向した一対の第二円弧部と、前記第一円弧部および第二円弧部の互いに隣接する端部相互を接線方向につなぐ4つの平面部とで構成することにより、前記脚軸の先端周面を前記筒孔の内周面に対してトルク伝達方向で二点接触させたことを特徴とする請求項1記載のトリポード型等速自在継手。
  9. 前記筒孔の内周面形状を円筒状にすると共に、前記脚軸の先端周面を球状周面とし、かつ、前記脚軸の球状周面を周方向四分位置で切欠いて外輪軸方向と円周方向に対して垂直な四平面を形成することにより、前記脚軸の先端周面を前記筒孔の内周面に対してトルク伝達方向で二点接触させたことを特徴とする請求項1記載のトリポード型等速自在継手。
  10. 前記筒孔の内周面形状を前記外輪の軸線方向または周方向を対称軸とする矩形筒状にすると共に、前記脚軸の先端周面を、前記矩形の4隅に内接する4つの球を互いに曲面でつなぎ合わせて2つのピーナッツ形状の十字クロス形状とすることにより、前記脚軸の先端周面を前記筒孔の内周面に対してトルク伝達方向でニ点接触させたことを特徴とする請求項1記載のトリポード型等速自在継手。
  11. 前記脚軸の先端周面および/または前記筒孔の内周面に、潤滑剤溝を形成したことを特徴とする請求項1〜10のいずれか記載のトリポード型等速自在継手。
  12. 前記脚軸の先端周面に、前記筒孔の内周面と当接する位置を通る軸方向の潤滑剤溝を形成したことを特徴とする請求項11記載のトリポード型等速自在継手。
  13. 前記軸方向の潤滑剤溝は、溝深さが一定となるように溝底を円弧状とするか、または溝深さが中央で最大となるように溝底を直線状にしたことを特徴とする請求項12記載のトリポード型等速自在継手。
  14. 前記脚軸の先端周面に、環状の潤滑剤溝を形成したことを特徴とする請求項11記載のトリポード型等速自在継手。
  15. 前記環状の潤滑剤溝に潤滑剤を固化充填したことを特徴とする請求項14記載のトリポード型等速自在継手。
  16. 前記脚軸または筒孔に潤滑剤溜まりを形成したことを特徴とする請求項1〜15のいずれか記載のトリポード型等速自在継手。
  17. 前記脚軸の前記外輪軸方向両面を平面で切欠いて潤滑剤溜まりを形成したことを特徴とする請求項16記載のトリポード型等速自在継手。
  18. 前記脚軸の先端周面と切欠き平面との接続部分を、面取り平面またR加工面としたことを特徴とする請求項17記載のトリポード型等速自在継手。
  19. 前記筒孔の前記外輪軸方向両内面を切欠いて潤滑剤溜まりを形成したことを特徴とする請求項16記載のトリポード型等速自在継手。
  20. 前記筒孔の縁部を円錐状に拡径して潤滑剤溜まりを形成したことを特徴とする請求項16記載のトリポード型等速自在継手。
  21. 前記脚軸または筒孔のトルク伝達部頂点に窪みを設け、この窪みに潤滑剤溜まりを形成したことを特徴とする請求項16記載のトリポード型等速自在継手。
  22. 前記脚軸の先端周面および/または前記筒孔の内周面に表面処理を施したことを特徴とする請求項1〜21のいずれか記載のトリポード型等速自在継手。

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US7232372B2 (en) * 2001-10-26 2007-06-19 Ntn Corporation Tripod constant velocity universal joint

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