JP2005140156A - 摩擦ローラ式変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低速側リングと各ローラとの接触部に、トラクション・オイルを十分に供給し且つ十分に滞在させるようにして、著しい寿命の向上を図ること。
【解決手段】 低速側リング32の内周面の各ローラ37a,37b…に接触しない部位には、径方向内方に膨出して周方向に延びる周方向突条堰部60が形成してある。この周方向突条堰部60の内径は、低速側リング32の内周面の各ローラ37a,37b…に接触する部位の内径より、小さくなるように設定してある。従って、低速側リング32の内径部分に沿った軸方向の一方(高速シャフト17方向)への流れが主流となって、この方向に多量に流れるようになる。これにより、各ローラ37a,37b…との接触部を通るトラクション・オイルの流量を増加させることができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、例えば、自動車産業(スタータ減速機、スーパーチャージャー用増速機、コンプレッサ用増速機、各種補機用減速機など)、工作機械、半導体製造装置、水車、風車など、各種産業機械に使用できる、くさび作用を利用した摩擦ローラ式変速機に関する。
トラクションドライブ式変速機は、静かで滑らかであることから産業上の各種用途に開発され、さらに近年は自動車や自転車といったパーソナルユースに応用する試みがなされ、次世代の動力伝達方式として注目されている。
トラクションドライブ式変速機とは、歯車伝動とは異なり、滑らかな表面をもつ少なくとも2個の回転体を強く押し付け、これらの間に潤滑油膜(例えばEHL油膜)を介在させて、動力を伝達する機構であり、その基礎式は、Ft=μ・Fcという簡単な摩擦の式で表される(Ft:トラクション力)。ここで、Fcは、押し付け力と呼び、この発生に様々な方法が開発されている。
このトラクションドライブ式変速機の一つとして、特許文献1に開示してあるように、くさび作用を利用した摩擦ローラ式変速機(以後本明細書中では、くさびローラ式変速機と記す)がある。くさびローラ式変速機とは、高速側シャフトの先端部の周囲に、該高速側シャフトに対し偏心した状態で、回転自在に設けられた外輪(低速側リング)と、該高速側シャフトの外周面である動力伝達用円筒面と前記外輪(低速側リング)の内周面である動力伝達用円筒面との間に存在して、径方向に関する幅が円周方向に関して不同である環状空間内に配置される、それぞれの外周面を動力伝達用円筒面とした、少なくとも1個のガイドローラおよび少なくとも1個の可動ローラとを備えた変速機のことを言う。又、可動ローラとは、くさび作用により押付け力を発生するローラであり、半径方向、円周方向に動くローラのことを言う。
このくさびローラ式変速機では、正転時には、可動ローラは、高速側シャフトと外輪(低速側リング)との間で「くさび」に食い込む方向に移動し、押し付け力Fcを発生する。このFcによりトラクション力が発生し、トルクを伝達することができる。
一方、逆転時には、可動ローラは、「くさび」から離れる方向に移動し、押し付け力Fc=0となり、入力側の回転が出力側へ伝わるのを停止する。
くさびローラ式変速機は、低速側シャフト(低速側リング側)を入力側とした場合には、高速側シャフトを出力側とした増速機として作用し、低速側シャフト(低速側リング側)を出力側とした場合には、高速側シャフトを入力側とした減速機として作用する。
また、くさびローラ式変速機において、正転時には、トルクを伝達する一方、逆転時には、空転してトルクを伝達しないワンウェイクラッチ機能を有しているものと、正逆両方向の回転時に、トルクを伝達することができるものとがある。
特開2002−13604号公報
通常、上記のようなくさびローラ式変速機では、変速機の内部部品の潤滑、及びトラクション部分で必要となるトラクション係数を発生させる目的で、トラクション・オイルまたはトラクション・グリースが用いられている。なお、一般的なエンジンオイル等を使用すると、トラクション部分でグロススリップが発生する虞れがある。
また、低速側リングは、低速側シャフトと分離された構造になっており、その繋ぎには、角形スプラインとC形止め輪等が使用されている。
さて、トラクション・オイルを使用する場合、低速側リング内径部分に供給されて存在するトラクション・オイルは、その軸方向のどちらの方向にも流れることができ、低速側リングと中間ローラとの接触部分(トラクション部)を必ず通過するわけではない。
例えば、低速側リング内径部分に沿って軸方向の一方(高速シャフト方向)に流れた場合には、トラクション・オイルは、低速側リングの先端面とハウジングとの隙間を通って、低速側リングの外部に排出されるといったことがある。
一方、低速側リング内径部分に沿って軸方向の他方(低速シャフト方向)に流れた場合には、低速側リングと低速側シャフトとの繋ぎ部分の隙間を通って、外部に排出されるといったことがある。
特に、低速側リング内周面に、各ローラと接触する部位が周方向に延びる周方向突条接触部が形成してある場合、その接触部には、トラクション・オイルが供給されにくい構造になっている。
また、変速機内部に存在するトラクション・オイルが十分なときは、その接触部において油膜は形成されやすい。しかし、上記のように、トラクション・オイルが十分でないとき(強制潤滑の場合、トラクション油供給量が少ないとき)は、接触部では、オイルスタベーションが生じやすくなり、その結果、接触部における油膜は、薄くなり、金属接触の頻度(確立)が高くなる。
そのような状態が継続すると、その接触部では、摩耗、剥離、さらには焼き付きなどの不具合が生じやすくなり、変速機の寿命を低減させてしまうといった虞れがある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、低速側リングと各ローラとの接触部に、トラクション・オイルを十分に供給し且つ十分に滞在させるようにして、著しい寿命の向上を図ることができる摩擦ローラ式変速機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る摩擦ローラ式変速機は、第1ハウジングに回転自在に支持され、一端部に低速側リングを設けた低速側シャフトと、前記低速側シャフト及び前記低速側リングに対して偏心して、第2ハウジングに回転自在に支持された高速側シャフトと、前記低速側リングと前記高速側シャフトとの間に回転自在に支持された、少なくとも1個のガイドローラと少なくとも1個の可動ローラとから成るくさび作用を利用した摩擦ローラ式変速機において、
前記低速側リングの内周面であって、前記各ローラに接触しない部位に、径方向内方に膨出して周方向に延びる周方向突条堰部が形成してあり、
当該周方向突条堰部の内径は、前記低速側リングの内周面の前記各ローラに接触する部位の内径より、小さくなるように設定してあることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る摩擦ローラ式変速機は、前記低速側リングの内周面であって、前記各ローラに接触しない部位に、前記周方向突条堰部に隣接して、テーパ堰部が形成してあることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る摩擦ローラ式変速機は、前記低速側リング内周面であって、各ローラと接触する部位に、周方向に延びる周方向突条接触部が形成してあることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る摩擦ローラ式変速機は、前記第2ハウジングに固定して前記低速側リングの内方に配置してあると共に前記ガイド又は可動ローラの支持軸を保持する第3ハウジングを備え、
前記周方向突条堰部と、これに対向する前記第3ハウジングとの隙間は、前記低速側リングの回転を常に維持できるような微少隙間に形成してあることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、低速側リングの内周面であって、各ローラに接触しない部位に、径方向内方に膨出して周方向に延びる周方向突条堰部が形成してあり、周方向突条堰部の内径は、低速側リングの内周面の各ローラに接触する部位の内径より、小さくなるように設定してあることから、低速側リングと各ローラとの接触部に、トラクション・オイルを十分に供給し且つ十分に滞在させることができ、これにより、著しい寿命の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る摩擦ローラ式変速機を図面を参照しつつ説明する。
先ず、くさびローラ式変速機の内部構造について詳述し、次いで、実施の形態について説明する。
また、説明の便宜上、1個の可動ローラを用いたくさびローラ式変速機を説明し、その後、2個の可動ローラを用いた両方向動力伝達型のくさびローラ式変速機について説明する。
また、動力の伝達の方法を説明する時は、くさびローラ式変速機が減速機として作用する場合を代表して記述している。減速機において、正回転とは、高速側シャフト17から外輪(低速側リング)32に動力を伝える方向であり、逆回転とは、高速側シャフト17が空転し、外輪(低速側リング)32へのトルク(動力)伝達を停止する方向である。
(くさびローラ式変速機の内部構造)
図1は、くさびローラ式変速機の縦断面図である。
図2は、ハウジングを取り外した状態における、くさびローラ式変速機の要部の横断面図であって、ワンウェイクラッチ機能を有するくさびローラ式変速機の断面図である(図1のII−II線に沿った断面図)。
図3は、減速機としてのくさびローラ式変速機の作用を説明する図である。
図5は、ハウジングを取り外した状態における、くさびローラ式変速機の要部の横断面図であって、正逆両方向の回転時にトルク(動力)を伝達可能なくさびローラ式変速機の断面図である。
なお、図4には、参考のため、増速機としてのくさびローラ式変速機の作用の説明図を示す。
くさびローラ式変速機Aは、低速側シャフト3(低速側リング側)を出力側とした場合には、高速側シャフト17を入力側とした減速機として作用する。
なお、図4に示すように、低速側シャフト3(低速側リング側)を入力側とした場合には、高速側シャフト17を出力側とした増速機として作用する。
また、図2に示すように、1個の可動ローラ38を用いたくさびローラ式変速機Aは、正転時には、トルク(動力)を伝達する一方、逆転時には、空転してトルク(動力)を伝達しないワンウェイクラッチ機能を有しているが、図5に示すように、2個の可動ローラ38a,38bを用いたくさびローラ式変速機Aは、正逆両方の回転時にトルク(動力)を伝達することができる。
くさびローラ式変速機Aは、図1、図2において、略円筒状の第1ハウジング1に、仕切板である第2ハウジング2が固定してある。第1ハウジング1には、低速側シャフト3が回転自在に支持してあり、第1ハウジング1内の低速側シャフト3の端部に、円盤状部材4が設けてあり、この円盤状部材4の外縁部に、外輪(低速側リング)32が取付けてある。
仕切板である第2ハウジング2には、高速側シャフト17が低速側シャフト3及び外輪(低速側リング)32に対して偏心(オフセット)して回転自在に設けてある。
図2に示すように、外輪(低速側リング)32と、高速側シャフト17との間には、大径のガイドローラ37aと、小径のガイドローラ37bと、トルク(動力)伝達時に移動する可動ローラ38とが介装してある。
可動ローラ38を回転自在に支持する支持軸39bは、図3に示すように、減速機の場合、高速側シャフト17と外輪(低速側リング)32との間で「くさび」に食い込む方向に移動できるように構成してあり、また、この「くさび」に食い込む方向にシリンダ孔46に設置した圧縮バネ等の弾性材47(予圧バネ、図2参照)により付勢してある。
これにより、正転時には、可動ローラ38は、高速側シャフト17と外輪(低速側リング)32との間で「くさび」に食い込む方向に移動し、押し付け力Fcを発生する。このFcによりトラクション力が発生し、トルク(動力)を伝達することができる。
一方、逆転時には、可動ローラ38は、「くさび」から離れる方向に移動し、押し付け力Fc=0となり、入力側の回転が出力側へ伝わるのを停止する。
図2に示すように、外輪(低速側リング)32の内周面と高速側シャフト17の先端部外周面との間には、径方向に関する幅が円周方向に関して不同である環状空間36が設けられる。
この様な環状空間36内には、2個のガイドローラ37a、37bと1個の可動ローラ38とを設置して、上記くさびローラ式変速機Aを構成している。図2において、可動ローラ38は切欠いて部分的に示している。これら各ローラ37a、37b、38を設置する為に上記環状空間36部分には、3本の支持軸39a、39a、39bを設けている。これら3本の支持軸39a、39a、39bのうち、2本の支持軸39a,39aは、それぞれの両端部を第2ハウジング2及び連結板(第3ハウジング)14に形成した嵌合孔40、40に圧入固定している。従って、上記2本の支持軸39a,39aが、上記環状空間36内で円周方向或は直径方向に変位する事はない。これに対して、上記3本の支持軸39a、39a、39bのうち、残り1本の支持軸39bは、両端部を上記第2ハウジング2及び連結板(第3ハウジング)14に対し、上記外輪(低速側リング)32の円周方向及び直径方向に関する若干の変位可能に支持している。この為に、上記第2ハウジング2及び連結板(第3ハウジング)14の一部で上記1本の支持軸39bの両端部に整合する部分に、この支持軸39bの外径よりも大きな内径を有する支持孔41を形成し、これら各支持孔41に、上記支持軸39bの両端部を緩く係合させている。
そして、上述の様に支持した各支持軸39a、39a、39bの中間部周囲に、それぞれ上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38を、それぞれラジアルニードル軸受42、42等の軸受により、回転自在に支持している。尚、上記連結板(第3ハウジング)14を上記第2ハウジング2に結合固定する為、この連結板(第3ハウジング)14の片面に突設した、前記各突部27、27は、この連結板(第3ハウジング)14の円周方向に関して、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38同士の間に存在する。言い換えれば、上記環状空間36内に上記各突部27、27と上記各ガイドローラ37a、37b又は可動ローラ38とが、上記環状空間36の円周方向に関して交互に存在する。又、これら各ガイドローラ37a、37b又は可動ローラ38の外周面と上記各突部27、27の円周方向側面とが干渉する(擦れ合う)事はない。
この様にして、上記各支持軸39a、39a、39bにより上記第2ハウジング2と連結板(第3ハウジング)14との間に回転自在に支持した、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38の外周面である、動力伝達用円筒面43a、43a、43bは、それぞれ前記高速側シャフト17の先端部の外周面である動力伝達用円筒面44と前記外輪(低速側リング)32の内周面である動力伝達用円筒面45とに当接させている。前述した通り、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38を設置した上記環状空間36の径方向に関する幅は、円周方向に関して不同である。この様に、この環状空間36の幅寸法を円周方向に関して不同にした分、上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38の外径を異ならせている。即ち、上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38のうち、それぞれ上記外輪(低速側リング)32に対し高速側シャフト17の先端部が偏心している側に位置する可動ローラ38及びガイドローラ37bの外径を、互いに同じにすると共に比較的小径にしている。これに対し、上記外輪(低速側リング)32に対し高速側シャフト17の先端部が偏心しているのと反対側に位置するガイドローラ37aの外径を、上記可動ローラ38及びガイドローラ37bの外径よりも大きくしている。そして、上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38の外周面である上記各動力伝達用円筒面43a、43a、43bを、それぞれ上記動力伝達用円筒面44、45に当接させている。
尚、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38のうち、各ガイドローラ37a、37bを支持した支持軸39a、39aの両端部は、前述の様に、前記第2ハウジング2及び連結板(第3ハウジング)14に対し(環状空間36内に)固定している。これに対して、上記可動ローラ38を支持した支持軸39bは、やはり前述した様に上記第2ハウジング2及び連結板(第3ハウジング)14に対し(環状空間36内に)、円周方向及び直径方向に関する若干の変位を可能に支持している。従って、上記可動ローラ38も、上記環状空間36内で円周方向及び直径方向に若干の変位可能である。そして、前記第2ハウジング2及び連結板(第3ハウジング)14のシリンダ孔46内に設置した、圧縮バネ等の弾性材47(予圧バネ)により、上記可動ローラ38を支持した支持軸39bを、これら支持軸39bに回転自在に支持した可動ローラ38を前記環状空間36の幅の狭い部分に向け移動させるべく、弾性的に軽く押圧している。
上述の様に構成するくさびローラ式変速機により回転軸を回転駆動する場合(減速機の場合)には、正転時、高速側シャフト17に駆動力を入力することにより、高速側シャフト17を図3の矢印方向に回転させる。この高速側シャフト17の回転は、各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38を介して、外輪(低速側リング)32に伝わり、外輪(低速側リング)32を図3の矢印方向に回転させる。
外輪(低速側リング)32とガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38との間の動力伝達、並びに、これらガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38と高速側シャフト17との間の動力伝達は、何れも摩擦伝達により行なわれる為、動力伝達時に発生する騒音並びに振動は低い。
又、可動ローラ38は、高速側シャフト17から外輪(低速側リング)32に伝達するトルクの大きさに応じた力で、環状空間36の幅が狭い部分に食い込む傾向となる。この為、外輪(低速側リング)32の内周面である動力伝達用円筒面45とガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38の外周面である動力伝達用円筒面43a、43a、43bとの当接部、並びに、これら各動力伝達用円筒面43a、43a、43bと高速側シャフト17の外周面である動力伝達用円筒面44との当接部の面圧は、何れも、上記トルクが大きくなる程高くなる。逆に言えば、このトルクが小さい場合には、各当接部の面圧が低い状態となる。この為、これら各当接部の面圧を、伝達すべきトルクに合わせた適正値にして、トルク伝達を効率良く行なえる。
即ち、高速側シャフト17を図3の矢印方向に回転させる際には、可動ローラ38が、外輪(低速側リング)32の内周面である動力伝達用円筒面45及び高速側シャフト17の外周面である動力伝達用円筒面44から、弾性材47(予圧バネ)による押圧力と同方向の力を受けて、環状空間36の幅の狭い部分に向け移動する傾向となる。
上述の様にして、可動ローラ38を環状空間36の幅の狭い部分に向け移動させようとする力は、高速側シャフト17から外輪(低速側リング)32に伝達する回転駆動力の大きさに応じて変化する。そして、この力が大きくなる程、動力伝達用円筒面43a,43bと動力伝達用円筒面44との当接部である内側当接部48、及び、この動力伝達用円筒面43a,43bと動力伝達用円筒面45との当接部である外側当接部49の当接圧が高くなる。従って、この様な作用に基づき、上記伝達する回転駆動力に応じた当接圧を自動的に選定して、くさびローラ式変速機Aの伝達効率を確保できる。
図2に示した例の場合には、くさびローラ式変速機Aは、ワンウェイクラッチ機能を備えており、減速機の場合、外輪(低速側リング)32の回転速度が高速側シャフト17の回転速度に見合う速度、即ち、この高速側シャフト17の回転速度にくさびローラ式変速機Aの減速比を掛けた速度よりも速くなった場合には、このくさびローラ式変速機Aの接続が断たれる。即ち、この場合には、上記可動ローラ38が、前記弾性材47(予圧バネ)の弾力に抗して、上記環状空間36の幅の広い側に変位する。この結果、上記内側、外側両当接部48、49の当接圧が低下若しくは喪失して、高速側シャフト17の回転が外輪(低速側リング)32にまでは伝わらなくなる。
次に、図5に示す、正逆両方向の回転時にトルクを伝達可能なくさびローラ式変速機について説明する。
図5は、高速側シャフト17を時計、反時計の両方向に回転駆動自在な構造について示している。
この様な本例の構造の揚合には、くさびローラ式変速機Aを構成する3個のローラとして、1個のガイドローラ37と2個の可動ローラ38a,38bとを使用している。このうち、環状空間36のうちで最も幅が広くなった部分に設置したローラを、比較的大径で設置位置が変化しないガイドローラ37としている。これに対して、上記環状空間36の幅が最も狭くなった部分を挟んで設けた1対のローラを、それぞれ比較的小径で円周方向及び直径方向に関する若干の変位を可能にした可動ローラ38a,38bとしている。これら各可動ローラ38a,38bを支持した各支持軸39b,39bを、環状空間36の最も幅が狭くなった部分に向けそれぞれ弾性的に押圧している。
上述の様に構成する本例の構造の場合には、高速側シャフト17が図5で時計方向に回転する場合には、可動ローラ38aが上記環状空間36の幅が狭くなった部分に食い込む。
これに対して、高速側シャフト17が図5で反時計方向に回転する場合には、可動ローラ38bが上記環状空間36の幅が狭くなった部分に食い込む。
又、本例の場合には、これら各可動ローラ38a,38bを支持した支持軸39b,39bの両端部を支持する為、第2ハウジング2及び連結板(第3ハウジング)14に形成した支持孔41a,41a(長溝)の、上記環状空間36の円周方向に関する長さを規制している。具体的には、これら各支持孔41a,41a(長溝)のうち、上記環状空間36の幅が広い側の端部の位置を、前述した図2で示した場合よりも、この環状空間36の最も幅が狭くなった位置に近づけている。そして、上記各可動ローラ38a,38bが、上記環状空間36の幅の広い側に過度に退避しない様にしている。
上述の様に構成する本例の場合には、減速機の場合、高速側シャフト17が時計、反時計の何れの方向に回転する場合でも、何れかの可動ローラ38a(38b)が上記環状空間36の幅の狭い部分に食い込み、当該可動ローラ38a(38b)に関する内側、外側各当接部48,49の当接圧を高める。一方、上記環状空間36の幅の狭い部分から退避する方向に変位する可動ローラ38b(38a)に関しても、その退避量は限られる。この結果、両可動ローラ38a,38b及び前記ガイドローラ37に関して、内側、外側各当接部48,49の当接圧が十分に上昇し、高速側シャフト17から外輪(低速側リング)32にまで、動力を効率良く伝達できる。この様に、高速側シャフト17から外輪(低速側リング)32への時計、反時計の両方向の動力伝達を可能にした点以外は、図2に前述した場合と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
(参考例)
図6(a)は、本発明の参考例1に係るくさびローラ式変速機の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。
本参考例において、低速側シャフト3に一体的に形成した円盤状部材4の周方向の先端部51と、低速側リング32に形成した孔部52とは、角形スプラインにより連結してあり、加えて、C形止め輪53により固定している。
通常、上記のようなくさびローラ式変速機Aでは、変速機の内部部品の潤滑、及びトラクション部分で必要となるトラクション係数を発生させる目的で、トラクション・オイルまたはトラクション・グリースが用いられている。なお、一般的なエンジンオイル等を使用すると、トラクション部分でグロススリップが発生する虞れがある。
また、低速側リング32は、低速側シャフト3と分離された構造になっており、その繋ぎには、上記のように、角形スプラインとC形止め輪53等が使用されている。
さて、トラクション・オイルを使用する場合、低速側リング32の内径部分に供給されて存在するトラクション・オイルは、その軸方向のどちらの方向にも流れることができ、低速側リング32と各ローラ37a,37b…との接触部分(トラクション部)を必ず通過するわけではない。
例えば、低速側リング32の内径部分に沿って軸方向の一方(高速シャフト17方向)に流れた場合には、トラクション・オイルは、低速側リング32の先端面と第2ハウジング2との隙間を通って、低速側リング32の外部に排出されるといったことがある。
一方、低速側リング32の内径部分に沿って軸方向の他方(低速シャフト3方向)に流れた場合には、低速側リング32と低速側シャフト3との繋ぎ部分(角形スプラインとC形止め輪53)の隙間を通って、外部に排出されるといったことがある。
図7(a)は、本発明の参考例2に係るくさびローラ式変速機の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。
特に、本参考例のように、低速側リング32の内周面であって、各ローラ37a,37b…と接触する部位に、周方向に延びる周方向突条接触部54が形成してある場合、その接触部には、トラクション・オイルが供給されにくい構造になっている。
また、変速機内部に存在するトラクション・オイルが十分なときは、その接触部において油膜は形成されやすい。しかし、上記のように、トラクション・オイルが十分でないとき(強制潤滑の場合、トラクション油供給量が少ないとき)は、接触部では、オイルスタベーションが生じやすくなり、その結果、接触部における油膜は、薄くなり、金属接触の頻度(確立)が高くなる。
そのような状態が継続すると、その接触部では、摩耗、剥離、さらには焼き付きなどの不具合が生じやすくなり、変速機の寿命を低減させてしまうといった虞れがある。
(第1実施の形態)
図8(a)は、本発明の第1実施の形態に係るくさびローラ式変速機の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。
本実施の形態では、低速側リング32の内周面の各ローラ37a,37b…に接触する部位は、フラットである一方、低速側リング32の内周面の各ローラ37a,37b…に接触しない部位には、径方向内方に膨出して周方向に延びる周方向突条堰部60が形成してある。
この周方向突条堰部60の内径は、低速側リング32の内周面の各ローラ37a,37b…に接触する部位の内径より、小さくなるように設定してある。
また、連結板14(第3ハウジング)は、第2ハウジング2に固定してあり、低速側リング32の内方に配置してあると共に、各ローラ37a,37b…の支持軸39a,39bを保持している。なお、この連結板14(第3ハウジング)からは、3個の突部27が軸方向に突出してある。
上述した周方向突条堰部60と、これに対向する連結板14(第3ハウジング)との隙間は、好適には、極力小さくなるように設定してあり、例えば、低速側リング32の回転を常に(阻害することなく良好に)維持できるような微少隙間に形成してある。
以上から、本実施の形態では、上述したような周方向突条堰部60が設けてあることから、低速側リング32の内径部分に存在するトラクション・オイルは、低速側リング32と低速側シャフト3との繋ぎ部分(角形スプラインとC形止め輪53)の隙間を通って排出されることが殆どなくなる一方、低速側リング32の内径部分に沿った軸方向の一方(高速シャフト17方向)への流れが主流となって、この方向に多量に流れるようになる。
これにより、各ローラ37a,37b…との接触部を通るトラクション・オイルの流量を増加させることができる。従って、上述した不具合が生じにくくなり、くさびローラ式変速機Aの著しい寿命の向上が可能となる。
図9(a)は、本発明の第1実施の形態の変形例に係るくさびローラ式変速機の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。
本変形例では、低速側リング32の内周面であって、各ローラ37a,…に接触しない部位に、周方向突条堰部60に隣接して、テーパ状に形成したテーパ堰部61が形成してある。
このテーパ堰部61に供給されたトラクション・オイルは、遠心力の分力の作用により、低速側リング32の内径部分に沿った軸方向の一方(高速シャフト17方向)への流れがより一層促進される。
従って、トラクション部分に、上記の第1実施の形態よりも、より一層多量のトラクション・オイルを供給することができる。
(第2実施の形態)
図10(a)は、本発明の第2実施の形態に係るくさびローラ式変速機の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。
本実施の形態でも、低速側リング32の内周面であって、各ローラ37a,37b…と接触する部位に、周方向に延びる周方向突条接触部54が形成してある。
本実施の形態では、低速側リング32の内周面の各ローラ37a,37b…に接触する部位は、フラットである一方、低速側リング32の内周面の各ローラ37a,37b…に接触しない部位には、径方向内方に膨出して周方向に延びる周方向突条堰部60が形成してある。
この周方向突条堰部60の内径は、低速側リング32の内周面の各ローラ37a,37b…に接触する部位の内径より、小さくなるように設定してある。
また、連結板14(第3ハウジング)は、第2ハウジング2に固定してあり、低速側リング32の内方に配置してあると共に、各ローラ37a,37b…の支持軸39a,39bを保持している。なお、この連結板14(第3ハウジング)からは、3個の突部27が軸方向に突出してある。
上述した周方向突条堰部60と、これに対向する連結板14(第3ハウジング)との隙間は、好適には、極力小さくなるように設定してあり、例えば、低速側リング32の回転を常に(阻害することなく良好に)維持できるような微少隙間に形成してある。
以上から、本実施の形態では、上述したような周方向突条堰部60が設けてあることから、低速側リング32の内径部分に存在するトラクション・オイルは、低速側リング32と低速側シャフト3との繋ぎ部分(角形スプラインとC形止め輪53)の隙間を通って排出されることが殆どなくなる一方、低速側リング32の内径部分に沿った軸方向の一方(高速シャフト17方向)への流れが主流となって、この方向(周方向突条接触部54)に多量に流れるようになる。
これにより、各ローラ37a,37b…との接触部(周方向突条接触部54)を通るトラクション・オイルの流量を増加させることができる。従って、上述した不具合が生じにくくなり、くさびローラ式変速機Aの著しい寿命の向上が可能となる。
図11(a)は、本発明の第2実施の形態の変形例に係るくさびローラ式変速機の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。
本変形例では、低速側リング32の内周面であって、各ローラ37a,…に接触しない部位に、周方向突条堰部60に隣接して、テーパ状に形成したテーパ堰部61が形成してある。
このテーパ堰部61に供給されたトラクション・オイルは、遠心力の分力の作用により、低速側リング32の内径部分に沿った軸方向の一方(高速シャフト17方向)への流れがより一層促進される。
従って、トラクション部分に、上記の第2実施の形態よりも、より一層多量のトラクション・オイルを供給することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。
くさびローラ式変速機の縦断面図である。 ハウジングを取り外した状態における、くさびローラ式変速機の要部の横断面図であって、ワンウェイクラッチ機能を有するくさびローラ式変速機の断面図である(図1のII−II線に沿った断面図)。 減速機としてのくさびローラ式変速機の作用を説明する図である。 増速機としてのくさびローラ式変速機の作用を説明する図である。 ハウジングを取り外した状態における、くさびローラ式変速機の要部の横断面図であって、正逆両方向の回転時にトルク(動力)を伝達可能なくさびローラ式変速機の断面図である。 (a)は、本発明の参考例1に係るくさびローラ式変速機の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。 (a)は、本発明の参考例2に係るくさびローラ式変速機の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。 (a)は、本発明の第1実施の形態に係るくさびローラ式変速機の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。 (a)は、本発明の第1実施の形態の変形例に係るくさびローラ式変速機の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。 (a)は、本発明の第2実施の形態に係るくさびローラ式変速機の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。 (a)は、本発明の第2実施の形態の変形例に係るくさびローラ式変速機の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。
符号の説明
1 第1ハウジング
2 第2ハウジング
2a フランジ
3 低速側シャフト
4 円盤状部材
14 連結板(第3ハウジング)
17 高速側シャフト
27 突部
32 外輪(低速側リング)
36 環状空間
37a、37b ガイドローラ
38 可動ローラ
37 ガイドローラ
38a、38b 可動ローラ
39a ガイドローラのための支持軸
39b 可動ローラのための支持軸
40 嵌合孔
41、41a 支持孔
42 ラジアルニードル軸受
43a ガイドローラのための動力伝達用円筒面
43b 可動ローラのための動力伝達用円筒面
44 動力伝達用円筒面
45 動力伝達用円筒面
46 シリンダ孔
47 弾性材(予圧バネ)
48 内側当接部
49 外側当接部
A くさびローラ式変速機
51 先端部
52 孔部
53 C形止め輪
54 周方向突条接触部
60 周方向突条堰部
61 テーパ堰部

Claims (4)

  1. 第1ハウジングに回転自在に支持され、一端部に低速側リングを設けた低速側シャフトと、前記低速側シャフト及び前記低速側リングに対して偏心して、第2ハウジングに回転自在に支持された高速側シャフトと、前記低速側リングと前記高速側シャフトとの間に回転自在に支持された、少なくとも1個のガイドローラと少なくとも1個の可動ローラとから成るくさび作用を利用した摩擦ローラ式変速機において、
    前記低速側リングの内周面であって、前記各ローラに接触しない部位に、径方向内方に膨出して周方向に延びる周方向突条堰部が形成してあり、
    当該周方向突条堰部の内径は、前記低速側リングの内周面の前記各ローラに接触する部位の内径より、小さくなるように設定してあることを特徴とする摩擦ローラ式変速機。
  2. 前記低速側リングの内周面であって、前記各ローラに接触しない部位に、前記周方向突条堰部に隣接して、テーパ堰部が形成してあることを特徴とする請求項1に記載の摩擦ローラ式変速機。
  3. 前記低速側リング内周面であって、各ローラと接触する部位に、周方向に延びる周方向突条接触部が形成してあることを特徴とする請求項1又は2に記載の摩擦ローラ式変速機。
  4. 前記第2ハウジングに固定して前記低速側リングの内方に配置してあると共に前記ガイド又は可動ローラの支持軸を保持する第3ハウジングを備え、
    前記周方向突条堰部と、これに対向する前記第3ハウジングとの隙間は、前記低速側リングの回転を常に維持できるような微少隙間に形成してあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の摩擦ローラ式変速機。
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