JP2005139184A - ヘプタフルベン又はトロポロン系化合物、誘導体及び/又は混合物を含有する組成物、及びそれを使用する染色方法 - Google Patents

ヘプタフルベン又はトロポロン系化合物、誘導体及び/又は混合物を含有する組成物、及びそれを使用する染色方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維の染色に適した媒体に、少なくとも一のヘプタフルベン又はトロポロン系化合物、誘導体、及び/又は混合物を含有せしめてなる組成物に関する。
同様に、本発明は、場合によっては酸化剤の存在下、前記組成物を使用するケラチン繊維の染色方法、及び本発明の組成物を収容する少なくとも一の区画と、少なくとも一の酸化剤を収容する少なくとも一の区画を具備する装置に関する。
自然で色度のある色調を得るための、ケラチン繊維を染色するための直接染料としての、ヘプタフルベン又はトロポロン系化合物の使用に関する。

Description

本発明は、適した媒体に、少なくとも一のヘプタフルベン又はトロポロン系誘導体、又はその誘導体、及びそれらの混合物を含有せしめてなる、ケラチン繊維を染色するための組成物、さらにそれを使用する染色方法に関する。
よって、本発明はケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維の染色分野に関する。特に本発明は、少なくとも一の直接染料を含有する染色用組成物を使用して得られる着色に関する。
直接染料は、ヒトのケラチン繊維とある種の親和性を有する着色した又は着色する物質である。使用され得る直接染料としては、ニトロベンゼン染料又は複素環直接染料のクラスで、特に自然な色調ばかりでなく、色度のある色調を得るのに使用されるものを挙げることができる。
これらの染料は毛髪の染色の分野において広範囲に使用されているが、それにもかかわらず、特に得られた強度及び選択性に関し、繊維に取り込まれた色調に問題を有するものであった。さらに、これらの染料の堅牢性は、依然として改善されないままである。
よって本発明の目的は、ベンゼン及び複素環直接染料を用いた場合よりも良好な染色結果を得ることができる、少なくとも一の直接染料を含有する組成物を提案することにある。
これらの目的等は本発明によって達成され、よってその第1の主題は、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維の染色に適した媒体に、次の式(I):
Figure 2005139184
[上式中:
*R及びRは同一でも異なっていてもよく、水素原子;アルキル基、アリール基、アルキルアリール基又はアリールアルキル基で、そのアルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるもの、アリール部分が置換された又は未置換のC-C12であるもの;ハロゲン原子;C-Cアルコキシ基;アミノ基;直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基から選択される、同一でも異なっていてもよい一又は複数の基で置換されたアミノ基;ヒドロキシル基;Xが水素原子、アルカリ金属、又はアルカリ土類金属又は直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基を表す-COOX基;アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルカルボニル基;X'が水素原子又はアルカリ金属又はアルカリ土類金属を示す-SOX'基を表し;
*R、R、R及びRは同一でも異なっていてもよく、水素原子、又は直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基;ヒドロキシル基;C-Cアルコキシ基;チオール基又はC-Cアルキルチオ基;アミノ基;一又は複数の直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基で、同一でも異なっていてもよいもので置換されたアミノ基;置換された又は未置換のC-C12アリール基又はアリールアルキル基で、そのアルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるもの、アリール部分がC-C12であるもの;少なくとも一のヘテロ原子を有する置換された又は未置換で環式又は多環式基を表し;
*Aは酸素又は硫黄原子又はC(R)(R)基を示し、ここでR及びRは同一でも異なっていてもよく、電子求引性の一価基を示す]
の少なくとも一の化合物を含有せしめてなる組成物にある。
さらに本発明は、本発明の組成物と少なくとも一の酸化剤を含有する使用準備が整った組成物に関する。
同様に、本発明の主題は、上述した組成物を使用する、ヒトのケラチン繊維の染色方法、及びこの方法を実施するための装置にある。
最後に、本発明の主題は、自然で色度のある色調を得るために、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維を染色するための、直接染料としての式(I)の化合物の使用にある。
特に、全く予期しないことに、式(I)の化合物が存在すると、特に強くてあまり選択的ではない、自然で色度のある色調を得ることができることが見出された。
しかしながら、本発明の他の特徴及び利点は、以下の記載及び実施例を読むことにより、さらに明らかになるであろう。
以下の記載において、組成物に存在する種々の化合物の含有量は、これらの含有量が使用準備が整った組成物の重量に対する特定の場合を除けば、組成物の重量に対する重量に基づいて表される。使用準備が整った組成物は、本発明の組成物と少なくとも一の酸化剤を含有すると想起される。
さらに、特に示さない限りは、値の範囲を定める限界値は、その範囲内に含まれる。
最後に、本発明で処理されるケラチン繊維は、特にヒトのケラチン繊維、好ましくは毛髪である。
よって、本発明の組成物は、上述した少なくとも一の式(I)の化合物を含有する。
特に式(I)において、R及びRは同一でも異なっていてもよく、水素原子;アルキル基、アリール基、アルキルアリール基又はアリールアルキル基で、そのアルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるもの、アリール部分がC-C12、好ましくはCで置換された又は未置換のもの;ハロゲン原子;C-Cアルコキシ基;アミノ基;直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基から選択される、同一でも異なっていてもよい一又は複数の基で置換されたアミノ基;ヒドロキシル基;Xが水素原子、アルカリ金属又はアルカリ土類金属、又は直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基を表す-COOX基;アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルカルボニル基;X'が水素原子又はアルカリ金属又はアルカリ土類金属、例えばナトリウム、カリウム、マグネシウム又はカルシウムを示す-SOX'基を表す。
上述したように、式(I)において、R、R、R及びRは同一でも異なっていてもよく、水素原子、又は直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基;ヒドロキシル基;C-Cアルコキシ基;チオール基又はC-Cアルキルチオ基;アミノ基;一又は複数の直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基で、同一でも異なっていてもよいもので置換されたアミノ基;置換された又は未置換のC-C12、好ましくはCアリール基又はアリールアルキル基で、そのアルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるもの、アリール部分がC-C12、好ましくはCであるもの;少なくとも一のヘテロ原子を有する置換された又は未置換で環式又は多環式基を表す。
特に示さない限りは:
・ヒドロキシル基;
・ハロゲン原子、好ましくは塩素又はフッ素;
・C-Cアルコキシ基;
・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるモノヒドロキシルアルコキシ基;
・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるポリヒドロキシアルコキシ基;
・一又は複数の直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基で、同一でも異なっていてもよいもので置換された又は未置換のアミノ基;
・チオール基;
・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルチオ基;
・酸又は塩の形態のカルボキシル基(例えば置換された又は未置換のアンモニウム又はアルカリ金属で塩化されたもの);
・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルカルボニル基;
・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルコキシカルボニル基;
・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルアミド基;
・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルカルバミル基;
・シアノ基;
・ニトロ基;
・スルホニル基;
・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルスルホニル基;
・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルスルホニルアミド基;
・置換された基がそれ自体アルキル基以外である場合にアルキル基;
から選択される一又は複数の基を担持しているならば、基は置換されるといえる。
上述した基のアルキル部分は、それ自体、一又は複数の列挙された基で置換されていてもよいことが想起される。しかしながら、本発明の特定の一実施態様においては、前記基のアルキル部分は置換されない。
少なくとも一のヘテロ原子を有する環式又は多環式基に関し、これらの基は5-ないし8員、好ましくは5-又は6員である。
さらに、存在するヘテロ原子(類)は同一でも異なっていてもよく、酸素、窒素及び硫黄から選択される。
またさらに、これらの環式又は多環式基は、飽和又は不飽和であってよく、又は芳香族であってもよい。
挙げることのできる例には、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、オキサゾール、チアゾール、ピリジン、ピリミジン、ピラジン及びピリダジン環が含まれる。
本発明の有利な一変形例において、R及びRは同一でも異なっていてもよく、水素、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C-Cポリヒドロキシアルキル基、C-Cアルコキシ基、C-Cアルキルカルボニル基、アミノ基、C-Cアルキル基及び/又はC-Cヒドロキシアルキル基で一置換又は二置換されたアミノ基;先に示した意味において置換されていてもよいベンジル又はフェニル基;ニトロ基;シアノ基から選択される。
本発明の他の有利な変形例において、RないしR基は同一でも異なっていてもよく、水素;ヒドロキシル基;チオール基;ハロゲン原子、好ましくは塩素又はフッ素;C-Cアルキル基;C-Cモノヒドロキシアルキル基;C-Cポリヒドロキシアルキル基;C-Cアルコキシ基;C-Cアルキルカルボニル基;アミノ基;C-Cアルキル基及び/又はC-Cヒドロキシアルキル基で一置換又は二置換されたアミノ基;先に示した意味において置換されていてもよいベンジル又はフェニル基;ニトロ基;シアノ基;複素環基から選択される。
本発明の第1の実施態様において、式(I)のAは酸素原子である。
この実施態様において、R又はR基の一方は、特にヒドロキシル基を表す。有利には、他方の基は水素原子を表す。
特定の実施態様において、R及びR基は同時に水素原子を表さない。さらに、式(I)の化合物は、有利には2,5,7-トリメチルトロポロン、7-(2-プロピル)トロポロン及びヒノキチオールとは異なる。
この実施態様において、式(I)のR又はR基の一方は、ヒドロキシル基で置換された又は未置換のC-C12アリール基;ハロゲン原子;C-Cアルコキシ基;アミノ基;同一でも異なっていてもよい、一又は二のC-Cアルキル基で置換されたアミノ基;チオール基を表す。有利には、他方の基は水素原子を表す。
この第1の実施態様に相当する好ましい化合物としては、5-(4'-N,N-ジメチルアミノ)フェニルトロポロンを挙げることができる。
本発明の第2の実施態様において、式(I)の化合物は、Aが、R及びRが同一でも異なっていてもよく、電子求引性の一価基を示すC(R)(R)基を示すものである。
好ましくは、電子求引性の一価基は、シアノ基;Xが水素原子、アルカリ金属又はアルカリ土類金属、又は直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基を表す-COOX;ハロゲン原子(例えば、好ましくは塩素又はフッ素);-NO;Xが水素原子又はアルカリ金属又はアルカリ土類金属、例えばナトリウム、カリウム、マグネシウム又はカルシウムを示す-SOXから選択される。
この実施態様の好ましい一変形例において、式(I)の化合物は、R及びRがシアノ基を表すものである。
この第2の実施態様のケースにおいて、R又はR基の一方は、特にヒドロキシル基で置換された又は未置換のC-C12アリール基;ハロゲン原子;C-Cアルコキシ基;アミノ基;同一でも異なっていてもよい、一又は複数のC-Cアルキル基で置換されたアミノ基;チオール基を表す。有利には、他方の基は水素原子を表す。
この実施態様において好ましくは、少なくとも一のR、R、R及びR基は水素原子を表す。有利には、R、R、R及びR基は水素原子を表す。
この第2の実施態様に入る好ましい化合物としては、とりわけ8,8-ジシアノ-3-(4'-メトキシ)フェニルヘプタフルベン;8,8-ジシアノ-3-(4'-N,N-ジメチルアミノ)フェニルヘプタフルベン;8,8-ジシアノ-3-フェニルヘプタフルベン、又はそれらの混合物を挙げることができる。
好ましくは、式(I)の化合物は染料の形態をしている。よって、化合物は、組成物の媒体に溶解する形態であるような量で存在している。特に少なくとも50重量%の染料は媒体に溶解しており、より好ましくは、少なくとも90重量%の染料が媒体に溶解している。
本発明の組成物に存在する化合物(I)の含有量は、組成物の重量に対して、特に0.1重量%〜20重量%、好ましくは組成物の重量に対して0.5重量%〜5重量%である。
組成物は、ヒトのケラチン繊維、特に毛髪を染色するための染色用組成物の分野において、従来からの他の成分を含有していてもよい。
よって、ここで記載した直接染料以外の、少なくとも一の蛍光又は非蛍光直接染料を含有していてよい。
直接染料は、非イオン性又はイオン性(カチオン性、アニオン性、両性又は双性イオン性)種のもの、好ましくは非イオン性又はカチオン性種のものから選択され得ることは、特筆すべきである。
挙げることのできる非限定的な例には、ニトロベンゼン直接染料、アクリジン、アクリドン、アントランスロン(anthranthrone)、アントラピリミジン、アントラキノン、アジン、アゾ、アゾメチン、ベンザスロン(benzathrone)、ベンズイミダゾール、ベンズイミダゾロン、ベンズインドール、ベンゾオキサゾール、ベンゾピラン、ベンゾチアゾール、ベンゾキノン、ビスアジン、ビス-イソインドリン、カルボキシアニリド、クマリン、シアニン(特に、アザカルボシアニン、ジアザカルボシアニン、ジアザヘミシアニン、ヘミシアニン及びテトラアザカルボシアニン)、ジアジン、ジケトピロロピロール、ジオキサジン、ジフェニルアミン、ジフェニルメタン、ジチアジン、フラバンスロン、フラボン、フルオリンジン(fluorindine)、ホルマザン、ヒドラゾン、ヒドロキシケトン、インダミン、インダンスロン、インジゴイド、インドフェノール、インドアニリン、イソインドリン、イソインドリン、イソインドリノン、イソビオランスロン(isoviolanthrone)、ラクトン、メチン、ナフタルイミド、ナフトアニリド、ナフトラクタム、ナフトキノン、ニトロ、オキサジアゾール、オキサジン、ペリロン(perilone)、ペリノン(perinone)、ペリレン、フェナジン、フェノチアジン、フタロシアニン、ポリエン/カロテノイド、ポルフィリン、ピランスロン、ピラゾランスロン、ピラゾロン、ピリミジノアンスロン、ピロニン、キナクリドン、キノリン、キノフタロン、スクアラン(squarane)、スチルベン、テトラゾリウム、チアジン、チオインジゴ、チオピロニン、トリアリールメタン及びキサンテン染料が含まれる。
アゾ、アゾメチン、メチン、ナフタルイミド、カチオン性又は非カチオン性クマリン、キサンテノジキノリジン、アザキサンテン、ナフトラクタム、アズラクトン、(ジ)オキサジン及びチアジン化合物のファミリーのカチオン性蛍光化合物の単独物又は混合物から選択される蛍光直接染料も、使用に適したものである。
化合物がこの種の直接染料を含む場合、蛍光又は非蛍光直接染料の含有量は、有利には、組成物の重量に対して0.0005重量%〜12重量%、好ましくは組成物の重量に対して0.005重量%〜6重量%である。
本発明の組成物は、場合によっては一又は複数のカップラーと組合せて、少なくとも一の酸化ベースをさらに含有してよい。
酸化ベースは、染色の分野で従来からの化合物から選択され得る。
挙げることのできる例には、とりわけ、o-フェニレンジアミン類、p-フェニレンジアミン類、複ベース類、o-アミノフェノール類、p-アミノフェノール類及び複素環ベース類、それらの酸付加塩、及びそれらの混合物が含まれる。
組成物が一又は複数の酸化ベースを含有する場合、この種の化合物の含有量は、組成物の重量に対して、通常0.0005重量%〜12重量%、組成物の重量に対して好ましくは0.005重量%〜8重量%である。
一又は複数の酸化ベースと組合せて使用され得るカップラーとしては、例えばm-アミノフェノール類、m-フェニレンジアミン類、m-ジフェノール類、ナフトール類、及び複素環カップラー、それらの酸付加塩、及びそれらの混合物を挙げることができる。
それらが組成物中に存在するケースにおいて、それらの含有量は、組成物の重量に対して一般的に0.0001重量%〜10重量%、組成物の重量に対して好ましくは0.005重量%〜5重量%である。
一般的に、酸化ベース及びカップラーの酸付加塩は、特に塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、乳酸塩及び酢酸塩から選択される。
本発明の組成物は、従来から使用されている種々のアジュバント、例えばアニオン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性イオン性の界面活性剤又はそれらの混合物;アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性イオン性のポリマー;無機増粘剤;酸化防止剤;浸透剤;香料;バッファー;分散剤;コンディショナー、例えばカチオン類、揮発性又は不揮発性で変性されているか又は未変性のシリコーン類;カチオン性で両親媒性のポリマー;皮膜形成剤;セラミド類;ビタミン類又はプロビタミン類;防腐剤;安定剤;乳白剤又はマット剤、例えば二酸化チタン;無機フィラー、例えばクレー類;シリカ、特に親水性又は親油性のヒュームドシリカ;ポリマー性バインダー、例えばビニルピロリドン;サンスクリーン剤等をさらに含んでいてもよい。
上述したアジュバントは、それぞれ組成物の重量に対して、一般的に0.01重量%〜20重量%の量で存在している。
組成物の媒体は、化粧品的に許容可能な媒体である。
有利には、水、又は一又は複数の有機溶媒と水との混合物からなる。
一般的な有機溶媒としては、特に直鎖状又は分枝状、好ましくは飽和しており、2〜10の炭素原子を有するモノアルコール類、例えばエチルアルコール又はイソプロピルアルコール;芳香族アルコール、例えばベンジルアルコール又はフェニルエチルアルコール;ポリオール又はポリオールエーテル、例えばエチレングリコールモノメチル、モノエチル又はモノブチルエーテル、プロピレングリコール又はそのエーテル、例えばプロピレングリコールモノメチルエーテル、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール(2-メチル-2,4-ペンタンジオール)、ネオペンチルグリコール及び3-メチル-1,5-ペンタンジオール;及びジエチレングリコールアルキルエーテル、特にC-Cのもの、例えばジエチレングリコールモノエチルエーテル又はモノブチルエーテルの単独物又は混合物を挙げることができる。
上述した有機溶媒が存在する場合、それらは、組成物の全重量に対して、通常は1重量%〜40重量%、好ましくは5重量%〜30重量%である。
本発明の組成物のpHは、一般的に約3〜12、好ましくは約5〜11である。
それは酸性化剤又は塩基性化剤を用いて所望の値に調節することができる。
挙げることのできる酸性化剤の例には、無機酸又は有機酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸又は酢酸が含まれる。
挙げることのできる塩基性化剤の例には、例えば、アンモニア水、アルカリ金属のカーボナート類、アルカノールアミン類、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン又はトリエタノールアミン、及びその誘導体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び次の式(A):
Figure 2005139184
[ここで、Wは、C-Cアルキル基又はヒドロキシル基で置換されていてもよいプロピレン残基であり;Rは同一でも異なっていてもよく、水素原子、又はC-Cアルキル基又はC-Cヒドロキシアルキル基を表す]
の化合物が含まれる。
組成物は、増粘した又は増粘していないローション、クリーム、ゲル、ムース、スプレーの形態、又はこの組成物の二次適用に適した任意の他の形態であってよいことを、記しておくべきである。
本発明の他の主題は、詳細に記載した本発明の組成物と、少なくとも一の酸化剤を含有する使用準備が整った組成物からなる。
通常、酸化剤は、過酸化水素、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の過酸化物、例えばナトリウム、カリウム又はマグネシウムの過酸化物;過酸化尿素、アルカリ金属の臭素酸塩又はフェリシアニド類、及びアルカリ金属又はアルカリ土類金属、例えばナトリウム、カリウム又はマグネシウムの過ホウ素酸塩及び過硫酸塩等の過酸塩の単独物又は混合物から選択される。また、酸化剤は、ペルオキシダーゼ類及び2電子又は4電子オキシドレダクターゼ類等の酵素から選択されてもよい。
酸化剤の含有量は、使用準備が整った組成物の重量に対して0.001重量%〜20重量%、好ましくは使用準備が整った組成物の重量に対して0.1重量%〜12重量%である。
使用準備が整った組成物のpHは、一般的に4〜12、好ましくは6〜11である。
それは酸性化剤又は塩基性化剤、例えば上述したものを用いて所望の値に調節することができる。
使用準備が整った組成物は、特に、少なくとも一の酸化剤を含有する組成物(酸化組成物として公知)と、本発明の組成物とを混合することにより得られる。この場合、混合物は、処理される繊維に使用準備が整った組成物を適用する前に調製される。
染色に適した酸化組成物の媒体は、有利には水、又は有機溶媒と水との混合物である。
最後に、酸化組成物は、この分野で一般的なアジュバント、例えば界面活性剤、増粘剤、酸化防止剤、香料、分散剤、コンディショナー、金属イオン封鎖剤、防腐剤等をさらに含有してよい。
本発明の組成物の記述において示されている、溶媒及び添加剤の列挙、同様にそれらの含有量は有効であり、それに加えて、参照となり得ることは注目すべきことである。
本発明の他の主題は、ここで詳細に記載した組成物を、湿った又は乾燥した繊維に適用する、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維の染色方法に関する。
特に本発明は、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維の染色方法からなり、これは次の工程:
a)発色するのに十分な時間、湿った又は乾燥した繊維を本発明の組成物と接触させて配し、
b)場合によっては繊維をすすぎ、
c)場合によっては繊維を洗浄してすすぎ、
d)繊維を乾燥させるか、又は乾燥するまで放置する、
ことを実施することからなる。
第1の可能性において、本方法は組成物をすすぐことなく実施される。よって、繊維に組成物を適用した後、乾燥させるか、又は乾燥するまで放置しておく。この可能性は、組成物がいかなる酸化剤、酸化ベース又はカップラーを含有していない場合において特に適切である。
第2の可能性において、本方法は少なくとも1回のすすぎ工程を実施する。
本方法の第1の変形例において、繊維に適用される組成物は、何の酸化剤も含有しない。
この変形例は、組成物が式(I)の化合物(類)と、場合によっては少なくとも一の蛍光又は非蛍光直接染料のみを含有する場合に特に適切である。
本方法の第2の変形例において、繊維に適用される組成物は、上述した使用準備が整った組成物である。
本方法のこの変形例は、本発明の組成物が、式(I)の化合物の他に、蛍光又は非蛍光直接染料、一又は複数の酸化ベース及び場合によっては一又は複数のカップラーを含有するか否か等、使用される組成物に関係なく適切である。
この変形例において、第1の可能性は、繊維に適用する前に、本発明の組成物と酸化組成物とを即時混合することにより得られた使用準備が整った組成物を適用することからなる。
この可能性において、一方では本発明の組成物、他方では酸化組成物を、別々に保管しておくことが有利である。
第2の可能性は、本発明の組成物と酸化組成物とを、どちらか一方の順番で逐次適用することからなるか、又はこれら2つの組成物を同時に適用することからなる。
発色に必要な時間は、一般的に1〜60分、好ましくは5〜45分である。
さらに、本方法の工程a)は、15〜220℃の温度、好ましくは15〜40℃の温度で便宜的に実施される。
工程a)が完了すると、場合によっては繊維をすすぎ(工程b)、場合によってはシャンプーで洗浄し、ついですすぎ、最後に、例えば20〜120℃で乾燥させるか、又は乾燥するまで放置する。
本発明の非限定的実施例を提示する。
次の調製物を調製した:
Figure 2005139184
実施例1 次の式の8,8-ジシアノ-3-(4'-メトキシ)フェニルヘプタフルベン
Figure 2005139184
実施例2 次の式の8,8-ジシアノ-3-(4'-N,N-ジメチルアミノ)フェニルヘプタフルベン
Figure 2005139184
実施例3 次の式の8,8-ジシアノ-3-フェニルヘプタフルベン
Figure 2005139184
実施例4 次の式の5-(4'-N,N-ジメチルアミノ)フェニルトロポロン
Figure 2005139184
各実施例において、上述した調製物をそれぞれ10g、白髪を90%含有するナチュラルな毛髪の束1gに、室温で30分間適用した。
放置時間後、毛髪の束を水ですすぎ、乾燥させた。
以下の着色が得られた:
Figure 2005139184

Claims (30)

  1. ヒトのケラチン繊維等のケラチン繊維の染色に適した媒体に、次の式(I):
    Figure 2005139184
    [上式中:
    *R及びRは同一でも異なっていてもよく、水素原子;アルキル基、アリール基、アルキルアリール基又はアリールアルキル基で、そのアルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるもの、アリール部分が置換された又は未置換のC-C12であるもの;ハロゲン原子;C-Cアルコキシ基;アミノ基;直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基から選択される、同一でも異なっていてもよい一又は複数の基で置換されたアミノ基;ヒドロキシル基;Xが水素原子、アルカリ金属、又はアルカリ土類金属、又は直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基を表す-COOX基;アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルカルボニル基;X'が水素原子又はアルカリ金属又はアルカリ土類金属を示す-SOX'基を表し;
    *R、R、R及びRは同一でも異なっていてもよく、水素原子、又は直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基;ヒドロキシル基;C-Cアルコキシ基;チオール基又はC-Cアルキルチオ基;アミノ基;一又は複数の直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基で、同一でも異なっていてもよいもので置換されたアミノ基;置換された又は未置換のC-C12アリール基又は、アリールアルキル基で、そのアルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるもの、アリール部分がC-C12であるもの;少なくとも一のヘテロ原子を有する置換された又は未置換で環式又は多環式基を表し;
    *Aは酸素又は硫黄原子又はC(R)(R)基を示し、ここでR及びRは同一でも異なっていてもよく、電子求引性の一価基を示す]
    の少なくとも一の化合物を含有せしめてなる組成物。
  2. ないしRにおいて、置換された基が
    ・ヒドロキシル基;
    ・塩素又はフッ素等のハロゲン原子;
    ・C-Cアルコキシ基;
    ・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるモノヒドロキシルアルコキシ基;
    ・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるポリヒドロキシアルコキシ基;
    ・一又は複数の直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cアルキル基で、同一でも異なっていてもよいもので置換された又は未置換のアミノ基;
    ・チオール基;
    ・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルチオ基;
    ・酸又は塩の形態のカルボキシル基、場合によっては置換された又は未置換のアンモニウム、又はアルカリ金属で塩化されたもの;
    ・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルカルボニル基;
    ・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルコキシカルボニル基;
    ・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルアミド基;
    ・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルカルバミル基;
    ・シアノ基;
    ・ニトロ基;
    ・スルホニル基;
    ・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルスルホニル基;
    ・アルキル部分が直鎖状又は分枝状で置換された又は未置換のC-Cであるアルキルスルホニルアミド基;
    ・置換された基がそれ自体アルキル基以外である場合にアルキル基;
    から選択される一又は複数の基を担持していることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  3. 式(I)の化合物が、Aが、R及びRが同一でも異なっていてもよく、電子求引性の一価基を示すC(R)(R)基を示すものであり、ここで電子求引性の一価基が、シアノ基;Xが水素原子、アルカリ金属又はアルカリ土類金属、又は直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基を表す-COOX;ハロゲン原子;-NO;Xが水素原子又はアルカリ金属又はアルカリ土類金属を示す-SOXから選択されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. ないしR基が飽和又は不飽和、又は芳香族で、場合によっては置換された、酸素、窒素及び硫黄から選択される少なくとも一のヘテロ原子を有する5-ないし8員、好ましくは5-又は6員の環式又は多環式基であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. ないしRは同一でも異なっていてもよく、水素、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C-Cポリヒドロキシアルキル基、C-Cアルコキシ基、C-Cアルキルカルボニル基、アミノ基、C-Cアルキル基及び/又はC-Cヒドロキシアルキル基で一置換又は二置換されたアミノ基;先に示した意味において置換されていてもよいベンジル又はフェニル基;ニトロ基;シアノ基から選択されることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. ないしR基は同一でも異なっていてもよく、水素;ヒドロキシル基;チオール基;塩素又はフッ素等のハロゲン原子;C-Cアルキル基;C-Cモノヒドロキシアルキル基;C-Cポリヒドロキシアルキル基;C-Cアルコキシ基;C-Cアルキルカルボニル基;アミノ基;C-Cアルキル基及び/又はC-Cヒドロキシアルキル基で一置換又は二置換されたアミノ基;先に示した意味において置換されていてもよいベンジル又はフェニル基;ニトロ基;シアノ基;複素環基から選択されることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. Aが酸素原子を表し、R又はR基の一方がヒドロキシル基を表すことを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 又はR基の一方が、ヒドロキシル基で置換された又は未置換のC-C12アリール基;ハロゲン原子;C-Cアルコキシ基;アミノ基;同一でも異なっていてもよい、一又は二のC-Cアルキル基で置換されたアミノ基;チオール基を表し;他方の基が水素原子を表すことを特徴とする、請求項7に記載の組成物。
  9. 式(I)の化合物が、5-(4'-N,N-ジメチルアミノ)フェニルトロポロンであることを特徴とする、請求項7又は8に記載の組成物。
  10. 式(I)の化合物が、AがC(R)(R)基を示すものであり、ここでR及びRがシアノ基を表すことを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 又はR基の一方が、ヒドロキシル基で置換された又は未置換のC-C12アリール基;ハロゲン原子;C-Cアルコキシ基;アミノ基;同一でも異なっていてもよい、一又は複数のC-Cアルキル基で置換されたアミノ基;チオール基を表すことを特徴とする、請求項10に記載の組成物。
  12. 、R、R及びR基が水素原子を表すことを特徴とする、請求項10又は11に記載の組成物。
  13. 式(I)の化合物が、8,8-ジシアノ-3-(4'-メトキシ)フェニルヘプタフルベン;8,8-ジシアノ-3-(4'-N,N-ジメチルアミノ)フェニルヘプタフルベン;8,8-ジシアノ-3-フェニルヘプタフルベン、又はそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項10ないし12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 式(I)の含有量が、組成物の重量に対して0.1重量%〜20重量%、好ましくは組成物の重量に対して0.5重量%〜5重量%であることを特徴とする、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の組成物。
  15. 少なくとも一の蛍光又は非蛍光直接染料を含有していることを特徴とする、請求項1ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 直接染料が、ニトロベンゼン直接染料、アクリジン、アクリドン、アントランスロン、アントラピリミジン、アントラキノン、アジン、アゾ、アゾメチン、ベンザスロン、ベンズイミダゾール、ベンズイミダゾロン、ベンズインドール、ベンゾオキサゾール、ベンゾピラン、ベンゾチアゾール、ベンゾキノン、ビスアジン、ビス-イソインドリン、カルボキシアニリド、クマリン、シアニン、ジアジン、ジケトピロロピロール、ジオキサジン、ジフェニルアミン、ジフェニルメタン、ジチアジン、フラバンスロン、フラボン、フルオリンジン、ホルマザン、ヒドラゾン、ヒドロキシケトン、インダミン、インダンスロン、インジゴイド、インドフェノール、インドアニリン、イソインドリン、イソインドリン、イソインドリノン、イソビオランスロン、ラクトン、メチン、ナフタルイミド、ナフトアニリド、ナフトラクタム、ナフトキノン、ニトロ、オキサジアゾール、オキサジン、ペリロン、ペリノン、ペリレン、フェナジン、フェノチアジン、フタロシアニン、ポリエン/カロテノイド、ポルフィリン、ピランスロン、ピラゾランスロン、ピラゾロン、ピリミジノアンスロン、ピロニン、キナクリドン、キノリン、キノフタロン、スクアラン、スチルベン、テトラゾリウム、チアジン、チオインジゴ、チオピロニン、トリアリールメタン及びキサンテン染料から選択されることを特徴とする、請求項15に記載の組成物。
  17. 蛍光直接染料が、アゾ、アゾメチン、メチン、ナフタルイミド、カチオン性又は非カチオン性クマリン、キサンテノジキノリジン、アザキサンテン、ナフトラクタム、アズラクトン、(ジ)オキサジン及びチアジン化合物のファミリーのカチオン性蛍光化合物の単独物又は混合物から選択されることを特徴とする、請求項15に記載の組成物。
  18. 蛍光又は非蛍光直接染料の含有量が、組成物の重量に対して0.0005重量%〜12重量%、好ましくは組成物の重量に対して0.005重量%〜6重量%であることを特徴とする、請求項15ないし17のいずれか1項に記載の組成物。
  19. 組成物が、場合によっては一又は複数のカップラーと組合せて、少なくとも一の酸化ベースを含有していることを特徴とする、請求項1ないし18のいずれか1項に記載の組成物。
  20. 酸化ベースが、o-フェニレンジアミン類、p-フェニレンジアミン類、複ベース類、o-アミノフェノール類、p-アミノフェノール類及び複素環ベース類、それらの酸付加塩、及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項19に記載の組成物。
  21. 酸化ベースの含有量が、組成物の重量に対して0.0005重量%〜12重量%、好ましくは組成物の重量に対して0.005重量%〜8重量%であることを特徴とする、請求項20に記載の組成物。
  22. カップラーがm-アミノフェノール類、m-フェニレンジアミン類、m-ジフェノール類、ナフトール類、及び複素環カップラー、それらの酸付加塩、及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項19に記載の組成物。
  23. カップラーの含有量が、組成物の重量に対して0.0001重量%〜10重量%、好ましくは組成物の重量に対して0.005重量%〜5重量%であることを特徴とする、請求項22に記載の組成物。
  24. 請求項1ないし23のいずれか1項に記載の組成物と、少なくとも一の酸化剤を含有していることを特徴とする使用準備が整った組成物。
  25. 酸化剤が、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素酸塩又はフェリシアニド類、過ホウ素酸塩及び過硫酸塩等の過酸塩、及び酵素の単独物又は混合物から選択されることを特徴とする、請求項24に記載の使用準備が整った組成物。
  26. 請求項1ないし25のいずれか1項に記載の組成物を、湿った又は乾燥した繊維に適用する、ヒトのケラチン繊維等のケラチン繊維の染色方法。
  27. 組成物を繊維に適用した後に、繊維を乾燥させるか、又は乾燥するまで放置することを特徴とする、請求項26に記載の方法。
  28. 次の工程:
    a)発色するのに十分な時間、湿った又は乾燥した繊維を請求項1ないし25のいずれか1項に記載の組成物と接触させて配し、
    b)場合によっては繊維をすすぎ、
    c)場合によっては繊維を洗浄してすすぎ、
    d)繊維を乾燥させるか、又は乾燥するまで放置する、
    ことを実施することを特徴とする、請求項26に記載の方法。
  29. 請求項1ないし23のいずれか1項に記載の組成物を収容する少なくとも一の区画と、少なくとも一の酸化剤を収容する少なくとも一の区画を具備する、請求項28に記載の方法を実施するための装置。
  30. 自然で色度のある色調を得るための、ヒトのケラチン繊維等のケラチン繊維を染色するための直接染料としての、請求項1ないし14のいずれか1項に記載の式(I)の化合物の使用。
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