JP2005135561A - データ再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタルデータを再生する装置において、再生して得られたデジタル信号の等化処理を多様に実行可能とする。
【解決手段】再生ヘッド2で再生した信号は、アナログフィルタ10、A/D12、インターポレータ14で順次処理され、デジタルイコライザ15に供給される。デジタルイコライザ15は、入力デジタル信号をデジタル的に等化処理して後段のビタビデコーダ42等に出力する。デジタルイコライザ15は、可変BPF18、可変FIRフィルタ26等を有し、そのフィルタ特性が可変調整される。
【選択図】図1
【解決手段】再生ヘッド2で再生した信号は、アナログフィルタ10、A/D12、インターポレータ14で順次処理され、デジタルイコライザ15に供給される。デジタルイコライザ15は、入力デジタル信号をデジタル的に等化処理して後段のビタビデコーダ42等に出力する。デジタルイコライザ15は、可変BPF18、可変FIRフィルタ26等を有し、そのフィルタ特性が可変調整される。
【選択図】図1
Description
本発明はデータ再生装置、特にデジタルデータ再生信号の等化処理に関する。
従来より、磁気テープ等に記録されているデジタル画像信号やデジタル音声信号を再生する技術が知られている。この種の装置においては、再生された信号をイコライザにより等化処理することで、記録再生系における信号の劣化や磁気テープの種類による特性ばらつき、磁気ヘッドの特性ばらつき等を補償し、エラーを低減している。
図14には、イコライザを備えた従来の再生装置の構成ブロック図が示されている。再生回路103は回転磁気ヘッドから構成され、磁気テープ101のトラックから画像信号、音声信号、サブコード等の情報を再生し、アナログ信号として出力する。アンプ105は、回転ヘッドからの再生信号を増幅し、イコライザ107に出力する。
イコライザ107は、高域強調用フィルタ、低域の群遅延を制御する全域通過(オールパス)フィルタ、高域の群遅延を制御する全域通過フィルタを有する。高域強調用フィルタは、アンプ105からの信号の高域成分の劣化を補償して低域群遅延制御用の全域通過フィルタに出力する。低域群遅延制御用の全域通過フィルタは、磁気テープのダイパルス特性を補償するためにアナログ再生信号の低域の群遅延を調整し、高域群遅延制御用の全域通過フィルタに出力する。高域群遅延制御用の全域通過フィルタは、アナログ再生信号の高域の群遅延を制御し、さらに積分処理してA/D109に出力する。
A/D109は、イコライザ107からのアナログ再生信号をデジタル信号に変換し、FIR(Finite Impulse Response)フィルタ111及びPLL113に出力する。A/D109は、PLL113からのクロックに応じてアナログ再生信号をサンプリングする。
FIRフィルタ111は、複数のラッチ及び係数器を備え、群遅延特性を調整してPR4デコーダ115に出力する。PR4デコーダ115は、PR4のプリコード処理が施されて記憶されているデジタル信号の復調処理を行い、評価回路117及びビタビデコーダ121に出力する。評価回路117は、イコライザ107の特性を評価し、その結果をイコライザ制御回路119に出力し、イコライザ107の特性を調整する。また、ビタビデコーダ121は、ビタビアルゴリズムを用いてPR4デコーダ115の出力から1サンプル1ビットのデジタル信号を検出し、信号処理回路123に出力する。信号処理回路123は、ビタビデコーダ121により得られたデジタル信号に基づいて再生画像信号や再生音声信号を得、出力端子125から出力する。
このように、従来においては、再生回路103で得られたアナログ再生信号に対してイコライザ107で等化処理を行っており、ある程度の特性ばらつきにも対応することが可能であるが、より広範な特性ばらつきに対応する、あるいは一層のエラー低減を図るのに一定の限界があった。特に、近年においては多種多様な磁気テープや磁気ヘッドが存在し、その特性のばらつきが増大しているだけでなく、一層の性能の安定化、ユーザの多様な要求に応え得るフレキシビリティ、並びにコスト低下が要求されており、イコライザの等化特性をより柔軟にかつ高精度に可変調整できることが望まれている。
本発明の目的は、再生信号の等化処理をより柔軟にかつ精度よく実行でき、これにより再生エラーを低減できるデータ再生装置を提供することにある。
本発明のデータ再生装置は、デジタルデータを再生する再生手段と、前記再生手段からのアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、前記アナログ/デジタル変換手段からのデジタル信号を所望の目標特性とすべく等化処理するデジタル等化手段とを有し、前記デジタル等化手段は、前記アナログ/デジタル変換手段からのデジタル信号の振幅を調整する可変フィルタ手段と、前記可変フィルタ手段からのデジタル信号の群遅延を調整する可変群遅延フィルタ手段と、前記可変群遅延フィルタ手段からのデジタル信号の目標特性からの相違を補償する可変FIRフィルタ手段とを有する。
本発明では、磁気テープ等の記録メディアに記録されたデジタルデータを再生してアナログ信号を得、このアナログ信号に対してイコライザにより等化処理を施すのではなく、アナログ再生信号をアナログ/デジタル変換手段(A/D)によりデジタル信号に変換した後のデジタル信号に対して等化手段(デジタル等化手段)により等化処理を施す。デジタル等化手段は、デジタル信号の振幅(周波数に対する振幅特性)を調整するフィルタ手段と、デジタル信号の群遅延(周波数に対する群遅延特性)を調整するフィルタ手段と、これらのフィルタ手段によりフィルタリング処理されたデジタル信号に対して目標特性からの相違(あるいは誤差)を補償するフィルタ手段を備え、いずれのフィルタ手段もそのフィルタ特性を調整可能な可変フィルタ手段とする。これにより、磁気テープ等の記録媒体の特性や再生ヘッドの特性ばらつき等に応じて、柔軟で高精度な等化処理が可能となる。
本発明の1つの実施形態では、前記可変フィルタ手段は、前記デジタル/アナログ変換手段からのデジタル信号の振幅を調整する可変バンドパスフィルタ手段と、前記可変バンドパスフィルタ手段からのデジタル信号の振幅をさらに調整する可変ハイパスフィルタ手段とを有する。可変バンドパスフィルタ手段によりデジタル信号のうちの所定周波数帯域を優先的に通過させて振幅特性を調整し、さらに可変ハイパスフィルタによりデジタル信号のうちの高域を優先的に通過させて振幅特性を調整する。
また、本発明の1つの実施形態では、前記アナログ/デジタル変換手段からのデジタル信号を内挿補間して再サンプリングして得られたデジタル信号を前記デジタル等化手段に出力するインターポレータとを有する。インターポレータにより、非同期サンプリングされたデジタル信号に対して内挿補間し、本来のサンプリングタイミングでデジタル信号を再サンプリングする。再サンプリングして得られたデジタル信号に対して、デジタル等化手段により等化処理を施す。
また、本発明の1つの実施形態では、前記可変フィルタ手段、可変群遅延フィルタ手段及び可変FIRフィルタ手段は、入力デジタル信号に対して互いに直列接続された複数のラッチと、前記複数のラッチの前段あるいは中間あるいは後段に接続され、係数を入力デジタル信号に乗算して出力する複数の係数器と、前記複数の係数器からの出力を加算する加算器とをそれぞれ有し、前記係数を可変とすることでフィルタ特性を変化させる。複数の係数器の各係数(タップ係数)を変化させることで、デジタル信号特性を多様に変化させることができる。変化の態様は任意であり、例えば可変フィルタ手段、可変群遅延フィルタ手段、可変FIRフィルタ手段の全ての係数を変化させる、可変フィルタ手段の係数のみ変化させる、可変フィルタ手段と可変群遅延フィルタの係数のみ変化させる、等である。
本発明において、各種フィルタ手段の係数を変更する方法は任意であるが、1つの方法はユーザがレジスタに係数データ値を書き込み、このレジスタから係数データ値を各フィルタ手段に供給するものである。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1には、本実施形態に係るデータ再生装置の構成ブロック図が示されている。再生ヘッド2は、磁気テープ等に記録されたデジタルデータを再生し、アンプにより増幅してアナログフィルタ10に出力する。
アナログフィルタ10は、アンチエイリアスフィルタであり、アナログ信号のfb/2(fb:ビットレート)以上の周波数成分をカットしてA/D12に出力する。図2には、アナログフィルタ10のフィルタ特性が示されている。図において、横軸は周波数、縦軸は振幅であり、fsはサンプル周波数である。
A/D12は、アナログフィルタ10からのアナログ信号をデジタル信号に変換してインターポレータ14に出力する。具体的には、A/D12は、図示しないPLLからのクロックに応じてアナログ信号をサンプリングし、1サンプル複数ビットで量子化してデジタル化する。
インターポレータ14は、A/D12からのデジタル信号に対し、そのサンプル点データからサンプル間にあるシンボル点のデータを推定する。A/D12では、PLLからのクロックに応じ、シンボルとは非同期のタイミングでサンプリングするため(非同期サンプル)、インターポレータ14でシンボル点のデータを内挿補間する必要が生じる。インターポレータ14は、A/D12のサンプルデータに対して補間したデータをリサンプル処理する。インターポレータ14は、基本的にはFIRフィルタで構成される。
図3には、インターポレータ14のフィルタ特性が示されており、図4には、インターポレータ14の構成が示されている。インターポレータ14は、直列接続された複数(図では9個)のラッチ14a、並列接続された複数(図では10個)の係数器14b−1〜14b−10、及び加算器14cを含んで構成される。各ラッチ14aは、デジタル信号をサンプル期間だけ保持して出力する。各係数器14b−1〜14b−10は、入力デジタル信号に対して所定の係数を乗じて加算器14cに出力する。加算器14cは、各係数器14b−1〜14b−10の出力を加算し、後段のデジタルイコライザに出力する。各係数器14b−1〜14b−10の係数は、予めセットとして設定されており、例えば
係数器14b−1,2:係数=0
係数器14b−3:係数=0.1
係数器14b−4:係数=−0.5
係数器14b−5:係数=−0.8
係数器14b−6:係数=0.2
係数器14b−7:係数=0.1
係数器14b−8:係数=−0.3
係数器14b−9,10:係数=0
等と設定される。係数のセットは予め複数セット(例えば32セット)用意しておき、これらのセットを選択できる構成とするのが望ましい。すなわち、内挿補間すべき位置により複数セットの中のいずれかのセットを選択的に用いる。内挿補間すべき位置、すなわち内挿補間のタイミングは、タイミングエラー検出器34、ループフィルタ36、NCO(Number Control Oscillator)からなるタイミングコントロール回路により調整される。
係数器14b−1,2:係数=0
係数器14b−3:係数=0.1
係数器14b−4:係数=−0.5
係数器14b−5:係数=−0.8
係数器14b−6:係数=0.2
係数器14b−7:係数=0.1
係数器14b−8:係数=−0.3
係数器14b−9,10:係数=0
等と設定される。係数のセットは予め複数セット(例えば32セット)用意しておき、これらのセットを選択できる構成とするのが望ましい。すなわち、内挿補間すべき位置により複数セットの中のいずれかのセットを選択的に用いる。内挿補間すべき位置、すなわち内挿補間のタイミングは、タイミングエラー検出器34、ループフィルタ36、NCO(Number Control Oscillator)からなるタイミングコントロール回路により調整される。
インターポレータ14にて内挿補間され、リサンプルされたデジタル信号は、等化処理を行うデジタルイコライザ15に供給される。
デジタルイコライザ15は、デジタル信号を所望の目標特性に一致させるためにデジタル信号の振幅及び群遅延を制御するもので、本実施形態ではデジタル信号に対して等化処理を施す。デジタルイコライザ15は、具体的には、固定FIRフィルタ16、可変バンドパスフィルタ(可変BPF)18、可変ハイパスフィルタ(可変HPF)20、全域通過フィルタ22、オートゲインコントローラ(AGC)24、可変FIRフィルタ26、及び適応制御器28を含んで構成される。
固定FIRフィルタ16は、インターポレータ14からのデジタル信号に対し、高域成分をブーストして高域成分の劣化を補償する。すなわち、再生ヘッド2、アナログフィルタ10及びインターポレータ14の各フィルタにより原信号の高域成分が劣化しているため、この高域成分を所定量(固定値)だけブーストするのである。図5には、固定FIRフィルタ16のフィルタ特性が示されている。図の特性では、固定FIRフィルタ16の各係数器の係数を設定することで、fb/2近傍の周波数ゲインを増大させている。固定FIRフィルタ16で高域補償されたデジタル信号は、次に可変BPF18に供給される。
可変BPF18は、所定の周波数成分のみを通過させるフィルタであって、かつ、その周波数成分を適宜可変調整できるフィルタである。このような可変BPF18も、複数のラッチ及び係数器の組み合わせにおいて、係数器で乗算する係数を可変とすることで構成される。
図6には、可変BPF18のフィルタ特性が示されており、図7には、可変BPF18の構成が示されている。可変BPF18は、直列接続された複数(図では4個)のラッチ18a、並列接続された複数(図では2個)の係数器18b−1、18b−2、及び加算器18cを含んで構成される。固定FIRフィルタ16の出力はラッチ18aに供給されるとともに、係数器18b−1にも供給される。係数器18b−1は、デジタル信号に対して可変係数Kbを乗算し、加算器18cに出力する。ラッチ18aは、デジタル信号を保持した後、加算器18cに出力する。また、複数のラッチ18aを経由したデジタル信号は係数器18b−2に供給され、係数器18b−2は入力デジタル信号に対して可変係数Kbを乗算して加算器18cに出力する。加算器18cは、これらの信号を加算して、次段の可変HPF20に出力する。係数器18b−1、18b−2における可変係数Kbを適宜調整することで、図6に示すようにBPFのフィルタ特性が変化する。図中の矢印は、フィルタ特性が変化することを示す。可変BPF18のフィルタ特性を変化させるための可変係数Kbは、外部から供給される調整信号により適宜設定可能とされる。
可変HPF20は、高域成分のみを通過させるフィルタであって、かつ、その振幅を適宜可変調整できるフィルタである。このような可変HPF20も、複数のラッチ及び係数器の組み合わせにおいて、係数器で乗算する係数を可変とすることで構成される。
図8には、可変HPF20のフィルタ特性が示されており、図9には、可変HPF20の構成が示されている。可変HPF20も、複数(図では2個)のラッチ20a、複数(図では2個)の係数器20b−1、20b−2、及び加算器20cを含んで構成される。可変BPF18からのデジタル信号は、ラッチ20a及び係数器20b−1に供給される。係数器20b−1は、デジタル信号に対して可変係数Khを乗算し、加算器20cに出力する。ラッチ20aは、デジタル信号を保持した後、加算器20cに出力する。また、2個のラッチ20aを経由したデジタル信号は係数器20b−2に供給され、係数器20b−2は入力デジタル信号に対して可変係数Khを乗算して加算器20cに出力する。加算器20cは、これらの信号を加算して、次段の全域通過フィルタ22に出力する。係数器20b−1、20b−2における可変係数Khを適宜調整することで、図8に示すようにHPFのフィルタ特性が変化する。図中の矢印は、フィルタ特性が変化することを示す。可変HPF20のフィルタ特性を変化させるための可変係数Khも、可変BPF18における可変係数Kbと同様に、外部から供給される調整信号により適宜設定可能とされる。
以上説明した固定FIRフィルタ16、可変BPF18、可変HPF20により、主にデジタル信号の振幅が調整される。
一方、全域通過フィルタ22は、主にデジタル信号の群遅延を調整する。図10には、全域通過フィルタ22のフィルタ特性が示されており、図11には、全域通過フィルタ22の構成が示されている。全域通過フィルタ22は、減算器22a、遅延器22b、22d、係数器22c、及び加算器22eを含んで構成される。可変BPF20からのデジタル信号は、減算器22aに供給される。減算器22aは、入力デジタル信号と遅延器22からの遅延デジタル信号との差分を演算し、係数器22c及び遅延器22bに出力する。係数器22cは、差分信号に対して可変係数Aを乗算して加算器22e及び遅延器22dに出力する。遅延器22dは、差分信号を1サンプルだけ遅延させて減算器22aに供給し、加算器22eは、遅延器22bからの信号と係数器22cからの信号を加算して出力する。減算器22a、係数器22c、及び遅延器22dでIIRフィルタを構成し、係数器22c、遅延器22b、及び加算器22eでFIRフィルタを構成し、係数器22cの係数Aを調整することで群遅延を制御する。係数器22cの係数Aを負に設定することで、入力デジタル信号の低域成分の群遅延量が増大し、係数Aの値を増減することで図中矢印で示すようにその遅延量を可変にできる。全域通過フィルタ22の可変係数Aも、外部からの調整信号により適宜設定され、これによりデジタル信号の群遅延が補償されて略フラットな特性が得られる。
固定FIRフィルタ16、可変BPF18、可変HPF20、全域通過フィルタ22により振幅及び群遅延が補償されたデジタル信号は、次にAGC24、さらには可変FIRフィルタ26に供給される。
AGC24は、可変FIRフィルタ26に供給する入力デジタル信号の振幅をある程度調整するものであり、可変FIRフィルタ26での振幅発散を抑制する。このため、可変FIRフィルタ26の出力をゲインエラー検出器30で監視し、ループフィルタ32の出力をAGC24に戻すことで入力デジタル信号のゲインをフィードバック調整する。
可変FIRフィルタ26は、入力デジタル信号の特性を目標特性に一致させるためのFIRフィルタであり、係数器の係数を可変とするフィルタである。係数器の可変係数は、適応制御器28からの調整信号により調整設定される。適応制御器28は、目標特性(仮に定めた目標特性である)と入力デジタル信号の特性との差分を演算し、この差分に応じて所定のアルゴリズムに従いFIRフィルタの係数を増減調整する。
図12には、入力デジタル信号の特性、すなわち、再生ヘッド2特性、アナログフィルタ10特性、インターポレータ14特性、固定FIRフィルタ特性16、可変BPF18特性、可変HPF20特性、及び全域通過フィルタ22特性が重畳された特性と、本来得られるべき目標特性が示されている。可変FIRフィルタ26及び適応制御器28は、図に示された両特性の相違δを解消するように、係数器の係数を調整する。
図13には、可変FIRフィルタ26及び適応制御器28の構成が示されている。可変FIRフィルタ26は、直列接続された複数(図では4個)のラッチ26a、並列接続された複数(図では4個)の可変係数器26b−1〜26b−4、加算器26cを含んで構成される。また、適応制御器28は、判定器28a、減算器28b、及び適応アルゴリズム処理器28cを含んで構成される。可変FIRフィルタ26の係数器26b−1〜26b−4は、それぞれ調整された係数を入力デジタル信号に乗算し、その結果を加算器26cに出力する。加算器26cは、加算結果を次段のビタビデコーダ42に出力するとともに、適応制御器28の判定器28aと減算器28bに出力する。係数器26b−1〜26b−4の各係数は、当初は外部からの調整信号によりある値に設定されるが、適応アルゴリズム処理器28cからの調整信号により適当な値に増減調整される。
判定器28aは、加算器26cの出力をしきい値と比較し、加算器26cからの出力デジタル値が所定のデジタル値のいずれであるかを判定する(所定のデジタル値が0、−1、+1である場合、加算器26cからのデジタル値をしきい値と比較してこれらの値のいずれであるかを判定する)。例えば、加算器26cからの出力デジタル値が0.8であった場合、判定器28aはこれを+1と判定して減算器28bに出力する。
減算器28bは、加算器26cからの出力と、判定器28aからの判定結果を減算し、その差分を算出する。この差分あるいは相違が、入力デジタル信号の特性と目標特性との相違δである。減算器28bは、差分を適応アルゴリズム処理器28cに出力する。
適応アルゴリズム処理器28cは、LMS(Least Mean Square)アルゴリズム、すなわち、差分(誤差信号)の2乗を最小にするように可変FIRフィルタ26の各係数器26b−1〜26b−4の係数を時々刻々変化させる。適応アルゴリズム処理器28cは回路で構成されるが、DSPをプログラミングしてソフト的に処理してもよい。以上のようにして、入力デジタル信号を目標特性(目標PR4特性)に高速に等化収束させることができる。
可変FIRフィルタ26の可変係数は、上述したように適応制御器28を用いて判定帰還制御することで調整されるが、レジスタ設定により直接係数を増減調整してもよい。一つの好適な実施形態は、上述したようにまず外部の調整信号(レジスタからの信号)により可変FIRフィルタ26の各係数器26b−1〜26b−4の当初の係数値を設定し、この係数値を適応アルゴリズムで調整するものである。
可変FIRフィルタ26で最終的に等化処理されたデジタル信号は、ビタビデコーダ42に供給される。ビタビデコーダ42は、ビタビアルゴリズムを用いてデジタル信号を検出し、信号処理回路44に出力する。信号処理回路44は、ビタビデコーダ42により得られたデジタル信号に基づき、再生画像信号や再生音声信号を得て、モニタその他のデバイスに出力する。
なお、可変FIRフィルタ26の出力は、ゲインエラー検出器30の他、タイミングエラー検出器34にも供給され、ループフィルタ36を介してNCO(Number Control Oscillator)38に供給され、NCO38でタイミング誤差に応じた制御信号を生成してインターポレータ14に供給し、タイミングを調整する。インターポレータ14は、NCO38からの制御信号に基づいて、既述したように図4に示された係数器14b−1〜14b−9の係数の複数セットの中から制御信号に応じたセットを用いて内挿補間する。
以上説明したように、本実施形態のデータ再生装置では、インターポレータ14からのデジタル信号に対し、デジタルイコライザ15により等化処理するとともに、デジタルイコライザ15を構成する各フィルタを可変フィルタ(その特性を調整できるフィルタ)で構成することで、デジタルデータが記録された磁気テープ等の特性ばらつきや再生ヘッドの特性ばらつき、アナログフィルタ10の特性ばらつきなどを柔軟かつ高精度に補償できる。
また、本実施形態では、デジタルイコライザ15を固定FIRフィルタ16、可変BPF18、可変HPF20、全域通過フィルタ22、可変FIRフィルタ26を含んで構成し、固定FIRフィルタ16,可変BPF18、可変HPF20でデジタル信号の主に振幅を調整し、全域通過フィルタ22でデジタル信号の主に群遅延を調整した上で可変FIRフィルタ26に供給しているので、可変FIRフィルタ26に供給されるデジタル信号の特性はある程度目標特性に近づいており、可変FIRフィルタ26にて目標特性に等化する際に、入力デジタル信号の特性が目標特性に対して極端に乖離しているために生じる発散のおそれも抑制することができる。特に、可変FIRフィルタ26にて群遅延制御して目標特性に一致させる際に、群遅延制御に伴ってデジタル信号の振幅にも影響を与えてしまうため群遅延制御に一定の制限があり、このため可変FIRフィルタ26単独での群遅延制御能力に制限があるが、本実施形態では全域通過フィルタ22にてある程度の群遅延制御を実行しているため、可変FIRフィルタ26では全域通過フィルタ22では補償しきれない分の群遅延のみを制御するだけでよく、高精度な制御が可能である。言い換えれば、本実施形態では、可変BPF18、可変HPF20,全域通過フィルタ22で(さらにはAGC24で)デジタル信号特性をある程度粗補償し、可変FIRフィルタ26で残りの相違分を微補償することで、目標特性に等化処理していると云うこともできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、可変BPF18、可変HPF20、全域通過フィルタ22、可変FIRフィルタ26の各係数器の係数(タップ係数)を外部の調整信号(ユーザが設定した信号)により変化させて特性を設定するように構成したが、各係数器の係数を変化させるには、例えばレジスタに係数データ値を適宜書き込み、このレジスタから各フィルタの係数器に係数データ値を供給すればよい。
また、本実施形態において、可変BPF18、可変HPF20、全域通過フィルタ22、可変FIRフィルタ26の全ての係数を調整してその特性を変化させる必要はなく、例えば可変BPF18についてはデフォルト特性に維持し、可変HPF20及び全域通過フィルタ22の係数のみを調整してもよい。もちろん、可変BPF18の係数のみ、あるいは可変HPF20の係数のみ、あるいは全域通過フィルタ22の係数のみを調整してもよい。
さらに、本実施形態では、固定FIRフィルタ16を用いて再生ヘッド2、アナログフィルタ10、インターポレータ14の各構成要素での処理により劣化した高域成分をブーストして補償しているが、再生ヘッド2等の特性に応じて固定FIRフィルタ16を省略することも可能である。
本実施形態のデータ再生装置は、DVC(デジタルビデオカメラ)やHDD(ハードディスクドライブ)、CDドライブやDVDドライブの再生装置に組み込むことができ、PR4等のデジタルデータを再生ヘッドでアナログ信号として再生し、このアナログ再生信号をデジタル化して再生処理する任意のデバイスに適用することができる。
2 再生ヘッド、10 アナログフィルタ、12 A/D、14 インターポレータ、16 固定FIRフィルタ、18 可変BPF、20 可変HPF、22 全域通過フィルタ、24 AGC、26 可変FIRフィルタ、28 適応制御器。
Claims (9)
- デジタルデータを再生する再生手段と、
前記再生手段からのアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、
前記アナログ/デジタル変換手段からのデジタル信号を所望の目標特性とすべく等化処理するデジタル等化手段と、
を有し、前記デジタル等化手段は、
前記アナログ/デジタル変換手段からのデジタル信号の振幅を調整する可変フィルタ手段と、
前記可変フィルタ手段からのデジタル信号の群遅延を調整する可変群遅延フィルタ手段と、
前記可変群遅延フィルタ手段からのデジタル信号の目標特性からの相違を補償する可変FIRフィルタ手段と、
を有することを特徴とするデータ再生装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記可変フィルタ手段は、
前記デジタル/アナログ変換手段からのデジタル信号の振幅を調整する可変バンドパスフィルタ手段と、
前記可変バンドパスフィルタ手段からのデジタル信号の振幅をさらに調整する可変ハイパスフィルタ手段と、
を有することを特徴とするデータ再生装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記可変フィルタ手段は、
前記デジタル/アナログ変換手段からのデジタル信号の高域振幅を調整する固定FIRフィルタ手段と、
前記固定FIRフィルタ手段からのデジタル信号の所定帯域振幅を調整する可変バンドパスフィルタ手段と、
前記可変バンドパスフィルタ手段からのデジタル信号の高域振幅をさらに調整する可変ハイパスフィルタ手段と、
を有することを特徴とするデータ再生装置。 - 請求項1記載の装置において、さらに、
前記アナログ/デジタル変換手段からのデジタル信号を内挿補間して再サンプリングして得られたデジタル信号を前記デジタル等化手段に出力するインターポレータと、
を有することを特徴とするデータ再生装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記可変フィルタ手段、可変群遅延フィルタ手段及び可変FIRフィルタ手段は、
入力デジタル信号に対して互いに直列接続された複数のラッチと、
前記複数のラッチの前段あるいは中間あるいは後段に接続され、係数を入力デジタル信号に乗算して出力する複数の係数器と、
前記複数の係数器からの出力を加算する加算器と、
を有し、前記係数を可変とすることでフィルタ特性を変化させることを特徴とするデータ再生装置。 - 請求項5記載の装置において、さらに、
前記係数を可変設定するレジスタ
を有し、前記レジスタに係数データ値を書き込むことでフィルタ特性を変化させることを特徴とするデータ再生装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記可変FIRフィルタ手段は、
入力デジタル信号に可変係数を乗じて出力する可変係数器を有する可変FIRフィルタと、
前記可変FIRフィルタの出力を3値デジタル値のいずれであるかを判定する判定器と、
前記可変FIRフィルタの出力と、前記判定器の出力との差分を演算する減算器と、
前記減算器の出力に基づき前記可変係数器の前記可変係数を調整する適応処理器と、
を有することを特徴とするデータ再生装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記可変フィルタ手段及び可変群遅延フィルタ手段は、前記デジタル信号の前記目標特性からの相違を粗補償し、
前記可変FIRフィルタ手段は、前記可変フィルタ手段及び可変群遅延フィルタ手段で補償されない相違を微補償する
ことを特徴とするデータ再生装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記デジタルデータは、PR4プリコードされたデジタルデータであることを特徴とするデータ再生装置。
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