JP2005125384A - プレス成形品とプレス成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】難成形形状のプレス成形品であっても、成形し易くするために複数のピースに分割する必要なく、1枚のプレートに僅かな工程の加工を施すことにより、板厚の減少、亀裂やネックあるいはしわ等が生じることもなく、容易に成形でき、コスト的に極めて有利なプレス成形方法とプレス成形品を提供する。
【解決手段】平坦な基板3が断面ハットチャネル状となるように、一方の側辺3bから他方の側辺3bまでチャネル部C,Cを形成し、当該チャネル部C,Cの軸線に直交する折り曲げ線2を中心に折り曲げたプレス成形品W,Wをプレス成形する場合、当該プレス成形品W,Wが有する外形を、チャネル部C,Cの長手軸線に直交する方向に牽引しかつ折り曲げ線2を中心に基板3の平板部4a,4bが近接するように折り曲げることにより得られた形状に対応する形状の予備成形品Wa,Wbを予備成形した後、最終形態の型に押し付けて成形することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、難成形部を有するプレス成形品と、該プレス成形品の成形方法に関する。
プレス成形品は、一般に、ブランク材が円滑に型内に入り込み、亀裂やネックあるいはしわ等が生じないように成形することが好ましいが、成形品の形状によっては、きわめて困難な場合がある。例えば、図9,10に示すように、前後方向に長い自動車のフロアパネルFPは、その中間位置に折曲部1が設けられているが、この折曲部1の下面等に沿ってレインフォース等として機能するプレス成形品W,Wをスポット溶接S等により取付けることがある。
このプレス成形品W,Wは、図11に示すように、折り曲げ線2を中心に所定の曲げ角θで折り曲げられ、しかも一方の側辺から他方の側辺まで前記折り曲げ線2を越えて深溝のチャネル部Cが形成された、断面ハットチャネル状をしたものである。
ここに、本明細書では、「断面ハットチャネル状」とは、チャネル部Cが形成されたプレートを、当該チャネル部Cの長手軸線に直交する軸線を中心に山折りすることにより、山型プレートの上にチャネル部Cが突出した形状の「凸型ハットチャネル状」のものと、前記軸線を中心に谷折りすることにより、谷型プレートの内方に向かってチャネル部Cが突出した形状の「凹型ハットチャネル状」のものとを含む意味である。
さらに詳述すれば、プレス成形品Wは、図12Aに示すように、一対の主辺3aと側辺3bとを有する矩形で平坦な基板3の一方の主辺3aから他方の主辺3aまで伸びる折り曲げ線2を中心に、略90°の曲げ角θで折り曲げた形状であって、この折り曲げられた基板3の外方に突出するように、側辺3bから折り曲げ線2を越えて他方の側辺3bまで断面矩形状をした深溝のチャネル部Cを形成した、凸型ハットチャネル状をしたものである。
ここに、チャネル部Cは、図12Bに示すように、基板3の側辺3bから折り曲げ線2で直立に立てた線5までのチャネル主部C1aと、両チャネル主部C1aの端部間に形成された所定の曲率半径rを有するチャネル角部C1bとを有している。
両チャネル主部C1aは、頂板部7と一対の側板部8からなる断面が矩形状をした部分で、通常のドロー成形により比較的容易に成形できる部分であるが、チャネル角部C1bは、所定の曲率半径rを有する頂板部7と一対の円弧状側板部8からなる断面が矩形状部分であり、前記チャネル主部C1aと一体に連続するように形成しなければならず、通常の成形では容易に成形することが難しい部分(以下、単に難成形部)である。
チャネル角部C1bは、基板3をドロー成形すると、頂板部7と両側板部8が交差する角部9は、材料の流入不足により板厚tが薄くなり、これをさらに所定の曲率半径rで曲げると、薄い板厚tがさらに薄くなる。特に、チャネル部C(C1aとC1bの総称)の周辺に平板部4a,4bという大きな面積の材料が存在していると、ドロー成形時に材料がチャネル部C内に入り込まず、板厚tが減少し、亀裂が発生する。
このような凸型ハットチャネル状をしたプレス成形品Wの難成形部は、図12Aに破線ハッチングで示す部分であり、チャネル角部C1bのみでなく、折り曲げ線2に沿った部分も含まれ、かなり広い部分であるが、主としては、チャネル角部C1bとその近傍である。
また、プレス成形品Wは、図13Aに示すようなもので、前記プレス成形品Wとは異なり、平坦な基板3を曲げ角θが略90°となるように谷折りし、折り曲げられた基板3の内方に向かって突出するようにチャネル部Cを形成したものである。なお、図13に関しては、図12と共通する部分に同一符号を付し説明を省略することもある。
このチャネル部Cも、断面矩形状をした深溝であるが、図13Bに示すように、基板3の側辺3bから前記折り曲げ線2で直立に立てた線5までの両チャネル主部C2aと、両チャネル主部C2aの端部間に形成された所定の曲率半径rを有するチャネル角部C2bとを有している。
この凹型ハットチャネル状をしたプレス成形品Wの難成形部は、図13Aに破線ハッチングで示すように、チャネル角部C2bやその近傍あるいは折り曲げ線2に沿ったかなり広い領域である。
このようにかなり広い領域に難成形部を有する断面ハットチャネル状のプレス成形品W,Wの成形方法としては、種々考えられるが、主として、下記の方法がある。
1)図14A,Bに示すように、チャネル部Cを2分割あるいは3分割して成形し易いピースP,PあるいはP,P,Pに分割し、これら各ピースP〜Pを予め折り曲げ等により成形した後、溶接あるいはスポット溶接S等により接合する方法。
2)図15Aに示すように、成形し易い部分まで成形し、成形が困難な部分は切り欠きを入れて除去した状態のまま、フロアパネルFP等に取付ける方法。
3)図15Bに示すように、成形し易い部分まで成形し、成形が困難な部分は切り欠きを入れて除去し、この切欠部Kを塞ぐように別ピースPを形成し溶接あるいはスポット溶接S等により接合する方法。
4)下記特許文献1のように、製品形状から成形に必要な材料の展開図を作り、この展開図から素材形状を任意に定め、製品形状の外形ラインにおける複数ポイントでの展開図と素材形状との線長差と材料の伸び率を考慮し、プレス成形した場合のフランジ部の形状をシュミレーションして定める方法。
特開2000−202534号公報(特許請求の範囲、要約等参照)
しかし、前述した1)3)の方法では、多数の工程あるいは金型が必要となり、費用が嵩むのみでなく、表面にスポット溶接痕等が残る。特に、分割したピースを溶接等により接合すると、精度的、重量的にも好ましくなく、板金などによる手直しも必要となり、場合によっては剛性が低下する虞もある。
2)の方法では、工数的には比較的少ないものの、剛性が低下し、実用上問題となる虞がある。
前述した4)の方法では、単にフランジ部分の形状を求めることができるのみであり、実際のプレス成形における難成形部を容易に成形することはできず、しかも、シュミレーションするための高価なソフトウェアやコンピュータが必要になる。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたもので、難成形形状のプレス成形品であっても、成形し易くするために複数のピースに分割する必要なく、1枚のプレートに僅かな工程の加工を施すことにより、板厚の減少、亀裂やネックあるいはしわ等が生じることもなく、容易に成形でき、コスト的にも剛性の面でも極めて有利なプレス成形方法とプレス成形品を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明では、平坦な基板が断面ハットチャネル状となるように、一方の側辺から他方の側辺までチャネル部を形成し、当該チャネル部の軸線に直交する折り曲げ線を中心に折り曲げたプレス成形品をプレス成形する場合、当該プレス成形品が有する外形を、前記チャネル部の長手軸線に直交する方向に牽引しかつ折り曲げ線を中心に前記基板の平板部が近接するように折り曲げることにより得られた形状に対応する形状の予備成形品を成形した後、この予備成形品を最終形態の型に押し付けて成形することを特徴とする。
このように、プレス成形品が有する外形を、チャネル部の長手軸線に直交する方向に牽引しかつ折り曲げ線を中心に折り曲げれば、難成形部に相当する部分の断面形状がなだらかな成形容易な形状になるので、この形状に対応する形状の予備成形品を成形した後に、この予備成形品を最終形態に成形すると、難成形部があっても、予め周囲から材料を取り込んだ状態で最終形態に成形できる。
また、成形時の材料の移動が円滑になり、チャネル周辺に存在する大きな面積の部分を切り取って小さくする必要なく成形でき、1枚のプレートに僅かな工程の加工を施すことにより、肉厚の薄肉化、亀裂、ネックあるいはしわ等の発生がない、剛性の面でも有利な、極めて仕上がりのよいプレス成形品を、僅かな工程で容易にかつ低コストで成形できる。
請求項1の発明では、チャネル部を備えたプレス成形品が有する外形を、チャネル部を引き伸ばすように牽引しかつ折り曲げることにより得られた形状に対応する形状の予備成形品、いわば成形し易い形状の予備成形品を成形し、この予備成形品から最終形態に仕上げるので、難成形部を有するプレス成形品であっても、予め周囲から材料を取り込んだ状態で最終形態に成形できる。また、成形時の材料の移動が円滑になり、チャネル周辺に存在する大きな面積の部分を切り取って小さくする必要なく成形できる。したがって、複数の成形し易いピースに分割する必要はなく、板厚の減少、亀裂やネックあるいはしわ等が生じることもなく、1枚のプレートを僅かな工程で容易に成形でき、コスト的にも剛性の面でも極めて有利となる。
請求項2の発明は、凸型ハットチャネル状成形品の予備成形品を成形する予備成形工程で、まず、牽引により変形した形状の頂板膨出部と側板膨出部とを形成するので、難成形部を形成するための材料を簡単に確保でき、この成形時にわれやしわ等が生じるという問題もなく成形できる。
請求項3の発明は、前記予備成形工程で、頂板膨出部と側板膨出部の各側縁から両側辺までの基板に、各膨出部が有する幅で、各膨出部の深さが深くなる方向に押圧変形し、材料の不足分を補足した折り曲げ板部を形成するので、チャネル主部を形成するための材料を簡単に確保することができる。
請求項4の発明は、前記予備成形工程で、折り曲げ線を中心に折り曲げると共に、折り曲げ板部を頂板膨出部及び側板膨出部の側縁から滑らかに伸びるように成形するので、成形に必要な材料を確保した状態でプレス成形品の形状に対応する状態にすることができる。
請求項5の発明は、凹型ハットチャネル状成形品の予備成形品を成形する予備成形工程で、まず、牽引により変形した形状の側板膨出部と延長膨出部を形成するので、難成形部を形成するための材料を簡単に確保でき、この成形時にわれやしわ等が生じるという問題もなく成形できる。
請求項6の発明は、前記予備成形工程で、側板膨出部と延長膨出部の各側縁から両側辺までの基板に、各膨出部が有する幅で、各膨出部の深さが深くなる方向に押圧変形し、材料の不足分を補足した折り曲げ板部を形成するので、チャネル主部を形成するための材料を簡単に確保することができる。
請求項7の発明は、前記予備成形工程で、折り曲げ線を中心に折り曲げると共に、折り曲げ板部を側板膨出部及び延長膨出部の側縁から滑らかに伸びるように成形するので、成形に必要な材料を確保した状態でプレス成形品の形状に対応する状態にすることができ、これによって、より精度のよいプレス成形を行なうことができる。
請求項9の発明は、断面ハットチャネル状の基板を75°〜120°の曲げ角で折り曲げたプレス成形品の、チャネル主部とチャネル角部とからなるチャネル部が、所定幅の頂板部と所定高さの一対の側板部が均一な肉厚を有する矩形状断面となるように一体に形成したので、折曲部を有するプレートに沿って取付けるプレート部品として、精度的重量的剛性的に好ましいものとなる。
請求項10の発明は、チャネル部の長手軸線に直交する方向に牽引しかつ前記折り曲げ線を中心に前記基板の平板部が近接するように折り曲げることにより得られた形状に対応する形状の予備成形品を最終形態の型に押し付けて成形したプレス成形品であるため、複数の成形し易いピースに分割する必要がなく、1枚のプレートを絞り曲げ成形することのみであり、成形の中間工程で、いわゆるトリミングもせず、板厚の減少なく所定形状に成形された、コスト的に極めて有利なプレス成形品となる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
本発明の第1実施形態は、凸型ハットチャネル状のプレス成形品Wを形成する場合であるが、まず、第1実施形態のプレス成形方法の概略を、図1〜3について述べる。
ここに、図1は第1実施形態に係るプレス成形品の概略斜視図、図2は同プレス成形品の予備成形品を示す概略斜視図、図3は図2の3−3線に沿う矢視断面図である。なお、図12に示す部材と共通する部材には同一符号を使用し、一部説明を省略することがある。
前述したように、深溝のチャネル部Cの近傍に、材料の流れ込みを難しくする大きな面積の平板部4a,4bと折り曲げ線2を有するプレス成形品Wでは、チャネル角部C1b及び折り曲げ線2の近傍(図1の破線ハッチングで示す部分)が成形困難な難成形部となる。
このような難成形部を有するプレス成形品Wであっても、図1に示す当該プレス成形品が有している外形を、チャネル部Cの長手軸線に直交する方向(白抜き矢印)に牽引しかつ折り曲げ線2を中心に基板3の平板部4a,4bを相互に近接(矢印方向)するように折り曲げることにより得られた形状に対応する形状に成形すれば、図2に示すように、難成形部に相当する部分の断面形状が、なだらかで成形容易な形状になる。
つまり、チャネル角部C1bでは、曲率半径が小さくなり、側板部8が外方に押し出され、図3に示すように、頂板部7に対応する部分(後述の頂板膨出部22)と側板部8に対応する部分(後述の側板膨出部23)との間の角度α、側板部8に対応する部分(側板膨出部23)と平板部4a,4bとの間の角度αが鈍角になり、また、チャネル主部C1aにおいても、頂板部7と側板部8の間の角度も、牽引により鈍角になる。
このようにチャネル角部C1bの頂板部7と両側板部8が交差する外側角部9(図12C参照)が、90°より大きな角度になると、チャネル部Cの周辺に平板部4a,4bのような大きな材料があっても、材料の均一な伸びと周囲からの取り込みにより、チャネル角部C1bを形成するための材料が確保でき、外側角部9を形成する場合でも、材料の流入不足により板厚tが薄くなることはなく、成形が容易になる。
一方、チャネル角部C1bの両側板部8が平板部4a,4bと交差する内側角部10(図12C参照)においても、同様に両者間の角度αが90°より大きな角度になり、成形が容易になる。
特に、前記難成形部のチャネル角部C1bにおいては、前記牽引により単に頂板部7と側板部8との間の角度αや、側板部8と平板部4a,4bとの間の角度αが90°より大きな角度になるのみでなく、頂板部7が断面半円筒状で、側板部8が半円錐状に膨出した形状となり、材料的には殆ど完成時のチャネル角部C1bと近似する状態となることから、この材料量的な面からしても、後の成形が極めて円滑で、成形性の良好なものとなる。
つまり、前記牽引により、最も成形しにくいチャネル角部C1bが成形し易い形状となるのみでなく、その周辺の難成形部も成形が容易となり、しかも、形状的には製品形状とは程遠い形状に見えるが、適正材料量を確保した状態になっており、後の成形時に、しわやわれが生じるという問題もない。特に、成形品形状から成形容易な形状を見出しているため、材料としての面積が多すぎたり少なすぎたりすることもない。
したがって、完成品となる前の予備成形品Waとして、チャネル部Cの長手軸線に直交する方向に牽引しかつ折り曲げ線2を中心に基板3の平板部4a,4bを相互に近接させるように折り曲げたときに生じる変形した形状のもの、つまり、両チャネル主部C1aの頂板部7及び側板部8に対応する板部20及び21(後述の折り曲げ板部)と、チャネル角部C1bの頂板部7及び側板部8に対応する頂板膨出部22及び側板膨出部23と、を有するもの、を成形すれば、この予備成形段階までは、亀裂やネックあるいはしわ等が生じることなく成形できる。
そして、この予備成形品Waを最終形態の型に押し付けてフォーム成形すれば、所望の材料量が確保されているため、亀裂等の問題が生じることなく成形できる。
しかも、図12Cに示す外側角部9及び10や、図12Bに示すチャネル角部C1bの内方側角部も極めて小さな曲率半径に成形でき、仕上がりのよい成形品にすることができる。
なお、予備成形品Waに関し、各部位の数値を検証した結果、両平板部4a,4bを相互に近接した予備成形品Waは、前記角度α、αが、約142°〜145°程度にすれば、好ましい成形性が得られることが判明している。
したがって、本実施形態のプレス成形方法では、まず、予備成形品Waを目指して成形を開始することになる。以下、本実施形態のプレス成形方法を工程順に説明する。
図4は本発明の第1実施形態に係るプレス成形方法を工程順に示し、(A)は第1工程、(B)は第2工程、(D)は第3工程、(E)は第4工程の各成形状態を示す概略斜視図、(C)は図4(B)のC−C線に沿う矢視断面図である。
<第1工程>
本実施形態のプレス成形方法は、まず、図4Aに示すように、基板3の中央部に前記頂板膨出部22と側板膨出部23からなる複合膨出部25を成形する。頂板膨出部22は、半円筒形状であり、頂板部7の幅L(図1参照)に対応する幅を有し、側板膨出部23は、その軸方向両端に同軸的に設けられた半円錐形状のものであり、側板部8の幅Lに対応する長さの母線B(図4C参照)を有している。
これら両膨出部22,23からなる複合膨出部25は1回のドロー成形で形成する。複合膨出部25のドロー成形により、頂板膨出部22及び側板膨出部23は、周囲から材料を予め取り込むことができ、この段階までは問題なく成形できる。
<第2工程>
次に、図4Bに示すように、前記頂板膨出部22と側板膨出部23から両側辺3bまでの基板3をドロー成形し、前記頂板部7と各側板部8の幅L,L(図1参照)に対応する幅D,Dの折り曲げ板部20,21を形成する。
この折り曲げ板部20,21は、後にチャネル主部C1aの頂板部7や側板部8になる部分であるが、基板3のドロー成形は、頂板膨出部22と側板膨出部23の深さが深くなる方向に押し下げる。つまり、図4Cに示すように、平板部4a,4bが、前記第1工程で形成された頂板膨出部22及び側板膨出部23の深さが深くなる方向であって、折り曲げ板部21の幅Dと側板膨出部23の母線の長さBがほぼ等しくなる深さまで、平行に押し下げる。
この平行押し下げにより、基板3の中間部が凹状になるように押圧変形され、頂板膨出部22及び側板膨出部23に平板部4a,4bの肉が部分的に引き込まれることになり、しわの発生も抑制される。
この結果、チャネル主部C1aの頂板部7や側板部8になる部分の材料を、予め周囲から取り込むことができ、この段階で既に材料の量的な点に関しては完成品と近似した状態になる。
この折り曲げ板部20,21の成形も、通常のドロー成形で、問題なく成形できる。
<第3工程>
第3工程では、図4Dに示すように、前記折り曲げ線2を中心に折り曲げるようにフォーム成形を行い、前記予備成形体Waを形成する。
この場合、前記第2工程において凹状に成形した折り曲げ板部20,21を、両膨出部22,23の側縁から滑らかに伸びるようにフォーム成形し、予備成形品Waの形状に仕上げる。
この成形により、図4Cに示すように凹状に折り曲げられていた板部20,21が凸状に反転され、両チャネル主部C1aの頂板部7及び側板部8に対応する板部20及び21と、チャネル角部C1bの頂板部7及び側板部8に対応する頂板膨出部22及び側板膨出部23と、平板部4a,4bと、を有するものが形成される。
この予備成形品Waは、第2工程での材料状態が、そのまま保持され、形状的にも、より完成品に近似したものとなる。ただし、この第3工程は、材料が量的に確保された状態の第2工程で得られた成形品から、成形品形状を得るための仮形状を成形するものであるため、省略しても問題はない。
<第4工程>
最後に、図4Eに示すように、前記予備成形品Waを最終形態の型を用いてフォーム成形する。前記予備成形品Waは、形状的にも材料量的にも、完成品に近似した状態となっているため、最終形態の型を用いてフォーム成形しても、問題なく成形することができる。
前記予備成形品Waは、予め周囲から材料を取り込んだ状態に形成されているので、これを最終形態の型内に入れて成形する場合、難成形部があっても肉厚が薄肉化することはなく、亀裂、ネックあるいはしわ等も発生せず、難成形部を有するプレス成形品Wを1回のフォーム成形で形成できる。
このように本実施形態では、1枚の板材に対し僅かな工程を施すのみで極めて仕上がりのよいプレス成形品に成形でき、切欠きなどもないので、剛性的にもコスト的にも極めて有利となる。
前述した実施形態は、凸型ハットチャネル状のプレス成形品Wに適用したものであるが、本発明は、下記する第2の実施形態のように、チャネル部Cが内方に突出する凹型ハットチャネル状のプレス成形品Wにも適用できる。
<第2の実施の形態>
本発明の第2実施形態は、凹型ハットチャネル状のプレス成形品Wを形成する場合で、まず、その概略を、図5〜7について述べる。
ここに、図5は第2実施形態に係るプレス成形品の概略斜視図、図6は同プレス成形品の予備成形品を示す概略斜視図、図7は図6の7−7線に沿う矢視断面図である。なお、図13に示す部材と共通する部材には同一符号を使用し、一部説明を省略することがある。
この第2実施形態のプレス成形方法の概略も基本的に第1実施形態の場合と同様である。図5及び図6について概説する。このプレス成形品Wでは、図5の斜めの破線で示す部分が難成形部となるが、特に、チャネル角部C2bが成形困難な部分である。
このような難成形部を有するプレス成形品Wであっても、図5に示すプレス成形品が有している外形を、チャネル部Cの長手軸線に直交する方向(白抜き矢印)に牽引しかつ折り曲げ線2を中心に基板3の平板部4a,4bを相互に近接(矢印方向)するように折り曲げることにより得られた形状に対応する形状に成形すれば、図6に示すように、難成形部に相当する部分の断面形状が、なだらかで成形容易な形状になる。
つまり、チャネル角部C2bでは、曲率半径が小さくなり、側板部8が外方に押し出され、図7に示すように、頂板部7に対応する部分(後述の頂板凸部22’)と側板部8に対応する部分(後述の側板膨出部23’)との間の角度αや、側板部8に対応する部分(側板膨出部23’)と平板部4a,4bとの間の角度αが鈍角になり、また、チャネル主部C2aにおいても、頂板部7と側板部8の間の角度は、牽引により鈍角になる。
側板部8に対応する部分は、半円錐状をした形状となり、各側板膨出部23’から前記各辺3a,3bまでの平板部4a,4bに対応する部分は、前記側板膨出部23’を延長した膨出部24(延長膨出部と略称する)であり、半円筒状をした形状となる。
この結果、前述のものと同様、チャネル部Cの周辺に平板部4a,4bのような大きな周辺材料があっても、チャネル角部C2bを形成するための材料は周囲から取り込まれ、材料が量的な面で確保されることになり、外側角部9(図13C参照)を形成する場合でも、材料の流入不足により板厚tが薄くなることはなく、成形が容易にできる。
チャネル角部C2bの内側角部10(図13C参照)においても、両者間の角度αが90°より大きな角度になり、成形が容易にできる。
特に、前記難成形部のチャネル角部C2bにおいては、前記牽引により角度α、α(図7参照)が鈍角になるのみでなく、頂板部7が断面半円筒状、側板部8が半円錐状に膨出した形状、平板部4a,4bが半円筒状の延長膨出部24となり、材料的には殆ど完成時のチャネル角部C2bの状態となり、後の成形が極めて容易になる。
つまり、前記牽引により、最も成形しにくいチャネル角部C2bが成形し易い形状となるのみでなく、その周辺の難成形部も成形が容易となり、しかも、形状的には製品形状とは程遠い形状に見えるが、適正材料量を確保した状態になっており、後の成形時に、しわやわれが生じるという問題もない。特に、成形品形状から成形容易な形状を見出しているため、材料としての面積が多すぎたり少なすぎたりすることもない。
したがって、完成品となる前の予備成形品Wbとして、チャネル部Cの長手軸線に直交する方向に牽引しかつ折り曲げ線2を中心に基板3の平板部4a,4bを相互に近接させたときに生じる形状のもの、つまり、両チャネル主部C2aの頂板部7及び側板部8に対応する板部20’及び21’と、チャネル角部C2bの頂板部7及び側板部8に対応する頂板部22’及び側板膨出部23’と、平板部4a,4bに対応する延長膨出部24と、を有するもの、を成形すれば、この予備成形段階までは、亀裂やネックあるいはしわ等が生じることなく成形できる。
そして、この予備成形品Wbを最終形態の型に押し付けるフォーム成形すれば、所望の材料量が確保されているため、亀裂等の問題が生じることなく成形できる。しかも、図13Cに示す外側角部9及び10や、図13Bに示すチャネル角部C2bの内方側角部も極めて小さな曲率半径に成形でき、仕上がりのよい成形品にすることができる。
なお、予備成形品Wbに関し、各部位の数値を検証した結果、両平板部4a,4bを相互に近接した予備成形品Wbは、前記角度α、αが、約142°〜145°程度にすれば、好ましい成形性が得られることが判明している。
以下、第2実施形態のプレス成形方法を工程順に説明する。
図8は本発明の第2実施形態に係るプレス成形方法を工程順に示し、(A)は第1工程、(B)は第2工程、(D)は第3工程、(E)は第4工程の各成形状態を示す概略斜視図、(C)は図8(B)のC−C線に沿う矢視断面図である。
<第1工程>
本実施形態のプレス成形方法は、まず、図8Aに示すように、基板3の中間部に、延長膨出部24と側板膨出部23’からなる複合膨出部25’を一対形成する。複合膨出部25’間は、頂板部7の幅L(図5参照)に対応する幅だけ離間する。
延長膨出部24は、平板部4a,4bの一部となる部分で半円筒形状であり、平板部4a,4bの長さL(図5参照)に対応する長さを有している。
この延長膨出部24の軸方向内端に同軸的に半円錐形状の側板膨出部23’が設けられているが、この側板膨出部23’は、側板部8の幅Lに対応する長さの母線B(図8C参照)を有している。これら両膨出部23’,24からなる各複合膨出部25’は、1回のドロー成形により、周囲から材料を予め取り込むことができ、この段階までは問題なく成形できる。
<第2工程>
次に、図8Bに示すように、頂板部7の幅Lに対応する中央部分は成形することなく、そのままの状態で残し、側板膨出部23’と延長膨出部24から両側辺3bまでの基板3をドロー成形し、側板部8の幅Lと平板部4a,4bの長さL(図5参照)に対応する幅D,Dの折り曲げ板部21’,24’を形成する。
この折り曲げ板部24’,21’は、後に平板部4a,4bやチャネル主部C2aの側板部8になる部分であるが、基板3のドロー成形は、側板膨出部23’と延長膨出部24の深さが深くなる方向に押し下げる。つまり、図8Cに示すように、平板部4a,4bが、前記第1工程で形成された側板膨出部23’と延長膨出部24の深さが深くなる方向であって、折り曲げ板部21’の幅Dと側板膨出部23’の母線の長さBがほぼ等しくなる深さまで、平行に押し下げる。
この平行押し下げにより、基板3の中間部が凸状になるように押圧変形され、側板膨出部23’と延長膨出部24に平板部4a,4bの材料がさらに引き込まれることになり、しわの発生も抑制される。
この結果、平板部4a,4bやチャネル部Cの側板部8になる部分の材料を、予め周囲から取り込むことができ、この段階で既に材料の量的な点に関しては完成品と近似した状態になる。
この折り曲げ板部21’,24’の成形も、通常のドロー成形で、問題なく成形できる。
<第3工程>
第3工程では、図8Dに示すように、前記折り曲げ線2を中心に折り曲げるフォーム成形を行い、前記予備成形体Wbを形成する。
この第3工程では、前記第2工程と同様、側板膨出部23’と延長膨出部24の深さが深くなる方向に押圧することにより、前記側板膨出部23’及び延長膨出部24の側縁が滑らかに伸びるように折り曲げ板部21’、24’をフォーム成形する。また、頂板部7に対応する板部20’も一緒に成形される。この結果,全体的に前記予備成形品Wbの形状に仕上げることができる。
この成形により、両チャネル主部C2aの頂板部7に対応する板部20’と、側板部8に対応する板部21’と、チャネル角部C2bの頂板部7に対応する頂板22’と、側板部8に対応する側板膨出部23’と、平板部4a,4bに対応する延長膨出部24及び板部24’と、を有するものが形成される。
この予備成形品Wbは、第2工程での材料状態が、そのまま保持され、形状的にも、より完成品に近似したものとなる。ただし、この第3工程は、材料が量的に確保された状態の第2工程で得られた成形品から成形品形状を得るための仮形状を成形するものであるため、省略しても問題はない。
<第4工程>
最後に、図8Eに示すように、予備成形品Wbを最終形態の型を用いてフォーム成形する。予備成形品Wbは、形状的にも材料量的にも、完成品に近似した状態となっているため、最終形態の型を用いてフォーム成形しても、問題なく成形することができる。
前記予備成形品Wbは、予め周囲から材料を取り込んだ状態に形成されているので、これを最終形態の型内に入れて成形する場合、難成形部があっても肉厚が薄肉化することはなく、亀裂、ネックあるいはしわ等も発生せず、難成形部を有するプレス成形品Wを1回のフォーム成形で形成できる。しかも、図13Cに示す外側角部9及び10や、図13Bに示すチャネル角部C2bの内方側角部も極めて小さな曲率半径でも成形でき、仕上がりのよい成形品にすることができる。
このように本実施形態では、1枚の板材に対し僅かな工程を施すのみで極めて仕上がりのよいプレス成形品に成形でき、切欠きなどもないので、剛性的にもコスト的にも極めて有利となる。
本発明は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々変更使用することができる。
前述した実施形態では、曲げ角θが略90°であるが、これのみに限定されるものではなく、75°〜120°の範囲であれば、十分成形できることが実験により判明している。
実験によれば、凸型ハットチャネル状のプレス成形品Wの場合、板厚tが0.6mm〜0.8mmのSPCC材あるいはSA1D材を使用し、頂板部の幅Lが25mm〜30mm、側板部の幅Lが20mm〜25mm、平板部の長さが70〜80mm、チャネル角部の内側の曲率半径が2mm、外側の曲率半径が25mm、で成形した場合、曲げ角θが75°以下にすると、僅かにしわが生じることが判明した。
また、凹型ハットチャネル状のプレス成形品Wの場合も、前記したものと同様な材料や寸法を有するもので成形した場合、曲げ角θが75°以下にすると、僅かにしわが生じることが判明した。
ただ、このようなプレス成形品は、曲げ角θが120°以上になると、チャネル部を引き伸ばすように牽引しなくても、実質的に成形可能となることも判明した。
なお、前記実験は、各部の寸法が小さい、比較的小型のプレス成形品の場合であるが、例えば、自動車のフロアパネル等に使用するものの場合には、前記各部の寸法が殆ど倍になる。このような大型のプレス成形品の場合であっても、曲げ角θは、同様の範囲である。
本発明の第1実施形態に係るプレス成形品の概略斜視図である。 第1実施形態に係る予備成形品を示す概略斜視図である。 図2の3−3線に沿う矢視断面図である。 図4は本発明の第1実施形態に係るプレス成形方法を工程順に示し、(A)は第1工程、(B)は第2工程、(D)は第3工程、(E)は第4工程の各成形状態を示す概略斜視図、(C)は図4(B)のC−C線に沿う矢視断面図である。 第2実施形態に係るプレス成形品の概略斜視図である。 第2実施形態に係る予備成形品を示す概略斜視図である。 図6の7−7線に沿う矢視断面図である。 本発明の第2実施形態に係るプレス成形方法を工程順に示し、(A)は第1工程、(B)は第2工程、(D)は第3工程、(E)は第4工程の各成形状態を示す概略斜視図、(C)は図8(B)のC−C線に沿う矢視断面図である。 プレス成形品の使用状態を示す概略断面図である。 図9の10−10線に沿う矢視断面図である。 自動車のフロアパネルに取付けるプレス成形品の一例を示す概略斜視図である。 従来のプレス成形品の一例を示し、(A)は概略斜視図、(B)は図12(A)のB−B線に沿う矢視断面図、(C)は図12(A)のC−C線に沿う矢視断面図である。 従来のプレス成形品の他の例を示し、(A)は概略斜視図、(B)は図13(A)のB−B線に沿う矢視断面図、(C)は図13(A)のC−C線に沿う矢視断面図である。 従来のプレス成形方法例を示し、(A)は2分割したピースを溶接した状態の概略断面図、(B)は3分割したピースを溶接した状態の概略断面図である。 従来の他のプレス成形方法例を示し、(A)は切込みを入れたものの概略斜視図、(B)は切込み部分を別ピースにより閉鎖したものの概略斜視図である。
符号の説明
2…折り曲げ線、
3…基板、
3a…主辺、
3b…側辺、
4a,4b…平板部、
7…頂板部、
8…側板部、
20,20’,21,21’,24’…折り曲げ板部、
22…頂板膨出部、
23,23’…側板膨出部、
24…延長膨出部、
,C…チャネル部、
1a,C2a…チャネル主部、
1b,C2b…チャネル角部、
…頂板膨出部に対応する折り曲げ板部の幅、
…側板膨出部に対応する折り曲げ板部の幅、
…平板部に対応する折り曲げ板部の幅、
…頂板部の幅、
…側板部の幅、
…平板部の幅、
,W…プレス成形品、
Wa,Wb…予備成形品、
θ…曲げ角。

Claims (10)

  1. 一対の主辺と側辺とを有する平坦な基板が断面ハットチャネル状となるように、前記一方の側辺から他方の側辺までチャネル部を形成し、当該チャネル部の軸線に直交する折り曲げ線を中心に所定の曲げ角で折り曲げたプレス成形品を成形するプレス成形方法において、
    前記プレス成形品が有する外形を、前記チャネル部の長手軸線に直交する方向に牽引しかつ前記折り曲げ線を中心に前記基板の平板部が近接するように折り曲げることにより得られた形状に対応する形状の予備成形品を成形する予備成形工程と、当該予備成形品を最終形態の型に押し付けて成形する最終成形工程と、からなるプレス成形方法。
  2. 前記予備成形工程は、凸型ハットチャネル状のプレス成形品を成形する場合、前記牽引により変形した前記チャネル部のチャネル角部における頂板膨出部と、一対の側板部に対応する形状の側板膨出部と、を前記基板に形成する第1工程を有する請求項1に記載のプレス成形方法。
  3. 前記予備成形工程は、さらに、前記頂板膨出部と側板膨出部から両側辺までの基板を、前記頂板膨出部と側板膨出部の深さが深くなる方向に押圧変形して折り曲げ板部を形成する第2工程を有する請求項2に記載のプレス成形方法。
  4. 前記予備成形工程は、さらに、前記折り曲げ線を中心に折り曲げると共に、前記折り曲げ板部を前記頂板膨出部及び側板膨出部の側縁から滑らかに伸びるように成形する第3工程を有する請求項3に記載のプレス成形方法。
  5. 前記予備成形工程は、凹型ハットチャネル状のプレス成形品を成形する場合、前記牽引により変形した前記チャネル部のチャネル角部における一対の側板部に対応する形状の側板膨出部と、当該各側板膨出部から前記各主辺まで前記側板膨出部を延長する延長膨出部と、を前記基板に形成する第1工程を有する請求項1に記載のプレス成形方法。
  6. 前記予備成形工程は、さらに、前記側板膨出部と延長膨出部から両側辺までの基板を、前記側板膨出部と延長膨出部の深さが深くなる方向に押圧変形して折り曲げ板部を形成する第2工程を有する請求項5に記載のプレス成形方法。
  7. 前記予備成形工程は、さらに、前記折り曲げ線を中心に折り曲げると共に、前記折り曲げ板部を前記側板膨出部及び延長膨出部の側縁から滑らかに伸びるように成形する第3工程を有する請求項6に記載のプレス成形方法。
  8. 前記曲げ角は、75°〜120°である請求項1に記載のプレス成形方法。
  9. 一対の主辺と側辺とを有する平坦な基板が断面ハットチャネル状となるように、前記一方の側辺から他方の側辺までチャネル部を形成し、当該チャネル部の軸線に直交する折り曲げ線を中心に75°〜120°の曲げ角で折り曲げたプレス成形品であって、
    前記チャネル部は、基板の各側辺から折り曲げ線までのチャネル主部と、両チャネル主部の端部間のチャネル角部とを有し、前記チャネル主部とチャネル角部が所定幅の頂板部と所定高さの一対の側板部が均一な肉厚を有する矩形状断面となるように一体に形成したことを特徴とするプレス成形品。
  10. 前記プレス成形品は、プレス成形品が有する外形を、前記チャネル部の長手軸線に直交する方向に牽引しかつ前記折り曲げ線を中心に前記基板の平板部が近接するように折り曲げることにより得られた形状に対応する形状の予備成形品を最終形態の型に押し付けて成形したことを特徴とする請求項9に記載のプレス成形品。
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