JP2005124170A - 選好および状況をエンコードすることによって通信を向上させ中断を最低限に抑えるシステムの設計、インターフェース、およびポリシー - Google Patents

選好および状況をエンコードすることによって通信を向上させ中断を最低限に抑えるシステムの設計、インターフェース、およびポリシー Download PDF

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Abstract

【課題】 チャネル選択、経路指定、およびスケジュール変更操作を含む通信の処理に識別および状況依存の意志決定を使用すること。
【解決手段】 このシステムおよび方法は、ユーザがリアルタイムコールハンドリングに関する選好を評価することができ、対人間通信の最適なタイミングおよびチャネルに関する動的意志決定を行うサービスを提供する。このサービスは、割り込みコストおよびコンタクタおよびコンタクティの選好を考慮して通信を導く様々なコスト便益分析、および/または不確実な状況下での意志決定を基にすることができる。データから学習した統計モデルがユーザの選好と結合されて、ユーザの動作状況、場所、カレンダー情報、および選好の評価に基づいて、割り込みの期待コストが生成される。さらに統計的予測は、存在予測および可用性予測を提供する。上記は、価値を最大限にし、通信コストを最低限に抑えることができる、高度な対人間の通信システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は一般に通信システムに関し、より詳細には、コンタクタ(contactor)/コンタクティ(contactee)の選好(preference)および/または割り込みのコスト(cost)/便益(benefit)を使用してパーティ(party)間の通信の処理を容易にするシステムおよび方法に関する。
会議時間および場所に関してメモを格納し、他者との取り決めを行うためのオンラインカレンダーシステムが一般的に使用されているにも関わらず、多くの共同作業は、不確実性な状況下で取り決められた日和見的な通信に基づいている。こうした略式の調整は、友達や同僚の現在および将来の場所および動作状況に関する人々の共有の直観に左右されることが多い。オンライングループカレンダーシステムを用いても、人々には、例えば他者がどのぐらい共同作業に応じられるかを把握することは難問となり得る。ここ10年にわたるユーザモデリングに関する研究は、大部分ユーザの現在の動作状況、意向、および目的に関する推論に中心を置く応用例に焦点を当てていた。しかし、ユーザの状態を知ることが必ずしもパーティ間の将来または所望の共同作業を援助するとは限らない。
一般に、他者と通信しようとする人は、通信の最適なタイミングおよびチャネルに関する決定を行う。コンタクタは、各自のニーズおよび選好、およびコンタクティの選好および状況に関する知識および直観に基づいて通信モダリティを選択し、実行することができる。しかし通信の試行は、コンタクタ(送信側(sender)、開始者(initiator)など)およびコンタクティ(受信側(receiver)、受信者(recipient)など)にとって次善であることが多い。例えば、コンタクタがリアルタイムの電話を確立しようと試みると、話をするには不都合な時にはコンタクティのじゃまをする、またはコンタクタおよびコンタクティにとって犠牲の大きい遅延をもたらし得る音声メールの捕捉でコンタクタがいらいらする可能性がある。コンタクティは、複数の技術を使用して着信を選択的にフィルタにかけることができる。よくトレーニングされたアシスタントを使用している者もいるが、受信する電話、音声メッセージ、および電子メールメッセージ群の手動による選別に頼っている者もいる。しかし、中断を最低限に抑え、プライバシを最大限にするためにリアルタイム通信を限定する、または先送りすることは、通信管理に関連する問題のほんの一部にすぎない。
一例として、従来の電子メールシステムは、パーティ間の通信およびメッセージの調整の問題の影響を受けやすい。例えばコンタクティは、電話または他の媒体を介した音声通信を使用できない人里離れた地域にいるかもしれない。コンタクティは、メッセージを受信するのに電子メールが最も信頼できる方法を提供するとコンタクタ(同僚、上司、および最愛の人など)に指示しているかもしれない。従来の電子メールシステムは、コンタクティが送信メッセージを受信し、開いたことを示すことができ、例えば「1週間休暇中です」や「本日午後は事務所を留守にします」など所定の/事前に構成された応答を含むことはできるが、コンタクティがいつおよび/またはどのぐらいしてから応答できるのかを示すコンタクタに提供される自動生成された指示は現在のところ存在しない。したがって緊急事態が起こった場合、または重要なメッセージを連絡する必要がある場合、コンタクタにできるのは、コンタクティがいつメッセージを受信する可能性があるかを推測し、適時にメッセージが届き、その応答を受け取ることを願うだけである。あるパーティがある時間に会議に出席できるかどうかを把握することが難しいときに、会議を予定しようと試みるときにも同様の問題が起こる。
日々の状況にはよくあるように、メッセージは、緊急性、重要性、および優先度の度合いの変化に伴って送信される。重要な会議は、会社または個人の重要な問題に対処するために、直ちに段取りする必要がある場合が多い。したがって、1つまたは複数のメッセージを1人または複数のパーティに宛てて会議の緊急性を知らせることができる。さらにメッセージは、潜在的なパーティへの配達を試行するために、複数の通信モダリティを介して伝達されることが多い。例えば、ビジネスマネージャは、電子メールを重要なパーティに送信し、電子メールに続いてパーティに電話、ポケットベル、またはFAXし、応答のないパーティには一般に音声メールを残すことができる。残念ながらビジネスマネージャは、応答のないパーティがメッセージを受信したかどうかを確信できず、すべてのパーティがいつ集まることができるかをある程度の確信を持って決定することができないことが多い。
コンタクティも、連絡側によって選択された特定のモダリティより高度な通信チャネルまたは複数の通信チャネルを有することを望むかもしれない。例えば受信側がはるかにリアルタイムのインスタントメッセージまたは電話を好んでいる場合に、連絡側は電子メールを送信するかもしれない。締め切り時に文書に必死に取り組んでいる人は、試行された連絡に関するリアルタイム警報と結合されている電子メッセージを受信することを望む2、3の選択設定の場合を除いて、デスクトップから離れているときでさえ、リアルタイムの通信を介して編集に関する論評が来ることを望むかもしれない。発信側および状況に応じて、コンタクティは、発信側によって間に合わなくなるより、リアルタイムで受信することを望むことが多い。
現在の場当たり的な通信では、互いに会話を試みるユーザが通信時の食い違った試行に関する欲求不満を覚えることがよくある。
以下には、本発明の一部の態様を基本的に理解できるようにするために、本発明の簡単な概略を示している。この概略は、本発明の広範な概要を示すものではない。本発明の鍵となる/重要な要素を識別するためのもの、または本発明の範囲を画定するためのものではない。単に、後述するより詳細な説明の前置きとして、本発明の一部の概念を簡単な形式で提示するためのものである。
本発明は、対人間の通信を向上させるシステムおよび方法を提供する。このシステムおよび方法によってユーザは、リアルタイムのコールハンドリングおよび動的意志決定に関する選好を定義し、評価することができる。このシステムおよび方法は、例えば呼の優先度や割り込みコストに関するポリシーの自己評価を調整することができる定性的コスト便益手法(qualitative cost−benefit approach)を使用するように構成することができる。さらに、正式な決定分析手法を使用することができる。この充実した手法は、個別のベイズモデル(例えばラベル付きデータでのトレーニングを介した学習など)、およびユーザごとの割り込みの期待コストを使用する。これらのモデルは、例えばカレンダー情報、デスクトップイベントのリアルタイムモニタリング、および/または音響または視覚ベースの感知から取得した情報などのデータを考慮することができる。ユーザの現在の割り込み可能性に関する推論、およびユーザがいつ応じられるかに関する予測を生成し、使用して、例えばユーザへの通信の取り次ぎ、メッセージの取得、および/または通信のスケジュール変更の決定に関する決定を行うことができる。上記の手段によって、パーティ間の通信の価値を最大限にすることができる対人間の高度な通信システムを介して従来のシステムより優れた改善を提供することができる。
上記および関連の目的を達成するために、本発明は、以下に十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘した特徴を含む。以下の説明および添付の図面には、本発明のいくつかの態様例および実装形態を詳細に記載している。しかしこれらは、本発明の原理を使用できる様々な方法のうちのほんの数例を示しているにすぎない。本発明の他の目的、利点、および新しい特徴は、本発明の以下の詳細な説明を図面と併せ読めば明らかになる。
本発明は、パーティ(例えばコンタクタとコンタクティ)間の通信処理を自動化および半自動化するシステムおよび方法に関する。このシステムおよび方法は、通信の選好、コンタクティおよびコンタクタの状態、および割り込みコストを考慮して、対人間の通信を向上させ、通信の価値を最大限にする。上記は、通信に関する選好の充実した表現について評価し、推論することに中心に置き、コスト便益分析の原理および通信処理動作の不確実性の下での決定理論の原理を活用して従来のシステムより優れた改善を提供する。
本明細書で使用する場合、「コンポーネント」という用語は、ハードウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかのコンピュータ関連のエンティティを指すものとすることを理解されたい。例えば、コンポーネントは、それだけには限定されないが、プロセッサ上で稼働するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができる。一例として、サーバ上で稼働するアプリケーションおよびサーバは、コンピュータコンポーネントである。1つまたは複数のコンポーネントがプロセスおよび/または実行スレッド内に存在する可能性があり、1つのコンポーネントを1つのコンピュータ上に配置する、および/または2つ以上のコンピュータの間に分散することができる。
さらに、本明細書で使用する場合、「推論」という用語は一般に、イベントおよび/またはデータを介して捕捉された1組の観察結果からシステム、環境、および/またはユーザの状態を推論または推定するプロセスを指す。推論を使用して例えば特定の状況または行動を識別したり、状態にわたる確率分布を生成したりすることができる。推論は、確率的、つまりデータおよびイベントの考察に基づく対象の状態にわたる確率分布の計算とすることができる。推論は、1組のイベントおよび/またはデータから高レベルのイベントを構成するために使用される技術を指すことができる。こうした推論は、イベントが時間的に極めて接近して相関していようといまいと、またイベントおよびデータが1つのイベントソースおよびデータソースから来ていようと、複数のイベントソースおよびデータソースから来ていようと、1組の観察されたイベントおよび/または格納されたイベントデータから新しいイベントまたはアクションを構築することができる。様々な推論方式および/またはシステム(例えばサポートベクトルマシン、ベイジアンネットワークなどの確率的グラフモデル、影響図、およびニューラルネットワークなど)を、本発明に関連する自動のおよび/または推論された行動の実行とともに使用することができる。
図1は、エンティティ間の通信を管理するシステム100の例を示す。システム100は、入力コンポーネント110および通信サービス120を含む。入力コンポーネント110を使用して、電話などの通信を受信することができる。例えば、入力コンポーネント110は、構内交換機(PBX)などの構内電話交換機とのインターフェースをとり、通話の着信および/または発信を処理することができる。このインターフェースは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアベースの有線および/または無線とし、通信送信システムに対してローカルおよび/またはリモートに配置され、かつ/または本質的に既知の任意の通信プロトコルをサポートすることができることを理解されたい。通信を受信すると、入力コンポーネント110は、通信を通信サービス120に連続的かつ/または同時に伝達する。こうした伝達は、入力コンポーネント110からの伝送、および/または通信サービス120による取得とすることができる。
通信サービス120は、通信を分析し、かつ/または通信の分析を使用して受信側への伝達パスを決定することができる。例えば通信は、その内容、送信側、受信側、通信を遅らせる能力、時刻、曜日、重要度などを示す情報を含むことができる。こうした情報は、通信コンポーネント120によって取得され、例えば、通信を送信側の所望の通信モード(通話を受信側の電話に送信するなど)、および/または代替のモード(通話に応答して受信側に電子メールを送信するなど)に一致するやり方で受信側および/または別の受信側に伝達する、(再試行する、後で送信するようにスケジュール変更するなど)遅らせる、および/または通信を拒否するなど、通信パスの決定を容易にするために使用することができる。さらに、送信側に関連する情報を使用して、適したパスの決定を容易にすることができる。例えば送信側を、優先度、または送信側および/またはメッセージの相対的な重要度を受信側に知らせる他の情報と関連付けることができる。以下で詳述するように、ポリシー、ルール、および/またはインテリジェンス(確率、推論など)を付加的にかつ/または代わりに使用して、この決定および/またはその後の任意の行動を容易にすることができる。
メッセージ伝達方式を決定すると、通信サービス120によって通信を経路指定することができる。上述したように、こうした伝達は、通信を受信側および/または他の受信側に提供する、伝達を遅らせる、および/または通信を拒否することを含み得る。同様に、受信側の応答がある場合は、その応答を入力コンポーネント110で受信し、通信サービス120によって、上記と類似の情報および/または他の情報に基づいて経路指定することができる。本発明の別の態様では、1人または複数人の異なる送信側による複数の通信を入力コンポーネント110によって連続的に、かつ/または同時に受信することができる。こうした通信は、連続的に、かつ/または同時に処理することができる。さらに、こうした通信は、優先順位付けおよび/または他の基準に基づいて(バッファなどに)一時的に格納する、優先順位を付ける、および/または処理することができる。
システム100は対人間の通信を向上させる様々な側面を提供することができることを理解されたい。例えばシステム100は、少なくとも割り込みコストに基づいて通信を経路指定することができる。さらに、割り込みコストおよび呼を遅らせるコストに基づいて、どの送信側をスケジュール変更し、どの送信側を呼の受信側につなぐべきかに関するエンコード選好を使用することができる。こうした選好は、定義された時間範囲内で呼をスケジュール変更するのに相互に使用可能な時間帯があるかどうか、および/または呼が確立されている間にカレンダーを比較することによって相互に使用可能な時間帯があるかどうかをさらに考察することができる。
スケジュール変更に関して、システム100は、スケジュール変更された呼のための時間がない場合、例えば呼の起動中に呼のスケジュール変更を回避することができる。これは、カレンダーのリアルタイム分析、および通信が行われるまでの許容時間範囲についての選好に関する考察に基づいて決定することができる。さらに、システム100は、呼の受信側がスケジュール変更された呼についての警報を受けるのに十分な時間を持てるようになるまでタイムアウトを押す自動スケジュール変更操作を使用することができる。システム100は、スケジュール変更のプロフィールにおいて呼の受信側によって指定された、今からの最低時間に関するポリシーを用いて呼をスケジュール変更することができ、時間は、ユーザの感知された、かつ/または既知の現在の場所および/または動作状況に応じて決まる。さらに、警報の遅延は、呼の受信側が確率推論を介した呼の前にスケジュール変更された呼に関して通知される確率を指定できるようにすることによって達成することができる。
本発明の別の態様では、システム100は、(例えば現在の)ポリシーのすべてまたは一部を要約するツールを使用することができる。ポリシーは「まもなく起こること」などの情報を定義することができることを理解されたい。ツールはさらに、変更へのエントリポイントを指定することができる。システム100は、各自の現在の忙しさおよびその理由についての想定をユーザに表示する、着呼の処理に関連する概要を伝達する、呼の処理に関連するポリシーおよび理論的根拠を提供する、および呼の受信側の電子メールに概要、ポリシーおよび理論的根拠を伝達する1つまたは複数のコンポーネントをさらに含むことができる。
本発明のさらに別の態様では、システム100は、ユーザが異なるレベルの割り込み可能性を定義できるユーザインターフェースを含むことができる。例えば、ユーザインターフェースによってユーザが、会議の特性、デスクトップの動作状況、および会話の検出および視覚的姿勢の検出(visual pose detection)など感知されたイベントのブール結合を構築することができる。別のユーザインターフェースは、一方をデフォルトの背景とし、他方をブール値についてアクティブに一致したときにデフォルトの背景より上に配置される前景とする、感知された機能のブール結合とともに割り込み可能性のレベルを提供するよう働くデフォルトの割り込み可能性を定義する時間パレットを提供することができる。このユーザインターフェースによってユーザはさらに、背景の時間ベースの割り込み可能性と動作状況ベースの割り込み可能性の組合せについて高次規則を定義することができる。
本発明のさらに別の態様では、システム100は、最高の呼優先度に関連付けられたグループからユーザを容易に継承できるようにし、カレンダー、動作状況、および通信に基づいてユーザに呼の優先度を割り当てるために動的グループを利用するコンポーネントを使用することができる。受信側が取り込み中のときでさえ、発信側が突破することができるようにするために、呼の受信側によって発信側に特権を与えることができる。これらの特権はさらに、突破が行われたことを知らせる通知を発信側および呼の受信側が受信すること、および/または突破に対する補償(reimbursement)の手段を指定することができる。補償のこうした手段は、リアルタイムの同意またはより長期のポリシー、手数料、および発信側に連絡したいときに受信側によって使用される「取り込み時突破」通貨を含むことができる。この通貨は、換金することができる、または発信側に突破するために使用することができるトークンとすることができることを理解されたい。
図2は、通信システム間の通信を管理するシステム200の例を示す。システム200は、上記の入力コンポーネント110および通信サービス120、およびルールストア210を備える。上述したように、入力コンポーネント110は、通信を受信することができ、その後通信を、様々な通信チャネルを介して通信サービス120によって受信側に経路指定する、再試行するようにスケジュール変更する、リダイレクトする、および/または無視することができる。本発明の一態様によれば、通信サービス120は、ルールストア210からの1つまたは複数のルールを使用して、こうした経路指定を容易にすることができる。例えばルールストア210は、送信側、受信側、通信装置、および/または通信についての異なる通信処理動作のコストおよび/または便益に関連するユーザ定義の情報(ポリシー、特権、権利、プロパティ、構成など)を維持することができる。これによってユーザは、例えば、その内容に関する観察結果に基づいて割り込み可能性についての表明を行うことができる。さらに上記によって、通信優先度および割り込みコストに関するポリシーの評価が提供される。
例えばユーザは、時間に応じてリアルタイムで通信を受け付ることよる割り込みコストの変化(低から高へのアナログおよび離散関数)を定義することができる。さらにユーザは、(例えば低から高など)様々な優先度を通信を送信する装置および/または通信を遅らせるコストに割り当てることができる。一例では、現在の割り込みコスト以上の優先度を有する通信装置からの通信を受信した場合、その通信は、受信側に提供することができる。上述したように、通信は、送信側および/または通信サービス120によって決定された別の機構によって指定されたように受信側に提供することができる。別の例では、通信が現在の割り込みコストより低い優先度を有する通信装置に関連付けられている場合、その通信をスケジュール変更する、リダイレクトする、破棄する、および/または(音声メールおよび他のメッセージサービスなど)後で取得するために保存することができる。
ルールストア210を様々に埋めることができることを理解されたい。例えば、1つまたは複数のアプリケーションプログラムインターフェース(API)を使用して、ルールをアップロード、変更、および/または作成することができる。さらに、インテリジェンスを使用してルールを自動的に生成することができる。さらに、ルールを組み合わせて他のルールを形成することができる。さらに、ルールを動的に変更し、かつ/または破棄することができる。
図3は、通信システム間の通信を管理するシステム300の例を示す。システム300は、上記の入力コンポーネント110および通信サービス120、およびインテリジェンスコンポーネント310を備える。上述したように、1つまたは複数の通信システムからの通信を入力コンポーネント110によって受け付けることができる。こうした通信は、通信サービス120によって受信側に経路指定する、スケジュール変更する、および/または破棄することができる。インテリジェンスコンポーネント310を使用して、受信した通信を転送するかどうか、および転送方法の決定を容易にすることができる。こうしたインテリジェンスコンポーネントは、学習された、または作成されたベイズモデル、および/または決定理論手順を使用して、割り込みの期待コストを生成することができ、こうしたモデルは、システムの動作状況のリアルタイムモニタリング、および/または背景、履歴、音響および/または可視情報などを介して作成することができる。
さらに、現在および/または将来の割り込み可能性に関する推論および/または可用性に関する予測を使用して、通信の中継、遅延、および/または拒否を容易にすることができる。インテリジェンスコンポーネント310はさらに、1組または複数組のデータおよび/またはイベントの考察に基づいて、現時点または将来の対象の状態にわたる確率分布を計算することができることを理解されたい。推論は、1組または複数組のイベントおよび/またはデータから高レベルのイベントを構成するために使用される技術を指すことができることに留意されたい。こうした推論は、イベントが相関していてもいなくても、またイベントおよびデータが1つのイベントソースおよびデータソースから来ていようと、複数のイベントソースおよび/またはデータソースから来ていようと、1組または複数組の観察されたイベントおよび/または格納されたイベントデータから新しいイベントまたはアクションを構築することができる。学習および推論の様々な方式および/またはシステムを、本発明に関連する自動のおよび/推論された行動の実行とともに使用することができる。
図4は、電話ベースの通信システム400の例を示している。システム400は、1つまたは複数のPBX内に存在する複数の電話とともに使用することができる。簡潔にするために、説明上、システム400を電話410、410、および410とともに用いる。この場合Lは、1以上の整数である。L個の電話410、410、および410をまとめて電話410と呼ぶことができる。
電話410は、基本的にどんなタイプの電話装置でもよい。例えば、電話410のうちの1つまたは複数は、従来の有線、コードレス(2.4GHz、5.9GHzなど)、および/または無線(セルラー式、PCS、「walky talky」、CB無線など)電話とすることができる。さらに、電話のうちの1つまたは複数は、voice over Internet(VOIP)、ポケットベル、ページャなどとすることができ、したがってビデオ、音声、テキストなどを含むことができる。電話410は、1つまたは複数の電話交換機に結合することができる。上述したように、電話410は電話交換機420とインターフェースをとる。電話交換機420は、PBXまたは他の通信システムとすることができ、外部ソフトウェアがそれぞれの電話410、410、および410を制御し、電話410のいずれかのイベントに関する通知を受信することができるAPIを含むことができる。本発明の一態様に従って任意の数の電話交換機を使用することができることを理解されたい。簡潔にするために、説明上、M個の電話交換機、電話交換機420、電話交換機420、および電話交換機420を示している。この場合Mは、1以上の整数である。M個の電話交換機420、420、420をまとめて電話交換機420と呼ぶことができる。
システム400は、N個のステートマシン430、430、430をさらに含んでおり、これらをまとめてステートマシン430と呼ぶことができる。ステートマシン430は一般に、デスクトップPC、ワークステーション、ラップトップ、ハンドヘルド、PDA、タブレットPCなど、コンピュータベースの装置である。さらに、ステートマシン430は、システム400の他のコンポーネントに対してローカルおよび/またはリモートに配置することができる。例えば、ステートマシン430のうちの少なくとも1つを、交換機420によって管理される施設内に配置することができる。例えばステートマシンは、(例えば有線や無線を介して)施設ネットワークまたはバスに結合することができる。別の例では、ステートマシンうちの少なくとも1つ430は、ユーザの家に配置することができる。こうしたステートマシンは、ダイヤルアップ、ISDN、DSL、ADSL、高速ケーブルモデム、無線(Bluetooth、セルラー式、PCS、Ethernet(登録商標)など)接続を介して電話交換機420と対話することができる。
ステートマシン430は、システムマネージャ440を介して電話410と対話することができる。例えば、ステートマシン430のいずれか(それとともに実行されるソフトウェアなど)、例えばステートマシン430は、システムマネージャ440と通信することができ、システムマネージャ440は、交換機420のうちのいずれか、例えば電話交換機420と通信することができる。電話交換機420は、1つまたは複数の適した通信(信号、メッセージ、要求、命令、制御データなど)を電話410に送信して、コマンドを実行することができる。
図5は、通信メディエータ510を含む電話ベースの通信システム400の例を示している。通信メディエータ510は、自動コールハンドリングを容易にするために使用することができ、ユーザの選好を格納し、ステートマシン430のうちの1つまたは複数、およびシステムマネージャ440に提供することができる。通信メディエータ510は、ステートマシン430および電話交換機420からのイベントを処理し、かつ/またはステートマシン430および電話交換機420に情報を送信して、例えばカレンダー、スケジュール、電子メール、状況からのデータに基づいて通信の経路指定および/またはスケジュール変更などの通信処理動作を取り次ぐことができる。
通信メディエータ510は、異なるモードで実行するように構成することができ、それぞれのモードは異なる度合いの柔軟性、複雑度、および充実度(richness)を表すことができる。例えば一極では、第1のモードは、通信メディエータ510が単に通過点として働く「オフ」状態を表すことができる。このモードでは、図5に示したシステムは、図4との関連で示したシステムとほぼ同じように動作する。別の例では、第2のモードは基本モードを提供することができ、ユーザは、「呼を携帯電話に転送する」、「インスタントメッセンジャが取り込み中に設定されているときは呼を直接音声メールに転送する」、「インスタントメッセンジャが不在に設定されているときは呼を直接音声メールに転送する」、「メインオフィスシステムがロックされているときは呼を直接音声メールに転送する」、「スクリーンセーバが稼働しているときは呼を直接音声メールに転送する」などの基本的な選好を示すことができる。別の例では、第3のモードは、通信処理のより高度な制御を要求するユーザ向けに構成することができる。このモードは、例えば1つまたは複数のグループの発信側、時間ごとに転送される複数の番号、および/または通信処理に対するより表現力に富んだコスト便益手法を生成し、考慮することによって容易にすることができる。上記のモードは例示の目的で提供したものであり、本発明を限定するものではないことを理解されたい。本質的に、本発明の一態様に従って任意の数のモードを生成し、使用することができる。
上述したように、図5に示したシステムは、通信メディエータ510が実質的に通過点であるように実行することができる。図4との関連で上述したように、こうしたシステムを使用して、ステートマシン430を電話410と結合することができる。このシナリオでは、ステートマシン430のうちのいずれかは、システムマネージャ440と通信して、交換機420のうちのいずれかを介して電話410のうちのいずれかと通信することができる。またその逆も同様である。
基本モードは、通信メディエータ510の広範な守備を提供するように構成することができる。例えば、詳細な推論モデルの使用を任意選択で回避しながら、正式な決定分析からの重要な概念を利用する定性的コスト便益手法を使用することができる。こうした手法は、通信の優先度および割り込みコストについてのポリシーの評価に重点を置き、機械学習分析を介して割り込みコストに関する結果を活用することができる。例えば、オフィスの設定において、割り込みコストの高低の間を容易に区別できるようにするプロパティには、会議の出席者数、会議の場所、開催者とユーザとの間の関係、および会議の期間などを含む。さらに、オフィスの設定における割り込みコストは、オフィスで会話が検出されたか、ユーザが現在コンピュータと対話しているか、ユーザは入力しているか、かつ/またはアクティブで焦点が置かれているソフトウェアアプリケーションに反応するようにすることができる。さらに、ユーザが話をしているか、書き込みをしているか、座っているか、および/またはキーボードおよび/または電話などの物と対話しているか、従業員の存在および/または動作状況、ユーザのオフィスのドアは開いているか、閉じているか、および/または人々の位置および/または構成に関連する情報を使用して、こうした区別を容易にすることができる。
この基本モードによって一般に、ユーザは、状況に関する観察結果に基づいて割り込み可能性についての表明を行うことができる。例えばユーザは、リアルタイムで電話を受けることに関連する時間に伴う割り込みコスト、およびリアルタイムで電話に出る価値、言い換えれば後に通信を遅らせるコストを表す優先度を発信側に割り当てることができる。上記を図6に示しており、低、中、および/または高の優先度の値を610で識別および/または状況に基づいて発信側に割り当て、さらに時間に割り当てるコスト便益グラフを示している。一般にユーザは、様々な状況に低、中、および高の割り込みコストを割り当てるとき、低、中、および高の各自の定義を価値およびコストの標準の通貨として考えることができる。一般に、620で示すように、発信側がユーザまで突破するためには、発信側の優先度は、少なくとも現在の割り込みコストと同じぐらい高くなければならない。そうでない場合、630に示すように、呼は、受信側によって発信側に割り当てられた特権に応じて、例えば音声メールに切り替えられるか、スケジュール変更される。
上記は、図7に示すインターフェースの例によって表すことができる処理エージェントの使用によって容易にすることができる。こうしたエージェントを使用して、ユーザが発信側を発信側のグループに抽出することができ、これらのグループに関してコールハンドリングポリシーを表すことができるグループを生成し、かつ/または構成することができる。こうしたグループは、カスタムの静的グループ、および/または関係および/または状況に基づいてユーザに対する通信処理プロパティを定義する動的に割り当てられた計算されたグループを含み得る。これらのグループによってユーザは、優先度、転送特権、スケジュール変更の選好、および/またはグループの着信音などを含めて、プロパティをグループに割り当てることができる。一般に、静的グループは、通常、ユーザによって作成され、次いでユーザの事前定義の連絡先またはオンラインディレクトリから埋められる。動的グループの場合、事前に定義された計算されたグループのパレットがユーザに使用可能に構築される。動的グループは、関係および状況情報に応じて発信側をグループにマップするよう働く発信側の計算された組のいくつかのクラスを含むことができる。
グループのカテゴリ例には、「カレンダー中心」、「関係中心」、「通信中心」、および「プロジェクト中心」のグループなどがある。「カレンダー中心」グループは、カレンダー/メールプログラムでエンコードされたユーザのオンライン会議から計算されたグループを含むことができる。これらのグループでは、発信側を「次の会議」、「次の時間の会議」、「今日の会議」、および/または「今週の残りの会議」などのグループに含める。「関係中心」グループには、「直属の部下」、「職場の同僚」、「上司」、「上司および上司の上司」などがある。「通信中心」グループには、「今日電話した人」、「今日電話があった人」などがある。「プロジェクト中心」グループには、「今週文書を共同執筆している人」、「バグを私に割り当てた人」、および/または「稼働中のプロジェクトのリストに記載している人」などがある。
静的および/または動的グループでは、インターフェース内の710のグループ名の上をクリックすることによって、720に示すように、グループのメンバ、連絡先情報、使用可能な場合はオンライン状況、および/または写真などを表示することができる。ユーザは、730のグループ特権およびプロパティの範囲でオプションを入力することによって、特権をグループのそれぞれのメンバに割り当てることができる。ユーザは、740および750においてそれぞれ転送特権およびスケジュール変更特権をグループメンバに与えるボックスにチェックを入れることができ、これによって、ユーザの状況の分析に基づいて、それぞれグループメンバの転送、またはスケジュール変更について考慮できるようになる。ユーザは、760に示すように、突破、高、中、および低の優先度を含めて、グループメンバに優先度を割り当てることもできる。「突破」特権によって、発信側を、ユーザの状況に関係なくユーザに経路指定することができる。
割り込み可能性は、作成された様々なグループに割り当てることができる。例えば、グループを定義し、および稼働させ、ならびに発信側の優先度を評価した後、ユーザは、背景またはデフォルトの割り込み可能性(一般的な週の場合など)を任意選択で評価することができる。デフォルトの割り込み可能性は、例えば状況についてそれ以上の提示がない状況で、様々な時刻および曜日に電話を取るコストを表すことができる。ユーザは、図8に示すように、時間パターンパレットを介して、割り込み可能性の背景コストを表明することができる。このパレットによってユーザは、7日間にわたる低、中、高の割り込みコストの範囲をざっと見ることができる。また、ユーザは、通話を遮断すべき期間を示すこともできる。こうしたときは、突破特権が割り当てられたユーザしかユーザに到達することはできない。一般に、ユーザにはこのパレットを回避できることが示され、したがって実質的に常に低い割り込みコストの背景となる。
さらにユーザは、割り込み可能性の状況依存の変更を定義するイベントの組を指定することができる。図9は、ユーザがこうした情報を提供することができる状況評価インターフェースツールの例を示している。上述したように、ユーザは、910の状況ストアを介してデスクトップの動作状況、カレンダー情報、およびセンサなどについて観察されたイベントの値を選択し、インスタンス化することができる。こうしたイベントは、それぞれ920、930、940の低、中、高の割り込みコストにドラッグすることができる。ユーザに対し、システムが指定されたすべてのイベントを考察し、観察されたすべてのイベントについて可能な最高の割り込みコストを選択することを知らせることができる。
動作状況中心イベントは、任意のデスクトップの動作状況、入力、1つまたは複数のアプリケーションの使用、およびインスタントメッセンジャの取り込み中、不在、オンラインのうちの1つまたは複数のプレゼンス状況を含むことができる。動作状況中心イベントは、システムイベントモニタリングコンポーネントによって評価することができる。カレンダーイベントは、現在進行中の任意の会議、会議の期間、場所、開催者、議題、出席者、および出席者数などを含むことができる。カレンダーイベントは、例えば、計算の労力を最低限に抑えるために、周期的なキャッシュ手順を使用してアプリケーションから少しずつ収集することができる。出席者および開催者については、ユーザは、個人のリスト、および直属の部下、同僚、上司、および上司の上司を含む事前に定義された抽象のリストを指定することができる。イベントのセンサクラスについては、ユーザは、オフィス内で会話が検出されたときにユーザが高、中、低の割り込みコストの状態にあるとみなすようシステムに指示することができる。会話は、人間の音声範囲内の音声スペクトルにおいて音響エネルギーを検出するモジュールで検出することができ、実際の会話の音と、例えばラジオからの放送など、スピーカから聞こえる音声とを区別することができる。ユーザが状況を評価しながら、最初に関連のイベントを稼働させたときに個別の音声構成が提供され、それにアクセスすることができる。
図10に示す概要インターフェースの例は、加えられ、かつ/または定義されているグループを見直し、改良し、かつ/または確認するために使用することができる。このインターフェースを使用して、例えば、グループの優先度を検査し、かつ/または変更し、呼の優先度が割り込みコストを超える場合、呼を他のメンバに転送する特権がグループに与えられるべきか、かつ/または呼が現在の割り込みコストを超えない場合、発信側をスケジュール変更すべきか、または単に音声メールに切り替えるかどうかを決定することができる。さらにユーザは、呼の便益が割り込みコストを超える場合に、例えば電話から離れているときに呼を転送するための好ましい番号を指定することができる。図11に示すように、転送番号については、上で詳述したように複数の番号を時間パターンパレット上で指定することができる。こうしたパレットは、上述したようにデフォルトの割り込みコストの評価に使用する7日パレットと似たメタファを使用することができる。転送パレットによってユーザは、例えば携帯電話を使用すべきとき、またはオフィスおよび/または家庭の電話など別の電話を使用すべきときの時刻、および曜日を指定することができる。
図12に示す自動スケジュール変更インターフェースの例を使用して、呼について予定された時間への集中を求めることができる。例えば、発信側がスケジュール変更の選好が割り当てられたグループのメンバであり、受信側へのその呼の優先度がそのユーザの現在の割り込みコストを上回っていない場合、自動スケジュール変更サービスは発信側と積極的にやりとりすることができる。システムは、発信側とやりとりする前にチェックして、ユーザがスケジュール変更選好プロフィールで指定した遅延の許容範囲内で会話に応じられる時間があるかどうかを決定することができる。自動スケジュール変更インターフェースは、話をしたい人は現在応じられず、呼をスケジュール変更したいことを示すポップアップとして使用することができる。こうしたスケジュール変更アシスタントを提供することによって、サービスは、発信側および受信側に関連するカレンダーをチェックし、ならびに電話で話すことができる可能性のある時間のリストを勧めることができる。
1210の詳細をクリックすることによって、インターフェースは、呼の理由に関する背景情報を含み、会話に有用となり得る資料へのリンクを指定する機構を発信側に提供することができる。こうした対話が完了すると、仮予約を発信側のカレンダーに挿入し、呼の予約案内を受信側にメール送信することができる。ユーザは、予約について聞くのを確認するために待つ最低時間を表明することによってスケジューリングアシスタントの挙動をカスタマイズすることができる。さらに、最大遅延時間を表明し、使用可能な最初の時間枠が最大遅延時間の後である場合、システムにスケジュール変更を回避するよう要求することができる。例えばユーザは、呼をその呼と同じ日に予約することができる場合のみ、スケジュール変更の試行を行うことを表明することができる。この場合、呼を同じ日にスケジュール変更することができない場合、スケジュール変更アシスタントの呼出を回避することによって呼を音声メールに向ける、またはリアルタイムの呼としてユーザに直接向けることができる。
図13に示すようなインターフェースを使用して、ユーザがそれぞれ低、中、または高の割り込みコストであることをシステムが確信しているかどうかを示すインジケータを図示することができる。一般に、ユーザの割り込み可能性についての情報は、他者とは共有されず、この情報は、非公開に保持されたコールハンドリング決定を行うために使用することができる。しかし、このインターフェースを使用して、1310に示す小さいLED、1320に示す鮮やかな携帯電話アイコンが緑色、黄色、または赤色になって、ユーザがそれぞれ低、中、または高の割り込みコストであることをシステムが確信しているかどうかを示す情報状況グラフを表示することによって、こうした情報を共有することができる。
より高度なまたは充実したモードは、受信する通信のコストおよび便益を考慮することができる。このモードは、ラベル付けデータでのトレーニングを介して学習した個別のベイズモデルを使用して、例えばユーザの割り込みの期待コストを計算することができる。これらのモデルは、カレンダー情報、デスクトップイベントのリアルタイムモニタリング、および/または音響または視覚ベースの感知により収集した情報を入力としてみなすことができる。ユーザの現在の割り込み可能性に関する推論、およびユーザがいつ応じられるかに関する予測を使用して、ユーザへの着呼の中継、メッセージの取得、または呼のスケジュール変更を行うか、および呼をスケジュール変更すべきときの決定に関する決定を行うことができる。
図14は、不確実な状況下での意志決定の深さを強化する高度なコンポーネントおよび機能などの特徴を使用して通信の決定を行うことができる対人間の通信システム1400の例を示している。さらに、証拠のパターンに基づいた装置の可用性および割り込みの期待コストに関するリアルタイムの推論に、(例えばベイジアンネットワークなどの確率的グラフモデルなど統計的)モデルを使用することができる。システム1400は、コンタクティのアカウントを維持し、選好およびユーザの状態を格納することができる中央サーバ1405を含む。さらに、サーバ1405は、状況情報を含むホワイトボード(図示せず)を維持することができる。状況情報は、例えばユーザは現在電話中か、ユーザの現在の会議の状態、ユーザの近い将来のスケジュール、登録されたクライアント装置でのユーザの動作状況について感知された重要なイベントを含むことができる。
例示のシステム1400は、2つのクライアントのシナリオを提供する。しかし、本発明の一態様に従って追加のクライアントおよび/またはクライアントのグループを含む構成など他の構成を使用することもできることを理解されたい。提示した2つのクライアントのシナリオでは、第1の通信コンポーネント(コンタクタ、送信側など)1410は、第2の通信コンポーネント(コンタクティ、受信側など)1415との通信の確立を試行することができる。コンタクタ1410は一般に、通信マネージャ1425によって分析されるメタデータを含むスキーマ1420と関連付けられる。スキーマ1420は、例えばコンタクタの識別、初期モダリティ、好ましい通信モダリティ、装置の可用性、およびスケジュールなどを捕捉する構造化された情報とすることができる。しかし、本発明はそれに限定されないことを理解されたい。後述するように、本発明の一態様に従って、コンタクタの好ましい通信チャネル、コンタクタの近い将来のスケジュール、装置の可用性、および共有文書での編集へのポインタなど、通信の目的を反映するタスク情報など他のスキーマを使用することができる。
通信マネージャ1425を使用して、存在する場合は、初期モダリティに基づくコンタクタ1410とコンタクティ1415との間の通信のタイプ、そうでない場合は、モダリティをシフトする、呼を拒否する、発信側を電子メールまたは音声メールメッセージングに入れる、および/または通信を別の時間にスケジュール変更するかに関する決定を容易にすることができる。この決定は、少なくとも一部、決定ロジック1430、選好1435、能力1440、および/またはコンタクタ1415に関連する使用可能な装置1445に基づいて行うことができる。決定ロジック1430は、割り込みコスト、およびコンタクタ1405とコンタクティ1410との間の通信を遅らせるコストに重みをかけるための統計ベース(コスト便益分析など)の指示を提供することができる。本発明の別の態様では、決定論的ポリシーを含むより基本的な技術を使用することができる。
構成コンポーネント1450(または他のコンポーネント、ツール、および/またはユーティリティ)をコンタクティ1415が使用して、柔軟性および調整を提供することができる。例えば、構成コンポーネント1450は、個人のグループを定義し、会議、通信履歴、およびプロジェクトなどを含めて、関係および動作状況を関連付ける手段を提供することができる。以下で詳述するように、様々なグループ、関係、および動作状況を生成し、かつ/または関連付けることができる。グループメンバは、関係および動作状況に基づいて自動的に埋めることができる。会議中心グループは、例えばユーザのカレンダーでエンコードされた予約の進行中の分析によって動的に埋めることができる。さらに構成コンポーネント1450を、以下で詳述するように、グループに特権およびプロパティを割り当てるために使用することができる。
決定ロジック1430は、割り込みコスト、予約プロパティ、装置の動作状況を評価し、かつ/または割り込みの期待コストを推論するための指示を提供することができる。本発明の一態様では、コスト(スカラコスト値(scalar cost values)など)、および/またはコストカテゴリを特定の期間にわたって定義し、低、中、および高の割り込みコストを示すことができる。さらにデフォルトのコストを使用することができ、これには一般に、時刻、および/または曜日に基づくコストを含む。
一例では、コンタクタ1410がコンタクティ1415との通信の確立を試みたとき、通信マネージャ1425は、コンタクタ1410を含む1つまたは複数のグループを識別する可能性がある。1つまたは複数のグループに関連付けられた突破値を使用することができ、最大の突破値に関連付けられたグループが使用される。ユーザの現在の状況に関連付けられた割り込みコストを考慮することもできる。例えば、イベントシステム(Eveなど)によって動作状況が報告されず、ユーザのカレンダーにアクティブとして表示されている予約がない場合、システムは、その時刻および曜日のデフォルトのコストにアクセスすることができる。コンタクタ1410の動作状況が登録された場合、動作状況に関連付けられたコストおよびユーザのカレンダー上に表示される会議に関連付けられた割り込みコストを考慮することができる。発信側に割り当てられた突破値が現在の割り込みコストを超える場合、呼を、例えば接続マネージャ1455によって提供される最適な番号でユーザに取り次ぐことができる。割り込みコストが割り当てられた値より大きい場合、システムは、コンタクタが「スケジュール変更を求める」プロパティを有するグループ内にいるかどうかに応じて、メッセージを取得する、または呼のスケジュール変更を試行する。
スケジュール変更の場合、システムは、コンタクティ1415のスケジュールを検査し、割り込みコストが通信の受付に割り当てられた値より低くなる付近の時間を決定するよう試みる。ユーザは、構成時に、リアルタイムの呼の予約を入れるまで遅らせるべき最低時間量を示すことができる。スケジュール変更すべきかどうかを決定するとき、コンタクタ1410のスケジュールも考察することができる。例えば、コンタクタ1410は、呼に関する詳細などの情報を提供することができる。コンタクタは、スケジュールされた会話中に画面を共有するよう呼を設定することを要求することもできる。
決定ロジック1430はさらに、割り込みの期待コストのベイズモデルを提供することができる。ベイズモデルを、他のアプリケーション(Coordinateなど)とともに使用する、および/または感知されたデータからのユーザの割り込み可能性の状態にわたる推論された確率分布を提供するために使用することができる。こうした確率分布は、割り込みの期待コスト(ECI)の生成を提供する。ECIおよび確率分布についての推論を連続的に更新し、意志決定に使用することができる。さらに、様々な拡張は、ユーザがいつ電子メールを読みそうかについての推論を活用して、これらのイベントを知りたいというコンタクティの希望に関する選好に基づいて将来のどの程度まで呼をスケジュールすべきかを動的に決定することができる。活用できる別の拡張には、コンタクタのグループまたは表明に基づいて、特定の通信チャネルの使用できそうな時期を把握するための時間に伴う装置の可用性についての推論などがある。
コンタクタ1410およびコンタクティ1415をエージェントと考えることができることを理解されたい。エージェンシおよびプライバシに関する前提は、設計指針、方法、およびサービスの使用についての重要な意味を持つ可能性がある。例えば、決定理論において、決定のプリンシパルエージェントは一般に、決定に責任を負う行為者である。エージェンシの問題は、決定分析の現実世界の多くの応用分野で生じる。例えば、医者が医学的な決定問題について患者に働きかけるとき、デフォルトのプリンシパルエージェントは患者である。医者は最善を尽くして患者に最善の方策について忠告を行うことはできるが、考察すべきことは結果および不確実性に関する患者の選好である。患者が無能力になった場合、他者、例えば家族が医学的決定のプリンシパルエージェントの役割を請け負うことができる。
2つ以上のエージェント間の通信の場合、エージェンシに対する様々な手法を使用することができる。例えば、コンタクティの注意がコンタクタによって求められているため、通信の受信側(コンタクティ)がプリンシパルエージェントであると考えることができる。この手法では、通信の「かどうか」「いつ」および「どのように」に関する自動的な行為は、コンタクティの選好に基づいている。したがって、コンタクティの選好は、受付、拒否、スケジュール変更、および通信のモダリティのシフトについての決定を導くと考えることができる。コンタクタの選好を考慮することもできるが、受信側の選好は一般に、コンタクタの選好および状況を考慮に入れている。コンタクティはしばしば(例えばコンタクティの判断で)、少なくとも意志決定の一部でエージェンシをコンタクタに割り当てることができる。
他の手法は、両方を同等のものとして扱うユーティリティモデルによって、コンタクタおよびコンタクティにとって最大値を有する行動に基づいてエージェンシを決定することができるシステムを含む。別の手法では、決定は、通信指針によって、または企業向けに指定された特定の目的関数によって導くことができる。しかし、コンタクタは一般に事前の手配なくコンタクティの注意を求めるため、一般に受信側中心手法が使用される。
通信の決定は一般に機密であり、エージェントには、充実した選好および状況情報へのアクセス権が与えられる。決定の理論的根拠、およびより一般的には、コンタクティの状況をデフォルトで機密に保持することは、決定のエージェンシをコンタクティに設定することで容易になる。ユーザは、存在または可用性のリアルタイムまたは予測を見直すために、個々の特権を明示的に与えることができる。こうした情報をデフォルトでプライベートに維持することは、感知および推論の充実度について精通するユーザの希望で容易になる。
図15は、本発明の一態様に従って使用できる高レベルのフローおよび制御アーキテクチャ1500の例を示す図である。アーキテクチャ1500は、コンタクタ1510がコンタクティ1520との通信を試行したときの情報および制御のフローを示している。
アーキテクチャ1500は一般に、接続マネージャ1540などの通信コンポーネントによって分析できる例示的なスキーマ1530にフォーマットされたメタデータを使用する。例示的なスキーマ1530は、例えば識別、初期モダリティ、好ましい通信モダリティ、装置の可用性、およびコンタクタ1510のスケジュールを示す構造化された情報とすることができる。しかし、本発明はそれに限定されるものではない。例えば、暗黙のレガシースキーマを通信のタイプおよびコンタクタ1510の識別として使用することができる。別の態様では、より広範なスキーマは、コンタクタ1510にとって好ましい通信チャネル、コンタクタ1510の近い将来のスケジュール、装置の可用性、および共有文書での編集へのポインタなど、通信の目的を反映するタスク情報などを含むことができる。
スキーマに示されている初期モダリティに基づいてリアルタイムの通信を確立すべきか、モダリティをシフトするか、呼を拒否するか、発信側を電子メールおよび/または音声メールメッセージにリダイレクトするか、別の時間に通信をスケジュール変更するかについての決定を行うことができる。一般の決定には、接続マネージャ1540を使用することができる。接続マネージャは、電話会社の交換機とともに、例えば企業内のローカル構内交換機(PBX)(PBXのユーザは外部通話用に1つまたは複数の外線を共有する)、および/または会社構内ではなくローカル電話局で交換が行われるPBXであるCentrexを介して呼の交換を処理することができる。
本発明の一態様に従って様々な構成を用いることができることを理解されたい。例えば、アーキテクチャ1500は、コンタクタ1510に1つまたは複数のボタンおよびサービスの自動呼出を提供することができる。別の例では、アーキテクチャ1500は、コンタクタ1510に、コンタクティ1520と連絡をとるための手法の優先順位付けリストを提供することができ、ここでコンタクタ1510は、提示されたオプションから適した手法を選択することができる。さらに別の例では、アーキテクチャ1500によって、コンタクタ1510は好ましい通信機構を示すことができ、ア―キテクチャ1500は、少なくとも一部コンタクティ1520の選好に基づく自動決定とともにその選好を使用することができる。
図16は、対人間の通信システムの動作を容易にする決定モデル1600の例を示す。決定モデル1600は、影響図として示されており、媒体および対象の通信の考え得る目的が与えられた場合、割り込みコスト、遅延のコスト、および異なるチャネルの使用に関連する忠実度の損失を考慮して、ある状況において期待のユーティリティが最大である通信動作を識別するために使用することができる。決定モデル1600は、対人間通信の自動仲介のための決定分析の見通しを提供する。コスト便益分析およびコスト便益分析の概算を、決定モデル1600とともに使用することができる。
本発明の一態様では、決定モデル1600は、例えば、状況および目的について不確実性がある一般的な状態で、割り込みコストおよび通信を遅らせるコストなどの重要な変数または要因を天秤にかけるコスト便益分析を使用することができる。上述したように、決定モデル1600は、一般的に対人間の通信の決定問題の1つまたは複数の大きさを示す重要な要因間の複数の依存関係を示しており、通信時間tおよびチャネルを示す決定ノード1610、ユーティリティを示す値ノード1620、および通信時間t、コンタクタの状況(t)、コンタクティの状況(t)、コンタクタの識別および述べられたまたは感知された共通の目的、遅延コスト(t)、割り込みコスト(t)、通信チャネルコスト、忠実度チャネルコスト(t)、忠実度の損失コスト、ドロップした接続コスト、コンタクタが好むチャネル、コンタクタの初期チャネル、チャネル信頼度、チャネル忠実度の損失、およびドロップした接続を含む複数の確率変数を含むことができる。本発明のこの態様に従って、他の様々な要因を決定モデル1600とともに使用することができることを理解されたい。
一例として決定モデル1600は、ユーザへの割り込みに関連するコストが低い場合、呼によるユーザへの割り込みに関連するコストと、時間tまで呼を遅らせることに関連するコストとの間の(例えばコンタクティの価値関数を介して決定された)トレードオフを考慮するために構築することができる。他の例では、異なるチャネルの使用による忠実度の損失、チャネルのコスト、および異なるチャネルの信頼度を含む1つまたは複数の他の要因を考慮することができる。
本発明の別の態様では、決定モデル1600は、より詳細な決定分析の概算を使用することができる。こうした概算は、基本的なコスト便益分析および/または決定論的ポリシーを基にすることができ、これによって比較的構成しやすく、理解しやすいユーザフレンドリなシステムを提供することができる。例えばシステムは、簡単な制御および一般的な構成、およびより高度な制御および構成を提供することができ、ユーザは、選好を指定し、より高度な決定理論制御を使用することができる。
簡単な手法は、ユーザにとって有用かつ直観的であり、高度な手法で使用される重要な不確実性および選好の評価への時間の投資を軽減することができる。例えば、個人からの通信を受け付ける価値を評価するための技術を使用することができ、この技術では、価値は、特定のグループを示し、かつ/または特定のクラスの動作状況に関連付けることができ、リアルタイム通信を処理するコストは、ユーザの現在の状況を基にすることができる。こうした評価は、ドル値またはユーザ個人のユーティリティのスカラ基準を含むことができる。例えば概算では、セットアップ時に、通信をスケジュール変更するために提供された期間内の未来時に通信を遅らせる代わりに、コンタクタから呼をリアルタイムに受け付けるためにユーザが支払うことに同意するドル量を尋ねることができる。ドル量を受信した後、システムは、異なる設定で呼の割り込みを回避するためにユーザが払うことに同意するドル量を評価することができる。こうした評価は、時刻および曜日、現在の装置の動作状況、および会議の電子表現からアクセス可能なコンタクティの予約のプロパティに関する表明を含むことができる。
図17〜31は、本発明の一態様に従って使用できるユーザインターフェースおよび統計モデルの例を示す図である。いくつかの例では、同様のインターフェースをすでに提示している。しかし、これらの上記の説明には、提示した態様に一致するあるレベルの説明を付け加えている。したがって以下の説明では、多少の詳細またはその変形を提供する。
上述したように、本発明の態様は、ユーザの動作状況およびカレンダー情報に関して感知された証拠のパターンの考察に応じて、装置の可用性、および様々な場所におけるコンタクティの割り込みの期待コストをリアルタイムで推論するために使用できるコスト便益分析技術(概算を含む)および統計(ベイズなど)モデルを基にすることができる。さらに、様々な態様は、高度なコンポーネントを使用し、不確実な状況下でシステムの意志決定の深さを向上させるためにユーザが使用することができる機能を提供することができる。さらに、他の態様は、リアルタイムの電話通信を容易にし、任意選択で会話中に表示を共有することにより、電話通信をリアルタイムのコンピュータコラボレーションとマージさせることができる。システムは、コンタクティのアカウントを維持し、通信およびユーザの現在の状態を処理するための選好を格納することができる中央サーバとともにクライアント装置上で動作することができる。サーバは、例えばユーザが現在電話中か、ユーザの現在の会議の状態、ユーザの近い将来のスケジュール、登録されたクライアント装置でのユーザの動作状況について感知された重要なイベントを含む状況情報のホワイトボードを維持することができる。
本明細書に記載したそれぞれのインターフェースは、他の様々な設定および状況で提供することができることを理解されたい。例えばインターフェースは、メールアプリケーション、カレンダーアプリケーション、および/またはWebブラウザ、モデル(本明細書で説明したものなど)、および/またはデスクトップ開発ツールを含む様々なアプリケーションと関連するGUIとすることができる。GUIは、アプリケーションおよび/またはモデルでの動作を容易にするために、複数の構成可能な寸法、形状、色、テキスト、データ、および音声を備える構成可能なアイコン、ボタン、スライダ、入力ボックス、選択オプション、メニュー、タブなどの外観を含む1つまたは複数の表示オブジェクトを含む表示を提供することができる。さらにGUIは、以下でさらに詳しく説明するように、本発明の1つまたは複数の態様を調整し、かつ/または構成する他の複数の入力および/またはコントロールを含むことができる。一例としてGUIは、マウス、キーボード、発話音声入力、Webサイト、リモートWebサービス、パターン認識器、顔認識器、および/またはGUIの動作を行う、または変更するためのカメラやビデオ入力などの他の装置からユーザコマンドを受信することができる。
図17に進むと、グループマネージャユーザインターフェース1700の例を示している。インターフェース1700は、ユーザのグループの生成、グループおよび/またはユーザの間の関係の形成、および会議、通信履歴、およびプロジェクトを含む動作状況の関連付けを容易にすることができる。一般に、それぞれのグループは、関係および動作状況を特徴付けるいくつかのプロパティに基づいて定義することができ、選好の評価の負担を低減するために基本的な抽象化を提供する。さらに、ユーザインターフェース1700を使用して、呼がユーザまで突破できる値の評価を含む特権およびプロパティを割り当てることができる。
インターフェース1700は、グループを作成し、(例えばグループおよび/または組織の内外の)ユーザをグループに追加する編集手段へのリンク1710、および作成されたグループをユーザに提示するための範囲1720を含むことができる。例えば「コア」グループ1730などのその場限りの静的グループ、「親しい友人」グループ1740、および「重要な同僚」グループ1750などを範囲1720内に生成し、表示することができる。さらに、インターフェース1700を使用して、「関係」グループや「動的」グループなどの事前に定義されたクラスを定義し、かつ/または選択することができる。こうしたグループは、関係および動作状況の検査を介してユーザ(例えばメンバ)でグループを自動的に埋めるために使用できる様々な関係および動作状況のクラスを含むことができる。
さらに、グループのクラスを生成することができる。例えば、ユーザのオンラインカレンダー内に示される、異なる時間フレーム内の会議1750、オンラインディレクトリ内に示される会社関係1760、通信履歴の追跡1770、および(例えば登録された文書の作成、ソフトウェア開発タスク、およびプロジェクトサーバへの貢献者などによる)プロジェクトに関連付けられた人々を含むグループのクラスを生成することができる。会議中心グループは、一般にユーザの電子カレンダーでエンコードされた予約の進行中の分析によって埋めることができる。動的にアセンブルされたこうしたグループは、例えば次の時間および/またはその日の残りなどの期間内にユーザが会議にスケジュールされたとき、そのユーザなど、見込みの送信側を含むことができる。
動的グループは、異なるモダリティを介した通信の履歴に基づいた人々の組をさらに含むことができる。動的グループは、ユーザに連絡した人、および/または異なる時間範囲内でユーザから連絡を受けた人を含むことができる。こうした通信グループは、ある日または週などの期間内にユーザが電話した人、およびある日または週のうちに電話でユーザにうまく連絡がついた人を含む。関係別によるグループ分けは、例えばActive Directory Serviceへの呼を介して構築することができる。こうしたグループは、会社の同僚、部下、上司、および様々なレベルの会社の階層内のユーザを含むことができる。静的グループおよび動的グループの外部のユーザは、「その他」グループ1780に含めることができる。このグループを使用して、グループ仕様の外部のユーザのデフォルトクラスを処理することができる。
ユーザは、新しいグループを定義し、かつ/またはグループを追加した後、範囲1790から特権およびプロパティを任意のグループに割り当てることができる。本発明の一態様では、範囲1790は、ユーザがグループに対する着信音、転送特権、および/またはスケジュール変更特権などのオプションを使用可能にできるようにユーザに提供される「ポップアップ」フォーム、ウィンドウ、またはメニューとすることができる。さらにユーザは、グループ内に定義されているコンタクタからの着信についてのコスト便益分析を呼び出し、スカラ突破ユーティリティを評価して、コンタクタがリアルタイムでユーザまで突破することができる値を取得することができる。
図18は、本発明の一態様による時間パターンユーザインターフェース1800の例を示す図である。インターフェース1800は、ユーザに、時刻および/または曜日、予約プロパティ、および装置の動作状況別にデフォルトおよび特別の割り込みコストを評価する、またはより高度なモデルを呼び出して割り込みの期待コストを推論する機構を提供する。インターフェース1800は、曜日を表示することができる範囲1810を含む。範囲1810を使用して、ある週の様々な時刻でのデフォルトの割り込みコストを評価することができる。一般に、デフォルトのコストは、予約がユーザのカレンダーに示されていないとき、および/または装置の動作状況が感知されないときに使用される。しかし、時刻および曜日でのデフォルトのコストを評価するための様々な構成を使用できることを理解されたい。例えば構成は、低、中、および高の割り込みコストを表す層内の時間の範囲上をクリックし、ドラッグすることによってユーザが時間に伴うコストを示すことができる構成を使用することができる。ユーザは、スカラコスト値を、例えばポップアップフォーム1820を介してこれらの層に割り当てることができる。ユーザは、値の割り当てに使用する同じ単位のコストを別のユーザからリアルタイムで呼を受信することに割り当てることができる。
さらにユーザに対し、ある会議の表現から使用可能な会議プロパティに基づいて様々な種類の会議に対する動作状況にコストカテゴリを割り当てるための手段を提供することができる。プロパティは、会議の場所、会議の開催者、会議への案内表に含まれる1組の人々、会議の規模、および会議の題目を含むことができる。さらにユーザは、低、中、高のコストラベルを会議のオンラインエンコードに割り当てることができる。
ユーザは、デスクトップイベントおよび/または動作状況を考慮すべきかどうかをさらに示すことができる。デスクトップイベントは、ソフトウェアアプリケーションによるユーザの動作状況、また電子メールの送信およびファイルまたはアプリケーションを閉じるなど、しばしばタスクの終わりの指示として働くイベントを含むことができる。ユーザには、あるカテゴリに対するコストを異なるアプリケーション内での動作状況に割り当てるための別のインターフェース(図示せず)を提供することができる。例えば、クライアント装置上でデスクトップの動作状況を感知するイベントを使用することができる。こうしたイベントは、これらの機能で拡張された装置において音響および視線のイベントを処理し、ユーザに、例えば検出された会話の割り込みにコストを関連付けるなど、知覚的イベントにコストを関連付ける手段を提供することができる。さらに、登録された装置は中央サーバ上で維持されるホワイトボードを更新することができ、このサーバには、コンタクタがコンタクティに通信を試みたときにアクセスできることを理解されたい。
図19は、割り込みコストおよび通信に割り当てられた値に基づく呼の突破およびスケジュール変更を示す基本的なコスト便益分析図1900の例を示す。分析は、呼の処理に関する決定を行うときに状況情報を考慮することができる。例えば、ユーザはユーザの席にいるか、席を外しているか、時刻、曜日、現在の予約状況、ユーザの近い将来のスケジュール、およびクライアント装置の動作状況などの情報を使用することができる。さらにユーザは、時間パターンパレットにより、状況および時刻に基づいて最適な電話番号を定義することができる。
一般に、コンタクタがコンタクティに連絡するとき、サービスは、コンタクタを含むそれぞれのグループを識別しようと試みることができる。コンタクタは、複数のグループのメンバ(同僚、かつ次の時間におけるコンタクティとの会議のメンバ)であり得るため、コンタクタは、最大突破値を有するグループに関連する突破値を継承することができる。どのグループとも統合されていないコンタクタは、上述したように「その他」グループに割り当てられるプロパティを継承することができる。
さらにシステムは、ユーザの現在の状況に関連付けられた割り込みコストを評価することができる。クライアント装置上で動作するイベントシステムによって動作状況が報告されず、ユーザのカレンダー上に現在アクティブとして表示されている予約がない場合、システムは、ある時刻およびある曜日のデフォルトのコストにアクセスすることができる。クライアント装置上のユーザの動作状況がサーバに登録された場合、その動作状況に関連するコストを提供することができる。システムはさらに、ユーザのカレンダー上に現在アクティブとして表示されている会議に割り当てられた割り込みコストを提供することができる。さらにユーザは、動作状況または予約が高い優先度、または選好を有しているか、および/または状況情報の2つのソースの最も高いコストを状況に関連付けられた割り込みコストとみなすべきであるかを示すことができる。
発信側に割り当てられた突破値が現在の割り込みコストを超える場合、呼を、時刻、曜日、およびユーザの存在によって設定される最適な番号でユーザに取り次ぐことができる。割り込みコストがコンタクタから通信を受け取るために割り当てられた値より大きい場合、システムは、コンタクタが「スケジュール変更を求める」プロパティを有するグループ内にいるかどうかに応じて、メッセージを受け付ける、または呼のスケジュール変更を試行することができる。スケジュール変更の場合、システムは、コンタクティのスケジュールを検査し、割り込みコストが通信の受付に割り当てられた値より低くなる付近の時間を見つけるよう試みる。ユーザは、この次の着信に関する通知を受信するために、リアルタイムの呼の予約のスケジューリングに関連付けられる遅らせるべき最低量の時間でシステムを構成することができる。ユーザには、オンライン予約フォーム、電子メール、および/またはページャオプションを含めて、構成中に決定された手段によって通知することができる。
本発明は、上記のコスト便益分析技術に限定されるものではないことを理解されたい。例えばユーザは、システムをルールベースモードで使用し、時刻、およびIMプレゼンス状況やユーザが席を外しているかどうかなどの基本的な状況状態に基づいてユーザの机にいるまたは別の電話中のユーザに突破する、またはスケジュール変更されるようにグループ内のコンタクタを提供するためのポリシーを使用することができる。
図20および21(および後述する図51)は、本発明の一態様による、リアルタイムの呼のスケジュール変更を容易にするスケジュール変更ユーザインターフェース2000、2010、および2100の例を示している。インターフェース2000、2010、および2100は、時間候補およびスケジュールされたリアルタイムの会話中の表示の共有に関連付けられた背景、文書、および選好を示すフォームを提供することができる。システムが呼をスケジュール変更しようとするとき、コンタクタのスケジュールを使用して容易にスケジュール変更することができ、そこでリアルタイムの会話の候補時間を使用することができる。さらにコンタクタは、呼に関連付けられた情報を提供することができる。さらにユーザに対し、会話の前、または会話と同時にレビューすべき文書へのリンクを追加する機会を提供することができる。さらにコンタクタは、スケジュールされた会話中に画面を共有するよう呼を設定することを要求することができる。
図22〜31は、本発明の一態様による、割り込みコストの統計モデルにより基本的なコスト便益分析技術の拡張を容易にするインターフェースを示す。統計モデルは、割り込み可能性、および例えばユーザの存在および可用性に関する予測を提供する1組のデータマイニングツールによる高度な機能を提供することによって分析を拡張するために使用するベイズモデルとすることができる。さらに、高度な機能は、以下で詳述するように、内蔵のチャネル横断最適手段(cross−channel best−means)アプリケーションを助けることができる。
図22〜25は、本発明の一態様による、異なるチャネルの可用性を予測するツール(以下Coordinateと呼ぶ)により存在および可用性の予測を容易にするインターフェース例を示している。インターフェースは、デスクトップの動作状況についての、またはユーザのカレンダーおよび存在情報の分析からの割り込みの期待コストベースの証拠のベイズモデルと共に使用することができる。ベイズモデルでは機械学習手法を使用することができる。こうした統計モデルは、感知されたデータからの割り込みコストにわたる確率分布を推論することができる。
さらに、Coordinateなど、存在および可用性予測システムをインターフェースとともに使用することができる。Coordinateは、通信の自動処理に使用されるキーパラメータについてのデータ収集および分析を行うために構築されており、割り込み可能性、存在、場所、および装置の可用性についての推論により通信エージェントをサポートすることができる。一般にCoordinateは、システム上のアカウントを有するユーザの複数の装置にわたって予約、存在、および動作状況を検査し続けるサーバベースのシステムである。Coordinateは、複数のマシンにわたる動作状況および存在を記録し続ける。マシンがオフラインのとき、装置はログをローカルに格納し、ネットワークに接続されると、データセットがCoordinateにアップロードされる。さらに装置は、802.11 Wi−Fi信号、GPS情報、および周囲音響分析を含む知覚センサを介して決定される結合点に基づいて装置の現在の場所をCoordinateと共有することができる。クエリが与えられると、Coordinateは、そのログから適切な組の関連データを抽出し、ベイジアンネットワーク学習アルゴリズムを実行し、時間に伴う存在および割り込みコストの予測を提供する。適したクエリは、現在の場所および存在履歴、時刻、および曜日が与えられている場合、ユーザが異なる場所に存在し、次に電子メールを読み、かつ/または次に異なる通信のチャネル(全画面装置、電子メールなど)にアクセスするまでの時間を含む。さらに変わったクエリは、進行中と感知された会議が終了するまでの時間を含む。
Coordinateは、割り込みの期待コスト(ECI)を次のように計算することができる。
Figure 2005124170
Figure 2005124170
さらにCoordinateは、会議の性質およびタイミングに関する推論を不在および存在に関する予測に統合することができる。システムは、会議の考慮する複数のパターンの複雑さに先行するように適切な会議分析を実行する。概算では、本発明は、会議の独立性を想定し、会議を別々に考察する。クエリは、ユーザのカレンダー上の会議の一部を、クエリで指示された時間および遷移の近似に基づいてアクティブとみなす。アクティブの会議では、別個のベイジアンネットワークモデル、および関連の累積分布が会議の範囲にわたって戻りおよび不在について計算され、会議の前後の期間だけ会議を延長する。それぞれの会議のモデルを構築する際、Coordinateのケース収集コンポーネント(case−acquisition component)は、クエリによって定義された近接する状況と一致するケースを識別する。一般に、出席とマークされている会議のみが考慮される。最後に、それぞれの会議範囲の戻りまたは不在までの時間についての累積分布が会議以外の状況の累積分布と結合される。
図22に進むと、本発明の一態様による、Coordinateにサブミットすることができるクエリのタイプを強調表示したCoordinateとの技術インターフェース(engineering interface)のコントロールパネルを示している。一態様では、現在の観察結果、または過去のデータおよび観察結果に基づくオフライン分析に基づいてリアルタイム分析を可能にする2210のモード選択を提供することができる。2220で、取得すべき可用性および動作状況予測のタイプ2230を選択することができる。こうした予測は、例えば、ユーザがどのぐらい長くオンラインに留まっているか、またはいつオンラインになるか、電子メールのレビューに関連付けられた時間の予測、通話に関連付けられた時間、オフィスに存在、家でオンライン、テレビ会議の可能性、全画面の可用性、複数のモニタの可用性、使用可能な電話のタイプ、ネット会議の可用性、割り込みコストの選択などを含むことができる。ユーザの受信箱がチェックされるかどうか、受信箱は無視されるかなど、関連の前提を2240で選択することができる。さらに、評価の時間(時間および分の設定など)、およびユーザが各自のメッセージ受信箱をチェックまたは無視している時間を設定することができる。インターフェース2200に示す選択肢は本質的に例であり、実質的に任意の組合せ、および/またはシステムおよび/またはユーザ間の協調環境で予測を提供することができることを理解されたい。
次に図23で、インターフェース2300は、本発明の一態様による、ユーザの可用性の予測に及ぼされる会議への出席の可能性の統合の影響を伝える、時間に伴う存在およびチャネルアクセスが与えられた場合の累積確率分布2323を示している。縦軸2320は確率を見込みのパーセンテージとして示し、横軸2330は時間を分単位で示す。示した例では、会議以外の状況の場合にユーザが戻る累積分布2323を示している。他の例では、ユーザがそれぞれの会議に出席する可能性を考慮して、アクティブな会議の考察を織り込んだ結果を示す累積分布を提供することができる。
図24で、インターフェース2400は、本発明の一態様による、会議の出席、会議の割り込み可能性、および時刻および曜日別のデフォルトの割り込みコストについての推論に基づく、時間に伴う割り込みの期待コストのグラフによる予測を示している。こうした推論は、デフォルトのコストおよびアクティブな予約のプロパティの分析に基づく。Coordinateは、タグ付きデータから学習したいくつかのベイジアンネットワークモデルを使用して、ユーザが予定通り将来の各会議に出席する可能性、および予約から少しずつ収集された会議のプロパティに基づいて各会議に関連付けられる割り込みコストにわたる確率分布を推論する。システムは、これらの推論を時刻および曜日のデフォルトのコストと結合して、時間に伴う割り込みの期待コストを生成する。
一例では、Coordinateは0.92の精度で会議への出席を、また0.81レベルで会議の割り込み可能性を推論することができる。システムは、会議以外の状況についての存在遷移の累積分布を構築することによって上記を実行する。この累積分布は、予定された会議はなかった、または会議には出席しなかったことをユーザが示したクエリと一致するケースを使用して、上述したように計算される。したがって、それぞれの会議の範囲によって表される期間の間、欠席および出席の場合についての累積分布が合計され、ユーザが会議に参加している、または会議に参加する可能性の推論によって重み付けされる。
次に図25で、インターフェース2500は、本発明の一態様による、こうした情報を検査する特権を有する通信エージェントおよび人物が使用するための可用性についての重要な情報を含む、2、3秒ごとに更新される複数のクエリの概要を提供する充実したプレゼンスパレットを示している。概要は、通信または機能の様々なフォームによってユーザが通信に応じられるまでの時間に関する様々な予測を提供する。2510では、それぞれの予測のためのユーザが選択される。2520で、ユーザが様々な予測に関連付けられた確実性の量を調整することができる確率閾値調整が提供される。2530で、ユーザオンライン、電子メールをレビュー、電話、オフィスに存在、家でオンライン、テレビ会議の可能性など、1つまたは複数の予測カテゴリを提供することができる。2540には、2530の予測カテゴリに対する関連の予測時間が表示される。これには、ユーザが所与の通信媒体によって通信できるようになるまでの予測時間量を示すグラフおよび/または数字による結果を含むことができる。例えば2550で、グラフ表示および数値表示は、2510で選択したユーザは、90%の確率で約149分のうちにオフィスに存在する可能性がある。さらに、「2003年2月21日午後3時11分、113ビルで最後に確認されました」など、存在の手がかりを提供する他の情報をインターフェース2550に表示することができる。
図26〜29は、本発明の一態様による、リアルタイム動作状況から割り込みコストを推論するインターフェースの例および統計モデルである。統計(例えばベイズ)モデルは、不確実性な状況下で異なる状態の割り込み可能性に関連付けられたコストの期待値を取得することによって、割り込みの期待コスト(ECI)の生成により感知されたデータからユーザの割り込み可能性の状態にわたる確率分布を推論する能力を提供することができる。割り込みの期待コストを式1に示している。
Figure 2005124170
式中、p(I|E)は、証拠Eのベクトルが与えられた場合のユーザの割り込み可能性の状態にわたる確率分布を指し、c(Ii)は割り込み可能性状態iに割り当てられるコストである。
図26は、本発明の一態様による、イベントクラスを示すイベントシステムのコントロールパネル2610、および音響および可視情報を処理する図形表示2620を含むインターフェース2600を示す。インターフェース2600は、クライアント装置およびセンサからのイベントのタイムスタンプ付きストリームのロギングと同時に行われるクライアント装置での数時間のユーザのセッションを捕捉するのを容易にすることができる。動作状況は、Eveコンピュータイベントモニタリングシステムからの情報、周囲の音響、およびビジョンベースの頭部追跡システムによって収集された頭部姿勢情報を含むことができる。
インターフェース2600は、一連の知覚情報から割り込みコストを提供することができるシステムの現実世界での実施の追加の詳細を考慮する。この例では、ユーザの動作状況は、クライアントで実行されるオペレーティングシステムおよびアプリケーションからコンピュータイベントを感知するイベント感知および抽象化システム付きのクライアント装置との対話中に監視される。さらに、ベイズ頭部追跡システムにより視覚的姿勢が処理され、また音声信号処理分析により周囲音響の動作状況が処理される。最後に、ユーザのカレンダーは、電子カレンダーアプリケーション(Outlook(登録商標)など)とのインターフェースを介して自動的に検査されて、会議が予定されているかどうかが決定される。
クライアントイベントシステムは、低レベルのシステムイベントのパターンを高レベルのイベントに合体する抽象化ツールを提供する。本発明は、低レベルおよび高レベルのイベントを注目のモデルで考察する。例えば、ユーザが入力しているか、マウスでクリックしているかなどの低レベルの状態、およびアプリケーション間の切り替えのパターン(単一アプリケーションへのフォーカス、アプリケーション間の切り替えなど)、タスク完了の指示(メッセージが送信された、ファイルが閉じられた、アプリケーションが閉じられたなど)など1組の高レベルのイベントをアプリケーションの使用中に捕捉することができる。
カレンダーイベントでは、会議が進行中かどうか、会議が終わるまでの時間の長さ、および会議の場所を考慮することができる。音響および可視分析では、会話または他の信号が識別されるかどうか、およびユーザがデスクトップシステムの近くにいるかどうか、いる場合はユーザがコンピュータを見つめているか、それともコンピュータから視線を離しているかを決定することができる。
ユーザが入力しているか、マウスでクリックしているかなどの低レベルの状態、およびアプリケーション間の切り替えのパターン(単一アプリケーションへのフォーカス対アプリケーション間の切り替えなど)、タスク完了の指示(メッセージが送信された、ファイルが閉じられた、アプリケーションが閉じられたなど)など1組の高レベルのイベントをアプリケーションの使用中に観察することができる。さらに、会話または他の信号が識別されるか、およびユーザがコンピュータを見つめているか、それともコンピュータから視線を離しているかを示すことができる。
図27は、上記のインターフェース2600に関連して、2710で変数、および2720で値を提供するインターフェース2700を示す。最も最近アクティブになった装置、ユーザのカレンダー情報、イベントが終わるまでの時間、デスクトップ装置にユーザがいるか、デスクトップの動作状況パターン、部屋の音響信号、タスク終了の証拠、時刻および可視分析など、様々な変数を提供することができる。それぞれの適した値には、Horvitz、NoMtg、NoMtgInProgress、Useractivity、SingleAppFocus、NoVoiceTrace、No、7:30−9am、およびGaze at displayなどがある。本発明の一態様に従って、追加の、かつ/または異なる変数および対応する値を使用できることを理解されたい。
図28は、着呼で割り込むコストをタグ付け期間において使用する感知されたイベントの捕捉および同期に使用する割り込みコストワークベンチ(例えばタグ付けツール)を提供するインターフェース2800を示す。インターフェース2800は、トレーニングセッションのビデオおよび/または音声を表示し、トレーニングセッション中に収集されたイベントのログからイベントの状況を追跡することができる。ワークベンチによってユーザは、高、中、および低の割り込み可能性状態を定義し、ドル値を各状態に割り当てることができる。2秒ほどの短時間を個々にラベル付けすることができる。またこのツールによってユーザは、効率のために時間を通じてより長い区間にラベル付けすることができる。さらに、インターフェース2800によってユーザは、コストスライダでより細かい状態にアクセスすることができる。
ユーザがオフィスでの動作状況の1つまたは複数のセッションのタグ付けを完了すると、システムは、2秒ごとのイベント状態のベクトルを含むデータファイルを作成し、これらの期間を異なる割り込み可能性ラベルに関連付ける。システムは、構造検索を使用してベイズ学習手順を行い、割り込みコストを予測するベイジアンネットワークモデルを構築する。ユーザの将来の状態の複数の種類の予測に対応するデータセットから、変数が自動的に作成される。これらには、低、中、高の状態の割り込み可能性に到達するまでの時間にわたる確率分布の推論、および異なる時間量の間低、中、高の割り込み可能性が達成されるまでの時間、例えば少なくとも15分間ユーザが低の割り込みコストの状態に留まるまでの時間についての予測などがある。
一例では、インターフェース2800を、デスクトップ、カレンダー、および視聴覚イベントのストリームが捕捉されるトレーニングセッション例に使用することができる。ラベル付け時、インターフェース2800は、デジタルビデオカメラによりトレーニングセッション中に捕捉された対象のオフィスをエンコードする時間同期のビデオ(time−synched video)を表示する。ワークベンチイベントロギングシステムは、トレーニングセッションで監視されたイベントをデジタルビデオテープからのシーンと同期し、それによって時間のセグメントのラベル付け、およびイベントへの関連付けが容易になる。
一般に、モデル構築の第1の段階は、イベントおよび状況の捕捉である。この段階中、ビデオカメラを使用して、対象の動作状況およびオフィス全体の状況を記録する。オーディオトラック付きビデオテープは、被写体の肩越しに向けられ、ユーザのオフィス環境の一部に加えて、ユーザの画面に表示された内容を表示する。
割り込み可能性のモデルの構築の第2の段階は、タグ付けおよび評価である。インターフェース2800は、トレーニングセッション中の画面および部屋の捕捉されたビデオのレビュー、および様々な時間の割り込みの状態のラベル付けを提供する。ユーザに時間の小さい各セグメントにラベル付けするよう要求するのではなく、ユーザが割り込み可能性の状態間の遷移を指定できるようにすることによってラベル付け作業が最低限に抑えられ、遷移間のすべての時間は、各個別のセグメントの開始を定義する遷移に関連付けられる割り込み可能性のラベルを継承する。インターフェース2800は、割り込み可能性のコストを表す変数を分離し、コストを表す方法を提供する。対象者は、少なくとも2つの方法で、異なる時間での割り込み可能性に関する各自の評価をエンコードすることができる。
第1の手法では、対象者は、ビデオテープ上に表示される期間を高、中、および低の割り込み可能性としてタグ付けする。図28の前景に示すように、ユーザは、様々な種類の割り込みについて、各高レベル状態にドル値を別々にマップするよう要求され、それによって高、中、および低の割り込みコストとしてラベル付けされた状態の間、割り込みを回避するために支払う意志が反映される。個別の割り込みのタイプごとに低、中、および高についてのドル値が求められる。トレーニングセッションの時間セグメントのラベル付けの第2の手法で、対象者は、スケールを定義し、割り込みコストを表す実際に評価された値にわたる確率分布を直接推論するモデルを構築することができる。
生成およびテスト段階では、上述した最初の2つの手法で生成されたケースのタグ付きケースライブラリからベイジアンネットワークを構築することができる。オフィスの動作状況の1つまたは複数のセッションをタグ付けするタスクは、割り込み可能性ラベルでタグ付けされ、ログに記録されたイベント状態のベクトルを含む2秒間のデータベースを作成する。次いでシステムは、グラフ構造検索を使用してベイズ学習手順を行い、感知されたイベントのライブストリームが与えられている場合、ユーザの割り込み可能性の状態についてのリアルタイム予測に使用できるベイジアンネットワークモデルを構築する。
実行時、モデルによって推論された割り込み可能性の状態にわたる確率分布を使用して、異なるクラスの割り込みの期待コストが計算される。考察中の中断ごとに、上記で定義した期待値の計算と類似の予想を呼び出し、次のように割り込み可能性の様々な状態の可能性p(Ii|E)を明示的な注目の状態と置き換えることによって割り込み可能性の期待コストが計算される。
Figure 2005124170
割り込み可能性の現在の状態を推論した後、本発明は、割り込み可能性の将来の状態についての注目の予測を表すいくつかの変数を生成することもできる。これらは、低、中、高の割り込み可能性状態に到達するまでの時間にわたる確率分布についての推論を捕捉する変数、および様々な時間量の間持続する割り込み可能性の状態が達成されるまでの時間を表す、より特化された変数を含む。一例として、このファミリの変数は、ユーザが少なくとも15分の間割り込みコストが低い状態のまま留まる時間を表す。こうした予測は一般に、通信を取り次ぐかどうか、いつ取り次ぐか、およびどのように取り次ぐかについて考察するのに重要である。生成されたモデルの予測のテストでは、インターフェース2800によってユーザは、トレーニングからのデータの一部を外して、外したケースを使用してモデルをテストすることができる。実験では、モデルはデータの85%でトレーニングされ、外した15%でテストを行う。
図29は、本発明の一態様によるモデル2900の例を示す図である。モデル2900は、上記のワークベンチによって生成することができるベイジアンネットワークモデルを示している。モデル2900は、割り込み可能性のコストによってタグ付けされた対象者の動作状況のログから構築することができる。例えば、ケースのデータベースは、1時間中の対象者のオフィスでの動作状況および対象者のコンピュータでの動作状況を表す。データベースは、割り込み可能性のレベル間の43の状態遷移を表す1800個の2秒ケースを含むことができる。ケースの80%がモデルの構築に使用された。他の15%はトレーニングに提供された。
割り込み可能性の現在の状態(低、中、および高の状態)を表す変数は、2910でCOIとラベル付けされる。他の変数は、予測のTime Until Next Low、Time Until Next Medium、Time Until Next High、および低、中、および高の割り込みコストが様々な期間の間持続するまでの時間を表すこれらの変数の変形を含む。予測変数は、1分未満、1〜5分、5〜10分、10〜15分、および15分以上を含む5つの時間状態に分けられた。
図30は、割り込みコストを考慮し、ユーザがスケジュール変更された呼について通知される時間がある可能性、および所望のチャネルの可用性の考察を重ね合わせるより充実した決定モデルを使用するアーキテクチャ3000を示している。このアーキテクチャはさらに、スケジュールされた通信についてのユーザの認識についての推論が時間に伴い変化することを考慮し、スケジュール時の所望のチャンネルの可用性の制約を重ね合わせる。割り込みの期待コスト値、および割り込みの期待コストの将来の状態までの時間にわたる確率分布についての推論がCoordinateからアクセスされ、サーバがホストするホワイトボード上で連続的に更新される。これらの推論は、通信の意志決定に利用できるようになる。高度なバージョンは、意志決定時にこれらの推論を使用して、推論された割り込みの期待コストを発信側に割り当てられた値とトレードオフする。
さらにアーキテクチャ3000は、予測サービスに基づいて高度なユーザに他のいくつかの拡張を提供する。スケジュール変更操作中、より簡単なバージョンは、スケジュールされた通信について通知される時間をコンタクタに与えるヒューリスティックスとして働く簡単な遅延スケジューリングポリシーを使用する。簡単な遅延ルールに依存する代わりに、高度なバージョンは、ユーザが電子メールを読みそうなときについての推論を活用して、これらのイベントを知りたいというコンタクティの希望に関する選好に基づいて将来のどの程度まで呼をスケジュールすべきかを動的に決定することができる。例えばユーザは、次の呼について評価されるコンタクタの0.9の確率に関連する時間枠より早い任意の時間にスケジュール変更されてはならないことを指定することができる。さらに、このアーキテクチャは、時間に伴う装置の可用性についての推論を活用して、コンタクタのグループまたは表明に基づいて、特定の通信チャネルをいつ使用できそうなのかを把握することができる。例えばシステムは、コンタクタによってテレビ会議が要求された場合、テレビ会議機能を容易に使用できるときを探し出すことができる。
図31は、本発明の一態様による通信動作に関するコンタクタと内蔵のサービスとの間の対話を示す。サービスがコンピュータアプリケーションに内蔵されている場合、サービスは、ユーザがアプリケーションを貫いてキーポインタおよびビットを会話にドラッグできるようにし、また通信の最適なタイミングおよびチャネルについての決定を行う。例えば上述したように、サービスは、ワードプロセッサに内蔵することができ、メニュー項目を介して呼び出すことができる。呼び出した後、サーバは、コンタクティの選好によってソートされた通信動作のリストを受信することができる。
この場合ユーザは、文書の共同執筆者による編集を見直しながらサービスとやりとりしている。編集を右クリックすることによって、ユーザはメニュー項目にアクセスすることができる。この場合、通信の要求に応答してサーバに取り次がれるコンタクタのスキーマは、ユーザの注目に焦点を置いた文書および特定の改訂についての情報を含む。また、ユーザには現在フル表示クライアントへのアクセス権があるという情報もある。計算され、アクセスされたコンタクティの選好は、ユーザに取り次がれる。上述したように、すぐに音声メール、15分のうちにリアルタイム会話をスケジューリングする、または電子メールを送信するというオプションがある。コンタクタは、15分のうちにコンタクティと話をすることをスケジュールすることを選択し、スケジューリングサービスを呼び出す。
図32は、本発明による方法を示す。説明を簡単にするために、方法を一連の動作として示し、説明する。本発明は、示した動作および/または動作の順序で限定されるものではなく、例えば、動作は様々な順序で、かつ/または同時に、また本明細書に提示していない、また説明していない他の動作とともに行うことができることを理解されたい。さらに、本発明による方法を実施するのに必ずしも示したすべての動作が必要となるわけではない。さらに、方法を、代わりに相関関係のある一連の状態(状態図など)またはイベントとして表すことができることを当分野の技術者は理解されよう。
図32に進むと、3210で、ユーザのグループ、およびグループおよび/またはユーザの間の関係を生成し、かつ/または構成することができる。グループは、関係および動作状況を特徴付けるプロパティに基づいて定義することができ、選好の評価の負担を低減するために本質的な抽象化を提供することができる。さらに、呼がユーザに突破することができる値の評価を含む特権およびプロパティを割り当てることができる。上述したように、様々なグループを生成することができる。さらに、異なる時間枠内の会議に関連付けられるユーザを含むグループのクラス、会社関係、履歴、およびプロジェクトを生成することができる。
会議中心グループは、一般にユーザの電子カレンダーでエンコードされた予約の進行中の分析によって埋められる。動的グループは、異なるモダリティを介した通信の履歴に基づいた人々の組を含むことができる。動的グループは、ユーザに連絡した人、および/または異なる時間範囲内のユーザから連絡を受けた人を含むことができる。関係別の人のグループ分けは、例えばActive Directory Serviceへの呼を介して達成することができる。こうしたグループは、会社の同僚、部下、上司、および様々なレベルの会社の階層内のユーザを含むことができる。静的グループおよび動的グループの外部のユーザは、その他またはデフォルトグループに含めることができる。
次に3220で、特権およびプロパティをグループに割り当てることができる。例えば、着信音、転送特権、および/またはスケジュール変更特権などのオプションをグループに割り当てることができる。さらにユーザは、グループ内に定義されているコンタクタからの着信についてのコスト便益分析を呼び出し、スカラ突破ユーティリティを評価して、コンタクタがリアルタイムでユーザまで突破することができる価値を取得することができる。
発信側の一部のグループには、受信側が取り込み中である場合でも、発信側が受信側に突破し、突破が行われたことを通知し、リアルタイムの同意または長期ポリシーによって突破に対する補償の手段を提供できるようにする特別な特権を受信側によって与えることができる。例えば受信側は、(例えば迷惑なマーケティングコールなど)発信側が手数料を支払う場合に突破することができるようにすることができる。あるいは、1組の協力者は、発信側に連絡したいときに受信側によって使用できる借りの「取り込み中のときに突破する」状況の通貨を維持することができる。発信側は、取り込み中の発信側に突破することができ、しかし呼を受け付けた結果「突破トークン」が受信側に与えられる。こうしたトークンは、ドルと交換したり、受信側が後にその人物と話をする必要があるときに、単に発信側に突破するために使用する突破トークンのままとしておいたりすることができる。こうしたトークンによって、会社での交換可能な中断の社会的規約が可能となる。
参照番号3230で、時刻および/または曜日、予約プロパティ、および装置の動作状況別にデフォルトおよび特別の割り込みコストを評価することを含めて、またはより高度なモデルを呼び出して割り込みの期待コストを推論するために、割り込みコストを評価することができる。一般に、デフォルトのコストは、予約がユーザのカレンダーに示されていないとき、および/または装置動作状況が感知されないときに使用される。しかし、時刻および曜日のデフォルトのコストを評価する様々な構成を使用することができることを理解されたい。例えば、ユーザが時間に伴うコストを示す(低、中、および高など)ことができる構成を使用することができる。
さらに、ユーザには、ある会議の表現から使用可能な会議プロパティに基づいて様々な種類の会議に対する動作状況にコストカテゴリを割り当てることができる。プロパティは、会議の場所、会議の開催者、会議への案内表に含まれる1組の人々、会議の規模、および会議の題目を含むことができる。さらにユーザは、低、中、高のコストラベルを、会議のオンラインエンコードに割り当てることができる。ユーザは、デスクトップイベントおよび/または動作状況を考慮すべきかどうかをさらに示すことができる。デスクトップイベントは、ソフトウェアアプリケーションによるユーザの動作状況、また電子メールの送信およびファイルまたはアプリケーションを閉じるなど、しばしばタスクの終わりの指示として働くイベントを含むことができる。
さらに、ユーザは異なるアプリケーション内での動作状況にコストのカテゴリを割り当てることができる。例えば、クライアント装置上の1つまたは複数のデスクトップの動作状況を感知するシステムイベントシステムを使用することができる。こうしたイベントは、これらの機能で拡張された装置において音響および視線のイベントを含み、ユーザに、例えばコストを検出された会話の割り込みに関連付けるなど、知覚的イベントにリンクされたコストを関連付ける手段を提供することができる。
参照番号3240を参照すると、基本的なコスト便益分析を適用することができる。割り込みコストおよび通信に割り当てられた値に基づく呼の突破およびスケジュール変更を使用することができる。分析は、呼の処理に関する決定を行うときにIM状況情報を考慮することができる。例えば、ユーザはユーザの席にいるか、席を外しているか、時刻、曜日、現在の予約状況、ユーザの近い将来のスケジュール、およびクライアント装置の動作状況などの情報を使用することができる。さらにユーザは、時間パターンパレットにより、状況および時刻に基づいて最適な電話番号を定義することができる。
さらにシステムは、ユーザの現在の状況に関連付けられた割り込みコストを評価することができる。動作状況が報告されず、ユーザのカレンダー上に現在アクティブとして表示されている予約がない場合、システムは、ある時刻およびある曜日のデフォルトのコストにアクセスすることができる。クライアント装置上のユーザの動作状況がサーバに登録された場合、その動作状況に関連するコストを提供することができる。システムは、ユーザのカレンダー上に現在アクティブとして表示されている会議に割り当てられた割り込みコストを提供することができる。さらにユーザは、動作状況または予約が高い優先度、または先行度を有しているか、および/または状況情報の2つのソースの最も高いコストを状況に関連付けられた割り込みコストとみなすべきであるかを示すことができる。
発信側に割り当てられた突破値が現在の割り込みコストを超える場合、呼を、時刻、曜日、およびユーザの存在によって設定される最適な番号でユーザに取り次ぐことができる。割り込みコストがコンタクタから通信を受け取るために割り当てられた値より大きい場合、システムは、コンタクタが「スケジュール変更を求める」プロパティを有するグループ内にいるかどうかに応じて、メッセージを受け付ける、または呼のスケジュール変更を試行することができる。スケジュール変更の場合、システムは、コンタクティのスケジュールを検査し、割り込みコストが通信の受付に割り当てられた値より低くなる付近の時間を見つけるよう試みる。ユーザは、この次の着信に関する通知を受信するために、リアルタイムの呼の予約のスケジューリングに関連付けられる遅らせるべき最低量の時間でシステムを構成することができる。ユーザには、オンライン予約フォーム、電子メール、および/またはページャオプションを含めて、構成中に決定された手段によって通知することができる。
システムが呼をスケジュール変更しようとするとき、コンタクタのスケジュールを使用して容易にスケジュール変更することができ、そこでリアルタイムの会話の候補時間を使用することができる。さらにコンタクタは、呼に関連付けられた情報を提供することができる。さらにユーザには、会話の前、または会話と同時にレビューすべき文書へのリンクを追加する機会を提供することができる。さらにコンタクタは、スケジュールされた会話中に画面を共有するよう呼を設定することを要求することができる。
次に3250で、可用性および動作状況予測のタイプを示すことができる。こうした予測は、例えば、ユーザがどのぐらい長くオンラインに留まっているか、またはいつオンラインになるか、電子メールのレビューに関連付けられた時間の予測、通話に関連付けられた時間、オフィスに存在、家でオンライン、テレビ会議の可能性、全画面の可用性、複数のモニタの可用性、使用可能な電話のタイプ、ネット会議の可用性、割り込みコストの選択などを含むことができる。ユーザの受信箱がチェックされるかどうか、受信箱は無視されるかなど、関連の前提を選択することができる。さらに、評価の時間(時間および分の設定など)、およびユーザが各自のメッセージ受信箱をチェックまたは無視している時間を設定することができる。
可用性および動作状況予測のタイプを示した後、ユーザの可用性の予測に及ぼされる会議への出席の可能性の統合の影響を伝える、時間に伴う存在およびチャネルアクセスが与えられた場合の累積確率分布を生成することができる。他の例では、アクティブな会議の考慮に基づく累積分布、およびユーザがそれぞれの会議に出席する可能性を使用することができる。会議の出席、会議の割り込み可能性、および時刻および曜日ごとのデフォルトの割り込みコストについての推論に基づく、時間に伴う割り込みの期待コストの予測を生成することができる。こうした推論は、デフォルトのコストおよびアクティブな予約のプロパティの分析に基づく。タグ付きデータから学習すべきベイジアンネットワークモデルを使用して、ユーザが予定通り将来の各会議に出席する可能性、および予約から少しずつ収集された会議プロパティに基づいて各会議に関連付けられる割り込みコストにわたる確率分布を推論することができる。システムは、これらの推論を時刻および曜日のデフォルトのコストと結合して、時間に伴う割り込みの期待コストを生成する。
こうした情報を検査するための特権を有する通信エージェントおよび人物が使用するための可用性についての重要な情報を含む、2、3秒ごとに更新される複数のクエリの概要を生成することができる。概要は、通信または機能の様々なフォームによってユーザが通信に応じられるまでの時間に関する様々な予測を提供することができる。
3260で、リアルタイム動作状況から割り込みコストに関連する推論を生成することができる。統計モデルを使用して、不確実な状況下で異なる状態の割り込み可能性に関連付けられたコストの期待値を取得することによって、割り込みの期待コスト(ECI)の生成により感知されたデータからユーザの割り込み可能性の状態にわたる確率分布を推論することができる。
次に参照番号3270で、より充実した決定モデルを使用することができる。モデルは、割り込みコストを考慮することができ、ユーザがスケジュール変更された呼について通知される時間がある可能性、および所望のチャネルの可能性を重ね合わせる。このモデルは、スケジュールされた通信についてのユーザの認識に関する推論が時間に伴い変化することを考慮し、スケジュール時の所望のチャンネルの可用性の制約を重ね合わせる。割り込みの期待コスト値、および割り込みの期待コストの将来の状態までの時間にわたる確率分布についての推論がCoordinateからアクセスされ、連続的に更新される。これらの推論は、通信の意志決定に利用できるようになる。高度なバージョンは、意志決定時にこれらの推論を使用して、推論された割り込みの期待コストを発信側に割り当てられた値とトレードオフする。
さらにモデルは、ユーザが電子メールを読みそうなときについての推論を活用して、これらのイベントを知りたいというコンタクティの希望に関する選好に基づいて将来のどの程度まで呼をスケジュールすべきかを動的に決定することができる高度な他のいくつかの拡張を提供することができる。例えばユーザは、次の呼について評価されるコンタクタの0.9の確率に関連する時間枠より早い任意の時間にスケジュール変更されてはならないことを指定することができる。さらに、このモデルは、時間に伴う装置の可用性についての推論を活用して、コンタクタのグループまたは表明に基づいて、特定の通信チャネルをいつ使用できるのかを把握することができる。例えばシステムは、コンタクタによってテレビ会議が要求された場合、テレビ会議機能を容易に使用できるときを探し出すことができる。
図33は、通信経路指定方法の例を示す図である。3310で、通信が受信される。通信は、着信および/または発信を処理するインターフェース(例えばPBXに結合された)によって受信することができる。このインターフェースは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアベースの有線および/または無線とし、通信送信システムに対してローカルおよび/またはリモートに配置され、かつ/または本質的に既知の任意の通信プロトコルをサポートすることができることを理解されたい。さらに通信は、(従来の有線式、コードレス、および/または無線)電話、および/またはVOIP、ポケットベル、ページャなどの他のサービスのうちの1つまたは複数とすることができる。
参照番号3320で、適した伝達手段を決定するために、通信および/または関連の情報が綿密に調べられる。例えば通信は、その内容、送信側、受信側、通信を遅らせる能力、時刻、曜日、重要度などを示す情報を含むことができる。こうした情報は、例えば、送信側の所望の通信モード、および/または代替のモードに一致するやり方で通信を受信側および/または別の受信側に伝達する、遅らせる、および/または通信を拒否するなど、通信パスの決定を容易にすることができる。さらに、送信側に関連する情報を使用して、適したパスの決定を容易にすることができる。例えば送信側を、優先度、または送信側および/またはメッセージの相対的な重要度を受信側に知らせる他の情報と関連付けることができる。伝達パスを決定すると、本明細書に記載したように、3330で通信を適切に経路指定することができる。
図34は、通信経路指定方法の例を示す図である。3410で、通信が受信される。通信は、着信および/または発信を処理するインターフェース(例えばPBXに結合された)によって受信することができる。このインターフェースは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアベースの有線および/または無線とし、通信送信システムに対してローカルおよび/またはリモートに配置され、かつ/または本質的に既知の任意の通信プロトコルをサポートすることができることを理解されたい。
参照番号3420で、1つまたは複数のポリシー(ルール、選好、プロパティなど)を取得することができる。こうしたポリシーは、送信側、受信側、および/または通信装置について異なる通信を処理するコストおよび/または便益に関連するユーザ定義情報を提供することができる。この情報によってユーザは、例えば、その内容に関する観察結果に基づいて割り込み可能性についての表明を行うことができる。さらに、通信優先度および割り込みコストに関するポリシーの評価が提供される。例えばユーザは、時間に応じてリアルタイムで通信を受け付けることによる割り込みコスト(低から高へのアナログ関数および離散関数)の変化を定義することができる。さらにユーザは、(例えば低から高など)様々な優先度を通信を送信する装置および/または通信を遅らせるコストに割り当てることができる。
参照番号3430で、上記で詳しく説明したように、適切な伝達パスを決定するために、通信、ポリシー、および/または関連の情報を綿密に調べることができる。例えば、現在の割り込みコスト以上の優先度を有する装置からの通信を受信した場合、その通信は、受信側に提供することができる。この通信は、送信側および/または別の機構によって指定されたように受信側に提供することができることを理解されたい。別の例では、通信が現在の割り込みコストより低い優先度を有する通信装置に関連付けられている場合、その通信をスケジュール変更する、破棄する、および/または(音声メールおよび他のメッセージサービスなど)後で取得するために保存することができる。3440で、本明細書に記載したように、通信を適切に経路指定することができる。
図35は、通信システム間の通信を管理するための通信経路指定方法の例を示す。3510で、通信が受信される。通信は、着信および/または発信を処理するインターフェース(例えばPBXに結合された)によって受信することができる。このインターフェースは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアベースの有線および/または無線とし、通信送信システムに対してローカルおよび/またはリモートに配置され、かつ/または本質的に既知の任意の通信プロトコルをサポートすることができることを理解されたい。
参照番号3520で、インテリジェンスを使用して通信経路指定を容易にすることができる。例えば、インテリジェンスを使用して、受信された通信を転送すべきか、どのように転送するかを決定することができる。一例では、インテリジェンスは、1つまたは複数のベイズモデルを基にし、かつ/またはマシンを介してトレーニングし、割り込みの期待コストを提供することができる。こうしたモデルは、例えばリアルタイムモニタリング、および/または履歴、音響および/または可視情報を介して作成することができる。さらに、現在および/または将来の割り込み可能性に関する推論および/または可用性に関する予測を使用して、通信の中継、遅延、および/または拒否を容易にすることができる。インテリジェンスはさらに、データおよび/またはイベントの組の考察に基づいた対象の状態にわたる確率分布とすることができることを理解されたい。
推論は、イベントおよび/またはデータの組から高レベルのイベントを構成するために使用される技術を指すことができ、こうした推論は、イベントが相関していてもいなくても、またイベントおよびデータが1つのイベントおよびデータソースから来ていようと、複数のイベントソースおよびデータソースから来ていようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベントデータの組から新しいイベントおよび/またはアクションを構築することができる。様々な分類方式および/またはシステム(例えばサポートベクトルマシン、ニューラルネットワーク(例えば逆伝搬、順伝搬逆伝搬(feed forward back propagation)、ラジアルベース、およびファジーロジックなど)、エキスパートシステム、ベイジアンネットワーク、およびデータフュージョン)を、本発明に関連する自動および/または推論された行動の実行とともに使用することができる。
参照番号3530で、上記で詳しく説明したように、適切な伝達パスを決定するために、通信、ポリシー、および/または関連の情報を綿密に調べることができる。例えば、現在の割り込みコスト以上の優先度を有する装置からの通信を受信した場合、その通信は、受信側に提供することができる。この通信は、送信側および/または別の機構によって指定されたように受信側に提供することができることを理解されたい。別の例では、通信が現在の割り込みコストより低い優先度を有する通信装置に関連付けられている場合、その通信をスケジュール変更する、破棄する、および/または(音声メールおよび他のメッセージサービスなど)後で取得するために保存することができる。3540で、本明細書に記載したように、通信を適切に経路指定することができる。
図36は、本発明の様々な態様とともに使用できるシステム3600を示している。チャネルマネージャ3602は、コンタクタ3620とコンタクティ3630との間の通信3610のユーティリティを容易に最適化する通信チャネルを識別する。1人のコンタクタ3620および1人のコンタクティ3630を示しているが、システム3600は、2人以上の通信パーティ間(通信グループなど)での最適な通信チャネルの識別を容易にすることを理解されたい。さらに、通信3610へのパーティは、人間のパーティ、装置、および/または電子プロセスを含むことができることを理解されたい。したがって、本明細書で使用している場合、コンタクティおよびコンタクタという用語は、コンタクタのグループおよびコンタクティのグループを含む。
通信3610は、それだけには限定されないが、電話チャネル、コンピュータチャネル、FAXチャネル、ページングチャネル、およびパーソナルチャネルを含む複数のチャネルを介して実行することができる。電話チャネルは、それだけには限定されないが、POTS電話、携帯電話、衛星電話、およびインターネット電話を含む。コンピュータチャネルは、それだけには限定されないが、電子メール、共同編集(collaborative editing)、インスタントメッセージ、ネットワークミーティング、カレンダリング、家での処理および/またはネットワーキングに使用する装置を含み得る。パーソナルチャネルは、それだけには限定されないが、テレビ会議、メッセンジャ、および対面会議を含む。現在のチャネルに関するデータ(話し中の電話など)、およびチャネルが使用可能になる(電話が話し中ではないなど)可能性に関するデータを分析することができる。
最適な通信チャネルを識別することは、第1の時点で、その時点で使用可能な通信チャネルとの通信3610を確立する便益を考察し、他の通信チャネルが使用可能である第2の時点への通信3610を遅れて確立するコストを考察することを含み得る。
チャネルマネージャ3602は、チャネルデータストア3632、コンタクタデータストア3660、およびコンタクティデータストア3650にアクセスすることができる。コンタクタデータストア3660、チャネルデータストア3632、およびコンタクティデータストア3650は、それだけには限定されないが、1つまたは複数のリスト、アレイ、テーブル、データベース、スタック、ヒープ、リンクリスト、データキューブを含むデータ構造にデータを格納し、物理的装置に配置し、かつ/または2つ以上の物理装置(ディスクドライブ、テープドライブ、メモリユニット)間に分配することができる。さらに、コンタクタデータストア3660、チャネルデータストア3632、およびコンタクティデータストア3650は、1つの論理装置および/またはデータ構造に配置することができる。
チャネルマネージャ3602は、本明細書で用語を定義したようなコンピュータコンポーネントとすることができ、したがってチャネルマネージャ3602を2つ以上の協調プロセス間に分配する、および/または物理または論理装置(コンピュータ、プロセスなど)に配置することができる。
チャネルマネージャ3602が取り組む問題の一般的な形式では、本発明は、考察中の通信チャネルまたはチャネルの一部ごとに値を戻す、またはチャネルまたはチャネルの一部の受諾可能性に関して通信チャネルにわたる順序付けを戻す「通信値関数」fを考慮する。
値(チャネル)
=f(選好(コンタクティ、コンタクタ、企業)、状況(コンタクティ、コンタクタ))
この場合、コンタクティおよびコンタクタの状況は、グループの帰属関係、グループの状況、使用可能な装置、時刻、コンタクタおよびコンタクティの手元のタスクおよび状況などを含む。コンタクティおよびコンタクタの状況は、それだけには限定されでないが、XMLスキーマなど、1つまたは複数の形式で格納することができる。本発明の一例では、チャネルマネージャ3602は最初に割り当てられた値によってチャネルを順序付けし、接続を確立しようと試みる、またはコンタクタ3620および/またはコンタクティ3630に考え得る最適な接続を忠告しようと試みる。
一般に、選好および状況のモデリングに使用する1つまたは複数のパラメータに関する不確実性がある可能性がある。この状況で、変数の異なる状態にわたる確率分布を推論することができ、チャネルの期待値を計算することができる。例えば、コンタクティの状況の側面に関する不確実性がある場合、確率分布(ここで抽象的に表現された)は、状況について観察された証拠が与えられた場合、期待値の生成時に考察することができる。
この期待値は、最初に通信3610のユーティリティを最適化するために予測されるチャネルを識別するのに使用することができるが、本発明の一例では、コンタクティ3630には、通信に関するオプションが提示される。オプションに対するコンタクティ3630の反応は、次いで通信3610のために選択されるチャネルを決定する。オプションに対する反応は、チャネルマネージャ3602の適応を容易にする機械学習で使用することができる。
したがって、本発明の一態様の例では、証拠Eが与えられた場合、コンタクティ3630がある状況を有している条件付き確率p(context |E)が効用関数uとともに使用されて、コンタクタ3620とコンタクティ3630との間の通信3610のユーティリティを最大にするために取ることができる理想的な通信動作が決定される。
最適な通信チャネルを識別する基本的な形式は、コンタクタ3620の状況についての不確実性を導入し、期待を計算することによって拡張することができる。
コンタクタ3620およびコンタクティ3630の状況は、確定的または不確定な変数の充実した組を表す。通信における緊急性または重要度の自動評価および/または直接マークされた指示に関連するデータも、最適な通信チャネルを識別する際に評価することができる。状況変数は、最適化において明示的な確定的または確率的要因として扱うことができる。
また本発明は、現在使用可能な最適な通信オプションを、後に使用可能になる最適な通信オプションと比較し、通信の遅延に基づく損失についての通信の価値、およびコンタクティが異なる状態にあるとき(例えばより応じられる、またはあまり応じられない)、通信を後の時間tに行うべきかどうかの中断の変更に基づく潜在的な利益または損失を更新することができる。こうした比較は、式3で捕捉することができる。
決定理論の最適化を使用して、その後管理される1つまたは複数のグループに設定されるコンタクタおよび/またはコンタクティの1つまたは複数の組について1つまたは複数の期待ユーティリティを生成することができる。本発明の一態様の例では、通信は、こうした情報に基づいて、自動的に開始され、スケジュールされ、かつ/またはカレンダーにかけられる。しかし、本発明の別の態様では、こうした期待ユーティリティに関する情報は、1人または複数のパーティに提示される。一例として、コンタクタ3620には、コンタクティの選好に従って決定された高ユーティリティの通信のリストが提示される。コンタクタ3620は、次いでそのリストから選択を行う。
1人のコンタクタ3620と1人のコンタクティ3630との間の1つの通信3610を示しているが、同じ数以上のコンタクタ3610および/またはコンタクティ3620の間のより多くの数の通信を本発明で識別することができることを理解されたい。一例として、グループ会議を容易にする通信3610は、システム3600で識別することができ、2人の通信パーティ間の複数の通信3610(電子メールおよびページャによって同時に送信される複数のメッセージなど)も識別することができる。
チャネルマネージャ3602によって識別された通信3610は、少なくとも一部、例えば通信チャネル、コンタクタ、および/またはコンタクティに関する1つまたは複数の組のデータによって決まり得る。考え得る1つのデータセット、通信チャネルデータセット3632は、使用可能な通信チャネルと関係がある。使用可能な通信チャネルは、それだけには限定されないが、(様々なプロパティの)電子メール、電話(POTS、セルラー式、衛星、インターネット)、ページング、ランナー/宅配業者、テレビ会議、対面会議、即座の共同編集、遅れて掲載する共同編集(delayed posting collaborative editing)、テレビ電話でのピクチャ、ホーム装置の起動(勉強時に明かりを付ける、特徴的なパターンで電話を鳴らす)などを含むことができる。通信チャネルは、静的エンティティではなく、したがって通信チャネルの状態、容量、可用性、コストなどに関する情報は変化し得る。したがって通信チャネルデータセット3632は、1つまたは複数の通信チャネルに関連する将来の状態、容量、可用性、コストなどに関する予測を容易に行うための現在の状態情報および/またはデータを含むことができる。
また、チャネルマネージャ3602は、ハードウェア、ソフトウェア、実行中のコンタクティタスク、コンタクティの注目状況、コンタクティの状況データ3652、およびコンタクティの選好データ3654などに関連する情報を含むコンタクティデータ3650を使用することもできる。一例として、ハードウェアデータは、コンタクティはどのハードウェアを使用可能か、コンタクティによってどのハードウェアが使用されているか(デスクトップ、ラップトップ、PDAなど)、そのハードウェアの能力(テレビ会議のための十分なメモリおよび通信帯域幅など)、そのハードウェアを使用するコスト、およびハードウェアが現在機能している状態(オンライン、オフラインなど)に関連する情報を含むことができる。ハードウェアデータは、使用不可のハードウェアが使用可能になる可能性を容易に決定する使用パターンに関する情報も含むことができる。ソフトウェアデータは、コンタクティはどのソフトウェアを使用可能か、コンタクティによってどのソフトウェアが使用されているか(使用中のワードプロセッサなど)、そのソフトウェアの能力(共同編集が可能かなど)、およびソフトウェアが現在機能している状態(起動中でアクティブ、起動中だが非アクティブなど)に関連する情報を含むことができる。ソフトウェアデータは、使用不可のソフトウェアが使用可能になる可能性を容易に決定する使用パターンに関する情報も含むことができる。
コンタクティデータ3650はコンタクティ3630の選好に関する選好データ3654も含むことができる。選好データ3654は、コンタクティ3650はどのようにして連絡を受けることを好むかに関するデータを含むことができ、こうした選好は、例えば様々なコンタクタ3620、様々な時間、様々なチャネル、および通信の様々な話題に関して時間に伴い変化する。コンタクティ選好データ3654は、それだけには限定されないが、通信の時刻に関する選好(早朝、勤務時間、夜、深夜、就寝時間など)、通信の曜日(月曜から金曜、週末、休日、休暇中など)、コンタクタの識別(雇用者、被雇用者、重要な同僚、同僚、同輩、核家族、拡張家族、親しい友人、友人、知り合い、他人など)、現在使用可能なまたは通信試行の時間範囲内に使用可能になるハードウェア(デスクトップ、ラップトップ、家のコンピュータなど)、好ましいソフトウェア(電子メール、文書処理、カレンダーなど)、および好ましい割り込み可能性(仕事に集中している間は割り込みを受けない、集中していない間のみ割り込みを受けるなど)を含むことができる。上記では6つの選好が識別されるが、本発明に従ってより多いまたはより少ない数の選好を使用することができることを理解されたい。
コンタクティデータ3650は、状況データ3652を含むこともできる。状況データ3652は一般に、コンタクティ3630についての観察結果に関連している。例えば、コンタクティ3630が関与する動作状況のタイプ(仕事中、仕事中ではないなど)、コンタクティ3630の場所(オフィス、家、車、シャワーなど)、カレンダー(予約状況、予約可用性など)、他のパーティとの通信の履歴(過去に電子メールに応答した、最近電話で話をした、対話のユーティリティ、対話の期間など)、現在の場所の背景の環境雑音、その日の仕事時間、および注目状況(高い集中、集中、低い集中、他の人との会話、軽い動作状況など)に関する観察結果を状況データ3652に格納することができる。
一部の場合、状況データ3652は不完全である可能性がある(ビデオカメラが壊れてビデオ分析データを使用できないなど)。したがって、チャネルマネージャ3602は、こうした不完全なデータに依存しながら最適な通信について推論する。したがってコンタクティデータ3650は、紛失したデータ要素に関連する1つまたは複数の確率を容易に生成する情報を含むこともできる。一例として、コンタクティデータ3650は、視線追跡情報を使用できない場合でも、コンタクティ3630が高い注目状態である確率を予測するよう動作可能な情報を含むことができる。
コンタクティデータ3650は、コンタクティ3650の長期的および/または急な動的に変化する通信ニーズに関する情報をさらに含むことができる。一例として、コンタクティ3650は、次の時間割り込みを受けない必要がある(「この業務中、または今から1時間重要度が高くない限りすべて保留する」など)可能性がある。さらに別の例では、コンタクティ3630がコンタクタ3620と話をしたいときにコンタクタ3620が電子メールまたは音声メールを残すことによってコンタクティ3630を「かわす」のを防ぐために、コンタクティ3630は、コンタクタ3620からの連絡がコンタクタ3620が通信を望んでいるという通知のX時間単位内にある方法で行われるよう要求することができる。
最適な通信を決定するのにコンタクティデータ3650を使用することに加えて、コンタクタ3620に関するデータも使用することができる。コンタクタデータ3660は、コンタクティ3630に関して使用可能なものと実質的に同様であるが、コンタクタ3620の観点から準備されたという点で異なるハードウェア、ソフトウェア、状況、選好、および通信ニーズデータを含むことができる。
本発明は、2人のパーティ間の通信、または2人のパーティ間の単一の通信チャネルに限定されない。複数のチャネルおよび/または複数の通信パーティを、通信パーティの選好、状況、および能力に基づいて1つまたは複数の通信チャネルを識別し、確立する基本的なプロセスを変更することなく、計算の最大化を最適化するユーティリティが複雑になる増加した代替の組として扱うことができることを理解されたい。
チャネルマネージャ3602は、チャネルマネージャ3602の機能の部分を実施する責任を負ういくつかのコンピュータコンポーネントを含むことができる。例えばチャネルマネージャ3602は、選好リゾルバ3672を含むことができる。選好リゾルバ3672は、コンタクティ選好データ3654およびコンタクタ選好データ3664を検査して、2組のデータ間の相関を見つける。本発明の一例では、相関に関する情報が分解された選好データに格納される。グループ通信の場合、選好リゾルバ3672は、複数の組の選好データを検査して、選好間の相関を見つける。一例として、2人のパーティ間の通信の場合、選好リゾルバ3672は、第1のタスクに関連する通信について、両パーティは優先度の高い電子メールによって通信することを好むと決定することができる。同様に選好リゾルバ3672は、特定の文書に関する通信について、コンタクティ3630は共同編集および電話による通信を好み、コンタクタ3620は電話のみでの通信を好むと決定することができる。したがって選好リゾルバ3672は、データ(分解された選好データなど)を生成し、またはコンタクティ3630の選好とコンタクタの選好3620との間の相関に値を割り当てる処理を開始する。本発明の一態様の例によれば、コンタクティ3630の選好の重み付けがより高く、したがってコンタクティ3630が電話および共同編集による通信を好んだ文書に関して、コンタクタ3620が電話での会話を試行した場合、選好リゾルバ3672は、データを生成する、またはコンタクタ3620が電話および共同編集により通信する可能性をより高くする処理を開始する。本発明の別の態様の例では、コンタクタ3620の選好の優先度がコンタクティの選好より高い。一例として、人間のコンタクタ3620が電子装置のコンタクティ3630との通信を試行しているとき、コンタクタ3620の選好がより重要とみなされ、したがって選好リゾルバ3672は、値を生成する、またはコンタクタ3620の選好が観察される可能性を高くする処理を開始する。本発明の別の態様の例では、選好リゾルバ3672は、選好の応答性にランク付けされた潜在的な通信チャネルのリストを生成する。
チャネルマネージャ3602は、状況アナライザ3674を含むこともできる。状況アナライザ3674は、コンタクティ状況データ3652およびコンタクタ状況データ3662を検査して、2組のデータ間の相関を見つける。本発明の一例では、相関に関する情報が分析された状況データに格納される。グループ通信の場合、状況アナライザ3674は、複数の組の状況データを検査して、状況に関する情報を抽出する。一例として、2人のパーティ間の通信では、状況アナライザ3674は、コンタクティの状況は、リアルタイム通信はすぐには使用できないが、こうした通信が将来Tの時点で使用可能になる可能性がX%あり、こうした通信が将来Tの時点で使用可能になる可能性がX%あると決定することができる。さらに、状況アナライザ3674は、コンタクタ3620はリアルタイムの電話を要求したが、コンタクタ3620の状況は電子メール通信がユーティリティを最適化し得ると決定することができる。例えば、コンタクタ3620の状況は、コンタクタ3620の場所での環境雑音に関する情報を含むことができる。状況アナライザ3674は、雑音レベルはリアルタイムの電話によるユーティリティの最適化に貢献しないことを決定し、したがって値を生成し、かつ/またはコンタクタ3620がコンタクティ3630と電子メールで通信する可能性を高くする処理を開始することができる。選好リゾルバ3672によって行われる処理と同様、状況アナライザ3674は、システム3600の様々な例において、コンタクティ3630の状況をコンタクタ3620の状況より重くする、またはその逆にすることができる。
チャネルマネージャ3602は、チャネルアナライザ3676を含むこともできる。チャネルアナライザ3676は、通信チャネルデータセット3632を分析する。チャネルアナライザ3676は、通信チャネルの現在の可用性、および/またはチャネルが使用可能になる可能性に関するデータを生成する。本発明の一例では、こうしたデータは、通信チャネルデータに格納される。チャネルアナライザ3676は、例えば、コンタクタ3620がその通信に指定した1つまたは複数のチャネル、および/またはコンタクティ3630が選好としてコンタクティ選好データ3654に例挙した1つまたは複数のチャネルの検査も行う。チャネルアナライザ3676は、コンタクティ3630に関連する場所情報によって決定される現在使用可能なチャネル、およびコンタクティ3630の動作状況に基づいて使用可能になるチャネルの検査も行う。例えば、コンタクティ3630は現在車で家に帰っている場合(例えばGPSおよびスケジュールによって決定)、チャネルアナライザ3676は、現在のセルラー式チャネルを検査し、さらにコンタクティ3630の家で使用可能なチャネルを検査する。したがってチャネルアナライザ3676は、データの生成、および/またはコンタクタ3620とコンタクティ3630との間の通信3610について最適な通信チャネルを決定したときに所望のチャネルが使用される可能性を高くする処理の開始を容易にする。
チャネルマネージャ3602は、通信確立器3670を含むこともできる。理想的な通信動作Aが識別されると、通信確立器3670は、識別された最適な通信チャネルを介してコンタクタ3620とコンタクティ3630とを接続する処理を請け負う。こうした通信は、少なくとも一部、分解された選好データ、分析された状況データ、および通信チャネルデータを基にすることができる。例えば、最適な通信3610が電子メールとして識別された場合、通信確立器は、コンタクタ3620の電子メール作成処理(コンピュータでの電子メール画面、携帯電話での音声−電子メール変換器、二方向デジタルページャでの電子メール作成器など)を開始し、識別された最適な通信3610に基づいて、作成された電子メールをコンタクティ3630の最も適切な電子メールアプリケーションに転送することができる。例えば通信確立器3670は、コンタクティ3630の場所に関連するGPSデータに基づいて、電子メールをコンタクティ3630のページャに転送することができる。本発明の代替の例では、システム3600は、通信確立器3670を含んでおらず、代わりに例えば通信を確立するためのコンタクタ3620および/またはコンタクティ3630の動作状況に依存する。選好リゾルバ3672、状況アナライザ3674、チャネルアナライザ3676、および通信確立器3670は、本明細書で用語を定義したコンピュータコンポーネントであることを理解されたい。
図37〜57は、本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。それぞれのUIは、次に説明するように、様々な機能に関連付けられている。図37は、様々な種類の動的グループの選択およびユーザのグループの起動を可能にするUI3700を示す。図38は、3810の着信拒否(または就寝中)機能を含むUI3800を示している。この機能は、3820の「現在の会議が終了するまで」および/または3830の「次の会議中」のようなカレンダーを活用することができる。さらに、着信拒否の残りの時間量を示すために、着信拒否状況を3840のホバー(右下)とともに使用することができる。図39はUI3900を示す。このUIは、ユーザがいくつかの基本的なことを行うことができる非常に簡単な変形をユーザに提供することができる。図40は、システムの様々な変形へのアクセスを示すことによって状況が提供されるUI3900を示している。図41は、高レベルのコスト便益ポリシーバージョンのために設定されたタブ付き選好を提供するUI4100を示しており、ここで動作状況を選択することによって、上記で詳述したように状況パレットを提示することができる。図42は、状況に基づいた割り込み可能性を示すUI4200を示す。
図43は、ポリシーおよび重要事項に関する透過性を考察するUI4300を示す。例えばユーザは、「コールハンドリングポリシーの概要を表示」ボタンを選択すると、現在の設定に基づいてポリシー概要を表示することができる。リンクは、ユーザが特定の設定にアクセスし、変更することができる位置に提供することができる。図44は、「まもなく起こること」機能を提供するUI4400を示している。一例としてユーザは、状況表示上をクリックすると、この瞬間に異なる送信側の呼で何が起こるかをレビューすることができる。リンク上をクリックすることによって、ユーザは、グループ、状況、および/またはポリシーの他の側面(スケジュール変更など)を表示し、変更することができる。図45は、図44の「まもなく起こること」ポリシーで「グループ」を選択すると起動できるグループポリシー評価フォームを提供するUI4500を示している。図46は、図44のUI4400に関連する割り込みコストを示すUI4600を示している。図47は、呼の処理時の電子メールの概要として充実したトレースを提供するUI4700を示しており、ここでは行動の根本的な理由についての詳細を共有することができる。
図48は、後でアクセスすることができる充実した呼のログを提供するUI4800を示している。ユーザは、満足したかどうかの報告を戻すことができる。この情報は、個々のユーザおよびユーザの集団にとってシステムをよりよくするために機械学習とともに使用することができる。図49はUI4900を示しており、これを使用してサーバ上に選好を記録し、統計方法(「協調フィルタリング」など)を使用して、選好の設定または改良を手伝うことができる。この機能は、Webサーバを呼び出すプロフィールアシスタント上をクリックすることによって呼び出すことができる。図50は、Webサービスの表示を示すUI5000を示している。マイプロフィール欄は、クライアントソフトウェアに入力された現在の設定、および使用可能な場合は個人実態情報(personal demographic information)(組織上の役割など)で埋めることができる。使用可能な観察結果は、マイプロフィールの左に示すようにカテゴリ別に列挙することができる。協調フィルタリングは、欄の右で使用することができ、すでに定義されている設定に基づいて所望の表示設定を低、中、および高の割り込みコストの定義に含めることができる。推奨欄のこれらの任意の区別を選択して、マイプロフィールに移動することができる。さらにユーザは、好評度別に一覧表を表示する「好評度」を選択することによって、好評度別の設定を調べることができる。
図51は、ユーザがスケジュール変更の選好(スケジュール変更の様々な側面の説明については、図20〜21に関する説明を参照)を指定するために使用できるUI5100を示している。ユーザは、3日以内に適した時間枠がある場合、スケジュール変更を呼び出すことを決定するときにこの機能を使用することができる。これは、通話中に行うことができる。図52は、「経験サンプリング」に基づくCoordinateシステムを備える別の評価技術を提供するUI5200を示している。この技術は、トレーニング段階中、取り込み中かそうでないか、および必要な場合はその期間を音声チャイム付きのポップアップを介して断続的にユーザに尋ねる。システムは、異なる周波数でポップアップするよう構成することができ、学習が完了した後はオフにすることができる。これは、別のトレーニング方法として使用し、Coordinateでの割り込みの期待コストの計算に使用できる確率モデルの構築に使用することができる。図53は、「長さ」のシナリオ例を示すポップアップを含むUI5300を示している。
図54は、電話での割り込みコストを評価するUI5400を示している。図55は、ベイジアンネットワークを使用して、ユーザの割り込みコストが高である確率に関して、ユーザの現在の割り込み可能性について推論するUI5500を示している。ユーザは割り込み可能性のコストが高の状態である、または低/普通の状態であるということに関する双対仮説について割り込みの期待コストを次の式により重みを付けたコストの合計として計算することができる。p(高コスト)コスト(高)+[1−p(高コスト)]コスト(低)。式中、pは確率を表す。図56〜57は、それぞれ取り込み中状態対通常の状態を考察するUI5600および5700を示す。この手法でユーザは、いつ取り込み中であるか、および取り込み中の呼の処理についてのポリシーを定義することができる。この手法は、「〜のとき取り込み中」シナリオを表す。
図58は、ベイズモデル5800の例を示す。これらのモデルは、会話対いくつかの会話、カレンダーの区別、時刻、曜日、およびデスクトップの動作状況(一番上のアプリケーション、挙動の切り替えなど)など、オフィスの状況の観察結果を考察するために構築することができる。図59は、特定のユーザの最も重要な識別変数を強調表示する別のモデル5900を示す図である。図60は、動的継承の例を提供する。この図では、ベン図6000を使用して、動的グループ内の帰属の変更が与えられた場合の特権の継承を示す。この例では、販売スタッフグループ6020のメンバであるユーザ6010は、今日電話した人のグループ6030に加えられる。示したように、販売スタッフグループ6020は、6040で「低」の呼優先度に関連付けられ、スケジュール変更特権には関連付けられていない。しかし、今日電話した人のグループ6030は、6050で「高」の呼優先度およびスケジュール変更特権に関連付けられる。この構成では、ユーザ6010は、「高」呼優先度およびスケジュール特権を継承する。この技術によってユーザおよび状況は、それぞれ可能な最も高い優先度(または割り込みコスト)を継承することができ、高レベルのコスト便益ポリシー手法で何が起こるかをユーザが把握しやすくすることができる。この技術は、発信側に突破特権を提供する。したがって発信側は、デフォルトの割り込み可能性パレットで呼の遮断が設定されている場合でさえ、突破することができる。
図61を参照すると、本発明の様々な態様を実施する環境6110の例は、コンピュータ6112を含んでいる。コンピュータ6112は、処理装置6114、システムメモリ6116、およびシステムバス6131を含む。システムバス6131は、それだけには限定されないが、システムメモリ6116を含むシステムコンポーネントを処理装置6114に結合する。処理装置6114は、使用可能な様々なプロセッサのうちのどんなものでもよい。デュアルマイクロプロセッサおよび他のマルチプロセッサアーキテクチャを処理装置6114として使用することもできる。
システムバス6131は、使用可能な様々なバスアーキテクチャのうちの任意のものを使用するメモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バスまたは外部バス、および/またはローカルバスを含むいくつかのタイプのバス構造のうちどんなものでもよい。こうしたアーキテクチャには、それだけには限定されないが、8ビットバスの業界標準アーキテクチャ(ISA)、マイクロチャネルアーキテクチャ(MSA)、拡張ISA(EISA)、IDE(Intelligent Drive Electronics)、VESAローカルバス(VLB)、周辺部品相互接続(PCI)、ユニバーサルシリアルバス(USB)、AGP(Advanced Graphics Port)、パーソナルコンピュータメモリカード国際協会バス(PCMCIA)、および小型コンピュータシステムインターフェース(SCSI)などがある。
システムメモリ6116は、揮発性メモリ6120および不揮発性メモリ6122を含む。基本入出力システム(BIOS)は、例えば起動中など、コンピュータ6112内の要素間で情報を転送する基本ルーチンを含み、不揮発性メモリ6122に格納されている。不揮発性メモリ6122には、それだけには限定されないが一例として、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能ROM(EEPROM)、フラッシュメモリなどがある。揮発性メモリ6120には、ランダムアクセスメモリ(RAM)などがあり、これは外部キャッシュメモリとして働く。RAMは、それだけには限定されないが一例として、シンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびDirect Rambus RAM(DRRAM)など多くの形態で使用可能である。
コンピュータ6112は、リムーバブル/非リムーバブル、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体も含む。図61は、例えばディスクストレージ6124を示している。ディスクストレージ6124には、それだけには限定されないが、磁気ディスクドライブ装置、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、テープドライブ、Jazドライブ、Zipドライブ、LS−100ドライブ、フラッシュメモリカード、またはメモリスティックなどがある。さらに、ディスクストレージ6124は、記憶媒体を別個に含む、または、それだけには限定されないが、コンパクトディスクROM装置(CD−ROM)、CDレコーダブルドライブ(CD−R Drive)、CDリライタブルドライブ(CD−RW Drive)、またはデジタル多用途ディスクROMドライブ(DVD−ROM)などの光ディスクドライブなど他の記憶媒体と組み合わせて含むことができる。ディスクストレージ6124のシステムバス6131への接続を容易にするために、一般に、インターフェース6126などリムーバブルまたは非リムーバブルインターフェースが使用される。
図61は、ユーザと適した動作環境6110で説明した基本的なコンピュータリソースとの間の媒介として働くソフトウェアを説明していることを理解されたい。こうしたソフトウェアには、オペレーティングシステム6128などがある。オペレーティングシステム6128は、ディスクストレージ6124に格納することができ、コンピュータシステム6112のリソースを制御し、割り振るよう働く。システムアプリケーション6130は、システムメモリ6116またはディスクストレージ6124のいずれかに格納されているプログラムモジュール6132およびプログラムデータ6134を介してオペレーティングシステム6128によるリソースの管理を利用する。本発明は、様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せとともに実施できることを理解されたい。
ユーザは、入力装置6136を介してコマンドまたは情報をコンピュータ6112に入力する。入力装置6136には、それだけには限定されないが、マウスなどのポインティングデバイス、トラックボール、スタイラス、タッチパッド、キーボード、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星パラボラアンテナ、スキャナ、TVチューナカード、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、Webカメラなどがある。これらおよび他の入力装置は、インターフェースポート6138を経由してシステムバス6131によって処理装置6114に接続される。インターフェースポート6138には、例えば、シリアルポート、パラレルポート、ゲームポート、ユニバーサルシリアルバス(USB)などがある。出力装置6140は、入力装置6136と同じタイプの何らかのポートを使用する。したがって、例えばUSBポートを使用して、コンピュータ6112への入力を提供し、コンピュータ6112から出力装置6140に情報を出力することができる。出力アダプタ6142は、出力装置6140の中でも一部の出力装置6140にはモニタ、スピーカ、プリンタなど特殊なアダプタを必要とするものがあることを示すために提供されている。出力アダプタ6142には、それだけには限定されないが一例として、出力装置6140とシステムバス6131の間の接続手段を提供するビデオカードおよびサウンドカードなどがある。リモートコンピュータ6144など、他の装置および/または装置のシステムは、入力および出力の機能を提供することに注意されたい。
コンピュータ6112は、リモートコンピュータ6144など1つまたは複数のリモートコンピュータへの論理接続を使用してネットワーク式環境で動作することができる。リモートコンピュータ6144は、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ワークステーション、マイクロプロセッサベースの装置、ピア装置、または他の一般のネットワークノードなどでよく、一般にコンピュータ6112に関連して記載した多くまたはすべての要素を含む。簡潔にするために、リモートコンピュータ6144とともにメモリストレージ6146のみを示している。リモートコンピュータ6144は、ネットワークインターフェース6148を介してコンピュータ6112に論理的に接続され、次いで通信接続6150を介して物理的に接続される。ネットワークインターフェース6148は、ローカルエリアネットワーク(LAN)および広域ネットワーク(WAN)などの通信ネットワークを含む。LAN技術は、光ファイバ分散データインターフェース(FDDI)、銅線分散データインターフェース(CDDI)、Ethernet(登録商標)/IEEE802.3、トークンリング/IEEE802.5などがある。WAN技術には、それだけには限定されないが、ポイントツーポイントリンク、サービス総合デジタル網(ISDN)およびそのバリエーションなどの回線交換ネットワーク、パケット交換ネットワーク、デジタル加入者回線(DSL)などがある。
通信接続6150は、ネットワークインターフェース6148をバス6131に接続するために使用されるハードウェア/ソフトウェアを指す。通信接続6150は、説明上わかりやすくするために、コンピュータ6112内に示しているが、コンピュータ6112の外部にあってもよい。ネットワークインターフェース6148への接続に必要なハードウェア/ソフトウェアには、一例にすぎないが、通常の電話用モデム、ケーブルモデム、DSLモデムなどのモデム、ISDNアダプタ、Ethernet(登録商標)カードなど内部技術および外部技術がある。
図62は、本発明が対話することができるサンプルのコンピューティング環境6200の概略ブロック図である。システム6200は、1つまたは複数のクライアント6210を含む。クライアント6210は、ハードウェアおよび/またはソフトウェア(スレッド、プロセス、コンピューティング装置など)とすることができる。システム6200は、1つまたは複数のサーバ6230も含む。サーバ6230もハードウェアおよび/またはソフトウェア(スレッド、プロセス、コンピューティング装置など)とすることができる。サーバ6230は、スレッドを収容して、例えば本発明を使用することによって変形を行うことができる。クライアント6210とサーバ6230との間の1つの考え得る通信は、2つ以上のコンピュータプロセス間で送信されるように構成されたデータパケットの形式とすることができる。システム6200は、クライアント6210とサーバ6230との間の通信を容易にするために使用できる通信フレームワーク6250を含む。クライアント6210は、クライアント6210に対してローカルに情報を格納するために使用できる1つまたは複数のクライアントデータストア6260に動作可能に接続される。同様に、サーバ6230は、サーバ6230に対してローカルに情報を格納するために使用できる1つまたは複数のサーバデータストア6240に動作可能に接続される。
上記で説明してきたことは、本発明の例を含む。当然、本発明を説明するためにコンポーネントまたは方法の予想されるすべての組合せについて説明することは不可能であるが、本発明の他の多くの組合せおよび置換えが可能であることを当分野の技術者であれば理解できよう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の意図および範囲内に含まれるこうしたすべての代替形態、変更形態、および変形形態を含むものとする。さらに、本発明の特定の特徴を、いくつかの実装形態のうちの1つのみを参照して開示してきたが、こうした特徴は、思い通りに他の実装形態の1つまたは複数の他の特徴、および所与または特定の任意のアプリケーションの利点と組み合わせることができる。さらに、「含む」という用語およびその変形が詳細な説明または特許請求の範囲で使用されている範囲で、これらの用語は、「備える」という用語と同じように包括的なものとする。
特に上述したコンポーネント、装置、回路、システムなどによって実行される様々な機能に関して、こうしたコンポーネントを説明するために使用した用語(「手段」への言及を含む)は、本明細書で示した本発明の態様の例の機能を実行する開示した構造に構造上同じではない場合でも、特に指定のない限り、説明したコンポーネントの指定した機能(機能上の同等物など)を実行する任意のコンポーネントに対応するものとする。この点で、本発明は、本発明の様々な方法の動作および/またはイベントを実行するコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ可読媒体およびシステムを含むことも理解されたい。
通信システム間の通信を管理するシステムを示す図である。 通信システム間の通信を管理しやすくするためにルールベースを使用するシステムを示す図である。 通信システム間の通信を管理しやすくするためにインテリジェントコンポーネントを使用するシステムを示す図である。 電話ベースの通信システムの通信を管理するシステムを示す図である。 通信メディエータを使用して通信決定を自動化する電話ベースの通信システムを示す図である。 発信側の優先度および割り込みコストを示すコスト便益グラフ例である。 グループを定義し、グループに特権および優先度を割り当てる処理エージェントインターフェースの例を示す図である。 割り込みコストを時間のブロックに割り当てる時間パターンパレットインターフェースの例を示す図である。 割り込みコストのレベルを状況要素に割り当てる状況評価インターフェースツールの例を示す図である。 グループ概要インターフェースの例を示す図である。 時間パターンインターフェースの別の例を示す図である。 通信スケジュール変更インターフェースの例を示す図である。 割り込みコストの可視表示を提供するグラフィカルインジケータ表示の例を示す図である。 パーティ間の通信を管理する高度な対人間通信システムを示す図である。 コンタクタとコンタクティとの間の通信処理を容易にするために使用される通信システムの例を示す図である。 通信動作を識別するために使用できる影響図の例である。 グループマネージャユーザインターフェースの第2の例を示す図である。 第3の時間パターンインターフェースを示す例である。 通信を接続すべきか、スケジュール変更すべきかを決定するために使用できるコスト便益分析図の例である。 通信をスケジュール変更する第1のスケジュール変更ユーザインターフェースを示す図である。 通信をスケジュール変更する理由を提供する第2のスケジュール変更ユーザインターフェースを示す図である。 モードおよび予測アルゴリズムを選択するコントロールパネルインターフェースの例を示す図である。 時間に応じた累積確率分布図の例である。 時間に応じた割り込みの期待コストの予測の例を示す図である。 予測、確率、および使用可能な時間単位を含む充実したプレゼンスパレットの例を示す図である。 イベントシステムのコントロールパネルの例を示す図である。 イベントシステムの変数および値の例を示す図である。 金銭的価値を割り込みコストに割り当てる割り込みコストワークベンチの例を示す図である。 本発明の一態様に従って使用できる決定モデルの例を示す図である。 発信側の選好に関連する確率および割り込みコストを使用して適切な通信時間およびチャネルを選択する図の例である。 複数のグラフィカルユーザインターフェース例を介した様々な通信動作を示す図である。 対人間通信の方法例を示す図である。 通信方法の例を示す図である。 基本的な通信方法の例を示す図である。 充実した通信方法の例を示す図である。 本発明の新しい態様とともに使用できるシステムの例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の態様に従って使用できるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。 本発明の一態様に従って使用できるベイズモデルの例を示す図である。 特定のユーザの識別変数を強調表示するモデルの例を示す図である。 本発明の一態様による動的継承の例を示す図である。 本発明の一態様による適した動作環境を示す図である。 本発明が対話することができるサンプルのコンピューティング環境を示す図である。
符号の説明
100 エンティティ間の通信を管理するシステム
200 通信システム間の通信を管理するシステム
300 通信システム間の通信を管理するシステム
400 電話ベースの通信システム

Claims (72)

  1. コンタクタとコンタクティとの間の情報交換を容易にするシステムであって、
    前記コンタクタから前記コンタクティに送信された通信を受信する入力コンポーネントと、
    前記コンタクティへの割り込みに関連するコストおよび少なくとも1つのコンタクティの選好に基づいて前記通信を経路指定する通信サービスと
    を備えたことを特徴とするシステム。
  2. 前記通信サービスは、前記通信を遅らせるコスト、および前記通信を受信する便益のうちの1つまたは複数をさらに使用することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記コンタクティの選好は、ポリシー、ルール、優先度、特権、権利、プロパティ、構成、および割り込み可能性に関するユーザの自己評価のうちの1つまたは複数を含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記コンタクティに割り込みを入れる前記コストは、所与の任意の時間での前記通信の受信に関連するコストを示す時間に応じて提供されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  5. 前記コンタクティに割り込みを入れる前記コストは、前記コンタクタに割り当てられた優先度と比較されて前記コストが前記優先度より大きいか、等しいか、または小さいかを決定することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 前記比較の結果を使用して、前記通信を前記コンタクティにリアルタイムで経路指定する、前記通信を遅れて前記コンタクティに経路指定する、前記通信をスケジュール変更する、前記通信をリダイレクトする、前記通信を破棄する、および/または前記通信を少なくとも第2のコンタクティに経路指定することを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 前記通信は、前記コンタクタによって指示された装置、前記コンタクタの識別、前記コンタクティの識別、前記通信の特徴、好ましい通信モダリティ、装置の可用性、スケジュール、前記コンタクティに割り込みを入れる前記コスト、前記コンタクティの選好、および前記通信を受信するコンタクティの便益のうちの1つに基づいて通信装置に経路指定されることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
  8. 通信の経路指定を容易にするインテリジェントコンポーネントをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  9. 前記インテリジェントコンポーネントは、リアルタイムモニタリング、履歴情報、音響情報、および可視情報のうちの少なくとも1つを介して割り込み可能性の期待コストを生成することを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. 前記インテリジェントコンポーネントは、ベイズモデルおよび機械学習のうちの少なくとも1つを使用して割り込み可能性のコストを生成することを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  11. 前記インテリジェントコンポーネントは、現在および/または将来の割り込み可能性についての推論を生成し、前記推論を使用して前記通信の経路指定を容易にすることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  12. 前記インテリジェントコンポーネントは、割り込み可能性についての予測を生成し、前記予測を使用して前記通信の経路指定を容易にすることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  13. 構内交換機とともに使用されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  14. 前記通信は、その内容、前記コンタクタ、前記コンタクティ、遅らせる能力、時刻、曜日、および重要度のうちの少なくとも1つを示す情報を含み、前記情報を使用して前記通信の経路指定を容易にすることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  15. 1組の対話型コンポーネントを介してシステムのセットアップを容易にする構成コンポーネントをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  16. 前記対話型コンポーネントは、処理エージェント、コスト便益グラフ、時間パレット、状況評価ツール、概要リスト、スケジュール変更ツール、インジケータ表示、影響図、グループマネージャ、コントロールパネル、確率分布図、予測図、プレゼンスパレット、イベントパレット、変数および値リスト、割り込みベンチ、ホワイトボード、および決定モデルのうちの少なくとも1つを含むグラフィカルユーザインターフェースであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  17. パーティ間の通信を処理するシステムであって、
    通信交換サービスに結合されているシステムマネージャと、
    前記システムマネージャおよび複数のステートマシンと対話して、通信交換サービスへの入力信号を前記受信側に割り込みを入れるコストおよび選好に基づいてそれぞれのステートマシンに経路指定することによって前記信号を自動的に処理する通信メディエータと
    を備えたことを特徴とするシステム。
  18. 前記信号は、前記受信側に関連する装置に経路指定される、その後再試行するようにスケジュール変更される、または破棄されることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  19. 前記信号は、カレンダー、スケジュール、電子メール、および状況のうちの少なくとも1つに基づいて経路指定される、スケジュール変更される、または破棄されることを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  20. 前記選好は、呼を携帯電話に転送する、メッセージサービスが取り込み中に設定されているときは呼を直接音声メールに転送する、メッセージサービスが不在に設定されているときは呼を直接音声メールに転送する、メインオフィスシステムがロックされているときは呼を直接音声メールに転送する、およびスクリーンセーバが稼働しているときは呼を直接音声メールに転送するという選好のうちの少なくとも1つを示す受信側の選好であることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  21. 前記通信メディエータは、通信優先度および割り込みコストについてのポリシーの評価に重点を置く定性的コスト便益手法を使用することを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  22. 前記選好は割り込みコストの低と高との間の区別を容易にすることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  23. 前記選好は、会議の出席者数、会議の場所、開催者とユーザとの間の関係、および会議の期間などを示す情報を含むことを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  24. 前記割り込みコストは、会話が検出されたか、ユーザは現在コンピュータと対話しているか、前記ユーザは入力しているか、ソフトウェアアプリケーションはアクティブで、焦点が置かれているか、そのユーザはあるパターンのソフトウェアアプリケーションの使用に従事しているか、インスタントメッセージ通信システムでのフラグの明示な設定、前記ユーザは話をしているか、前記ユーザは書き込みをしているか、前記ユーザは座っているか、前記ユーザはキーボードと対話しているか、前記ユーザは電話と対話しているか、前記ユーザはいるか、前記ユーザは取り込み中か、前記ユーザの雇用身分、および人員構成のうちの1つまたは複数に少なくとも一部、基づいていることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  25. 状況情報を維持するコンポーネントをさらに備えたことを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  26. 前記状況情報は、前記コンタクティは現在電話中か、前記コンタクティの現在の会議の状態、前記コンタクティのスケジュール、および登録されたクライアント装置での前記コンタクティの動作状況について感知された重要なイベントのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項25に記載のシステム。
  27. 前記割り込みコストは金銭的価値として示されることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  28. ベイズモデルに基づいて、入力信号の処理を容易にするために使用される割り込みの期待コストを生成するインテリジェントコンポーネントをさらに備えたことを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  29. 前記ベイズモデルは、感知されたデータから推論された前記コンタクティの割り込み可能性の状態にわたる確率分布であることを特徴とする請求項28に記載のシステム。
  30. 個人間の通信サービスを構築するアーキテクチャであって、
    パーティ間の通信に関連するスキーマを受信する通信マネージャを含み、前記スキーマはコンタクタ、コンタクティ、および前記通信の状況のうちの少なくとも1つに関連するデータを含み、前記通信マネージャは前記スキーマに基づいて前記通信を容易にするための最適な方法を決定する
    ことを特徴とするアーキテクチャ。
  31. 前記スキーマは、識別、初期モダリティ、好ましい通信モダリティ、装置の可用性、スケジュール、好ましい通信チャネル、近い将来のスケジュール、および通信の目的を反映するタスク情報を示すことを特徴とする請求項30に記載のアーキテクチャ。
  32. 前記スキーマに示された初期モダリティに基づいてコンタクタとコンタクティとの間のリアルタイム通信を確立するか、モダリティをシフトするか、前記通信を拒否するか、発信側を電子メールにリダイレクトするか、発信側を音声メールにリダイレクトするか、前記通信を別の時間にスケジュール変更するかに関する決定を行うために使用することを特徴とする請求項30に記載のアーキテクチャ。
  33. 電話会社の交換機、企業内のローカル構内交換機(PBX)、またはCentrexとともに、前記通信を切り替える接続マネージャを使用することをさらに備えたことを特徴とする請求項30に記載のアーキテクチャ。
  34. 通信を容易にするユーザインターフェースであって、
    ユーザがユーザのグループを生成することができる第1の表示コンポーネントと、
    対人間通信サービスにおいて前記グループ間の関係および関連の動作状況を形成する第2の表示コンポーネントと
    を備えたことを特徴とするユーザインターフェース。
  35. 特権およびプロパティのうちの少なくとも1つをそれぞれのグループに割り当てるためにユーザに提供する第3の表示コンポーネントをさらに備えたことを特徴とする請求項34に記載のユーザインターフェース。
  36. コンタクタが通信により受信側にリアルタイムで突破することができるための突破値をユーザが割り当てることができるコスト便益表示コンポーネントをさらに備えたことを特徴とする請求項34に記載のユーザインターフェース。
  37. 対人間の通信を容易にする方法であって、
    コンタクタとコンタクティとの間の対象の通信と関連する情報を受信するステップと、
    前記コンタクティの可用性を予測するステップと、
    前記通信のスケジューリングのユーティリティが時間とともにどのように変化するかを推論するステップと、
    少なくとも一部前記推論に基づいて前記通信をスケジュールするステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  38. 請求項1に記載の前記コンピュータ実行可能コンポーネントを格納することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  39. 請求項1に記載の前記コンピュータ実行可能コンポーネント間で送信されることを特徴とするデータパケット。
  40. 通信を容易にするシステムであって、
    コンタクタから通信を受信する手段と、
    前記通信の経路指定特性を決定する手段と、
    前記通信を処理する手段と
    を備えたことを特徴とするシステム。
  41. 対人間の通信を向上させるシステムであって、
    発信側から通信を受信するコンポーネントと、
    少なくとも割り込みコストに基づいて前記通信を経路指定する対人間通信サービスと
    を備えたことを特徴とするシステム。
  42. 前記対人間通信サービスは、前記割り込みコストおよび前記通信を遅らせるコストに基づいて、どの送信側をスケジュール変更し、どの送信側を呼の受信側につなぐべきかに関するエンコード選好を使用することを特徴とする請求項41に記載のシステム。
  43. 前記エンコード選好は、定義された時間範囲内で前記通信をスケジュール変更するために、相互に使用可能な時間帯があるかどうかをさらに考察することを特徴とする請求項42に記載のシステム。
  44. 前記エンコード選好は、前記通信が確立されている間にカレンダーを比較することによって相互に使用可能な時間帯があるかどうかをさらに考察することを特徴とする請求項43に記載のシステム。
  45. 前記対人間通信サービスは、カレンダーのリアルタイム分析、および通信が行われるまでの許容時間範囲に関連する選好についての考察に基づいて、スケジュール変更された通信のための時間がない場合、前記通信の起動中に前記通信のスケジュール変更を回避することを特徴とする請求項41に記載のシステム。
  46. 前記対人間通信システムは、呼の受信側がスケジュール変更された通信についての警告を受けるのに十分な時間を持てるようになるまでタイムアウトを押す自動スケジュール変更操作を使用することを特徴とする請求項41に記載のシステム。
  47. 前記対人間システムは、スケジュール変更のプロフィールにおいて前記呼の受信側によって指定された、今からの最低時間に関するポリシーを使用して前記通信をスケジュール変更することを特徴とする請求項46に記載のシステム。
  48. 前記時間は、前記呼の受信側の感知されたまたは既知の現在の場所および動作状況に応じて決まることを特徴とする請求項47に記載のシステム。
  49. 前記警告の遅延は、前記通信の受信側が確率推論を介して前記呼の前に前記スケジュール変更された通信に関して通知される確率を指定できるようにすることによって達成されることを特徴とする請求項46に記載のシステム。
  50. 現在のポリシーを要約するツールをさらに備えたことを特徴とする請求項41に記載のシステム。
  51. 前記ポリシーはまもなく何が起こるかを定義することを特徴とする請求項50に記載のシステム。
  52. 前記ツールはすべてのポリシーをさらに要約することを特徴とする請求項50に記載のシステム。
  53. 前記ツールは変更へのエントリポイントを要約することを特徴とする請求項50に記載のシステム。
  54. 各自の現在の忙しさおよびその理由についての想定をユーザに表示するコンポーネントをさらに備えたことを特徴とする請求項41に記載のシステム。
  55. 前記通信の処理に関連する概要を伝達するコンポーネントをさらに備えたことを特徴とする請求項41に記載のシステム。
  56. 前記概要コンポーネントは、前記通信の処理に関連するポリシーおよび理論的根拠をさらに伝達することを特徴とする請求項55に記載のシステム。
  57. 前記概要コンポーネントは、呼の受信側の電子メールに前記概要、ポリシーおよび理論的根拠をさらに伝達することを特徴とする請求項55に記載のシステム。
  58. ユーザが異なるレベルの割り込み可能性を定義することができるユーザインターフェースをさらに備えたことを特徴とする請求項41に記載のシステム。
  59. 前記ユーザインターフェースは、ユーザが会議の特性、デスクトップの動作状況、および感知されたイベントのブール結合を構築することができるようにすることを特徴とする請求項58に記載のシステム。
  60. 前記感知されたイベントは、会話の検出および視覚的姿勢の検出であることを特徴とする請求項59に記載のシステム。
  61. 一方をデフォルトの背景とし、他方をブール値についてアクティブに一致したときに前記デフォルトの背景より上に配置される前景とする、感知された特徴のブール結合とともに割り込み可能性のレベルを提供するよう働くデフォルトの割り込み可能性を定義する時間パレットをさらに備えたことを特徴とする請求項41に記載のシステム。
  62. 前記ユーザインターフェースによって前記ユーザは、背景の時間ベースの割り込み可能性と動作状況ベースの割り込み可能性の組合せについて高次規則を定義することができることを特徴とする請求項58に記載のシステム。
  63. 最高の呼優先度に関連付けられたグループからのユーザの継承を容易にするコンポーネントをさらに備えたことを特徴とする請求項41に記載のシステム。
  64. 前記対人間通信サービスは、動的グループを使用して、カレンダー、動作状況、および通信のうちの少なくとも1つに基づいてユーザに呼の優先度を割り当てることを特徴とする請求項41に記載のシステム。
  65. 前記対人間通信サービスは、前記受信側が取り込み中であるときでさえ、前記発信側が突破することができるようにするために呼の受信側によって与えられた発信側の特権を使用することを特徴とする請求項41に記載のシステム。
  66. 前記特権は、突破が行われたことを知らせる通知を前記発信側および呼の受信側が受信することをさらに指定することを特徴とする請求項65に記載のシステム。
  67. 前記特権は、突破に対する補償の手段をさらに指定することを特徴とする請求項65に記載のシステム。
  68. 前記補償の手段は、リアルタイムの同意およびより長期のポリシーのうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項67に記載のシステム。
  69. 前記補償の手段は手数料を含むことを特徴とする請求項67に記載のシステム。
  70. 前記補償の手段は、前記発信側に連絡したいときに受信側によって使用される「取り込み時突破」通貨を含むことを特徴とする請求項67に記載のシステム。
  71. 前記通貨はトークンであることを特徴とする請求項70に記載のシステム。
  72. 前記トークンは換金することができる、または前記発信側に突破するために使用することができることを特徴とする請求項71に記載のシステム。
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