JP2005120867A - 吸気制御バルブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数及び組付工数を削減し、コストを低減することのできる吸気制御バルブ装置を提供する。
【解決手段】 吸気制御バルブ装置1は、サージタンク100内のタンク室を区画する隔壁104に形成された開口溝105に装着される枠状のフレーム部12を有する樹脂製のバルブボデー10を備える。フレーム部12には、バルブ体70がそのフレーム部12の枠内開口部12a内を回動により開閉可能に設けられ、その開閉により区画されたタンク室111,112の相互間が連通及び遮断される。バルブ体70は、モータ部30により開閉駆動される。バルブボデー10には、モータ部30の通電により励磁されるステータ40がインサート成形により一体化される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多気筒エンジンの吸気系に使用される吸気制御バルブ装置に関する。詳しくは、可変吸気システムのうち、音響振動の節を移動させ、吸気管長を変化させた効果を得るACIS(Acoustic Control Induction System)に使用される吸気制御バルブ装置に関する。
従来、ACISに使用される吸気制御バルブ装置は、バルブボデーとバルブ体とアクチュエータとを備えている(例えば、特許文献1参照。)。バルブボデーは、樹脂製で、サージタンク内のタンク室を区画する隔壁に形成された開口部に装着される枠状のフレーム部を有している。また、バルブ体は、バルブボデーのフレーム部にそのフレーム部の枠内開口部を回動により開閉可能に設けられ、その開閉によりタンク室の相互間を連通及び遮断する。また、アクチュエータは、バルブ体を開閉駆動する。
特開2000−55200号公報
前記特許文献1のアクチュエータとして、従来、ダイヤフラム式負圧制御装置が用いられていた。
ところで、ダイヤフラム式負圧制御装置に代えてモータを用いる場合において、モータは取付ネジ等の固定手段によりバルブボデーに取付けられるのが一般的である。このような固定手段によるモータの取付構造では、部品点数が多く、組付工数が増加するため、コストアップを余儀なくされるという問題がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、部品点数及び組付工数を削減し、コストを低減することのできる吸気制御バルブ装置を提供することにある。
前記した課題は、本発明の特許請求の範囲に記載された構成を要旨とする吸気制御バルブ装置によって解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1に記載された吸気制御バルブ装置によると、モータの通電により励磁されるステータがバルブボデーにインサート成形により一体化されている。これにより、従来の固定手段によるモータの取付構造に比べて、取付ネジ等の固定手段を省略するとともに、バルブボデーと別個に必要であったモータハウジングを省略することができる。したがって、部品点数及び組付工数を削減し、コストを低減することができる。また、部品点数の削減により、吸気制御バルブ装置を軽量化することができる。
また、特許請求の範囲の請求項2に記載された吸気制御バルブ装置によると、バルブボデーのフレーム部において、バルブ体のモータ側の端部に連結されるシャフトを回転可能に支持する軸受部を有するモータ側の枠部が、その軸受部の外径とほぼ等しいか若しくはそれ以上の肉厚をもって形成されている。このモータ側の枠部により、軸受部及びフレーム部全体の支持強度を向上することができる。
また、モータ側の枠部に肉盗み部が設けられている。したがって、樹脂成形時のモータ側の枠部における樹脂の流れを均一化することができ、これによりモータ側の枠部における熱収縮によるヒケ等の成形歪の発生を低減し、寸法精度の向上を図ることができる。
また、特許請求の範囲の請求項3に記載された吸気制御バルブ装置によると、バルブボデーのフレーム部において、バルブ体の反モータ側の端部に連結されるシャフトを回転可能に支持する軸受部を有する反モータ側の枠部が、隔壁の開口部の奥端部に設けられた突起部に係合される。これにより、軸受部を有する反モータ側の枠部が隔壁の突起部により安定的に支持される。
さらに、反モータ側の枠部が係合する隔壁の突起部がその隔壁の肉厚よりも大きい肉厚を有している。このため、隔壁の突起部による反モータ側の枠部の支持強度を向上することができ、吸気の脈動圧により隔壁の突起部に加わる応力を効果的に緩和することができる。
また、特許請求の範囲の請求項4に記載された吸気制御バルブ装置によると、突起部が、反モータ側の枠部に沿う横幅をもって形成されている。このため、突起部による反モータ側の枠部の支持強度を一層向上するとともに、その突起部により反モータ側の枠部を一層安定的に支持することができる。
本発明の吸気制御バルブ装置によれば、モータの通電により励磁されるステータがバルブボデーにインサート成形により一体化されるものであるから、従来の固定手段によるモータの取付構造に比べて、部品点数及び組付工数を削減し、コストを低減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例を参照して説明する。
本発明の一実施例にかかる吸気制御バルブ装置を図面にしたがって説明する。なお、吸気制御バルブ装置を説明する前に、その吸気制御バルブ装置を使用するACIS(Acoustic Control Induction System)の概要について述べる。
図18に示すように、6気筒エンジンの吸気系を構成するサージタンク100内に形成されるタンク室は、隔壁104により第1のタンク室111と第2のタンク室112とに区画されている。第1のタンク室111には、互いに吸気工程が重なり合わない吸気枝管114,115,116が接続されている。また、第2のタンク室112には、互いに吸気工程が重なり合わない吸気枝管117,118,119が接続されている。
また、隔壁104には、両タンク室111,112の相互間の連通及び遮断を行なうバルブ体70を備えた吸気制御バルブ装置1が装着されている。
また、サージタンク100の吸気ダクト部109は、図示しないアクセルペダルの操作に基づいて開閉されるスロットル弁113を備えたスロットルボデー121を介してエアクリーナ122に接続されている。
エンジンの高負荷低速運転時には吸気制御バルブ装置1のバルブ体70が閉じるすなわち閉弁する。このときは、サージタンク100の吸気ダクト部109内における吸入空気流の分岐部109aが吸気脈動による気柱振動の節となり、吸気脈動の振動数は低くなる。したがって、吸気慣性効果により充填効率が高められるので、低速運転時におけるトルク(軸トルクともいう。)を大きくすることができる(図19中のトルク曲線A参照)。
また、エンジンの高負荷高速運転時には吸気制御バルブ装置1のバルブ体70が開くすなわち開弁する。このときは、各吸気枝管114,115,116,117,118,119の開口端が吸気脈動による気柱振動の節となり、吸気脈動の振動数が高くなる。したがって、吸気慣性効果により充填効率が高められるので、高速運転時におけるトルクを大きくすることができる(図19中のトルク曲線B参照)。
前記サージタンク100について詳述する。なお、説明の都合上、サージタンク100及び吸気制御バルブ装置1にかかる方位は、各図に矢印で示すとおりに定める。
図15に示すように、サージタンク100の一側壁(本実施例では後側壁が該当する。)101には、隔壁104に対応するバルブ挿通孔102が形成されている。バルブ挿通孔102は、左右方向を長くするほぼ横長四角形状に形成されている。
隔壁104には、バルブ挿通孔102に対応するほぼU字状の開口溝105が形成されている。開口溝105(詳しくは溝内)は、本明細書でいう「隔壁に形成された開口部」に相当する。
前記開口溝105の奥端面いわゆる溝底面には、突起部106が突出されている。突起部106は、開口溝105の前縁部に沿う横幅(左右方向の幅)106wをもって形成されている。突起部106の左右両端部は開口溝105の左右両側縁に向かって傾斜状に延びており、その突出量が両端に向かって次第に小さくなっている。
突起部106は、図16に示すように、前記隔壁104の肉厚104tよりも大きい肉厚106tで形成されている。さらに、突起部106は、突出方向すなわち後方に向けてその肉厚106tを次第に薄くするテーパ状に形成されている。また、突起部106の基端部の上下両面には、上下一対をなすフランジ部107が上下対称状に突出されている。両フランジ部107は、突起部106の横幅106w(図15参照)にほぼ対応する横幅(左右方向の幅)をもって形成されている。
また、図15に示すように、隔壁104の開口溝105の両側縁の中間部よりも前方寄りの位置には、ほぼチャンネル状の左右のガイド部108が左右対称状に形成されている。両ガイド部108のチャンネル溝108aは、図16に示すように、バルブ体70(後述する)の当該枠部17(20)を受入可能に形成されている。また、チャンネル溝108aにおける上下方向の中間部の溝壁面は、開口溝105の溝壁面に対して一連状に連続している(図15参照)。
次に、前記サージタンク100に装着される吸気制御バルブ装置1について説明する。図1に示すように、吸気制御バルブ装置1は、直流トルクモータにより構成されるモータ部30を一体的に備えたバルブボデー10と、そのバルブボデー10に回動可能に支持されかつモータ部30により開閉駆動されるバルブ体70とを備えている。
まず、バルブボデー10を説明する。図6及び図7に示すように、バルブボデー10は、例えば、樹脂製であり、基板部11と、その基板部11の前側面に水平状に形成された枠状のフレーム部12と、前記基板部11の後側に形成されたモータハウジング部31とを一体に備えている。
基板部11は、フレーム部12とモータハウジング部31との間において垂直状をなす板状に形成されている。基板部11におけるモータハウジング部31よりも外方へ張り出すフランジ状部分は、前記サージタンク100に対する取付フランジとして機能する(図13〜図15参照)。
図6及び図7に示すように、前記フレーム部12は、水平状をなしかつ前後方向を長くするほぼ矩形枠状に形成され、前記サージタンク100のバルブ挿通孔102及び開口溝105(図15参照)内に嵌合可能になっている。フレーム部12は、基板部11に連続する後枠部13と、その後枠部13の左右両端部から前方へ延びる左枠部17及び右枠部20と、その左枠部17及び右枠部20の前端部につながる前枠部23とを有している。左枠部17及び右枠部20は、相互間の間隔を前方に向かって次第に狭くするテーパ状に形成されている。なお、フレーム部12の後枠部13は本明細書でいう「モータ側の枠部」に相当し、また、前枠部23は本明細書でいう「反モータ側の枠部」に相当する。
前記フレーム部12における後枠部13は、左右方向を長くする長細板状に形成されている。後枠部13の左右方向の中央部には、前後方向に延びる軸線L上に位置するほぼ円筒状の軸受部14が形成されている。
図9に示すように、軸受部14の中空部内には、軸線方向に貫通する軸受孔14aが形成されている。軸受孔14aは、後枠部13及び前記基板部11を貫通しており、モータハウジング部31の筒状部32(後述する)内に開放されている(図8参照)。軸受孔14a内には、軸受ブッシュ15がその後方から圧入されている。軸受ブッシュ15は、軸受孔14aの基板部11側の開口端部における周方向の適数箇所(図8では、4箇所を示す。)の熱かしめ部11aを熱かしめすることにより抜け止めいわゆるステーキングされている。なお、軸受ブッシュ15は、軸受孔14aに対して基板部11側の開口端よりも熱かしめ部11aのステーキング用の空間部(これを、逃がし部14bという。)を形成する程度に圧入されている(図9参照)。
図10に示すように、前記後枠部13は、その軸受部14の外径14dとほぼ等しいか若しくはそれ以上の肉厚13tをもって形成されている。図10では、後枠部13の肉厚13tが、軸受部14の外径14dよりも僅かに小さい程度に設定されている。また、後枠部13は、前記サージタンク100のバルブ挿通孔102(図15参照)内に嵌合可能に形成されている。なお、本明細書でいう「軸受部14の外径14dとほぼ等しいか若しくはそれ以上の肉厚13t」とは、ロータシャフト51(後述する)のシャフト径以上でかつ後枠部13を成形可能な肉厚以下のことをいう。
さらに、後枠部13には、左右対称状でかつ上下対称状をなす計4個の凹溝からなる肉盗み部16が形成されている。肉盗み部16は、後枠部13の長手方向(左右方向)に関する両端部分及びその短手方向(前後方向)に関する両端部分並びに軸受部14を除いた部分に形成されている。これにより、後枠部13における上下の肉盗み部16の相互間における肉厚(上下の肉盗み部16の底面相互間の肉厚が相当する。)が薄くなっている。
図6及び図7に示すように、前記前枠部23は、左右方向を長くする長細板状に形成されている。前枠部23の左右方向の中央部には、前記軸線L上に位置するほぼ円筒状の軸受部24が形成されている。
図9に示すように、軸受部24の中空部内には、軸線方向に貫通する軸受孔24aが形成されている。軸受孔24aの後半部内には、軸受ブッシュ25がその後方から圧入されている。その軸受孔24a内には、図4に示すように、支持シャフト22の一端部(前端部)が挿通されている。支持シャフト22は、軸受ブッシュ25により回転可能に支持されている。なお、支持シャフト22の後部は、バルブ体70(後述する)の前側の軸孔72a内に圧入により連結されている。
なお、左枠部17、右枠部20及び前枠部23は、後枠部13の肉厚13t(図10参照)とほぼ等しい肉厚をもって形成されている(図6参照)。しかして、図6に示すように、前枠部23の周縁部は、係合溝28(後述する)の上下の溝壁として形成されるため、肉厚13t(図10参照)よりも所定量厚い肉厚で形成されている。
図7に示すように、前記フレーム部12の軸受部14,24を除いた内周面には、段差面からなる左右一対の弁座26L,26Rが形成されている。両弁座26L,26Rの前端部及び後端部は、それぞれ内方に向けて湾曲している。両弁座26L,26Rは、図11に示すように、軸線Lを中心とする点対称状に形成されている。このため、左枠部17の弁座26Lは下方に面し、右枠部20の弁座26Lは上方に面している。
図6に示すように、前記フレーム部12の外周面すなわち各枠部13,17,20,23の外周面には、外方へ開放されかつ周方向にほぼU字状に連続する断面チャンネル溝状の嵌合溝27が形成されている(図10及び図11参照)。嵌合溝27のうち、前枠部23における溝部分は、左枠部17及び右枠部20における嵌合溝27の溝幅に比べて大きい溝幅で形成された係合溝28になっている(図6参照)。係合溝28は、前記前枠部23の軸受部24を横切っており、その軸受部24の軸受孔24aと連通されている(図9参照)。また、係合溝28は、前記サージタンク100の突起部106に対してガスケット29(後述する)を介して嵌合可能に形成されている(図16参照)。
また、係合溝28を含む嵌合溝27には、一連状をなすゴム状弾性体からなるガスケット29の基端部が嵌合により装着されている(図1〜図5参照)。図5に示すように、ガスケット29の先端部は、フレーム部12の外周面より外方へ突出している。そして、ガスケット29の先端部は、前記サージタンク100のバルブ挿通孔102の左右の両側縁を含む隔壁104の開口溝105(図15参照)内に弾性的に当接することにより、フレーム部12と隔壁104との間をシールする(図17参照)。
しかして、図6に示すように、前記ガスケット29において、フレーム部12の前枠部23に対応する部分には、前方へ開放する断面ほぼチャンネル状の係合溝29aが形成されている。
図16に示すように、ガスケット29の係合溝29aは、前記サージタンク100の突起部106に対して弾性的に嵌合可能に形成されている。これとともに、ガスケット29における係合溝29aの上下の両溝壁29bが、サージタンク100の両フランジ部107に弾性的に当接可能に形成されている。
図6及び図7に示すように前記モータハウジング部31は、前記基板部11の後側面に連続して一体形成されている。
図12に示すように、モータハウジング部31内には、ステータ40がインサート成形により一体化されている。ステータ40は、磁性体により形成されたステータコア41を備えている。ステータコア41は、前記軸線L(図9参照)と同一軸線をなす中空部42aを形成する一対のティース部42と、コイル部44(後述する)と各ティース部42を磁気的に接続する一対のアーム部43とから形成されている。コイル部44は、略円形状の断面を有する芯部材としての鉄心45に、ボビン46を介してステータコイル47が巻装されてなる。
また、前記ステータコイル47に電気的に接続されたターミナル48は、図8に示すように、モータハウジング部31とともに一体形成されたコネクタ部34内にインサート成形により一体化されている。
また、図9に示すように、モータハウジング部31の後側部には、ほぼ円筒状の筒状部32が前記軸線Lと同一軸線上に形成されている。
図4に示すように、前記ステータ40と協働して前記モータ部30を構成するロータ50は、ロータシャフト51と、そのロータシャフト51の一端部(後端部)に圧入により固定されたロータコア53と、ロータコア53の外周面に装着された磁石54,55とからなる(図6参照)。ロータコア53は、磁性材料により円筒状に形成されている。また、各磁石54,55は、円弧状に形成されかつ放射状に着磁されており、ロータコア53に対し着磁方向を反対にして固定されている。これにより、ロータ50にN、Sの二極が形成される。
また、図4に示すように、ロータシャフト51の後端部(図4において左端部)には、スプリングガイド57が回り止め及び抜け止め状態に係合されている。
しかして、図4に示すように、前記ロータシャフト51の前端部(図4において右端部)は、前記モータハウジング部31(図9参照)の筒状部32内からステータコア41のティース部42(図12参照)内を通して、前記バルブボデー10の後枠部13の軸受部14の軸受孔14a内に挿通されている。ロータシャフト51は、軸受孔14a内に装着された前記軸受ブッシュ15により回転可能に支持されている。さらに、ロータシャフト51の前端部は、バルブ体70の後側の軸孔73a(後述する)内に圧入により連結されている。これとともに、前記ロータ50の磁石54,55は、前記ステータ40のティース部42(図12参照)内に回転可能に配置されている。
図4に示すように、前記ロータ50を組込んだ前記モータハウジング部31の筒状部32内には、その開口端面を閉塞するカバー60が回り止め状態にかつ所定の嵌合量をもって嵌合されている。カバー60は、モータハウジング部31の筒状部32の開口端部32aを全周にわたって熱かしめにより内方へ折り曲げることにより抜け止めされている。
また、カバー60の外周部には、Oリング(オーリング)62が装着されている。Oリング62は、カバー60とモータハウジング部31の筒状部32との間を弾性的にシールしている。
しかして、カバー60とスプリングガイド57との間には、前記ロータ50を開方向に付勢するトルクスプリング64が介装されている。
なお、図示しないが、カバー60とスプリングガイド57との間には、バルブ体70(後述する)の開方向の回転時に当接し合うことにより、そのバルブ体70を所定の全開位置に停止させるストッパ手段(図示省略)が設けられている。
ところで、前記ステータ40のステータコイル47(図12参照)には、図示しない制御手段いわゆるECUの制御により制御電流がターミナル48(図8参照)を介して供給される。ステータコイル47が通電されることにより、ステータ40(詳しくはステータコア41)は励磁され、通電により生成されるステータコア41側の極に対して、磁石54,55により生成されたロータ50側の極が吸引される。このため、前記トルクスプリング64の付勢に抗して、ロータ50すなわちバルブ体70(後述する)を閉じる方向(図5において矢印S方向)へ回動させる回動トルクが発生する。また、ステータコイル47の通電が解除されることにより、前記回動トルクは「0(零)」になるため、ロータ50すなわちバルブ体70がトルクスプリング64の弾性復元力により開かれる方向(図5において矢印O方向)へ回動される。なお、ステータコイル47の通電状態をモータ部30のオン(ON)状態といい、その通電の解除状態をモータ部30のオフ(OFF)状態という。
図7及び図8に示すように、前記モータハウジング部31には、筒状部32の外側面と基板部11の後側面とに連続する板状のリブ35が一体形成されている。リブ35は、筒状部32を補強している。さらに、リブ35は、基板部11のレーザ透過率に等しいレーザ透過率となる肉厚35t(図8参照)をもって形成されている。このため、基板部11を前記サージタンク100の側壁101にレーザ溶着する際において、リブ35においてレーザ透過率の測定を行なうことにより、基板部11のレーザ透過率を非破壊で容易に測定することができる。
次に、バルブ体70を説明する。図6に示すように、バルブ体70は、アルミダイカスト製で、前記バルブボデー10のフレーム部12の枠内開口部(符号、12aを付す)を回転によって開閉可能な板状に形成されている。バルブ体70の長手方向の前後両端部には、軸線L上に位置する軸孔72a,73aを有する円筒状の前後の両軸支部72,73が前後対称状に形成されている(図4参照)。
図4に示すように、前側の軸支部72の軸孔72a内には、前記支持シャフト22の後部が圧入により連結されている。また、後側の軸支部73の軸孔73a内には、前記ロータ50のロータシャフト51の前端部が圧入により連結されている。これにより、バルブ体70は、バルブボデー10のフレーム部12に回動可能に支持されており、その回動によりフレーム部12の枠内開口部12aが開閉されるようになっている(図1〜図5参照)。また、支持シャフト22とロータシャフト51は、同一のシャフト径で形成されている。また、両シャフト22,51は、例えば、鉄製で、耐摩耗性を向上するためにデフリックコーティングが施されている。なお、支持シャフトは、本明細書でいう「バルブ体70の反モータ側の端部に連結されるシャフト」に相当する。また、ロータシャフト51は、本明細書でいう「バルブ体のモータ側の端部に連結されるシャフト」に相当する。
前記バルブ体70は、前記モータ部30がオン状態になると、前に述べたように、ステータ40の励磁による回動トルクによりロータ50(図4参照)とともに閉じる方向(図5中、矢印S参照)へ回動されて、前記バルブボデー10のフレーム部12の枠内開口部12aを閉止する。また、モータ部30がオフ状態になると、前に述べたように、ロータ50とともにトルクスプリング64の弾性復元力により開かれる方向(図5中、矢印O参照)へ回動されて、前記フレーム部12の枠内開口部12aを開放する。
また、本実施例において、バルブ体70は、バルブボデー10のフレーム部12の枠内開口部12aを閉止する全閉位置(図5中、二点鎖線70参照)と、その枠内開口部12aを開放する全開位置(図5中、実線70参照)との間において、例えば40°の回動範囲θ1で回動するように設定されている。また、バルブ体70は、バルブボデー10のフレーム部12の軸心を通る基準水平面12bに対して、例えば、10°の傾斜角θ2をもって傾斜した状態になるように、全閉位置(図5中、二点鎖線70参照)が設定されている。なお、回動範囲θ1及び傾斜角θ2は、適宜変更することができる。
図5に示すように、前記バルブ体70は、軸線Lの付近において肉厚を厚くする厚肉部74と、両軸支部72,73(図6参照)を除いた外周部において厚肉部74の肉厚の1/4程度の肉厚とした左右の薄肉部75とを備えて表裏対称状に形成されている。また、厚肉部74と薄肉部75との外表面は、凸型状の円弧面76を介して連続している。また、円弧面76の前端部は前側の軸受部14の後半部に向かって傾斜状に延びており、また、円弧面76の後端部は後側の軸受部14の前半部に向かって傾斜状に延びている(図6参照)。
図4に示すように、前記バルブ体70の下面側すなわち裏面側には、両軸孔72a,73a内に当該シャフト22,51をそれぞれ圧入する際に、軸孔72a,73a内のエアを速やかに排出するための前後の両エア抜き孔77が形成されている。また、バルブ体70の裏面側の両エア抜き孔77に隣接する位置には、バルブ体70の加工時の基準をなす前後の両基準穴78が形成されている。また、前記エア抜き孔77及び基準穴78は、下方に向けて開口されるため、エア抜き孔77及び基準穴78に凝縮水等の水分や、その他の異物等が溜まることを防止あるいは低減することができる。
前記バルブ体70の両薄肉部75の外周部には、ゴム状弾性体からなるシール材79がそれぞれ設けられている。そして、バルブ体70の閉止時(図5中、二点鎖線70参照)には、左側のシール材79が前記フレーム部12の左側の弁座26Lに弾性変形を利用して密着する。これとともに、右側のシール材79がそのフレーム部12の右側の弁座26Rに弾性変形を利用して密着する。したがって、バルブ体70の閉止時には、フレーム部12の枠内開口部12aがシール状態で閉止される。また、バルブ体70の開放時(図5中、実線70参照)には、両シール材79がフレーム部12の両弁座26L,26Rから離れ、フレーム部12の枠内開口部12aが開放される。
上記した吸気制御バルブ装置1(図1〜図3参照)は、前記サージタンク100に次のようにして装着される。すなわち、バルブボデー10のフレーム部12を、前枠部23側からサージタンク100のバルブ挿通孔102(図15参照)内に差し込む。そして、フレーム部12をサージタンク100の隔壁104の開口溝105内に嵌め込む。これにより、フレーム部12の外周部がガスケット29を介して隔壁104の開口溝105の内周部にシール状態で密着する。また、フレーム部12の前枠部23の係合溝28が、ガスケット29の係合溝29aを介して、隔壁104の突起部106にシール状態で係合する(図16参照)。これとともに、ガスケット29の上下の両溝壁29bは、突起部106の両フランジ部107にシール状態で密着する。これにより、前枠部23の上下方向の移動が制限される。また、フレーム部12の左枠部17及び右枠部20が隔壁104のガイド部108のチャンネル溝108a内に嵌合され、その上下方向の移動が制限される(図17参照)。
さらに、バルブボデー10の基板部11は、サージタンク100の側壁101に密着させた状態で、例えばレーザ溶接により接合される(図13〜図15参照)。これにより、バルブ挿通孔102(図15参照)が密閉される。なお、レーザ溶着以外の溶着あるいは接着によっても、バルブボデー10の基板部11をサージタンク100の一側壁101に接合することが可能である。
上記のようにして、サージタンク100に対する吸気制御バルブ装置1の装着が完了する。
上記した吸気制御バルブ装置1において、エンジンの高負荷低速運転時には、前にも述べたように、ECUの制御によりモータ部30がオンされ、バルブ体70が閉じられる。その結果、吸気慣性効果により充填効率が高められるので、低速運転時におけるトルクを大きくすることができる(図19中の曲線A参照)。また、エンジンの高負荷高速運転時には、ECUの制御によりモータ部30がオフされ、バルブ体70が開かれる。その結果、吸気慣性効果により充填効率が高められので、高速運転時におけるトルクを大きくすることができる(図19中の曲線B参照)。
次に、上記した吸気制御バルブ装置1の製作手順について説明する。
まず、バルブボデー10が樹脂成形、例えば射出成形される。このとき、成形型内に予めステータ40がセットされ、ステータ40がバルブボデー10にインサート成形により一体化される。
ここで、バルブボデー10の製造に用いる成形型の一例を説明する。成形型は、下型81と上型82(図11参照)、及び、前後の補助型83,84(図7参照)とを備える。
前側の補助型83は、フレーム部12の基板部11の前側面を含む後枠部13の後部、及び、フレーム部12の嵌合溝27と、フレーム部12の両軸受孔14a,24aを成形するためのもので、前後方向に開閉可能に設けられている。また、下型81は、フレーム部12の下半部を成形するためのもので、上下方向に開閉可能に設けられている。また、上型82は、フレーム部12の上半部を成形するためのもので、上下方向に開閉可能に設けられている。また、後側の補助型84は、基板部11の後側面を含むモータハウジング部31を成形するためのもので、前後方向に開閉可能に設けられている。なお、図示しないが、例えば後側の補助型84には、樹脂材料を型内すなわちキャビティ内に注入するための注入口が形成されている。また、上記した各型81,82,83,84は、流体圧シリンダ、モータ、その他の駆動手段または人手をもって作動されるものとする。
次に、上記成形型を使用するバルブボデー10の製造方法について説明する。まず、各型81,82,83,84の型開き状態において、後側の補助型84内にステータ40をセットする。次に、各型81,82,83,84を閉じることにより、型内に樹脂材料(詳しくは、溶融状態の合成樹脂材料)が流れ込む空間すなわちキャビティが形成される。その後、キャビティ内に後側の補助型84に設けた注入口(図示省略)を通じて樹脂材料が注入される。その樹脂材料を結合体としてバルブボデー10にステータ40がインサート成形により一体化される。また、キャビティ内に注入した樹脂材料の硬化後、型閉じ時とは逆順で各型81,82,83,84が開かれ、成形後のバルブボデー10が取り出される。その後、両軸受孔14a,24a内に軸受ブッシュ15,25がそれぞれ圧入によって装着される。軸受ブッシュ15は、前にも述べたように、軸受孔14aの基板部11側の開口端部における熱かしめ部11a(図8参照)を熱かしめすることにより抜け止めされる。
一方、バルブ体70(図6参照)は、アルミダイカスト成形により形成される。バルブ体70の薄肉部75には表面処理が施された後、その薄肉部75の周縁部にシール材79が一体成形される。
次に、図4に示すように、バルブボデー10のフレーム部12の枠内開口部12a内にバルブ体70を配置した状態において、支持シャフト22が、フレーム部12の前枠部23の軸受孔24a及び軸受ブッシュ25内を通して、バルブ体70の前側の軸支部72の軸孔72a内に圧入される。一方、ロータ50のロータシャフト51が、バルブボデー10の筒状部32内から後枠部13の軸受孔14a及び軸受ブッシュ15内を通して、バルブ体70の後側の軸支部73の軸孔73a内に圧入される。
次に、トルクスプリング64を装着したカバー60をバルブボデー10の筒状部32内の所定位置に嵌合した後、その筒状部32の開口端部32aを全周にわたって熱かしめすることによりカバー60が抜け止めされる。
また、バルブボデー10のフレーム部12の嵌合溝27には、ガスケット29が装着される。
上記のようにして、吸気制御バルブ装置1の製作が終了する(図1〜図3参照)。
上記した吸気制御バルブ装置1によれば、モータ部30の通電により励磁されるステータ40がバルブボデー10にインサート成形により一体化されている。これにより、従来の固定手段によるモータの取付構造に比べて、取付ネジ等の固定手段を省略するとともに、バルブボデー10と別個に必要であったモータハウジングを省略することができる。したがって、部品点数及び組付工数を削減し、コストを低減することができる。また、部品点数の削減により、吸気制御バルブ装置1を軽量化することができる。
また、バルブボデー10のフレーム部12において、バルブ体70のモータ側の端部の軸支部73に連結されるロータシャフト51を回転可能に支持する軸受部14を有する後枠部13が、その軸受部14の外径14dとほぼ等しいか若しくはそれ以上の肉厚13tをもって形成されている(図10参照)。この後枠部13により、軸受部14及びフレーム部12全体の支持強度を向上することができる。
また、後枠部(モータ側の端部)13に肉盗み部16が設けられている。したがって、樹脂成形時の後枠部13における樹脂の流れを均一化することができ、これにより後枠部13における熱収縮によるヒケ等の成形歪の発生を低減し、寸法精度の向上を図ることができる。
また、バルブボデー10のフレーム部12において、バルブ体70の反モータ側の端部に連結される支持シャフト22を回転可能に支持する軸受部24を有する前枠部23が、隔壁104の開口溝105の奥端部に設けられた突起部106に係合されている(図16参照)。これにより、軸受部24を有する前枠部23が隔壁104の突起部106により安定的に支持される。
さらに、前枠部23が係合する隔壁104の突起部106がその隔壁104の肉厚104tよりも大きい肉厚106tを有している(図16参照)。このため、隔壁104の突起部106による前枠部23の支持強度を向上することができ、吸気の脈動圧により隔壁104の突起部106に加わる応力を効果的に緩和することができる。
また、突起部106が、前枠部23に沿う横幅106wをもって形成されている(図15参照)。このため、突起部106による前枠部23の支持強度を一層向上するとともに、その突起部106により前枠部23を一層安定的に支持することができる。
また、バルブボデー10の筒状部32とその筒状部32に取り付けたカバー60との間をシールするOリング62を設けたことにより、後枠部13の軸受孔14aを通じての吸気洩れが阻止される(図4参照)。このため、ロータ50のロータシャフト51の摺動抵抗を軽減し、モータ部30に要求されるトルクを低減することができる。詳しくは、例えば、前記特許文献1のように、バルブ体のシャフトとそのシャフト回りの固定側部材との間にオイルシールを配置するものでは、オイルシールによる摺動抵抗がシャフトに加わるため、モータに要求されるトルクが増大するという不具合を生じる。これに対し、前に述べたように、バルブボデー10の筒状部32とカバー60との間にOリング62を配置することにより、そのような不具合を改善することができる。
また、モータ部30のロータ50のロータシャフト51にバルブ体70を直結し、モータ部30すなわちトルクモータによりバルブ体70をダイレクトに駆動する構成としている(図4参照)。したがって、例えば、ダイヤフラム式負圧制御装置に比べ、バキュームタンク、バキュームスイッチングバルブ(VSV)、配管等を省略することができる。また、モータ駆動により減速ギヤ機構を介してバルブ体を開閉する場合に比べ、減速ギヤ機構を省略することができる。このため、ダイヤフラム式負圧制御装置や減速ギヤ機構を用いる装置に比べて、部品点数及び組付工数を削減し、コストを低減するとともにコンパクト化を図ることができる。
また、モータ部30のロータ50のロータシャフト51を支持する軸受ブッシュ15がロータ50のロータコア53に近い位置、すなわち軸受ブッシュ15のステーキングための逃がし部14bを間に隣接する位置に配置されている(図4参照)。このため、ロータシャフト51に対する軸受ブッシュ15による負荷を軽減することができる。
本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、モータ部30は、トルクモータに限定されるものではない。また、モータ部30のロータ50のロータシャフト51をバルブ体70に直結する構成としたが、モータの駆動力をギヤ伝達機構等を介してバルブ体70を開閉駆動させることも考えられる。また、バルブボデー10の後枠部13に設けた肉盗み部16は、実施例のものに限定されるものではなく、適宜の形状、個数をもって形成することができる。また、肉盗み部16は、省略することもできる。また、サージタンク100の突起部106は、は、実施例のものに限定されるものではなく、適宜の形状、個数をもって形成することが考えられる。
本発明の一実施例にかかる吸気制御バルブ装置を示す斜視図である。 吸気制御バルブ装置を示す正面図である。 吸気制御バルブ装置を示す平面図である。 図3のIV−IV線矢視断面図である。 図3のV−V線矢視断面図である。 吸気制御バルブ装置を示す分解斜視図である。 バルブボデーを示す平面図である。 バルブボデーを示す背面図である。 図7のIX−IX線矢視断面図である。 図7のX−X線矢視断面図である。 図7のXI−XI線矢視断面図である。 図9のXII−XII線矢視断面図である。 サージタンクにおける吸気制御バルブ装置の取付部分を示す左側面図である。 サージタンク100における吸気制御バルブ装置の取付部分を示す平面図である。 図13のXV−XV線矢視断面図である。 図15のXVI−XVI線矢視断面図である。 図15のXVII−XVII線矢視断面図である。 エンジンの吸気系を示す模式図である。 エンジンの回転数とトルクとの関係を表わす特性線図である。
符号の説明
1 吸気制御バルブ装置
10 バルブボデー
12 フレーム部
12a 枠内開口部
13 後枠部(モータ側の端部)
14 軸受部
16 肉盗み部
22 支持シャフト(バルブ体の反モータ側の端部に連結されるシャフト)
23 前枠部(反モータ側の枠部)
24 軸受部
30 モータ部(モータ)
40 ステータ
50 ロータ
51 ロータシャフト(バルブ体のモータ側の端部に連結されるシャフト)
70 バルブ体
100 サージタンク
104 隔壁
105 開口溝(隔壁に形成された開口部)
106 突起部
111 第1のタンク室
112 第2のタンク室

Claims (4)

  1. サージタンク内のタンク室を区画する隔壁に形成された開口部に装着される枠状のフレーム部を有する樹脂製のバルブボデーと、
    前記フレーム部にそのフレーム部の枠内開口部を回動により開閉可能に設けられ、その開閉により前記区画されたタンク室の相互間を連通及び遮断するバルブ体と、
    前記バルブ体を開閉駆動するモータと
    を備える吸気制御バルブ装置であって、
    前記バルブボデーには、前記モータの通電により励磁されるステータがインサート成形により一体化されていることを特徴とする吸気制御バルブ装置。
  2. 請求項1に記載の吸気バルブ制御装置であって、
    前記バルブボデーのフレーム部におけるモータ側の枠部は、前記バルブ体のモータ側の端部に連結されるシャフトを回転可能に支持する軸受部を有し、
    前記モータ側の枠部は、前記軸受部の外径とほぼ等しいか若しくはそれ以上の肉厚をもって形成され、
    前記モータ側の枠部に肉盗み部が設けられている
    ことを特徴とする吸気制御バルブ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の吸気バルブ制御装置であって、
    前記バルブボデーのフレーム部における反モータ側の枠部は、前記バルブ体の反モータ側の端部に連結されるシャフトを回転可能に支持する軸受部を有し、
    前記反モータ側の枠部は、前記隔壁の開口部の奥端部に設けられかつその隔壁の肉厚よりも大きい肉厚を有する突起部に係合可能に形成されている
    ことを特徴とする吸気制御バルブ装置。
  4. 請求項3に記載の吸気バルブ制御装置であって、
    前記突起部は、前記反モータ側の枠部に沿う横幅をもって形成されていることを特徴とする吸気制御バルブ装置。

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