JP2005120410A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005120410A
JP2005120410A JP2003355265A JP2003355265A JP2005120410A JP 2005120410 A JP2005120410 A JP 2005120410A JP 2003355265 A JP2003355265 A JP 2003355265A JP 2003355265 A JP2003355265 A JP 2003355265A JP 2005120410 A JP2005120410 A JP 2005120410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
semiconductor wafer
clamp ring
stage
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003355265A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tsushima
幸治 對馬
Hiroyasu Ichinohe
裕康 一戸
Takashi Sato
隆 佐藤
Satoshi Kimura
聡 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Technology Corp
Renesas Semiconductor Package and Test Solutions Co Ltd
Original Assignee
Renesas Technology Corp
Renesas Northern Japan Semiconductor Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Technology Corp, Renesas Northern Japan Semiconductor Inc filed Critical Renesas Technology Corp
Priority to JP2003355265A priority Critical patent/JP2005120410A/ja
Publication of JP2005120410A publication Critical patent/JP2005120410A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

【課題】スパッタリング装置におけるクランプリングの押さえつけによるウエハのチッピングを防ぐことのできる技術を提供する。
【解決手段】ヒートステージ4上にその主面を上向きにしてウエハ8を配置し、ウエハ8の外周領域をクランプリング2により押圧して、ウエハ8をヒートステージ4上に固定する際、ウエハ8のOF側の外周領域がヒートステージ4上に載っているため、クランプリング2がウエハ8を押圧するとウエハ8のOF側の外周領域にクランプリング2の荷重が集中するが、クランプリング2をチタン材により形成し、軽量化を図ることによってウエハ8のOF側の外周領域に集中する荷重を緩和して、ウエハ8のチッピングの発生を防ぐ。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体装置の製造技術に関し、特に、物理的成膜手段、例えばスパッタリング法によって半導体ウエハ上に薄膜を成膜する工程に適用して有効な技術に関するものである。
真空中にAr(アルゴン)などの放電用ガスを注入し、電極間に電圧を印加するとグロー放電が起こる。この時、プラズマ中の正イオンが陰極上のターゲット表面に衝突し、ターゲット原子をはじき出す。スパッタリング装置は、この現象を利用して半導体ウエハ(以下、単にウエハと記す)上に薄膜を成膜するものである。スパッタリング装置には、成膜する薄膜の種類および薄膜が形成されるウエハ表面の形状などに合わせた種々の方式のものが存在する(例えば、非特許文献1参照)。
西原晋治、「スパッタリング装置」、超LSI製造・試験装置ガイドブック1999年版、株式会社工業調査会、1998年11月25日、p.50−57
スパッタリング装置は、例えばウエハを加熱するヒートステージ上にウエハを載置し、ウエハの外周部を上部からクランプリングで押さえつけることによってウエハを固定し、ウエハ裏面へのアルゴンガスの吹き出しによるウエハのずれを防ぎつつ、ウエハ上へ薄膜を成膜する。
本発明者らは、上記スパッタリング装置を用いた成膜技術について検討している。その中で、本発明者らは、以下のような課題を見出した。
すなわち、本発明者らが検討したスパッタリング装置においては、クランプリングがステンレス鋼から形成されている。ステンレス鋼は相対的に重い金属であるため、ステンレス鋼から形成されたクランプリングがウエハを押さえつけることにより、ウエハに割れまたは欠け(以下、チッピングと記す)が発生し易くなる課題が存在する。
また、ウエハ上において、上記クランプリングで押さえつけられた領域には、薄膜は成膜されないことになる。この薄膜が成膜されない領域からは、チップを取得することができないので、1枚のウエハからのチップ取得数を増加することが困難になってしまう課題が存在する。
本発明の目的は、スパッタリング装置におけるクランプリングの押さえつけによるウエハのチッピングを防ぐことのできる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、1枚のウエハから取得できるチップ数を増加できる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体装置の製造方法は、(a)スパッタリング装置内に設置されたステージ上に主面を上向きにしてウエハを配置する工程と、(b)平面形状が環状のクランプリングによりステージ上に配置されたウエハの外周領域を押圧し、ウエハをステージに固定する工程と、(c)(b)工程後、ウエハの主面に薄膜を成膜する工程とを有し、クランプリングをチタン(Ti)を主成分とする材料で構成するものである。
また、本発明による半導体装置の製造方法は、(a)スパッタリング装置内に設置されたステージ上に主面を上向きにしてウエハを配置する工程と、(b)平面形状が環状のクランプリングによりステージ上に配置されたウエハの外周領域を押圧し、ウエハをステージに固定する工程と、(c)(b)工程後、ウエハの主面に薄膜を成膜する工程とを有し、クランプリングのウエハと対向しない上面に凹部を形成するものである。
また、本発明による半導体装置の製造方法は、(a)スパッタリング装置内に設置されたステージ上に主面を上向きにしてウエハを配置する工程と、(b)平面形状が環状のクランプリングによりステージ上に配置されたウエハの外周領域を押圧し、ウエハをステージに固定する工程と、(c)(b)工程後、ウエハの主面に薄膜を成膜する工程とを有し、ウエハの外周領域をウエハの外周端部から3.5mm以下の距離の範囲とするものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
クランプリングを相対的に軽い金属であるチタンを主成分とする材質から形成してクランプリングの軽量化を図る、あるいはクランプリングに凹部を形成してクランプリングの軽量化を図ることにより、クランプリングがウエハを押圧した際に、ウエハに集中する荷重を緩和できて、ウエハのチッピングを防ぐことができる。またクランプリングに押圧されるウエハの外周領域を、ウエハの外周端部から3.5mm以下の距離の範囲とすることで、1枚のウエハから取得できるチップ数を増やすことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1である半導体装置の製造方法で使用するスパッタリング装置の構成および一連の動作を図1〜図5を用いて説明する。図1および図2はスパッタリング装置の構成を示す概略図、図3はクランプリングの上面図、図4は図3のA−A´線で切断したウエハおよびヒートステージを含む要部断面図、図5は図3のB−B´線で切断したウエハおよびヒートステージを含む要部断面図である。
図1に示すように、本実施の形態1におけるスパッタリング装置は1枚1枚のウエハに対して処理を行う枚葉式であり、そのチャンバ1内には、主にクランプリング(固定手段)2、シールド3、ヒートステージ4、昇降機構5、ホルダ6、ターゲット7が設置されている。
まず、ウエハ(例えば直径6インチ)8がスパッタリング装置に搬送されると、ウエハ8は、薄膜が形成される主面を上向きにしてチャンバ1内のホルダ6上に置かれる。
次に、図2に示すように、ヒートステージ4を昇降機構5により上昇させて、ヒートステージ4上にウエハ8を置き、さらにウエハ8がクランプリング2とヒートステージ4とで挟まれるまでヒートステージ4を上昇させる。
ヒートステージ4は、保持台の一例であり、上部にウエハ8を置くとともに、ウエハ8の温度を調節できるように構成されている。またヒートステージ4はウエハ8よりも小さく設計されている。
昇降機構5は、ヒートステージ4の上下動を可能とするように構成されており、ヒートステージ4を上昇させることにより、クランプリング2とヒートステージ4とでウエハ8を固定するようにしている。
クランプリング2は、図3〜図5に示すように、その平面形状が環状をしており、ヒートステージ4上に配置されたウエハ8の全外周領域を押圧して、ウエハ8をヒートステージ4に固定している。クランプリング2は、相対的に軽いチタンを主成分とする材質(以降、単にチタン材と記す)から形成される。材質をチタン材とすることにより、材質をステンレス鋼材(以下、SUS材と記す)とした場合よりもクランプリング2の軽量化を図ることができる。例えばSUS材からなる6インチウエハ用のクランプリングの重さは1732gであるが、チタン材からなる6インチウエハ用のクランプリング2の重さは1088gとなり、約3/5程度軽くすることができる。
クランプリング2の材質をチタン材とし、その軽量化を図ることにより、ウエハ8の外周領域、特にヒートステージ4上に載っているウエハ8のOF(Orientation Flat)側の外周領域におけるチッピングを防ぐことができる。これは以下のように説明することができる。図4に示すように、ヒートステージ4はウエハ8よりも小さく、ウエハ8のOF側を除いた外周領域はヒートステージ4からはみ出している。このヒートステージ4からはみ出したウエハ8の外周領域ではクランプリング2の荷重の集中が起きない。しかし、図5に示すように、ウエハ8のOF側の外周領域は、ヒートステージ4上に載っているため、クランプリング2がウエハ8を押圧すると、ウエハ8のOF側にクランプリング2の荷重が集中してしまう。このため、相対的に重いSUS材からなるクランプリングでは、ウエハ8のOF側の外周領域に荷重が集中してウエハ8にチッピングが発生する。しかし、クランプリング2を相対的に軽いチタン材から形成し、軽量化を図ることにより、ウエハ8のOF側の外周領域に集中する荷重を緩和することができる。これによって、ウエハ8のOF側の外周領域におけるチッピングを防ぐことができる。
また、クランプリング2は洗浄され、付着した膜を除去することにより再利用されるが、チタン材は洗浄薬品に対してSUS材とほぼ同じ耐性があることから、クランプリング2の材質として好ましい。なおチタン材は、SUS材よりも高価ではあるが、SUS材に比べて加工が容易であることから加工費を安価にすることができる。
さらに、クランプリング2は、ウエハ8の外周領域を押圧する面積を相対的に小さくしている。本発明者らが検討したクランプリングでは、クランプリングによって押圧されるウエハ8の外周領域をウエハ8の外周端部から4mmの距離の範囲としていたが、本実施の形態1ではこれを3.5mm以下の距離の範囲とする。例えば図4に示すように、6インチ(直径が152.4mm)のウエハ8を用いた場合、クランプリング2の内径を146.2mmとする。これにより、ウエハ8の外周端部からクランプリング2の内径までの距離を3.1mmとした。このようにクランプリング2の内径を広げて、クランプリング2で押圧されるウエハ8の外周領域をウエハ8の外周端部から3.5mm以下の距離の範囲とすることにより、ウエハ8に形成されるチップの取得数を増やすことができる。例えば、6インチのウエハにおいて、ウランプリング2で押圧されるウエハ8の外周領域の範囲をウエハ8の外周端部から3.5mmとすると、それをウエハ8の外周端部から4mmとした場合と比べて、有効チップ領域を約6パーセント程度増加させることができた。
この状態でヒートステージ4からアルゴンガスを吹き出し、ウエハ8とターゲット7との間にアルゴンガスを充填して、ターゲット7に負電圧を印加する。ターゲット7は、ウエハ8上に堆積させる薄膜の材料より構成されている。すると、ウエハ8とターゲット7との間に電界が発生し、この発生した電界により、ウエハ8とターゲット7との間にあるアルゴンガスが電離する。そして、電離したアルゴンガス(正電荷を帯びている)がターゲット7に衝突し、この衝突によりターゲット7のターゲット材料がはじき出されて、ウエハ8上に薄膜が堆積する。
次に、本実施の形態1における膜形成装置(スパッタリング装置)を使用して半導体装置を製造する工程と図6〜図9を用いて説明する。
まず、ウエハ8上にイオン注入および熱処理をすることによりpウェル11、nウェル12を形成する。そして、選択酸化法(LOCOS法)を使用して素子分離層13を形成した後、CVD(Chemical Vapor Deposition)法を使用してシリコン酸化膜を堆積させてゲート絶縁膜14を形成する。次に、CVD法を使用してn型ポリシリコン膜15を堆積した後にタングステンシリサイド(WSix)膜16を堆積する。そして、シリコン酸化膜17を堆積させた後、エッチングすることによりnMOS素子形成領域とpMOS素子形成領域にそれぞれn型ポリシリコン膜15とタングステンシリサイド膜16とからなるゲート電極を形成する。
次に、nMOS素子形成領域のソース形成領域とドレイン形成領域にn型不純物をイオン注入法により注入して、それぞれ低濃度n型不純物拡散層18aを形成する。次に、pMOS素子形成領域のソース形成領域とドレイン形成領域にp型不純物をイオン注入法により注入して、それぞれ低濃度p型不純物拡散層19aを形成する。
次に、ゲート電極上にCVD法を使用して、絶縁膜を形成した後、異方性エッチングすることによりサイドスペーサ20を形成する。その後、nMOS素子形成領域のソース形成領域とドレイン形成領域にイオン注入法により高濃度n型不純物拡散層18bを形成する。同様にして、pMOS素子形成領域のソース形成領域とドレイン形成領域にイオン注入法により高濃度p型不純物拡散層19bを形成する。このようにして、CMOS(Complementary Metal oxide semiconductor)素子が形成される。
次に、CVD法を使用して、絶縁膜21を形成した後、エッチングすることにより、コンタクトホール22を形成する。そして、スパッタリング法を使用して、バリア層となるチタン膜23aを堆積した後、CVD法を使用してタングステン(W)膜23bをコンタクトホール22上に堆積する。次に、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法を使用して表面を研磨して平坦化する。このようにして、図6に示すトランジスタ素子およびコンタクトプラグをウエハ8上に形成できる。
次に、図7に示すように、前述したスパッタリング装置を用いて、トランジスタ素子およびコンタクトプラグが形成されたウエハ8上にチタン膜24a、アルミニウム(Al)膜24b、チタン膜24cを形成する。前述したように、ウエハ8はチャンバ1内に設置されたクランプリング2とヒートステージ4とで固定されるが、チタン材からなるクランプリング2を用いていることから、ヒートステージ4上に載っているウエハ8のOF側の外周領域における荷重の集中が緩和されて、ウエハ8のチッピングを防ぐことができる。またクランプリング2の内径を広げて、クランプリング2が押圧するウエハ8の外周領域を、ウエハ8の外周端部から3.5mm以下の距離の範囲とすることにより、ウエハ8に形成されるチップの取得数を増やすことができる。
続いて、図8に示すように、レジスト膜25を塗布した後、露光現像を行いパターニングする。パターニングは、第1層配線を形成する部分のみレジスト膜25が残るように行う。
次に、図9に示すように、エッチングにより所定領域のチタン膜24a、アルミニウム膜24b、チタン膜24cを除去する。そして、レジスト膜25を除去して第1層配線を形成する。
なお、以上述べたように本実施の形態1では、スパッタリング法を使用した成膜装置を例として説明したが、スパッタリング法以外の物理的成膜手段を使用した成膜装置であって、クランプリング2と保持台(ヒートステージ4)とによってウエハ8を固定した後、ウエハ8上に成膜する成膜装置に適用してもよい。
このように、本実施の形態1によれば、相対的に軽いチタン材によりクランプリング2を形成することから、クランプリング2の軽量化を図ることができるので、クランプリング2とヒートステージ4とでウエハ8を固定した際、ヒートステージ4上に載っているウエハ8のOF側の外周領域に集中する荷重を緩和できて、ウエハ8のチッピングを防ぐことができる。またクランプリング2が押圧するウエハ8の外周領域を、ウエハ8の外周端部から3.5mm以下の距離の範囲とすることで、1枚のウエハ8から取得できるチップ数を増やすことができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2であるクランプリングの上面図を図10に示す。
本実施の形態2によるクランプリング9は、前記実施の形態1の図3に示したクランプリング2とほぼ同じ形状であり、クランプリング9によって押圧されるウエハ8の外周領域をウエハ8の外周端部から3.5mm以下の距離の範囲としている。
このクランプリング9には、軽量化を図るために凹部10が形成されている。クランプリング9にはウエハ8と対向する下面と、これとは反対側の上面とがあるが、凹部10はウエハと対向しない上面に形成されている。この凹部10は、例えばザグリ加工により施すことができる。
クランプリング9の軽量化を図るためには、平面環状のクランプリング9の全周に凹部10を設けることが望ましい。しかし、取り付け用のネジ穴があるため、凹部10をクランプリング9の全周に設けることができない。またネジ穴を挟んで凹部10を2箇所に設けた場合は、クランプリング9の左右のバランスが悪くなるという問題が生ずる。そこで、本実施の形態2では、凹部10をクランプリング9の上面の4箇所に設けることとした。
クランプリング9の材質としては、SUS材またはチタン材が用いられる。例えば凹部10を形成しないSUS材の6インチウエハ対応のクランプリング2の重さは1732gであるが、凹部10を形成したSUS材の6インチウエハ対応のクランプリング9の重さは1696gとなる。また例えば凹部10を形成しないチタン材の6インチウエハ対応のクランプリング2の重さは1088gであるが、凹部10を形成したチタン材の6インチウエハ対応のクランプリング9の重さは974gとなる。従って、軽量化のためにはチタン材が好ましい。
このように、本実施の形態2によれば、クランプリング9の上面に凹部10を形成することにより、クランプリング9の軽量化を図ることができるので、クランプリング9とヒートステージ4とでウエハ8を固定した際、ヒートステージ4上に載っているウエハ8のOF側の外周領域に集中する荷重を緩和できて、ウエハ8のチッピングを防ぐことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態では、ウエハの全外周領域を押圧するクランプリングについて説明したが、ウエハの外周領域を数ヶ所、例えば4箇所を押圧するクランプ部を備えたクランプリングを用いてもよい。
また、前記実施の形態では、ウエハのOF側の外周領域がヒートステージ上に載っている場合について説明したが、ウエハの全外周領域またはOF側以外の一部の外周領域がヒートステージ上に載った場合についても適用でき、同様の効果が得られる。
また、前記実施の形態で使用したウエハは、6インチであったが、12インチなど様々な大きさのウエハであってもよい。
本発明の半導体装置の製造方法は、物理的成膜手段を使用した枚葉式の成膜装置であって、ウエハを固定した後、ウエハ上に薄膜を成膜する成膜装置に適用することができる。
本発明の実施の形態1である半導体装置の製造方法で使用するスパッタリング装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置の製造方法で使用するスパッタリング装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態1であるクランプリングの上面図である。 本発明の実施の形態1である図3のA−A´線で切断したウエハおよびヒートステージを含む要部断面図である。 本発明の実施の形態1である図3のB−B´線で切断したウエハおよびヒートステージを含む要部断面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置の製造工程の一例を示した断面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置の製造工程の一例を示した断面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置の製造工程の一例を示した断面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置の製造工程の一例を示した断面図である。 本発明の実施の形態2であるクランプリングの上面図である。
符号の説明
1 チャンバ
2 クランプリング
3 シールド
4 ヒートステージ
5 昇降機構
6 ホルダ
7 ターゲット
8 半導体ウエハ
9 クランプリング
10 凹部
11 pウェル
12 nウェル
13 素子分離層
14 ゲート絶縁膜
15 n型ポリシリコン膜
16 タングステンシリサイド膜
17 シリコン酸化膜
18a 低濃度n型不純物拡散層
18b 高濃度n型不純物拡散層
19a 低濃度p型不純物拡散層
19b 高濃度p型不純物拡散層
20 サイドスペーサ
21 絶縁膜
22 コンタクトホール
23a チタン膜
23b タングステン膜
24a チタン膜
24b アルミニウム膜
24c チタン膜
25 レジスト膜

Claims (5)

  1. 半導体ウエハの主面に物理的成膜手段によって薄膜を成膜する第1の工程を含む半導体装置の製造方法であって、
    前記第1の工程は、
    (a)成膜装置内に設置されたステージ上に前記主面を上向きにして前記半導体ウエハを配置する工程、
    (b)平面環状の固定手段により前記ステージ上に配置された前記半導体ウエハの外周領域を押圧し、前記半導体ウエハを前記ステージに固定する工程、
    (c)前記(b)工程後、前記半導体ウエハの前記主面に前記薄膜を成膜する工程、
    を含み、
    前記固定手段はチタンを主成分とする材料で構成されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 半導体ウエハの主面に物理的成膜手段によって薄膜を成膜する第1の工程を含む半導体装置の製造方法であって、
    前記第1の工程は、
    (a)成膜装置内に設置されたステージ上に前記主面を上向きにして前記半導体ウエハを配置する工程、
    (b)平面環状の固定手段により前記ステージ上に配置された前記半導体ウエハの外周領域を押圧し、前記半導体ウエハを前記ステージに固定する工程、
    (c)前記(b)工程後、前記半導体ウエハの前記主面に前記薄膜を成膜する工程、
    を含み、
    前記固定手段はチタンを主成分とする材料で構成され、
    前記半導体ウエハの前記外周領域は、前記半導体ウエハの外周端部から3.5mm以下の距離の範囲であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 半導体ウエハの主面に物理的成膜手段によって薄膜を成膜する第1の工程を含む半導体装置の製造方法であって、
    前記第1の工程は、
    (a)成膜装置内に設置されたステージ上に前記主面を上向きにして前記半導体ウエハを配置する工程、
    (b)平面環状の固定手段により前記ステージ上に配置された前記半導体ウエハの外周領域を押圧し、前記半導体ウエハを前記ステージに固定する工程、
    (c)前記(b)工程後、前記半導体ウエハの前記主面に前記薄膜を成膜する工程、
    を含み、
    前記固定手段は、前記半導体ウエハと対向する下面と、前記下面とは反対側の上面とを有し、
    前記上面には第1の凹部が形成されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 半導体ウエハの主面に物理的成膜手段によって薄膜を成膜する第1の工程を含む半導体装置の製造方法であって、
    前記第1の工程は、
    (a)成膜装置内に設置されたステージ上に前記主面を上向きにして前記半導体ウエハを配置する工程、
    (b)チタンを主成分とする材料で構成された平面環状の固定手段により前記ステージ上に配置された前記半導体ウエハの外周領域を押圧し、前記半導体ウエハを前記ステージに固定する工程、
    (c)前記(b)工程後、前記半導体ウエハの前記主面に前記薄膜を成膜する工程、
    を含み、
    前記固定手段は、前記半導体ウエハと対向する下面と、前記下面とは反対側の上面とを有し、
    前記上面には第1の凹部が形成されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 半導体ウエハの主面に物理的成膜手段によって薄膜を成膜する第1の工程を含む半導体装置の製造方法であって、
    前記第1の工程は、
    (a)成膜装置内に設置されたステージ上に前記主面を上向きにして前記半導体ウエハを配置する工程、
    (b)平面環状の固定手段により前記ステージ上に配置された前記半導体ウエハの外周領域を押圧し、前記半導体ウエハを前記ステージに固定する工程、
    (c)前記(b)工程後、前記半導体ウエハの前記主面に前記薄膜を成膜する工程、
    を含み、
    前記固定手段は、前記半導体ウエハと対向する下面と、前記下面とは反対側の上面とを有し、
    前記上面には第1の凹部が形成され、
    前記半導体ウエハの前記外周領域は、前記半導体ウエハの外周端部から3.5mm以下の距離の範囲であることを特徴とする半導体装置の製造方法。

JP2003355265A 2003-10-15 2003-10-15 半導体装置の製造方法 Pending JP2005120410A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003355265A JP2005120410A (ja) 2003-10-15 2003-10-15 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003355265A JP2005120410A (ja) 2003-10-15 2003-10-15 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005120410A true JP2005120410A (ja) 2005-05-12

Family

ID=34612924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003355265A Pending JP2005120410A (ja) 2003-10-15 2003-10-15 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005120410A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009135128A (ja) * 2007-11-28 2009-06-18 Nec Electronics Corp ウエハ用クランプリング及び半導体装置の製造方法
JP2010225740A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Tokyo Electron Ltd 基板処理方法および基板処理装置
CN102760679A (zh) * 2011-04-28 2012-10-31 佳能安内华股份有限公司 基板托架以及使用了该托架的基板处理装置
CN105088167A (zh) * 2014-05-20 2015-11-25 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 承载装置、反应腔室及半导体加工设备
CN105990227A (zh) * 2015-02-27 2016-10-05 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 金属连线的制作方法及半导体器件
CN107305853A (zh) * 2016-04-18 2017-10-31 北京北方华创微电子装备有限公司 反应腔室
US11255011B1 (en) 2020-09-17 2022-02-22 United Semiconductor Japan Co., Ltd. Mask structure for deposition device, deposition device, and operation method thereof

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009135128A (ja) * 2007-11-28 2009-06-18 Nec Electronics Corp ウエハ用クランプリング及び半導体装置の製造方法
JP2010225740A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Tokyo Electron Ltd 基板処理方法および基板処理装置
CN102760679A (zh) * 2011-04-28 2012-10-31 佳能安内华股份有限公司 基板托架以及使用了该托架的基板处理装置
KR101366441B1 (ko) * 2011-04-28 2014-02-21 캐논 아네르바 가부시키가이샤 기판 트레이 및 상기 트레이를 이용한 기판 처리 장치
CN105088167A (zh) * 2014-05-20 2015-11-25 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 承载装置、反应腔室及半导体加工设备
CN105990227A (zh) * 2015-02-27 2016-10-05 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 金属连线的制作方法及半导体器件
CN105990227B (zh) * 2015-02-27 2019-11-08 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 金属连线的制作方法及半导体器件
CN107305853A (zh) * 2016-04-18 2017-10-31 北京北方华创微电子装备有限公司 反应腔室
US11255011B1 (en) 2020-09-17 2022-02-22 United Semiconductor Japan Co., Ltd. Mask structure for deposition device, deposition device, and operation method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10236201B2 (en) Wafer carrier for smaller wafers and wafer pieces
US9299580B2 (en) High aspect ratio plasma etch for 3D NAND semiconductor applications
US7781343B2 (en) Semiconductor substrate having a protection layer at the substrate back side
JP2006319058A (ja) 半導体装置の製造方法
CN1801464A (zh) 半导体装置与半导体装置的制造方法
US20040063263A1 (en) Manufacturing method of semiconductor devices
JP2005120410A (ja) 半導体装置の製造方法
US6638688B2 (en) Selective electroplating method employing annular edge ring cathode electrode contact
US20120258576A1 (en) Manufacturing method of semiconductor device
US10522360B2 (en) Method for forming semiconductor device structure with etch stop layer
KR100717694B1 (ko) 분리층을 갖는 정전척
JP2004356386A (ja) 半導体装置およびその製造方法
TW538440B (en) Manufacturing method of semiconductor device
JP2013149685A (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
US10109474B1 (en) Method for fabricating handling wafer
KR100783569B1 (ko) 캡 형 정전척
JP2003209068A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2007329279A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2003297909A (ja) 半導体装置の製造方法
KR20040092469A (ko) 반도체장치의 제조방법 및 성막방법
US20060128138A1 (en) Gate structure having diffusion barrier layer
US6399456B2 (en) Method of fabricating a resistor and a capacitor electrode in an integrated circuit
JP2002043294A (ja) プラズマ処理方法および装置
JP2006294959A (ja) 半導体装置の製造方法及び半導体基板
US20210017645A1 (en) Resolving spontaneous arcing during thick film deposition of high temperature amorphous carbon deposition