JP2005119760A - エレベータの信号伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信距離が長距離の場合でも適切な受信電力を確保することができ、かごの走行時でも安定した無線通信を行うことができるエレベータの信号伝送装置を得る。
【解決手段】エレベータの昇降路の最上部とかご上部に設置された第1の無線通信装置対6,7と、第1の無線通信装置対の送受信制御を行う第1の通信制御装置1と、エレベータの昇降路の最下部とかご下部に設置された第2の無線通信装置対8,9と、第2の無線通信装置対の送受信制御を行う第2の通信制御装置2とを備え、第1と第2の通信制御装置1,2は、第1と第2の無線通信装置対におけるかご位置に応じた通信波の受信電力レベルの特性が交差するかご位置を閾値として、かご位置情報と閾値との比較に基づいて第1と第2の無線通信装置対における受信データの切り換えを行う受信制御手段25,27、34,37をそれぞれ備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、エレベータの制御装置とかご間の信号伝送を無線通信で行うエレベータの信号伝送装置に関するものである。
従来技術の一例として、かごと機械室間の運転状況メッセージ信号の授受を、無線装置を介して行うエレベータの制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、かごと機械室のそれぞれに設けた信号伝送装置により無線で信号伝送する際、送信周波数と受信周波数が異なるミリ波搬送波を用いて双方向で信号伝送すると共に、かごの上部と下部、および昇降路の最上部と最下部にそれぞれ無線装置を設置して信号伝送系を二重化したエレベータ信号伝送装置がある(例えば、特許文献2参照)。
特開昭63−282076号公報(図1、図2) 特開平11−150505号公報(図4)
しかしながら、特許文献1の構成では、通信距離と受信電力とが反比例関係にあり、通信距離が近距離では受信電力は大きく、通信距離が遠距離では受信電力は小さい。したがって、送信電力が大きく固定されている場合、通信距離が近距離になると受信電力が過剰になり、通信が不安定になるという問題があった。また、特許文献2に示されている構成では、信号伝送系を二重化することが提案されているが、伝送の長距離化については考慮されていない。
この発明は上述した点に鑑みてなされたもので、通信距離が長距離の場合でも適切な受信電力を確保することができ、かごの走行時でも安定した無線通信を行うことができるエレベータの信号伝送装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの信号伝送装置は、エレベータの制御装置とかごとの間の信号伝送を無線通信で行うエレベータの信号伝送装置において、エレベータの昇降路の最上部とかご上部に設置された第1の無線通信装置対と、前記第1の無線通信装置対の送受信制御を行う第1の通信制御装置と、エレベータの昇降路の最下部とかご下部に設置された第2の無線通信装置対と、前記第2の無線通信装置対の送受信制御を行う第2の通信制御装置とを備え、前記第1と第2の通信制御装置は、第1と第2の無線通信装置対におけるかご位置に応じた通信波の受信電力レベルの特性が交差するかご位置を閾値として、かご位置情報と閾値との比較に基づいて第1と第2の無線通信装置対における受信データの切り換えを行う受信制御手段をそれぞれ備えたことを特徴とする。
この発明に係るエレベータの信号伝送装置は、前記第1と第2の通信制御装置に備えられた受信制御手段により、第1と第2の無線通信装置対におけるかご位置に応じた通信波の受信電力レベルの特性が交差するかご位置を閾値として、かご位置情報と閾値との比較に基づいて第1と第2の無線通信装置対における受信データの切り換えを行うため、通信距離が長距離の場合でも適切な受信電力を確保することができ、かごの走行時でも安定した無線通信を行うことができるという利点がある。
実施の形態1.
図1は、この発明に係るエレベータの信号伝送装置を示す全体構成図である。図1に示すように、エレベータの制御装置側の通信制御装置1は、例えば制御装置に内蔵され、昇降路最上部に設置された制御装置側ミリ波通信装置6と、昇降路最下部に設置された制御装置側ミリ波通信装置8との通信を制御する。また、かご3側の通信制御装置2は、かご3上に設置されたかご側ミリ波通信装置7と、かご3下に設置されたかご側ミリ波通信装置9との通信を制御する。
ここで、制御装置側ミリ波通信装置6とかご側ミリ波通信装置7とは、対としてミリ波28を送受信するミリ波通信装置で、対向する位置に設置されている。同様に、制御装置側ミリ波通信装置8とかご側ミリ波通信装置9とは、対としてミリ波29を送受信するミリ波通信装置で、対向する位置に設置されている。これら通信装置6〜9は、同一構成のミリ波通信装置である。但し、相互の混信を防止するために異なる周波数を用いたものにしても良い。
かご3内には、図示しない、監視カメラ、モニタ、マイク、スピーカ、行先階登録釦や階床表示器などを内蔵するかご操作盤が設置されており、これら機器は、ミリ波通信装置により制御装置と信号伝送を行っている。なお、かご3と釣合い重り4とはロープを駆動する巻上機5によって昇降制御される。
図2は、実施の形態1に係るエレベータの制御装置側の通信制御装置1の内部構成を示すブロック図である。エレベータの制御装置には、例えば図示しないエンコーダのパルス信号をカウントし演算することによりかご位置を検出するかご位置検出部21と、かご位置検出部21により検出されるかご位置データに基づいてエレベータの運行管理を制御する運転制御部22と、通信制御装置1とが備えられている。
通信制御装置1は、後述する通信制御部26からの送信データを制御装置側ミリ波通信装置6および制御装置側ミリ波通信装置8へそれぞれ分配する送信データ分配部24と、例えばセレクタで構成され、後述するかご位置判定部27からの切換信号により、制御装置側ミリ波通信装置6または制御装置側ミリ波通信装置8からのいずれかの受信データを選択するよう切り換えて通信制御部26へ出力する受信データ切換部25と、運転制御部22との間のデータ送受信を制御する通信制御部26と、運転制御部22及び通信制御部26を経由してかご位置検出部21から送信されるかご位置データと予め設定されている所定の閾値とを比較してその比較結果に応じた切換信号を受信データ切換部25へ出力するかご位置判定部27とを備えている。
ここで、前記送信データ分配部24により分配された送信データは、制御装置側ミリ波通信装置6および制御装置側ミリ波通信装置8により、それぞれミリ波に変換され、ミリ波に変換された送信データは、制御装置側ミリ波通信装置6からかご側ミリ波通信装置7に対し送信され、同様に、制御装置側ミリ波通信装置8からかご側ミリ波通信装置9に対し送信される。また、かご位置判定部27と受信データ切換部25により、制御装置側の受信制御手段を構成している。
図3は、実施の形態1に係るかご通信制御装置2の内部構成を示すブロック図である。かご制御装置には、エレベータの制御装置との信号伝送によりかご操作盤やドアなどを制御するかご機器制御部31と、かご3側の通信制御装置2とが備えられている。
通信制御装置2は、後述する通信制御部36からの送信データをかご側ミリ波通信装置7およびかご側ミリ波通信装置9へそれぞれ分配する送信データ分配部34と、例えばセレクタで構成され、後述するかご位置判定部37からの切換信号により、かご側ミリ波通信装置7またはかご側ミリ波通信装置9からのいずれかの受信データを選択するように切換えて通信制御部36へ出力する受信データ切換部35と、かご機器制御部31との間のデータ送受信を制御する通信制御部36と、かご側ミリ波通信装置7またはかご側ミリ波通信装置9で受信したかご位置データと予め設定されている所定の閾値とを比較してその比較結果に応じた切換信号を受信データ切換部35へ出力するかご位置判定部37とを備えている。
ここで、かご位置データは、階床表示用インジケータ情報として、制御装置からかごへ送信されている。また、前記送信データ分配部34により分配された送信データは、かご側ミリ波通信装置7およびかご側ミリ波通信装置9により、それぞれミリ波に変換され、ミリ波に変換された送信データは、かご側ミリ波通信装置7から制御装置側ミリ波通信装置6に対し送信され、同様に、かご側ミリ波通信装置9から制御装置側ミリ波通信装置8に対し送信される。また、かご位置判定部37と受信データ切換部35により、かご側の受信制御手段を構成している。
次に、図4および図5を参照して受信信号を制御する動作について説明する。図4は、初期化時における制御装置側の通信制御装置1の動作を示すフローチャートである。電源投入直後などの初期化時において、まず、ステップS1により、ミリ波通信装置6,8からの受信データを無効にし、ミリ波通信装置6,8からの受信動作を行わないようにする。次に、ステップS2により、予め定められた特定階へ走行するかご位置検出専用運転を行う。この運転により、かご位置の初期値を決めることができる。例えば、特定階を最上階と定めたとすれば、かご側のミリ波通信装置は、かご側ミリ波通信装置7が選択されるように、かご位置データの初期値が予め設定されている。
次に、ステップS3により、ミリ波通信装置6,8からの受信データを有効にするが、仮にかご位置検出専用運転により最上階に停止した場合では、これらの動作により、制御装置側ミリ波通信装置6とかご側ミリ波通信装置7間で正常に無線通信ができるようになり、制御装置側ミリ波通信装置6からの受信データを正常に受信できるようになり、ステップS4で通常運転に移行する。
また、図5は、受信信号を切り換える閾値を示す説明図である。特性Aは、制御装置側ミリ波通信装置6とかご側ミリ波通信装置7間のミリ波のかご位置に応じた受信電力レベルを示すデータの一例であり、かご3が最上階に停止している場合は、制御装置側ミリ波通信装置6とかご側ミリ波通信装置7間の通信距離が最も短くなるため受信電力は最大となり、反対に、かご3が最下階に停止している場合は、制御装置側ミリ波通信装置6とかご側ミリ波通信装置7間の通信距離が最も長くなるため受信電力は最小となる。
同様に、特性Bは、制御装置側ミリ波通信装置8とかご側ミリ波通信装置9間のミリ波のかご位置に応じた受信電力レベルを示すデータの一例であり、かご3が最上階に停止している場合は、制御装置側ミリ波通信装置8とかご側ミリ波通信装置9間の通信距離が最も長くなるため受信電力は最小となり、反対に、かご3が最下階に停止している場合は、制御装置側ミリ波通信装置8とかご側ミリ波通信装置9間の通信距離が最も短くなるため受信電力は最大となる。通信可能レベルは、受信電力がその値より小さい場合は正常に通信できないレベルであり、この値は閾値として、例えば、制御装置側およびかご側のそれぞれの通信制御装置に備えられる図示しないメモリに予め格納されている。
次に、かご3が最上階から最下階までダウン運行した場合の動作について説明する。かご3が最上階に停止している場合、制御装置側は受信データ切換部25により制御装置側ミリ波通信装置6からの受信データが選択されており、かご側は受信データ切換部35によりかご側ミリ波通信装置7からの受信データが選択されている。この場合のミリ波の受信電力は図5のア点である。これにより、制御装置側ミリ波通信装置6とかご側ミリ波通信装置7間で通信が正常に確立していることになる。
次に、かご3が下方向に走行し始めると、制御装置側ミリ波通信装置6とかご側ミリ波通信装置7間の受信電力は、かご位置に応じて図5のア点から減少していく。ここで、受信電力が受信可能レベルの限界である図5のイ点になるかご位置に到達し、かご位置データが所定の閾値まで減少すると、制御装置側は、かご位置判定部27が受信データ切換部25へ切換信号を出力し、受信データ切換部25は制御装置側ミリ波通信装置8からの受信データを選択する。一方、かご側は、かご位置判定部37が受信データ切換部35へ切換信号を出力し、受信データ切換部35はかご側ミリ波通信装置9からの受信データを選択する。これにより、制御装置側ミリ波通信装置8とかご側ミリ波通信装置9間への通信に切換えられる。
さらに、かご3が下方向に走行すると、制御装置側ミリ波通信装置8とかご側ミリ波通信装置9間の受信電力は、かご位置に応じて図5のイ点から増加していき、かご3が最下階に到着すると、受信電力は図5のウ点となる。
かご3が最下階から最上階までアップ運転した場合は、上記と反対の動作となり、その場合の受信電力は、図5のウ点からイ点までかご位置に応じて減少し、イ点からア点までかご位置に応じて増加することになる。
上述した例では、受信信号を切換えるための閾値を通信可能レベルの下限として説明したが、この構成にすることにより、通信距離を最大限長距離化することが可能となる。この閾値を通信可能レベルよりやや上側に設定することにより、通信距離は若干短くなるものの、外乱に対する裕度が増し、更に安定した通信が可能となる。また、アップ運転の場合に切換える閾値とダウン運転の場合に切換える閾値を別々に設けて、ヒステリシス特性を有する構成にすることにより、切換わる瞬間の切換動作が安定するので、据付保守時などにかごを微少移動させたりする場合でも、安定した通信が可能となる。
図6は、無線通信により伝送するデータ構成の一例を示す説明図である。本図を用いて、制御装置側およびかご側の切換手段が切換える動作タイミングを説明する。制御装置とかご間で伝送するデータは、第1バイトデータから第Nバイトデータにより構成され、制御装置からかごへ送信するデータとしては、例えば、階床表示用インジケータ情報やかご行先釦灯情報などがあり、かごから制御装置へ送信するデータとしては、例えば、かご行先釦情報や、かご内スイッチ情報などがある。これらのデータは、無信号区間をはさんで、一定周期毎に送受信される。
ここで、制御装置側およびかご側の切換手段が切換えるタイミングを、無信号区間の間にすることで、第1バイトデータから第Nバイトデータまでの有効なデータ区間で切換えられることがないので、切換えたタイミングでも受信データを破壊することがなく、また、通信系統の違いによる伝送遅れの影響を受けることもなく、安定した無線通信を行うことができる。
従って、実施の形態1によれば、かご位置情報に基づいて無線通信装置から出力される受信信号を切り換える受信制御手段を制御装置側とかご側にそれぞれ備えたので、通信距離が長距離の場合でも適切な受信電力を確保することができ、かごの走行時でも安定した無線通信を行うことができる。
また、受信データの無信号区間の間に受信データの切り換えを行うようにしたので、通信系統の違いによる伝送遅れの影響を受けることなく、さらに、受信データを切り換えたタイミングでも受信データを破壊することなく、安定した無線通信を行うことができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係る制御装置側の通信制御装置1の内部構成を示すブロック図である。図7に示す実施の形態2に係る制御装置側の通信制御装置1の内部構成において、送信データ分配部64以外は、図2に示す実施の形態1と同様の構成である。図7に示す実施の形態2において、送信データ分配部64は、かご位置判定部27からのかご位置に応じて出力される切換信号により、制御装置側ミリ波通信装置6および制御装置側ミリ波通信装置8のうち、受信データを選択した側のミリ波通信装置への送信データのみを出力し、受信データを選択していない側のミリ波通信装置への送信データを出力しないようになされており、かご位置判定部27と送信データ分配部64により、制御装置側の送信制御手段を構成している。
また、図8は、実施の形態2に係るかご側の通信制御装置2の内部構成を示すブロック図である。図8に示す実施の形態2に係るかご側の通信制御装置2の内部構成において、送信データ分配部74以外は、図3に示す実施の形態1と同様の構成である。図8に示す実施の形態2において、送信データ分配部74は、かご位置判定部37からかご位置に応じて出力される切換信号により、かご側ミリ波通信装置7およびかご側ミリ波通信装置9のうち、受信データを選択した側のミリ波通信装置への送信データのみを出力し、受信データを選択していない側のミリ波通信装置への送信データを出力しないようになされており、かご位置判定部37と送信データ分配部74により、かご側の送信制御手段を構成している。
従って、実施の形態2によれば、図7および図8に示す構成により、制御装置側ミリ波通信装置6とかご側ミリ波通信装置7、もしくは制御装置側ミリ波通信装置8とかご側ミリ波通信装置9の、どちらか一方の対のミリ波通信装置で送信することになるので、お互いの混信を防止することができる。
次に、実施の形態1及び2におけるミリ波通信装置の取付方向について図1を参照して説明する。制御装置側ミリ波通信装置6とかご側ミリ波通信装置7、制御装置側ミリ波通信装置8とかご側ミリ波通信装置9は、それぞれ対として用いるが、ミリ波通信装置の偏波方向をお互い直交するように配置するようにする。つまり、制御装置側ミリ波通信装置6とかご側ミリ波通信装置7で送受信するミリ波28の偏波面と、制御装置側ミリ波通信装置8とかご側ミリ波通信装置9で送受信するミリ波29の偏波面を90°ずらした方向で配置するようにする。このようにすることにより、他方の対の無線通信装置との混信を防止することができ、安定した無線通信を行うことができる。
なお、実施の形態1及び2では、制御装置が昇降路上部に設置されたエレベータを一例に説明したが、機械室レスエレベータのように制御装置が昇降路下部に設置されたエレベータや、斜行エレベータのように昇降路が垂直でないエレベータにも同様な構成をとることにより、同じ効果を得ることができる。
第1と第2の通信制御装置に備えられた受信制御手段により、第1と第2の無線通信装置対におけるかご位置に応じた通信波の受信電力レベルの特性が交差するかご位置を閾値として、かご位置情報と閾値との比較に基づいて第1と第2の無線通信装置対における受信データの切り換えを行うため、通信距離が長距離の場合でも適切な受信電力を確保することができ、かごの走行時でも安定した無線通信を行うことができる。
この発明に係るエレベータの信号伝送装置を示す全体構成図である。 実施の形態1に係るエレベータの制御装置側の通信制御装置1の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るかご通信制御装置2の内部構成を示すブロック図である。 初期化時における制御装置側の通信制御装置1の動作を示すフローチャートである。 受信信号を切り換える閾値を示す説明図である。 無線通信により伝送するデータ構成の一例を示す説明図である。 実施の形態2に係るエレベータの制御装置側の通信制御装置1の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るかご通信制御装置2の内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 制御装置側の通信制御装置、2 かご通信制御装置、3 かご、4 釣合い重り、5 巻上機、6 制御装置側ミリ波通信装置、7 かご側ミリ波通信装置、8 制御装置側ミリ波通信装置、9 かご側ミリ波通信装置、21 かご位置検出部、22 運転制御部、24 送信データ分配部、25 受信データ切換部、26 通信制御部、27 かご位置判定部、31 かご機器制御部、34 送信データ分配部、35 受信データ切換部、36 通信制御部、37 かご位置判定部。

Claims (4)

  1. エレベータの制御装置とかごとの間の信号伝送を無線通信で行うエレベータの信号伝送装置において、
    エレベータの昇降路の最上部とかご上部に設置された第1の無線通信装置対と、
    前記第1の無線通信装置対の送受信制御を行う第1の通信制御装置と、
    エレベータの昇降路の最下部とかご下部に設置された第2の無線通信装置対と、
    前記第2の無線通信装置対の送受信制御を行う第2の通信制御装置と
    を備え、
    前記第1と第2の通信制御装置は、第1と第2の無線通信装置対におけるかご位置に応じた通信波の受信電力レベルの特性が交差するかご位置を閾値として、かご位置情報と閾値との比較に基づいて第1と第2の無線通信装置対における受信データの切り換えを行う受信制御手段をそれぞれ備えた
    ことを特徴とするエレベータの信号伝送装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータの信号伝送装置において、
    前記受信制御手段は、受信データの無信号区間の間に受信データの切り換えを行う
    ことを特徴とするエレベータの信号伝送装置。
  3. 請求項1または2に記載のエレベータの信号伝送装置において、
    前記第1と第2の通信制御装置は、受信データを選択した側の無線通信装置への送信データのみを出力し、受信データを選択していない側の無線通信装置側への送信データを出力しないように送信データの出力先を制御する送信制御手段をそれぞれ備えた
    ことを特徴とするエレベータの信号伝送装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエレベータの信号伝送装置において、
    第1と第2の無線通信装置対は、送受信波の偏波面が互いに直交する向きに配置するようにした
    ことを特徴とするエレベータの信号伝送装置。
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