JP2005116147A - 光学部品及び光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
耐拭き性を確保しつつ、光透過率を高く維持できるにもかかわらず、例えば微細構造による本来の光学特性を発揮させることができる光学部品及び光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】
対物レンズにおいて、回折構造Dを形成した第1の光学面S1では、反射防止膜の膜層数が比較的低いので、膜厚が比較的薄いことから成膜後の微細構造の形状を維持しやすくなり、回折特性などの劣化を回避できると共に、拭き性も向上させることができる。一方、第2の光学面S2には微細構造を形成していないので、反射防止膜の膜厚を増大させても、光学特性の大きな劣化を招くことはなく、拭き性も低下しないので、反射防止膜の膜層数を増大させ、十分な反射防止機能を発揮できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光学部品及び光ピックアップ装置に関し、特に光学性能を向上させた光学部品及び光ピックアップ装置に関する。
近年、短波長赤色半導体レーザの実用化に伴い、従来の光ディスク(光情報記録媒体ともいう)である、CD(コンパクトディスク)と同程度の大きさで大容量化させた高密度の光ディスクであるDVD(デジタルバーサタイルディスク)が開発・製品化されている。しかるに、CDもしくはDVDを専用として情報を記録/再生できるというだけでは、光ピックアップ装置の製品としての価値は十分なものとはいえないことから、より付加価値を高めるため、CD・DVDのいずれに対しても情報の記録/再生を行うことができる、いわゆる互換型光ピックアップ装置も開発されている。
ところで、CDの仕様(光源波長、開口数、透明基板厚さ等)とDVDの仕様とは異なるため、単一の対物レンズを用いて、双方の光ディスクに対して適切に情報を記録及び/又は再生するためには、何らかの工夫が必要となる。これに対し、対物レンズの光学面に回折構造を設けることで、CD、DVDに適した収差特性を得ることが行われている。
一方、CD、DVDより一歩進んだ、より高密度な次世代の光ディスクも開発されている。このような次世代の光ディスクを媒体とした光情報記録再生装置(光ピックアップ装置ともいう)の集光光学系では、記録信号の高密度化を図るため、或いは高密度記録信号を再生するため、対物レンズを介して情報記録面上に集光するスポッ卜の径を小さくすることが要求される。そのためには、光源であるレーザの短波長化や対物レンズの高開口数(高NA)化が必要となる。短波長レーザ光源としてその実用化が期待されているのは、波長450nm以下の青紫色半導体レーザである。
このような波長450nm以下の青紫色半導体レーザを用いて、情報の記録/再生を行える高密度光ディスクシステムの研究・開発が急速に進んでいる。一例として、NA0.85、光源波長405nmの仕様で情報記録/再生を行う光ディスク(以下、本明細書ではかかる光ディスクを「高密度DVD」と呼ぶ)では、DVD(NA0.6、光源波長650nm、記憶容量4、7GB)と同じ大きさである直径12cmの光ディスクに対して、1面あたり20〜30GBの情報の記録が可能である。かかる高密度DVDの情報記録面に対して適切な集光スポットを形成できるように、回折構造を設けた対物レンズも開発されている(特許文献1参照)。さらに前記2種類の波長に加えて波長740〜810nmの光束に対しても集光スポットを形成できる対物レンズも開発されている。
ところで、光源から出射されるレーザ光を効率よく利用するために、光ピックアップ装置の光学部品には、透過率を高める工夫がなされている。例えば対物レンズ等の光学面には、反射防止膜が成膜され、光の干渉を利用して光学面から反射する光の量を抑制するようにしている(特許文献2参照)。
特開2002−236253号公報 特開2002−55207号公報
しかるに、上述したような互換型光ピックアップ装置に用いる対物レンズに反射防止膜を成膜する場合、それに入射する異なる波長の光束それぞれに対して、反射防止を実現しなくてはならない。ところが、反射防止を実現できる波長域を広くとるためには、一般的には反射防止膜の膜厚の増大を容認せざるをえないが、膜厚の増大により、上述した回折構造の形状(特に角部の形状)がダレた形に変化してしまい、それにより所望の回折特性が得られなくなる恐れがある。
又、450nm以下の短波長領域で回折効果を得ようとした場合、回折構造はより微細化するので、反射防止膜が回折構造の形状に与える影響はより増大し、従って高密度DVD用光ピックアップ装置に用いる対物レンズにおいては、要求される回折特性を特に得にくいという問題がある。
更に、反射防止膜を成膜した光学部品には、光学面に付着した異物を拭うことによる反射防止膜の剥がれを抑制する、いわゆる拭き性も要求されるが、回折構造に膜厚の厚い反射防止膜を成膜すると拭き性が著しく低下するという問題がある。
本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたものであり、耐拭き性を確保しつつ、光透過率を高く維持できるにもかかわらず、例えば微細構造による本来の光学特性を発揮させることができる光学部品及び光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の光学部品は、微細構造を形成した第1の光学面と、微細構造を形成しない第2の光学面とを有する光学部品であって、前記第1の光学面における反射防止膜の膜層数を、前記第2の光学面における反射防止膜の膜層数より少なくすることを特徴とするので、例えば回折構造などの微細構造を形成した前記第1の光学面では、反射防止膜の膜層数が比較的低いので、膜厚を比較的薄くできることから成膜後の微細構造の形状を維持しやすくなり、前記微細構造の光学特性の劣化を回避できると共に、拭き性も向上させることができる。一方、前記第2の光学面には微細構造を形成していないので、反射防止膜の膜厚を増大させても、光学特性の大きな劣化を招くことはなく、拭き性も低下しないので、反射防止膜の膜層数を増大させ、十分な反射防止機能を発揮できる。
請求項2に記載の光学部品は、請求項1に記載の発明において、前記微細構造は輪帯状の位相差付与構造であることを特徴とする。
請求項3に記載の光学部品は、請求項1又は2に記載の発明において、前記第2の光学面における反射防止膜を7層とすることを特徴とする。
請求項4に記載の光学部品は、請求項1又は2に記載の発明において、前記第2の光学面における反射防止膜を8乃至10層のいずれかとすることを特徴とする。
請求項5に記載の光学部品は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記第1の光学面における反射防止膜を単層とすることを特徴とする。
請求項6に記載の光学部品は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記第1の光学面における反射防止膜を2層とすることを特徴とする。
請求項7に記載の光学部品は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記第1の光学面における反射防止膜を3層とすることを特徴とする。
請求項8に記載の光学部品は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記第1の光学面における反射防止膜を4乃至9層のいずれかとすることを特徴とする。
請求項9に記載の光学部品は、微細構造を形成した第1の光学面と、微細構造を形成しない第2の光学面とを有する光学部品であって、前記光学面のうち前記第2の光学面にのみ反射防止膜を形成することを特徴とするので、反射防止膜を形成しても、前記第1の光学面の微細構造の形状を変化させることなく、その光学特性の劣化を回避できると共に、拭き性も向上させることができる。
請求項10に記載の光学部品は、請求項9に記載の発明において、前記微細構造は輪帯状の位相差付与構造であることを特徴とする。
請求項11に記載の光学部品は、請求項9又は10に記載の発明において、前記第2の光学面における反射防止膜を7層とすることを特徴とする。
請求項12に記載の光学部品は、請求項9又は10に記載の発明において、前記第2の光学面における反射防止膜を8乃至10層のいずれかとすること特徴とする。
請求項13に記載の光学部品は、請求項1乃至12のいずれかに記載の発明において、前記光学部品は光ピックアップ装置用の対物レンズであることを特徴とするので、光ピックアップ装置の性能を向上させることができる。ただし、本発明の光学部品は対物レンズに限られず、カップリングレンズ、エキスパンダレンズ、平行平板等であっても良い。
請求項14に記載の光学部品は、請求項13に記載の発明において、前記対物レンズは、光ピックアップ装置に搭載された複数の光源からのそれぞれ異なる波長の光束を、それぞれ対応する光情報記録媒体の情報記録面上に集光可能であることを特徴とする。
請求項15に記載の光学部品は、請求項13又は14に記載の発明において、記対物レンズは、波長450nm以下の光束を光情報記録媒体の情報記録面上に集光可能であることを特徴とするので、いわゆる高密度DVD用の光ピックアップ装置に用いられることができる。
請求項16に記載の光学部品は、390〜450nm(より好ましくは400〜410nm)の波長λ1の第1光束が通過し、且つ635〜670nm(より好ましくは650〜670nm)の波長λ2の第2光束と740〜810nmの波長λ3の第3光束の少なくとも1種類の光束が通過する光路内に配置された光ピックアップ装置用の光学部品であって、複数の光学面を有し、一つの光学面に設けられる反射防止膜の膜数をm1、他の光学面に設けられる反射防止膜の膜数をm2としたときに、m1<m2であることを特徴とするので、例えば高密度DVDと、DVD及びCDのいずれか1種類以上の光ディスクとに対して互換可能に情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置に用いるような光学部品において、一つの光学面に位相差付与構造を形成するような場合、その位相差付与機能を設けた光学面の反射防止膜数を少なく設定しておくことで、該光学面における光量損失を少なくしたり、拭き性を向上させることが可能となる。
互換可能に情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置の例として、青紫色半導体レーザーを用いて保護層厚が0.6mmの高密度DVDに対して情報の記録及び/又は再生を行うと共に、赤色半導体レーザーを用いてDVD及び/又はCDに対して情報の記録及び/又は再生を行うことができる光ピックアップ装置、あるいは、青紫色半導体レーザーを用いて保護層厚が0.1mmの高密度DVDに対して情報の記録及び/又は再生を行うと共に、赤色半導体レーザーを用いてDVD及び/又はCDに対して情報の記録及び/又は再生を行うことができる光ピックアップ装置が知られているが、このような光ピックアップ装置において、前記光学部品として対物レンズを2枚にて構成する場合にも、本発明を適用することは可能である。すなわち、対物レンズ2枚玉の4面ある光学面のうち、位相差付与機能を有する面や凸のきつい面に設ける反射防止膜数(m1)を、それ以外の凸の緩い光学面の膜数(m2)より少なめに設定しておくと、反射防止膜数が多くなることによる弊害を抑制できる。
請求項17に記載の光学部品は、請求項16に記載の発明において、前記一つの光学面に位相差付与構造が形成されたことを特徴とする。ただし、前記一つの光学面は位相差付与構造を有した光学面に限らず、他の光学面より凸がきつい(面の曲率半径が小さい)光学面でもよい。
請求項18に記載の光学部品は、請求項16又は17に記載の発明において、前記第1光束が照射されたときの前記一つの光学面の有効径をφ1とし、前記第1光束が照射されたときの前記他の光学面の有効径をφ2としたときに、φ1>φ2であることを特徴とするので、例えば高密度DVDと、DVDとCDのいずれか1種類以上の光ディスクとに対して互換可能に情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置に用いると、2種類以上の光ディスクに対して適切な情報の記録及び/又は再生を行うことができる。
請求項19に記載の光学部品は、請求項16乃至18のいずれかに記載の発明において、前記膜数m2が7であることを特徴とする。
請求項20に記載の光学部品は、請求項16乃至18のいずれかに記載の発明において、前記膜数m2が8乃至10のいずれかとすることを特徴とする。
請求項21に記載の光ピックアップ装置は、光源と、前記光源からの光束を光情報記録媒体の情報記録面上に集光させる、請求項1乃至20のいずれかに記載の光学部品を含む集光光学系と、を有することを特徴とする。
本明細書中で用いる「微細構造」とは、例えば光学面に光路差を発生させる機能を有する構造(光路差付与構造ともいう)をいい、この光路差付与構造には、光路差を発生する段差形状や、位相差付与構造が含まれる。更に、本明細書中で用いる「位相差付与構造」とは、位相差付与機能を発揮できる構造をいい、位相差付与機能とは、入射光束に対して所定の位相差を付与することにより、この光束に対して特定の作用を与える機能を指すもの全てである。このような位相差付与構造の例としては、「回折構造」などがある。
「回折構造」とは、光学部品の表面に、レリーフを設けて、回折によって光束を集光あるいは発散させる作用を持たせた部分のことをいう。レリーフの形状としては、光学部品の表面に、光軸を中心とする略同心円状の輪帯として形成され、光軸を含む平面でその断面をみれば各輪帯は鋸歯のような形状や階段状の形状のものが知られているが、そのような形状を含むものであり、そのような形状を特に「回折輪帯」という。
本明細書中において、対物レンズとは、狭義には光ピックアップ装置に光情報記録媒体を装填した状態において、最も光情報記録媒体側の位置で、これと対向すべく配置される集光作用を有するレンズを指し、広義にはそのレンズと共に、アクチュエータによって少なくともその光軸方向に作動可能なレンズを指すものとする。
本発明によれば、耐拭き性を確保しつつ、光透過率を高く維持できるにもかかわらず、例えば微細構造による本来の光学特性を発揮させることができる光学部品及び光ピックアップ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる光ピックアップ装置の概略構成図である。図1において、光源としての半導体レーザ1からの光束(波長390〜450nm)は、ビームスプリッタ2を通過し、光源側の面(第1の光学面)に回折構造を形成した対物レンズ4に入射し、対物レンズ4の回折構造を形成していない媒体側面(第2の光学面)から出射した光束は、高密度DVDである光情報記録媒体5の情報記録面に集光される。一方、光情報記録媒体5から反射した光は、対物レンズ4を通過し、ビームスプリッタ2により半導体レーザ1と異なる方向に反射され、非点収差発生レンズ6で非点収差を発生された後、光検出器7で受光されるようになっている。尚、図示していないが、対物レンズを一体で光軸方向に移動させるフォーカシング機構が設けられている(以下の第2の実施の形態においても同じ)。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について説明する。図2は、第2の実施の形態にかかる光ピックアップ装置の概略構成図である。図2において、第1光源としての第1半導体レーザ11Aからの光束(波長635nm〜670nm)は、ビームスプリッタ12A、12Bを通過し、光源側の面(第1の光学面)に回折構造を形成した対物レンズ14に入射し、対物レンズ14の回折構造を形成していない媒体側面(第2の光学面)から出射した光束は、第1の光情報記録媒体15A(ここではDVD)の情報記録面に集光される。一方、第1の光情報記録媒体15Aから反射した光は、対物レンズ14,ビームスプリッタ12Bを通過し、ビームスプリッタ12Aにより第1半導体レーザ11Aと異なる方向に反射され、光検出器17Aで受光されるようになっている。
これに対し、図2において、第2光源としての第2半導体レーザ11Bからの光束(波長390nm〜450nm)は、ビームスプリッタ18を通過し、ビームスプリッタ12Bで反射され、光源側の面(第1の光学面)に回折構造を形成した対物レンズ14に入射し、対物レンズ14の回折構造を形成していない媒体側面(第2の光学面)から出射した光束は、第2の光情報記録媒体15B(ここではCD。但し、高密度DVDであることが好ましい)の情報記録面に集光される。一方、第2の光情報記録媒体15Bから反射した光は、対物レンズ14を通過し、ビームスプリッタ12B、18により反射され、光検出器17Bで受光されるようになっている。尚、半導体レーザ11A、11Bを同一基盤上に形成し1ユニット化することで、いわゆる2レーザ1パッケージの光源を得ることが出来る。同様に、前記2種類の波長に加えて光源波長740〜810nmの第3光源を設けることにより、波長が異なる3種類の光が対物レンズ14を通過する光ピックアップ装置構成もある。
図3は、図1,2の1〜3種類のいずれかの組合せの光を用いる光ピックアップ装置に用いることができる対物レンズの一例の断面図であり、理解しやすいように回折構造Dは誇張して示している。図3において、対物レンズは第1の光学面S1にのみ、断面が鋸歯状である光軸を中心とした輪帯状の回折構造Dを有しており、従って第2の光学面S2においては回折構造は設けられていない。尚、第1の光学面を光源側とし、第2の光学面を媒体側としても良いことは言うまでもない。
回折構造Dの輪帯ピッチ(光軸直交方向の)pは、10〜100μmであり、回折構造Dの溝深さ(光軸方向段差)hは、数μmである。
図4は、図2の2〜3種類のいずれかの組合せの光を用いる。光ピックアップ装置に用いることができる対物レンズの一例の断面図である。本実施の形態では、対物レンズは2つの素子からなる。より具体的には、対物レンズは、光源側(図で左側)の板状素子Pと、光ディスク側(図で右側)のレンズLとから構成されている。板状素子Pの光源側の光学面S1には、その表面を輪帯状に光軸方向にシフトさせた位相差付与構造Mが形成されている。又、板状素子Pの光ディスク側の光学面S2には、光軸方向断面が鋸歯形状である回折構造の位相差付与構造Dが形成されている。レンズLの光源側の光学面S3及び光ディスク側の光学面S4は、非球面形状を有しており、位相差構造は設けられていない。各光学面における反射防止膜の膜数及び有効径は、以下の通りである。
(S1面膜数m1、S2面膜数m1、S3面膜数m2、S4面膜数m2)
=(7,5,7,7)又は(5,7,7,7)又は(7,7,5,7)又は(5,5,8,10)又は(7,7,10,9))又は(8,8,10,10)
第2半導体レーザ11Bからの光束通過時のS1面有効径(φ1):3.7mm
第2半導体レーザ11Bからの光束通過時のS2面有効径(φ1):3.7mm
第2半導体レーザ11Bからの光束通過時のS3面有効径(φ2):3.6mm
第2半導体レーザ11Bからの光束通過時のS4面有効径(φ2):2.3mm
尚、以上の値は例であり、これらに限られることはない。
(実施例)
図3の対物レンズに対して、反射率の異なる材料を積層することで反射防止膜の成膜を行った。表1に、透過光の波長が390〜450nmの場合と、635〜670nmの場合、及び透過光の波長が前記2波長に加えて740〜810nmの波長の光を含む場合について設計した単層から10層までの膜厚を示す。
Figure 2005116147
成膜する材料としては、以下のものを用いた。
(1)低屈折率材料(L材):フッ化アルミニウム、フッ化マグネシウム、酸化シリコン:屈折率1.30〜1.50
(2)中屈折率材料(M材):酸化アルミニウム、酸化イットリウム、フッ化セリウム:屈折率1.55〜1.70
(3)高屈折率材料(H材):酸化ジルコニウム、酸化タンタル、酸化チタン、酸化ハウニウム:屈折率1.75〜2.50
以上の材料を単独で、もしくはそれを主成分とした混合材料として、対物レンズの光学面にコートした。光学部品である対物レンズを構成する材料(基材)は、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、より具体的な例として、ゼオネックス(日本ゼオン(株)製の商品名)等の透明なプラスチック樹脂又はガラス材であるが、プラスチック樹脂は、上記樹脂に限定されるものではなく、光学部品の素材に適する全ての樹脂を含む。又、基材と第1層目の層の間に下地層を設け、膜の耐久性を向上させる場合も有る。特に、図3のレンズ形状のS2面、図4の形状のS4面の様な光情報記録媒体に面して用いられるレンズ面は、レンズ面の高い耐拭性が望まれ、膜厚0.1μ〜10μの酸化シリコン層からなる下地層を設ける場合がある。
コート方法は、真空蒸着方法、スパッタ方法、CVD方法、大気圧プラズマ法、塗布法、ミスト法などがあるが、本実施例では、真空蒸着方法を採用した。
(実施例1)
405nmと650nmの2種類の光束が通過するゼオネックス樹脂からなる図3の形状の対物レンズにおいて、S1面は反射防止コートなし、S2面は表1の(10)に示す膜厚で7層の反射防止コートとした。S2面の各層の構成は、対物レンズの素材表面に最も近い層を1層目とし、最も遠い層を7層目とし、以下全て同様に層数を数えるものとする。表2に、S2面の7層の仕様を示す。
Figure 2005116147
(実施例2)
実施例1と同じ対物レンズにおいて、S1面は表1の(1)に示す膜厚で単層の反射防止コート、S2面は表1の(10)に示す膜厚で7層の反射防止コートとした。表3にS1面の単層の仕様を示し、表4にS2面の7層の仕様を示す。
Figure 2005116147
Figure 2005116147
(実施例3)
実施例1と同じ対物レンズにおいて、S1面は表1の(2)に示す膜厚で2層の反射防止コート、S2面は表1の(10)に示す膜厚で7層の反射防止コートとした。表5にS1面の2層の仕様を示す。尚、S2面の7層の仕様は、表4に示すものと同じである。
Figure 2005116147
(実施例4)
実施例1と同じ対物レンズにおいて、S1面は表1の(4)に示す膜厚で3層の反射防止コート、S2面は表1の(7)に示す膜厚で5層の反射防止コートとした。表6にS1面の3層の仕様を示し、表7にS2面の5層の仕様を示す。
Figure 2005116147
Figure 2005116147
(実施例5)
実施例1と同じ対物レンズにおいて、S1面は表1の(5)に示す膜厚で4層の反射防止コート、S2面は表1の(8)に示す膜厚で5層の反射防止コートとした。表8にS1面の4層の仕様を示す。尚、S2面の5層の仕様は、表7に示すものと同じである。
Figure 2005116147
(実施例6)
実施例1と同じ対物レンズにおいて、S1面は表1の(8)に示す膜厚で5層の反射防止コート、S2面は表1の(10)に示す膜厚で7層の反射防止コートとした。表9にS1面の5層の仕様を示す。尚、S2面の7層の仕様は、表4に示すものと同じである。
Figure 2005116147
(実施例7)
実施例1と同じ対物レンズにおいて、S1面は表1の(9)に示す膜厚で6層の反射防止コート、S2面は表1の(10)に示す膜厚で7層の反射防止コートとした。表10にS1面の6層の仕様を示す。尚、S2面の7層の仕様は、表2に示すものと同じである。
Figure 2005116147
(実施例8)
405nmと650nmと780nmの3種類の波長の光束が通過するゼオネックス樹脂からなる図3の形状の対物レンズにおいて、S1面は表1の(11)に示す膜厚で7層の反射防止コート、S2面は表1の(14)に示す膜厚で10層の反射防止コートとした。表11にS1面の7層の仕様を示す。また表12にS2面の10層の仕様を示す。
Figure 2005116147
Figure 2005116147
また、S2面の10層の反射防止コートにおいて、基材と第1層の間に酸化シリコンからなる膜厚0.2μ〜2μの下地層を設ける場合もある。
(実施例9)
405nmと650nmと780nmの3種類の波長の光束が通過するゼオネックス樹脂からなる図4の形状の対物レンズにおいて、S1面は表1の(11)に示す膜厚で7層の反射防止コート、S2面は表1の(11)に示す膜厚で7層の反射防止コート、S3面は表1の(14)に示す膜厚で10層の反射防止コート、S4面は表1の(14)に示す膜厚で10層の反射防止コートとした。表13にS1面及びS2面の7層の仕様を示す。尚、S3面、S4面の10層の仕様は、表12に示すものと同じである。
Figure 2005116147
また、S3面及びS4面の10層の反射防止コートにおいて、基材と第1層の間に酸化シリコンからなる膜厚0.2μ〜2μの下地層を設ける場合もある。
(比較例1)
実施例1と同じ対物レンズにおいて、S1面は表2の仕様(実施例1)と同様な7層の反射防止コート、S2面は表4の仕様(実施例2)と同様な7層の反射防止コートとした。
(比較例2)
実施例9と同じ対物レンズにおいて、S1面、S2面は表12の仕様(実施例9)と同様な10層の反射防止コート、S3面、S4面はは表11と同様な7層の反射防止コートとした。
上述した実施例1〜9と比較例1、2とについて、同条件で、回折構造の劣化度合いがわかる集光性、透過光量、及び耐拭き性(レンズのS1面にイソプロピルアルコールを含ませた綿棒を荷重10gで押しつけながら摺動させたときの膜の耐はがれ性)を評価した。評価結果を表14に示す。
Figure 2005116147
表14に示すように、図3の形状のレンズにおいて、比較例1では集光性及び耐拭性が要求水準を満たせなかったのに対し、実施例1〜8では集光性、耐拭性及び透過光量のいずれもが要求水準を満たすことがわかった。又図4の形状のレンズにおいて、比較例2では集光性及び耐拭性が要求水準を満たせなかったのに対し、実施例9では集光性、耐拭性及び透過光量のいずれもが要求水準を満たすことがわかった。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。
第1の実施の形態にかかる光ピックアップ装置の概略構成図である。 第2の実施の形態にかかる光ピックアップ装置の概略構成図である。 対物レンズの断面図である。 別な対物レンズの断面図である。
符号の説明
1,11A、11 光源
2,12A、12B、18 ビームスプリッタ
4,14 対物レンズ
5,15A、15B 光情報記録媒体(光ディスク)
7,17A、17B 光検出器

Claims (21)

  1. 微細構造を形成した第1の光学面と、微細構造を形成しない第2の光学面とを有する光学部品であって、
    前記第1の光学面における反射防止膜の膜層数を、前記第2の光学面における反射防止膜の膜層数より少なくすることを特徴とする光学部品。
  2. 前記微細構造は輪帯状の位相差付与構造であることを特徴とする請求項1に記載の光学部品。
  3. 前記第2の光学面における反射防止膜を7層とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学部品。
  4. 前記第2の光学面における反射防止膜を8乃至10層のいずれかとすることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学部品。
  5. 前記第1の光学面における反射防止膜を単層とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光学部品。
  6. 前記第1の光学面における反射防止膜を2層とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光学部品。
  7. 前記第1の光学面における反射防止膜を3層とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光学部品。
  8. 前記第1の光学面における反射防止膜を4乃至9層のいずれかとすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光学部品。
  9. 微細構造を形成した第1の光学面と、微細構造を形成しない第2の光学面とを有する光学部品であって、
    前記光学面のうち前記第2の光学面にのみ反射防止膜を形成することを特徴とする光学部品。
  10. 前記微細構造は輪帯状の位相差付与構造であることを特徴とする請求項9に記載の光学部品。
  11. 前記第2の光学面における反射防止膜を7層とすることを特徴とする請求項9又は10に記載の光学部品。
  12. 前記第2の光学面における反射防止膜を8乃至10層のいずれかとすること特徴とする請求項9又は10記載の光学部品。
  13. 前記光学部品は光ピックアップ装置用の対物レンズであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の光学部品。
  14. 前記対物レンズは、光ピックアップ装置に搭載された複数の光源からのそれぞれ異なる波長の光束を、それぞれ対応する光情報記録媒体の情報記録面上に集光可能であることを特徴とする請求項13に記載の光学部品。
  15. 前記対物レンズは、波長450nm以下の光束を光情報記録媒体の情報記録面上に集光可能であることを特徴とする請求項13又は14に記載の光学部品。
  16. 390〜450nmの波長λ1の第1光束が通過し、且つ635〜670nmの波長λ2の第2光束と740〜810nmの波長λ3の第3光束の少なくとも1種類の光束が通過する光路内に配置される光ピックアップ装置用の光学部品であって、複数の光学面を有し、一つの光学面に設けられる反射防止膜の膜数をm1、他の光学面に設けられる反射防止膜の膜数をm2としたときに、m1<m2であることを特徴とする光学部品。
  17. 前記一つの光学面に位相差付与構造が形成されたことを特徴とする請求項16に記載の光学部品。
  18. 前記第1光束が照射されたときの前記一つの光学面の有効径をφ1とし、前記第1光束が照射されたときの前記他の光学面の有効径をφ2としたときに、φ1>φ2であることを特徴とする請求項16又は17に記載の光学部品。
  19. 前記膜数m2が7であることを特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載の光学部品。
  20. 前記膜数m2が8乃至10のいずれかとすることを特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載の光学部品。
  21. 光源と、
    前記光源からの光束を光情報記録媒体の情報記録面上に集光させる、請求項1乃至20のいずれかに記載の光学部品を含む集光光学系と、を有することを特徴とする光ピックアップ装置。

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