JP2005101987A - 集積無線idタグ - Google Patents

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Abstract

【課題】各部の起動電源を内部に設ける必要がなく、軽量、薄型及び小型にするとともに、低消費電力であり構造を簡単にする。
【解決手段】リーダRから無線電波を受信するアンテナ1と、報知機能を有する報知部2と、予め定められ電波受信に応じた所定の処理を行う受信専用の機能部3と、機能部3の処理結果を基に報知部2を駆動させて報知する駆動部4と、アンテナ1が無線電波を受信した時に電力を取得して所定の電力(直流電力)に変換し、これを報知部2、機能部3及び駆動部4に供給することによりこれらを起動する電力変換部5とを備える集積無線IDタグである。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、複数の物品から所定の物品を特定する集積無線IDタグに関するものである。
従来、この種の集積無線IDタグは、種々提案されまた市販されている。集積無線IDタグとは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術を利用し非接触で通信を行い、内部に搭載されたメモリ内のデジタル情報のやり取りを通して、物品管理や自動識別を行うデジタルメディアである。集積無線IDタグは、バーコードなどと比較して、情報の追記、書き換えが自由にできるなど、これまでにない優れた特徴がある。
例えば、図7に示すように、リーダRから無線電波を受信するアンテナ90と、この無線電波から識別情報を復調する復調部91と、デジタル情報を記憶するメモリ92と、復調された識別情報とメモリ92内のデジタル情報とが一致するか否かを照合する照合部93と、リーダRに信号を送信する信号送信部94とを備える集積無線IDタグがある。この集積無線IDタグは、復調部91が無線電波から識別情報を復調し、この識別情報とメモリ92に記憶されているデジタル情報とが一致しているか否かを照合部93で照合し、照合が一致する場合は信号を信号送信部94に出力し、信号送信部94により送信信号が生成されアンテナ90からリーダRに無線電波として送信される。
また、他の例として、特許文献1には以下に示すような集積無線IDタグが開示されている。呼出器と応答器(タグ)が備えられ、呼出器の送信部から送信データに基づいて搬送波を変調し、超短波帯の電波として発振する。応答部では、受信部で受信復調された信号はマイクロコンピュータ内のデータ判別部に送出され、復調信号からIDコード及び応答コードを判別し、IDコードをIDコード比較部(比較手段)に送出するとともに、応答コードを報知情報生成部に送出する。IDコード比較部はIDコードの入力があると、IDコード記憶部から自己のIDコードを読み出し、両IDコードが一致しているか否かを比較する。同比較の結果、一致が検出されると、報知部にLED点滅駆動信号及び報知情報生成部に一致信号を送出する。すると、同報知部はLED点滅駆動信号の入力に基づいてLED駆動部によりLEDを一定時間点滅駆動する。報知情報生成部では一致信号の入力に基づいて入力した応答コードに対応する応答メッセージデータを応答メッセージ記憶部から読み出す。
特開平7−226703号公報(第4頁−第8頁、及び、第4図)
しかしながら、上記従来の集積無線IDタグなどのように、応答器(タグ)の各部を起動させるために、タグ内部に起動電源を設ける必要があり、それに伴いサイズが大きくなるという問題があった。また、受信機能だけでなく送信機能も必要であるため、消費電力が増大するとともに、タグとリーダの両方に送受信部が必要なため構造が複雑になるという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、各部の起動電源を内部に設ける必要がなく、軽量、薄型及び小型にするとともに、低消費電力であり構造を簡単にすることができる集積無線IDタグを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、リーダから無線電波を受信するアンテナと、報知機能を有する報知部と、予め定められ電波受信に応じた所定の処理を行う受信専用の機能部と、前記機能部の処理結果を基に前記報知部を駆動させて報知する駆動部と、前記アンテナが前記無線電波を受信した時に電力を取得して所定の電力に変換し、これを前記報知部、前記機能部及び前記駆動部に供給することによりこれらを起動する電力変換部とを備えることを特徴とする。
この構造では、電力変換部により無線電波が所定の電力(直流電力)に変換され、この所定の電力が報知部、機能部及び駆動部に供給されこれらを起動する。これにより、各部の起動電源を内部に設ける必要がなく、軽量、薄型及び小型にすることができる。また、受信専用であり送信機能が不要であるため、低消費電力を実現し電力変換部の負担を軽減でき、リーダとともに構造を簡単にすることができる。更に、起動電源のメンテナンスが不要で寿命の制限がない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記機能部が、前記無線電波から識別情報を復調する復調部と、自己に予め割当てられた識別情報を記憶するメモリと、前記復調部で復調される識別情報と前記メモリに記憶される識別情報とが一致するか否かを照合する照合部とを備え、照合が一致する場合に前記駆動部により前記報知部を駆動させて報知することを特徴とする。この構造では、復調部で復調される識別情報とメモリに記憶される識別情報とが一致する場合に報知部から報知されるので、複数の物品から必要な物品を容易に特定することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記機能部は、前記電力変換部により前記電力が供給されて起動し、起動中に物理量を検出するセンサと、前記物理量の閾値を保持する保持部と、前記センサにより検出された物理量の値と前記閾値との比較をする比較部とを備え、前記比較部の比較結果を基に前記駆動部により前記報知部を駆動させて報知することを特徴とする。この構造では、センサは起動中において物理量(例えば、温度、湿度、照度、風量、圧力など)を検出し、比較部での比較結果を基に報知部から報知されるので、複数の物品から所定の物理量の状態を有する物品を容易に特定することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか記載の発明において、前記報知部、前記機能部、前記駆動部又は前記電力変換部の少なくとも1つが、有機半導体素子を備えることを特徴とする。この構造では、軽量で体積が小さい有機半導体素子を用いるので、更に、軽量、薄型及び小型にすることができ、例えば物品に貼付するだけで利用することができ、用途を広げることができる。
本発明によれば、各部の起動電源を内部に設ける必要がなく、軽量、薄型及び小型にするとともに、低消費電力であり構造を簡単にすることができる。
(実施形態1)
先ず、実施形態1の基本的な構成について図1〜4を用いて説明する。実施形態1の集積無線IDタグは、図1に示すように、リーダRから無線電波を受信するアンテナ1と、報知機能を有する報知部2と、予め定められ電波受信に応じた所定の処理を行う受信専用の機能部3と、機能部3の処理結果を基に報知部2を駆動させて報知する駆動部4と、アンテナ1が受信した無線電波から取得した電力を直流電力に変換する電力変換部5とを備える。また報知部2、機能部3、駆動部4又は電力変換部5の少なくとも1つに有機半導体素子(図示せず)が含まれる。
リーダRは、所定周波数の無線電波の送信機能を持ち、電力及び情報を供給するために無線電波を集積無線IDタグに送信する。
アンテナ1は、例えば、銅、アルミニウム又は銀などの導電性を有する材料からなり、図2に示すように、例えば、厚み0.2mm、40mm×20mmの長方形のプリント基板6周辺部にコイル状に、例えば、3〜10回巻かれて形成される。形成方法は、例えば、上記の材料を、エッチング工程による形成、埋め込みによる形成又は蒸着による形成などがある。また、プリント基板6上においてアンテナ1の内側に報知部2、機能部3、駆動部4及び電力変換部5を設ける。アンテナ1は、リーダR(図1参照)から送信される所定周波数の無線電波がコイル状の内側を通過する際、電磁誘導作用により誘起電圧を得ることで無線電波を受信する。図4に示すように、コンデンサ10を設けアンテナ1との共振を得て、アンテナ1が受信した無線電波から効率的に交流電力を取得する。アンテナ1は、図1に示すように、受信した無線電波を機能部3と電力変換部5とに出力する。
報知部2は、ディスクリート部品(トランジスタ又はダイオードなどの半導体からなる単体部品)又は有機半導体素子から形成され、例えば発光ダイオード20(図4参照)又は有機ELなどの発光素子を備える。報知部2は、駆動部4から信号を受け取り、その信号結果に応じて発光素子を点灯させる。
機能部3は、ディスクリート部品又は有機半導体素子から形成される。機能部3は、アンテナ1からの入力信号により予め定められ電波受信に応じた所定の処理を行い、処理結果を駆動部4に出力する。機能部3には、例えば、図3に示すように、電力変換部5により電力が供給されて起動し、起動中に例えば連続して物理量を検出するセンサ30と、物理量の閾値を記憶する保持部31と、センサ30により検出された物理量の値と閾値を比較する比較部32とを備える。
センサ30は、電力変換部5から直流電力が供給された時、例えば温度、湿度、照度、風量、圧力などの物理量を検出し、その物理量の値を検出値として比較部32に出力する。センサ30には、図4の例に示すように、物理量としての温度を検出するためサーミスタ30aが用いられている。サーミスタ30aは抵抗30bと直列に接続されていて、サーミスタ30aと抵抗30bとの間と、後述する比較部32のトランジスタ32aのゲートとが接続されている。サーミスタ30aは、温度変化に対して極めて大きな抵抗変化を示す特性を持ち、例えば、NTC(Negative Temperature Coefficient)、PTC(Positive Temperature Coefficient)などがあり、温度の上昇に伴い、NTCは抵抗が減少する特性を持ち、PTCは抵抗が増加する特性を持つ。
保持部31は、図3に示すように、センサ30が検出する物理量の閾値を予め記憶し、電力変換部5から直流電力が供給された時に比較部32に出力する。
比較部32は、電力変換部5から直流電力が供給され、センサ30で検出した検出値と保持部31に記憶される閾値とを比較し、この比較結果を基に駆動部4に信号を出力し、駆動部4により報知部2を駆動させて報知する。比較部32には、図4の例に示すように、トランジスタ32aが用いられ、トランジスタ32aと発光ダイオード20とが直列に接続されている。トランジスタ32aは、ゲート電圧が閾値電圧を超えるとソース−ドレイン間に電流が流れ、閾値電圧を下回るとソース−ドレイン間に電流が流れない。閾値電圧は、センサ30の検出値が閾値と同等である場合に印加されるゲート電圧に設定されている。上記より、センサ30からの検出値が閾値を超える、若しくは、下回ると、ゲート電圧は閾値電圧を超えソース−ドレイン間に電流が流れる。
駆動部4は、ディスクリート部品又は有機半導体素子から形成され、図3に示すように、機能部3の処理結果に応じて報知部2を駆動させて報知する。
電力変換部5は、図4に示すように、4個のダイオードからなるダイオードブリッジ50及びコンデンサ51などのディスクリート部品又は有機半導体素子からなる。電力変換部5は、図1に示すように、アンテナ1が無線電波を受信した時に取得した交流電力を直流電力に変換し、この直流電力を報知部2、機能部3及び駆動部4に供給することによりこれらを起動させる。
ダイオードブリッジ50は、図4に示すように、ダイオード50a,50b,50c,50dからなり、アンテナ1から入力された交流電流から全波整流電流を生成する。コンデンサ51は、ダイオードブリッジ50により生成された全波整流電流を平滑化する。
有機半導体素子は、異なる有機化合物の組み合わせからなり、例えば、有機EL(Electro−Luminescence)、有機電界効果トランジスタなどがある。有機ELは、電界の作用により励起された時に特有の波長の光を放射するので報知部2の発光素子として設けられる。また、有機電界効果トランジスタは、各部に備えられているトランジスタと代替され、例えば比較部32のトランジスタ32aとして有機電界効果トランジスタを設ける。
実施形態1の特徴部分について説明する。一つは、電波受信に応じた所定の処理を行う受信専用の機能部3と、アンテナ1が無線電波を受信した時に電力を取得して直流電力に変換し、これを報知部2、機能部3及び駆動部4に供給することによりこれらを起動する電力変換部5とを備えることを特徴とする。また、機能部3が、電力変換部5により電力が供給されて起動し、起動中に例えば連続して物理量を検出するセンサ30と、物理量の閾値を記憶する保持部31と、検出値と閾値とを比較する比較部32とを備え、比較部32での比較結果を基に駆動部4により報知部2を駆動させて報知することを特徴とする。つまり、サーミスタ30aにPTCを使用する場合には、検出値が閾値を超えると駆動部4により報知部2を駆動させて報知する。一方、サーミスタ30aにNTCを使用する場合には、検出値が閾値を下回ると駆動部4により報知部2を駆動させて報知する。更に、前記報知部、前記機能部、前記駆動部又は前記電力変換部の少なくとも1つが、有機半導体素子を備えることを特徴とする。
次に、実施形態1において温度を検出する動作について図4を用いて説明する。アンテナ1はリーダR(図3参照)から無線電波を受信し、アンテナ1とコンデンサ10との共振により効率的に交流電力を取得する。上記交流電力は、電力変換部5のダイオードブリッジ50により全波整流電流に変換され、更にコンデンサ51により平滑化されて直流電流(直流電力)となる。電力変換部5は上記直流電力を報知部2、機能部3(センサ30、保持部31、比較部32)及び駆動部4に供給する。
実施形態1において、センサ30に、例えばサーミスタ30aの一つであるNTCを用いる場合、電力変換部5から直流電力が供給されている間、NTCは温度を検出し続け、検出温度が高くなるとNTCの抵抗が小さくなるので比較部32のトランジスタ32aのゲート電圧は低くなり、反対に検出温度が低くなるとNTCの抵抗が大きくなるのでゲート電圧は高くなる。一方、センサ30に例えばPTCを用いる場合、検出温度が高くなるとPTCの抵抗が大きくなるのでゲート電圧は高くなり、反対に検出温度が低くなるとPTCの抵抗が小さくなるのでゲート電圧は低くなる。
上記トランジスタ32aは、センサ30の検出温度により変化するゲート電圧と閾値電圧とを比較する比較部32として機能し、ゲート電圧が閾値電圧を超えるとソース−ドレイン間に電流が流れる。また、トランジスタ32aは、発光ダイオード20と直列接続であるためソース−ドレイン間に電流が流れると発光ダイオード20が駆動するので駆動部4として機能するとともに、センサ30が温度の閾値を検出するときのゲート電圧である閾値電圧を有しているので保持部31としても機能する。
図4の回路においてセンサ30に、NTCを用いると検出温度が低い場合に、また、PTCを用いると検出温度が高い場合に、トランジスタ32aのゲート電圧が閾値電圧を超えたとき、ソース−ドレイン間に電流が流れて発光ダイオード20が駆動し発光する。
以上、実施形態1によれば、各部の起動電源を内部に設ける必要がなく、軽量、薄型及び小型にすることができる。また、受信専用であり送信機能が不要であるため、低消費電力を実現し電力変換部5の負担を軽減でき、リーダRとともに構造を簡単にすることができる。更に、起動電源のメンテナンスが不要で寿命の制限がない。
また、アンテナ1が無線電波を受信すると、電力変換部5から直流電力がセンサ30に供給されて起動し、センサ30は起動中において物理量(例えば、温度、湿度、照度、風量、圧力など)を検出し、比較部32での比較結果を基に報知部2から報知されるので、複数の物品から所定の物理量の状態を有する物品を容易に特定することができる。
更に、軽量で体積が小さい有機半導体素子を用いるので、いっそう軽量、薄型及び小型にすることができ、例えば物品に貼付するだけで利用することができ、用途を広げることができる。
(実施形態2)
実施形態2について実施形態1と異なる点を説明する。
実施形態2は、図5に示すように、機能部3が、アンテナ1が受信した無線電波から識別情報を復調する復調部33と、自己に予め割当てられた識別情報を記憶するメモリ31aと、復調部33で復調される識別情報とメモリ31aに記憶される識別情報とが一致するか否かを照合する照合部34とを備え、照合が一致する場合に駆動部4により報知部2を駆動させて報知することを特徴とする。
次に、実施形態2の動作について図5を用いて説明する。先ず、実施形態1と同様にアンテナ1が無線電波を受信し、電力変換部5がこの受信時に取得した交流電力から直流電力を生成する。復調部33、メモリ31a及び照合部34は電力変換部5から直流電力が供給され起動する。復調部33は、アンテナ1が受信した無線電波から識別情報を復調し照合部34に出力する。メモリ31aは、予めそれぞれ割当てられた識別情報を記憶している。照合部34は、復調部33で復調された識別情報とメモリ31aに記憶される識別情報とが一致するか否かを照合する。この照合が一致した場合は、照合部34から駆動部4に信号が出力され、この信号が入力された駆動部4は、報知部2を駆動させて報知する。
以上、実施形態2によれば、復調部33で復調される識別情報とメモリ31aに記憶される識別情報とが一致する場合に報知部2から報知されるので、複数の物品から必要な物品を容易に特定することができる。
(実施形態3)
実施形態3では、図5及び図6を用いて実施形態2の具体例を示す。
先ず、実施形態3の基本的な構成について説明する。図6に示すように、書庫8には複数の棚板80が設置され、報知部2として棚板80正面には棚表示灯21、書庫8正面には書庫表示灯22が設けられている。各棚板80には、図5に示すアンテナ1、機能部3、駆動部4及び電力変換部5が内蔵されている。機能部3は、復調部33、メモリ31a及び照合部34を備える。また、図6に示すように、パソコン81、システム制御装置82、アンテナ制御装置83がこの順に接続されてリーダRとして備えられている。
次に、実施形態3の動作について説明する。パソコン81から入力された識別情報は、システム制御装置82に送信され、次にアンテナ制御装置83に送信される。アンテナ制御装置83は識別情報による無線電波を各棚板80に送信する。各棚板80内部では、図5に示すように、アンテナ1が上記無線電波を受信し、電力変換部5により無線電波を直流電力に変換する。この直流電力は、機能部3(復調部33、メモリ31a、照合部34)及び駆動部4と、図6に示すように、書庫8正面に設けられている棚表示板21及び書庫表示板22とに供給され、これらを起動する。また図5に示すように、復調部33は無線電波より識別情報を復調し、この識別情報とメモリ31aに予め記憶される識別情報とが一致するか否かを照合部34で照合する。照合の結果、一致する場合は駆動部4に信号を出力され、この信号が入力された駆動部4は、図6に示す棚表示灯21及び書庫表示灯22を駆動させ点灯させる。上記のことから、入力した識別情報に該当する書庫8又は棚板80を容易に特定することができる。なお、識別情報の入力は基幹LAN84により接続される他のパソコンから行ってもよい。
なお、他の具体例として、医療現場などでカルテが棚に収納されている時、探したいカルテの識別情報をリーダR(図5参照)から送信すれば、探したいカルテに添付された報知部2(図5参照)が発光するので、リーダR(図5参照)のモニタ等(図示せず)でどの位置に目標のカルテがあるのかを確認しなくても、直接探したいカルテを見つけることができる。
なお、実施形態1〜3のいずれかの変形例として、報知部2に、光により報知する手段と組み合わせて又はこれに代わり、音又は音声により報知する手段を設けてもよい。この構造では、視覚による特定が困難な場合でも聴覚により容易に特定することができる。
また、実施形態1〜3のいずれかの他の変形例として、報知部2に、光により報知する手段と組み合わせて又はこれに代わり、文字表示により報知する手段を設けてもよい。更に、音又は音声により報知する手段と組み合わせて設けてもよい。この構造では、表示される文字を読むことで容易に特定することができる。
本発明による実施形態1の集積無線IDタグのブロック図である。 同上の斜視図である。 同上の機能部の詳細を含むブロック図である。 同上の回路図である。 本発明による実施形態2の集積無線IDタグのブロック図である。 本発明による実施形態3の集積無線IDタグの具体例を示す図である。 従来の集積無線IDタグの一例におけるブロック図である。
符号の説明
1 アンテナ
2 報知部
3 機能部
30 センサ
31 保持部
31a メモリ
32 比較部
33 復調部
34 照合部
4 駆動部
5 電力変換部
R リーダ

Claims (4)

  1. リーダから無線電波を受信するアンテナと、
    報知機能を有する報知部と、
    予め定められ電波受信に応じた所定の処理を行う受信専用の機能部と、
    前記機能部の処理結果を基に前記報知部を駆動させて報知する駆動部と、
    前記アンテナが前記無線電波を受信した時に電力を取得して所定の電力に変換し、これを前記報知部、前記機能部及び前記駆動部に供給することによりこれらを起動する電力変換部とを備えることを特徴とする集積無線IDタグ。
  2. 前記機能部が、
    前記無線電波から識別情報を復調する復調部と、
    自己に予め割当てられた識別情報を記憶するメモリと、
    前記復調部で復調される識別情報と前記メモリに記憶される識別情報とが一致するか否かを照合する照合部とを備え、
    照合が一致する場合に前記駆動部により前記報知部を駆動させて報知することを特徴とする請求項1記載の集積無線IDタグ。
  3. 前記機能部は、
    前記電力変換部により前記電力が供給されて起動し、起動中に物理量を検出するセンサと、
    前記物理量の閾値を保持する保持部と、
    前記センサにより検出された物理量の値と前記閾値との比較をする比較部とを備え、
    前記比較部の比較結果を基に前記駆動部により前記報知部を駆動させて報知することを特徴とする請求項1記載の集積無線IDタグ。
  4. 前記報知部、前記機能部、前記駆動部又は前記電力変換部の少なくとも1つが、有機半導体素子を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の集積無線IDタグ。
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