JP2005092782A - 3次元モデルの生成方法および装置並びにコンピュータプログラム - Google Patents

3次元モデルの生成方法および装置並びにコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005092782A
JP2005092782A JP2003328787A JP2003328787A JP2005092782A JP 2005092782 A JP2005092782 A JP 2005092782A JP 2003328787 A JP2003328787 A JP 2003328787A JP 2003328787 A JP2003328787 A JP 2003328787A JP 2005092782 A JP2005092782 A JP 2005092782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
dimensional model
point
measurement data
dimensional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003328787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4320577B2 (ja
Inventor
Koji Fujiwara
浩次 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP2003328787A priority Critical patent/JP4320577B2/ja
Publication of JP2005092782A publication Critical patent/JP2005092782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4320577B2 publication Critical patent/JP4320577B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Generation (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】間引きによってデータ量が削減された計測データへのフィッティングによって短い処理時間で3次元モデルを生成すること。
【解決手段】対象物を計測することによって得られた計測データについて、当該計測データの各点においてそれぞれの点に対応する部分の補間データをその周辺の複数の点に基づいて算出する第1ステップ(ステップ#21)、算出した補間データとこの計測データとの近似度を評価する第2ステップ(ステップ#22,23)、近似度の評価に基づいて該当する点を削除して計測データのデータ削減を行う第3ステップ(ステップ#24)、および、データ削減が行われた計測データに適合するように3次元モデルを変形する第4ステップを有する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、現実に存在する物体の3次元モデルをコンピュータ上で生成する方法および装置に関する。
現実に存在する物体(人物、動物などを含む)を対象物とし、これら対象物の3次元モデルをコンピュータ上で生成する方法として、物体のシルエットから物体形状を推定する Shape from Silhouette法がある。この方法は、ステレオ法やレーザを使った3次元形状入力機により3次元モデルを生成する方法と比較して、穴のない物体の全周囲モデルの作成が容易である。
その Shape from Silhouette法の中でも最もよく使用される方法の一つに Volume intersection法がある。この Volume intersection法では、すべてのシルエット内に収まる3次元空間内の領域を求める。しかし、この方法で自由曲面の物体の3次元モデルを生成する場合には、多数の視点から入力された(つまり撮影された)画像(シルエット)が必要となり、その作業負担が大きい(特許文献1を参照)。そこで、曲面モデルを直接にシルエットにフィッティングすることにより曲面モデルを生成する方法が、例えば Sullivan らによって提案されている(非特許文献1)。彼らの方法によると、スプライン曲面の持つ「滑らか」な性質を利用して、より少ない視点から入力された画像を用いて物体の3次元モデルを生成することが可能である。
しかし、曲面モデルをシルエットにフィッテイングするに際して、その計算量が膨大であり、多大な時間を要するという欠点がある。これを解決する簡便な方法は、シルエットデータを間引くことである。上に述べたSullivanらの方法においても、シルエットデータを均一に間引くことによって計算時間の低減を行っている。しかし、シルエットデータを均一に間引くものであるので、シルエットの特徴を保存するために最も曲率の高い部分に合わせて間引き率を設定しなければならない。そのため、間引き率を高くすることができず、データ量を大きく削減することが難しい。また、データを間引いて直線的に近似するという点については、例えば特許文献2に開示されている。
これに対して、シルエットの曲率に応じて適応的に間引くことが考えられる。しかし、一般に使用されている2次元図形の単純化アルゴリズムをシルエットデータの間引きに使用した場合には、フィッティングされた曲面モデルが間引かれたシルエットから大きく離れてしまうことがある。
例えば、図11(a)に示すように、ある物体のある視点からのシルエット(シルエット画像)FS11が矩形であった場合に、そのシルエットFS11を構成する多数の点のうち四隅の頂点に位置する4つの点P11〜14のみを残して後は間引いたとする。そうすると、間引き後のシルエットにフィッティングさせて得られる3次元モデルML11は、図11(b)に示すように円形(または球形)となってしまい、元の矩形とは大きく異なってしまう。これは、一般的な2次元図形の単純化アルゴリズムはポリゴン図形を対象とするのでシルエットの点の間は線形補間されるのに対し、フィットされる曲面はシルエットの点を滑らかに補間しようとするからである。
このように、従来においては、モデルフィッテングのためのシルエットデータを適応的に間引くことが困難であった。そのため、シルエットなどの計測データへのフィッティングによって3次元モデルを生成する処理に多大な時間を要していた。
特開2003−123057 特開2000−322568 Steve Sullivan and Jean Ponce,"Automatic Model Construction and Pose Estimation From Photographs Using Triangular Splines," IEEE Trans. PAMI, VOL.20, NO.10, pp.1091-1097, 1998.10)
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、間引きによってデータ量が削減された計測データへのフィッティングによって短い処理時間で3次元モデルを生成することのできる方法および装置を提供することを目的とする。
本発明においては、対象物を計測することによって得られた計測データについて、当該計測データの各点においてそれぞれの点に対応する部分の補間データをその周辺の複数の点に基づいて算出する第1ステップ、算出した前記補間データと前記計測データとの近似度を評価する第2ステップ、近似度の評価に基づいて該当する点を削除して前記計測データのデータ削減を行う第3ステップ、および、データ削減が行われた計測データに適合するように3次元モデルを変形する第4ステップを有する。これらのステップは、順番を変えて実行することもできる。また、同じステップまたはステップ群を繰り返して実行することも可能である。
前記計測データとして、画像中のシルエットデータを用いることが可能である。この場合には、シルエットデータが2次元データであるためデータ量が少なく、データ量の低減に当たっての処理時間は3次元モデルのフィッティングに要する時間と比べて僅かであり、その結果全体の処理時間を大きく低減することができる。
また、前記計測データとして3次元データを用いることも可能である。
第1ステップにおいて、前記補間データとして前記周辺の複数の点を通るスプライン曲線を算出し、前記第2ステップにおいて、算出されたスプライン曲線と前記点との距離を求めるようにすることができる。
前記補間データの算出に当たり、周囲のデータとの接線連続性の条件を加味して行うことにより、計測データのない部分についてもフィッティングにより全体として滑らかな曲面を得ることができる。
本発明によると、間引きによってデータ量が削減された計測データへのフィッティングによって短い処理時間で3次元モデルを生成することができる。
〔第1の実施形態〕
第1の実施形態では、大まかな初期の3次元モデルを、対象物Qを計測することによって得られたシルエット画像にフィッティングを行う例を説明する。
図1は本実施形態に係る3次元モデルの生成装置1のブロック図、図2は対象物Qの撮影の様子を説明する図、図3は撮影された画像FTのシルエットから対象物Qについて初期の大まかな3次元モデルMLSを生成する様子を説明する図である。
図1において、生成装置1は、装置本体10、磁気ディスク装置11、媒体ドライブ装置12、ディスプレイ装置13、キーボード14、およびマウス15などからなる。
装置本体10は、CPU、RAM、ROM、ビデオRAM、入出力ポート、および各種コントローラなどからなる。RAMおよびROMなどに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより、以下に説明する種々の機能が実現される。
磁気ディスク装置11には、OS(Operating System) 、3次元モデル(3次元形状モデル)MLを生成しまたは評価するためのモデリングプログラムPR、その他のプログラム、入力されまたは生成された3次元データ(3次元形状データ)DT,DTS、画像(2次元画像データ)FT、生成された3次元モデルML、光学パラメータ対応テーブル、その他のデータなどが格納されている。これらのプログラムおよびデータは、適時、装置本体10のRAMにローディングされる。
なお、モデリングプログラムPRには、初期化処理、 Volume intersection法による3次元モデルの生成処理、ポリゴンメッシュ生成処理、曲面モデル生成処理、データ削減処理、フィッティング処理、マッピング処理、およびその他の処理のためのプログラムが含まれる。
媒体ドライブ装置12は、CD−ROM(CD)、フレキシブルディスクFD、光磁気ディスク、半導体メモリHM、その他の記録媒体にアクセスし、データまたはプログラムの読み書きを行う。記録媒体の種類に応じて適切なドライブ装置が用いられる。上に述べたモデリングプログラムPRは、これら記録媒体からインストールすることも可能である。3次元データDT,DTSおよび画像FTなども、記録媒体を介して入力することが可能である。
ディスプレイ装置13の表示面HGには、上に述べた種々のデータ、3次元データDT,DTS、画像FT、モデリングプログラムPRによる処理過程の画像、生成された3次元モデルMLS,ML、その他のデータまたは画像が表示される。
キーボード14およびマウス15は、ディスプレイ装置13に表示された画像FTおよび3次元データDT,DTSに対して、ユーザが種々の指定を行うために用いられる他、装置本体10に種々のデータを入力しまたは指令を与えるために用いられる。
装置本体10には、対象物(被写体)Qである物体を種々の視線で撮影しまたは種々の視点から撮影して画像FTを入力するためのデジタルカメラDCが接続される。デジタルカメラDCには、その位置および姿勢を検出して位置姿勢情報SAを出力する位置姿勢センサSE1が設けられている。位置姿勢情報SAは、光学ユニット制御信号および画像FTとともにデジタルカメラDC内に一旦記憶され、まとめて生成装置1に転送される。位置姿勢センサSE1として、例えば加速度センサ付ジャイロセンサなどが用いられる。
なお、生成装置1には、制御信号光学パラメータと光学パラメータとを対応付ける光学パラメータ対応テーブルが格納されており、転送されてきた光学ユニット制御信号は光学パラメータ対応テーブルを参照して光学パラメータに変換される。これによって、仮想空間(メモリ空間)内における各画像FTの位置および姿勢が正しく認識され、またその仮想空間内に3次元モデルや3次元データを正しく配置できる。
また、このような位置姿勢情報SAや制御信号光学パラメータを得るために、例えば、回転ステージにより対象物Qを回転させて撮影を行う場合には、回転ステージの回転角度位置の情報を用いればよい。また、対象物Qの近辺に校正物体を配置し、校正物体とともに対象物Qの撮影を行い、画像中の校正物体の位置などに基づいてそれらの情報を得ることも可能である。
図2において、対象物Qは、デジタルカメラDCによって、その周囲の視点VP1〜5から撮影される。これにより、画像FT1〜5が取得される。画像FT1〜5は、生成装置1の磁気ディスク装置11に一旦格納される。後述するように、これら画像FT1〜5のシルエットデータを用いて、初期の大まかな3次元モデルMLSまたは適当な3次元データDTSをフィッティングし、正確な3次元モデルMLを生成する。また、次に述べるように、画像FT1〜5のシルエットに基づいて、 Volume intersection法により初期の大まかな3次元モデルMLSを生成する。
すなわち、図3に示すように、画像FT1〜5は、装置本体10のメモリ空間(仮想空間)VS1内に配置される。仮想空間VS1において、画像FT1〜5によるすべてのシルエット内に収まる共通領域に基づいて、シルエット法によってポリゴンメッシュからなる大まかな3次元モデルMLSaが生成される。具体的には、入力された各画像FTから対象物Qの輪郭を切り出すことにより、シルエット画像FSが生成され、このシルエット画像FSに基づいてボリュームデータを生成し、そのボリュームデータを、ボリューム表現形式から境界表現形式に変換して、3角ポリゴンメッシュデータを得る。生成された3次元モデルMLSaは磁気ディスク装置11に一旦格納される。
そして、この3次元モデルMLSaを、スプライン曲面からなる3次元モデルMLSに変換する。そのための変換方法として、上に非特許文献1として記載した Steve Sullivanの方法を用いることができる。3次元モデルの表面をスプライン曲面から構成することにより、局部的にではあるが滑らかな表面とすることができる。なお、フイッテングに用いる3次元モデルMLSは、スプライン曲面に限るものではなく、陰的多項関数や細分割曲面などの滑らかな表面を持った3次元モデルも使用可能である。
また、視差のある2枚の画像FTに基づいて3次元再構成を行い、3次元モデルMLSを生成することも可能である。生成された3次元モデルMLSは、本発明における変形対象の3次元形状モデルとして用いることが可能である。
また、装置本体10には、対象物を撮影してその3次元データDTを入力するための3次元入力装置(3次元計測装置)を接続することも可能である。そのような3次元入力装置は、例えば光切断法によって対象物Qの3次元データDTを非接触で計測する。得られた3次元データDTについても、本発明における変形対象の3次元モデルとして用いることが可能である。また、3次元入力装置から、3次元データDTではなく、3次元データDTを生成するための元となるデータを出力し、装置本体10によって3次元データDTを演算によって求めてもよい。
次に、シルエット画像FSに3次元モデルMLSをフィッティングして正確な3次元モデルMLを生成する処理について説明する。
図4はシルエット画像FSのデータを間引く過程を説明する図、図5はシルエット画像FSの補間データと点との距離LSを記録した表の例を示す図、図6はシルエット画像FSと点との距離LSの求め方を説明するための図である。
図4において、点P8,P9,P10,P11…は、1つのシルエット画像FSのデータの一部を示す。つまり、この例において、シルエット画像FSは、それを構成するデータであるn個の点P1〜Pnからなっており、図ではその一部が示されている。図4(A)において、これらの点P8,P9,P10…の包落線がシルエットととなる。
図4(B)に示すように、シルエット画像FSの1つの点Pxに注目し、その点Pxを除いた周囲の4つの点P(x−2),P(x−1),P(x+1),P(x+2)を通る3次スプライン曲線SKを求める。そして、点Pxの近似度の評価に用いるために、点Pxから3次スプライン曲線SKまでの距離LSを求める。
図6に示すように、距離LSは、当該点Pxを通る視線と対象物Qとの最短距離である。つまり、シルエット画像FSおよび3次元モデルMLSが配置された仮想空間において、各視線と3次元モデルMLSのスプライン曲面との距離が距離LSとして得られる。
図4(B)の例では、P10が注目点Pxであり、注目点Pxとその周囲の点P8,P9,P11,P12を通る3次スプライン曲線SK1との距離LSxが求められる。また、図4(C)の例では、P11が注目点Pxであり、注目点Pxとその周囲の点P9,P10,P12,P13を通る3次スプライン曲線SK2との距離LSxが求められる。このような処理を全ての点P1〜Pnについて行い、求めた距離LSをメモリに書き込んで記録する。
図5において、全ての点P1〜Pnについて、1回目の計算によって求められた距離LS11〜LSn1が記録されている。そして、これら距離LS11〜LSn1のうち、最も小さい距離LSを持つ点Pを、シルエット画像FSにおける冗長度が大きい点であるとし、つまり近似度の評価の最も高い点であるとし、その点Pを間引く。図5の例では、点P11が間引かれている。
次に、間引かれた点を除外した残りの(n−1)個の点Pについて、上と同じ処理を繰り返し、それら各点Pと3次スプライン曲線SKとの距離LSxを求める。
図4(D)は2回目の処理の例である。ここではP10が注目点Pxであり、注目点Pxとその周囲の点P8,P9,P12,P13を通る3次スプライン曲線SK3との距離LSxが求められる。注目点Pxの周囲の点Pの中に点P11が無いのは、点P11は1回目の処理で間引かれたためである。
このように、2回目、3回目、4回目…と繰り返し、それぞれの回において最も小さい距離LSを持つ点Pを間引いていく。そして、残りの点Pの個数が所定の個数に達した時点で終了する。このようにして、シルエット画像FSのデータを間引いてデータ削減を行う。
なお、残った点Pの個数が所定の個数に達した時点までデータ削減を行ったが、これに代えて、最も小さい距離LSが所定の値以上になった時点、つまり近似度の評価が所定のレベルまで低下した時点でデータ削減を終了してもよい。
また、上の例では、各回において1つの点Pを間引いたが、2つ以上の点Pを間引いてもよい。また、各回において、所定の値または割合よりも小さい距離LSを持つ点Pを間引いてもよい。
また、上の例では、補間データとして3次スプライン曲線SKを用いたが、2次スプライン曲線、4次スプライン曲線、5次スプライン曲線などを補間データとして用いてもよい。その場合には、注目点Pxの周囲の点Pの個数として、次数に1を加えた値を用いればよい。
このようにして、データ量を低減したシルエット画像FSSが得られる。次に、得られたシルエット画像FSSに対して、先に生成しておいた3次元モデルMLSをフィッティングする。
その際に、次の(1)式で定義されるエネルギーJを最小とするように、各シルエット画像に、3次元モデルMLS(スプライン曲面)をフィッティングする。
J=λ0 0 +λ1 1 ……(1)
ここで、J0 は、スプライン曲面の各部での2次微分の2乗を積分した thin-plate energy と一般に呼称されるものであり、フィッティングするデータが近くにないスプライン曲面の部分をその周囲の部分と滑らかに繋ぐ役割を持っている。J0 によって、表面が大局的に滑らかである条件が加味されることとなり、シルエット画像FSのデータが不足する部分についても、大局的に見て滑らかな曲面となるように3次元モデルMLSの変形が行われるのである。J1 は、上のSteve Sullivanの論文にあるように、シルエット上を通る各視線とその視線から最も近い曲面上の1点との距離(距離LS)の2乗平均である。
この(1)式を最小にするスプライン曲面のパラメータは、例えば山登り法などを用いて反復計算することができる。λ0 ,λ1 はユーザ指定の定数である。なお、(1)式については、上に述べた特許文献1(特開2003−123057)を参照することができる。
このようにしてフィッティングを行い、3次元モデルMLSを変形する。変形した3次元モデルMLSの曲面に対して、シルエット(シルエット画像FSS)上を通る各視線とその視線から最も近い曲面上の点を求め直し、上のフィッティングの処理を繰り返す。これを収束するまで繰り返す。
フィッティングの処理によって得られた3次元モデルMLは、ディスプレイ装置13に表示される。ユーザは、表示された3次元モデルMLに対し、必要に応じて修正を加えることができる。得られた3次元モデルMLは磁気ディスク装置11に格納される。
なお、データ量を低減したシルエット画像FSSを得る際に、初回に、データ量の低減を過度に行ってデータ量を大きく減らしておき、そのようなシルエット画像FSSに対して3次元モデルMLSのフィッティングを行い、3次元モデルMLを生成する。そして、それによっては適当な3次元モデルMLが生成されない場合に、2回目として、データ量が初回よりもやや大きくなるようにデータ量を低減したシルエット画像FSSを生成し、これに対して3次元モデルMLSのフィッティングを行い、3次元モデルMLを生成する。同様にして、シルエット画像FSSのデータ量を徐々に多くしていって、適当な3次元モデルMLが得られるようにする。
このように、シルエット画像FSSのデータ量を少ない方から徐々に多くしながらフィッティングを行うことによって、全体として処理時間の短縮を図ることができる。その理由は、シルエット画像FSSの生成は短時間で行うことができるが、フィッティングには多くの時間を要するので、シルエット画像FSSの生成の回数が多くても、シルエット画像FSSのデータ量を少なくしてフィッティングの時間を低減することによって全体の処理時間が短縮できるのである。
次に、上に述べた3次元モデルの生成処理の全体の流れをフローチャートによって説明する。
図7は3次元モデルの生成処理の全体の流れを示すフローチャート、図8はシルエット画像FSのデータ量の削減処理を示すフローチャートである。
図7において、シルエット画像FSを準備する(#11)。初期の3次元モデルMLSを準備する(#12)。3次元モデルMLSとして、上に述べたように、シルエット画像FSに基づいて生成した3次元モデルMLSを用いてもよいし、3次元入力装置で計測して得た3次元データDTを用いてもよく、またこれとは別途に得た3次元データDTSを用いてもよい。
シルエット画像FSのデータ量を削減する(#13)。データ量を削減したシルエット画像FSに対して、3次元モデルMLSをフィッティングする(#14)。フィッティングの結果、適正な3次元モデルMLが生成されれば(#15でイエス)、処理を終了する。適正な3次元モデルMLが生成されなければ(#15でノー)、シルエット画像FSのデータ量を変えてフィッティングを行う(#13,14)。
図8に示すデータ量削減処理において、まず、シルエット画像FSの各点に対応して、補間データを生成し(#21)、近似度を取得する(#22)。近似度を評価し(#23)、その結果に応じて、冗長度の大きいものから順に点を間引く(#24)。データ量が希望する所定の値に達すれば(#25でイエス)、処理を終了する。
なお、ステップ#21〜24の各処理の順序および処理の回数などは、図示に係わらず種々変更することができる。例えば、補間データの生成を集中的に行い、1回の処理において全ての点についての補間データを生成してもよいし、1つの点について補間データを生成して直ぐにその1点についての近似度を取得してもよく、さらに連続してその1点の近似度を評価してもよい。
この第1の実施形態によると、データ量を低減したシルエット画像FSSに3次元モデルMLSをフィッティングするので、フィッティングの処理に要する時間が短縮され、短い処理時間で3次元モデルMLを生成することができる。シルエット画像FSは2次元のデータであり、データ量はそれ程多くないため、そのデータ量の低減に当たっての処理時間はフィッティングに要する時間と比較すると僅かである。したがって、シルエット画像FSSを得る際に、データ量の低減を過度に行ってデータ量を大きく減らし、フィッティングの結果得られる3次元モデルMLが希望に合わない場合にシルエット画像FSSのデータ量を多くしていく、という方法を採用した場合には、結果的にフィッティングの時間をさらに低減することができ、全体の処理時間を短縮することができる。
シルエット画像FSのデータ量を低減するに当たり、シルエット画像FSの各点において、間引き後のシルエットデータから計算される補間曲線による近似度を評価し、近似度の高い部分を優先的に間引くので、シルエットの曲率に応じて適応的に間引くことができ、しかも間引き率を高くしてデータ量を十分に低減することが可能である。また、フィッティングされた自由曲面モデル(3次元モデル)のシルエットが間引かれたシルエットデータを近似する度合いが高くなるよう、スプライン曲線のような滑らかな補間曲線を使用して近似度を評価するので、結果的に滑らかな曲面の3次元モデルを生成することができる。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態では、大まかな初期の3次元モデルを、対象物Qを計測することによって得られた3次元データにフィッティングを行う例を説明する。
つまり、フィッティングに用いる計測データが、第1の実施形態ではシルエット画像FSであったのが、第2の実施形態では3次元データDTである点が異なるが、他の点については基本的に同じである。したがって、以下においては相違点のみについて主に説明する。他の点については第1の実施形態で述べた説明および図を参照することができる。
図9は3次元データDTの各点およびその周囲の点の様子の例を示す図、図10は3次元モデルの生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。
デジタルカメラ兼用の3次元入力装置を用いて、対象物Qを複数の視点から撮影し、その撮影データ(計測データ)を3次元データDTとして装置本体10に入力する。入力された3次元データDT、つまり距離画像は、撮影時における3次元入力装置の位置姿勢情報を用いることにより、共通のワールド座標に変換される。
大まかな3次元モデルMLSを準備する。そのために、例えば、第1の実施形態と同様に、画像FT1〜5のシルエットを用いて Volume intersection法により3次元モデルMLSを生成する。生成した3次元モデルMLSの表面をスプライン曲面に変換する。
入力された3次元データDTの各点Pについて、図9に示すように、その点(注目点)の周囲の点を通る3次スプライン曲面を求める。その際に、周囲の点の個数は、例えば3次スプライン曲面である場合には16個(42 個)の点を用いる。また、周囲の点を決定する際に、例えば、注目点から所定の距離内にある点としたり、所定の範囲HNにある点とすることができる。求めた3次スプライン曲面が補間データである。補間データとして、2次または4次以上のスプライン曲面を用いることも可能である。他の自由曲面を用いることも可能である。
そして、その注目点から3次スプライン曲面までの距離を計算する。各点から3次スプライン曲面までの距離を評価し、距離の小さいものから順に3次元データDTの点を間引く。これにより、データ量を削減した3次元データDTを得る。
そして、第1の実施形態の場合と同様に、エネルギーを最小とするように、データ量を削減した3次元データDTの各点に3次元モデルMLSをフィッティングする。但し、ここでは次の(2)式のようにエネルギーを再定義する。
J=λ0 0 +λ2 2 ……(2)
ここで、J2 は、3次元データDTの各点とそれらの点から最も近い3次元モデルMLS上の点との距離の2乗平均である。λ2 はユーザ指定の定数である。
フィッティングにより変形した3次元モデルMLの曲面に対して、3次元データDTの各点とそれらの点から最も近い3次元モデルMLSの曲面上の点を求め直し、上のフィッティングの処理を繰り返す。これを収束するまで繰り返す。
次に、第2の実施形態における3次元モデルの生成処理の全体の流れをフローチャートによって説明する。
図10において、3次元データDTを準備する(#31)。初期の3次元モデルMLSを準備する(#32)。3次元データDTのデータ量を削減する(#33)。データ量を削減した3次元データDTに対して、3次元モデルMLSをフィッティングする(#34)。フィッティングの結果、ユーザの希望する適正な3次元モデルMLが生成されれば(#35でイエス)、処理を終了する。適正な3次元モデルMLが生成されなければ(#35でノー)、3次元データDTのデータ量を変えてフィッティングを行う(#33,34)。
第2の実施形態によると、第1の実施形態と同様に、データ量を低減した3次元データDTに3次元モデルMLSをフィッティングするので、フィッティングの処理に要する時間が短縮され、短い処理時間で3次元モデルMLを生成することができる。
上の実施形態において、生成装置1の全体または各部の構成、形状、寸法、個数、処理内容、処理順序、対象物の種類、画像の内容などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。また、シルエット画像FSおよび3次元データDTは、必ずしも対象物Qを計測して得たデータでなくてもよい。
現実に存在する対象物の3次元モデルをコンピュータ上で短時間で生成することができ、生成した3次元モデルは各種CG、アニメーションなどに利用できる。
本実施形態に係る3次元形状モデルの生成装置のブロック図である。 対象物の撮影の様子を説明する図である。 撮影された画像のシルエットから対象物について初期の大まかな3次元モデルを生成する様子を説明する図である。 シルエット画像のデータを間引く過程を説明する図である。 シルエット画像の補間データと点との距離を記録した表の例を示す図である。 シルエット画像と点との距離の求め方を説明するための図である。 3次元モデルの生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。 シルエット画像のデータ量の削減処理を示すフローチャートである。 3次元データの各点およびその周囲の点の様子の例を示す図である。 3次元モデルの生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。 従来における間引きによるフィッティングの例を説明する図である。
符号の説明
1 生成装置(3次元モデルの生成装置)
10 装置本体
11 磁気ディスク装置
13 ディスプレイ装置
DT 3次元データ(計測データ)
FS シルエット画像(計測データ)
DTS 3次元データ(3次元モデル)
ML 3次元モデル
Q 対象物

Claims (8)

  1. 3次元モデルの生成方法であって、
    対象物を計測することによって得られた計測データについて、当該計測データの各点においてそれぞれの点に対応する部分の補間データをその周辺の複数の点に基づいて算出する第1ステップ、
    算出した前記補間データと前記計測データとの近似度を評価する第2ステップ、
    近似度の評価に基づいて該当する点を削除して前記計測データのデータ削減を行う第3ステップ、および、
    データ削減が行われた計測データに適合するように3次元モデルを変形する第4ステップ、
    を有することを特徴とする3次元モデルの生成方法。
  2. 前記計測データは画像中のシルエットデータである、請求項1記載の3次元モデルの生成方法。
  3. 第1ステップにおいて、前記補間データとして前記周辺の複数の点を通るスプライン曲線を算出し、
    前記第2ステップにおいて、算出されたスプライン曲線と前記点との距離を求める、
    請求項2記載の3次元モデルの生成方法。
  4. 前記計測データは3次元データである、請求項1記載の3次元モデルの生成方法。
  5. 前記補間データの算出に当たり、周囲のデータとの接線連続性の条件を加味して行う、請求項1記載の3次元モデルの生成方法。
  6. 前記第3ステップにおいて、対象となるすべての点のうち、近似度の評価の最も高い点を削除し、
    残った点について前記第1〜第3ステップを繰り返すことによって前記計測データのデータ削減を行う、
    請求項1記載の3次元モデルの生成方法。
  7. 3次元モデルの生成装置であって、
    対象物を計測することによって得られた計測データについて、当該計測データの各点においてそれぞれの点に対応する部分の補間データをその周辺の複数の点に基づいて算出する手段、
    算出した前記補間データと前記計測データとの近似度を評価する手段、
    近似度の評価に基づいて該当する点を削除して前記計測データのデータ削減を行う手段、および、
    データ削減が行われた計測データに適合するように3次元モデルを変形する手段、
    を有することを特徴とする3次元モデルの生成装置。
  8. 3次元モデルの生成のためにコンピュータにより実行されるコンピュータプログラムであって、
    対象物を計測することによって得られた計測データについて、当該計測データの各点においてその点に対応する部分の補間データをその周辺の複数の点に基づいて算出する第1処理、
    算出した前記補間データと前記計測データとの近似度を評価する第2処理、
    近似度の評価に基づいて該当する点を削除して前記計測データのデータ削減を行う第3処理、および、
    データ削減が行われた計測データに適合するように3次元モデルを変形する第4処理、 をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
JP2003328787A 2003-09-19 2003-09-19 3次元モデルの生成方法および装置並びにコンピュータプログラム Expired - Fee Related JP4320577B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003328787A JP4320577B2 (ja) 2003-09-19 2003-09-19 3次元モデルの生成方法および装置並びにコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003328787A JP4320577B2 (ja) 2003-09-19 2003-09-19 3次元モデルの生成方法および装置並びにコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005092782A true JP2005092782A (ja) 2005-04-07
JP4320577B2 JP4320577B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=34458257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003328787A Expired - Fee Related JP4320577B2 (ja) 2003-09-19 2003-09-19 3次元モデルの生成方法および装置並びにコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4320577B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007267996A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Plat'home Co Ltd 靴の注文システム
JP2009080076A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Nippon Steel Corp 成形品の形状評価方法及び装置
JP2009110356A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Fujifilm Corp 画像処理装置及び画像処理方法並びにプログラム
CN106157373A (zh) * 2016-07-27 2016-11-23 中测高科(北京)测绘工程技术有限责任公司 一种建筑物三维模型构建方法及系统
CN115100813A (zh) * 2022-06-07 2022-09-23 慧之安信息技术股份有限公司 基于数字孪生的智慧社区系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650730A (ja) * 1992-08-03 1994-02-25 Yunisun:Kk 三次元形状計測装置
JPH0877388A (ja) * 1994-09-06 1996-03-22 Nec Corp B−スプライン曲面のデータ削減方法および装置
JP2001184528A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Minolta Co Ltd 三次元形状データのデータ削減方法及びデータ削減装置
JP2003123057A (ja) * 2001-10-15 2003-04-25 Minolta Co Ltd 3次元形状モデルの生成方法および装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650730A (ja) * 1992-08-03 1994-02-25 Yunisun:Kk 三次元形状計測装置
JPH0877388A (ja) * 1994-09-06 1996-03-22 Nec Corp B−スプライン曲面のデータ削減方法および装置
JP2001184528A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Minolta Co Ltd 三次元形状データのデータ削減方法及びデータ削減装置
JP2003123057A (ja) * 2001-10-15 2003-04-25 Minolta Co Ltd 3次元形状モデルの生成方法および装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007267996A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Plat'home Co Ltd 靴の注文システム
JP2009080076A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Nippon Steel Corp 成形品の形状評価方法及び装置
JP2009110356A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Fujifilm Corp 画像処理装置及び画像処理方法並びにプログラム
CN106157373A (zh) * 2016-07-27 2016-11-23 中测高科(北京)测绘工程技术有限责任公司 一种建筑物三维模型构建方法及系统
CN115100813A (zh) * 2022-06-07 2022-09-23 慧之安信息技术股份有限公司 基于数字孪生的智慧社区系统
CN115100813B (zh) * 2022-06-07 2023-02-17 慧之安信息技术股份有限公司 基于数字孪生的智慧社区系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4320577B2 (ja) 2009-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11562207B2 (en) Set of neural networks
US10137646B2 (en) Preparing a polygon mesh for printing
JP3840150B2 (ja) 3次元客体およびアニメートされた3次元客体のイメージベースの表現とレンダリング方法
US6396492B1 (en) Detail-directed hierarchical distance fields
US6483518B1 (en) Representing a color gamut with a hierarchical distance field
US8711143B2 (en) System and method for interactive image-based modeling of curved surfaces using single-view and multi-view feature curves
EP1703470B1 (en) Depth image-based modeling method and apparatus
JP4035978B2 (ja) 3次元形状モデルの評価方法および生成方法並びに装置
KR20080076610A (ko) 2차원 실사 영상으로부터 3차원 모델을 생성하는 방법 및장치
JP2002520749A (ja) 完全にテクスチャリングされた3次元モデルを発生する方法及びシステム
US11893690B2 (en) 3D reconstruction with smooth maps
JP2000348213A (ja) 三次元画像生成装置、三次元画像生成表示装置、及びその方法並びに記録媒体
US6914601B2 (en) Method, apparatus, and computer program for generating three-dimensional shape data or volume data
JP2002329218A (ja) コンピュータ実現ツールを用いてグラフィクスオブジェクトのサーフェスを編集する方法
JP2002324251A (ja) グラフィクスオブジェクトを編集する方法
CN118196306A (zh) 基于点云信息和高斯云团的3d建模重建系统、方法及装置
US8264487B2 (en) Method for converting polygonal surfaces to levelsets
Wiemann et al. A toolkit for automatic generation of polygonal maps-las vegas reconstruction
JP4320577B2 (ja) 3次元モデルの生成方法および装置並びにコンピュータプログラム
Wiemann et al. Automatic Map Creation For Environment Modelling In Robotic Simulators.
JP4229398B2 (ja) 3次元モデリング・プログラム、3次元モデリング制御プログラム、3次元モデリング・データ伝送プログラム、記録媒体および3次元モデリング方法
Tarbutton et al. Graphics based path planning for multi-axis machine tools
JP4904638B2 (ja) 3次元形状データの生成方法および装置並びにコンピュータプログラム
JP2003123057A (ja) 3次元形状モデルの生成方法および装置
JP2002366935A (ja) ボリュームデータの生成方法および装置並びにコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050613

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050704

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090507

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees